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2025年3月12日

ベリルとは?|石言葉・効果・種類・価値・まで徹底解説!

ベリルという宝石をご存知ですか?ベリルはあまり有名な石ではないので、見たことがなかったり、聞いたことがなくても不思議ではありません。ですがなにかの機会があって、ベリルのことを調べてみようと思うと、きっと驚くと思います。なぜなら、ベリルにはとても多彩な魅力があるからです。

ダイヤモンドといえばクリアカラー、ルビーといえば赤、というように色合いがある程度決まっている石もありますよね。ですが中にはそれとは逆で、たくさんのカラーバリエーションがある宝石もあります。ベリルもそんな、たくさんの色が持つ宝石なのです。

ところで、美しいグリーンの宝石、エメラルドのことはご存知ですか?水色の宝石であるアクアマリンのことは?実はエメラルドは、グリーンのベリル。そしてアクアマリンも、水色のベリルなのです。

これだけでも驚きですが、ベリルは他にももっといろんな色があります!今回はベリルの魅力をたっぷりご紹介します!ぜひベリルについてたくさん知って、もっとベリルを好きになってくださいね!

1.ベリルとは?

出典:GIA

ベリルのことはあまり知らないという人も多いでしょう。「ベリル」という石は、ショップに並んでいることはあまりありません。特に意識しなければ、ベリルという石があることすら知らない人も多いと思います。

ですがエメラルドを知らない人は、ほとんどいないでしょう。宝石に興味がないという人でもエメラルドの名前とグリーンの宝石だということくらいは知っているのではないでしょうか。実はエメラルドはグリーンのベリルです。ベリルという宝石は、あまり知られていません。それなのに実は多くの人が目にしたことがあるという、珍しい宝石なのです。

ベリルについて、その基本情報をまずは解説していきます。

1-1.ベリルの基本情報

ベリルは和名では「緑柱石(りょくちゅうせき)」とも呼ばれる宝石で、ケイ酸塩鉱物という鉱物のグループです。ケイ酸塩鉱物はさまざまな物質を含むことで、性質や色が異なる石に変化します。緑柱石とは呼ばれていますが、ベリルの色はグリーンだけではありません。ただグリーンのベリルというとエメラルドのことなので、ベリルというと緑色だというイメージを持っている人もいるようです。ですが実際にはグリーン、イエロー、水色など、ベリルには多くの色があります。そのすべてが本物のベリルなのです。

ベリルは美しい宝石でもありますが、鉱物として工業的にも大きな価値があります。ベリルはベリリウムという金属元素を含んでいます。このベリリウムは、航空機などに使用されるとても有用な元素です。ベリルはベリリウムの主な原料として、工業的にも欠かせません。美しい見た目でジュエリーに加工されるものもあれば、航空機になるものもあると考えると、ベリルってとても面白い鉱物ですよね。

1-2.ベリルの歴史

ベリルが宝石として認定されたのは、1798年のことです。フランスの科学者であるルイ・ニクラウス・ボークランが、ベリルを含む黄緑色の鉱物を発見したのがきっかけでした。それ以降ベリリウムを含む鉱物は、ベリルと呼ばれるようになります。レッドベリルやイエローベリルなどがその仲間です。

ところがベリルの仲間にはエメラルドやアクアマリンなど、ベリルの発見以前から人々に使用されてきた宝石が数多くあります。それらはベリルという名前ではなく今まで通りの名前で呼ばれることになったのです。

1-3.ベリルの産地

ベリルは世界各地で産出されます。色ごとにその産地は違うので、有名な産地を色ごとにまとめます。

グリーン(エメラルド)…コロンビア、ブラジル、ザンビア、ロシア、ジンバブエ など

クリアカラー(ゴッシェナイト)…アメリカ、マダガスカル、ナミビア、インド など

ピンク(モルガナイト)…ブラジル、マダガスカル、アフガニスタン、アメリカ など

イエロー(ヘリオドール)…ブラジル、アメリカ、ロシア、パキスタン など

水色(アクアマリン)…ブラジル、アフリカ、パキスタン、ロシア など

赤(レッドベリル)…アメリカ

それぞれの産地による特徴などは、次の項でも詳しく解説しますね!

2.ベリルの種類

ベリルは知れば知るほどおもしろい、とても魅力的な宝石です。もし「何かベリルを買おう」と思っても、すぐには決められないでしょう。なぜならベリルにはとてもたくさんの種類があるからです。

この項では、グリーン、水色、ピンク、赤、イエロー、そしてクリアカラーのベリルをご紹介します。どれも美しい宝石で、中にはとても有名な宝石もありますよ!

2-1.グリーン

ベリルの仲間の中でもっとも有名な宝石は、グリーンのベリルであるエメラルドです。エメラルドは世界三大宝石とも呼ばれる知名度も人気もある宝石なので、もはや知らない人はいないのではないでしょうか。

エメラルドは、紀元前4000年くらいから人々に使用されていました。エメラルドは、あの有名なエジプトの女王・クレオパトラが愛用していたことでも知られています。クレオパトラはエメラルドを愛するあまり、自分専用の鉱脈を持っていたそうですよ。

エメラルドの主な産地はコロンビア。世界で流通しているエメラルドの60%以上は、コロンビア産です。エメラルドがグリーンになる要素はひとつではありませんが、コロンビア産のエメラルドはクロムを含むことによってグリーンになります。クロムを含むエメラルドは、あざやかなグリーンで良質なものが多いと言われています。ザンビア産のエメラルドはバナジウムを含むことによるグリーンです。バナジウムによるグリーンは、青みがかった石になると言われています。

実はエメラルドではなく「グリーンベリル」も存在します。グリーンベリルはエメラルドよりも淡いグリーンで、透けるようなさわやかな色合いをしています。「ミントベリル」「ライムベリル」と呼ばれることもあるそうです。エメラルドのような濃いグリーンとはまた違った雰囲気の石ですよ。

2-2.水色

ベリルの仲間の中では、水色のアクアマリンも有名です。「水」「海」を象徴する石で、「幸せな結婚をもたらす石」とも呼ばれているので花嫁が身に付ける石としてもよく用いられています。

アクアマリンは、紀元前5世紀にはギリシャで使用されていた記録が残っています。澄んだ淡い水色であるアクアマリンは、「海の精霊の落とし物」だと考えられていたそうですよ。なんだかロマンチックですね。

アクアマリンの産地として有名なのは、ブラジルのミナス・ジェライス州にあるサンタ・マリア・デ・イタビラ鉱山です。この鉱山で産出されるアクアマリンは濃い水色で最高品質の物が多く、特に「サンタマリア・アクアマリン」と呼ばれています。ところが残念ながら、サンタ・マリア・デ・イタビラ鉱山は現在閉山してしまい、新しい石は産出されません。そのためサンタマリア・アクアマリンはとても希少な宝石になっています。

アクアマリンは、透明感がある水色の石だけではありません。ミルキーアクアマリンは、その名の通り乳白色のアクアマリンです。ミルキーアクアマリンは透明のアクアマリンよりも安価で、ジュエリーよりもパワーストーンとして売られていることのほうが多い石です。かわいらしい色合いで、透明なアクアマリンよりも親しみやすい雰囲気があります。

モスアクアマリンという、少し変わった種類の石もあります。「モス」は苔という意味で、インクルージョンと呼ばれる内部の異物が苔のように見えるアクアマリンのことです。この苔のようなインクルージョンの正体はイルメナイトというチタン鉄鉱で、実際の苔ではありません。アクアマリンには見えない、少し武骨な雰囲気の石です。

2-3.ピンク

ピンク色のベリルは、モルガナイトと言います。モルガナイトはエメラルドやアクアマリンほど有名ではありませんが、2021年には新しく誕生石に制定されたこともあり、これからもっと人気になっていきそうな宝石です。宝石質のものはとても希少ですが、ピンク色でキラキラと輝く石なので「ピンク色の宝石がほしいけど、ピンクダイヤモンドには手が届かない」という人が購入することもあります。

モルガナイトは、1910年に見つかったばかりの石です。エメラルドやアクアマリンに比べると、見つかったのは最近のことですね。また、ブラジルのミナス・ジェライス州でもモルガナイトは産出されます。ブラジルは他の国よりも安定的にモルガナイトが産出されると言われています。

ピンク色のベリルにモルガナイトという名前を付けたのは、実は世界的に有名なジュエリーブランドであるティファニー社です。ティファニー社に所属する宝石学者のジョージ・クンツ氏が、長年の友人であり宝石コレクターでもあったJ・P・モルガン氏の名前にちなんで、モルガナイトという名前を付けようとしたのです。モルガン氏はティファニー社にとってもかなりの得意客であったので、この提案は受け入れられ、今ではモルガナイトの名前は世界中に知れ渡っています。

2-4.赤色

赤い色のベリルはレッドベリルと呼ばれています。レッドベリルは種類の多いベリルの中でも最も希少と言われている希少石で、アメリカでしか産出されません。鮮やかな赤い色で透明度も高く、吸い込まれそうな美しい色合いは、思わずほしくなってしまうような石です。

レッドベリルの赤は、マンガンに由来しています。マンガンの量で赤色の濃さが変わるので、レッドベリルを採ろうと思って採掘しても淡いピンク色の石しか採れず、ピンクベリルに分類されてしまうことも珍しくありません。採掘するまで色あいはわからないので、一種の賭けのようなものですね。色合いの国際的な規定などがないので、レッドベリルと思って購入したベリルでも、鑑別に出すとピンクベリルと言われてしまう可能性もあるので気を付けましょう。

レッドベリルはベニトアイト、ロードクロサイトと並んでアメリカ三大希少石と呼ばれている、とても珍しい宝石です。産地はアメリカのユタ州とその周辺に限られています。近年はほとんど産出されないので、もう枯渇しているのでは?という噂もあるくらいです。レッドベリルはとても希少なので、ショップで見かけること自体があまりありません。もし偶然見かけたら、ぜひよく見てみてくださいね。見られるだけでもとてもラッキーな宝石です。

2-5.黄色

イエローのベリルは厳密に言うと3種類あります。その3種類とは「イエローベリル」「ゴールデンベリル」「ヘリオドール」です。どの黄色のベリルも鉄を含んでいて、その量で色合いが変わります。

この3種類の宝石は、かつてはまとめてヘリオドールと呼ばれていました。ヘリオドールは「太陽からの贈り物」という意味です。ギリシャ神話の太陽神「ヘリオス」にちなんだ名前で、太陽のような力強さを持つ石だと言われています。現在では、黄色のベリルは色合いで分類されています。透明感のあるイエローがイエローベリル、わずかに赤みのあるイエローがゴールデンベリル、グリーンっぽさを感じるイエローがヘリオドールです。

イエロー系ベリルの最高品質の物は、ロシア・ウラル地方で産出されます。その他にもブラジルのミナス・ジェライス州やナミビア産のイエロー系ベリルも評判が良いです。さらに、イエロー系のベリルは加熱によって変色するという特徴もあります。淡い色合いのイエローが濃いイエローになったり、さらに高温で加熱すると淡い水色のアクアマリンに変化します。品質のあまり良くないイエロー系のベリルは、アクアマリンに加工して販売することも多いそうです。

2-6.クリアカラー

クリアカラーのベリルはホワイトベリル、もしくはゴッシェナイトと呼ばれます。厳密に言うとホワイトベリルとゴッシェナイトは別物で、完全に無色のベリルがホワイトベリル、わずかに色がついたベリルがゴッシェナイトです。ですが完全に無色のホワイトベリルは本当に希少で、ほとんどがゴッシェナイトです。ゴッシェナイトはそのクリアな輝きから、ダイヤモンドの模造品としても使用されていました。

ゴッシェナイトが発見されたのは、1844年のアメリカです。マサチューセッツ州のゴーシェンという場所で見つかったので、その地名にちなんで名付けられました。かつてはゴッシェナイトは、メガネのレンズとして用いられていたそうです。その頃はゴッシェナイトが洗練されたアイテムとして人気だったそうですよ。

ジュエリーにするほどの品質でないゴッシェナイトは、パワーストーンとして加工されます。ですがそれでもやはりとてもレアな石なので、他のパワーストーンよりも高額であることが多いです。

3.ベリルのスピリチュアル的な意味と効果

ここまではベリルの基本的な情報と、それぞれの色のベリルの特徴や産地についてご紹介してきました。この項では、ベリルのスピリチュアル的な、パワーストーンとしての側面からその魅力に迫りたいと思います。

ベリルの持つスピリチュアル的な意味と効果をご紹介していきますので、ぜひ自分に一番あったベリルを探してみてくださいね。

3-1.ベリルは誕生石?

宝石に興味がある人の多くは、誕生石も気になるでしょう。誕生石とは1月から12月まで、それぞれの月に割り当てられたその月を象徴する宝石のことです。それぞれの月に1~4種類、全部で29種類の宝石が誕生石が制定されています。

誕生石にはふたつの効果があります。ひとつは、その月に生まれた人が身に付けるとお守りになる。もうひとつは生まれ月に関わらず、その石が象徴する月に身に付けると、お守りになるという効果です。そのふたつの効果を踏まえた上で誕生石を身に付ければ、お守りとしての効果を発揮してくれるでしょう。

ではベリルはどの月の誕生石なのでしょうか。ベリルはさまざまな色があり、色ごとに種類も異なるので、その種類によって象徴する月も異なります。

3月:アクアマリン

4月:モルガナイト

5月:エメラルド

上記の3種類のベリルは、誕生石です。ちなみに、2月の誕生石にクリソベリル・キャッツアイという石があります。名前にベリルが含まれているので、この石もベリルの仲間なのかな?と思うかもしれませんが、ベリルとクリソベリルはまったく別の種類の宝石です。

3-2.ベリルの石言葉

宝石にはそれぞれ、石言葉や宝石言葉と呼ばれるその石を象徴する言葉があります。わかりにくいという人は、花言葉を思い出してください。花にはそれぞれ花言葉があるのは有名ですよね。花を購入する時に、花言葉を意識したりする人もいるでしょう。その宝石バージョンが、石言葉なのです。

花も色によって花言葉が異なるように、宝石も色によって石言葉は異なります。ベリルも色によってさまざまな石言葉を持っている宝石です。それぞれのベリルの石言葉をご紹介しますね。

エメラルド:幸運、幸福、夫婦愛など

アクアマリン:富、聡明、勇敢など

モルガナイト:愛情、清純、優美など

レッドベリル:誠実、幸運、気品など

イエローベリル:希望、自身、輝く日々など

ゴッシェナイト:気品、優美、聡明など

どのベリルを身に付けるか迷っているのであれば、石言葉で選ぶのもひとつの方法です。「こんな自分になりたい」「今の自分に足りないのはこれだ」と思う石言葉を持つ石を身に付けると良いですよ。

3-3.ベリルの効果

ベリルは、身に付けることで持ち主にさまざまな影響を与えます。ベリルの持つ効果は、石言葉と同じようにそれぞれ色ごとに異なるので、その効果を見極めて自分に合ったベリルを身に付けたいですよね。もちろん何か気に入っている石があるなら、それを身に付けるのが一番です。それは単に好きな石を身に付けたほうがいいという理由の他に、スピリチュアル的な意味もあります。

スピリチュアル的には「その時身に付けたい石の効果が、自分が必要としている効果」という考え方があります。もちろん「こんな効果が欲しいなぁ」と自覚している場合もありますが、自分がどうなりたいのかわからないという人もいますよね。自分でもはっきりとわかっていない自分の本当の欲求を、パワーストーンは教えてくれます。「なんとなくこの石が欲しい」と思ったら、その石の効果が今あなたに必要なパワーだというわけです。

ですが、どれもよく見えてしまって決められないということもありますよね。そんな時は、それぞれの効果を参考にしましょう。今一番自分に必要なのはどのベリルなのか、じっくり考えてみるのも良いかもしれません。

グリーンのベリルの効果:「愛と癒し」

普段から強い孤独感を感じていたり、疲れている自覚がある人はエメラルドがおすすめです。エメラルドは強いヒーリングの効果で、持ち主を癒してくれます。大きな愛を持っているパワーストーンなので、持ち主を優しく包み込み、心身ともに安らぐことができるでしょう。その愛は持ち主だけでなく周囲の人も包み込んでくれるので、穏やかな環境を作り出すことができます。なんとなく周囲がピリピリした緊張感に包まれていると感じるような時にも最適ですよ。

水色ベリルの効果:「コミュニケーション能力の向上」

アクアマリンはコミュニケーション能力を向上させるパワーを持っています。特に身近な人とのコミュニケーションを円滑にしてくれるので、家族とケンカしてしまった時にもいいでしょう。アクアマリンは「良い結婚をもたらす石」とも言われていて、特に結婚の予定がある人が購入したり、プレゼントとしてもらったりすることが多い石です。アクアマリンを身に付けることで精神が落ち着き、夫婦仲をさらに良くすると言われているので、身近な人が結婚するという時にプレゼントするのもおすすめですよ。

ピンク色ベリルの効果:「恋愛や無償の愛」

「愛と調和の石」であるモルガナイトは、女性を助けてくれる石だとも言われています。持ち主のかわいらしさや美しさを引き出すパワーを持っていて、恋愛をサポートしてくれるのです。「恋人ができてもすぐに別れてしまう」「愛情が続かない」という悩みがある人は、モルガナイトを身に付けてみてはいかがでしょうか。また、モルガナイトは持ち主の恋愛だけでなく、周囲の人へも無償の愛を分け与える石です。自分にも、周囲の人にも優しくすることができるようになりますので、穏やかな人間関係を築くことができるでしょう。

レッドベリルの効果:「持ち主のチャレンジを助ける」

レッドベリルは持ち主の潜在能力を引き出す石で「新しいことに挑戦したい」「困難から逃げずに立ち向かいたい」という気持ちに応えてくれます。これから新しく一歩踏み出す人におすすめですよ。

レッドベリルは、その挑戦の直前やその時だけ身に付けるというよりは、しばらく身に付けておいたほうがいいパワーストーンです。ただひょいと手助けする石というよりは、じっくりと持ち主の才能を開花させるパワーを持つ石なので、身に付ける側もじっくりとレッドベリルに向き合ってみてくださいね。

イエロー系のベリルの効果:「金運とインスピレーションをアップさせる」

黄金をイメージするイエローであることに加え、イエロー系のベリルは太陽のパワーを持っているとも言われています。太陽の強いパワーで、金運を引き寄せてくれるそうです。

また明るく照らす太陽のパワーで、イエロー系のベリルは持ち主や周囲の見通しを良くしてくれます。今まで気付かなかったささいなことにも気付くようになり、芸術面でもパワーアップすることができるでしょう。ただし、それに伴って嫌なことにも気付いてしまうので、その点には気を付けてくださいね。

ゴッシェナイトの効果:「バランス感覚を養う」

ゴッシェナイトは全身にくまなくパワーを行きわたらせる石で、心身ともにバランスを取ってくれます。身体の調子が悪い時だけでなく、気持ちが偏ってしまう人、特にネガティブな気持ちを抱えやすい人に良い影響を与えてくれるでしょう。慎重なのは良いことですが、心配しすぎると何もできない状態になってしまいます。そんな時に持ち主の心配事を見抜き、気持ちのバランスを取ってくれるのがゴッシェナイトです。「真実を見抜く石」とも呼ばれているので、ついつい小さな嘘をついてしまう人にもおすすめですよ。

4.ベリルの価値

宝石を購入する時に何を選ぶかは人それぞれです。色などの品質、直感、ブランド物かどうかなど基準はたくさんありますし、最終的には自分自身が納得して、気に入るならどのような基準で宝石を購入しても間違いではありません。たとえば宝石は多くの場合色が濃く鮮やかなものが良いとされますが、もし「私は淡いパステルカラーの宝石が好き」と思うのであれば、それを購入してください。もちろん身に付けるアクセサリーはTPOに合わせる必要はありますが、普段使いのアクセサリーは自分が気に入っているかどうかが一番大事です。色が薄くても、インクルージョンが多くても、自分がほしいと思う物を購入してください。

ですがもちろん、宝石には一般的に価値が高いとされる基準があります。その基準を知っておくのは悪いことではありません。何も知らずにただ直感だけで選ぶのも悪いことではありませんがいろんな価値の基準を知った上で選ぶのもひとつの方法です。

4-1.宝石の価値について

これはベリルに限ったことではありませんが、宝石の価値は一般に色、インクルージョン、大きさなどで決まります。それぞれの基準について、詳しく見ていきましょう。

まずは見た目でわかる宝石の基準、色についてです。一般的にダイヤモンド以外のカラーストーンは、色が濃ければ濃いほど品質が良いとされ、高価になります。赤ならピンクっぽい赤よりも紫っぽい赤、グリーンなら黄緑っぽい色よりもより濃いグリーンのほうが良い石だということです。微妙なニュアンスはありますが、見た目でわかりやすいので、判断しやすいですね。

次に、宝石の内部に含まれるインクルージョンの種類や量も、宝石の価値に大きく関わります。宝石は純粋な石ではなく、異物、つまりインクルージョンを含んだものになるのです。インクルージョンはその種類も、色や大きさなどの特徴もそれぞれ異なります。希少なインクルージョンが入り込んだために、高価になる宝石はよくあります。反対に、不要なインクルージョンが入っている宝石は価値が低いとされます。インクルージョンがある宝石とない宝石では価値がだいぶ違いますので、購入する前にインクルージョンが入っているかどうかは確認するようにしてください。

最後は大きさです。ジュエリーとしての宝石は大きければ大きいほどいいというわけではありませんが、宝石の価値は大きいほど高くなります。同じような色合いで、インクルージョンも同じような石だった場合、大きい物と小さい物なら大きい物のほうが高価です。

4-2.価値の高いベリルとは

価値が高いベリルとはどんなものなのでしょうか?

まず第一に考えなければならないのは、ベリルはその石の種類によって価値が異なるということです。ベリルの中でもっとも価値が高いのはレッドベリルです。レッドベリルはアメリカでしか採れないとても希少な宝石で、流通量も多くありません。そのため同じベリルの中でも、レッドベリルの価値は格段に高くなっています。

次に価値が高いのはエメラルドです。エメラルドはとても高価な宝石なので、これには納得という人も多いでしょう。エメラルドの次に価値が高いのは、クリアカラーのベリル、ゴッシェナイトです。ゴッシェナイトは知名度が低いので、そんなに価値が高いのかと驚く人もいるかもしれません。実はゴッシェナイトはそれほど高価ではないのにダイヤモンドに似た宝石ということで、ダイヤモンドの代用品として使用されてきたのです。そのためゴッシェナイトはベリルの中でも価値が高い種類です。

アクアマリンやモルガナイト、イエロー系のベリルなどは比較的お手頃な価格で購入できる宝石です。とはいえとても品質が良いものは高価なので、品質と価格のつり合いを考えつつ、良いものを選びましょう。購入するベリルの種類を決めたら、前の項でご説明した宝石の価値を照らし合わせて良い石を選んでくださいね。

4-3.ベリルの値段

具体的にベリルの値段はいくらくらいなのか、気になりますよね。一番高価なレッドベリルは、とても希少なのでそもそもほとんど流通していません。ごくまれに売られている時は、品質にもよりますが0.1カラットという小さな石でも数万円もします。

エメラルドは人気もありますし、ショップで見かけることも多いですよね。エメラルドは品質にもよりますが、小さい物であれば1万円ほどで購入することもできます。ゴッシェナイトやアクアマリン、モルガナイトなどは、1万円以下で購入できるジュエリーも多いので、予算はあまりないけれど何かベリルがほしいという人は、気に入るものを探してみてください。

宝石の値段は、石の品質以外にもさまざまな要素で変動します。たとえばそれまで宝石が採れていた鉱山が閉山したり、政治的な情勢不安、円相場など……。ほとんど同じ宝石でも購入する国や時期によって、価格がかなり変わることを覚えておいたほうがいいでしょう。

4-4.ベリルの選び方

ベリルをどうやって選べばいいかわからないという人も多いでしょう。もちろん直感的に選べる人はそれでいいのですが、迷ってしまうという人のために、いくつかベリルの選び方をご紹介します。

まずは誕生石を身に付けるという方法です。誕生石の項でもご紹介しましたが、アクアマリンは3月の、モルガナイトは4月の、エメラルドは5月の誕生石です。3~5月生まれの人、もしくは3~5月の間はこれらの宝石を選んでもいいでしょう。

次に色で選ぶという方法です。ベリルにはさまざまな色があります。赤、グリーン、ピンク、イエロー系、水色、透明なものもあり、好きな色を選ぶこともできます。ベリルには比較的購入しやすい価格の物も多いので、複数のベリルを購入してその日のコーディネイトに合わせるのも素敵ですよね。

あるいは、スピリチュアル的な意味で選ぶのも良いでしょう。疲れている時はエメラルド、恋愛に悩んでいる時はモルガナイトなど、自分が今どんな効果を求めているのかを考えてみましょう。ベリルのスピリチュアル的な意味をよく考えて選ぶと、良い効果が得られるかもしれませんね。

5.まとめ

今回はベリルという宝石について、ご紹介しました。ベリルは緑柱石とも呼ばれる石ですが、その色は緑とは限りません。赤、水色、ピンクなど、たくさんのカラーバリエーションがある石です。

しかもグリーンのベリルはエメラルド、水色のベリルはアクアマリンと、他の名前で有名になっているベリルもあります。ベリルは色ごとに違う種類に別れていて、酒類ごとに石言葉やスピリチュアル的な意味も異なる宝石です。ややこしいと思うかもしれませんが、元は同じ宝石であるのにここまで個性的なのはとても面白いですよね。

知名度はそこまで高くないベリルをせっかく知ることができたのですから、その個性を充分に楽しみましょう。自分にぴったりなベリルを探してみてください。あなたに一番合うベリルがきっとあるはずですよ。

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