2024年9月17日
ジャン・シュランバージェとは?ティファニーの天才ジュエリーデザイナー
ジャン・シュランバージェはティファニーを代表する3大デザイナーのひとりで伝説のデザイナーです。
自然界の造形美からインスピレーションを得てつくる彼のジュエリーは、時代を超えて世界中の人々を魅了しています。世界各地への旅や自宅のあるカリブ海の島の自然を題材とし、幻想的で独創的なジュエリーが彼の感性によって生み出されたのです。ジャン・シュランバージェの作品は、後のティファニーに多大な影響を与えました。
今回はそんなジャン・シュランバージェについて、代表作品や彼の作品を愛したセレブリティについてなど解説していきます。
目次
1.ジャン・シュランバージェとは?
ジャン・シュランバージェは、1960年代のアートジュエリーを牽引してきた20世紀を代表するジュエリーデザイナーのひとりです。
20世紀でもっとも才能のあるひとりとも言われています。
彼はどのようにしてキャリアと名声を築いていったのでしょう。まずは、ジャン・シュランバージェの生い立ちや経歴について解説していきます。
1-1.ジャン・シュランバージェの生い立ち
1907年、当時ドイツ領であったフランス・ミュルーズで伝統的な繊維製造業を営む裕福な家庭の次男として誕生しました。
少年時代のシュランバージェは、動物や植物などに惹かれ、自然からなるものをスケッチし、この頃からすでにデッサンの才能を発揮していました。
しかし両親からは跡継ぎとして期待されていて、芸術家になることは望まれていませんでした。シュランバージェはビジネスと経営を学び、アメリカ・ニュージャージー州の繊維工場とドイツ・ベルリンの銀行で働くも、どちらも彼の性に合わず、パリへ移住することを決めます。パリでは、美術系の出版社などに勤めながら、友人たちのジュエリーの制作をするようになりました。
1-2.デザイナーとしてのキャリア
シュランバージェの才能に最初に目を付けたのが、ココ・シャネルのライバルでもあったファッションデザイナーのエルザ・スキャパレリでした。
スキャパレリは、自身のコレクションで使用するボタンの制作をシュランバージェに依頼。1937年にエルザ・スキャパレリのコレクションにて、ボタンとコスチュームジュエリーのチーフデザイナーに起用されます。シュランバージェのデザインした果物や虫の形のボタンは、コレクションで高い評価を得ました。
その後、第二次世界大戦中の1940年にシュランバージェはニューヨークへ移住し、幼馴染のニコラス・ボンガードと再会します。ニコラス・ボンガードは、ジュエリーの分野での経験があり、シュランバージェの新たなビジネスパートナーとなります。2人は小さなジュエリーショップを開業しますが、すぐにフランス軍に徴兵されてしまいます。戦後、彼らは再び小さなサロンを開きます。
1-3.ティファニーとのコラボレーションが開始
ティファニーは1950年代にウォルター・ホーヴィングが新たな社長に就任。
1956年にシュランバージェとボンガードは、ティファニーにデザイナーとして招かれ、ティファニーとのコラボレーションが始まりました。シュランバージェは「アイディアは筆先で思い浮かぶ」と語り、ひとつひとつのデザインを鉛筆で描き出すことから始めました。そして、滑らかな極薄のトレーシングペーパー、ペン、墨汁などの画材を使い、色彩を加えます。
シュランバージェがデザインしたものを、ボンガードが蝋や粘土製の模型にし、ふたりが選んだ最適な宝石とセッティングで、熟練の職人が製作し完成させます。1961年公開の映画「ティファニーで朝食を」で女優オードリー・ヘップバーンが着用したネックレスもシュランバージェがデザインしたものです。
このネックレスは、「リボンロゼット」と呼ばれ、シュランバージェの代表作品となっています。センターストーンには、128.54カラットのイエローダイヤモンド「ティファニーダイヤモンド」が輝き、まさにティファニーを象徴するジュエリーとなったのです。シュランバージェは、1970年代後半に引退するまで、ティファニーにアトリエを構え、数々の名作を世に残しました。
そして1987年8月29日、80歳の時にパリにて生涯を閉じます。
2.ティファニーで活躍したジュエリーデザイナー御三家
ティファニーはこれまでに数多くのデザイナーが活躍しています。
その中でもティファニーで多大な功績を残したのが、ジャン・シュランバージェを含めた以下の3人です。
2-1.ジャン・シュランバージェ
1956年からティファニーのジュエリーデザイナーとして活躍。一時は副社長まで務め、経営にも携わるなど、ティファニーの歴史を語るうえで欠かせない重要人物のひとりです。
ティファニー製品の中でも群を抜いて高価なジュエリーを製作。花や果物、動物など、自然界のエレメントをきらびやかな装飾と独自の色彩感覚でジュエリーに落とし込むのを得意としています。
ジャン・シュランバージェの作品はジュエリーを超えて美術品としても評価が高く、時代を超えて愛され続けています。
2-2.エルサ・ペレッティ
ファッションモデルからデザイナーへ転身したエルサ・ペレッティ。1974年にティファニーの専属ジュエリーデザイナーに就任します。
ティファニー就任後は、オープンハートやビーン、バイザヤードなどさまざまなヒット作を世に送り出します。
エルサ・ペレッティの作品はシンプルで繊細で彫刻のような曲線が特徴。当時、装飾的できらびやかなジュエリーが多かったこともあり、「ジュエリー界に革命をもたらした」とも言われていました。シルバージュエリーを確立させた人物ともいえます。
2-3.パロマ・ピカソ
天才画家パブロ・ピカソを父に持つ生まれながらの芸術家。
イヴ・サン・ローランのコレクションでジュエリーをデザインしたことを機にティファニーの目に留まります。
1979年のティファニーの展示会でのテーブルセッティングを担当。翌年1980年に正式にティファニーのジュエリーデザイナーに就任。ラビングハートやグラフィティ、オリーブリーフが代表作品です。
3.ジャン・シュランバージェ コレクションの特徴
シュランバージェの多くのデザインは、自然の造形美からインスピレーションを得て生まれたものです。植物や海の生物、動物などをダイヤモンドやジェムストーンを使い、エレガントなジュエリーデザインとして表現することを得意としました。独自の色彩感覚で、ダイヤモンド、エメラルド、サファイア、ルビーなど多種多様な宝石がセットされます。
シュランバージェは創作意欲を掻き立てるために、バリ島、インド、タイを頻繁に旅しました。彼のエネルギッシュで美しい作品は、自らを自然の中に溶け込ませることで、感性を研ぎ澄まされてつくられたものなのです。シュランバージェは、ジュエリーを身につけた時に、どのように見え、どのようにインパクトを与えられるかまでを計算し尽くし、最も美しく輝くようにデザインしました。多くの名作たちは、彼の住むカリブ海のグアドループ島で生まれています。
また、ティファニーといえば「スターリングシルバー」のイメージがありますが、ジャン・シュランバージェの作品にはシルバー製品はなく、プラチナやイエローゴールドが用いられています。技法も非常に凝ったつくりをしていて、ひとつひとつの製品に手間をかけて製作されました。
ジャン・シュランバージェの作品が、リングひとつにしても100万円ほどの高価なジュエリーとなるのは、デザイン、素材、技法、を考慮すると、それ相応の値段といえるでしょう。
4.ジャン・シュランバージェの代表作品
ここからは、ジャン・シュランバージェの代表作品について解説します。
4-1.バード オン ア ロック
1965年に発表されたバード オン ア ロック。旅で行ったアジアとシュランバージェが夏に過ごしたカリブ海のグアドループで出会った黄色いオウムから着想を得て生まれました。
バード オン ア ロックの小鳥が宝石にちょこんととまった愛らしいデザインは、世界中の人々の心に響き、何年にもわたって愛され続ける不朽の名作です。
ティファニーのイエローダイヤモンドは、これまでに計5回、デザインを変えてセットされてきました。ひとつは第一章でも触れた「ティファニーで朝食を」に使われた「リボンロゼット」。そして1995年に、バード オン ザ ロックにイエローダイヤモンドがセットされました。
鳥のモチーフと128.54カラットのイエローダイヤモンドの組み合わせは、今までにない斬新なアイディアで人々を魅了し、バード オン ア ロックの魅力と名声をさらに高めることとなりました。
4-2.エナメルブレスレット
エナメルブレスレットは、18Kイエローゴールドにエナメルを重ねていく、パイヨン装飾という19世紀の技法が使われています。
上質なゴールドフォイルのシートに透明感のあるエナメルを重ねて何度も焼成することで、特別な深みのあるものに仕上がります。
この明るい色のエナメルと鮮やかなジェムストーンを組み合わせることで、唯一無二の美しさを引き立てるのです。
4-3.リン
リンシリーズは、Xモチーフの周りに流線的なクロスと4つのダイヤモンドがあしらわれたシンプルながらも華やかで優美なデザイン。
花びらのように展開された4つのダイヤモンドは独創的で美しく、パーティーシーンでのドレス姿にもぴったりです。
リング、ネックレス、ピアスなどに展開されていて、ジャン・シュランバンバージェの作品の中では比較的手に届きやすい価格となっています。
4-4.16 ストーン リング
1959年に結婚指輪として発表された16ストーンリング。
Xモチーフと16石のダイヤモンドがあしらわれた、まるでアンティークジュエリーのような繊細さと斬新さを併せ持ったデザインのリングです。
きらびやかに輝く16のダイヤモンドの間に、8つのクロスが端正に配置され、どの角度から見てもエレガントな雰囲気を演出しています。
細かなパーツが緻密に組み合わさることで生まれる独特のボリューム感が魅力的です。
4-5.ロープリング
プラチナやゴールドの素材をロープ状にツイストしたデザイン。
なだらかで流れるようなラインのデザインは港に繋がれるロープを思い起こさせます。
ロープは2重の2ロウから6重にもなる6ロウまであります。6ロウはかなりのボリュームになりリング幅は10mm程度のゴージャスなモデルです。
4-6.アポロ ブローチ
イエローゴールドとプラチナにダイヤモンドをセッティングした幻想的なデザインのブローチ、アポロ。その名のとおり、原子の周りを回る電子からインスピレーションを得て生まれました。
美しく輝くラウンドブリリアントカットのダイヤモンドが精巧にセッティングされ、周りのゴールドのアクセントが際立ち、圧倒的な存在感を放っています。
「ブルーブック2024:ティファニー セレステ」ではジャン・シュランバージェの代表的な「アポロ」を含む天空に関する7つのテーマを、ナタリー・ヴェルディユが再解釈し、コレクションを引き継いでいます。
4-7.フレーム イヤリング
太陽の炎を連想させるフレーム イヤリング。
ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドセッティング部分にはプラチナを使用。太陽の炎となる部分には18Kゴールドを用いて情熱的な炎を表しています。
「アポロ」と同じく、2024年のサマーコレクションで、このフレームイヤリングから着想を得たネックレスとイヤリングが発表されています。
合計53カラットとなるダイヤモンドを贅沢に敷き詰め、太陽の炎を模した部分には、合計46カラットを超えるミックスカットのダイヤモンド。これらのダイヤモンドが7カラットのダイヤモンドをより一層美しく際立たせています。
イヤリングは、ファンシーインテンスイエローダイヤモンドが炎の中心となり、ホワイトダイヤモンドが周りを取り巻くアクセントとして輝きます。
4-8.スターアーチンブローチ
スターアーチンブローチは1956年につくられた星型のクリップオン・ブローチです。
中心にセッティングされたパヴェダイヤモンドのリボンから細長いサンゴが枝のように突き出たデザイン。
このスターアーチンブローチを模したシャンデリアイヤヤングが、「ブルーブック2023年:アウト・オブ・ザ・ブルー」で発表されています。ウニをイメージしたイヤリングで、オーバルカットのインペリアルトパーズの周りには突起した形のカーネリアンが囲み、1列に並んだラウンド・ブリリアントカットのダイヤモンドでつながれています。
ジャン・シュランバージェは、海の持つ威厳と神秘に魅了され、それをジュエリーに託し表現してきました。
4-9.4リーフブローチ
4リーフブローチは、エキゾチックな植物や庭園からインスピレーションを得てつくられたものです。
合計1.75カラットの優美に輝くブリリアントカットダイヤモンドが、オーバル カボション カットの4つのターコイズを囲みます。
鮮やかなターコイズブルーがとても印象的で、コーディネートを明るく華やかに仕上げてくれるでしょう。
5.ジャン・シュランバージェを愛したセレブリティ
ジャン・シュランバージェの類ないセンスによって生み出されたジュエリーは、これまでに多くのセレブリティたちを魅了してきました。
5-1.ジャクリーヌ・ケネディ
鮮やかなカラーリングのエナメルブレスレットは、ジャクリーヌ・ケネディが愛用していたことで「ジャッキーブレスレット」とも呼ばれるほど、人々に大きな印象を与えました。
このエナメルブレスレットは、ファーストレディ時代の1962年に購入したと言われています。その後も色違いで購入し、デイタイムのさまざまな場面で着用し、時には重ね着けすることもありました。
また、ジョン・F・ケネディが妻のジャクリーヌ・ケネディに、息子のジョン・F・ケネディ・ジュニアの誕生後に贈った”トゥーフルーツブローチ”も有名です。ルビーとダイヤモンドがあしらわれたストロベリーの可愛らしいブローチです。現在はジョン・F・ケネディ大統領図書館・博物館に、妻ジャクリーヌ・ケネディにプレゼントしたジュエリーが展示されています。
5-2.エリザベス・テイラー
ハリウッドの大女優エリザベス・テイラー。彼女の襟元を飾るのは、 海の花をイメージしてつくられたブローチ、”フルール ドゥ メール(海の花)”。
紺碧の海を連想させるセイロン産のサファイアとダイヤモンドがきらめく美しいブローチです。
当時の夫、リチャード・バートンからの贈り物で、1996年のアカデミー賞を受賞した『バージニア・ウルフなんかこわくない』の広告写真で身に着けるなど、日常的に愛用していました。
5-3.ダイアナ・ヴリーランド
伝説のファッショニスタと呼ばれるダイアナ・ヴリーランド。
「ハーパーズ バザー」のファッション担当から「ヴォーグ」の編集長へと引き抜かれ、その後はニューヨークのメトロポリタン美術館意匠研究所の顧問に就任。ダイアナ・ヴリーランドは、エルザ・スキャパレリ時代に制作していたシュランバージェの作品を「ハーパーズ バザー」で紹介し、自身もシュランバージェのコレクターとなります。
ジャン・シュランバージェがダイアナ・ヴリーランドのためにデザインした”トロフェ ブローチ(武勇の戦利品)” は、強くて美しい、まさにヴリーランドらしいデザインです。
ヴリーランドはシュランバージェについて「宝石の奇跡を高く評価している。彼にとってジュエリーは夢を実現するための手段であり方法なのです」と語っています。
5-4.ブルック・アスター
メトロポリタン美術館、セントラルパーク動物園など、ニューヨークの施設への寄付で有名になった大富豪、ブルック・アスター。
ブルック・アスターは、1960年代に夫ヴィンセント・アスターの莫大な財産を相続。彼の遺言どおり、相続した総額2億ドルを48年間にわたって社会のために役立てました。
ファッションリーダー、社交界の花形としても活躍していた女性でもあり、1973年にシュランバージェへオーダーした ”スターフィッシュ(ヒトデ)”のブローチを日常使いとして愛用していました。
5-5.ミア・ファロー
21歳で周囲の反対を押し切って、29歳年上のアメリカの歌手で俳優のシナトラと結婚したアメリカ出身の女優ミア・ファロー。
バレンタインの時にシナトラから贈られたのが、シュランバージェがデザインしたエレガントなシガレットケースでした。
イエローゴールドを編み込んだような凝ったデザインで、一粒のサファイヤが輝くシンプルかつゴージャスなシガレットケースです。
5-6.ナンシー・スリム・キース
ナンシー・スリム・キースは、1950年代から60年代にかけて活躍したアメリカ出身のソーシャライトでファッションアイコンでもあった女性。「ジェットセッター」の見本のような生き方をし、世界各地を飛び回っていました。
”スリム”はニックネームですが、彼女の名として定着しています。
ベストドレッサーの常連でもあった彼女は、ジャン・シュランバージェのクロスブローチを愛用していました。4つのアメジストが印象的な美しいブローチです。クロスブローチは現在も、イエローゴールドをベースに合計1.18カラットのダイヤモンドがあしらわれたモデルが、ティファニーの公式ページで販売されています。
6.ジャン・シュランバージェの評価
1958年に、ジャン・シュランバージェは、ジュエリーデザイナーとして初のコティ・アメリカン・ファッション・クリティックを受賞しました。
コティ賞はファッションアカデミー賞として称され、アメリカのファッション界で最も権威のある名高い賞とされます。過去にはラルフ・ローレン、ダナ・キャラン、カルバン・クラインなどが受賞しています。
1977年にはフランス政府から国民栄誉賞を受賞。そして1995年、パリ装飾芸術美術館において、シュランバージェの回顧展が催されました。ジャン・シュランバージェは70歳後半に引退するまで、尽きることのない想像力をジュエリーへと形を変え、人々を魅了してきました。
ティファニーの創業国であるアメリカや彼の故郷となるフランスでのジャン・シュランバージェの評価は非常に高く、根強い人気があります。
7.現在にも受け継がれるシュランバージェコレクション
ジャン・シュランバージェ没後、30年以上経った今でもシュランバージェコレクションは発表され続けています。
これまでは、すでに制作された作品の再現や、素材を変えてつくられたものが主流でした。最近では、ティファニーのシュランバージェ専任の職人で構成されるチームによって、これまで眠っていた数多くのデッサンから新たな作品が生まれています。
スケッチから、シュランバージェ自身が何を表現したいのかを読み解き、最適な宝石が選ばれています。およそ70年前につくられた彼の作品は、現代のアーティストに継承され大きな影響を与え続けているのです。
8.ジャン・シュランバージェ製品につく刻印
ジャン・シュランバージェの製品には、ジャン・シュランバージェのネーム刻印が打ち込まれています。これはヴィンテージティファニーの中では珍しいこと。
約200年近くあるティファニーの歴史上、自分の名前を入れることを許されたデザイナーはわずか4人しかいません。ジャン・シュランバージェの他は、第2章で紹介したエルサ・ペレッティ、パロマ・ピカソ。そして2006年にティファニーのデザイナーとして就任したカナダ出身の建築家フランク・ゲーリーの4人です。
年代によって刻印は異なりますが、例えばリングでは「18KT TIFFANY」「SCHLUMBERGER」と打たれたものがあります。この刻印が入っていることで、より一層ジュエリーの価値を高めているのです。
9.まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はティファニーの歴史に残る伝説のデザイナー、ジャン・シュランバージェについて解説させていただきました。
ジュエリーデザインを超え美術作品の域に達したシュランバージェの作品は、時代を超えて人々を魅了します。
シュランバージェの類まれなる自由なクリエイションは、世界中の誰もが憧れる名品として残り、現代にも大きな影響を与え、いまもなお美しく輝き続けるのです。