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2025年1月20日

スファレライトとはどんな石?効果・意味・石言葉などを徹底解説!

スファレライトという宝石をご存知ですか?スファレライトはとても珍しくショップなどに並べられることも少ないので、誰もが知っている有名な宝石ではありません。ですがスファレライトは知名度は低いものの、その美しさと希少性から、近年コレクターを中心に人気が上昇している宝石です。

スファレライトは、ダイヤモンドにも負けないほど強く輝くと言われています。宝石にはさまざまな種類があり、それぞれに魅力がありますが、宝石といえばやっぱりキラキラは欠かせない!という人は多いでしょう。スファレライトの輝きには、ずっと見ていても飽きないような魅力があります。なぜそのような魅力があるのか、スファレライトにはどのようなスピリチュアル的な意味や効果があるのかなどを、今回は詳しく見ていきます。

ぜひ最後まで読んで、とても希少性の高いレアストーン・スファレライトについて詳しくなってくださいね。

1.スファレライトとは?

まずはスファレライトとはどんな宝石なのか、詳しく解説します。ジュエリーに加工できるスファレライトは産出量も少なく、あまり有名な宝石ではありません。一度も見たことがない、名前を聞いたこともないという人もいるかもしれませんね。

ですが、スファレライトはまだあまり有名ではありませんが、とても美しく魅力的な宝石です。一目見て気に入ってしまうという人もいるでしょう。スファレライトがどんな宝石なのか、どのような魅力を持っていたのかをご紹介していきたいと思います。

1-1.スファレライトの基本情報

スファレライトの主な成分は、硫化亜鉛です。もともとの硫化亜鉛は透明度の高い白や黄色の鉱物なのですが、天然の物はそのほとんどが不透明な濃い赤や黒色をしています。スファレライトの色合いは、内部に含まれる物質の種類と量で決まります。内部の不純物が少なければ少ないほど、透明度が高いスファレライトになるのです。高価なべっこうのような色合いのスファレライトは、「べっこう亜鉛」とも呼ばれます。

スファレライトは鉄やマンガン、カドミウムなどさまざまな種類の物質を含むことがあり、内部に含む物質の種類によって色合いが変わります。複数の物質を含んだ、バイカラーの石などもあるそうです。その他にも、パイライトなど他の鉱物と混ざった状態で見つかる原石も多く、一つひとつが異なる風合いを持っています。機会があれば、それぞれの違いをじっくりと見てみてくださいね。

スファレライトの名前の語源は、ギリシャ語の「sphaleros(スファレロス)」だと言われています。意味は「まぎらわしい・あてにならない」です。さらにスファレライトは「ジンクブレンド」やあるいは単に「ブレンド」と呼ばれることもあります。「ジンク」は亜鉛のことで、「ブレンド」は混同するという意味です。

このような名前の由来と通称があるのは、スファレライトが鉛のもとになるガレナとよく間違われていたせいだと言われています。鉛になるガレナだと思ったら亜鉛がとれるスファレライトだったので、「まぎらわしい」「混同する」などという不名誉な名前をつけられてしまったんですね。それが今や輝きの強いジュエリーとして高価で取引されているのですから、不思議で面白いですよね。

ちなみにスファレライトは、和名では「閃亜鉛鉱(せんあえんこう)」と呼ばれています。閃光のように輝く亜鉛の鉱物、という意味です。

1-2.スファレライトの歴史

スファレライトは、どうやら古代ローマ時代には人々に使用されていたようです。古代のオーストラリアやアフリカなどでは、スファレライトは不思議な霊力を持った石だと思われていました。当時は儀式などに使われていたという記録が残っています。また当時の人々は、スファレライトを薬としても使用していたようです。擦り傷や切り傷、眼病などの治療にスファレライトが用いられていたそうですよ。

古代から人々に、さまざまな用途で使用されていたスファレライトですが、実は長い間、きちんとした名前は付けられていませんでした。スファレライトという名前がついたのは、1870年代のことだと言われています。ですがその名付けは、先ほどご説明したように「鉛ではない、まぎらわしい石」というもので、宝石として、美しい物としてではありませんでした。

スファレライト自体の産出量は多いのですが、その中で宝石質の物はごくわずか。しかもスファレライトは加工しづらいこともあり、長い間ジュエリーに加工されることはほとんどありませんでした。貴重なものだという意識は、当時の人々にはなかったのでしょう。長年注目されることがなかったスファレライトですが、近年の加工技術の向上でようやく日の目を見ることになりました。美しく加工されたスファレライトが流通するようになったのは、ごく最近のことです。

1-3.スファレライトの原産地

スファレライトの原産地は、アメリカやヨーロッパ、アフリカ、アジアなど世界各国にあります。基本的には鉛や亜鉛を採る鉱山からスファレライトは産出されますが、そのほとんどはジュエリーとして加工されるような美しい物ではありません。

宝石質のスファレライトが産出される鉱山はごくわずかで、スペインやアメリカ、カナダなどの鉱山から、ほんの少しの量が産出されている程度です。その中でも特にスペインのピコス・デ・エウロパ連山では、品質の高いスファレライトが産地として知られています。

実は日本でもスファレライトが採れたことがあります。青森県や岐阜県でスファレライトが産出されましたが、現在は閉山されています。 

2.スファレライトの特徴

スファレライトはとても魅力的な石です。ただ一目見るだけでワクワクしてしまうような美しい石ですが、なぜスファレライトはそんなふうに人を魅了するのでしょうか。

スファレライトには、魅力的な個性があります。輝きが強いこと、カラーバリエーションが豊富なことです。そしてもうひとつ、少し厄介な個性もあります。それは加工しづらく、職人泣かせの石であるということです。ですが、そんな困った個性も含めて、スファレライトという宝石なのです。

スファレライトの3つの特徴について、それぞれ見ていきましょう。

2-1.輝きが強い

出典:GIA

ジュエリーとして加工されたスファレライトを見ると、「すごくキラキラしている!」という第一印象を抱く人が多いのではないでしょうか。それほど、スファレライトは輝きに特徴がある石で、他の宝石よりもキラキラしています。そもそも宝石が輝くのには、いくつかの要素が複雑に絡み合っています。どのようなカットが施されているか、どのような状況で見るのかなども重要な要素ですが、石自体の性質としては「光の屈折率」と「光の分散」が大きく関わってきます。

光の屈折率とは、光がその物質に入り込んだ時に、物質の中でどれくらい曲がるかという性質です。その値が高ければ高いほど、光はよく曲がります。物質の中で曲がった光は反射して、私たちの目にキラキラとした光として映ります。屈折率が低いと、反射せずに逃げていく光が多いイメージです。

キラキラと輝く宝石といえば、ダイヤモンドですよね。ダイヤモンドの屈折率は2.42です。対してスファレライトの屈折率は2.37~2.43と、ほぼ同じ。スファレライトの一部には、ダイヤモンドよりも屈折率が高いものもあります。

次に、光の分散とは、光がその物質に入り込んだ時に、色の成分ごとに別れて見える現象です。大きく分散すればそれだけ色が分かれて見えるので、内部の光が虹のようにさまざまな色に見えます。宝石の中に虹色の光が見えることを「ファイア」と言います。キラキラと光る宝石は、この美しいファイアも魅力のひとつです。

ここでもう一度、ダイヤモンドを見てみましょう。ダイヤモンドの分散度は0.044です。とても小さい数字に見えますが、ダイヤモンドはとてもキラキラと輝いていますよね。大きめのダイヤモンドであれば、肉眼でもはっきりと7色の輝きが見えるくらいです。そしてスファレライトの分散度はというと、なんと0.156。分散度はダイヤモンドの約4倍もあります。それだけで4倍輝く!というわけではありませんが、ダイヤモンドであれだけ輝くのですから、4倍もあったらすごいファイアになりそうだということがイメージできるのではないでしょうか。

見た目だけでなく、数字でもスファレライトがよく輝く宝石だということがわかりますね。

2-2.豊富なカラー

スファレライトには、グリーンやイエロー、オレンジなどのカラーバリエーションがあります。スファレライトが何色になるかを決めるのは、含まれる元素の種類や量です。そしてその色合いによっては、特別な名前がついている物もあります。まず、スファレライトの色合いを決める大きな要素は、中に含まれる鉄の量です。

鉄が少なければ緑、黄色、茶色、そして鉄が多く含まれると黒いスファレライトになります。黒いスファレライトはブラックジャック、イエローのスファレライトはクライオフェーン、そして鉄が少なく琥珀色に見える物はハニーブレンドやべっこう亜鉛という別名を持っています。

また、鉄以外にもスファレライトの色合いを決定する物質があります。それはヒ素やカドミウムです。ヒ素を含むスファレライトはグムシオナイト、カドミウムを含むスファレライトはルビージンクまたはルビーブレンドと呼ばれます。

2-3.加工しにくい

宝石には、加工にくい物があります。スファレライトは間違いなく、加工しにくい宝石のひとつです。なぜ加工しにくいのかというと、理由はいくつかあります。スファレライトは「硬度が低いこと」と「劈開(へきかい)があること」がその理由です。

スファレライトは、硬度が低い宝石です。宝石の硬さは、モース硬度という硬さの尺度で表されます。モース硬度とはふたつの物質をこすり合わせた時にどちらが傷つくかを比べて、もっとも硬く傷つきにくい物を10、もっとも傷つきやすい物を1とした尺度です。モース硬度10は、地球でもっとも硬いと言われているダイヤモンド。ダイヤモンドはスファレライトと反対に、硬すぎるので加工しにくいと言われていました。

スファレライトの硬度は3.5~4です。傷つきやすい宝石として有名なのはフォスフォフィライトではないでしょうか。『宝石の国』というコミックで主人公として登場したことで、一気に世間に名前を知られることになったフォスフォフィライトは、硬度の低い傷つきやすい宝石として有名です。フォスフォフィライトは硬度は3~3.5程度。つまりスファレライトは、フォスフォフィライトよりもほんの少し丈夫なだけの、本当に傷つきやすい宝石なのです。スファレライトは、ナイフややすりでも簡単に傷がつきます。他のほとんどの宝石よりも傷つきやすいので、保管の時に隣に置いておいたりすると、ちょっとした拍子に触れ合って傷ついてしまうので、注意してくださいね。

もうひとつ、スファレライトが加工しにくい理由は、劈開があることです。劈開とはある一方向に強い力を加えると割れる性質のことをいいます。モース硬度が高い物質でも、劈開を持っていれば簡単に割れるのです。たった1方向でも劈開があれば宝石の加工はとても難しく、劈開のある宝石は職人泣かせと言われています。その劈開が、なんとスファレライトには6方向にもあります。間違って力を加えてしまうと割れる方向が6方向もあったら、加工する時にとても緊張しそうですね。

つまりスファレライトは、傷つきやすくて割れることが多い、とても加工しにくい宝石なのです。

3.スファレライトの価値基準

宝石質のスファレライトはとても希少なので、とても高価です。ですがもちろん、石の品質によって、その価格は変動します。スファレライトに限らず、宝石の価値基準はある程度決まっています。その基準とは、石の大きさ、色合い、透明度の3つです。

それぞれについて、詳しく見ていきます。

3-1.大きさ

まず誰が見てもわかる大きさの基準は、大きさです。それ以外の品質が同じ程度の石ならば、小さい物よりも大きい物のほうが価格が高くなるというのは、誰でも納得できますよね。

宝石の大きさは、カラット数であらわされます。正確に言うと、カラットとは宝石の重さの単位です。なんとなく聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。1カラットは、グラムになおすと0.2グラムです。0.2グラムというと、たったそれだけ?と思うかもしれませんが、1カラットの宝石を見ると意外と存在感があります。特にスファレライトは輝きが強いので、小粒でも満足できるかもしれません。ですがやっぱり、宝石は大きければ大きいほど高価なので、カラット数が大きい方が高価なスファレライトです。

3-2.色

宝石の色合いも、品質や値段に大きく関わってきます。基本的に宝石は、色が濃く鮮やかなほうが価値が高いとされています。わかりやすい例で言うと、ルビーなどはピンクっぽい石よりも深い赤色の石の方が価値が高いというわけです。ですが色が深ければいいというわけでもなく、黒っぽい赤色はあまり価値が高くありません。

スファレライトにはさまざまな色があるので、もう少し複雑です。スファレライトで最も価値が高いのはグリーン。その次に価値が高いのはイエローのスファレライトです。オレンジと赤色がスファレライトではもっとも一般的です。さらにスファレライトには、複数の色が混ざった石もあります。「バイカラー」や「バーティーカラー」と呼ばれ、独特のニュアンスが人気です。

ここでは一般的な価値についてご紹介しましたが、色合いについては一人ひとりの好みがあると思います。自分で身に付ける時は、一般的な価値よりも自分の好みを優先してもいいでしょう。

3-3.透明度

最後に、宝石の透明度について解説します。宝石の透明度は、大きく透明、半透明、不透明という3つに分けられます。このうち不透明な宝石については、石の価値基準に透明度は関係ありません。不透明の宝石で有名なのは、ターコイズや珊瑚などです。ですが半透明や透明の宝石にとって、透明度はとても重要な要素です。

宝石にとっての透明度とは、すなわち内部に異物がどれほど含まれているかということを意味します。宝石の内部の異物はインクルージョンと呼ばれ、少なければ少ないほど透明度の高い宝石だというわけです。

インクルージョンには、さまざまなものがあります。気体、液体、固体など、本当にさまざまです。宝石はどれも、成長するのにとても長い時間がかかります。中には数百年、数千年もかけてできる宝石もあるくらいです。その間、宝石の周囲にはさまざまな物が存在します。また、地殻変動などによる環境の変化なども起こります。それがインクルージョンのもとになるのです。

インクルージョンの中には見た目が美しかったり、個性的で珍しい物もあります。そういったインクルージョンが含まれる宝石はかえって高価になることもありますが、それはあくまで例外です。ほとんどの場合、インクルージョンは少なければ少ないほど価値が高く、品質の良い宝石とされます。

特にスファレライトは、インクルージョンが多い宝石です。購入する時は、できるだけインクルージョンが少ないものを選んでください。肉眼でインクルージョンが見える場合もありますが、可能ならルーペなどを使って見せてもらうと良いでしょう。

4.スファレライトのスピリチュアル的な意味・効果

ここまでは、宝石としてのスファレライトについて見てきました。ですが、スファレライトの魅力はジュエリーとしてだけではありません。スファレライトには、パワーストーンとしての魅力もあります。

宝石には、スピリチュアル的な意味や効果があると言われています。古代から人々は宝石に霊的な力があると信じ、宗教的な儀式に用いたり、お守りとして身に付けたりしました。

スファレライトにはどのような意味や効果があるのか、見ていきましょう。

4-1.スファレライトの宝石言葉

まずはスファレライトの宝石言葉について見ていきます。

宝石にはそれぞれ、その石を象徴する言葉があります。それが宝石言葉です。宝石を象徴する言葉と言っても、ピンと来ないかもしれませんね。そんな人は花言葉を思い浮かべてください。花を象徴する花言葉なら知っているという人も多いのではないでしょうか。花を買う時やプレゼントする時、花言葉を参考にしたことがあるという人も多いと思います。バラなら「愛情」、カーネーションなら「母への愛」などの花言葉は有名ですよね。贈る相手や状況にぴったりな花言葉の花を選ぶのは、ごく一般的で珍しいことではありません。

宝石言葉を知っていれば、花と同じようにその時の気持ちや願いに合わせて選ぶことができます。ぜひ宝石言葉を参考にして、自分にぴったりな言葉の石を選んでください。

今回はスファレライトの3つの宝石言葉をご紹介しますね。

4-1-1.幻惑

スファレライトの宝石言葉、ひとつめは「幻惑」です。幻惑とは、「ありもしないことで人を惑わすこと」。なぜそんな石言葉がスファレライトについているかというと、スファレライトの強い輝きに由来しています。

スファレライトがとても強く輝く石だということは、すでにご説明しましたね。その強い輝きが人の目をくらますほどです。そのためスファレライトは「幻惑の石」と呼ばれていて、幻惑という宝石言葉になったのでしょう。

実際スファレライトをじっと見ていると、強い7色の輝きに目を回してしまいそうになることがあります。宝石言葉になるほど、スファレライトは強い輝きを持っているのです。

4-1-2.屈強

スファレライトの宝石言葉のふたつめは「屈強」です。屈強とは「体力があり頑丈なようす」をあらわします。スファレライトはとても傷つきやすく割れやすい石なので、屈強という宝石言葉はそぐわないような気もしますよね。なぜ屈強という宝石言葉がスファレライトについたのかは詳しくはわかりませんが、屈強という宝石言葉にはもしかしたらスファレライトの性質ではなくその見た目が関係しているのかもしれません。

スファレライトのうち、インクルージョンが少なく色合いが鮮やかなジュエリーに加工できるような品質の物はごく一部です。色合いが暗く、鉛の原料に間違われるような見た目のスファレライトが、産出量のほとんどを占めます。鉛のようにも、石炭のようにも見えるその見た目は黒く、頑丈そうに見えたでしょう。もしかしたらそのことからつけられた宝石言葉かもしれませんね。

4-1-3.調和

スファレライトには「調和」という宝石言葉もあります。調和とは全体がうまく釣り合って、まとまっていることです。

スファレライトはさまざまな条件が釣り合っていないと、うまく加工できない宝石です。まず、ジュエリーに加工できるほど美しい原石であること。さらに、ある程度の大きさがあること。そして、腕の良い職人がいることも重要です。スファレライトのジュエリーやパワーストーンは、自然と人間との調和の産物と言えるでしょう。

レアストーンの中でも、特に希少と言われているスファレライトを身に付けるということは、それだけで自然との調和を感じられることなのかもしれません。

4-2.スファレライトの効果

パワーストーンを身に付けると、さまざまな効果があると言われています。古代から、人々は宝石を身に付けると効果があると信じていました。その効果を期待して、宝石を身に付けたり、身近な所に置いたりしていたのです。

石の種類によって、その効果はさまざまです。どのような効果がある石なのか知らなければ、自分にぴったりのパワーストーンは選べないでしょう。例えば勉強や仕事で疲れていて癒されたい時に、やる気がアップするパワーストーンを身に付けても、さらに疲れてしまうでしょう。逆に仕事で必ず成果を上げたい時にヒーリング効果のあるパワーストーンを身に付けても、逆に心が落ち着いてしまい良い効果を得られないでしょう。パワーストーンは、なんでもいいから身に付ければいいわけではないのです。

スファレライトを身に付ける時は、どのようなパワーを持っていてどんなふうに効果が出るのかを知っておきましょう。自分のその時の状態やサポートしてほしい分野に合っているかを確認してから、身に付けなければ意味がありません。

4-2-1.持ち主の魅力をアップする

スファレライトは、強い輝きで持ち主を照らしてくれるパワーストーンです。持ち主は所属する集団の中で存在感をアップさせ、注目されるようになるでしょう。持ち主の心も照らしてくれるので自信を持てるようにもなり、上手に自己主張できるようになります。堂々と振舞うことができるようになるので、その活き活きとした姿は、周囲の人の目に魅力的に映ります。今まで目立っていなかった持ち主の魅力に、周囲の人が気付いてくれるようになるパワーを、スファレライトは持っているのです。

一方でスファレライトはバランス感覚にも優れたパワーストーンなので、決して目立ちすぎるということはありません。あくまでも自然に注目されるようになるので、「目立ちすぎ」「出しゃばっている」などという反感を買うようなことはないでしょう。人間的にも、恋愛的にも魅力的な人物になれるよう、スファレライトはサポートしてくれます。

4-2-2.洞察力アップ

スファレライトは、洞察力をアップさせる効果も持っています。持ち主を冷静にさせ、周囲を観察するパワーを授けるパワーストーンです。

いくら魅力的な人物になったところで、それを発揮させる場所やタイミングがあっていなければ意味がありませんよね。勉強や仕事でも、頑張るタイミングと一息つくタイミングを見極めなければなりません。恋愛ならば好きな人の前で魅力を発揮しなければ両想いにはなれませんし、意識していなかった人に好かれてしまうとトラブルのもとになってしまうことも考えられます。

そんなことにならないためには、周囲の状況を見極める洞察力が必要です。スファレライトには洞察力をアップさせる効果がありますので、そのパワーを活かして勉強・仕事や、恋愛などの人間関係をうまく切り抜けてください。

4-2-3.裏切りを防ぐ

スファレライトは、持ち主が周囲の人との信頼関係を築くサポートをしてくれるパワーストーンです。他の人からの信頼を得たい時、絶対に裏切られたくないような大事な仕事をしているときなどにパワーを発揮してくれます。

裏切りというと大げさに感じるかもしれませんが、誰しもちょっとした約束を破ったり破られたりすることはありますよね。ですがそのちょっとしたことから、信頼を失ってしまうことにつながってしまったりもします。

そんなことにならないためには、少しずつ信頼を積み重ねて、人間関係を作っていかなければなりません。そんな時にサポートしてくれるのが、スファレライトです。スファレライトは、誠実な人間関係を築きたいという持ち主の気持ちに応え、効果を発揮してくれるでしょう。

5.スファレライトと相性の良い石

パワーストーンは1種類で身に付けてももちろん効果を発揮してくれますが、複数種類で身に付けているという人も多いです。実際にパワーストーンのショップで、複数のパワーストーンを組み合わせたお守りやアクセサリーを見たことがあるという人も多いでしょう。なぜ複数のパワーストーンを組み合わせるかというと、理由は2つあります。

ひとつめは、いろんなパワーストーンを組み合わせたほうが見た目がきれいだから。単純ですが、大事な理由ですよね。見た目が気に入らないと、身に付ける気にならないものです。効果だけを狙ってパワーストーンを身に付けるよりも、どうせならきれいなパワーストーン同士が組み合わせてある、見た目も気に入っている物を身に付けたほうが気分も晴れるでしょう。

ふたつめの理由は、パワーストーンの効果を高めるためです。パワーストーンにはそれぞれ違ったパワーがあります。それぞれのパワーを上手に組み合わせることができれば、相乗効果が期待できるのです。ただしその場合は、石の持つパワーについてよく知っておく必要があります。それぞれの石の持つパワーによっては、かえって反発して逆効果になってしまうこともあるからです。

見た目に関しては、自分の好きなものを選べば問題ありません。ここではふたつめの理由に注目して、スファレライトがよりパワーを発揮できる組み合わせをご紹介します。今回は3種類の組み合わせをご紹介しますが、もちろんこれ以外にもスファレライトと相性の良い組み合わせはありますので、ぜひこの組み合わせを参考にいろんな組み合わせを考えてみてくださいね。

5-1.スファレライト×カ-ネリアン

まずご紹介するのは、カーネリアンです。カーネリアンは透明や半透明の、カルセドニーという瑪瑙(めのう)の一種です。色合いは赤やオレンジで、キャンディやゼリーのような風合いの明るい雰囲気を持っています。

カーネリアンは、紀元前2500年頃から人々に使用されていました。メソポタミア文明の王家のお墓から、カーネリアンの副葬品が発見されています。イスラム教の始祖ムハンマドが身に付けていたという記録もあるそうです。それほど歴史あるパワーストーンなんですね。

カーネリアンは、持ち主のやる気をアップさせ、勝利と成功を授けてくれるパワーストーンです。古代エジプトでは、戦場に行く戦士が勇気を出すためにカーネリアンをお守りとして身に付けていたと言われています。

スファレライトとカーネリアンの組み合わせは、達成したい目標がある人にぴったりです。カーネリアンが持ち主のやる気をアップさせ、スファレライトが洞察力を授けるので、目標にぐっと近づくことができるでしょう。目標達成に欠かせない周囲の協力も得ることができる組み合わせです。

5-2.スファレライト×スモーキークォーツ

次にご紹介するのは、スモーキークォーツです。スモーキークォーツは文字通り、煙のようなけぶったブラウンやブラックの水晶の一種です。ジュエリーとして加工されることは少ないですが、パワーストーンとしてはよく利用されています。

水晶は、変異種の多い石です。有名な物だと、紫色のアメジストや黄色のシトリンなどがあります。スモーキークォーツもその仲間です。スモーキークォーツの色合いがもっと濃くなるとモリオンという別のパワーストーンになります。モリオンも大きなパワーを持ったパワーストーンです。見分け方はとても微妙なのですが、まだ透明のところがあったり、光が透けるのがスモーキークォーツと思っておけばいいでしょう。モリオンは完全に黒い水晶なので、スモーキークォーツとは雰囲気が異なります。

スモーキークォーツの効果として、一番大きな物はグラウディングです。グラウディングとは、もともとは「地面に置く」「基礎を教え込む」と言った意味の単語で、そこから転じて「地にしっかり足を付けて生きる」というスピリチュアル的な意味があります。地にしっかり足を付けて生きる……言葉で言うのは簡単ですが、実際行うとなるとなかなか難しいですよね。浮ついた気持ちではなくしっかりと自分を認識し、夢や目標を実現するにはこれからどうすべきかを考えたいという人に、スモーキークォーツは効果を発揮してくれます。

スモーキークォーツのパワーは、スファレライトの効果を後押ししてくれるものです。スモーキークォーツの効果によってしっかりと足場を固め、着実に目標に向かう時に、スファレライトが持ち主に自信を持たせてくれるので、実力に伴った自信を持つことができるでしょう。

5-3.スファレライト×ペリドット

最後にご紹介するのはペリドットです。スファレライトはとても輝きの強い宝石ですが、ペリドットも同様に輝く宝石で、その輝きから太陽の化身とも呼ばれています。

ペリドットは紀元前1500年頃には、エジプトで産出されていました。ペリドットのグリーンの色合いは、エメラルドとよく間違えられることもあったそうです。エメラルドを愛したクレオパトラのコレクションの中には、一部ペリドットも含まれていたそうですよ。

太陽の化身と呼ばれるペリドットは、身に付ける人を明るくし、周囲からの注目を集める効果があります。スファレライトとの輝きが強い石同士の組み合わせは、まさしく持ち主を輝かせるパワーがあります。精神的にもポジティブになれますし、それに伴った魅力と自信を身に付けることができるでしょう。どうしてもネガティブになってしまう人、自信を持てないという人におすすめの組み合わせです。

6.スファレライトと似た宝石

スファレライトはとても希少な宝石なので、ショップで見かけることはあまりありません。運よく見つけられればいいのですが、どうしても見つからないという時には、スファレライトに似た宝石を見てみるのもひとつの方法かもしれませんね。

今回はスファレライトに似た宝石を4種類、ご紹介します。どれもスファレライトに似ている部分があり、物によっては見分けられないかもしれません。スファレライトが購入できないから仕方なく……というだけでなく、実際に見てみたら思った以上に気に入る可能性もあります。

今回はスファレライトに似た宝石を4種類ご紹介します。それぞれ、スファレライトに似たところと似ていないところをそれぞれ挙げますので、参考にしてくださいね。

6-1.スフェーン

スフェーンは「ダイヤモンドよりも輝く」と言われることもある宝石です。カラーバリエーションはグリーンとイエローで、特に人気が高いのはグリーンです。スフェーンとスファレライトの似ているところは、その色合い、そして輝きです。

スフェーンがダイヤモンドよりも輝くと言われているのは、ダイヤモンドよりも分散度が高いからです。ダイヤモンドの分散度は0.044。対してスフェーンの分散度は0.051です。スファレライトの分散度にはかないませんが、高い分散度で美しいファイアが見えるのは、スファレライトに似ていますね。

スファレライトとの違いは、輝きはやはりスファレライトには及ばないことと、赤い色合いがないことです。赤いスフェーンはありません。

6-2.ファンシーカラーダイヤモンド

ダイヤモンドには、もっともメジャーなクリアカラーのダイヤモンド以外にもさまざまな色があります。ファンシーカラーダイヤモンドというのは、色のついたダイヤモンドの呼び名です。ファンシーカラーダイヤモンドの中で、グリーンやイエロー、ブラウンのものは、スファレライトによく似ています。

スファレライトと似た色合いのダイヤモンドは、素人にはなかなか見分けられません。グリーンやレッドのダイヤモンドはなかなか流通しない希少な宝石なので、スファレライトの代わりに購入するというわけにはいかないでしょう。ですが、イエローやブラウンのダイヤモンドはファンシーカラーダイヤモンドの中では比較的手に入れやすい宝石です。

スファレライトと違うことは、やはり圧倒的な知名度です。イエローやブラウンのダイヤモンドは、そこまでありふれた宝石ではありません。ですがスファレライトよりは知名度が高いので、探しやすいでしょう。

6-3.ペリドット

スファレライトと相性の良い石であるペリドットは、グリーンのスファレライトによく似ています。

どちらもグリーンで輝きの強い、美しい宝石です。グリーンのスファレライトは希少で人気も値段も高いので、誰もが購入できるわけではありません。どうしてもグリーンで、輝きの強い宝石がほしい!と思ったら、ペリドットも候補に入れてみてください。ペリドットは明るいグリーンで、価格もスファレライトよりもお手頃なのでおすすめです。

スファレライトと違うところは、スファレライトのように美しいファイアが見られないことです。ですがスファレライトやダイヤモンドは派手すぎると感じるのであれば、むしろペリドットのほうが好みに合うかもしれませんよ。個人の好みによると思うので、可能であれば両方見て比べてみてください。

6-4.ガーネット

ガーネットというと深い赤色の宝石をイメージする人が多いかもしれません。グリーンやイエローで輝きの強いスファレライトとはまったく似ていないのでは?と思うかもしれませんね。ですがガーネットには、実は豊富なカラーバリエーションがあります。その中にはスファレライトに似た色合いの物もあるのです。

ガーネットは一般にイメージされるよりも、かなり多くの色合いの物があります。一般的な赤色だけでなく、イエロー、グリーン、オレンジの色合いの物があり、またそれぞれの中間の特徴を持つガーネットもありますので、色合いでいうとスファレライトにかなり近いです。カットによってはかなりキラキラと輝くものもあるので、さらにスファレライトに似ていると感じるでしょう。

スファレライトと違うところは、やはり輝きです。ですが、ガーネットにはたくさんの種類があり、種類によって分散度が異なります。「ダイヤモンドに似ている」という言葉が名前の由来になっているデマントイド・ガーネットは、分散度が0.057とかなり高いです。ところがおなじガーネットでも、ツァボライトと呼ばれるグリーングロッシュラーガーネットの分散度は0.027。かなり違いますよね。

ガーネットだからということではなく、なんという種類のガーネットなのかを確認するようにしましょう。さらに自分の目でしっかりとその輝きを見て、その輝きを判断してくださいね。

7.【まとめ】魅力的な輝きのスファレライトを身に付けよう!

今回は、レアストーンの中でもさらに希少なスファレライトをご紹介しました。スファレライトはとても輝きの強い宝石です。特にファイアと呼ばれる7色の輝きが強く、目を奪われるような魅惑的な雰囲気を持っています。色合いはグリーン、イエロー、オレンジなどさまざまで、特にグリーンのスファレライトは希少で人気があります。

またスファレライトはスピリチュアル的にも意味を持った石で、持ち主の魅力をアップさせたり、裏切りを防いで信頼を得るという効果があります。スファレライトの効果を知ってから身に付けるのは、とても重要なことです。自分が今どんなパワーを求めているのか、どうなりたいのかを考えて身に付けるようにしましょう。

とはいえスファレライトはとても希少な石なので、なかなか手に入るものではありません。そんな時は、スファレライトに似た宝石に目を向けてみるのもいいかもしれません。スフェーンやファンシーカラーダイヤモンドなどは、スファレライトと同じではありませんが似ている部分もあります。違う宝石だからと遠ざけるのではなく、実際に見てみると意外と気に入るかもしれませんよ。

スファレライトは個性的な輝きで、見る人を魅了します。レアストーンなので目にする機会は少ないかもしれませんが、逆に見ることができたらかなりラッキーですよ!スファレライトという名前を覚えておいて、ぜひショップに足を運んだ時に探してみてくださいね!

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