上質で洗練されたデザインを手の届く価格で楽しめるブランドとして、多くの女性に支持されてきたマイケルコース。長年愛用している方はもちろん、「これから取り入れてみたい」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、マイケルコースの誕生からブランドの成長、さらには現在展開されている主要ラインまで網羅的に解説したいと思います。「おばさんっぽい」と言われる理由やその対策、おすすめアイテムまで詳しく紹介したいと思います。

マイケルコースの本当の魅力を再発見し、自分にぴったりのアイテム選びができるようなると思いますのでぜひ参考にしていただければ幸いです。

1.マイケルコースとはどんなブランド？

出典：MICHAEL KORS

洗練された都会的なイメージで知られるマイケルコース。ここでは、マイケルコースがどのように生まれ、世界で広く認知されるまでになったのかわかりやすく紹介したいと思います。

1-1.マイケルコースの始まり

世界的に有名なラグジュアリーブランド「マイケルコース」は、洗練されたデザインと実用性を兼ね備えた製品で知られています。1981年に設立されたブランドは、創設者マイケル・コース氏の鋭い感性と先見性によって、グローバルなファッション帝国へと成長しました。

マイケル・コース氏はニューヨークから離れたロングアイランドで育ちました。幼少期から際立ったファッションセンスを持ち、わずか5歳の時に母親のウェディングドレスのデザインについてアドバイスするほどの鋭い目を持っていたと言われています。

1977年に高校を卒業後、ニューヨークのファッション工科大学へ進学。学業と並行して、当時流行のブティック「Lothar’s」で働き始めました。ここでの経験が転機となり、バーグドルフ・グッドマンのエグゼクティブ・バイスプレジデントだったドーン・メロの目に留まったのです。彼女の後押しを受け、1981年に自身のブランドを正式に立ち上げました。

1984年には初のランウェイショーを開催。スーパーモデルのイマンが登場し、華々しいデビューを飾りました。グラマラスでありながらエフォートレスなスタイル、着る人に自信を与える洗練されたデザインは、瞬く間に注目を集めるようになりました。「オールアメリカン スポーツウェア」という独自のアプローチで、実用性と洗練さを見事に融合させたマイケルコースのデザインは、世界中の人々から支持を得るようになったのです。

1-2.セリーヌ復活の立役者としての歩み

マイケル・コース氏の才能は自身のブランドだけにとどまりませんでした。1997年から2004年にかけて、フランスの高級ブランド「セリーヌ」のクリエイティブ・ディレクターを務めたのです。

当時、アメリカ人デザイナーがフランスのブランドを率いる例はほとんどなく、業界に大きな衝撃を与えました。マイケル・コース氏は見事にブランドの威光を回復させ、セリーヌをヨーロッパの主要なファッションハウスとして蘇らせた功績で高く評価されることになりました。

セリーヌでの活躍と並行して、2002年には「マイケルコース メンズ」、2004年には「マイケル マイケルコース」を立ち上げ、ブランドの幅を広げていきました。ミニマルで実用性の高い服、手堅く洗練されたデザインは多くの著名人からも支持を受けています。ジェニファー・ロペスをはじめとする数多くのセレブリティがマイケル・コースのデザインを愛用しています。

1-3.ジミー・チュウの買収から見るブランド戦略

マイケルコースは2017年、高級靴ブランド「ジミー・チュウ」を約1300億円で買収すると発表しました。この買収は両ブランドの相乗効果を狙った戦略的な動きでした。

2018年には、高級ファッションブランド「ヴェルサーチ」の買収も発表。同時に社名を「カプリ・ホールディングス」に変更し、欧州のファッション業界大手が取り入れてきたマルチ・ブランド戦略を模索する姿勢を明確にしました。

ジミー・チュウやヴェルサーチの買収は、フランスの高級ブランドグループLVMH（モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン）のような、複数の高級ブランドを傘下に持つコングロマリット（複合企業）を目指す戦略の一環と見られています。

2.マイケルコースノブランドイメージ

出典：MICHAEL KORS

マイケルコースと聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか？「高級」「スタイリッシュ」「シンプル」など、人によって印象はさまざまです。ここでは、マイケルコースのブランドイメージを3つの視点から解説したいと思います。

2-1.都会的でスマートなライフスタイルを象徴

マイケルコースの最大の魅力は「ジェットセット・ラグジュアリー」というブランドコンセプト。世界中を飛び回るセレブのようなスピード感や自由性を象徴したデザインが随所に表現されています。広告には飛行機などの乗り物が多く登場し、洗練された都会的なイメージを前面に押し出しているのが特徴的です。

ニューヨークの街並みをイメージしたシャープで研ぎ澄まされたデザインは、ビジネスシーンにも完璧にマッチし、働く女性たちの間で圧倒的な支持を得ています。知的で洗練された美しさと着心地の良さを兼ね備えたアイテムは、ワンランク上の日常を演出する力を持っています。

日々異なるデザインを追い求める女性をターゲットに、個性を尊重したアイテム展開を行うブランド姿勢も、都会的でスマートなイメージを強化する要因となっているでしょう。

2-2.上質ながら堅苦しくない「こなれ感」が人気

マイケルコースの人気を支える大きな要素は、上質でありながらも堅苦しくない「こなれ感」にあります。トレンド感のあるカラーリングと飽きの来ないシンプルなシルエットが特徴で、過度な装飾なしに今どきのスタイルを実現したデザインは、着用者に洗練された印象を与えてくれるのが魅力。

実用主義と洗練さを組み合わせた「オールアメリカン スポーツウェア」というマイケルのユニークなアプローチは世界的に認知され、ファッション性と機能性を両立させた点が高く評価されています。特にバッグは収納力に優れ、A4サイズも入る大容量設計が通勤用として重宝されています。

価格帯も高級ブランドとしては比較的手頃なため、働く女性を中心に熱い支持を集めています。エレガントなイメージながらも気取りすぎない雰囲気が、日常使いしやすいと評判です。

2-3.デザインの幅広さが自分らしさを演出

マイケルコースの魅力は、幅広いデザインバリエーションにも表れています。モノトーンカラーだけでなく、パステルカラーなどの柔らかい色も積極的に採用し、女性らしさと都会的なクールさを両立したアイテムが豊富です。

ブランドを象徴するMKのロゴが刻まれた円形のメタルチャームや、MKの文字が並んだ総柄の生地は、ブランドの象徴として多くの人に認知されています。腕時計においても、クラシカルなベルトに見やすい文字盤、ゴージャスなフレームを組み合わせたデザインは、どの年代からも好印象を得られるポイントとなっています。シンプルで使いやすいデザインは年齢や職種を選ばず、家族や友人へのプレゼントとしても喜ばれるでしょう。

マイケルコースは「めまぐるしい日常を共に走り、最高の自分自身を重ねて感じられるような服やアクセサリー」をデザインするというブランド哲学のもと、着る人の個性を引き立てる多彩なアイテムを展開し続けています。

3.「おばさんっぽい」という声は本当？その背景を検証

出典：MICHAEL KORS

マイケルコースって気になるけど、「おばさんっぽいって聞いたことがあって少し不安…」そんなふうに思っている方も多いのではないでしょうか？実はその印象には誤解も多く、選び方次第でぐっと印象を変えることができます。

ここでは、ネガティブなイメージの理由から実際の年齢層、そしておしゃれに見せるコツまで解説します。

3-1.「おばさんブランド」と言われる理由

マイケルコースが「おばさんブランド」と言われる背景には、いくつかの要因が存在します。ブランドの価格帯が手頃でアウトレット展開も多いため、特別感が薄れやすいことが挙げられます。アウトレットでの普及により、幅広い年齢層が手に取りやすくなった反面、「若者向けブランド」というイメージと「大人世代が使うブランド」という印象が混在しやすくなっているのです。

また、SNSや口コミでは「若い人が持つイメージが強い」「安売りされているから価値が低い」など様々な意見も見られますが、ラインナップの充実さや手が届きやすい価格帯で幅広い年齢層に人気のブランドであることを裏付けてるともいえるでしょう。

3-2.「ダサい」と思わせない選び方・コーディネートのコツ

マイケルコースを「ダサい」と思わせないためには、アイテム選びとコーディネートにコツがあります。まず、ロゴやモノグラムが目立つデザインよりも、シンプルで控えめなものを選ぶと良い印象になります。落ち着いたカラーや上質な素材感のバッグや財布は、年齢を問わず上品に見せるポイントです。

コーディネートでは、ミニサイズのバッグをジャケットやパンプスと合わせてフェミニンにまとめたり、白系のトップスと組み合わせてバッグを主役にしたりする方法が効果的です。大きめのバッグを選ぶ場合は、黒や白などベーシックな色を選ぶとシンプルで大人っぽくなります。モノグラム柄を取り入れる場合は、柄が小さめのものを選ぶことで、派手すぎず上品な印象に仕上がります。

ブランドの本来の魅力である「シンプルさ」や「実用性」を意識して選び、自分の年齢やライフスタイルに合ったアイテムを選ぶことで、どの世代でもおしゃれにマイケルコースを楽しむことができます。

4.マイケルコースの年齢層は？世代別に解説

出典：MICHAEL KORS

マイケルコースは、洗練されたデザインと手に取りやすい価格帯から、さまざまな年齢層の女性に支持されています。ここでは、20代・30代・40代以降の女性が選んでいるマイケルコースの特徴と年齢に合わせたおすすめポイントを解説します。

4-1.20代

20代はマイケルコースを最も多く購入する年齢層で、カジュアルさとトレンド感を兼ね備えたデザインが若い世代の心を掴んでいます。

アルバイトや新社会人でも手が届く価格帯が魅力的です。「初めてのブランドバッグ」として選ばれることが多く、トートバッグやクロスボディバッグなどのカジュアルで使いやすいアイテムが支持されています。デザインやカラーバリエーションが豊富なため、友人と被らないオリジナリティを表現できるのも人気の理由です。

適度に存在感のある大きさは、20代女性のコーディネートに華やかさをプラスしてくれるでしょう。また、アウトレットでの購入も可能なため、学生や若手社会人にとって「頑張れば手が届く」ブランド品として位置づけられています。腕時計やアクセサリーもプレゼントとして人気があり、ファッションアイテムとしての幅広い選択肢を提供しています。

4-2.30代

30代女性に最も支持されているマイケルコースは、デザイン性と実用性のバランスが取れた製品です。

30代になると「マイケルコースは痛いのでは？」という懸念を持つ方もいますが、自分に合うアイテムを選べば全く問題ありません。むしろ、30代の大人の女性にこそ映えるものです。ビジネスシーンでも違和感なく使えるシックなカラーや、機能性に優れたバッグが人気を集めています。

ただし、マイケルコースは「高級感」をブランドイメージにしているため、若者向けの派手なアイテムを30代が使用すると違和感が生じる可能性があるでしょう。30代には、ベーシックなデザインで長く愛用できるアイテムを選ぶことがおすすめです。通勤バッグや日常使いのアイテムとして、品質の良さと適切な価格帯のバランスが取れた製品が多数展開されています。

4-3.40代以降

40代以降の女性には上質で落ち着いたデザインが人気です。「マイケルコースは若い人向け」というイメージもありますが、実際には40代以降でもしっくり馴染むシンプルで洗練されたデザインが多数あります。

また、マイケルコースはハイブランドとして申し分ない品質を誇っており、価格も抑えられているので、上品な大人の女性にもふさわしいブランドと言えるでしょう。

5.マイケルコースの主なライン

出典：MICHAEL KORS

マイケルコースには、使用シーンや価格帯に応じた複数のラインが存在します。

ここでは、「ハイエンドなコレクションライン」「日常使いに適したライン」「男性向けライン」といった、主な3つの展開について紹介したいと思います。

5-1.最上級ラインの「マイケルコース コレクション」

「マイケルコース コレクション」は、ブランドの最上級ラインとして位置づけられています

ウェストがくびれた構築的なジャケットやバイアスカットのスカートなど、上品な淑女スタイルが特徴的です。黒やグレーを中心とした色使いに、曲線的なテーラリングのジャケットコートやオーバーサイズのトレンチコートといったデザインが並びます。

マイケルコースは「すばらしいファッションとは、年齢、国籍、サイズに関係なく、誰にでも似合うもの」と語り、快適で汎用性があり、一度きりではなく長く愛用できる持続可能なファッションを念頭に置いてデザインしています。

5-2.デイリーに使える「マイケル マイケルコース」

「マイケル マイケルコース」は、トレンドに敏感な20代〜30代の若い世代に向けたカジュアルラインです。軽量で使いやすいトートバッグやクロスボディバッグを中心に、シンプルからポップなカラーまで幅広く展開しています。

シーズンごとの新作で常に流行を取り入れており、気軽にハイブランドの雰囲気を楽しめる点が魅力です。学生や新社会人からも支持されており、トレンド感あるカラーと飽きのこないシルエットが、洗練されたスタイルを演出してくれます。

上品なデザインも多く、仕事帰りのデートや合コンなどシーンを選ばず活躍します。荷物が多い働く女性のニーズにも応える機能性の高さが、人気の理由といえるでしょう。

5-3.メンズラインの「マイケルコース メンズ」

「マイケルコース メンズ」は男性向けに特化したラインで、日常使いからビジネスシーンまで幅広く対応するアイテムが揃っています。主にバッグや財布、時計、アクセサリーなどがラインナップされ、シンプルかつスタイリッシュなデザインが特徴です。

落ち着いたカラーリングのバッグや時計など、控えめでありながら高級感のあるデザインが魅力。シンプルで上質なデザイン、日常とビジネスにマッチする汎用性、手の届きやすい価格帯という3つの特徴を持ちます。

メンズラインは上質な素材を使用したアイテムが揃っており、ファッションの完成度を高めてくれる存在として多くの男性に支持されています。高級ブランドの中でも「アクセシブル・ラグジュアリー」としての位置づけを持ち、比較的手の届きやすい価格帯でありながら高品質なデザインを提供している点が魅力的です。

6.マイケルコースのおすすめ人気アイテム

洗練されたデザインと実用性を兼ね備えたマイケルコースのアイテムは、日常使いはもちろん、ビジネスやフォーマルシーンでも活躍します。ここでは、ショルダーバッグやトートバッグなど、シーンを問わず活躍する定番アイテムを紹介したいと思います。

6-1.ショルダーバッグ

出典：MICHAEL KORS

ショルダーバッグは、シックで豪華なデザインが魅力的です。特にチェーンバッグは上品さと華やかさを兼ね備え、フォーマルな場面でも活躍できるでしょう。

2wayタイプのショルダーバッグも人気があります。肩にかけたり手持ちにしたりと、シーンやコーディネートに合わせて使い分けられるのが魅力です。さらに、ウォレットショルダー（お財布機能付きショルダーバッグ）はコンパクトながらも必要なものをしっかり収納でき、スタイリングのアクセントにもなります。

価格帯は2万円台から9万円台までと幅広く、初めてのブランドバッグとしても、特別な日のご褒美としても選びやすいラインナップとなっています。シーンを選ばないデザイン性の高さから、長く愛用できるアイテムです。

6-2.トートバッグ

出典：MICHAEL KORS

トートバッグの特徴は、収納力の高さと使いやすさにあります。上品でフェミニンなデザインながら、A4サイズの書類やノートパソコンもすっきり収納できるモデルが多く、通勤や通学にぴったりです。

軽量設計のモデルもあり、肩や腕への負担が軽減されるため、長時間の移動でも快適に使用できるでしょう。トートバッグは主にサフィアーノレザーやペブルレザーなどのレザー素材が主流ですが、持ち手が長く肩掛けができるタイプも多く、洗練された見た目と抜群の収納力が魅力となっています。

6-3.バックパック

出典：MICHAEL KORS

バックパックは、シンプルでシックな印象が特徴です。上品なMKロゴチャームがアクセントとなり、カジュアルになりすぎないエレガントなハンズフリースタイルが手軽に完成します。

両手が自由になるバックパックは、ショッピングや旅行、通勤・通学など様々なシーンで重宝するでしょう。カジュアルアイテムながらも上質な素材と洗練されたデザインで、大人の女性にぴったりの雰囲気を醸し出しています。

カラーバリエーションも豊富で、定番のブラックやブラウンだけでなく、季節感のあるカラーも展開。素材やデザインも様々なタイプが用意されており、自分らしさを表現できるアイテムが見つかるはずです。高級感がありながらも手が届きやすい価格設定で、ラグジュアリーブランドのバックパックを日常に取り入れやすくなっています。

6-4.二つ折り・ミニ財布

出典：MICHAEL KORS

二つ折り・ミニ財布は、コンパクトでありながら機能性と耐久性を兼ね備えた優秀なアイテムです。

二つ折りタイプは、小銭・紙幣・カードをすっきりと収納でき、小さめのバッグにも収まりやすいのが特徴。シンプルなレザーにゴールドのMKロゴが映えるタブウォレットは、上品さとブランドらしさを両立した人気デザインです。ミニマルでスマートなデザインは、持ち物を減らす今のライフスタイルにぴったり。必要最小限の中身で過ごしたい方にこそ適しています。

さらに、バッグとのコーディネートも楽しめるのがポイント。同じシリーズのバッグと合わせれば、洗練されたトータルスタイルが完成します。日常使いにもギフトにも最適な、マイケルコースの魅力を手軽に楽しめるアイテムです。

7.マイケルコースを愛用する芸能人

マイケルコースは、日本の芸能界でもその世界観に魅了された女優たちが愛用しています。以下では、マイケルコースを愛用する3人の女優について見ていきましょう。

7-1.石原さとみ

石原さとみさんはシンプルでエレガントなスタイルが特徴的な女優です。彼女はドラマや雑誌、イベントなどでマイケルコースのバッグを使用する姿が見られます。特に2015年放送のドラマ「5→9～私に恋したお坊さん～」では、彼女が演じた潤子がネイビーカラーのトートバッグを愛用していました。番組サイトの「STORY紹介」ページでも、書類封筒を持ち大人っぽいトートバッグを肩に掛けた姿が印象的でした。

使用していたのは「IZZY LARGE REVERSIBLE LEATHER TOTE」というネイビー/ブルーのリバーシブルタイプです。たっぷり入る大きめサイズで実用性も兼ね備えています。内側のブルーがチラ見えするデザインが特徴的です。

石原さとみさんのファッションセンスは「お姉さん系×きれいめ×大人シンプル」と表現されることが多く、マイケルコースのシンプルながらも上質なデザインが彼女の魅力を引き立てています。

7-2.北川景子

北川景子さんは、落ち着いた雰囲気と洗練されたファッションセンスで知られる女優です。2019年1月に放送された日本テレビのドラマ「家売るオンナの逆襲」では、北川景子さんがマイケルコースのトートバッグを持っている姿が印象的でした。

ドラマ内での彼女の役柄からも、機能的なアイテムを取り入れたスタイルが垣間見え、マイケルコースの実用性とデザイン性を兼ね備えた製品が彼女のスタイルに合っていることがうかがえます。

7-3.戸田恵梨香

戸田恵梨香さんは、ドラマ「大恋愛」の中でマイケルコースのバッグを使用したことで注目を集めました。

戸田さんはドラマやメディア出演時にスタイリッシュなアイテムを身につけることが多く、「大恋愛」でもマイケルコースのバッグが彼女のスタイリングの一部として取り入れられていました。ドラマでの着用は視聴者の関心を集め、ファッションの参考にされることがあります。

8.【まとめ】マイケルコースは世代を問わず楽しめる万能ブランド

マイケルコースは、実用性と洗練されたデザインを兼ね備えた「オールアメリカン スポーツウェア」を提唱し、世界中で多くの人々に支持されているブランドです。創設者マイケル・コース氏の鋭い感性は、ブランドの独自性を築き、さらにセリーヌの再建という異例の経歴をもって業界に名を刻みました。

ブランド哲学は、都会的でスマートなライフスタイルを体現し、幅広い年代に向けたアイテム展開によって、女性の個性と自由を引き出しています。また、ジミー・チュウやヴェルサーチといった名だたるブランドを傘下に加えた多角的な戦略は、単なるファッションブランドを超えた存在感を放っています。

「おばさんっぽい」という誤解もありますが、それは一部のデザインやアウトレット展開によるイメージによるものであり、選び方次第でぐっと洗練された印象に仕上げることが可能です。ロゴ控えめで上質な素材感のアイテムや、落ち着いたカラーを選ぶことで、年齢に左右されずスマートに楽しめます。興味がある方は、ぜひライフスタイルや好みに合ったマイケルコースのアイテムをチェックしてみましょう。