180年以上の歴史を持つジュエリーブランド、ティファニー。ティファニーには時代を超えて愛される名品が数多く存在します。

そして2022年、”ティファニーロック“という新たな名品が発表されました。1883年に誕生したパドロック(南京錠)から発想を得て現代版にアレンジされたティファニーロック。「絆」をテーマにしたルールを持たないこのコレクションは、新時代のアイコンジュエリーにふさわしいミニマムな美しさを放ちます。

今回の記事ではティファニーロックの魅力や特徴、これまでの歩みについて詳しく解説していきます。本記事を読めばティファニーロックの魅力が分かるでしょう。ぜひジュエリー選びの参考にしてください。

1.ティファニーロックとは

ティファニーロックが初めて発表されたのは2022年8月のこと。

まず第1章では、ティファニーロックの由来やデザインの特徴、素材など、ティファニーロックの魅力を解説します。

1-1.ティファニーロックの着想源となったパドロック

ティファニーロックは1883年に製作されたパドロック（南京錠）ブローチが着想源となって現代風にアレンジされて誕生しました。まずティファニーロックを語るうえでは、パドロックの存在は欠かせません。

ティファニーのアーカイブにおいて大切なポジションとなるパドロック。パドロックの歴史は、ニューヨークの5番街にティファニー本店がオープンする前の1870年代までさかのぼります。

書類に記された個人情報の保護や愛犬の首輪を固定するために顧客から注文を受け、パドロックが製作されていました。もともとは実用品として使われていたものを、およそ10年後にパドロックの留め金をデザインに取り入れたブレスレットやブローチなどのジュエリーへと姿を変えたのです。以来、さまざまなティファニーのコレクションでパドロックのモチーフが採用されています。

最も代表的なアイテムは、1969年発表の「リターン トゥ ティファニー」でしょう。リターン トゥ ティファニーのハート型のキーリングは、パドロックからインスピレーションを受けて誕生したものです。

「Please Return To Tiffany（ティファニーへご返却ください） 」の文字と顧客情報と連結した製造番号が刻印され、もし落としてしまってもティファニーまで届けられれば持ち主のもとへ戻ってくるサービスが話題となり大人気となりました。（※現在はそのようなサービスは行なっていません）

また、「ティファニー ハードウェア」にも現代的にアレンジされたパドロックモチーフが用いられています。そんなブランドのDNAを受け継いでジュエリーへと昇華した最新作コレクションがティファニーロックなのです。

1-2.ティファニー初のジェンダーレスコレクション

ティファニーロックの優美な円は過去と未来をつなげ、愛する人との “つながり” と ”絆” を表現します。

“ルールはない すべての人へ” というコンセプトを掲げてつくられたティファニーロックは、誰もが自分の好きなスタイルで身に着けられるデザインです。意外にもブランド史上初のジェンダーレスコレクションで、一切の無駄を削ぎ落とした360℃、どこから見ても美しいシンプルなデザインが魅力です。

ティファニーはデザイン過程でデジタルテクノロジーを積極的に取り入れていて、美しく見えるよう緻密な計算がされています。地金の磨きから石のセッティング、留め金の精密などの仕組みから、職人の高い技術が見て取れます。

前述したようにパドロック（南京錠）が着想源となったティファニーロックは、本物のパドロックのようにくるりと旋回してクラスプが開き、「カチッ」としっかり施錠するような独自のシステムを開発。完成には、熟練の職人が1年以上時間をかけてつくりだしたと言われています。

1-3.ティファニーロックデザインのバリエーション

ティファニーロックには、シンプルな地金のタイプ、ダイヤモンドをあしらったもの、2色のゴールドの組み合わせなど豊富なバリエーションで取り揃っています。

イエローゴールド、ローズゴールド、ホワイトゴールドの3つの素材をベースに、ダイヤモンドをアクセントとして均等に配されたもの、ハーフパヴェ、フルパヴェの3通りのデザインがあります。

【デザインのバリエーション】
・フォルムの美しさが強調される3種類のフルメタル
・イエローゴールド×ホワイトゴールド
・ローズゴールド×ホワイトゴールド
・8石のダイヤモンドをアクセント的に配したもの
・異素材コンビのモダンなハーフパヴェ
・リッチな輝きが魅力のフルパヴェ

フルメタルはシンプルでどんなスタイルにも合わせやすく万能、色違いのゴールドの組み合わせも個性があって人気です。デザイン自体がミニマルなので、手持ちのジュエリーと合わせて重ね付けするのもおすすめです。

1-4.ティファニーロックの魅力

ティファニーロックは、ブランドの伝統とクラフトマンシップを継承したコレクションで、ティファニーならではの美学が凝縮されているコレクションです。

モダンさとエレガントさが融合されたデザインで、性別、世代を問わず取り入れられる自由さがあります。ジーンズにTシャツのようなカジュアルなファッションにも合い、大人の品格やエレガンスを添えてコーディネートを格上げしてくれるでしょう。

ジェンダーやスタイルを超え、自分らしくニュートラルな気持ちで身に着けられる、まさに現代にふさわしい新しいジュエリーのかたちが魅力です。

2.ティファニーロックコレクションのバリエーション

ティファニーロックジュエリーには「バングル」「リング」「ペンダント」「ピアス」のセレクトがあります。ここでは、それぞれの特徴や価格帯について解説します。

2-1.バングル

ティファニーロックの中でもバングルは、1番人気のアイテムで普遍的なシンボルとなっています。サイズはエクストラスモール（Extra Small）からXXXLまで、幅広いサイズ展開の中から選ぶことが可能です。価格は素材やデザインによって異なります。目安は以下のとおりです。

・ローズ＆ホワイトゴールド
1,177,000円

・ホワイトゴールド
1,210,000円

・ホワイトゴールドにダイヤモンドのアクセント
1,815,000円

・ローズゴールドにハーフパヴェダイヤモンドをセッティング
2,475,000円

・イエローゴールドにフルパヴェダイヤモンドをセッティング
6,270,000円

・（ナロー） ローズゴールド＆ホワイトゴールド
687,500円

・（ナロー） ローズゴールド＆ホワイトゴールドにハーフパヴェダイヤモンドをセッティング
1,826,000円

2-2.リング

ティファニーロックは、「つながり」と「絆」をコンセプトとするコレクションなので、パートナーとお揃いでリングを身に着けるのもおすすめです。

バリエーションが豊富なので、それぞれの好みの色やセッティングを楽しむことができます。ひとつで身に着けても存在感が高く、手持ちのリングと重ね着けしてもスタイリッシュです。

価格は以下のとおりです。

・イエローゴールド
203,500円

・ホワイトゴールドにダイヤモンドをセッティング（ハーフ)
577,500円

・ローズゴールド＆ホワイトゴールドにダイヤモンドをセッティング（フル）
841,500円

・ローズゴールドにパヴェダイヤモンドをセッティング（フル）
885,500円

2-3.ペンダント

ティファニーロックのペンダントはアイコニックなモチーフがトップになります。チェーンはオーバル状のリンクチェーンで、程よいボリューム感があってとても印象的です。トップの大きさもエクストララージ、ラージ、ミディアム、スモールと、バリエーションが豊富なので、自分に合ったものを選べます。

カジュアルにもキレイめスタイルにも合わせやすく、いつものTシャツやニットスタイルのアクセントとなってくれるでしょう。

価格は以下を参考にしてください。

・イエローゴールド（スモール）
379,500円

・ローズゴールド（ミディアム）
654,500円

・イエローゴールドにダイヤモンドをセッティング（ミディアム）
1,083,500円

・ホワイトゴールドにダイヤモンドをセッティング（ラージ）
1,870,000円

・ローズゴールド＆ホワイトゴールドにダイヤモンドをセッティング（エクストララージ）
3,520,000円

2-4.ピアス

ピアスにはスプリングクロージャーを組み込み、途切れのない愛の形を実現しています。オーバル型の変形フープとして取り入れやすく、デイリーにも華やかな場にも活躍してくれます。ペンダントと同様に、大きさのバリエーションが豊富です。

ダイヤモンドありなしも、どちらもそれぞれの魅力があります。セカンドホールにスタッズピアスを組み合わせて着けるのもおすすめです。

価格は以下の表を参考にしてください。

・イエローゴールド（スモール）
500,500円

・ローズゴールドにダイヤモンドをセッティング（スモール）
748,000円

・イエローゴールド（ミディアム）
693,000円

・ローズゴールドにダイヤモンドをセッティング（ミディアム）
1,083,500円

・ローズゴールド＆ホワイトゴールドにダイヤモンドをセッティング（エクストララージ）
1,716,000円

3.これまでのティファニーロックの歩み

2022年にティファニーロックが初登場し、これまでの2年間でさまざまなイベントやキャンペーンが行われてきました。つい最近では新作も発表され、ますます人気を上げています。ここでは、これまでのティファニーロックの歩みを見てみましょう。

3-1.2022年ティファニーロックのローンチ祝したイベント

ティファニーロックのローンチを祝したイベントが、2022年10月にウェスト・ハリウッドで最も有名なサンセット・タワー・ホテルで開かれました。ゲストには、キム・カーダシアン、ヘイリー・ビーバー、ミランダ・カーなど、錚々たるセレブリティたちが集まり、ティファニーの最新作を祝いました。

ティファニーのハイジュエリーキャンペーンに起用された女優のカル・ガドットは、主演映画『ワンダーウーマン 1984』に登場する「服従のブレスレット」にちなみ、ゴールドに光る「ティファニーロックブレスレット」を両腕に6本ずつ身に着け登場。

ティファニー「T」コレクションのキャンペーンモデルを務めるヘイリー・ビーバーは、ゴールドとパヴェダイヤモンドの「ティファニーロックブレスレット」に、胸元にはグリーンジェイドをあしらった「エルサ・ペレッティ」のネックレス、そして「ハードウェア」のピアスを合わせてミックス＆マッチなスタイリングを見せてくれました。

そしてキム・カーダシアンは、ホワイトゴールドのフルパヴェダイヤモンドとハーフパヴェダイヤモンドのブレスレット、「エルサ・ペレッティ」のスネークネックレス2本と「ティファニーTTワン」のダイヤモンドネックレスを合わせて煌びやかに登場しました。

このパーティーのホストを務めたのはティファニー社長兼CEOのアンソニー・ルドゥリュとプロダクト＆コミュニケーション部門を率いるアレクサンド・アルノー。ロサンゼルスで最も有名なアールデコ様式のランドマークテラスで、美しい街並みを背景にゲストたちとシャンパンで祝杯をあげました。

3-2.ティファニー×ダニエル・アーシャムのティファニーロックコレクション

2022年、ティファニーロックコレクションの発表を記念し、現代アーティストのダニエル・アーシャムとのコラボレーションによる限定バングルとスカルプチャーを発表。

ダニエル・アーシャムは、「フィクションとしての考古学（Fictional Archeology）」をコンセプトに彫刻作品から、ペインティング、インスタレーション、パフォーマンス、映像作品まで手掛けるアメリカ・オハイオ出身の現代アーティストです。

「Bronze Eroded Tiffany Padlock（ブロンズ エローディット ティファニー パドロック）」と名付け、アーシャム独特の美学で再考された作品が誕生。遠い未来に発見されたかのようなデザインのパドロックが、99個限定のブロンズ彫刻品へと生まれ変わりました。パドロックにインスピレーションを得た彫刻品のなかには、ホワイトゴールドにダイヤモンドとツァボライトを組み合わせた限定のバングルが納められました。合計3カラットを超えるダイヤモンドと合計1カラット以上のツァボライトが輝きを放ちます。

3-3.2023年のティファニーロックのキャンペーン

2023年に人と人との繋がりや愛の無限の力 “Icon of Love（愛の象徴）” を称え、新たなキャンペーンを発表。ブランドのアンバサダーを務めるBLACKPINKのロゼ、BTSのジミン、シンガーのナンシー・アンジェラム、そして新たにアンバサダーに加わった女優のフローレンス・ピューが新しいティファニーロックの魅力を紹介しました。

2022年にデビューしたバングルに加え、リングやピアス、ペンダントが揃い、ユニセックスなデザインが新たなアイコンジュエリーとして発表されました。また、2023年9月にはアンバサダーであるロゼにインスパイアされた「ティファニー ロック ロゼ エディション」を発表。

ロゼの名前にオマージュを捧げ、ローズゴールドと非常に希少なピンクサファイヤをあしらった2種類のペンダントとピアス、バングルの4つのスタイルを展開しました。ピンクサファイヤは愛とパワーを象徴するカラーストーンとして特別に選ばれた宝石です。

3-4.2024年7月に発表されたティファニーロック新作

2024年7月に新たに発表されたティファニー ロック ナロー バングル。エレガントな見た目はそのままに、幅が4mmになった細身のバングルです。単体で身に着けるのはもちろん、他のジュエリーとの重ね付けも楽しめます。

従来の円形とは違い、手首に沿うように計算されてつくられたデザインで、より手元を繊細に美しく見せてくれます。この時のナローバングルの発表と同時に、従来のものよりひと回り小さなスモールサイズのピアスとペンダントが追加され、より日常使いがしやすくなりました。

4.ティファニーロックを着用・愛用する有名人

ティファニーロックは、海外のセレブだけに限らず国内でも多くの有名人や芸能人から愛され支持を得ています。

この章では、これまでにティファニーロックを着用した日本の有名人を紹介しています。

4-1.三吉彩花さん

モデルで女優の三吉彩花さんは、ティファニー日本初のブランドアンバサダーとして2022から2023年まで活躍。三吉さん自身のInstagramでも、ティファニーのジュエリーを身に着けている姿を度々投稿しています。

エクストララージサイズのティファニーロックペンダントやピアスもかっこよく着けこなす姿はさすが。2023年に六本木で開催されたティファニーロックのポップアップストアオープン記念では、黒のカットアウトスーツにティファニーロックコレクションを合わせたモダンなスタイルで登場し会場を沸かせました。

4-2.山本舞香さん

モデル業と女優業で活躍している山本舞香さん。

エキシビション「ティファニーワンダー」では、パープルのロングドレスに、ホワイトゴールド＆イエローゴールドにハーフパヴェが施されたティファニーロックペンダントとエクストララージサイズのピアスを合わせて身に着け優雅なスタイルを披露しました。

4-3.斎藤飛鳥さん

元乃木坂46のメンバーで、現在は女優として活躍中の斎藤飛鳥さん。

斎藤さんは「エキシビション『ティファニーワンダー』技と創造の187年オープニングイベント」で、爽やかなワンピース姿にイエローゴールドのティファニーロックピアスを合わせて登場しました。大きめのピアスは斎藤さんの小顔をより強調し引き立てています。

4-4.山田涼介さん

歌手で俳優の山田涼介さんは、ホワイトゴールドのシンプルなティファニーロックペンダントを愛用しています。その他、スモールサイズのイエローゴールドティファニーロックペンダントやイエローゴールドティファニーロックピアスを身に着けている写真が、山田さん自身のSNSに投稿されています。

普段からティファニーを愛用している山田さんは2024年にティファニーの「フレンズ」に就任しました。

4-5.西島隆弘さん

歌手のNissyことAAAの西島隆弘さんは、ホワイトゴールドティファニーロックピアスを「エキシビション『ティファニーワンダー』技と創造の187年オープニングイベント」で着用し来場しています。

大ぶりのピアスも「今の時代でこそこういう大きさを男性が身に着けてもいいんじゃないかな」とインタビューに答えています。

4-6.平野歩夢さん

プロスノーボーダー・スケートボーダーで2022年北京オリンピック金メダリストの平野歩夢さん。

平野歩夢さんは、北京オリンピックと同年の2022年に、ティファニーロックのアイコンとして選ばれています。いつものカジュアルなスタイルに、ティファニーロックバングルがよくマッチしています。

5.ティファニーロック以外のティファニー人気コレクション

ティファニーにはティファニーロックの他にもアイコニックなジュエリーコレクションが数多く存在します。

ここでは、ティファニーロック以外の人気コレクションをご紹介します。どれもティファニーに欠かせないアイコニックなコレクションなので、今後のジュエリー選びの参考にしてください。

5-1.ティファニーT

2014年からスタートしたティファニーTコレクション。

2013年から2018年までティファニーのデザインディレクターを務めたフランチェスカ・アムフィテアトロフが初めて手掛けたコレクションです。ティファニーのテーマである「クリエイティビティ」「幸福」「愛」「強さ」を表現しています。

ネックレス、リング、ピアスなどさまざまなアイテムにおいて、ブランドのアイコニックである「T」がモチーフとなり、このシンプルなデザインは性別や世代を超えて多くの人から愛されています。カジュアルからフォーマルなシーンまでさまざまなシーンに対応できる豊富なバリエーションも人気の理由です。

5-2.ハードウェア

ハードウェアは2017年に初登場した人気コレクションです。

ニューヨークの大胆なエネルギーと街並みに広がる建造物、そして1962年製の象徴的なブレスレットに着想を得て誕生しました。ティファニーハードウェアコレクションには、リング、ネックレス、ペンダント、ピアスと幅広いバリエーションが揃います。

従来のエレガンスを得意とするティファニーのイメージより、ハードでモダンな仕上がりになっているのが特徴。また、重厚感があり、ひとつ身に着けるだけでもコーディネート全体の印象を大きく変えてくれます。

5-3.ノット

2021年に発表されたノットコレクション。人と人とを結びつける絆の力を象徴するデザインで、1889年に製作されたアーカイブのリボンに着想を得て生まれました。

また、ニューヨークのチェーンリンクからもヒントを得てデザインされています。力強さとエレガンスさが融合されたティファニーノットは、普段使いから特別な日のジュエリーとしても使えるデザインが豊富に揃っています。

5-4.インフィニティ

古代から使われる「無限∞」がモチーフのコレクション、インフィニティ。

永遠の絆、エネルギーと生命力を象徴するこのモチーフは、ユニークかつシンプルなデザインで、リング、ネックレス、ブレスレット、カフスなどさまざまなジュエリーに応用されています。

コレクションの持つ意味からも、恋人同士や夫婦などペアで身に着けるカップルも多いです。

5-5.バイザヤード

バイザヤードは、オープンハートやビーンなどを生み出したことで知られるデザイナー、エルサ・ペレッティが手掛けた1970年代のコレクション。

ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すために、カットしたダイヤモンドをそのままの形ではめ込むという独特なデザインが特徴です。バイザヤードは、英語では「By the yard」となり、自分の好みに合わせて宝石の大きさやサイズが選べるようにという意味が込められています。

ダイヤモンドパーツが主役となるシンプルなデザインは、40年以上経った今も変わらず人々から愛され続けています。

5-6.ビクトリア

ビクトリアは、1998年に初登場したコレクション。

数あるティファニーコレクションの中でも美しさが際立つビクトリアコレクションは、炎のように輝く鮮やかな最高品質のダイヤモンドから着想を得て誕生しました。ビクトリアの名は、19世紀のイギリス女王に敬意を表して同じ名が付けられたものです。

最高品質のカラーとクラリティのダイヤモンドを採用し、熟練の職人技で施されたカットと立体的なセッティングで、クラスター（房）、ヴァイン（つる植物）、キー（鍵）などさまざまなデザインモチーフが華麗にきらめきます。

ひとつ身に着ければ、世界中の誰もが憧れる輝きを放ち、あらゆる装いを昇華させてくれるでしょう。

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。ブランドのアーカイブの中でも重要なモチーフであるパドロック（南京錠）からインスパイアされたティファニーロック。潔いほどシンプルなデザインは伝統とモダンが融合され、年代や性別といった枠組みを取り払い身に着ける人の個性を最大限に引き出してくれます。

デザインのバリエーションも豊富なので、いくつも揃えたくなってしまいます。
デイリーにも特別な日にも場所やスタイルを選ばず、どんな時も活躍してくれるでしょう。
すでにブランドのアイコニックなジュエリーとなったティファニーロックが、今後どのように展開していくのかも目が離せませんね。