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2024年12月16日

エルメスのコリエドシアンとは?サイズや意味、愛用芸能人まで徹底解説!

コリエドシアンの誕生は、エルメスならではの特別なストーリーに彩られています。

顧客の一人から「犬の首輪のようなアイテムを作ってほしい」というリクエストを受けて制作されたコリエドシアン。エルメスと顧客との信頼関係から生まれたアイテムは、あの有名なバーキンバッグだけではありません。

今回はエルメスのコリエドシアンについて解説してまいります。コリエドシアンに興味がある方や、購入を迷っている方に向けて解説していくので参考になさってみてください。

1.【エルメス】コリエドシアンの意味とは?   

コリエドシアン(Collier de Chien)は犬の首輪を意味するフランス語です。この名前をアイテムに名付けたエピソードから、エルメスが愛される理由を知ることができるでしょう。

1-1.特別オーダー「犬の首輪モチーフ」

1927年、顧客の女性からエルメスが受けた特別なオーダーは、犬の首輪をモチーフにしたアイテム制作でした。当時のエルメスは高級馬具メゾンとして成功を手にしていたものの、自動車の普及が進むなかにあって、レザーを使った新しいアイテムを模索していたのです。顧客の要望に快く応じた結果、ピラミッド型のスタッズ「メドール」が特徴となったベルトが誕生します。さらにはブレスレットも制作されました。

当初はスタッズの数が多く現在よりも個性的なデザインでしたが、時代とともに変遷を重ねて、よりシンプルで品格あるデザインへと進化しています。特に人気のブレスレットには、代表的なレザーのみならず、オールメタルやゴールドといった素材が使われていて、幅広い購買層から支持を集めるアイテムになっています。エルメスの優等生的なイメージに、こうしたエッジの効いたモチーフがはまるのは卓越したサヴォワールフェール(匠の技)あってこその賜物といえるでしょう。

コリエドシアンはエルメスの異端児でありながら、今なお伝統のモチーフとして存在感を放っています。

1-2.エルメスが誇るリレーションシップ

コリエドシアンの誕生には、エルメスと顧客との信頼関係が深く影響しています。顧客の要望を最大限に汲み、モノづくりを進めてきたエルメス。こうした真摯な姿勢は顧客だけにとどまらず、エルメスを支える全ての人々に向けられてきました。たとえば職人たちの育成には、すべての作業工程を一巡して経験させるインクルーシブ教育が採用されています。これは適性を見ながら最適な工房に配属をおこなうもので、時間と労力がかかる人材育成法の一つです。

職人育成をモノづくりの原点と考えるエルメスでは早い段階から採り入れられてきました。また、健康保険や有給休暇といった福利厚生面の充実は、世界大恐慌がおこる1929年より前に済ませていて、フランス政府より早かったという事実に驚きを禁じえません。そうした先進的な経営理念をもつエルメスに、職人たちが絶大な信頼を寄せるのは当然のことといえるでしょう。エルメスが大恐慌の荒波を乗りこえた原動力に、給料を投げうって懸命に営業を続けた職人たちの献身があったことはまぎれもない事実です。

もちろん、それは原料調達先のサプライヤーに対しても同様です。立場を利用して安易に契約破棄しないのはもちろんのこと、平均して20年以上のパートナーシップを構築しています。これは安定的に質の高い原料調達をもたらし、エルメスとサプライヤー、そして顧客の相互にメリットがあります。

こうしたエルメスのリレーションシップが継続する限り、これからも素晴らしいアイテムが生みだされ、ハイブランド頂点の地位を明け渡すことは決してないでしょう。

2.【エルメス】コリエドシアンの魅力とは?  

誕生から、およそ100年もの長きに渡りエルメスのシンボル的なモチーフとして人気を集めているコリエドシアン。

ここでは、その魅力について解説してまいります。

2-1.エルメスらしい素材使い

コリエドシアンのブレスレットやベルトには、エルメスならではの最高級レザーが採用されています。おもにヴォー(雄仔牛の原皮)をメインにして、型押し加工などで多彩な変化をつけています。さらに、アリゲーター(ミシシッピワニ)やリザード(トカゲ)といったエキゾチックレザーも使われていて、本革の良さが堪能できるラインナップといえるでしょう。バリエーション豊かなレザー部分にシルバーやゴールド、ピンクゴールドといった輝きを添えて完成するコリエドシアンは、その組み合わせに底知れない可能性を秘めたアイテムです。

コリエドシアンのブレスレットには、レザーを使っていないジュエリーラインも存在します。こちらはエルメスが初めて手がけたジュエリー「フィレ・ド・セル」の流れを汲んでいて、メゾンのルーツである馬術が連想されます。繊細なダイヤモンドの輝きに彩られたゴールドのブレスレットから、レザーだけにとどまらないエルメスの美意識が感じられるでしょう。同じラインでも、レザーモデルと印象が違うのでシーンに合わせて使い分けてみてはいかがでしょうか。

2-2.エルメスらしからぬ?パンクなデザイン

コリエドシアンの特徴は、なんといってもスタッズだと思います。パンクな印象が強い大きめのスタッズ使いにより、それまでのエルメス愛好家とは違ったファンを獲得することに成功しています。

特に最近は女性だけでなく、男性からの支持につながったことが大きな収穫といえるでしょう。コリエドシアンのブレスレットは、シンプルな装いに合わせても洗練されたコーディネートに格上げしてくれるインパクトがあります。

また、ジェンダーレスでカジュアルファッションに合わせやすい点も魅力の一つです。モノトーンスタイルには、ブラックレザー×シルバーのコリエドシアンで統一感のあるコーディネートが決まります。ピンストライプのパンツスーツといったマニッシュな装いに、オールシルバーのコリエドシアンを合わせても凛とした魅力的な女性を演出できるでしょう。さらにジュエリーラインのコリエドシアンであれば、ノーブルな印象と品格を添えてくれる間違いのない選択となります。

2-3.香水やバッグ…モデル展開は無限大!

現在、コリエドシアンのモデル展開は多岐に及んでいます。バレッタ(髪留め)やマフラーといった、派生ラインを含めると10種類近いモデルにモチーフとして採用されています。たとえば、今秋発表された香水「バレニア」のボトルに使われていて注目を集めました。詳しくは後述しますが、調合された香料にレザーを使ったエルメスらしい香水の一つです。

また、2023年に発表されたバッグ「メドール」ラインでは、一目でコリエドシアンと分かるデザインが人気を博しています。まだ日本では流通量が多くないものの、コロンとしたフォルムが可愛らしいバッグなのでブレスレットとお揃いで持つのもおすすめです。

近年、エルメスは新しい素材として柳材を使ったアイテム作りを推進しています。これはフランスの伝統工芸の一つで、柳材を手作業で編んだかごを使ったものです。材料となる柳の栽培から職人の育成、販売までを一貫してエルメスがおこなうことで、未来に手仕事を伝承していく働きかけとなっています。最新作のメドール・ピクニック(コリエドシアン派生ライン)にも採用されていて、ユニークな質感と蒸れにくい機能性が高く評価されています。

3.コリエドシアンブレスレットの素材とは? 

出典:Hermès

ここからはコリエドシアンブレスレットの素材について、さらに詳しく解説してまいります。

3-1.レザー

出典:Hermès

素材表記 原皮種類 特徴
ヴォー・エプソン 雄仔牛:型押し 細やかなシボ 自然なツヤ
ヴォー・スウィフト 雄仔牛 なめらかな質感
ヴォー・マダム 雄仔牛:型押し 繊細なシボ 控えめなツヤ
ボックスカーフ 雄仔牛 なめらかな質感と艶めき
シェーヴル・シャムキラ 山羊革 柔らかい質感
アリゲーター・ミシシッピ・リス ミシシッピワニ 独特なウロコ模様とツヤ
アリゲーター・マット ミシシッピワニ ウロコ模様とマットな質感
リザード・ニロティカス・リス トカゲ(ナイル川) 小さな鱗模様と艶めき
リザード・サルヴァ・ナチュラ・リス 東南アジア産トカゲ 染色無しの鱗模様

ヴォーエプソン・ヴォーマダム

生後一年未満の雄仔牛を原皮としたヴォー・エプソンとヴォー・マダムは、なめした後、型押し加工によって均一なシボが美しい素材です。肌のキメのような自然なシボが傷を目立ちにくく、独特の風合いを生みだします。シボの大きさによって、染色したときの発色が変化するのも特徴的といえるでしょう。柔らかさと適度なハリがあり、バッグから小物アイテムにいたるまで広く採用されている素材です。耐久性にも優れていて、使うほどにツヤが増してくるエイジングが楽しめます。

ヴォースウィフト・ボックスカーフ

ヴォー・エプソンなどと同様、雄仔牛を原皮としたヴォー・スウィフトとボックスカーフは、型押しをせず、つるりとしたなめらかな質感が特徴的な素材です。ヴォー・スウィフトはシボがないので染めたときの発色が美しく、エルメスが得意とするニュアンスカラーのアイテムに多用されています。一方、ボックスカーフは艶が美しく、どちらかといえば濃色カラーやブラックが映える素材です。エルメスでは素材の特徴を活かして、コリエドシアンのブレスレットに豊かなバリエーションをもたらしています。

シェーヴル・シャムキラ

シェーヴル・シャムキラは柔らかさと発色の良さが特徴の山羊革です。適度にハリとこしがあるので手元に優しく、ブレスレットに最適な素材の一つといえるでしょう。ローズ・ショッキングというカラーでコリエドシアンブレスレットにも採用されています。インパクトのあるカラーを濁りなく発色させていて個性的な仕上がりです。山羊革はシューズに使われるほど丈夫であり、なおかつ軽量なので機能性に優れています。

アリゲーター

アリゲーターは、ミシシッピワニを原皮としたエキゾチックレザーです。独特の鱗模様が特徴で、野性味に富んだルックスを好む方は多いでしょう。リセ仕上げとマット仕上げの2つの加工によって表面のツヤに変化を与えると、見た目の印象が大きく変わります。「リス」と表記されたリセ仕上げは、つやつやとした質感で高級感が高まります。一方、マット仕上げでは鱗模様の陰影が立体感をもたらして、若々しさとスタイリッシュなイメージを演出できるでしょう。

リザード

リザードは淡水を好むトカゲを原皮とした、繊細で均一な鱗模様が特徴のエキゾチックレザーです。エルメスでは染色加工をしたものと、あえて自然のままを活かして染色加工無しの2つのリザードを採用しています。どちらも細やかなきらめきが美しく、個性的なルックスなので人気のある素材です。特に、染色加工無しのリザードナチュラは個体差によって希少性が高く、レアアイテムとして入手するのが難しいとされています。

3-2.ゴールド

出典:Hermès

現在、ジュエリーラインのコリエドシアンブレスレットに、ピンクゴールドを採用したモデルが2つ確認できます。

一つは全体をピンクゴールドで仕上げたものでスタッズとリング部分が際立つデザイン、もう一つはピンクゴールドとダイヤモンドとのコンビモデルです。総量0.91カラットをスタッズにも隙間なくセッティングしたダイヤモンドが視線を釘付けにする魅力あふれる逸品。ラグジュアリーなテイストを好む方におすすめといえるでしょう。

ピンクゴールドは日本人女性の肌色に映えることで人気が高く、他のジュエリーとの重ね付けにも向いています。

4.コリエドシアンブレスレットのサイズ展開は?  

コリエドシアンはエルメスのなかでもボリューム感があるタイプのブレスレットです。また、内周の微調整はできないため、サイズ選びが着け心地に影響します。

ここではコリエドシアンブレスレットのサイズ展開について解説してまいります。

4-1.レザーモデル

日本サイズ表記 海外サイズ表記 腕まわり(単位:㎝)
T1 XS 14.5
T2 S 15.5
T3 M 16.5
T4 L 17.5

現在、レザーモデルのコリエドシアンは幅2.4㎝と4㎝の2つのモデルが販売されています。さらには派生ライン「リヴァル・ミニ」が最小幅の0.7㎝、レザーと柳材を使った派生ラインのメドール・ピクニックは4.5㎝の幅があります。これらすべてに共通するのが上記のサイズ一覧表です。

一番人気のコリエドシアン24であれば、T1〜T3の3サイズで展開しています。幅広の4㎝のものだと、カラーや素材によってT2のみとなっている点は注意が必要かもしれません。どうしても国内でみつからない場合、並行輸入を利用されることもあるでしょう。その際には、海外表記を参考になさってみてください。

コリエドシアンは幅によって、サイズを大きめにしたほうが快適につけられます。手首とサイズ表記との差が0.5㎝〜1㎝を目安に、実物を試着してからの購入をおすすめします。気温が高くなる季節はレザーと皮膚との間が蒸れたり、汗がレザーを劣化させたりするので、密着させて使用するのは避けたほうが無難といえるでしょう。レザーモデルは色やサイズによって、ジェンダーレスに使えます。

4-2.ゴールドモデル

サイズ表記 内周(単位:㎝)
SH 15.8
ST 16.4

ゴールドモデルのサイズ表記は2種類、およそ0.6㎝幅は共通です。自分の手首にメジャーを巻き付けて測ってから、最適なサイズのものを選んでみてください。季節によってむくみが出やすいなどの体質や個人差を考慮して、やや余裕をもたせたほうが長く使っていけるのでおすすめです。

5.コリエドシアンを愛用している芸能人とは? 

コリエドシアンは洗練されたお洒落なアイテムなので、美意識の高い芸能人や著名人に愛用者が多いことでもよく知られています。

ここからはコリエドシアンを愛用している芸能人について解説していきます。

5-1.平子理沙

 

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平子理沙 RISA HIRAKO(@risa_hirako)がシェアした投稿

20代からファッションモデルとして活躍していた平子理沙さん。年齢を重ねても、美への飽くなき挑戦はとどまることを知りません。そんな彼女が選んだのは、コリエドシアンの派生ラインである「リヴァル・ミニ」でした。0.7㎝幅の華奢なモデルながら、黒をチョイスすることで、しっかり存在感を示しています。インスタグラムに投稿されたコーディネートは、カルティエラブブレスとの重ね付けに異素材のコリエドシアンを合わせるセンスはさすがです。大人の余裕と遊び心が感じられて、好感度の高い合わせ方といえるでしょう。お持ちの方はコーディネートの参考にしてはいかがでしょうか。

コリエドシアンのリヴァル・ミニは細いので、他のブレスレットとの重ね付けがしやすいモデルです。色違いで揃えてみたり、あるいは腕時計と合わせてみたりして、色々と楽しむことができます。

平子さんは焼けていない白い肌に、黒のブレスが映える使い方をしていて素敵でした。じつは日焼けした肌にもブラックカラーのブレスレットは映えるので、迷ったらおすすめしたいカラーです。

5-2.梨花

モデルからタレントまで、一時期はテレビで見ない日がないほど多忙を極めた梨花さん。日本人でありながらハーフのようなルックスと、持ち前の明るい物言いに、男女問わず人気を集めました。現在は結婚してハワイに渡ったあと、子育てのためにカリフォルニアへ移住しているそうです。そんな行動力とバイタリティーにあふれた彼女が選んだコリエドシアンは、4㎝幅の定番ブラックモデル。二列に並んだシルバーのメドールが迫力を感じさせます。

メンズにも愛用されるモデルですが、女性にも人気があります。華奢な女性の腕もとをマニッシュに仕上げるのはもちろん、モダンなイメージに演出できるので、お洒落上級者にとっては使いやすいとされています。有名スタイリストにも愛用している方が多いため、モデルだった梨花さんも思わずコリエドシアンに魅了されたのかもしれませんね。彼女は今年、およそ10年のブランクを物ともせず、新ブランドのローンチでも注目を集めています。

5-3.浜崎あゆみ

 

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ayumi hamasaki お浜姐(@a.you)がシェアした投稿

10代から長く芸能界で活躍してきた浜崎あゆみさん。大ヒットした楽曲はもちろん、メイクやネイルを真似る女の子たちのカリスマ的な存在でした。私生活では二人のお子さんを育てる母親となっているものの、相変わらず海外セレブ並みに美貌を保っているのはさすがです。ビジネスの成功と美を追求する彼女はハイブランドの所有率も高め。エルメスを筆頭に、ヴィトンやグッチなどを気ままにコーディネートした私服をSNSで公開しています。そんな日常のワンショットに、シャネルのお財布とコリエドシアンブレスレットが映りこんでいました。

定番のシルバー×レザーコンビモデルはレッド系をチョイスしていて、フューシャピンクのお財布と共に華やかさを存分に発揮しています。華奢なブレスレットを好む彼女ですが、こうしたインパクト重視のデザインでも色選びによっては女性らしさも演出できるので、迷った時の参考にしてみてはいかがでしょうか。色々なブランドアイテムを見ているだけでも楽しいので、興味のある方は彼女のインスタグラムをチェックしてみてください。

5-4.雨宮塔子

 

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元TBS人気アナウンサーとして活動、パリに移住して西洋美術史を学び、現地の日本人パティシエと結婚して離婚後に帰国。現在はエッセイストやフリーアナウンサーとして、活動の幅をひろげている雨宮塔子さん。紆余曲折を経て、フランスでの暮らしが25年目を数えるようになりました。異国での暮らしや価値観を汲みとる感性が鋭く、その審美眼は彼女のスタイリッシュな佇まいからも、うかがい知ることができるでしょう。そんな彼女が40代後半で身につけていたのが、オールシルバーのコリエドシアンです。

これは若いころからエルメスを愛用してきた彼女が、初めてオークションで手に入れたコリエドシアンブレスレットだそうです。レザーモデルよりハードな印象のアイテムをマニッシュなパンツスーツに合わせたコーディネートから新しい仕事への意気込みが感じられます。彼女のコーディネートから、意外にもバーキンバッグとの相性がいいことが分かります。フォーマルなシーンに合わせたいときは、こうした合わせ方が参考になるでしょう。

5-5.TAKAHIRO(EXILE)

オーディション番組から誕生したグループユニット、EXILEのTAKAHIROさん。端正な顔立ちと抜群の歌唱力で、すでに大人気だったEXILEのヴォーカリストの座を射止めました。ここまでヒット曲に恵まれたこともあり、順調にキャリアを築いています。人気女優武井咲さんとの結婚からソロ活動にも力を注いでいて、今秋行われた日本武道館公演も大成功をおさめました。デビュー当時からファッション誌への露出が多く、コリエドシアンブレスレットを着用していたそうです。

彼自身が元美容師だったこともあってファッション感度が高く、全盛期には身につけたアイテムが即完売するほどの影響力がありました。彼のSNSを見てみると、自らアクセサリーのプロデュースを手がける活動も行っています。中堅となった現在は、積極的に若手を育成する役割を担うなどしてグループ全体への貢献を忘れていません。円熟味を増してきた彼の活躍に、ファンならずとも注目していきたいアーティストの一人といえるでしょう。

6.【エルメス】コリエドシアンのブレスレットだけにとどまらないモデル展開とは? 

コリエドシアンのモデル展開はブレスレットのみならず、すでにアイテムの広範囲に及んでいます。ここからはエルメスが進める、コリエドシアンのモデル展開について解説してまいります。

6-1.リング

出典:Hermès

コリエドシアンのリングは象徴的なスタッズと丸いリングがあしらわれていて、シンプルながら主張のあるデザインが特徴です。素材にはシルバーとピンクゴールドを採用。サイズは幅が約0.5㎝で、1サイズ刻みの49〜55まで展開しています。さらっと一つだけでつけたり、あるいは重ねづけしたりして、全体のボリュームを調整してコーディネートするのがおすすめです。シーンを選ばずにつけられるので、一つ持っていると重宝するリングといえるでしょう。シルバーは定価10万円以下なので、ファーストエルメスとしても手に取りやすいアイテムです。

また、エナメルタイプのリングはカラフルな彩色でスタッズを表現していて、また違った魅力を放っています。柔らかい印象でカジュアルに使いやすいため、こちらもおすすめです。リングの幅はPMとMMの2種類があります。PMは幅が約0.5㎝で、MMは約0.9㎝。サイズは53と55の2種類展開です。

リングサイズ一覧表は以下となります。

エルメス表記 日本サイズ表記 直径(単位:㎝)
49 9 1.56
50 10 1.59
51 11 1.62
52 12 1.66
53 13 1.69
54 14 1.72
55 15 1.75

 

6-2.香水ボトル

出典:Hermès

今年9月に発表された、エルメス待望のシプレ系フレグランス「バレニア」のボトルにも、コリエドシアンのエッセンスが効いています。楕円形の本体に沿うように、シルバーメタルでスタッズを表現したルックスが、さり気なく往年のモチーフを感じさせるでしょう。香水のなかでも経過時間とともに香りの変化がもっとも大きいのがシプレ系とされていて、華やかな植物性の香りからラストノートの官能的な香りまで、この美しいボトルが雄弁に表しているようです。

エルメスの時計デザイナーでもあるフィリップ・ムケ氏が手がけたボトルは、オブジェとしても秀逸なデザインとして注目を集めました。エルメスを代表する香水、フレッシュ感あふれる「ナイルの庭」とは違った魅力に出会いたい方におすすめの香水です。

7.【エルメス】コリエドシアン最新作とは? 

ここではコリエドシアンの最新作アイテムについて解説してまいります。

7-1.フレグランス「バレニア」

出典:Hermès

エルメスのフレグランスとして今秋発表されたばかりの「バレニア」

これまでの軽めなオードトワレではなく、濃厚なオードパルファムとなるバレニアは香料の一つにレザーを使っています。レザーの香料には香りに深みをもたらす作用があるそうです。また、動物由来の香料とメインとなっている植物由来の香料がレイヤードすると、香りの変化が長く続く効果が得られるとされています。

トップノートではジンジャーリリーとベリー類が甘く香り、ミドルノートではパチョリのややスパイシーな香りへと変化。濃密なオークウッドのラストノートが柔らかくフェードアウトするまで、どの瞬間も魅力的に芳香をつづけます。調香師クリスティーヌ・ナジェル氏が手がけた渾身のフレグランスはボトルデザインにもこだわった逸品です。容量は30、60、100mlの3種類となり、値段は順に12,650円、18,370円、24,860円で販売されています。

7-2.ミニメドール

出典:Hermès

縦長で筒状のバッグを、中央を絞りこんだようなユニークな形状が特徴的な「ミニメドール」中央部分にコリエドシアンのメタリックな輝きが光をそえて、可愛らしさとフェミニンさが感じられるミニバッグです。全体的に丸みのある曲線とメタル部分の直線的なコンビネーションが見せる、絶妙なバランス感覚はエルメスらしいと言わざるを得ません。

どこにもまだ存在していない、そんな唯一無二のバッグを探している方におすすめしたいバッグの1つです。現在、並行輸入価格は100万円前後で推移しています。鮮やかなブルーやグリーンカラーも展開していますが、やはり定番のブラックが人気となっています。

7-3.メドール

出典:Hermès

コリエドシアンのスタッズ部分をレザーで表現したベルトが特徴の派生ラインバッグ「メドール」

金属とは違うテクスチャーのレザーで、バッグ本体と一体感を持たせたデザインです。一見するとケリーバッグのような台形型ですが、その印象は品格がありつつもクールなイメージにまとまっています。ショルダーストラップと手持ちハンドルの2Way仕様となっていて機能性も抜群です。現在、並行輸入価格は150万円を中心に展開しています。カラーはブラック、ゴールド、エトゥープといったベーシックなものが人気を集めています。

8.コリエドシアンは犬の首輪に着想を得たエルメス伝統モチーフ

今回はエルメスのコリエドシアンについて解説してまいりました。個性的なスタッズ「メドール」があしらわれたコリエドシアンは、さまざまなアイテムに姿を変えて長く愛されるエルメス伝統のモチーフです。それは代表的なベルトをはじめ、ジュエリーや香水といった分野にまで広がりを見せています。

特に、人気のブレスレットはサイズや素材のバリエーションが豊富にラインナップされていて、選ぶ楽しみにあふれたアイテムです。実物を試着してサイズとのバランスをみながら、ご自身に合ったコリエドシアンを見つけてみてください。エルメスバッグと合わせて、さりげなくお揃いにしてみるのもおすすめです。

この記事が皆様のご参考となれれば幸いです。

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