グランドセイコーが作り上げた独自のムーブメントとして知られている「スプリングドライブ」。機械式時計とクォーツ式時計に次ぐ第3のムーブメントとして世界的に注目を集めています。

スプリングドライブとは一体どのようなムーブメントなのかよくわからない方も多いのではないでしょうか？

この記事ではスプリングドライブの仕組みをはじめ、メリットやデメリット、購入してから後悔しないために知っておくべきポイントなどについて解説させていただきます。スプリングドライブを搭載したおすすめの人気モデルもご紹介していきますので、気になる方は是非最後までご覧ください！

1.スプリングドライブとは？

スプリングドライブは日本を代表する時計メーカー「SEIKO／セイコー」が独自で開発した、機械式時計とクォーツ式時計が持つそれぞれのメリットを組み合わせた全く新しいムーブメントです。

セイコーではメカニカルと呼ばれている機械式時計に組み込まれているぜんまいを利用して、クォーツ式時計に使用される水晶振動子に時計の動きを制御させるセイコー独自の駆動システムとして開発されました。スプリングドライブはハイブリッド型ムーブメントといわれており、機械式時計の大きなトルクと、高精度を誇るクオーツ式時計を組み合わせてそれぞれの弱点を補い合っています。

はじめて構想が生まれた1977年から20年以上の開発期間を経て誕生したスプリングドライブは、時計業界を震撼させるほどの画期的なアイディアであることから世界中で注目を集め、現在ではグランドセイコーをはじめ、セイコーやセイコークレドールの時計に使用されています。

2004年、スプリングドライブの初期モデルである「cal.9R65」の登場以降、クロノグラフ機構が加えられた「cal.9R86」やGMT機構が付加された「cal.9R66」など徐々にラインナップを拡大しています。

2.機械式？クォーツ式？スプリングドライブの知られざる仕組み

スプリングドライブは機械式時計とクォーツ式時計の良いところを取り合って弱点を補った画期的なムーブメントとして人気を集めていますが一体どのような仕組みで動いているのでしょうか？

この章ではスプリングドライブの知られざる仕組みについて解説していきます。

2-1.ゼンマイがほどける力を動力源としたムーブメント

スプリングドライブは機械式時計に使われている「ゼンマイ」がほどける力を使用して動作しています。

ゼンマイがほどける際に発生するパワーはクォーツ式時計の電池から発生する動力よりも強いことが特徴です。スプリングドライブはクォーツ式時計のように動力に電池やモーターを使用していないので電池交換やモーターを取り替える必要がないことも魅力とされています。

基本的な構造は機械式時計に似ている事からメンテナンス次第では半永久的に使用していくことが可能です。

2-2.クォーツで繊細な時計の動きを制御

スプリングドライブの時間制御にはクォーツ式時計に用いられる「水晶振動子」が使用されており、テンプやアンクルといった機械式時計に備えられている機構は搭載されていません。

クオーツ式時計は電池を用いて水晶振動子を発振させ、周波数を読み取ることで正確に時を刻む仕組みなので、機械式時計よりも高精度なことが特徴とされています。スプリングドライブの場合は動力源に電池ではなくゼンマイを使用していますが、クォーツ式時計と同様の方法で時を刻むので、月差±15秒ほどとクオーツ式時計と同等の高精度を実現しています。

スプリングドライブは機械式時計に対するこだわりが強い方の一部から「嫌い」「やめとけ」「壊れる」などマイナスな意見をいわれてしまうこともあるようですが、二つのムーブメントを融合させた仕組みはセイコーが生み出した画期的なアイディアといえるでしょう。

次の章ではスプリングドライブが持つメリットについてご紹介していきます。続けてデメリットも紹介していくので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

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3.スプリングドライブが持つ5つのメリット

セイコーしか作ることができないブランド独自のムーブメント「スプリングドライブ」。

機械式とクォーツ式を組み合わせたハイブリッド型ムーブメントのメリットには以下の5つが挙げられます。

・高精度ムーブメント
・滑らかなスイープ運針
・寿命が長く半永久的に使用可能
・耐磁性＆耐久性に優れている
・トルク力が強い

この章では上記5つのスプリングドライブが持つメリットについてご紹介していきます。

3-1.【メリット①】高精度ムーブメント

スプリングドライブのメリットとして最初に上げられるのは、時計として重要な圧倒的精度を誇っている事です。

機械式時計の場合、日差±10秒前後は当たり前ですがスプリングドライブは時計を制御するシステムにクォーツが使用されているので1日に1秒もズレないほどの高精度を実現しています。月差でみても±15秒ほどと機械式時計を大きく上回っています。

また、スプリングドライブは機械式時計に使用されているテンプを持たない構造なので、時計の着用時の向きによって変わる姿勢差がなく安定した高精度を持っています。　

腕時計の性能を測る際の重要な要素でもある「精度」に確かな信頼があることはスプリングドライブの大きな魅力といえます！

3-2.【メリット②】滑らかなスイープ運針

機械式時計は細かく進むスイープ運針、クォーツ式時計は1秒ごとにカチカチと進むステップ運針のようにそれぞれ異なる運針の動きをします。

スプリングドライブは機械式時計同様スイープ運針を採用していますが、クォーツ式時計が持つ電子制御を使用していることもあり滑らかに進む運針が特徴です。機械式時計に似たような動きではありますが、細かく刻むことなくスムーズに流れるような運針は眺めているだけでスプリングドライブの性能の高さを味わうことができます。

また、スプリングドライブの運針は動いている際に音がなく、静かなことも毎日使用する上ではメリットと言えるでしょう。

3-3.【メリット③】寿命が長く半永久的に使用可能

寿命が長く、扱い次第では半永久的に使用できる一生モノであることも、スプリングドライブの大きなメリットの1つです

クオーツ式時計のように電池式の時計の場合、使用していくにつれ電子回路が劣化してしまうことが原因で寿命は約10年程といわれています。ハイブリッド型であるスプリングドライブもクォーツ式時計の要素を持つ時計ですが、電子回路を使用していないので機械式時計のように定期的にオーバーホールすることで半永久的な使用が可能です。

クォーツ式時計に匹敵する精度を持ちながらも一生使える点は、長く愛用していきたい方にとっては大きなメリットといえますね！

3-4.【メリット④】耐久性＆耐磁性に優れている

衝撃に強く磁気の影響を受けにくいこともスプリングドライブのメリットとして挙げられます。

機械式時計は大きな衝撃を受けることを想定して作られていないので、着用時に強い衝撃を与えてしまうと内部の部品が変形したり壊れたりしてしまい故障することがあります。しかし、スプリングドライブの場合、機械式時計のような脱進機構がなくクォーツ時計に用いられている水晶振動子で時計の進み具合を調整する仕組みなので、機械式時計と比べると耐久性に優れています。

また、機械式時計は金属パーツを多く使用しているので磁気に弱く時計が狂ってしまうというデメリットがありますが、スプリングドライブは磁気の影響を受けやすいテンプやモーターなどを一切使用していないので故障することなく使い続けることができます。

※強い磁気や長時間磁気の影響を受けてしまう環境下の場合、故障してしまう可能性も考えられるので注意が必要です。

3-5.【メリット⑤】トルク力が強い

時計の針を動かす原動力でもある「トルク」が強い事もスプリングドライブのメリットの1つ。

クォーツ式時計は精度の高い時計ですが、性質上トルクが弱いので重たい針を載せることができず軽量の針しか使用することができません。しかし、スプリングドライブはゼンマイを動力源としているので機械式時計と同等の針を載せることができ、クロノグラフやGMTといった様々な機構を採用することができます。

この章ではスプリングドライブが持つ5つのメリットについてご紹介させていただきました。機械式時計とクォーツ式時計を併せて欠点を無くしたスプリングドライブは、セイコーが誇る唯一無二のムーブメントといえるでしょう。

4.スプリングドライブが持つ3つのデメリット

スプリングドライブのメリットについてご紹介しましたが、反対にスプリングドライブには以下の3つのデメリットが上げられます。

・価格が高い
・メンテナンスや修理が難しい
・選べる種類が限られている

この章ではスプリングドライブの上記3つのデメリットについて解説していきます。

4-1.【デメリット①】価格が高い

スプリングドライブを搭載した時計は高額なことがデメリットとして挙げられます。

ハイブリッド型ムーブメントであるスプリングドライブはセイコーが独自に開発した機構なので、製造コストが高く比例して時計自体も高額であることがほとんどです。セイコーの時計は安価なものだと数万円程で購入することができますが、スプリングドライブが搭載したモデルは安くても40万円ほどと高額です。

魅力的なメリットの追い時計ですがその分高額であることはデメリットといえるでしょう。

4-2.【デメリット②】メンテナンスや修理が難しい

修理が難しいこともスプリングドライブのデメリットとしてあげられます。

一般的な時計であれば近所の時計修理業者に修理を依頼することができますが、スプリングドライブの場合は機械式でもクォーツ式でもないので修理業者に断られてしまうケースが多いです。その場合、メーカーに直接修理を依頼しなければならないので時間がない方や手間だと思ってしまう方にはデメリットと思われてしまうでしょう。

4-3.【デメリット③】選べる時計の種類が限られている

2004年にはじめてスプリングドライブが搭載された時計が発表され、20年経つ現在まで数々のモデルが登場しています。

しかし、セイコーではクォーツ式や機械式など他のムーブメントを使用した時計も数多く製造されているのでスプリングドライブ搭載モデルは多くはなく、選べるラインナップが限られていることがデメリットとして上げられます。

人気モデルも多数ありますが自分の好みのデザインが見つからない方は少し待ってみても良いのかもしれませんね！

5.後悔しないために知っておきたいスプリングドライブの特徴

機械式とクォーツ式を併せ持つ魅力的なムーブメントであるスプリングドライブですが、特徴を知らずに買ってしまうと将来的に後悔してしまう可能性が考えられます。

この章では後悔しない為に覚えておきたいスプリングドライブの特徴について解説していきます。

5-1.機械式時計ならではの音が聞けない

機械式時計は耳を近づけると秒針の音を楽しむことができますが、スプリングドライブは滑らかに秒針が動き止まることはないので機械式時計特有の「カチカチ」という音を聞く事ができません。

音を立てずに滑らかに動く秒針を眺めることはできますが、機械式時計の音を楽しみたい方は将来後悔してしまう可能性があるので注意しましょう。構造や見た目は機械式時計に似ていますが、全て同じではないことを理解したうえで時計選びをするように心がけましょう！

5-2.構造上ケースが厚くて重い

スプリングドライブは機械式とクォーツ式を組み合わせた複雑な作りとなっているので、ケースが厚く、重量が重くなってしまうモデルが多いです。

ケースが厚さや重さは装着時の違和感や手首の疲れに繫がってしまいます。着用感がわからないまま安易にインターネット上の通販やフリマアプリ、オークションなどで購入してしまうと「思っていたのと違う」と後悔してしまうことも考えられます。スプリングドライブ搭載の時計は安い買い物ではないので実際にお店に足を運んで購入することがおすすめです！

5-3.オーバーホールにかかる費用が高い

スプリングドライブを長く使用していくためにも欠かせないオーバーホール。セイコーが発表しているオーバーホールにかかる費用は以下の通りです。

セイコーが展開している時計の中でも平均で約300個以上のパーツが使用されているスプリングドライブはオーバーホールにかかる費用がクォーツ式時計と比較すると高く機械式と同等の金額がかかってしまいます。3年〜5年が目安とされているオーバーホールですが、費用が高いと後々後悔してしまう可能性もあるので覚えておきましょう！

この章では購入後に後悔しないために覚えておきたいスプリングドライブの特徴についてご紹介させていただきました。今回ご紹介した内容を把握して後悔しない時計選びをしましょう！

6.スプリングドライブ搭載のおすすめ人気モデル10選！

セイコーが誇る独自のムーブメント「スプリングドライブ」についてここまでご紹介させていただきました。

この章ではスプリングドライブを搭載したおすすめ人気モデルをご紹介していきます！

6-1.Grand Seiko グランドセイコー 9Rスプリングドライブ SBGA211

出典：GRAND SEIKO

時代の流れを感じさせない普遍的なデザインとして登場した「グランドセイコー SBGA211」通称「雪白／スノーフレーク」はグランドセイコーの中でも人気モデルとされており、長きにわたり支持されています。

雪白文字盤とも言われている文字盤はグランドセイコーの工房がある信州に降り積もった雪を表現してデザインされ、ケースにはステンレスではなく軽量で硬度のあるチタンを採用。デザイン、素材ともにこだわりぬかれたグランドセイコーを代表するモデルです。

6-2.Grand Seiko グランドセイコー 9Rスプリングドライブ SBGA443

出典：GRAND SEIKO

グランドセイコー史上初の機械式時計でもある「62GS」をベースにアレンジを加えることで誕生した「グランドセイコー SBGA443」。日本の国花とも言われている桜が散った春の終わりを表現した文字盤が特徴のモデルです。

日本に先駆けてアメリカでリリースされた時計ですが、逆輸入されて以降24節気シリーズに加わっています。

24節気シリーズとは・・・日本の四季をさらに細かく24に分けて時計ブランドならではの文字盤で季節の移り変わりを表現したグランドセイコーを代表するコレクションです。

6-3.Grand Seiko グランドセイコー 9Rスプリングドライブ SBGA461

出典：GRAND SEIKO

スプリングドライブ搭載のダイバーズモデルとして2021に登場した「グランドセイコー SBGA461」は視認性の高め、200ｍの防水機能を持ったダイバーズウォッチとして登場しました。

ザラツ研磨によって鏡面仕上げが施されたケースは光沢感が際立っており、ダイバーズウォッチながらも高級感のある仕上がりとなっています。また、ブラックカラーのベゼルは分解できる構造となっているのでアフターサービス時にベゼルに入り込んだホコリなどもキレイに取り除くことができることも魅力とされています。

6-4.Grand Seiko グランドセイコー 9Rスプリングドライブ SBGC203

出典：GRAND SEIKO

多機能ながらも視認性に優れたデザインが魅力的な「グランドセイコー SBGC203」は「世界で最も信頼のおけるクロノグラフ」ともいわれており、スプリングドライブが持つ高い精度を保ちながらもストップウォッチや72時間のパワーリザーブなど正確に動作させることができるモデルです。

秒針のみならずストップウオッチの針もスプリングドライブの特徴とされている滑らかなスイープ運針の動きを見ることができることも、多くの時計ファンを魅了しているポイントの1つです。

6-5.Grand Seiko グランドセイコー 9Rスプリングドライブ SBGE248

出典：GRAND SEIKO

グランドセイコーの時計の中ではじめてベゼルに18Kイエローゴールドが用いられたモデルとして、人気を集めている「グランドセイコー SBGE248」は高級感あるデザインが特徴のスポーツモデルとして登場しました。

GMT機能を搭載した同モデルは海外旅行といったリゾートシーンはもちろんビジネスシーンにも最適な時計といえるでしょう。

6-6.Grand Seiko グランドセイコー 9Rスプリングドライブ SLGA009

出典：GRAND SEIKO

2022年に発表された「グランドセイコー エボリューション9コレクション SLGA009（通称：白樺）」。グランドセイコーの工房から見える白樺林からインスピレーションをうけてデザインされた文字盤が特徴とされています。

グランドセイコー誕生60周年の節目の年である2020年に生まれた「エボリューション9コレクション」は「光を美しく流す造形」や「光と陰が織りなす美」といった日本の美意識を取り入れたセイコーの新たなデザイン文法です。

白樺はザラツ研磨によって作られた歪みのない鏡面仕上げや視認性の高い文字盤など、デザイン面で日本の「美」が表現されており、グランドセイコーの中でも多くの支持を集めています。

6-7.Grand Seiko グランドセイコー 9Rスプリングドライブ SBGA481

出典：GRAND SEIKO

ライオンのたてがみをモチーフにした文字盤が特徴的な「グランドセイコー SBGA481」は

メーター入りベゼルをはじめ、200ｍ防水や軽量で硬度の高いチタンケースの採用、ルミブライトによる夜間の視認性の高さなどアクティブな休日にも最適なスポーツ仕様のモデルです。

金属の塊の端を切り落としたかのような、インパクトある特徴的なラグの形状は手元の印象を大きく変えてくれるでしょう。

6-8.Grand Seiko グランドセイコー 9Rスプリングドライブ SBGE295

出典：GRAND SEIKO

穂高連峰の岩稜を文字盤で表現した「グランドセイコー SBGE295」第2の時間を瞬時に確認することができるGMT機能を搭載しており、サファイアガラス製の回転ベゼルとダイヤルリングに表された24時間の表示により3つの時刻を同時に知ることができることが特徴とされています。

穂高の夏の情景からインスピレーションを受けてデザインされたSBGE295のグリーンダイヤルはグランドセイコーの中でも珍しいカラーであることから人気を集めています。

6-9.Grand Seiko グランドセイコー 9Rスプリングドライブ SBGA437

出典：GRAND SEIKO

鮮やかな輝きを放つ厚銀放射文字盤が特徴的な「グランドセイコー SBGA437」。

グランドセイコーが工房を構えている信州は過去にシルクの一大生産地として知られており、その地に敬意を込めて厚銀放射文字盤がデザインされました。光沢のあるシルクで線を描いたかのような放射模様の文字盤は、銀メッキに独自の手法を施すことで実現されています。

SBGA437はシンプルで高級感のあるデザインなので年齢問わず着用できることから、人気を集めているモデルです。

6-10.Grand Seiko グランドセイコー 9Rスプリングドライブ SBGE253

出典：GRAND SEIKO

セラミックベゼルを搭載した新時代のスプリングドライブGMTとして2020に登場した「グランドセイコー SBGE253」

耐傷性の優れたジルコニア・セラミックをベゼルに取り入れることで不意に付いてしまう傷への心配がなくなります。また、SBGE253はねじ込み式リューズが4時の位置に配置されており、手の甲に当たってしまうことがないのでデスクワークなど手首を動かすことが多い方でも快適に使用することができることも特徴の1つです。

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7.海外からも高い評価を獲得しているスプリングドライブ

1960年に誕生したグランドセイコーは2010年から海外市場に本格的に参入し、2017年にグランドセイコーとしてセイコーから独立を果たしました。

海外市場に出始めてから約15年ほどしか経過していませんが、海外からの評価は年々上昇傾向となっています。

また、海外からの評価はグランドセイコーだけでなく「スプリングドライブ」という第3の機構に対しても高い評価を得ています。

世界中の時計メーカーが集まる展示イベントの際にもスプリングドライブを搭載した時計は圧倒的に注目を浴びており、アジア圏はもちろんアメリカやヨーロッパ各国からも絶大な人気を獲得しているようです。

本格的な海外進出からそれほど時間は経っていないので今後の続報を待ちましょう！

8.【まとめ】セイコーが開発した革新的なムーブメント「スプリングドライブ」

今回は日本の時計メーカー「SEIKO／セイコー」が生み出した画期的なムーブメント「スプリングドライブ」についてご紹介させていただきました。

機械式でもクオーツ式でもないスプリングドライブ。現在ではグランドセイコーの看板ともいえる存在となっており、新作の時計が登場するたびに注目を集め続けています。

この記事がスプリングドライブが気になっている方や購入を検討している方のお力となれれば幸いです。