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2024年8月01日

【正確さを象徴するボールタイム】ボールウォッチとは?歴史や魅力を徹底解説

ボールウォッチという時計ブランドをご存知でしょうか。かつてアメリカに正確な時計の技術と管理を提唱し、「ボール・タイム」は正確な時刻の象徴とされたブランドです。その進化は鉄道と共に歩んでおり、アメリカの歴史に寄り添ったブランドです。この記事ではボールウォッチの歴史、魅力、代表シリーズ、ボールウォッチの時計を着けている有名人、おすすめモデルについて紹介します。

目次

1 【正確さを象徴するボールタイム】ボールウォッチの歴史

1-1 1891年 創業者のウェブ・C.ボールがサザンミシガン鉄道の監督検査官に任命される

創業者のウェブスター・クレイ・ボールは、1847年10月6日にアメリカオハイオ州フレデリックタウンで誕生しました。ボールは地元の宝石商のもとで時計職人の見習いとして働き、見習いを終えると時計ケースの製造業者のもとでセールスマンとして働き始めました。

株取引で成功したボールは”WebbC.Ball Company”を設立。彼のジュエリーストアはセネカ・ストリートとスーペリア・ストリートの交わる角にあり、クリーブランドのビジネス街の中心地という最高のロケーションでした。1883年にワシントンの海軍天文台によって時報が行われるようになると、クリーブランドに正確な時刻を導入した最初の宝石商としてボールはこの時報を利用して時計を合わせるようになりました。市民はボールの店で時刻を合わせるようになり、北オハイオでは”ボール・タイム”という言葉が正確な時間の代名詞となるほど地域に定着していきました。

クリーブランド市が標準時を採用したのは1890年6月14日のことで、市長は、標準時の施行という重要な任務の遂行を、ボールに委ねました。しかしこの少し後に”キプトンの悲劇”が起こってしまうのでした。

初めての速達郵便列車として知られているNO.4が湖岸ミシガン南方鉄道を西から、オハイオ州キプトンヘ向かって走っていたところ、列車の機関士が持っていた時計が4分遅れていたことが原因で列車同士が衝突、大破炎上する事故が発生しました。両列車の機関士は死亡、9名の乗務員がこの事故の犠牲となっており、アメリカ鉄道史上でも類を見ない大惨事として記録されています。

1-2 「鉄道標準時計の基準」と「時計検査システム」を制定し、正確な時間を共有

1891年7月19日、ボールは湖岸サザンミシガン鉄道の監督検査官に任命されました。当局はボールに路線の全線にわたって時間と時計の状況を調査させ、それらを正確に運用するためのシステムを開発するよう要請しました。

ボールは公式鉄道時計の基準を定めることとしました。鉄道の車掌、機関士、駅職員の時計だけはなく、鉄道関連の事業で使用されている全ての時計を年2回検査し、30秒以上のズレのある時計は調整を義務付けました。他にも鉄道員の労働環境に耐えうる耐衝撃性能、5姿勢での精度調整、視認性重視のため分かりやすいアラビアインデックスを採用するなど、時計側の規定も定めました。

この検査システムは、やがて全米の75パーセントに浸透し、さらにはカナダ、メキシコに及ぶ広範囲で適用されました。1921年10月21日にはアメリカ時計協会はこの功績を称えています。ボールの定めたシステムはアメリカの鉄道時計のあり方の基礎を築いたと言われています。

1-3 スイスラ・ショー・ド・フォンを本社を構え、開発を続ける

ボールウォッチは現在はスイスへ本社を移しましたが、『あらゆる過酷な環境のもとで正確な時を告げる』というブランド・ミッションは健在です。全モデルの針とインデックスに自発光マイクロ・ガスライトを搭載することで暗闇での時刻読み取りを容易にし、耐衝撃の規格をクリアしています。同様に耐磁性や防水性など厳しい環境でも使用できる機能をさらに強化しており、これまでにはなかった自社製ムーブメントの開発にも力を入れています。

ハイエンドモデルとして発表されたエンジニア ハイドロカーボンシリーズは注目を集めました。2009年には同シリーズからスペースマスター、その後日本限定モデルのスペースマスターJPが発表されました。極太のマイクロ・ガスライトを採用したスペースマスターBGLや5mの高さからの落下衝撃にも耐えたスペースマスター クロノGMTなど、ブランドのアイデンティティを受け継ぐ新作を次々と発表し、その名を一気に知らしめることになりました。

2 【正確さを象徴するボールタイム】ボールウォッチの魅力

2-1 鉄道時計をルーツにもつ堅牢性と視認性の高さ

ボールウォッチの最大の特徴は鉄道をルーツにもつことによる堅牢性と視認性の高さです。かつて鉄道の時間管理を正確に行うために開発されたため、何よりも優先されるのはどんなシーンでも正確に時間を刻み、すぐに判別可能な見やすさでした。そのため、ボールウォッチの時計はすべて国際標準化機構のISO1413に基づく耐衝撃時計の試験に合格し、一般的な時計と比べ衝撃に強い特長を持つ耐衝撃性能をもっています。モデルによってはもっと過酷な試験を通過しています。

マイクロ・ガスライトを用いた針や文字盤インデックスに用いることで、ボールウォッチの高い視認性を実現しています。内側に蛍光塗料を塗布したガラス管にトリチウム(H3)を充填することで発光しますが、通常の蓄光塗料にはない特徴が魅力です。蓄光塗料では事前に露光させておく必要がありますが、マイクロ・ガスライトは自発光するため、どんなシーンでも使用できるボールウォッチのコンセプトを体現しています。

2-2 力強くタフネスを感じさせる無骨で実用的なデザイン

ボールウォッチの時計は堅牢性と視認性を重視しているため、実用的で無骨なデザインが特徴です。エンジニアシリーズの他、ロードマスター(保線夫)、ストークマン(機関助手)など時計の機能ではなくユーザーや使うシーンに焦点が当てられており、それぞれの役割を果たすための相棒といった位置付けです。

無骨なスタイルもボールウォッチのように完成度が高ければ機能美です。機能を果たすパートナーとしての時計を考えるなら、デザイン重視の装飾よりもカッコいいと思ってしまうのが多くの男性ユーザーならではないでしょうか。

2-3 大手コングロマリットに所属せずコストパフォーマンスに優れる

ボールウォッチはアメリカで鉄道の監督検査官に任命されたことから歴史が始まりました。その後アメリカの鉄道時計といえばボールウォッチといった存在になっていますが、時計大手コングロマリットに所属せずにほぼ独立体制で運営されています。厳密には香港を拠点とするアジア・コマーシャル・ホールディングス(時計中心の投資会社)所属となっていますが、彼らはブランドの方針に口を出すことはしないようです。

そのため、ボールウォッチはグループ内の価格帯調整や大型の宣伝による価格高騰が見られません。知る人ぞ知るブランドではあるものの、ブランドの方針を変えずに運営し続け、ブランドのルーツを大事にした展開に注力するなど、堅実な運営となっています。クオーツショックの際にも独立体制でいられたのも、アメリカでの堅実な人気など下支えの強さがあったからでしょう。

3 【正確さを象徴するボールタイム】ボールウォッチの代表シリーズ

3-1 エンジニア

ボールウォッチは実用時計に必要な要素は耐衝撃性と耐磁性と考えました。エンジニアは2つの要素を兼ね備え、幅広いシーンで使えるよう開発されたシリーズです。高さ1.0mから自由落下にて木の床に落とした時に受ける衝撃と同等の衝撃テストを実施することで、5000Gsもの衝撃に耐えられるよう設計されています。また、ムーブメントを覆う複数の部品の素材に透磁率の高い独自に配合したミューメタルを採用することで、耐磁性の高いインナーケースに仕上がっています。

エンジニアは比較的シンプルな3針モデルを中心とした実用時計が展開されており、クロノメーター検定認定モデルやブロンズケースなど機能面での展開は多くありません。後述しますが派生シリーズが多く展開されているので、エンジニアのもつ実用性への哲学を継承しつつ新たな世界観を見ることができます。

3-2 エンジニアハイドロカーボン

エンジニアハイドロカーボンはボールウォッチの中でも高級機種で、エンジニアをアップグレードさせた機能となっています。ボールウォッチが哲学とする耐衝撃性や防水性、耐磁性や視認性を全て高い水準で備えています。。文字盤と針には、マイクロガスライトはが使用されており、暗い場所でも視認性が確保されています。ケースやストラップの素材はチタンやラバー、ステンレススチールあるいはチタン×ステンレススチールなど様々で、質感や雰囲気を変える豊富なパーツが展開されています。

大型の堅牢なリューズガードや逆回転防止ベゼルなど防水性は最低でも100mが確保されており、モデルによっては1000m防水のものも。3針モデルだけではなくデイデイト表示やGMT機能、クロノグラフなど機能面でも充実したラインナップが特徴です。

3-3 エンジニアマスター

エンジニアマスターはプロユース向けに開発されたシリーズです。耐衝撃や耐磁性といったボールウォッチの基本はもちろん、防水性や精緻な計算尺を備えた高いスペックと幅広いラインナップが特徴です。大きく分けるとダイバーズウォッチやパイロットウォッチに分かれており、ワールドタイム表示やバイメタル式の温度計を備えたモデルなど、幅広い機能とデザインで展開されています。

ブラックやネイビーを基調としたカラーリングで、無骨で屈強な印象なモデルが多いです。視認性やスペック重視な点が男性好みで、ビジネスにも使えるシンプルなモデルも。

3-4 エンジニアM

エンジニアMはブランド初となる自社製ムーブメントを搭載したシリーズです。毎時28,800振動(1秒間に8振動)、約80時間のロングパワーリザーブ、そしてスイス公式クロノメーター検査協会(COSC)の認定を受けており、地板、香箱、輪列受けを自社設計し、ぜんまいを永く設定することで長時間の作動を実現しました。ムーブメントの大きさに合わせた大型のローターによって巻き上げ効率も向上させました。

シリコン製ヒゲゼンマイとUV-LIGAプロセスで成形したガンギ車、アンクルなど最新の技術が搭載されています。現時点ではシンプルな3針のみでの展開となりますが、いずれはボールウォッチのスタンダードになる可能性を秘めたコレクションです。

3-5 ロードマスター

2019年に発表され、鉄道のインフラを整備・担当する保線夫の名が付いたロードマスターは、大きく分けて2つのデザインに分かれて展開されています。一つはローカルタイムの表示機能を備えつつ、ツートーンカラーの逆回転防止ベゼルで24時間表示を行うモデル。もう一つはケースとブレスレットが一体化した形状のスポーツラグジュアリーモデルです。

一部ダイバーズウォッチやワールドタイム搭載モデルなども展開されており、ロードマスターのアイデンティティたるデザインはあまり固定されていません。ボールウォッチのコンセプトを守ったスポーツタイプといった括りが近いので、他のブランドとは少しカテゴライズが少し異なっています。しかし2024年新作として待望のラグスポ3針モデルが発表されるなど、期待が高まっているシリーズです。

3-6 トレインマスター

19世紀からアメリカ公式標準鉄道時計として採用され続けてきた伝統的な意匠を受け継ぐシリーズです。アラビアインデックスを中心にコールドエナメル文字盤を採用するなどクラシックなデザインで仕上がっています。細かな時刻の視認性が高くなるよう針の先端を鋭くしたりスモールセコンドが大きめなのも、正確な時刻読み取りを求められたルーツからと見られています。

ワールドタイム、クロノグラフ、GMT等多機能モデルもあるものの、3針モデルが中心です。レイルウェイや懐中時計に見られるさらに細かなミニッツレールなど、世界観を強調するデザインでの展開が多く、歴史と伝統を大事にする姿勢が垣間見えます。

3-7 ストークマン

ストークマンはトレインマスターシリーズの一つで、機関助手を意味しています。蒸気機関車が運転を続けるのに必要なボイラーの火力管理を手掛ける仕事で、派手さはないが責任ある仕事を粛々と続ける真面目さを象徴するようなコレクションです。

シンプルでクラシックな王道のデザインです。実用的な視認性に重きをおいており、精度や防水性といった基本的な点はもちろん、5000ガウスもの耐衝撃機能も備えた堅牢性の高さにも注目です。基本的には3針ばかりの展開ですが、中にはクロノグラフモデルも発表されたことがあります。

4 【正確さを象徴するボールタイム】ボールウォッチの時計を着けている有名人5選

4-1 俳優 及川光博 ストークマン Ref.NM2188C-S5J-BK

俳優 及川光博さんが着けているのはストークマン Ref.NM2188C-S5J-BKです。及川さんは珍しいブランドの時計を好んで着けているようで、ラドーやボールウォッチといったマイナーブランドの時計が中心です。

Ref.NM2188C-S5J-BKはシンプルな3針デイト日付表示モデル。マットな黒文字盤に細身のバーインデックスを組み合わせたシックな印象の一本。ドーフィン針は視認性が高いクラシックな印象の針なので、よくマッチしています。5000ガウスもの耐衝撃性能に加え、ねじ込み式リューズを採用することで100m防水を備えています。

4-2 俳優 沢村一樹 エンジニアⅡマーベライト Ref.NM2026C-S6J-BK

俳優 沢村一樹さんが着けているのはエンジニアⅡマーベライト Ref.NM2026C-S6J-BKです。沢村さんはジラールペルゴやロンジン、ブライトリングなど時計愛好家が好みそうなブランドの時計を多く着けています。比較的クラシックなデザインが多いようです。

Ref.NM2026C-S6J-BKはボールウォッチを代表するシリーズとなるエンジニアの人気モデルマーベライトの一本です。耐磁性と耐衝撃性を備えており、視認性も高く実用的です。3針+拡大レンズ付きのデイト表示モデルで、流行り廃りのないデザインが特徴的です。

4-3 アーティスト エリック・シンガー エンジニア ハイドロカーボン セラミックXV

アーティスト エリック・シンガーさんが着けているのはエンジニア ハイドロカーボン セラミックXVです。エリックさんは時計愛好家として有名で、2015年のジュネーブ時計グランプリに審査員として参加しています。アノーニモやブランパンなど珍しいブランドの時計を多く所有しています。

エンジニア ハイドロカーボン セラミックXVのモデル名の”XV”とは世界最高峰のエベレストを表しています。かつては正式名称が無く「ピーク15」と呼ばれていたことから、タフウォッチの最高峰でありたいというボールウォッチの思いが込められています。耐傷性に優れるセラミックベゼルや針とインデックスに施されたマイクロガスライトによって暗所でも視認性が確保されています。

4-4 俳優 デンゼル・ワシントン トレインマスター クリーブランドエクスプレス

俳優 デンゼル・ワシントンさんが着けているのはトレインマスター クリーブランドエクスプレスです。デンゼル・ワシントンさんはモンブランやスントなど、少しマイナーなブランドを多く着けるようです。劇中で刑事役などが多いためか、ハイブランドの時計は見られません。

トレインマスター クリーブランドエクスプレスは1900年代にボールウォッチの本社があったオハイオ州クリーブランドとニューヨーク間を結ぶニューヨーク・セントラル鉄道で実際に走行していた特急列車の名前に由来しています。白文字盤にドーフィン針、センターセコンドのオーソドックスなモデルです。

4-5 俳優 ネイサン・フィリオン トレインマスター Ref.NM2080D-LJ-BK

俳優 ネイサン・フィリオンさんが着けているのはトレインマスター Ref.NM2080D-LJ-BKです。ネイサン・フィリオンさんは作中でオメガシーマスターを着けるなど、スポーティーなモデルを着けているところを見られています。

Ref.NM2080D-LJ-BKはドーフィン針と独自に視認性を高めた楔形インデックスが特徴のシンプルなモデルです。39.5mmケースサイズにデイデイト表示を備えた実用性に優れた一本です。

5 【正確さを象徴するボールタイム】ボールウォッチのおすすめモデル5選

5-1 ロードマスター パイロット GMT Ref.DG3038A-S2CJ-BK

伝統的なペプシカラーのツートーンベゼルを備えたGMT機能付きモデル。24時間表示機能が付与されたベゼルの赤は昼間、青は夜間を表しています。針とインデックスには夜光処理を施し、視認性が確保、拡大レンズ付きの日付表示など実用的な機能が揃っています。

マリンGMTは24時間GMT針が単独で調整できるが、パイロット GMTはローカルタイムを表示する時針が単独で可動するようになっています。ケース左側10時位置のプッシュボタンで1時間進み、8時位置のプッシュボタンで1時間戻るので、直感的で設定しやすくなっています。

5-2 エンジニア ハイドロカーボン サブマリン ウォーフェア セラミック Ref.DM2236A-SCJ-BK

ボールウォッチの中でもハイエンドコレクションとなるエンジニアハイドロカーボンの一本です。防水性、堅牢性を高める独特なリューズガードは防水性300mを実現し、実用性に重きをおくボールウォッチの哲学を強く感じさせます。高さ1.5mから自由落下にて木の床に落とした時に受ける衝撃と同等の耐衝撃性 7,500Gsを備えています。

ミューメタル製のムーブメントホルダーとインナーケースを備えることで、80,000A/mの耐磁スペックを備えています。軽量で耐傷性に優れたセラミック製の逆回転防止ベゼルやデイデイト表示も使いやすいポイントです。

5-3 エンジニアマスターII ダイバーTMT リミテッド Ref.DT1020A-PAJ-BKC

防水性と耐衝撃性、耐磁性に優れたエンジニアマスターの一つで、ボールウォッチのアンバサダーを務めるフリーダイビングの世界チャンピオンであるギョーム・ネリー氏が世界記録を樹立した際の記念モデルです。世界2006本限定で、ブラックDLC加工が施されたチタンケースが特徴のスポーティーなスタイル。耐衝撃性能5000Gs、耐磁性能4800A/mのスペックを備えています。

搭載されているTMTムーブメントは-35℃~45℃までを計測することができる世界初の機械式腕時計です。温度計にはバイメタルを使用し、従来までの温度計モジュールより高い精度を備えており、6時位置で表示しています。2時位置のプッシュボタンでダイビング時間の計測用インナーリングを設定できます。フリーダイビングにそのまま使えるハイスペックな一本です。

5-4 ストークマン ストームチェーサー プロ ブラックMOP Ref.CM3090C-S2J-BE

竜巻研究の専門家ストームチェイサーのために開発されたモデルで、耐衝撃性能5000Gsと防水性100mを備えたタフなクロノグラフモデルです。12時位置・6時位置でクロノグラフ積算計、9時位置で秒針表示となっており、黒蝶貝を使用したマザーオブパール文字盤の美しさをじゃましないようインダイヤルが工夫されています。

針と文字盤には「マイクロ・ガスライト」と言われるスイスのレーザー技術によって作られた新しい夜光システムを採用しており、視認性を高めています。シースルーバックなのでムーブメントの動きを鑑賞することができる実用的で使いやすいモデルです。

5-5 ロードマスター パーシビア Ref.NM9052C-S1CJ-BK(2024新作)

ボールウォッチが2024年の新作として発表したモデルの一つです。ロードマスターコレクションから新しくブレスレット一体型のラグジュアリースポーツデザインが発表されました。シンプルな3針のオーソドックスなパーシビアは横方向のやわらかなエンボス文字盤が特徴で、オンオフ問わず使える高い人気を誇るデザインです。

BALL オフィシャルスタンダードの-2秒~+4秒/日の高精度を保証する自社製ムーブメントCal.RR7309-Cを搭載。スイスクロノメーター検定をクリアし、80時間パワーリザーブの実用性の高さも魅力です。裏蓋がシースルーバックになっているためムーブメントの動きを鑑賞でき、機械式時計の王道たる魅力が詰まった原点回帰の一本です。

6 【正確さを象徴するボールタイム】ボールウォッチ

ボールウォッチの歴史、魅力、代表シリーズ、ボールウォッチの時計を着けている有名人、おすすめモデルについてまとめました。アメリカの時計業界の歴史の一端にもなったボールウォッチは、単なる一つの時計ブランド以上の価値があると考えられそうです。もし街中でボールウォッチの時計を見かけたらぜひ一度手に取ってみてください。

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