2026年4月28日
【2026年最新】ヴァンクリーフ&アーペル新作時計|Watches & Wonders Geneva 2026
時計

2026年4月に『WATCHES & WONDERS GENEVA 2026/ウォッチズアンドワンダーズ』が待望の開催。オーデマピゲの出展復帰をはじめ、新たに10ブランドが加わり、史上最多の全66ブランドが参加し注目を集めています。
根強い人気を誇るヴァンクリーフ&アーペルの新作発表を切望していた方も多いのではないでしょうか??
この記事では、今回のウォッチズアンドワンダーズで発表されたヴァンクリーフ&アーペルの新作時計を一挙紹介。わかりやすくまとめていますのでぜひ最後までご覧ください。
目次
1.【2026年】ヴァンクリーフ&アーペル新作時計
ヴァンクリーフ&アーペルは、詩的な物語と卓越したジュエリー技術が融合した、極めてエレガントでロマンティックな雰囲気を漂わせています。アルハンブラやチャームなど、幸福をテーマにした繊細なデザインが特徴で、特に大人の女性の気品と夢を表現する特別なタイムピースとして憧れの存在となっています。
2026年4月に開催されたウォッチズアンドワンダーズでは、天文コンプリケーション「ミッドナイト ジュール ニュイ ファーズ ドゥ リュンヌ ウォッチ」やデュアルタイム表示を備えた「ミッドナイト ユール ディシ エ ユール ダイヨール ウォッチ」など、個性的な新作時計が数多く発表されました。
それでは早速、2026年ヴァンクリーフ&アーペルの新作時計を一つひとつ見ていきましょう。
【新作時計①】レディ ランコントル セレスト

出典:ヴァンクリーフ&アーペル
| 定価 | ¥38,676,000 |
| ケース径 | 33mm |
| 本体素材 | 18KWG |
| ブレスレット | アリゲーターレザー |
| キャリバー | Cal.Q474 |
| パワーリザーブ | 約36時間 |
ヴァンクリーフ&アーペルが長く大切にしてきた“物語を時間に宿す”という姿勢を、最もロマンティックな形で表現したのが「レディ ランコントル セレスト」です。
七夕伝説をテーマに、年に一度だけ巡り合う恋人たちの瞬間をダイアル上に描き出しており、時計というよりもひとつの情景詩のような作品に仕上がっています。
ダイアルの中心には、星空を背景に寄り添うふたりの姿が浮かび上がります。人物像はホワイトゴールドで造形され、顔の部分にはローズカットダイヤモンドがあしらわれています。この小さなダイヤモンドが視線を自然に引き寄せ、ふたりが互いを見つめ合う表情を際立たせています。
半透明の雲はプリカジュール エナメルで表現され、光を透かすことで夜空の奥行きを感じさせる構成です。ダイヤモンドをセットした月が情景全体に柔らかな光を落とし、物語の舞台を静かに照らしています。
背景には複数のエナメル技法が組み合わされ、深みのある空間が作り出されています。シャンルヴェ エナメルが色の層を築き、グリザイユ エナメルが陰影を与えることで、遠近感のある夜空が完成します。
サファイアで形作られた三日月が天体モチーフを補強し、ミニアチュール ペインティングによって細部のビーズにまで彩色が施されている点も見逃せません。
宝石の留め方にも工夫があります。「セッティング イン エナメル」によって金属爪を使わずに宝石をエナメル層へ直接固定することで、透明感と光の通り道が確保され、ダイアル全体がより澄んだ輝きを放ちます。
時計を裏返すとケースバックにはベガ、アルタイル、デネブの“夏の大三角”がエングレービングされており、七夕の物語と静かに呼応する仕上がりとなっています。
【新作時計②】レディ ルトロヴァイユ セレスト

出典:ヴァンクリーフ&アーペル
| 定価 | ¥38,676,000 |
| ケース径 | 33mm |
| 本体素材 | 18KRG |
| ブレスレット | アリゲーターレザー |
| キャリバー | Cal.Q474 |
| パワーリザーブ | 約36時間 |
「レディ ランコントル セレスト」と対を成す存在として発表された「レディ ルトロヴァイユ セレスト」は、再会を待ち望む恋人たちの切なさを、柔らかな色彩と繊細なエナメルワークで描き出しています。
ピンクからモーヴへと移ろう色調がダイアル全体を包み込み、物語の舞台となる空気感そのものを表現している点が印象的です。
ダイアルの中心にはモーヴサファイアで象られた三日月が浮かび、その前に距離を隔てて立つふたりの姿が配置されています。互いに手を伸ばし合う仕草は、離れていても心がつながっていることを象徴しており、その間にはホワイトゴールドの鳥が舞うように置かれています。
この鳥のモチーフが、ふたりを隔てる存在であると同時に、再会へ導く“橋”のようにも見える構成になっています。
背景はシャンルヴェエナメルによって色の層が築かれ、その上にプリカジュール エナメルの雲やベールが重ねられています。光を透かすエナメルの質感が、情景に柔らかな奥行きを与え、まるで空気そのものが揺らめいているかのような印象を生み出しています。
エナメル内部にはダイヤモンドが直接セッティングされており、金属爪を使わない「セッティング イン エナメル」によって光が遮られず、輝きがそのままダイアル全体に広がります。
本作は、複数回の焼成と研磨を繰り返すことで色の均一性や輪郭の精度が整えられ、細部に至るまで緻密に仕上げられています。恋人たちの再会を待つ静かな時間を、エナメルと宝石の光がそっと照らし出す、ヴァンクリーフ&アーペルらしい詩的な一本です。
【新作時計③】ペルレ ウォッチ

出典:ヴァンクリーフ&アーペル
| 定価 | ¥3,801,600 |
| ケース径 | 23mm |
| 本体素材 | 18KWG |
| ブレスレット | アリゲーターレザー |
| キャリバー | – |
| パワーリザーブ | – |
ヴァンクリーフ&アーペルの「ペルレ」コレクションに新たに加わった本作は、ジュエリーのような華やかさと時計としての精緻な作りを一体化させたモデルです。
ブランドを象徴するゴールドビーズの意匠が中心に据えられ、外装全体が光をまとったような存在感を放っています。
ケースは18Kホワイトゴールドで作られ、外周をぐるりと囲む2列のゴールドビーズが柔らかな丸みを生み出しています。ビーズひとつひとつがポリッシュ仕上げのため、光を受けるたびに反射が連鎖し、まるで宝飾品のような輝きを見せます。
ベゼルにはダイヤモンドがパヴェセッティングされ、フランジにも厳選されたダイヤモンドが配されており、外装全体の輝度が一段と高められています。
時刻調整用のプッシュボタンはケースバック側に隠され、外観を乱さないように配慮された設計です。
ダイアルにはミッドナイトブルーのアベンチュリンガラスが採用されています。ムラーノ島で製造されるこの素材は、溶解したガラスに鉱物を加えることで微細な粒子が生まれ、夜空のようなきらめきを宿します。
冷却後に切り出されたガラスは薄く加工され、均一な色と輝きを持つものだけが選別されます。本作では、さらに放射状のギヨシェ彫りが施され、アベンチュリンの光とギヨシェの凹凸が重なり合うことで、複雑な光の表情が生まれています。
風防は緩やかなドーム型のクリスタルで、ダイアルの奥行きを自然に強調します。ストラップは交換式のアリゲーターが採用され、カラーを変えることで印象を自在に変えられる点も魅力です。
【新作時計④】ルド シークレットウォッチ

出典:ヴァンクリーフ&アーペル
| 定価 | ¥26,532,000 |
| ケース径 | 縦49×横25mm |
| 本体素材 | 18KYG |
| ブレスレット | 18KYG |
| キャリバー | – |
| パワーリザーブ | – |
ヴァンクリーフ&アーペルが長年受け継いできたジュエリーの伝統を、時計という形で再び表現したのが「ルド シークレットウォッチ」です。
1934年に誕生したルドブレスレットの意匠を土台にしながら、1949年のモデルを現代的に解釈した一本で、ベルトを思わせるトロンプルイユの発想がデザイン全体に息づいています。
ブレスレットはイエローゴールドの“ブリケット”リンクを手作業で組み上げたもので、一つひとつのリンクが精密に調整され、しなやかに連なるメッシュ状の構造を形成しています。全面に施されたミラーポリッシュが光を大きく反射し、腕に沿って動くたびに輝きが流れるように見えるのが特徴です。
リンクの上にはサファイアがグラデーション状にセットされ、サイズの変化によって三日月のようなモチーフが浮かび上がります。イエローゴールドとの対比によって、ブルーの色調がより深く、鮮やかに感じられます。
本作は、シークレットウォッチとして設計されており、バックルの両側にあるプッシュ機構を操作するとカバーが開き、文字盤が姿を現します。マザーオブパールの文字盤にはギヨシェ彫りが施され、光を受けて柔らかく波打つような表情を見せます。
12時位置にはバゲットカットのサファイアがアワーマーカーとして配され、ジュエリーウォッチらしい上品なアクセントになっています。
使用されるサファイアは色の均一性や透明度、カットの精度に至るまで厳格な基準で選び抜かれています。ブルーの色域は統一されつつも、サイズのグラデーションとセッティングによって発色の広がりが強調され、ゴールドの地金とのコントラストが視覚的な深みを生み出しています。
ジュエリーとしての美しさと、シークレットウォッチならではの遊び心が共存する、ヴァンクリーフ&アーペルらしい魅力に満ちた一本です。
【新作時計⑤】ミッドナイト ジュール ニュイ ファーズ ドゥ リュンヌ ウォッチ

出典:ヴァンクリーフ&アーペル
| 定価 | ¥ 25,740,000 |
| ケース径 | 42mm |
| 本体素材 | 18KWG |
| ブレスレット | アリゲーターレザー |
| キャリバー | – |
| パワーリザーブ | 約36時間 |
ヴァンクリーフ&アーペルが長年育んできた天文表現の系譜に、新たな章を加えるモデルが「ミッドナイト ジュール ニュイ ファーズ ドゥ リュンヌ ウォッチ」です。
1929年にムーンフェイズ搭載時計を手掛けて以来、同メゾンは天体の動きを詩的に可視化することを得意としてきました。本作は、その伝統を現代的な複雑機構で深化させた一本です。
ダイアルにはブラックのムラーノアベンチュリンガラスが広がり、夜空のような輝きを背景に、ふたつの回転ディスクが時間と月のリズムを描き出します。
ひとつは24時間周期で回転し、太陽と月の位置関係をもとに昼と夜の移ろいを示します。もうひとつは24時間16分27秒で回転し、月の満ち欠けを再現します。
両者が連動することで、29.5日の月相サイクルが日々の時間表示と自然に同期し、天体の動きがそのまま時計の表情として現れます。
また本作には、ヴァンクリーフ&アーペルらしい遊び心が加えられています。ケース側面のプッシャーを押すと、ダイアル全体が約10秒かけて360度回転し、現在の月相を昼間でも確認できるオンデマンドアニメーションが作動します。
この仕組みを成立させるため、ディスクの軽量化や摩擦の低減が徹底され、追加回転による精度への影響を排除しています。
装飾面でも多層的なアプローチが取られています。ギヨシェ彫り、マザーオブパール、エナメルを極薄に重ねることで、光の反射と透過が複雑に絡み合い、深い奥行きを持つダイアルが完成しています。
ケースバックには月面から宇宙を眺めたようなエングレービングが施され、表と裏の両面で天文学的な世界観が統一されています。
約4年の開発期間を経て完成した本作は、メゾンが長く追求してきた“天体の詩情”を、現代の技術で再構築したコンプリケーションウォッチです。
【新作時計⑥】ミッドナイト ユール ディシ エ ユール ダイヨール ウォッチ

| 定価 | ¥ 8,250,000 |
| ケース径 | 38mm |
| 本体素材 | 18KRG |
| ブレスレット | アリゲーターレザー |
| キャリバー | – |
| パワーリザーブ | 約65時間 |
ヴァンクリーフ&アーペルが得意とする詩的な時間表現に、実用性の高いデュアルタイム機構を組み合わせたのが「ミッドナイト ユール ディシ エ ユール ダイヨール ウォッチ」です。
異なるふたつの場所の時刻を同時に示すという機能を、メゾンらしい装飾技法と独自の表示構造で優雅にまとめ上げています。
ケースは18Kローズゴールド製で、直径38mmという控えめなサイズに新開発の自動巻きムーブメントが収められています。約65時間のパワーリザーブを備え、ジャンピングアワーとレトログラード分表示を組み合わせた独自の構造が採用されています。
文字盤上部の「ユール ディシ」がローカルタイム、下部の「ユール ダイヨール」が第二時間帯を示し、ふたつのセクターギアがディスクとレトログラード分針を同期させています。
分針は60分に達すると瞬時にゼロへ戻り、同時に時表示がジャンプする仕組みで、視覚的にもリズミカルな動きを楽しめます。
巻き上げや時刻調整、両タイムゾーンの設定はすべてひとつのリュウズで行えるため、操作性もよく考えられています。
ダイアルは、ギヨシェ彫りとエナメルを重ねた多層構造が特徴です。ヴァンクリーフ&アーペルの象徴的なピケモチーフを思わせる放射状のギヨシェの上に、アンバーブラウンのエナメルが施され、光の角度によって色が揺らぐような表情が生まれています。
色調は貴石の光学特性から着想を得たもので、エナメル層の厚みや焼成条件を調整することでシャトヤンシー(変彩効果)がコントロールされています。
製造工程では、500度以下での長時間加熱から始まり、1000度を超える焼成を複数回行うことで気泡を取り除き、透明度と均一な発色を確保しています。
その後、金型を使った手作業の成形によってレリーフ状の立体感が与えられ、吹きガラス技法の応用によって強度と美観が両立されています。最終的にはミラーポリッシュのゴールド下地が光を反射し、エナメルの奥行きをさらに引き立てています。
複雑機構と装飾技法が高度に融合した本作は、デュアルタイムという実用的な機能を、ヴァンクリーフ&アーペルらしい詩的な表現へと昇華させた一本です。
2.まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はヴァンクリーフ&アーペルの2026年新作時計を紹介させていただきました。
皆さんにとって参考となっていれば幸いです。
