2026年4月19日
【2026年最新版】ヴァシュロンコンスタンタン新作時計一覧|Watches & Wonders Geneva 2026
時計

2026年4月に『WATCHES & WONDERS GENEVA 2026/ウォッチズアンドワンダーズ』が待望の開催。オーデマピゲの出展復帰をはじめ、新たに10ブランドが加わり、史上最多の全66ブランドが参加し注目を集めています。
世界三大時計の1つに評される「ヴァシュロンコンスタンタン」の新作発表を切望していた方も多いのではないでしょうか??
この記事では、2026年ウォッチズアンドワンダーズで発表されたヴァシュロンコンスタンタンの新作を一挙紹介。わかりやすくまとめていますのでぜひ最後までご覧ください。
目次
1.【2026年】ヴァシュロンコンスタンタンの新作時計一覧
ウォッチズ&ワンダーズ2026にて、今年もヴァシュロンコンスタンタンの新作モデルが発表されました。
今年のヴァシュロンコンスタンタンのテーマは“EXPLORE ALL WAYS POSSIBLE(あらゆる可能性を探求して)”。
メゾンの創造性を示す新作コレクションが披露され、象徴的な「オーヴァーシーズ」には超薄型の新たなバリエーションが加わり、「レ・キャビノティエ」からは高度な技術を結集したハイコンプリケーションが登場。
テーマを体現する意欲的なモデルが揃い、伝統を礎にしながらも、時計製造の新境地を切り拓くヴァシュロンコンスタンタンらしい挑戦が感じられるラインナップとなりました。
それでは早速、次の章からヴァシュロンコンスタンタンの2026年、新作モデルを一つずつ見ていきましょう。
【新作時計①】オーヴァーシーズ・デュアルタイム・カーディナルポイント
| 定価 | ¥6,512,000 |
| ケース径 | 41mm |
| 本体素材 | チタン |
| ブレスレット | チタン |
| キャリバー | 5110DT/3 |
| パワーリザーブ | 約60時間 |
「オーヴァーシーズ・デュアルタイム・カーディナルポイント」は、ヴァシュロンコンスタンタンが掲げる”冒険の精神”を象徴する一本として2026年、新たにコレクションへ加わりました。
写真家であり探検家でもあるコーリー・リチャーズのために製作された「オーヴァーシーズ・エベレスト」の流れを汲むモデルで、外装にはフルチタンを採用。軽量でありながら高い耐久性を備え、デュアルタイムとAM/PM表示を組み合わせた実用性の高い機構を搭載しています。
スポーティな性格を持つオーヴァーシーズは、メゾンのグローバルな視点と冒険心を体現するコレクションとして位置付けられていますが、本作ではその哲学がより明確に表現されていると言えるでしょう。
四方位をテーマにした4色のダイアルが用意され、海と空の境界を映すブルー(東)、深い森林を連想させるグリーン(西)、大地の温かみを感じさせるブラウン(南)、氷原を思わせるホワイト(北)という象徴的なカラーリングが特徴です。
中央には反射を抑えたグレイン仕上げ、外周のミニッツトラックには円形サテン仕上げが施され、第2時間帯とAM/PM表示のオレンジの針が鮮やかなアクセントとして効いています。
ケースは直径41mmのチタン製で、ベゼルやリュウズ、プッシュボタンリングにはアンスラサイトグレーのマット仕上げを採用。マルタ十字をモチーフにしたベゼルデザインがより精悍に際立ちます。ねじ込み式リュウズとねじロック式コレクターを備え、15気圧防水を確保している点も、アクティブなシーンを想定したオーヴァーシーズらしい仕様です。
内部には自社製自動巻きムーブメントCal.5110DT/3を搭載。シースルーバック越しには、チタンケースと調和するダークグレーのNAC処理が施されたブリッジや、方位図を刻んだ22Kイエローゴールド製ローターが姿を見せ、メゾンの仕上げの美しさを存分に堪能できます。機能性とデザイン性を高い次元で融合させた、まさに“カーディナルポイント”の名にふさわしい一本です。
【新作時計②】オーヴァーシーズ・エクストラフラット・オートマティック
| 定価 | ¥19,008,000 |
| ケース径 | 41mm |
| 本体素材 | Pt950 |
| ブレスレット | Pt950 |
| キャリバー | 2550 |
| パワーリザーブ | 約80時間 |
「オーヴァーシーズ・エクストラフラット・オートマティック」は、ヴァシュロンコンスタンタンが長年磨き上げてきたスポーツエレガンスの美学を、極限まで研ぎ澄ませた一本です。
7年に及ぶ開発期間を経て完成した超薄型ムーブメントを搭載し、ケースにはプラチナ950を採用した限定モデルとして発表されました。世界でわずか255本のみの生産となっており、各個体にはシリアルナンバーが刻まれています。
まず目を引くのは、厚さわずか7.35mmというオーヴァーシーズ史上最薄のプロポーション。この薄さを支える心臓部が、新開発の自動巻きムーブメントCal.2550です。
厚さ2.4mmという驚異的な薄さを実現するため、プラチナ950製のマイクロローターを地板に直接組み込む構造を採用しています。
香箱を上下逆に重ねる“吊り下げ式の二重香箱”という独創的なツインバレル構造を取り入れ、約80時間のパワーリザーブと安定したトルク供給を両立させています。輪列の水平配置など、薄型化のための工夫が随所に盛り込まれています。
直径39.5mmのケース、ブレスレット、クラスプに至るまでプラチナ950を用い、銅とガリウムを5%含む特別な合金組成と熱硬化処理によって、従来のプラチナ950と比べて約2.7倍の耐久性を実現しています。
極薄設計でありながら、スポーツウォッチとして求められる耐衝撃性・耐傷性をしっかりと確保している点は、メゾンの技術力の高さを物語っています。
裏蓋はシースルー仕様で、ペルラージュやコート・ド・ジュネーブが施された美しい仕上げを鑑賞できます。マイクロローターには方位図のモチーフがポリッシュで刻まれ、オーヴァーシーズらしいアイコニックな意匠が際立ちます。
付属ストラップはプラチナ製ブレスレットに加えて、ベージュのラバーとダークベージュのアリゲーターの2本がセットされ、工具不要で簡単に交換が可能。スポーティさとラグジュアリーを自在に切り替えられる点も、このモデルの魅力といえるでしょう。
【新作時計③】レ・キャビノティエ・ミニットリピーター・トゥールビヨン・スケルトン
| 定価 | – |
| ケース径 | 45mm |
| 本体素材 | 18Kピンクゴールド |
| ブレスレット | – |
| キャリバー | 2755 TMR SQ |
| パワーリザーブ | 約58時間 |
ヴァシュロンコンスタンタンが誇る特別部門「レ・キャビノティエ」では、今年もメゾンの技術力を象徴する唯一無二の作品が姿を現しました。
トゥールビヨンとミニッツリピーターという二大複雑機構を搭載し、さらに大胆なスケルトン加工を施したユニークピース「レ・キャビノティエ・ミニットリピーター・トゥールビヨン・スケルトン」は、メゾンのクラフツマンシップを極限まで可視化した、まさに一点物の芸術作品といえるでしょう。
搭載されるムーブメントCal.2755 TMR SQは直径33.9mm、厚さ6.3mmという限られたスペースに、トゥールビヨンとミニッツリピーターを収めた驚異的なキャリバーです。
創業250周年を記念して登場した「トゥール・ド・リル」のCal.2750や、2007年の「パトリモニー・トラディショナル」に見られるグランドコンプリケーションの系譜を受け継いだ設計思想です。
本作では、この高度なムーブメントに対して徹底したスケルトン加工が施されています。地板は元の40%まで削り込まれ、その他のパーツも内部構造が美しく見えるよう再設計。アワーホイールやリピーターの香箱にあしらわれたマルタ十字の意匠も、スケルトン化によって一層際立っています。
仕上げのレベルも圧巻です。通常のムーブメントの4倍もの時間をかけて施された装飾は、真鍮、ステンレススティール、アンスラサイト処理など、素材ごとに異なる色調と質感を与えることで、立体的なコントラストを生み出しています。
エティラージュ(ヘアライン)、ドレサージュ、ペルラージュ、サンバーストなど、計9種類もの伝統的な仕上げ技法が駆使されており、どの角度から見ても息をのむほどの美しさです。
特に注目すべきは、ミニッツリピーターの音色を制御する独自の「求心式フライング・ガバナー」です。2つの慣性ブロックによってエネルギーの放出を均一化し、従来のアンクル式で生じがちだった雑音を排除。
澄んだ響きと調和の取れた音色を実現しており、ヴァシュロンコンスタンタンが長年磨き上げてきた音響技術の粋が感じられます。
ヴァシュロンコンスタンタンが積み重ねてきた複雑時計製造の歴史と、現代的な美意識を融合させた「レ・キャビノティエ・ミニットリピーター・トゥールビヨン・スケルトン」は、まさに「レ・キャビノティエ」だからこそ実現できる到達点といえるでしょう。
【新作時計④】ヒストリーク・アメリカン 1921
| 定価 | ¥5,720,000~6,908,000 |
| ケース径 | 36.5mm/40mm |
| 本体素材 | 18Kピンクゴールド |
| ブレスレット | – |
| キャリバー | 4400 AS |
| パワーリザーブ | 約65時間 |
クラシックなヴァシュロンコンスタンタンの魅力を語るうえで欠かせない存在が「ヒストリーク・アメリカン 1921」です。
独創的なアシンメトリーデザインは1920年代のアメリカ文化にインスパイアされたものですが、今回はこの象徴的なモデルに18Kピンクゴールドのクッション型ケースを採用した新バリエーションが登場しました。ラインナップは現代的な存在感を放つ40mm径と、ジェンダーレスに楽しめる36.5mm径の2サイズが展開されます。
内部には、ヴァシュロンコンスタンタンの薄型ムーブメントの代表格である手巻きCal.4400 ASを引き続き搭載。厚さわずか2.8mmというスリムなキャリバーで、約65時間のパワーリザーブを確保しています。
アシンメトリーのケースデザインに合わせてムーブメント自体も回転させて収められており、外観の個性と機構の整合性を両立させている点は、メゾンならではのこだわりです。
薄型キャリバーのおかげで、ケース厚は40mmモデルで8.06mm、36.5mmモデルでは7.41mmと、手首に心地よく収まるスマートなプロポーションを実現しています。
新作のダイアルは、グレイン仕上げによって光沢を抑えたシルバートーン。そこに鮮やかなブルーのブレゲ数字とブレゲ針が映え、ピンクゴールドの柔らかな色調と調和しながら、1921年のオリジナルが持つエレガンスを現代的に再解釈しています。
3時位置に配置されたスモールセコンドは、メインダイアルとは垂直方向にレイアウトされ、スネイル仕上げによる陰影がクラシックな雰囲気を引き立てています。
1920年代の自由で活気ある空気感をまといながら、現代の感性に寄り添う「ヒストリーク・アメリカン 1921」の新作は、クラシックウォッチの魅力を改めて感じさせてくれる一本です。
【新作時計⑤】エジェリー・ムーンフェイズ・スプリングブロッサム
| 定価 | ¥7,436,0000 |
| ケース径 | 37mm |
| 本体素材 | 18Kピンクゴールド |
| ブレスレット | – |
| キャリバー | 1088 L |
| パワーリザーブ | 約40時間 |
エジェリーというコレクションは、オートクチュールの感性と高級時計製造の技巧が自然に溶け合う、ヴァシュロンコンスタンタンならではのレディスウォッチです。
その世界観に新たな息吹をもたらすのが、春の花々をテーマにした100本限定モデル「エジェリー・ムーンフェイズ・スプリングブロッサム」。ケース径は37mmで、柔らかな光をまとった18Kピンクゴールドがダイアルの色調を優しく引き立てています。
この情緒豊かなダイアルを包み込むのが、手作業で春の花々を描いたピンクカーフスキンストラップです。ヴァシュロンコンスタンタンとして初めてミニアチュールペインティングを採用したストラップであり、一つひとつの花が異なる表情を見せる点が魅力的です。
また、交換用としてピンクのアリゲーターストラップと淡いピンクのグログランストラップが付属し、インターチェンジャブルシステムによって気分に合わせたスタイルチェンジが容易に楽しめます。
ライトピンクのマザー・オブ・パールを用いたダイアルは、このモデルの象徴と言っても過言ではありません。春の夜明けの淡い空気感や、季節の儚さを思わせるニュアンスが宿り、1時と3時の間に配されたムーンフェイズがその詩情をさらに深めています。
36個のダイヤモンドで縁取られた開口部の奥には、ダスティピンクの星空とゴールドの月が描かれ、マザー・オブ・パールの雲の合間から月が姿を現し、満ち欠けを繰り返すという愛らしい演出が施されています。
春の息吹をそのまま閉じ込めたような「エジェリー・ムーンフェイズ・スプリングブロッサム」は、エジェリーの持つフェミニンな魅力と、ヴァシュロンコンスタンタンのクラフツマンシップが美しく調和した一本です。
2.まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、ヴァシュロンコンスタンタンの2026年新作モデルを紹介させていただきました。
“EXPLORE ALL WAYS POSSIBLE(あらゆる可能性を探求して)”というテーマのもと発表された今年のコレクションは、スポーツエレガンスの深化、複雑機構の極み、そして詩的な美意識と、ヴァシュロンコンスタンタンが大切にしてきた本質をより深く掘り下げたラインナップが揃っていました。
皆さんにとって本記事が参考になれば幸いです。





