2026年7月08日
【これで解決】初心者でもわかる!腕時計の時間の合わせ方【完全版】

腕時計を使う上で、まず始めに行わなければならないのが「時間合わせ」です。
普段から腕時計を着用している人であれば、特に難しい作業ではありませんが、これから初めてアナログ腕時計をつける人、今までスマートウォッチしかつけてこなかった人などにとっては「どうやって時間を合わせるの?」と思う人も中にはいるのではないでしょうか。
腕時計の時間の合わせ方はとても簡単です。
本記事では一般的なアナログ時計をはじめ、クォーツやデジタルなど様々な時計の時間の合わせ方、日付やカレンダーの合わせ方を分かりやすく解説していきます。
目次
1.腕時計の時間の合わせ方
腕時計の時間合わせは、一般的にリューズ(竜頭)を操作して行います。
現代ではスマートウォッチのように自動で時間を合わせてくれる腕時計も増えてきましたが、アナログ時計の多くは針を動かして時間を合わせる仕組みです。
初めて腕時計を使う人にとっては少し戸惑うかもしれませんが、正しい手順を理解すれば難しい作業ではありません。
ここでは、機械式時計を例に最も一般的な時間の合わせ方を3つの手順で分かりやすく解説していきます。
1-1.①:秒針を12時の位置で止める
秒針が12時(0秒)を指した瞬間に、リューズをカチッと音がするまで2段階引き出し、針を停止させます。カレンダー機能がない腕時計は1段階の引き出しでOKです。
秒針を12時以外の中途半端な位置で止めてしまうと、時間を合わせても”秒だけズレた状態”で動きだしてしまうため、正確な時間合わせができません。
あらかじめ分針を「次の1分後」に進めて待ち構えておくためにも、秒針は12時ジャストで止めておくことが、時間を合わせる上での第一歩になります。
1-2.②:リューズを回し時間を合わせる
機械式時計の場合、基本的に針が”時計回り”に進むようにリューズを回して時間を合わせます。
腕時計の内部にある歯車は、時計回りに噛み合うよう設計されているため、反時計回りに強く回すと歯車や軸に負荷がかかり、故障の原因になることがあります。
特に古い機械式時計やヴィンテージの腕時計は逆回しに弱いため、注意が必要です。
目的の時間より数分前まで進めてから、ゆっくり正確な位置に合わせると、針のバックラッシュ(歯車の遊び)によるズレも防ぐことができるため、おすすめです。
この隙間があることで歯車が滑らかに回り、衝撃や熱膨張による破損を防ぐことができますが、秒針や分針がピタッと合わないなど、時間合わせにズレが生じることがあります。
1-3.③:時報に合わせてリューズを押し込む
合わせたい時間に針を進めたら、最後はリューズを押し込み元の位置に戻しましょう。
スマートフォンの時計や時報などを確認しながら「0秒」の瞬間にリューズを戻すことで、秒単位まで正確に合わせることができます。
以上が最も一般的な腕時計の時間の合わせ方になります。
機械式時計以外の時間の合わせ方に関しては、以降で詳しく紹介していきます。続く2章では、日付やカレンダーを合わせる手順を解説していきます。
2.腕時計の日付の合わせ方
腕時計には、時間のみならずカレンダー機能などで、その日の日付を確認することができるものも存在します。
便利な機能ではありますが、時間を合わせるよりも少しだけ繊細な操作が必要となります。
間違った手順で日付を合わせようとすると、上手く合わせられなかったり、カレンダー機能のパーツが壊れ、故障の原因となる可能性もあります。
ここでは、スムーズな日付の合わせ方を3つの手順に沿って分かりやすく解説していきます。
2-1.①:5時~19時のうちに日付を合わせる
日付合わせは原則「5時〜19時」の間に行いましょう。この時間帯はカレンダー機構が休止しており、腕時計内部の歯車が嚙み合っていないため、故障の心配がなく安全です。
日付変更の禁止時間帯とされている20時~4時は内部で日付変更の準備が始まっているため、操作をしないようにしましょう。
しかし、日頃生活をしていれば”日付を変えるのを忘れてしまった…”なんて日もあるのではないでしょうか。
実は、禁止時間帯でも日付変更が行える、ちょっとしたコツがあります。
①時針を6時付近に動かす
②日付を今日の日付に合わせる
③ズラした時間を元に戻す
一部の時計では、19時あたりから徐々に歯車が噛み合い始める個体もあります。そのため、どの時計でも”確実に歯車が噛み合っていない”6時付近に時針を動かしてから日付を変えると、禁止時間帯を気にする必要がありません。
2-2.②:合わせたい日の「前日」まで進める
リューズを1段階引き、日付を“合わせたい日の前日”に設定します。
例えば今日が10日なら「9日」に合わせておきます。いきなり今日の日付にすると、時計が午前と午後を正しく認識できないため、針を進めていくと12時になったタイミングで日付が変わってしまうなどのズレが発生します。
前日に設定してから針を進めると、時計の持ち主が正しく午前と午後を理解できるため、日付変更をスムーズに行うことができるようになります。
2-3.③:針を回して「今日」の日付に合わせる
リューズを2段階引き、針を時計回りに進めていきます。12時を過ぎた瞬間に日付が「今日」に変わります。そこが今日の”午前0時”を指します。
午前ならそのまま現在の時間まで針を進め、午後ならさらに12時間進めてから現在の時間に合わせます。最後に秒針が12時に来たタイミングでリューズを元に戻せば日付合わせの完了です。
3.時間の合わせ方|腕時計の種類別に解説
腕時計には機械式の他にもクォーツやデジタル、電波など様々な種類があり時間の合わせ方もそれぞれ異なります。
普段から腕時計を使っている人でも、種類によっては「どのボタンを押せばいいの?」「針はどう動かすの?」と戸惑うこともあるはずです。
ここでは、代表的な5種類の腕時計について、時間の合わせ方を分かりやすく解説していきたいと思います。ご自身がお持ちの腕時計の種類を確認しながらご覧ください。
3-1.クォーツ(電池式)時計
クォーツ時計は精度が高く、時間が大きくズレることはほとんどありませんが、時間を合わせる際は、はじめにリューズを2段階引き、秒針を12時で停止させます。
次に一般的なアナログ式のクォーツ時計であれば、合わせたい時間まで針を進めたら、5分~10分ほど反時計回りに針を逆進させ、再度合わせたい時間まで針を進めます。
クォーツの歯車にはバックラッシュ(遊び)があるため、そのまま合わせたい時間まで針を進めただけでは、歯車の隙間が埋まって実際に針が動き出すまでに数分間のタイムラグが生まれてしまいます。
一度5分~10分ほど巻き戻し、そこから時計回りで目的の時間まで進めることで、歯車の隙間があらかじめ詰まるため、ズレなく時間を合わせることができます。
また、電池交換の直後や長期間放置した場合は時間が乱れやすいため、時報などに合わせて0秒の瞬間にリューズを戻すとより正確です。
秒針が2秒ごとに動く場合は電池残量が低下しているサインなので、まずは電池交換を行いましょう。
3-2.スマートウォッチ
スマートウォッチは時計本体で時間を合わせる必要はありません。
AppleWatchやPixelWatchなど、ブランドによって若干の操作は異なるため、あらかじめ機種の特徴を把握しておくと時間合わせがよりスムーズに行えます。
基本的にiPhoneやAndroidなどのスマートフォンと自動で同期する仕組みになっているため、スマートフォン側の「自動設定」がオフになっているとズレが発生する場合があります。
まずは、スマートフォンの時間設定を確認し、Bluetooth接続を一度切って再接続、専用アプリで同期を更新してください。
通信に不具合がある場合は、スマートウォッチ本体を再起動するだけで直るケースもあるので試してみましょう。
3-3.デジタル腕時計
デジタル時計はリューズではなく、個体によっては「MODE」や「ADJUST」などのボタンで操作します。
一般的には「MODE」ボタンを押して時刻設定モードに入り、点滅している数字を「ADJUST」ボタンで変更する流れです。
例えば、G-SHOCKなど多機能モデルは“長押し”が必要な場合があり、型番によって操作が大きく異なります。
また、CASIOの公式サポートページなどでは、”時刻合わせ”のチャットボットという専門ツールが用意されており、チャットに型番を入力すると正確な手順を教えてくれるため、非常に便利です。
デジタル時計は針のバックラッシュや禁止時間帯の概念がないため、初心者でも安全に操作できます。
3-4.ソーラー時計
ソーラー時計は光で充電する仕組みのため、充電後にリューズを操作して通常のアナログ時計と同じ手順で時間を合わせます。
充電不足になると秒針が2秒ごとに動く「警告運針」になります。この状態では時間を合わせてもズレやすいため、太陽光や蛍光灯で十分に充電を行ってください。
電波ソーラーの場合は、充電不足が解消されると自動で時刻が修正されます。また、高温の環境で充電を行い、そのまま放置しておくと故障の原因にもなるため注意しましょう。
3-5.電波時計
電波時計は日本標準時の電波を自動受信して時間を修正するため、基本的に手動調整は不要です。
もし時間がズレている場合は「強制受信」ボタンを長押しし、窓際に数分置いて電波を受信します。
日本国内の電波時計には“針位置自動修正機能”があり、内部で記憶している針の基準位置とズレた場合は自動で補正が行われます。
それでも時間がズレる場合は、スマホやスピーカーの近くに置くと精度が乱れる”磁気帯び”が主な原因であることが多いため、受信環境を整えたうえで再受信を試してください。
4.【FAQ】腕時計の時間の合わせ方に関連する質問
4-1.腕時計の時間を自動で合わせる方法はありますか?
腕時計の種類によって異なりますが、時間を自動で合わせる方法はあります。
【電波時計】:日本標準時の電波を毎日自動受信して時間を合わせます。
【スマートウォッチ】:一般的にスマートフォンと腕時計をBluetoothやWi-Fiで連動させ、常にスマホと同じ時間を表示させます。
【スマホ連動型腕時計】:カシオのOCEANUSやセイコーのASTRONなど、近年のアナログ腕時計はアプリ経由でスマートフォンと連動し、自動で時間を修正します。
【機械式時計】:時計自体が自動で時間を合わせてくれるわけではありませんが、ワインディングマシーンを利用することで、保管時に時間が止まるのを防ぐことができます。
4-2.腕時計の時間合わせのコツは?
腕時計の種類やモデルによっていくつかあります。
【機械式時計】:「午後8時~午前4時」の間に時間を合わせない。
【クォーツ時計】:合わせたい時間まで針を進めたら、5分~10分ほど反時計回りに針を逆進させ、再度合わせたい時間まで針を進めます。
【カレンダー付腕時計】:一度日付を前日に設定し、そこから合わせたい日付と時間まで針を進めます。
【電波時計・ソーラー時計】:窓際など、電波を拾いやすい場所に置き受信する。
4-3.腕時計の時間が狂う原因は何ですか?
腕時計の時間が狂う主な原因は「電池やゼンマイの消耗」「強い衝撃」「内部の潤滑油切れ」「経年劣化」、スマートフォンなどによる「磁気帯び」です。
5.【まとめ】腕時計の時間合わせは簡単!手順を覚えて楽しく腕時計を使おう
腕時計の時間合わせは、手順さえ覚えてしまえば誰でも簡単に行えます。
本記事をご覧いただき、腕時計の種類ごとに正しい操作を理解することで、初めて腕時計をつける人はもちろん、新たに腕時計を購入したときもスムーズに時間を合わせられるようになります。
ぜひ、腕時計の時間の合わせ方を覚えて、楽しくウォッチライフを過ごしてみてはいかがでしょうか。
