2023年11月20日
リシャールミルを買える人って?ターゲットやブランドの魅力を解説!
時計

多くの男性の憧れアイテムである高級時計。ロレックスやオメガなどの時計を買うことを夢見る方も多いのではないでしょうか?昨今では「ロレックスマラソン」などといった言葉が生まれるほど、高級時計は購入のハードルが上がっているアイテムです。
そんな腕時計界隈の中でも「RICHARD MILLE/リシャールミル」は、買える人が限られている腕時計ブランドとして知られています。ロレックスと同様に正規店での購入のハードルは高いものの、そもそもの定価が高いというシンプルな理由で「買えない腕時計」となっています。
では、リシャールミルを買える人は一体どんな人なのでしょうか?
この記事では、そんなリシャールミルを買える人とはどんな人なのか。そして、なぜここまで高い価格設定となっているのかを深く解説していきたいと思います。リシャールミルを腕に着けることができる「選ばれし者」について迫ります。ぜひご覧ください。
目次
1.リシャールミルのターゲットは0.9%しか存在しない富裕層
そもそもリシャールミルがターゲットとしている顧客は「超富裕層」と言われています。
現在は中古市場への流通も広がっているので日本の起業家や一般の人でも所有している人が増えていますが、リシャールミルは世界に0.9%しかいないお金持ちをメインターゲットとしています。
この章では、リシャールミルを買うことのできる人について深く解説していきたいと思います。
1-1.エクストリームウォッチを求める人への腕時計。
リシャールミルは「腕時計のF1」をコンセプトに掲げているほど、現代の高級時計界における独特な存在です。
リシャールミルが作り出している腕時計はアスリートがアクティブに動くシーンを想像して作られているので、極限まで追求した耐久性を備えているのが特徴的です。
日常生活で使うには少々オーバースペックにすら感じるリシャールミルの腕時計は、巷では「エクストリームウォッチ」とも呼ばれています。まさに極限を愛する「本物志向」の方のためのアイテムです。
また、冒頭でもお話させていただいた通り、リシャールミルがメインターゲットとしているのは「0.9%程度しか居ない富裕層」です。彼らは単に経済的に余裕があるだけではなく、ライフスタイルの全てにおいて最上級を求める精神を持っています。彼らにとってのリシャールミルは、時を刻む道具を超えた「成功者の証」となるのです。
昨今では中古市場にもリシャールミルが出回ることも多くなり、日本人の保有者も増えてきました。リシャールミルの腕時計は、本物志向のエクストリームウォッチを求める方のためのアイテムであるといえます。
1-2.スポーツ選手などをアンバサダーに起用したブランド戦略
リシャールミルがメインターゲットに対して行っているアプローチの一環として「スポーツ選手などのアスリートをブランドアンバサダーに起用している」ことが挙げられます。テニスプレイヤーやプロゴルファー、F1レーサーなど世界のトップアスリートたちがリシャールミルとともに腕時計を共同開発しています。
ブランドアンバサダーとしての彼らは、ただの広告塔としてではなくリシャールミルの技術力と性能の高さを体現する生きた証人であると言えます。例えば、プロゴルファーである「バッバ・ワトソン」との共同開発モデルである「RM038」は、ゴルフのスイングにも耐えうる耐震性と圧倒的な軽量さが特徴的です。スポーツの過酷な条件下でさえも完璧なパフォーマンスを発揮する腕時計は、アンバサダーであるバッバ・ワトソン本人も着用していたほどの実用性があります。
リシャールミルはバッバ・ワトソンをはじめとして、ラファエル・ナダルやフェリペ・マッサといった名だたるアスリートをアンバサダーとして選んでいます。スポーツ選手の中でも特にアクティブに動く人を起用することによって、腕時計の耐久性と性能を直接見せつけることができます。実際の環境で使用してもらうことによって腕時計の信頼性を私たち消費者に納得させる戦略を取っているのです。
名だたるアスリートをアンバサダーに起用したブランド戦略は、リシャールミルの信頼性を高める大きな要因のひとつだといえます。
2.リシャールミルを買うにはどうしたらいい?購入ポイント3選!
リシャールミルの腕時計は、富裕層をメインターゲットにした超高級アイテムとして知られておりますが、近年では中古市場での流通も多くなってきており、日本人で持っている人が増えているのも事実です。
時計愛好家であればリシャールミルの腕時計を手に入れたいという願望を持っている人も多くいると思いますが、実際に買うにはどうしたらいいのかわからないですよね。
そんな方のために、この章ではリシャールミルを購入するためのポイントを3つ紹介していきたいと思います。
2-1.新品での購入は視野に入れない方がいい
リシャールミルは他のブランドに比べても極めて限定された生産数で展開されていることから、新品で手に入れようとするのは難易度がかなり高くなっています。多くの時計コレクターにとっては夢のまた夢の腕時計です。
仮に正規店に足を運んだとしても売約済みとなっていることが多く、「在庫がない」といった言葉が返ってくるのがオチと言われていることから、人気モデルを新品で購入するチャンスはほとんど回って来ないと思っておいて良いでしょう。
ブランドの方針として「多品種少量生産」をモットーにしていることから、新しいモデルですら「希少性」が生まれています。新品の市場で手に入れるのは一層困難になっています。新品の購入を最初から目指すよりも、中古品などの二次流通の別ルートでの購入を検討した方が賢いです。
リシャールミルを購入する際には新品は視野に入れないことをオススメします。
2-2.中古品での購入がオススメ!
皆さんが欲しいと感じているリシャールミルの腕時計を購入するためには、中古市場での購入が基本となります。二次流通の中古品と言われればダメージや汚れなどのコンディションが気になるところではありますが、その分安く買えるというメリットもあります。
また、中古市場には様々なモデルが流通しているので、もしかしたら欲しいモデルや希少なモデルに出会えるかもしれません。
リシャールミルのような高級ブランドを中古品で購入する際には、いくつかの方法があります。リシャールミルを購入する際に活用してほしい方法は以下の2つです。
・信頼できる時計専門店
・オークションサイト
主に上記2つの方法が考えられますが、重要なのは「信頼できる販売業者かどうか」をしっかりと見極めることです。リシャールミルの中古品を取り扱う店舗やサイトを訪れる際には、お店の評判や過去の取引履歴を念入りにチェックすることで安心して購入することができるでしょう。
さらに、中古品で流通しているリシャールミルが本物であることを証明するため、正確な品質や保証サービスを提供しているかどうかもポイントとなります。細心の注意を払いながら中古市場で探していれば、皆さんが求めているリシャールミルが見つかる日も近いです。
2-3.偽物には注意深くなろう
中古品でリシャールミルを購入する際には偽物に注意してください。
リシャールミルの時計は精巧な作りと独自の高い技術力が特徴的です。偽物と本物とを区別するには細部にわたるチェックが欠かせません。例えば、文字盤の仕上がりやケースの材質感、そして時計の重さまで本物のリシャールミルは細部にわたって完璧を追求しています。
前項で少しだけ説明させていただきましたが、信頼できる店舗で買うのはかなりの重要ポイントです。リシャールミルでは「正規認定中古品」というものが存在しています。正規店が本物と認定した中古品しか取り扱っていないので、確実に信頼できる数少ないお店です。
リシャールミルの腕時計を中古で検討している方は、上記のポイントに気を付けて探してください。
3.億越えでも売れる!納得せざるを得ないリシャールミルの魅力
リシャールミルの腕時計は、時間を確認する道具としてだけでなく「ステータスを上げるアイテム」となっています。展開しているモデルの中には億を超える価値が付いているものもあります。
ここまで高価格であるにもかかわらず、リシャールミルの時計を求めている方が後を絶たないのは、以下5つの魅力が大きく関係しています。
・他のブランドに追随を許さないデザイン力
・素材のこだわりからくる圧倒的な耐久性と軽量さ
・時計製造への情熱が熱い
・生産本数の少なさから来る希少性
・購入するだけで成功者の証になる
この章では、億を超えるのも納得がいってしまうリシャールミルの魅力について紹介していきたいと思います。
3-1.他のブランドに追随を許さないデザイン力
リシャールミルの腕時計の最大の特徴として挙げられるのは「トノー型ケースで作られたスケルトンデザイン」です。この革新的なデザインは時計業界に革命をもたらしました。
伝統的なスイス時計製造の枠を超えたデザインのリシャールミルの腕時計は、近未来的な芸術作品とも言えます。この独特のデザインは単なる時間を確認するアイテムに留まらず、着用する人の個性とステータスを象徴するアイコンとなっています。
特にリシャールミルのコンセプト「腕時計のF1」を象徴しているようなモデル「RM50-03」は、耐久度を追求した素材の「グラフTPT®」の使用による軽量性と耐久性で多くの人々を魅了します。
リシャールミルがこだわるのは耐久度だけではありません。大胆なカラー配置やスポーティーなフォルムなど、1本1本の腕時計にはそれぞれ多くの魅力があります。他のブランドに追随を許さないデザイン力もリシャールミル最大の特徴と言えるでしょう。
億超えウォッチでも簡単に売れてしまうのは、他のブランドに追随を許さないデザイン力が大きな魅力となっています。
3-2.素材のこだわりからくる圧倒的な耐久性と軽量さ
リシャールミルの時計が億越えでも売れる理由のひとつとして「素材への深いこだわり」は外せないでしょう。
一般的な腕時計ブランドが貴金属やレザーを主とする中で、リシャールミルは飛行機の機体や建設用の材料などから着想を得たチタンやカーボン、さらにはグラフェンといった革新的な素材を使用し、独自の方法で時計製造に応用しています。
こだわり抜いて選ばれた素材は極めて高い強度を誇りながらも驚くほど軽量であり、それによって快適な装着感やスポーツやレースなどのアクティブな環境下にも耐えうる耐久性を発揮します。
このように、リシャールミルの時計は素材ひとつをとっても唯一無二のブランドと言えます。
3-3.時計製造への情熱が熱い
素材へのこだわりやデザイン力が長けていることは時計製造への情熱が熱いということの象徴と捉えられます。リシャールミルは高級時計ブランドにおいて比較的歴史の浅い新参者であるにもかかわらず、時計製造に対する姿勢は業界内でも飛び抜けています。熱狂的なファンを生み出す要因のひとつです。
リシャールミルの時計製造への情熱は、創業者である リシャール・ミル氏 が深く関係しています。自身が作りたいと思った時計のコンセプトを的確に掲げる天才であり、デザイナーでも職人でも無いマーケティングのプロフェッショナルです。営業職としてキャリアを積んでいく中で培ってきた知識や経験から、時計製造への情熱はみるみる内に深いものとなっていきました。
多くの高級時計ブランドがマニファクチュール(自社製造)で時計製造に取り組んでいますが、リシャールミルは製造のプロに外注をかけて製造しています。
外注をかけて製造するとなると人員コストが上がってしまうのは容易に想像できますが、リシャール氏は「私の作る時計にコストは関係ない」と、コスト度外視の気持ちを明言しています。この徹底した時計製造への情熱がリシャールミル独特の価値を生み出しているのです。
3-4.生産本数の少なさから来る希少性
リシャールミルの時計は「少ない生産数からくる希少性の高さ」も特徴的です。多くの時計ブランドは大量生産をすることによって、ブランドの知名度と売上を上げようとしていますが、リシャールミルではひとつのモデルで数十本しか生産しないというものがほとんどです。この希少性の高さが、時計愛好家やコレクターの間でリシャールミルの作品をさらに貴重なものへと価値を押し上げているのです。
また、リシャールミルの時計の手に入りづらさは中古市場にも影響しています。新品を手に入れるチャンスはほとんどないため、中古品でも価値が著しく下がることは少ないです。多くのモデルが定価を超えるプレミアム価値がついています。技術的な完成度はもちろん、所有することの特別さを感じさせることによって価値が決まります。
3-5.購入するだけで成功者の証になる
リシャールミルの時計は購入するだけで成功者の証となります。世界中のセレブや成功した実業家の腕に着けられたリシャールミルは、社会での高みに到達した証として個人のステータスを伝えることができます。
日本の芸能人に於いても「郷ひろみさん」や「秋元康さん」など錚々たる人たちが着用していることで知られています。最近では、元ZOZOTOWN社長の「前澤友作さん」がリシャールミル×フェラーリの「RM UP-01」を2.6億円で購入したことがSNSで話題になったのが印象的です。リシャールが開発したモデルの中でも芸術的な1本として知られており、厚さ1.75㎜という驚異的な薄さが特徴的です。
リシャールミルはただの時計ブランドではなく、これまでの人生で成功を収めていることを体現するアイテムとして世界中の人々によって選ばれ続けています。億を超えた腕時計を購入することは、間違いなく成功者の証といっても良いでしょう。
4.リシャールミルのオススメモデル10選
リシャールミルは革新的なデザインと卓越した技術力を外注することによって、数々のモデルを展開しています。その中でも今回オススメしたいモデルは以下の通りです。
・【RM055】バッバ・ワトソン
・【RM035】ラファエル・ナダル
・【RM011】フェリペマッサ
・【RM11-03】
・【RM005】
・【RM010】
・【RM030】
・【RM65-01】スプリットセコンド クロノグラフ
・【RM47】サムライ トゥールビヨン
・【RM88】オートマティック トゥールビヨン スマイリー
この章では、上記のモデルについて紹介していきたいと思います。
4-1.【RM055】バッバ・ワトソン
リシャールミルを代表するモデルと言えば「RM055」です。知っている方も多いのではないでしょうか?プロゴルファーであるバッバ・ワトソンとのコラボレーションモデルです。
RM055の製造にはチタンなどの軽量かつ高強度の素材が用いられており、プロゴルファーの俊敏なスイングにも耐えうる設計が特徴的です。白とグレーで作られたRM055は、清潔感がありながらも男性的な力強さも感じ取れます。
4-2.【RM035】ラファエル・ナダル
プロテニスプレイヤー「ラファエル・ナダル」とのコラボレーションモデルである「RM035」は、テニスコートでのアクティブな動きを想定して設計されています。
重量はブレスレット含め「約40グラム」という驚愕の軽さで作られたRM035は、着けているのを忘れさせるほど手首に溶け込むようにフィットします。
4-3.【RM011】フェリペマッサ
元F1ドライバーのフェリペ・マッサトのコラボレーションモデルである「RM011」は、レーシングカーからインスピレーションを受けて作られたクロノグラフのモデルです。スピードと耐久性を体現する時計として位置づけられています。
モータースポーツのダイナミックさを感じさせると同時に、リシャールミルコンセプトでもある「腕時計のF1」を表現しています。チタンやカーボンナノファイバーなどの最先端の素材を使いこなすリシャールミルの技術力が垣間見えるモデルです。
4-4.【RM11-03】
ブラック、イエローなど様々なカラーを合わせて作られた「RM11-03」は、スポーティーなデザインを追求しているのが魅力的なモデルです。オーバーサイズのデイト表示を採用していることから視認性が高いのも特徴的です。
ムーブメント「Cal.RMAC3」の製造には特に力を入れており、グレード5チタンを使用した可変慣性モーメントローターはサテンブラッシュ加工とPVD加工を施すことによって現代的な見た目を実現しています。
4-5.【RM005】
2004年に誕生した「RM005」は、リシャールミルの中で初めて瞬間切り替え式デイト機能を搭載したモデルです。これまで数々のモデルを展開してきた実績を持つリシャールミルでも、RM005のムーブメントを組み立てる際にPVDコーティングを傷つけないように製作するという大きな壁がありました。
大きな壁を乗り越えて作られたRM005は、無骨さが前面に出た男らしいデザインが特徴的です。
4-6.【RM010】
RM005の後継機として生まれた「RM010」は、時代の変化に対応するように大き目なケースサイズで作られました。RM005が45.00mm×37.8mm×11.45mmなのに対し、RM010は48.00mm×39.30mm×13.84mmというひと回り程大きいサイズで製作されています。
RM010の地板とブリッジには、優れた耐久性が認められている合金素材で作られています。航空業界や自動車業界でも使用されているほどの信頼度を誇る素材です。
4-7.【RM030】
「デクラッチャブルローター」という特許技術を採用している「RM030」は、ムーブメントの巻きすぎを保護するため、時刻の精度が極めて高いことが特徴的なモデルです。個人の動きに合わせて最適な巻き上げを行うことが出来るので、長い間安定性を保つことが可能です。
RM030には日本の国旗を彷彿とさせる「ジャパンレッド」と呼ばれるモデルが存在しており、ホワイトセラミックのケースと赤いリューズが特徴的です。
4-8.【RM65-01】スプリットセコンド クロノグラフ
ブランドのコンセプトでもあるモータースポーツから強いインスパイアを受けた「RM65-01」は、時計の機構の中でも有名なクロノグラフの上位互換である「スプリットセコンドクロノグラフ」を搭載しているモデルです。
スプリットセコンドクロノグラフは同時に2つの時間が計測できる機能のことを指しており、レースのラップタイムを計る際には最適です。リシャールミルの技術力とモータースポーツに対する熱い想いが強く感じられます。
4-9.【RM47】サムライ トゥールビヨン
日本の「武士道」「侍」からインスピレーションを受けた「RM47」は、文字盤に広島発祥の赤穂藩藩主「浅野家」の甲冑や家紋がデザインされているのが特徴的です。分針と秒針が刀をモチーフにして作られていることから、日本の文化へのリスペクトが感じられます。
複雑機構のトゥールビヨンを搭載しており、甲冑の素材もイエローゴールドで作られていることから「実用性」「耐久性」「デザイン性」の三拍子そろった完璧な1本と言えます。
4-10.【RM88】オートマティック トゥールビヨン スマイリー
フランクリン・ルフラーニが描いたスマイリーをそのままデザインした「RM88」は、ポジティブ、喜び、分かち合いを体現しているのが特徴的なモデルです。
ホワイトセラミックとレッドゴールドで作られたケースは、ポップカルチャーを前面に出すためのデザインであることがわかります。常に笑顔を手首に着けていれば、間違いなくポジティブな印象を与えることができます。
5.高級時計と言われればこれ!オススメブランド5選
リシャールミルなどの高級時計ブランドは国内外に数多くありますが、一般的には知らない人が多いのも事実ではないでしょうか。そのなかでも今回オススメしたいブランドは以下の通りです。
・パテックフィリップ
・ヴァシュロンコンスタンタン
・オーデマピゲ
・ロレックス
・オメガ
この章では、高級時計ブランドと言われたらこれ!と言われる上記5つのブランドについて説明していきたいと思います。
5-1.パテックフィリップ
1839年に創業したスイス・ジュネーブの高級時計ブランド「パテックフィリップ」は、名前をを聞くだけで心躍る時計愛好家が存在するほどの定番ブランドです。
世界的に見ても最高級の時計製造を行っていることで知られており、熟練の職人による手作業と厳格に定められた品質基準によって、高級時計の中でも特に権威ある位置を築いています。また、永久修理にも対応しているパテックフィリップの腕時計は世代を超えて受け継がれる家族の宝とも言える存在です。
パテックフィリップの中でも「コンプリケーション」と呼ばれる複雑機構を搭載しているモデルは、内部機構の精密さで非常に高い評価を受けていることから多くの時計コレクターたちを魅了しています。長い歴史を通じて培われた知識と技術の粋を集めたパテックフィリップの時計は、時計愛好家にとって「一生モノの腕時計」と言えます。
5-2.ヴァシュロン・コンスタンタン
1755年創業の「ヴァシュロン・コンスタンタン」は、時計業界屈指の長い歴史を誇るブランドのひとつです。時計製造の伝統を今に伝えるヴァシュロン・コンスタンタンの腕時計は、洗練されたデザインと機械式時計製造の最高峰とも評される技術が結集したモノとなっており、歴史や芸術に敏感な時計コレクターから熱い視線で注目されています。
ヴァシュロン・コンスタンタンの中でも代表モデルである「オーヴァーシーズ」は、シンプルながらも見る者を魅了するアートピースです。彼らの作る時計は長い時間をかけてじっくりと価値を噛みしめることができるので、移りゆく時間の中で光り輝く芸術作品とも言えます。
5-3.オーデマピゲ
1875年に創業したオーデマピゲは、世界に名を轟かせるスイスの高級時計ブランドのひとつです。創業者である「ジュール=ルイ・オーデマ」と「エドワール=オーギュスト・ピゲ 」の二人の情熱的な時計職人によって築かれたオーデマピゲは、独自性と技術の革新を追求し続けています。
オーデマピゲが世界に誇る代表モデル「ロイヤルオーク」は、高級時計の概念を覆す革命的なデザインで知られており、スポーツラグジュアリーウォッチの代名詞ともなっています。八角形のベゼルで作られたこの腕時計は瞬く間に時計愛好家の心を掴み、ブランドのアイコンとして確固たる地位を確立しました。
時計製造の伝統に敬意を払いながらも常に時代の最先端を行くオーデマピゲは、高級時計を語る上で欠かせない存在です。
5-4.ロレックス
高級時計の代名詞ブランドと言えば「ロレックス」です。今回紹介する高級時計ブランドの中でも圧倒的な知名度を誇ります。世界中の時計愛好家や成功者、一般層の方までも絶大な支持を得ています。
ロレックスの代表的なモデルは数々ありますが、その中でも特別な人気を誇る「デイトナ」は、知らない人の方が少ないのではないでしょうか。ロレックスはこれまで積み上げてきた信頼性とブランド力で、個人のステータスをアピールできる格上げアイテムとなっています。
5-5.オメガ
オリンピックの公式タイムキーパーとしても長年にわたり信頼を勝ち取っている「オメガ」は、歴史的瞬間に立ち会った実績もある時計ブランドのひとつです。実用的でありながらも、持っているだけで洗練された美学と冒険に対する姿勢を映し出してくれます。
オメガの中でも有名なモデル「スピードマスター」は、宇宙飛行士が月に最初に踏み出した時に着用されていたことで有名です。「精密性」「信頼性」「耐久性」で高級時計の世界においても一際輝く存在感を放っています。オメガの時計は冒険心を変わらず保つことを約束してくれます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、リシャールミルを買える人はどんな人なのか解説させていただきました。
高級時計は単なる時間を刻む道具を超えて、ステータスや社会的地位を格上げしてくれるアイテムのひとつです。その中でもリシャールミルを手にすることは、多くの人にとって夢のまた夢かもしれません。
メインターゲットこそ世界の超富裕層ではありますが、近年では中古の流通も多くなっていることから一般層でも手に入るチャンスは回ってきています。自分の欲しいモデルが買える日も近いかもしれません。
この記事を通して、皆さんにとっての知識となっていれば幸いです。