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2025年4月26日

赤珊瑚はなぜ高い?値段の理由や石言葉・お守りとしての効果を解説

赤珊瑚は縁起がいいと言われていて、魔除けやお守りとしての効果を期待して身に付ける人もいます。ジュエリーとしてだけではなく、スピリチュアル的な意味で、パワーストーンとしても人気があるのが赤珊瑚です。ですが購入する時にはその値段が気になりますよね。赤珊瑚は決して安いものではありません。なぜ赤珊瑚は高価なのか?それだけの値段を出す意味はあるのか?と誰もが思うでしょう。

今回は、赤珊瑚が高額な理由をご紹介します。また、赤珊瑚以外の珊瑚の種類やスピリチュアル的な意味、石言葉が怖いと言われる理由は?などの疑問にもお答えしていきます!

結論だけ先に言うと赤珊瑚が高い理由は、主に「採れる量が少ないから」「それなのに人気があるから」です。需要と供給が噛み合っていないので、値段が上がってしまうということですね。もちろんそれだけが理由ではないので、詳しくは記事の中でご紹介していきます。ぜひ最後まで読んで、参考にしてくださいね!

1.赤珊瑚はなぜ高い?

「珊瑚」……その名前を聞いたことが一度もない、という人はきっとごく少数でしょう。ですがそのイメージは、バラバラかもしれません。多くの人は青い海の底にある、白っぽい珊瑚を思い出すのではないでしょうか。ですが、今回ご紹介する珊瑚はその珊瑚とはまったく違います。硬くて美しい装飾用の珊瑚、その中でも特に高価な赤珊瑚について、この記事では見ていきます。

赤珊瑚、または血赤珊瑚とも呼ばれる珊瑚は、普段からショップで見かけるような、よくあるジュエリーではありません。たまに見かけることがあっても、とても高価です。珊瑚はダイヤモンドやルビーのようにキラキラと光を反射する石ではなく、もしかしたら地味な印象を受けるかもしれません。それなのになぜこんなに高いのか、不思議ですよね。

珊瑚、特に赤珊瑚がなぜ高いのか、その理由は大きく分けると3つです。ひとつ目は歴史的な理由、ふたつ目は供給量が減っているため、3つ目は需要が高まっているためです。それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。

1-1.赤珊瑚の値段は安くても数万円~

実際の赤珊瑚の値段は、いくらくらいなのでしょうか。

もちろん品質や石の大きさにもよりますが、結論からいうと最低でも数万円はすると考えたほうがいいでしょう。それなら買える!と思うかもしれませんが、やはり安いものはサイズも小さいですし、品質もあまりよくありません。安い物を買っても、結局は満足できずにあまり身に付けなくなったり、他の物を購入することになったりすることもよくあるので、赤珊瑚に関してはあまり安い物を購入するのはおすすめしません。

ある程度の品質の物を購入したいなら、やはり数万円から十数万円くらいの予算は用意しておいたほうが良いと思います。もちろん余裕があれば、より品質の良い物やサイズが大きい物を購入できるでしょう。

1-2.赤珊瑚が高い理由①:歴史的に珍重されてきた

赤珊瑚が高額な理由には、歴史的な背景が関係しています。赤珊瑚の歴史は古く、2万5千年ほど前の旧石器時代には人類に使用されていたようです。当時のドイツの遺跡から、珊瑚が発見されています。

ギリシャ神話にも珊瑚は登場します。ギリシャ神話によると、珊瑚は悪さをして退治された怪物メドゥーサの頭部がペガサスに乗った英雄ペルセウスに運ばれている時に、海に落ちた血が固まって出来た物だそうです。メドゥーサは強い力を持っている怪物だったので、珊瑚はお守りとして強いパワーを持っていると言われています。中国でも、珊瑚はとても特別な石でした。中国の皇帝は赤珊瑚を身に付けることで、悪霊を寄せ付けないようにしていたそうです。身分が高い人々が好んで赤珊瑚を身に付けていた歴史もあり、真珠や翡翠と並んで特別な存在だと位置づけられています。

赤珊瑚が日本に伝わったのは、7~8世紀頃です。仏教とともに中国から日本に伝えられた赤珊瑚は、寺社の装飾にも使用されました。珊瑚は金や銀、瑪瑙(めのう)などと共に、仏教における「七宝」という七つの大事な宝に定められています。それほど特別な存在なのです。

1-3.赤珊瑚が高い理由②:乱獲や環境汚染による減少

珊瑚はそもそも、いくらでも採れるような物ではありません。昔からとても希少で、そのため身分の高い人しか身に付けられなかったという歴史もあります。珊瑚は太陽の光も届かないような海底で育ちます。直径1センチ成長するのになんと50年もかかるのだとか。

ただでさえ希少な赤珊瑚の供給量が、近年さらに減少しています。その理由は乱獲と環境汚染です。高額な赤珊瑚をたくさん採って、お金儲けをしたいという人は絶えません。日本近海でも、貴重な赤珊瑚の密漁が問題になっています。また、海洋汚染によって珊瑚の育つ環境が破壊され、うまく育たなくなっているという現状もあります。

さまざまな問題があり、赤珊瑚の供給量は年々減りつつあるのです。

1-4.赤珊瑚が高い理由③:アジア圏での需要の高まり

赤珊瑚が高額な理由には、需要の高まりもあげられるでしょう。

赤珊瑚が人気な理由は、先ほどもあげたとおり、歴史的な理由や希少性の高まりのためです。さらに加えて近年のインバウンド需要の高まりも、赤珊瑚の値段が高額な理由のひとつです。もともと赤珊瑚は、とても人気がありました。それにインバウンド需要がさらに拍車をかけたのです。

もともと高額だった赤珊瑚が、需要の高まりと供給の減少のためにもっと高値がつけられるようになってしまいました。それでもまだ買いたいという人がいるのですから、赤珊瑚が高額になってしまうのも頷けます。

2.珊瑚の基本情報

赤珊瑚がなぜ高いのか、ご納得いただけましたか?

ここで一旦、珊瑚とは何か、珊瑚の基本情報を整理しておきましょう。珊瑚がジュエリーショップでよく見る他の宝石と少し違うことは、一目見てわかりますよね。ダイヤモンドやルビーのようにキラキラしていませんし、透き通ってもいません。そもそもショップで見かけることすら、あまりありません。珊瑚については知ろうと思わなければ知らないままです。

まずは珊瑚の基本情報を知って、珊瑚がどんな宝石なのか知っていきましょう。

2-1.「宝石珊瑚」と「造礁珊瑚」の違い

「珊瑚」というと、海の底から木のように生えている「珊瑚礁」を思い浮かべる人が多いと思います。美しい海の底にある珊瑚礁を実際に見たことがある人もいるでしょうし、実際には見ていなくても、テレビや本で見たことがある人も多いでしょう。ですが実は、私たちがイメージする珊瑚礁と、ジュエリーとして加工される珊瑚は同じものではありません。

海岸でカラカラに乾いた珊瑚を拾ったことはありますか?あの珊瑚は、ジュエリーの珊瑚とは似ても似つかないですよね。大抵が白っぽく乾いていて、小さな穴が開いていたり形がいびつだったりします。海の底の珊瑚礁や海岸で拾う珊瑚は、「造礁珊瑚(ぞうしょうさんご)」という種類の珊瑚です。珊瑚の正体は、サンゴ虫と呼ばれる生き物です。6本足のサンゴ虫が集まり、その死骸が積み重なって珊瑚礁になります。造礁珊瑚を形作るサンゴ虫が生息しているのは、水温18℃~30℃、水深50メートルまでのあたたかくて浅い海です。死骸は軽石のようで、装飾品には向きません。

一方で装飾用に用いられる珊瑚は「宝石珊瑚」と呼ばれます。宝石珊瑚の正体もやはりサンゴ虫ですが、造礁珊瑚のサンゴ虫とは違い8本足です。宝石珊瑚になるサンゴ虫は、造礁珊瑚よりもずっと深い水深1,000メートルほどの深海に生息しています。深海で少しずつ育った宝石珊瑚が、ジュエリーとして加工されるのです。

2-2.「宝石珊瑚」の種類

宝石珊瑚の中にも、いくつかの種類があります。赤珊瑚はそのうちの一種です。種類によってさまざまな違いがあり、値段も異なります。

この項では宝石珊瑚の中でも特に有名な、赤珊瑚・桃色珊瑚・白珊瑚について、それぞれ詳しく解説していきます。それぞれに違った特徴や長所がありますよ。

2-2-1.赤珊瑚

装飾用に加工される宝石珊瑚の中で一番価値が高いのが、赤珊瑚です。赤が濃ければ濃いほど価値が高いとされ、高値が付けられます。

特に赤色が濃く、均一な色合いの物は「血赤珊瑚」や「オックスブラッド」と呼ばれます。珊瑚は決して丈夫な石ではありませんが、赤珊瑚はその中でも比較的しっかりとした硬さがあり、加工にも向いています。

血液をイメージする赤色は、身に付けると血流が良くなると昔から信じられていて、健康のお守りとしても人気がありますよ。

2-2-2.桃色珊瑚

桃色珊瑚はその名前の通り、赤珊瑚よりも淡いピンク色をした珊瑚です。赤珊瑚に近い赤っぽいピンクもあれば、白珊瑚に近い白っぽいピンクの物もあり、幅広い色合いの物が含まれます。

桃色珊瑚は、宝石珊瑚の中でも特に大きく育ちます。以前は「赤珊瑚よりも価値が低い」というイメージが強く、あまり人気がありませんでした。ですが近年では、ピンク色が愛らしいと若い人々の間で人気になっています。赤珊瑚よりも手軽な金額で購入できるのも、人気が上がっている理由のひとつです。桃色珊瑚の中でも淡いピンク色の物は、特に「エンジェル・スキン」と呼ばれています。

ピンク色の珊瑚は愛情運をアップさせると言われています。結婚や恋愛をサポートしてくれるので、贈り物にもぴったりです。

2-2-3.白珊瑚

白珊瑚はごく薄いピンクっぽい白や、象牙のような白などの色がある珊瑚です。純粋な白をした珊瑚は天然ではとても希少で、流通している物の多くは漂白されています。白珊瑚を見かけたら、天然か加工かは確認したほうがいいでしょう。

白珊瑚は純粋さの象徴と言われています。幸運を呼び、持っていると幸せになれるそうですよ。

3.赤珊瑚の品質の見分け方

赤珊瑚はとても高価な宝石ですが、値段も品質もピンからキリまであります。当然品質の良いものは値段も高く、反対に値段が安いものは品質も良くないのが基本です。ところが時々、高いのに品質はイマイチだったり、品質の割には安くてお買い得だったりするものもあります。宝石の値段を決めるのはあくまで人ですから、品質と値段が釣り合っていないことも起こりうるのです。赤珊瑚の価値をわかっていない人が値段を付ければ、品質が良くても安いこともあるでしょう。逆に悪意を持った業者が、大したことはない赤珊瑚に高額な値付けをすることもあります。

赤珊瑚を購入してから、あるいは購入しなかったことを後悔しないために、どういった赤珊瑚が品質の良いものなのかを知っておきましょう。

3-1.色・輝き

赤珊瑚の品質で一番はっきりと見てわかるのが、その色合いです。赤珊瑚は色合いが濃ければ濃いほど、品質が良いとされます。赤珊瑚の中でも特に価値が高いのは「血赤珊瑚」「オックスブラッド」と呼ばれる、血のように赤い色の珊瑚です。赤黒いとも言えるような濃い赤で、見るだけで圧倒されるような迫力があります。反対に赤色が薄い珊瑚は価値が低く、値段も安くなります。

色合いの均一さにも注目しましょう。赤珊瑚は大きければ大きいほど、当然値段は高くなります。ですがただ大きければいいというわけではありません。大きいとその分色ムラが気になってきます。一ヶ所だけが濃い赤色ならいいわけではなく、全体が均一な色合いであることも良い赤珊瑚の重要な条件です。さらに、良い赤珊瑚は表面がつややかに輝いています。

赤珊瑚はダイヤモンドやルビーのようなガラス質の輝きはありません。ですが、品質の良いものは、表面に照りがあり、つややかに輝いています。その輝きが赤珊瑚の美しさを際立てているのです。ひと目見て、なんだか輝いていない。美しくないと思うような赤珊瑚には手を出さないほうが無難です。

3-2.ヒビ割れや白い筋

色合い、輝きと並んで赤珊瑚の値段に関わってくる見た目の特徴が、珊瑚表面のひび割れや白い筋です。珊瑚の表面のヒビは、専門的には「ヒ」と呼ばれます。宝石珊瑚は深海で成長するので、海から引き上げる時に水圧の変化によってヒビが入ることがあります。また、引き上げる時に何らかの傷が入ってしまうことも珍しくはありません。これが「ヒ」です。

それだけでなく、赤珊瑚には白い線のような筋が入っていることがあります。日本産に特有のこの白い筋が「フ」です。「フ」は日本産の証明にもなりますが、美しい見た目を損ねるのであると価値は下がります。

「ヒ」や「フ」と呼ばれる傷や筋がないかどうかは、よく見て確認したほうがいいでしょう。

3-3.原産地

赤珊瑚の品質は、原産地によっても大きく変わります。珊瑚の原産地は日本の高知県や沖縄県、海外だとイタリアやモロッコなどの地中海沿岸、中国や台湾などです。

地中海沿岸地域で産出される赤珊瑚は日本などで採れる赤珊瑚とは区別され、紅珊瑚と呼ばれています。浅い海で採れる宝石珊瑚で、赤珊瑚よりもやわらかく色合いもやや淡い珊瑚です。とはいえ赤珊瑚ととても似ているので、淡い色合いの赤珊瑚だと言われたらわからないかもしれません。原産地がイタリアやモロッコ、ギリシャなどと言われたら、注意したほうがいいでしょう。

良い赤珊瑚の産地として有名なのは日本、その中でも特に高知県の土佐湾で採れる赤珊瑚です。日本では、赤珊瑚の中でも特に美しいとされる「血赤珊瑚」が採れます。かつては産出量も多かったのですが、乱獲が問題になったこともあり現在では日本産の珊瑚の産出量は減少しています。美しいのに量が少ないので、さらに価格が上がっているというわけです。

4.赤珊瑚のスピリチュアル的な意味

赤珊瑚にはスピリチュアル的な意味があるとされています。昔から魔除けや幸運のお守りになると言われていて、スピリチュアル的な効果を求めて珊瑚を身に付けたり、身近な場所に置いておく人も少なくありません。

多くの人が珊瑚のスピリチュアル的な意味を感じ、購入しています。ただ身に付けるだけ、眺めるだけでは、珊瑚がもったいないですよ。ぜひそのスピリチュアル的な意味についても知っておいてくださいね。

4-1.赤珊瑚は3月の誕生石

誕生石はが1月から12月まで、それぞれの月を象徴する鉱石や宝石のことです。それぞれの月に1~4種類の石が、誕生石に制定されています。珊瑚は3月の誕生石なので、赤珊瑚も当然、3月の誕生石です。

誕生石の効果はふたつあると言われています。ひとつ目はその月に生まれた人を守ってくれる効果。ふたつ目はその月に身に付ける人を守ってくれる効果です。つまり、3月に生まれた人は1年中珊瑚がお守りになりますし、3月生まれ以外の人も3月に珊瑚を身に付ければお守りになるというわけです。

3月生まれの人も、そうでない人も、ぜひ珊瑚を身に付けてくださいね。

4-2.赤珊瑚の石言葉

石にはそれぞれ、その石を象徴する石言葉があります。

石言葉と聞いても、ピンと来ない人もいるかもしれませんね。そんな人は花言葉を思い浮かべてください。花に花言葉があるのは有名ですよね。バラには「愛情」、ユリには「純粋」というように、その花ごと、あるいは色によっても違う花言葉があります。花を買う時やプレゼントする時に参考にしたという経験がある人もいるのではないでしょうか。

石言葉も、花言葉とおなじです。宝石にもそれぞれ、石の色や歴史からイメージされた石言葉があるのです。

赤珊瑚の石言葉は「長寿」「幸福」です。赤珊瑚の血液をイメージさせる赤色は、持っていると血流が良くなると思われていました。そのことから、「長寿」という石言葉になったのでしょう。また、赤はエネルギッシュで縁起の良い色でもあります。「幸福」という石言葉になったのも納得ですね。

5.赤珊瑚のパワーストーンとしての効果

赤珊瑚にはパワーストーンとしての効果があり、身に付けたりそばに置いておくことで持ち主にさまざまな影響を与えると言われています。赤珊瑚自体が縁起の良いものとされていた歴史があり、良い効果を期待して購入する人がとても多いパワーストーンです。高額な値段にも関わらず購入する人が多いことからも、そのパワーを信じている人がいかに多いかわかりますね。

赤珊瑚のパワーについて、具体的に見ていきましょう。

5-1.魔除け・厄除け

赤珊瑚は魔除けや厄除けなど、悪い物を寄せ付けないという効果があります。また、赤珊瑚が避けるのは、周囲の悪い物だけではありません。自分の中の悪い物、つまりネガティブな気持ちをはらってくれる効果も、赤珊瑚は持っています。赤珊瑚を持っていることで、あらゆる悪い物をはらってくれるので、いろいろなことがうまくいくようになるでしょう。全体運を向上してくれるので、ぼんやりした不安がある人や、とにかく運がない気がする人に赤珊瑚はおすすめです。悪いことが重なると気力がなくなって、前向きな気持ちになることができませんよね。具体的にこうなりたいという目標が定められないこともあると思います。そんな時には、赤珊瑚が持ち主を守ってくれますよ。

また、珊瑚は海から生まれるものなので、水難にも強いと言われています。船旅などの旅行に行く人のお守りとしての効果も発揮してくれますよ。

5-2.子どものお守り

赤珊瑚には子どもを守ってくれる効果もあると言われています。親から子どもに、お守りとして珊瑚を贈ることもあるそうです。

母なる海から生まれる珊瑚には大きな包容力があり、不運や災難を跳ねのける効果があると言われています。子どもは思わぬ行動をとって、ヒヤヒヤすることがありますよね。そんな時にせめても、と親が赤珊瑚のお守りを持たせるようです。

赤珊瑚は「長寿」という石言葉があるくらい、とても生命力にあふれた石でもあります。子どもが健やかに成長してほしい、幸せに長生きしてほしいという願いも感じられますね。

5-3.女性の体調を整える

赤珊瑚は血流を象徴する石で体調を整えてくれるパワーストーンです。身に付けたり、身近に置くことで血行を良くし、健康や不老長寿にもつながるパワーを持っていると言われています。そのため老若男女問わず人気がありますが、赤珊瑚は特に女性の体調を整えてくれるパワーストーンです。

女性は貧血になりやすい人も多いですよね。そのため血液をイメージさせる赤珊瑚のパワーが、女性の体調を整えると言われています。「産後」と言う言葉との語呂合わせもあり、日本では産後の女性の回復を祈って贈られることもあるそうですよ。

6.赤珊瑚の使用方法

赤珊瑚を購入しようと思うと、その種類の多さに驚くかもしれません。ジュエリーとしてよくあるブレスレットやネックレスはもちろん、赤珊瑚はブローチなどに加工されることもあります。

また、赤珊瑚の置物もよくあります。宝石というとジュエリーに加工されることが多いですが、赤珊瑚の場合は小さな木のように見えるそのままの姿で置物にされていることも珍しくありません。

いったいどれを買えばいいのか、それぞれの使用方法のメリット・デメリットをご紹介します。自分の普段の使い方に一番あった赤珊瑚を選んでくださいね。

6-1.ブレスレット

パワーストーンとして使用されることも多い赤珊瑚は、ブレスレットに加工されることもあります。パワーストーンをブレスレットにするのは、とても多い使用方法です。赤珊瑚のブレスレットのメリットは、他のジュエリーや置物に比べて比較的安価で購入できることです。一般的にパワーストーンとして加工される石は、ジュエリーに加工されるよりも品質が低いものが多く、値段も抑えられます。パワーストーンのショップなどで売られている赤珊瑚のブレスレットは、ジュエリーとしての赤珊瑚より品質は低い分、気軽に購入できるでしょう。

ですが、赤珊瑚のブレスレットを使用することは、個人的にはあまりおすすめしません。その理由は、珊瑚の傷つきやすさです。珊瑚はもとは生き物なので、鉱物に比べて傷つきやすいという特徴があります。手は日常生活でもっとも動かす部位ですし、ちょっとぶつかってしまうことも多いでしょう。もしダイヤモンドのように硬い鉱物なら、ぶつけても傷つくことはありません。ですが赤珊瑚は、ちょっとしたことで傷ついたり、割れたりしてしまうのです。

よほどゆっくり動ける時や、ブレスレットを気にかけられるような時でなければ、赤珊瑚のブレスレットはすぐに傷ついてしまうでしょう。

6-2.ネックレス

赤珊瑚のネックレスは、決して派手さはありません。きらびやかな華やかさではなく落ち着いた大人の雰囲気で、身に付ける人を決して無視できない存在にしてくれるでしょう。

赤珊瑚のネックレスはデザインもさまざまな物がありますから、自分の気に入るものを探せるのも良いですね。小さな赤珊瑚には控えめな美しさがありますし、目立たせたい時は大きな赤珊瑚のネックレスにすれば唯一無二のジュエリーになるでしょう。流通自体が少ないこともあって、他の人とかぶることもあまりありません。

ネックレスはブレスレットほどぶつかりやすいわけではないので、傷つくのが心配な人におすすめです。使われる赤珊瑚のサイズも小さい物から大きいものまでさまざまですので、価格も幅広くあり、自分の予算に合わせて選ぶことも可能です。

6-3.ブローチ

ブレスレットやネックレスほどメジャーな装飾ではありませんが、赤珊瑚はブローチにされることもよくあります。

ブローチはどちらかというと、上品な大人のイメージですよね。ここぞという大事な場面で身に付けることも多いでしょう。そんな時にあまり安っぽいジュエリーを身に付けるわけにはいきません。そこでおすすめなのが、赤珊瑚のブローチです。

赤珊瑚には、見る人を圧倒するような雰囲気があります。ジュエリーについて詳しくない人でも、品質の良い赤珊瑚を見ると興味を惹かれるでしょう。上品な赤珊瑚のブローチを付けている人を、改めて見直すようなこともあるかもしれません。赤珊瑚の価値を知っている人ならなおさらです。

6-4.置物

赤珊瑚は、大きな置物として飾られていることもあります。よくあるのは立派な赤珊瑚が、そのままガラスケースの中に飾られている置物です。赤い小さな木のように見える赤珊瑚は、日常生活の場所よりは会社の応接間のような特別な場所に飾られていることが多いイメージがあります。

赤珊瑚はとても縁起の良い石です。「長寿」という石言葉があるので、会社に飾ってあるのは「この会社が長く続きますように」という願いの表れでしょう。

赤珊瑚は傷つきやすいので身に付けるのが不安という人でも、置物なら安心して飾っておけますね。ただし赤珊瑚の置物はとても高価です。ある程度のサイズが必要ですし、置物にしてもおかしくないような品質の物でなければなりません。品質がイマイチの赤珊瑚を飾っても意味がないですからね。とても高額になってしまうことが、赤珊瑚の置物の唯一にして最大のデメリットです。

7.【Q&A】赤珊瑚に関するよくある質問

赤珊瑚は流通量も少なく、あまり身近な存在とはいえません。そのためいろんな疑問を持つ人もいるでしょう。

ここまで赤珊瑚のさまざまな情報をお伝えしてきましたが、最後に赤珊瑚についてのよくある質問にお答えします。赤珊瑚はとても高価な装飾品なので、とても気軽に購入できる存在ではありません。購入する前に疑問を解決し、後悔することがないようにしてくださいね。

7-1.赤珊瑚の石言葉は怖い?

珊瑚に限らず、「怖い」というイメージを持たれている宝石は少なくありません。美しすぎる物に恐怖を感じることもありますし、あるいは「呪いの宝石」などという謂れがある物もあります。石言葉が怖いというイメージもあるようです。スピリチュアル的な物に恐怖を感じるという人もいるのでしょう。

赤珊瑚にも「怖い宝石」、「石言葉が怖い」というイメージを持つ人もいるそうです。ではなぜ、そんなイメージになってしまったのでしょうか。考えられるのは赤珊瑚の色、つまり赤い色によるイメージです。赤珊瑚の赤はとても鮮やかで、品質の良い「血赤珊瑚」は赤黒く血液をイメージさせます。「血」と聞くと、それだけで避けたい物、怖い物と思ってしまう人もいるでしょう。

また、赤珊瑚の石言葉は「長寿」ですが、場合によっては「不老長寿」とされることもあります。「不老」というと、自然に反したことのようにも思えます。人によっては、得体のしれない怖さを感じるようです。ですが実際は、赤珊瑚の石言葉はどれも縁起が良い言葉ばかりで、怖いものではありません。

赤珊瑚はなんとなくのイメージで怖いと思われているようです。ですが実際は、まったく怖い存在ではありません。それどころかとても縁起が良く、良いパワーを持っているのです。

7-2.偽物と本物の見分け方は?

とても希少で高額な赤珊瑚は、偽物も多く出回っています。珍しい赤珊瑚が売られていると思って購入したら、実は偽物だった……ということもないとは言えません。

赤珊瑚の偽物は、多くはプラスチックや樹脂で作られています。その場合は比重が軽いので、本物の赤珊瑚よりも軽いと感じるでしょう。ただし、中にはガラスで作られた偽物もあります。ガラスにはある程度の重さがあるので、重さで見分けるのは困難です。

赤珊瑚の偽物は、色合いが不自然に均一すぎるとも言われます。自然の中で育った赤珊瑚は、まったく色ムラがないということはほとんどありません。あまりにも色ムラがないような赤珊瑚は、購入の前に疑ったほうがいいでしょう。本物の赤珊瑚でまったく色ムラがない物はとても高価なので、中途半端な値段で色ムラがない赤珊瑚は、偽物の可能性が高いです。

ですが実際のところ、精巧につくられた偽物を我々消費者が見分けることはとても難しいです。一番の解決方法は、「信頼できるショップを見つけ、そこで購入すること」でしょう。

よく知らない、たまたま入った店で高額すぎる買い物はしないほうが良さそうです。

7-3.赤珊瑚は売却できる?

宝石は高額なので、購入して充分楽しんだあとは売却したいという人は珍しくありません。実際、金・プラチナやダイヤモンドに資産価値があるのは有名ですよね。投資目的でジュエリーを購入するという人もいます。では赤珊瑚の場合、売却することが可能なのでしょうか。

結論から言うと、赤珊瑚は充分売却可能です。ですがもちろん、どんなものでも売却できるわけではありません。赤珊瑚を購入し、ゆくゆくは売却したいと思うなら、普段から使用方法・保管方法に気を付けておくようにしましょう。

珊瑚はとても傷つきやすく、ぶつけたり、他の宝石と擦りあったりすることで割れたり、欠けたりしてしまいます。そのようなことがないように、使用時・保管時には充分注意してください。たとえばジュエリーは重ね付けをして楽しむこともありますが、赤珊瑚の場合は重ね付けを避ける方が無難です。赤珊瑚のジュエリーを外してジュエリーボックスで保管する際にも、他の石や金属と触れ合わないようにしましょう。

ジュエリーは身に付けるとどうしても汗や皮脂が付着します。一日の終わりにジュエリーを外した時に、やわらかい布(できれば宝石用の布)で表面を優しく拭いてからしまうようにしてください。研磨剤などは絶対に使わないでくださいね。また、珊瑚は紫外線や熱にも弱いので、直射日光が当たらない場所に保管するようにしましょう。ドライヤーなどの温風も避けてください。

赤珊瑚は需要が高く、売却は充分可能です。ですが、金やプラチナのように世界的な「相場」があるわけではありません。そのためどの売却業者に買取を依頼するかが、とても重要になってきます。ジュエリーの査定に詳しくなければ、赤珊瑚の価値を正しく見極めることができないからです。赤珊瑚を売却したいと思ったら、まずはどこに持っていくかよく考えてください。納得できる価格が提示されなければ、売却しないというのもひとつの手です。

8.まとめ

今回は、希少で高価な赤珊瑚についてご紹介しました。赤珊瑚はとても高価で、人気があります。その理由は①昔から身分の高い人が身に付けていた②産出量が減っている③インバウンドなど、アジア圏での需要の高まっている という3つです。赤珊瑚は需要に対して供給が少なく、その結果どんどん高額になってしまっています。ですが赤珊瑚は、その高い価格にもかかわらず、人気が衰えるようすはありません。多くの人にとって、赤珊瑚は高くても購入したい特別な存在なのです。

赤が濃い珊瑚はジュエリーとしても価値が高いですが、パワーストーンとしても強いパワーを持っていると言われています。赤珊瑚は3月の誕生石で、石言葉は「長寿」「幸運」です。身に付けると健康になり、子どもの健やかな成長にもつながると言われていて、贈り物にされることもよくあります。大切な人の健康や成長を祈って、プレゼントに選ばれるのでしょう。

とても美しく、身に付けると良い効果もあるとされている赤珊瑚。ですが簡単に購入できるような、気軽なものではありません。赤珊瑚は流通量自体が多くないので、ショップで見つかるとすぐに買いたいと思ってしまうでしょう。ですがそこはぐっと我慢して、納得できる赤珊瑚が見つかるまで待ちましょう。

自分にとってもっとも良い、一番気に入る赤珊瑚を探してくださいね。

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