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2024年3月30日

【2024年8月更新】プラチナの価値は今後どうなる?これからの価格予想

金・貴金属について

2024年、金相場が1gあたり13,000円を超えニュースなどで耳にする機会も増えてきたのではないかと思います。現在では金やプラチナなどの貴金属や、ビットコイン等の仮想通貨など手軽に始められる投資も多く、いままで投資に興味がなかった人も少しずつ始めるようになってきました。

貴金属投資は価格変動が多いものの、価値が無くなるリスクが少ない安定した資産の1つとされています。

この記事では希少金属ともいわれている「プラチナ」のいままでの価格推移やこれからの予想など詳しくご紹介していきます。

1.【2024年8月更新】プラチナの価値の現状

プラチナは自動車産業をはじめ、宇宙開発や医療器具など様々な分野において欠かせない貴重な貴金属です。

2024年8月時点でプラチナの1gあたりの価格は4,800円〜5,200円程度で取引されています。
2020年のコロナ禍では一時3,000円代にを割り込む場面もあり「価値がなくなる可能性がある」とまで一部ではいわれていましたが、現在は経済の回復とともに上昇傾向にあります。

近年では金の価格高騰が続いたことで希少性の高い貴金属といえば「金」を思い浮かべる方も多いと思いますが、過去の採掘量で比較すると金は約18万トンに対してプラチナはわずか7千トン程度なので、希少性だけで見ればプラチナの方が高いです。しかし、2024年8月時点の1gあたりの最高価格で比較するとプラチナは5,000円台、金は13,000円台となっており、希少性が高いプラチナよりも金の方が高値で取引されています。

1gあたりの価格がプラチナが金より安い理由には、いくつかの要因があります。金は投資や宝飾品の素材としての用途が多いのに対し、プラチナはほとんどが工業分野に用いられています。自動車産業での触媒としての需要が多いプラチナは、自動車自体のの売れ行きが悪いと需要も比例して下がってしまう傾向があります。

実際に2008年に発生したリーマンショックでは世界経済が急激に冷え込み、自動車業界も大打撃を受けました。結果プラチナの価格が1gあたり7,000円台から3,000円台にまで急落したという過去もあります。プラチナと金を比較するとプラチナは景気に連動した値動きになりやすいのに対し、金は景気が後退している時に価格の安定性を発揮しやすいことがわかります。

プラチナはなぜ価値が大きく変動するのでしょうか?
次の章ではプラチナの価値が変動する要因を3つご紹介していきます。買い時や売り時の参考にもなるので是非ご覧ください。

2.プラチナの価値が変わる3つの要因

どのような投資においても価格の変動は付き物です。プラチナなどの貴金属にも価値が変わる様々な要因があります。

現在、投資や資産目的で注目を集めている「金」。近年金相場が高騰した理由として多く上げられるのは、新型コロナウイルスやロシアによるウクライナへの軍事侵攻。世界的に景気の悪化が懸念されており、安全資産として金が注目されています。

世界情勢によっても価格変動する「金」ですが、この章では金に次いで注目を集める「プラチナ」の価値が変動する3つの要因について詳しく解説していきます。

投資としてプラチナを所持したい方、プラチナについて詳しく知りたい方などは是非最後までご覧ください。

2-1.主要消費国の景気

プラチナの主な消費国は日本をはじめ、中国、北米(北アメリカ)、欧州(ヨーロッパ)です。

結婚指輪や婚約指輪などの素材として使用されることが多いプラチナ。
アクセサリーの素材というイメージが強いですが、実は医療器具であるペースメーカーや宇宙開発に必要なスペースシャトルの部品などにも使われています。
プラチナは酸やアルカリに強く変色や酸化がしづらいうえに、融点は1,769℃と耐熱性にも優れている事から、他の貴金属と比べると安定した金属といわれています。

使用用途は多岐にわたりますが、消費量が減少すれば必然と価格は減少してしまいます。
最近の例では2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により世界的に経済の悪化が巻き起こり、プラチナの消費量が減少。価格は大きく低迷しました。

主要消費国の景気が良ければ、消費量は活発化し需要が増えプラチナの価格は上昇。反対にパンデミックなどにより景気が悪化してしまうと、消費量が減り価格も落ちてしまう傾向にあります。

主要消費国の景気は各国の金融緩和政策やGDP(国内総生産)をチェックすることで、追うことが可能です。

2-2.ディーゼル車の需要・燃料電池自動車の今後

自動車産業の動向とプラチナの価格変動の大きな関係。

軽油を燃料としたディーゼル車から出る排気ガスの「触媒」としてプラチナを使用。日本では大型トラックなどにディーゼルエンジンが多く使われています。
「プラチナ触媒」とも呼ばれ、有毒な排気ガスを浄化して無害にすることができ、多くの需要がありましたが、近年EV車(電気自動車)の普及拡大によりディーゼル車離れが増加。
プラチナ需要が減少し価格も低迷するのではないかという意見も多くあります。

しかし、電気自動車の一種として注目されている水素を燃料として走る、燃料電池自動車にもプラチナが使用されているのです。水素と酸素による化学反応により電気を発生させるプロセスにはディーゼル車よりも多くのプラチナ触媒が必要とされています。

脱炭素社会へ向けた世界的な取り組みである「カーボンニュートラル」が注目されている現代。今後の自動車業界でもプラチナは必要不可欠といわれているので価値がなくなるということは考えづらいですね。

2-3.南アフリカの政治・経済情勢

順位 シェア率 生産量
1 南アフリカ 71.5% 約124トン
2 ロシア 11.5% 約20トン
3 ジンバブエ 9.8% 約17トン
4 カナダ 3.1% 約5トン
5 アメリカ 1.7% 約3トン

全体の約70%を占め、プラチナ産出量世界最大を誇る南アフリカ。産出国の政治や経済情勢は、プラチナの価格変動の大きな要因の1つです。

プラチナの産出地は金に比べると非常に限られています。単体で採掘されることも少なく、パラジウムや銅といった他の貴金属の副産物として僅かに採掘される貴重な金属です。
南アフリカ通貨であるランドが、米ドルよりも価値を落とすと輸出量が増加し供給過多となって価格は下落してしまいます。
反対に、プラチナ採掘を行う鉱山にて電力不足や、労働者によるストライキが発生した際は輸出量が減少してしまい価格の高騰に繋がりました。

2022年プラチナ産出国世界2位のロシアはウクライナへ侵攻。今後の価格変動に少なからず影響を及ぼすかもしれませんが、産出国の大半を占める南アフリカの動向が今後のプラチナ価格増減の大きな要因ともいえます。

3.現在までのプラチナの価格推移は?今後10年はどうなる?

脱炭素社会に向けた取り組みや政治、経済が価格変動の大きな要因となるプラチナ。

この章では、現在に至るまでの推移や今後の予想も含めてご紹介していきたいと思います。

3-1. 2000年代初期までは上昇傾向。

最高(円/g) 最低(円/g) 平均(円/g)
1990年 2,535円 1,647円 2,262円
1991年 1,912円 1,421円 1,690円
1992年 1,627円 1,375円 1,525円
1993年 1,519円 1,262円 1,395円
1994年 1,506円 1,333円 1,393円
1995年 1,539円 1,219円 1,343円
1996年 1,543円 1,401円 1,451円
1997年 2,000円 1,403円 1,602円
1998年 1,866円 1,315円 1,636円
1999年 1,606円 1,282円 1,443円
2000年 2,324円 1,473円 1,963円

1990年代、プラチナは今の価格とはかけ離れた、1gあたり1000円前後で取引されていました。しかし、2000年代に入るとヨーロッパを中心としたディーゼル車の普及拡大がありプラチナの価格は高騰。1gあたり2000円を超えるようになり、自動車産業がプラチナ価格上昇の大きな後押しをしたといえます。

当時のヨーロッパでは厳しい排気ガスの規制が行われていた影響で、浄化作用のあるプラチナが必要とされ価格の高騰に繋がりました。

ちなみに…2000年代初期の金価格は1gあたり1000円代が平均でしたので当時はプラチナの方が高価な貴金属でした。

3-2. 2008年リーマンショック以前は最高値を記録。

最高(円/g) 最低(円/g) 平均(円/g)
2001年 2,574円 1,671円 2,142円
2002年 2,467円 2,001円 2,238円
2003年 2,987円 2,372円 2,634円
2004年 3,329円 2,782円 3,008円
2005年 3,968円 2,871円 3,245円
2006年 5,145円 3,724円 4,337円
2007年 5,705円 4,334円 5,001円
2008年 7,589円 2,454円 5,409円
2009年 4,411円 2,749円 3,717円
2010年 5,385円 4,197円 4,635円

自動車産業の発展により相場の上昇が続き、2008年3月には最高値である1gあたり7589円を記録しましたが、その後半値になるほどの大暴落が起こります。

2008年9月、アメリカの投資銀行リーマン・ブラザーズの経営破綻により世界的な金融危機に陥ったリーマンショック。日本では日経平均株価がバブル後よりも更に低水準を記録するほど、影響を及ぼしました。

リーマン・ショックによる世界的な経済悪化により自動車の販売台数が減少。それに伴い、触媒として使われているプラチナの相場は下落し半値以下である1gあたり2000円台まで減少してしまいました。

3-3. 多方面でプラチナ需要が上昇。

最高(円/g) 最低(円/g) 平均(円/g)
2014年 4,977円 4,298円 4,759円
2015年 4,928円 3,367円 4,205円
2016年 3,890円 3,207円 3,535円
2017年 3,816円 3,287円 3,523円
2018年 3,678円 2,815円 3,215円
2019年 3,438円 2,870円 3,120円
2020年 3,684円 2,321円 3,114円
2021年 4,481円 3,344円 3,927円
2022年 4,774円 3,621円 4,132円
2023年 4,884円 4,059円 4,437円

世界的金融危機により大幅に相場が下落したプラチナ。

プラチナの需要としての割合は投資を除き自動車触媒、宝飾品、産業用の3つ存在します。リーマンショック後もディーゼル車の需要減少により価格が低下していくと思われたプラチナですが、多方面からの需要により少しずつ価格上昇へと繋がったのです。

アクセサリーの素材をはじめ、テレビやPCなどに必ず使われているハードディスクや歯科治療の詰め物などにもプラチナを使用。自動車のみでなく時代の変化や化学の進歩により需要が増え、1g4000〜5000円台まで回復しています。

3-4.新型コロナによる影響。今後は緩やかに上がっていくと予想。

リーマンショック以降、需要増加により徐々に価格は上がっていきましたが、2020年新型コロナウイルスの感染拡大により経済の悪化が引き起り、プラチナ相場はまたも低迷。平均価格は3100円ほどにまで下がってしまいました。

しかし、各国で金融緩和政策が実施され、経済が回復に向かい2023年には平均価格が4400円ほどにまで上昇しています。

今後、世界的な経済悪化やプラチナの代替物質が誕生した際は価格が低迷してしまう可能性は十分にあります。しかし現在では、前述した脱炭素化を目的とした燃料自動車の普及によるプラチナ需要の増加や、インフレによる物価高の高騰によりプラチナの価格は2025年や2030年以降も緩やかに高くなって行くのではないかと予想できるのではないでしょうか。

10年後や20年後のプラチナ価格を予想することは難しいですが、需要がある限り価値がなくなるということはないと考えられます。

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4.プラチナは今が買い時?他の貴金属も合わせてご紹介。

近年ではビットコイン等の仮想通貨や株式投資、不動産投資など様々な投資が存在します。

貴金属も資産として世界共通の価値で扱われ、採掘量にも限りがあるため今後も上昇していくと予想され貴金属投資を始めた方も多いようです。

この章では貴金属の投資について金属ごとにご紹介していきたいと思います。

4-1.現在の貴金属投資はやはり「金」が人気。

テレビCMでも放送されるほど金投資は投資の1つとして注目されています。
プラチナと同様の貴金属である金は現在1gあたり1万円を超え、2000年代初頭と比較すると約10倍の数字です。

近年、金相場の上昇の背景として円安、新型コロナウイルス、ロシア・ウクライナ情勢があげられます。コロナの影響でプラチナ相場は減少しましたが、金相場は逆に上昇。経済の悪化により株式や現金への不信感が高まり、希少価値が高く価値が下がりづらい金の需要が高まったと考えられます。

今後、短期的に見ると経済の回復により金相場は下がるという見解も多いです。しかし、希少金属として採掘量に限りがあり、コロナのようなパンデミックが起きた際、需要が増加することを考えると今後も長期的には上昇していくのではないでしょうか。

4-2.1gあたりの金額は「金」の次に高い「パラジウム」

パラジウムは金やプラチナに比べるとあまり知られてはいませんが、金属として希少価値の高いレアメタルの1つです。

2000年初頭には1gあたり1000円前後で取引されていましたが、現在では1gあたり5000円台とプラチナよりも高い金額となっています。

プラチナ同様、排ガスの触媒に利用されることが多い金属ですが、近年相場が上昇したことから、排ガス触媒にはプラチナが多く使用されているようです。
パラジウムは融点が低いことが特徴で、加工しやすいことからプラチナやホワイトゴールドのアクセサリーの割金や歯医者で使われる銀歯の素材としても使われています。

触媒としての需要が減少し、今までのように相場が数倍になることは考えにくいですが、希少なレアメタルであることから長期的にみると期待できる金属といえるでしょう。

4-3.宝飾品以外にも多岐にわたり需要がある「プラチナ」

金と比べるとプラチナは1gあたり4000円ほどと半額近くで購入できることから、少なからずプラチナ投資を考えている方もいるのではないでしょうか?

前述の通りプラチナは結婚指輪などの宝飾品以外にも多くの使用用途があり、ハードディスクや排ガス触媒、医療器具であるペースメーカーなど様々です。

プラチナ相場は他の金属のように突然数倍になるような事は少なく、年々緩やかに上昇。短期的な目で見ると、価格変動が少ない事から投資にはあまり向いていないようですが、長期的な目でみると需要が多岐にわたる事から安定した金属として今後も上昇傾向にあるといえます。

4-4.意外と高くはない「シルバー/銀」

シルバーは今回紹介している中で最も身近な貴金属ではないでしょうか。
銀白色の光沢が特徴的な金属で硬貨や装飾品、食器などにも使われている金属です。

現在の価格相場は1gあたり100円ほどとなっています。
それには供給量の差が関係しており、供給量が多い銀は他の貴金属と比較すると価格は低い数値です。

2023年のデータによると、金の年間供給量の約5000トンに対して銀の供給量は約28000トンと5倍以上の数値となっています。希少価値が極端に高くないことから現在の相場に繋がっているのです。

銀は2000年代初頭、1gあたり20円ほどでしたので今後も身近な金属として需要が絶えないことから上昇していくと考えられます。

4つの貴金属についてご紹介させて頂きました。どの金属もやはり希少価値が高く需要も多い事から今後にも期待できますが、投資に絶対はないのでよく考えて計画的に貴金属投資を始めてみても良いのではないでしょうか。

5.希少金属のプラチナ。投資をする時のおすすめ方法5選。

現在では株式投資をはじめ、FX(外国為替証拠金取引)や仮想通貨、不動産投資など様々な種類が存在し、世間では投資に興味を持ち始めている方も以前と比べると多いです。

この章ではプラチナのオススメ投資方法をご紹介していきたいと思います。

5-1.プラチナ積み立て

定期的に自身で決めた一定額分のプラチナを自動購入し、積み立てる投資方法です。
特徴として1000円ほどから手軽に始められ、現物を地金やコインとして引き出すことが可能。資産として残すこともできます。

価格が変動するプラチナを定期的に一定の金額で購入することで価格変動のリスクが軽減。少額から始めることもできるので、投資初心者の方には最も最適な投資方法です。

5-2. プラチナETF

プラチナETFは、インターネット上で手軽に取引ができる投資方法です。
現物の市場価格に連動して値動きをするETF(上場投資信託)のことを意味します。

金の現物を購入するにはある程度まとまった現金が必要になりますが、ETFでは少額から始めることができ、投資信託同様プロに運用を任せるので手間もかかりません。また一定数以上所有すると実物と交換も可能です。

運用代行手数料が必要となる可能性もあるので注意が必要。少額から始められ、インターネット上で取引できることから誰でも気軽に始めることのできる投資方法といえます。

5-3.プラチナ先物取引

先物取引は将来売買する金額や量を現時点で決め、将来の取引を約束する投資です。

特徴として自己資金の約50倍もの金額で取引することができますが、将来のプラチナの金額によっては大きく利益を得ることができる反面、大きな損失となる可能性もあります。

ハイリスク・ハイリターンが特徴で投資初心者の方にはおすすめできませんが、ある程度投資を経験している方にはオススメの投資方法です。

5-4.プラチナ現物取引

現物取引はプラチナを現在の価格で購入し、自分で現物を資産として保有できます。
金のインゴットやコインなどをお持ちの方もいるのではないでしょうか?

自分で現物を所有することで、価値が上がったタイミングや手元にお金がないピンチなときなど、好きな時に売却し現金化することができます。
保管する場所にもよりますが、盗難や紛失してしまう可能性もあるので十分注意が必要です。

5-5.宝飾品

プラチナは多くのジュエリーに使用されており、宝飾品の売買も先述した現物取引の一種です。宝飾品は身に着けるだけではなく、将来資産にもなるので素材自体に価値のあるプラチナや金を使ったジュエリーが非常におすすめ。

Tiffany&co(ティファニー)やCariter(カルティエ)、Harry Winston(ハリーウィンストン)など有名ブランドもプラチナを使用したアイテムを数多く展開しています。

プラチナを使ったアイテムは素材自体に価値があるので、長い間使ったネックレスや指輪なども価値がなくなることはなく資産として保有することができます。

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6.プラチナを高く売るコツや要素をご紹介!

宝飾品として使われることも多いプラチナ。

指輪やネックレスなどプラチナ製のアクセサリーをお持ちの方も多いと思います。
長い間使ってない物や、今の自分には合っていないなど不要になったアクセサリーの売却を検討している方もいるのではないでしょうか?

この章ではプラチナを売却する際に高く売れるコツや要素などを解説していきたいと思います。

6-1.プラチナの種類や相場によっても買取価格は変わる

プラチナの買取価格はこれまでに紹介してきた相場以外にも変動する要素があります。

価格変動を繰り返すプラチナは売却するタイミングも重要です。インターネットで現在の相場を調べたり、買取店ごとに金額が異なるのでこまめにHPをチェックすることが大切です。

また、アクセサリーは純度や重量も買取価格に大きく影響します。
プラチナ製のアクセサリーには「Pt900」や「Pt950」のような刻印があり、この数字は純度を表し、「Pt900」は純度が90%であることを意味しており、プラチナは純度によっても買取金額は異なります。

※当社のプラチナ買取価格はコチラ

6-2.プラチナを高く売るためには?

買取価格は様々な要素により決まります。

ここではプラチナの高価買取に繋がるポイントをご紹介していきます。現在売却を検討している方や今後売却する可能性がある方には必見の内容です。

6-2-1.付属品を揃える

ティファニーやカルティエなどブランドから販売されているアイテムにはプラチナの価値に加え、有名ブランドという付加価値が付き金額が上がる可能性があります。

また、ブランド品は特に箱や保証書などの付属品を売却の際に持ち込むことで、高額買取に繋がる可能性があるので大切に保管しましょう。

6-2-2.状態の確認

プラチナを売却する際は状態も肝心です。プラチナは変色などしづらい素材ですが、手入れを怠っていると汗や皮脂汚れなどが原因で特有の輝きを失ってしまい買取金額に影響を及ぼしてしまいます。

使用後は柔らかい布で丁寧に汚れを拭き取り、常に綺麗な状態を保つことがいずれ売却するうえでは非常に大切です。手入れのやり方によっては逆に傷がついてしまう可能性もあるので、十分に注意して扱いましょう。

6-2-3.買取店の実績

買取店のHPや口コミなどを確認し、信頼できるお店か見極めることも大切です。豊富な買取実績を持つお店であればモノの価値を正しく見極められると判断できますので、安心して買取を依頼することができます

6-2-4.相見積もり

買取店によって買取金額が変わることが多いので複数の店舗で査定を依頼し、比較することでより高い金額で売却できる可能性が上がります。

プラチナは毎日価格変動が起きるので、基本的に掲示された金額で後日売却することができません。なので、同日に相見積もりを行い売却まで持ち込む事がおすすめです。

売却する際は、以上のことを意識して高額買取に繋げましょう。

※当社のプラチナ買取価格はコチラ

7.【まとめ】プラチナの価値は今後も緩やかに上昇すると予想!

今回は、プラチナの価値は今後どうなるのかについて解説させていただきました。

時代の変化や社会情勢により価格が変動する可能性はありますが、少しずつ相場が上昇していることを考えるとプラチナは今後も期待できる貴金属といえるでしょう。

金投資やプラチナ投資に興味をお持ちの方も多いと思いますが、投資は自己責任になるので十分注意して始めることをおすすめします。

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