2024年12月13日
ロエベのハンモックは後悔する?上手な選び方や使い勝手について徹底解説!
2016年に発表されて以降、幅広い世代から高い人気を誇るハンモックバッグ。スペインのラグジュアリーブランド、ロエベを代表するバッグのひとつとなっています。名前のとおり木陰に揺れる「ハンモック」から着想を得て生まれたバッグで、ユニークなフォルムが特徴です。ハンモックバッグの人気の理由には、デザインだけでなく6通りもの使い方ができる実用性の高さもあります。しかし中にはロエベのハンモックを後悔したという声を聞くことも。
今回の記事では、なぜロエベのハンモックを後悔するのか理由を探っていきます。
また、サイズ比較、人気カラー、後悔しない選び方まで徹底的に解説しているのでぜひ最後までご覧ください。これからハンモックの購入を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
1.ロエベのハンモックとは
出典:LOEWE
ハンモックは、ロエベのクリエイティブディレクター、ジョナサン・アンダーソンがデザインを手掛けたバッグです。
2016年春夏パリコレクションで初披露されました。第1章ではまず、発表されて以来、高い人気を誇っているハンモックバッグの特徴を見ていきましょう。
1-1.個性的で可愛いデザイン
ハンモックの見た目は、コロンとした可愛らしいユニークなフォルムが特徴です。名前のとおり、木陰にゆらゆら揺れる「ハンモック」からインスピレーションを受けて生まれました。
複数の折りたたみ構造、サイドファスナーまたは締め紐によって、形を自在に変えられることが最大の特徴であり魅力です。ハンドバッグ、トートバッグ、ショルダーバッグ、クロスボディバッグとして使用ができ、ひとつのバッグでさまざまなスタイルを楽しめます。
サイドのデザインは「サイドファスナータイプ」と「ドローストリングタイプ」の2パターンあります。(ドローストリングタイプはミニサイズのみです。)サイドファスナータイプはスッキリした印象で、ドローストリングタイプは、柔らかくフェミニンな印象になります。
1-2.上質な素材を使用
ロエベはもともと皮革工房から生まれたブランドで、使用する革の品質には強いこだわりを持っています。ハンモックに使われる主な素材は、カーフスキンです。
カーフスキンとは、生後6ヶ月以内の仔牛の革のことを指します。厳選されたカーフスキンは、卓越したロエベの職人によって加工を施され、最新のカッティング技術と手仕事によって丁寧に仕上げられます。また、同じカーフスキンでも、加工の仕方によって、見た目の印象や使用感が変わってきます。
ハンモックには、「ソフトグレインカーフ」「クラシックカーフ」「ナパカーフ」「サテンカーフ」などさまざまなラインナップがあります。
ソフトグレインカーフ
表面に凹凸がある柔らかい手触りのレザーです。
傷が目立ちにくく耐久性があり、日常的に取り扱いやすいです。シボ加工されたソフトグレインカーフは、凹凸のないスムースレザーと比較して、カジュアルな印象になります。
クラシックカーフ
表面に凹凸がないスムースレザー。ナパカーフよりもやや硬めでしっかりとした質感なため、型崩れしにくく、比較的丈夫です。控えめな光沢があり、大人っぽくエレガントな印象になります。
ナパカーフ
ナパ(ナッパ)は、「柔らかく仕上げた」という意味があり、非常に柔らかい、その名のとおり、とても柔らかい質感が特徴です。柔らかい分、傷がつきやすいので取り扱いには注意しましょう。マットで控えめな高級感を感じられます。
サテンカーフ
表面に凹凸がないスムースレザー。柔らかく滑らかな手触りで、名前のとおりサテンのような艶めくエレガントな光沢が特徴。見た目の美しさに重点を置いたレザーで、繊細なため、傷や汚れには注意が必要です。
1-3.使い方は6通り!
ハンモックバッグの最大の特徴は、6通りの使い方があることです。その日の気分や荷物の量、コーディネートに合わせて、バッグの形や印象を自在に変化させられます。
ハンモックの6つのパターンは以下のようになります。
【ハンドバッグとしてのスタイル】
①サイドのマチを折り込んだコンパクトなスタイル
サイドのマチを全部折り込んで使うことによって、ハンモックバッグで一番コンパクトなフォル厶になります。前後からは長方形、横からだと三角形のような形に見え、上品ですっきりした印象です。
②下側サイドのマチを開いた定番ハンドバッグのスタイル
出典:LOEWE
上部はそのままで、マチの下部分だけを開いた状態。ロエベのハンモックバッグの定番スタイルがこの形です。スマートで上品な印象を与えます。
③サイドのマチを全部広げたスタイル
サイドのマチを全部広げた状態。丸みのある可愛らしいフォルムになり、収納力がUP。ショッピングなどで急に荷物が増えた時も安心です。
④サイドファスナーを開いてさらに収納力を高めるスタイル
出典:LOEWE
マチを全て広げた状態で、サイドファスナーを開ければ、さらに収納力が高くなります。
開口部が広くなり、荷物の出し入れがしやすいです。
【ショルダーストラップを使ったスタイル】
⑤肩に掛けたショルダーバッグスタイル
出典:LOEWE
ショルダーストラップを付けることで、形が長方形に変わって全く違う印象になります。
スクエア型で荷物の整理がしやすいこともポイント。カジュアルなスタイルやスーツ姿にも合い、A4書類なども入れられるので通勤用バッグとしてもおすすめです。
⑥斜めがけのクロスボディスタイル
ショルダーストラップの長さを調整して、クロスボディバッグに。
ストラップを短めにすればボディバッグのようにも使用ができます。太めのストラップなので肩が疲れにくく、両手が空くのも嬉しいポイントです。
2.ロエベのハンモックは流行遅れ?後悔する理由は?
出典:LOEWE
ロエベのハンモックは本当に流行遅れなのでしょうか?
また、偽物を購入してしまって後悔したという話もよく聞きます。ハンモックの偽物を買わないための対策についても解説します。
2-1.流行りすぎて今更と言われる
ロエベのハンモックは、他のブランドにはない独特なデザインと6通りもの形に変化できるというバリエーションの豊かさで、発表されるとすぐに話題アイテムに。多くの有名人やインフルエンサー、ファッショニスタなどが愛用し、さまざまな雑誌にも取り上げられました。しかし、ファッションのトレンドは非常に早く移り変わるもので、今では流行のピークは過ぎたといえます。
そのため、流行の最前線を常に追っているような一部の人には、ハンモックバッグが「古い」「今更」と言われる可能性はあります。ただ、流行に左右されて使わなくなったり購入を諦めてしまうことは、非常にもったいないことです。ハンモックは流行のピークは過ぎたものの、デザイン性の高さ、機能性、品質を考えると時代を超えて愛される価値のあるバッグです。
実際に、流行にとらわれず自分のファッションを楽しむ人々は、ハンモックの独自性や高い品質を評価し、今でも積極的に使っています。ロエベでもハンモックバッグの改良が継続的におこなわれていて、ロエベの主要アイテムとして取り扱われています。
大切なことは、「流行」という言葉に惑わされず、自分自身が気に入っているアイテムということを第一優先し、堂々とファッションを楽しむことです。
2-2.偽物が多い
ロエベのハンモックは、人気があるがゆえ偽物も多く出回っています。ロエベの正規店や公式オンラインショップであれば心配いりませんが、中古市場で購入する場合は注意してください
ロエベの偽物を見分けるために、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
・ロゴにムラがないか
・素材の質感や縫製の丁寧さ
・シリアルナンバー
まず、ロエベを証明するためのブランドロゴは、非常に精巧にデザインされています。ロゴが不自然だったり刻印の深さにムラがないかをしっかりチェックしましょう。また、ロエベの製品は、革の表面が滑らかでしっかりしていて、縫製も均等で緻密に仕上がっています。素材の質感や縫製が丁寧かどうかをよく確認しましょう。
最後に、シリアルナンバーが刻印されていないものは偽物の可能性が高いです。もしナンバーがあっても、アイテムと一致しないというケースもあります。ロエベの公式ページに「モデルID」が記載されているので確認するようにしてください。ロエベのハンモックを中古で購入する際は、鑑定士が在籍していて信用のできる店舗で、実際に足を運んで自分の目で見て選ぶのがおすすめです。
信憑性のないオンラインサイトやオークションサイト、個人間での取り引きは、リスクが高いので注意が必要です。
3.ロエベのハンモックのサイズ比較
ロエベのハンモックは、小さいサイズから大きいサイズまで豊富に揃っています。
それぞれのサイズや重さを比較してみましょう。
3-1.ミニ
サイズ:高さ19.5cm×幅11cm×深さ17cm
重さ:0.279kg(クラシックカーフ)、0.32kg(ソフトグレインカーフ)
ハンモックの中で最も小さいミニサイズは、コロンとした可愛らしいフォルムで人気が高いアイテムです。トップハンドルでハンドバッグとして使うと上品な印象に、ショルダーストラップを使ってクロスボディにするとカジュアルな印象になります。
コンパクトながらも実用性は高く、財布やスマートフォン、キーケースなど必要最低限の荷物を収納できるので、日常使いから特別なシーンまで、幅広く活躍してくれるでしょう。
3-2.コンパクト
出典:LOEWE
サイズ:高さ20.8cm×幅14.4cm×深さ19.5cm
重さ:0.5kg(クラシックカーフ/ソフトグレインカーフ)、0.49kg(ナパカーフ)
コンパクトは、2022年9月から仲間入りしたミニとスモールの中間サイズです。ミニサイズでは小さく、スモールサイズでは大きすぎると感じる方におすすめです。スモールほど大きくないので、デートやショッピングなど日常のあらゆる場面で気軽に使えます。
ミニと同様に、ショルダーバッグやクロスボディとして使うのにちょうどよいサイズ感です。
3-3.スモール
出典:LOEWE
サイズ:高さ25cm×幅13.5cm×深さ30cm
重さ:0.65kg(クラシックカーフ)、0.66kg(ソフトグレインカーフ)
ハンモック全体の中で中間の大きさで最もオーソドックスなサイズになります。高さがありマチも広いので、長財布や化粧ポーチ、ペットボトルもしっかり入って普段使いや仕事用バッグとしても適した大きさです。荷物はたっぷり入りますが、大きすぎるということはなく、日常的にも使いやすいです。
サイドのファスナーを開けるとさらに広がるので、外出先で荷物が増えても対応してくれます。
3-4.ミディアム
サイズ:高さ25cm×幅29cm×深さ32cm
重さ:0.725kg(ナパカーフ)
ミディアムは、高さがスモールと同じで正面から見ただけでは大きさは変わりません。幅が広いので、横から見て比べてみるとミディアムの方が大きいことが分かります。マチを広げると大容量となり、仕事用としてはもちろん、日帰りや一泊程度の旅行にも対応できます。普段から荷物が多くなりがちな人におすすめです。
3-5.トート
サイズ:高さ40.5cm×幅11.5cm×深さ35cm
トートは、2020年9月に登場したハンモックシリーズの大容量バッグ。ハンモックの柔軟性をそのままに、トートバッグとしての収納力を強化したモデルです。クラシックカーフとスエードのコンビネーションが、上品で洗練された大人っぽい印象を与えます。A4の書類やノートパソコンも収まるため、仕事用バッグとしても重宝します。
また、持ち手が長めになっているので、肩に掛けることが可能。ファッション性だけでなく実用性にも優れたバッグです。
3-6.スライス
出典:LOEWE
サイズ:高さ25cm×幅10cm×深さ21cm
重さ:0.5kg(シャイニーカーフ)
ハンモックスライスは、ハンモックバッグを再解釈して誕生したコンパクトなデイリーバッグです。
名前のとおり薄型のプロポーションのハンモックスライスは、よりミニマルでモダンなデザイン。前後から見ると縦長のフォルムですが、横から見ると丸いフォルムをしているのが特徴です。長さ調整可能なショルダーストラップが付属していて、ショルダーバッグ、クロスボディバッグとして使用できます。外側にはジップポケット、内側にはスリップポケットが備わり、リップクリームや鍵などの小物を入れられます。
必要最低限のものをきちんと収納できるので、普段のちょっとしたお出かけに最適なバッグです。
4.ハンモックのホーボーバッグとの違い
出典:LOEWE
ハンモックシリーズの「ホーボーバッグ」は、2023年に新たに仲間入りされたバッグです。
従来のハンモックとの違いを「デザイン」「機能面」「収納面」に分けて見てみましょう。
4-1.デザインの違い
スッキリとした無駄のないシンプルなデザインのホーボータイプで、従来のハンモックとはフォルムが大きく違います。
スリングシェイプと呼ばれる流れるようなデザインが特徴で、柔軟性の高いクラシックカーフが、肩に掛けると体に沿って形が滑らかに変化します。ストラップを引くと、巾着のような可愛らしいフォルムに変わって、また違う印象を楽しめます。
4-2.機能面の違い
ホーボーバッグは、3通りの使い方ができるバッグです。ハンドバッグとして持ったり、付属の取り外し・長さ調整可能なショルダーストラップを付けて、ショルダーバッグ、クロスボディバッグとして使えます。内側は、仕切りやポケットのないシンプルなつくりになっています。
4-3.サイズの違い
ハンモックホーボーは、ミニサイズのみの展開です。クラシックカーフ素材の重さは0.28kgで、ハンモックミニサイズとほぼ同じくらいです。
ハンモックミニとサイズを比べてみると以下のようになります。
・ハンモックホーボーのサイズ:高さ17cm×幅28cm×深さ9.5cm
・ハンモックミニのサイズ:高さ19.5cm×幅11cm×深さ17cm
ミニ財布やiPhone、カードケース、キーケースなどの必要最低限の荷物と、275mlのペットボトルが収納可能。見た目よりも意外と収納力があり、普段使いとしておすすめです。ただし、底に向かって狭くなっているデザインなので、長財布や500mlペットボトルを入れるのは難しいです。
5.ロエベのハンモックの使い勝手は?
出典:LOEWE
日常的に使うバッグとして、使い勝手の良さは重要なポイントですよね。
ここでは、ハンモックの使い勝手について見ていきましょう。
5-1.軽量で持ち運びやすい
ロエベのハンモックは、軽量で持ち運びやすいことも魅力のひとつです。重さはサイズや素材によっても異なりますが、例えばスモールサイズのソフトグレインカーフで約660g、クラシックカーフなら約650gになります。
バッグ自体が重いと、荷物が少なくても疲れやすかったり、肩こりや腰痛の原因となることもあります。ロエベのハンモックなら大きめのサイズでも軽量化されているため、仕事用バッグとしても多くの人々から支持されています。
5-2.収納力の高さ
一番小さなミニサイズでも、見た目はコンパクトですが最低限必要なものを入れる収納力があります。定番のスモールサイズは、長財布や化粧ポーチ、手帳、エコバッグなどを入れても余裕があり、500mlのペットボトルも外から見えないように収納できます。
内側のサイドに2つポケットがあり、リップクリームや鍵などの小物を入れておけます。また、外側にもジッパー付きポケットがついているので、交通系ICカードなどサッと素早く取り出したいものを入れておくと便利です。
5-3.耐久性に優れている
ハンモックは、ロエベの高品質なレザーが素材として使われているため耐久性に大変優れています。
また、熟練した職人による手仕事でつくられたハンモックは、縫製がしっかりしているため、日常的な使用にもしっかり耐えられます。ただし、重すぎる荷物を入れるとバッグの形が崩れる可能性があるので注意が必要です。革素材は、定期的にクリーニングや保湿のケアを行うことでヒビ割れや色落ちを防ぎます。
ロエベでは公式のアフターサービスとして、レザーのケアや修理を受け付けているので利用するのがおすすめです。自宅で行う場合は、レザー用クリームを使って定期的にメンテナンスをしてください。保管する際は、湿度の高い場所や直射日光を避けることで、レザーの劣化を防ぎます。
ロエベのハンモックは、適切な使い方やケアをすることで、長く愛用できる一生もののバッグとなるでしょう。
6.ロエベのハンモックの人気色は?
ロエベのハンモックは、カラーバリエーションが豊富なことも魅力のひとつ。
その中でも特に人気の高い色は、ベージュ系カラーです。ハンモックに限らず「ロエベといえばベージュ」といわれるほどで、同じベージュ系でもさまざまなカラーバリエーションが揃っています。特に定番の「タン」や「サンド」は、どんなコーディネートにも合わせやすく、上品で落ち着いた印象を与えてくれます。
また、ブラックやダークグリーンなどの大人っぽいシックなカラーも人気があります。普段使いはもちろん、フォーマルな場面やビジネスシーンでも使いやすい万能カラーです。このようなベージュ系やブラックなどのカラーは、飽きることなく長く愛用ができるので万人におすすめできます。一方、シーズンごとに登場する限定カラーや明るめのカラーも人気があります。
イエローやブルーなどの明るい色は、コーディネートのアクセントとなり、シンプルな服装を一気に華やかにしてくれます。選ぶ際は、自分の好みやライフスタイル、普段の服装から考慮して選ぶといいでしょう。
仕事用として使いたいなら、ベージュ系やブラックなどの落ち着いた色、特別な場所やコーディネートのアクセントに使いたいなら、明るめのカラーもおすすめです。
7.ロエベのハンモックで後悔しないための上手な選び方
出典:LOEWE
ロエベは高級ブランドのため、ハンモックも高価な買い物です。購入した後に後悔しないためには、慎重に選ぶようにしましょう。
ここから、ロエベのハンモックを後悔しないための上手な選び方について解説します。
7-1.サイズ選び
ハンモックは、サイズ展開が豊富なので、自分のライフスタイルや用途に合ったものを選ぶようにしましょう。小さめのミニサイズやホーボーは、スマートフォンや財布、鍵など必要最低限の荷物を持ち歩きたい方におすすめです。ちょっとしたお出掛けや旅行のサブバッグとして使えます。
スモールサイズは、収納力とコンパクトさのバランスが良く、デイリーユースとしておすすめです。コンパクトサイズも普段使いに使いやすいサイズなので、ミニサイズでは小さくスモールでは大きいと感じる人におすすめです。書類やタブレットを持ち運ぶ場合や荷物が多い方は、ミディアムやトートを選ぶといいでしょう。選ぶ際は、実際に店舗で持ってみた時の重さやフィット感を確認してみてください。
また、普段の荷物を想定して、バッグにどれくらい収まるかをチェックしておくと失敗しにくいです。
7-2.素材とカラー選び
ハンモックのレザーには、革の表面が滑らかなスムーススキンか、表面に凹凸のあるソフトグレインカーフが使用されます。
高級感のあるエレガントな印象を求めるならクラシックカーフのようなスムーススキンがおすすめです。一方、日常使いとして頻繁に使い、傷がつくのを気にしたくないなら、グレインカーフがおすすめです。カラーは、ベージュ系やブラックなどの落ち着いた色が、コーディネートしやすく飽きがこないため長く使えます。
季節の限定色や明るい色は、ファションのアクセントとして活躍してくれます。ただし、トレンド感の強い限定モデルは、後々になって使いづらくなる可能性があるので慎重に選ぶようにしましょう。素材によってもカラーの印象が変わるため、実際に自分の目で見て確認することをおすすめします。
8.ロエベのハンモックとパズルどっちを選ぶ?
出典:LOEWE
ロエベのハンモックとパズルは、それぞれ独特の魅力があり、どちらを選ぶかは使い道や好みによります。選ぶ際は、自分のライフスタイルやファッションを考えてどちらが合っているかを考えるといいでしょう。
ここでは、ハンモックとパズルの「デザイン」と「収納力」の違いを解説するので迷った時の参考にしてください。
8-1.デザインで選ぶ
まずハンモックは、ユニークなデザインと多様な形に変化させられることが魅力で、さまざまなスタイルを楽しめます。一方、パズルバッグは、ハンモックと同じくジョナサン・アンダーソンがデザインを手掛けたバッグで「折り紙」からインスピレーションを得て誕生しました。
パズルという名のとおり、革のパーツがひとつずつ組み合わされたデザインで、独特な発想ですが見た目はシンプルで洗練されたエレガントさがあります。ハンモックは個性的なデザインと多機能性を求める人におすすめで、パズルはシンプルで大人っぽいデザインを求める人におすすめです。
8-2.収納力で選ぶ
ハンモックとパズルでは、マチを大きく広げたり折りたたんだりできる分、ハンモックの方が収納力が高いといえます。例えば、スモールサイズで比べてみると、どちらも長財布や500mlのペットボトルを入れることはできますが、パズルの場合、500mlペットボトルは横向きでしか入れることができません。
同じ量の荷物を入れた時、ハンモックの方が余裕があり、荷物の出し入れもしやすいです。そのため、高い収納力を求める方にはハンモックがおすすめです。
ちなみに、軽さを比べてみると、パズルバッグの方がハンモックよりも少しだけ軽いです。
ソフトグレインカーフ | クラシックカーフ | |
パズル(ミニ) | 0.27kg | 0.24kg |
パズル(スモール) | 0.65kg | 0.52kg |
ハンモック(ミニ) | 0.32kg | 0.279kg |
ハンモック(スモール) | 0.66kg | 0.65kg |
9.まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はロエベのハンモックバッグの特徴やサイズ比較、後悔しない選び方などを解説させていただきました。ハンモックは、6wayできる多機能性とユニークなフォルムを備え、さまざまなスタイルを楽しめるのが魅力です。また、ロエベの高品質な素材と職人技で耐久性にも優れています。
ハンモックを購入して後悔しないためには、自分のライフスタイルや用途に合ったサイズ・素材・カラー選びが重要です。また、店舗で実際に試着してみることも大切なポイントです。偽物を持たないためには、ロエベの正規店、または中古市場で購入する場合、鑑定士がいて信用できる店舗で購入するようにしてください。
選び方のポイントさえ押さえていれば、後悔することなく長く愛用できる素敵なハンモックを手に入れられるでしょう。