上品で洗練されたデザインが魅力のロエベ「フラメンコ」。しなやかなナッパレザーと特徴的なドローストリングのディテールを見れば、ひと目でロエベと分かるアイコニックな存在です。1980年代に登場して以来、時代に合わせて進化し、世界中のファッショニスタから今も変わらずに愛され続けています。

しかし、フラメンコの購入を検討している中で「使い勝手はどうなの？」と気になっている方も多いのでは。見た感じはシンプルで使いやすそうですが、実際のところはどうなのでしょうか。

今回の記事では、フラメンコの特徴から使い勝手、サイズ別の容量までを詳しく解説します。さらに、人気色やおすすめのコーデ、愛用している芸能人までをご紹介。ロエベ「フラメンコ」の魅力を存分にお伝えするので、ぜひ参考になさってください。

1.ロエベのフラメンコとは

出典：LOEWE

ロエベのフラメンコは、約40年にわたって愛され続けているブランドのアイコンバッグです。

まず第1章では、フラメンコの名前の由来から特徴、素材、歴史までを詳しく解説します。

1-1.名前の由来とデザインの特徴

フラメンコは、1984年に発表されたバッグです。「フラメンコ」は、スペインの民族舞踊であるフラメンコで使われるカスタネットに形が似ていることが名前の由来となっています。また、柔らかなレザーがつくり出すしなやかなドレープは、優雅に舞うフラメンコダンサーのドレスを思い起こさせます。

フラメンコは、巾着型のデザインがシンプルでありながら個性的で、時代を超えて愛され続けています。特徴であるドローストリング（巾着の絞り紐）を絞ったり緩めたりすることでフォルムが変わり、持ち方によっても印象が変わります。

1-2.使われている素材

フラメンコの素材には、主に「ナパカーフ」と呼ばれる上質な仔牛の革を使用しています。「ナパ（ナッパ）」とは、アメリカのNapa地域でつくられていた革が語源で、「柔らかく仕上げた革素材」の意味となります。

名前のとおりナパカーフは、非常に軽くシルクのように滑らかで柔らかな質感が特徴です。バッグを手に持った時のフィット感が良く、革が手によく馴染む感覚を味わえます。また、自然な光沢が美しくラグジュアリーな仕上がりも魅力。使い込むほどに風合いが深まります。

フラメンコシリーズは、レザー素材の他に、季節によってスエード、ラフィア、キャンバス素材などを取り入れたモデルも登場し、好みや用途によって選ぶことができます。

1-3.時代による変化

フラメンコは、1984年に誕生して以来、時代とともにデザインやサイズ展開が変更され、進化しています。

2011年、当時のクリエイティブディレクターであったスチュアート・ヴィヴァースによって、巾着の口元にタッセルをあしらったデザインが加えられました。この大胆なアレンジはモダンでクリエイティブな印象を与え、好評を得ています。

そして、2013年にロエベのクリエイティブディレクターに就任したジョナサン・アンダーソンによって、よりミニマ厶で現代的なデザインに再解釈されていきます。ジョナサンは、口元のデザインをシンプルなコイル状のノットに変更。今ではフラメンコの特徴的なアクセントとして定着しています。

また、発売当初は比較的大きめなバッグが主流でしたが、近年でのミニバッグの流行に合わせて、「ナノ」や「ミニ」といった小さめのサイズも登場しています。

2024年春夏にドーナツチェーンが印象的な「フラメンコパース」が新たに仲間入り。名品であるフラメンコの選択肢をさらに広げました。従来のフラメンコは「フラメンコクラッチ」、この新たなフラメンコは「フラメンコパース」の名前で区別されています。

2025年3月にジョナサン・アンダーソンがロエベを退任することが発表されました。今後また新たなデザイナーによって、フラメンコバッグがどのように展開していくのかにも注目していきたいですね。

2.ロエベ「フラメンコ」の使い勝手は？ダサいって本当？

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ここでは、ロエベのフラメンコの　使い勝手について解説します。また、「ダサい」といわれるのは、どのような理由があるのでしょう。

2-1.3wayで使える

フラメンコは、持ち方によって印象が変わるのも魅力のひとつ。ひとつのバッグでさまざまなスタイルに対応できるのは嬉しいですね。

基本的な持ち方は、以下の3つです。

①：クラッチバッグ

フラメンコといえば、腕に抱えて持つクラッチバッグの使い方が大人っぽくて素敵です。フラメンコを手に持つだけで、小慣れた感が出ておしゃれ度が一気にアップするので、キレイめなスタイルやドレスにぜひ合わせてみてください。結婚式やパーティーなどのシーンでも活躍します。

②：ショルダーバッグ

肩掛けストラップが中に付いているので、ショルダーバッグとしての使用ができます。肩掛けや斜め掛けとなり、両手が空くので、買い物や旅行などにも便利です。フェミニンなスタイルやジーンズにTシャツなどのカジュアルスタイルにも合わせられます。

③：ハンドバッグ

フラメンコパースには、もともとドーナツチェーンのショートストラップが付いていますが、従来のデザインのフラメンコクラッチにはショートストラップは付いていません。別売りのショートストラップを付けると、ハンドバッグとしても使用が可能になります。ドローストリングを絞ることで、コンパクトなフォルムになってさらに上品な印象に。

2-2.内部の仕様について

中の裏地には、高級感あるスエード素材が使われています。

基本的にシンプルなつくりで、中にポケットなどは付いていません。その点で「使いにくい」と感じる人もいるかもしれません。仕切りなどのないシンプルなつくりなので、細かな荷物が散乱しないように注意しましょう。ラージタイプには、中側にジッパー付きポケットが付いていて、カードケースやキーケースなどのちょっとしたものを収納できます。細かい荷物が多い人は、バッグインバッグなどを活用するのもおすすめです。

また、ドローストリングを絞ってコンパクトな形にして使いたい場合は、荷物を入れすぎないようにしましょう。

バッグの開閉は、全てのサイズ共通でマグネット式となっています。開閉がとても楽で荷物をサッと素早く取り出せるので、フラメンコを愛用している多くの人から「とても使いやすい」と好評です。

2-3.フラメンコパースの使い勝手

フラメンコパースは、2024年春夏コレクションで発表されたフラメンコシリーズの最新作です。フラメンコバッグの美しいドレープの巾着型デザインを受け継ぎ、より上品で華やかなモデルとなっています。取り外しが可能なレザーストラップが付属しているので、クラッチバッグ、ショルダーバッグ、ハンドバッグとして使うことができます。

フラメンコパースには、もともとショートストラップが付いているため、別売りのストラップを購入せずにハンドバッグとしての使用が可能です。チェーンストラップが付いていると重さが気になりますが、フラメンコパースのチェーンは非常に軽い仕上がりになっているので、重さについて心配する必要はありません。実際にフラメンコパースの重さは公式サイトによると0.31kgです。フラメンコクラッチのミニサイズが0.3kgなので、ほとんど変わらないといえるでしょう。

アナグラムの刻印が入ったペブルモチーフとレザーを編み込んだドーナツチェーンが美しく、結婚式やパーティーシーンでも活躍します。チェーンは取り外しが可能で、中に入れて隠すこともでき、自在に印象を変えられます。フラメンコクラッチと同様、バッグの口部分はマグネット式なので口が大きく開いて荷物の出し入れがとても簡単です。

このようにフラメンコパースは、洗練されたデザインと使い勝手の良さを兼ね備えていて、普段使いから特別なシーンまで幅広く活用できます。

2-4.「ダサい」と言われる理由

ロエベのフラメンコシリーズは、上品で洗練されたデザインと使いやすさで、多くの人に支持されていますが、一部では「ダサい」という声もあります。ただ、そのようなネガティブな意見は、少数派なので特に気にする必要はありません。

フラメンコは、何よりも巾着型のデザインが可愛いのですが、人によっては巾着型のデザインが「ダサい」と言われることも。デザインの好みは人それぞれなので、仕方のないことです。巾着型デザインは、シンプルではありますが個性が際立つデザインでもあるため、好みは分かれるのでしょう。

また、フラメンコは40年も前からあるコレクションなため、「古くてダサい」や「時代遅れ」と言う人もいます。しかし、前述したとおり、フラメンコバッグは時代にともなって進化をしてきています。そのため、決して古くて時代遅れということもなく、むしろモダンでおしゃれなバッグです。また、従来のフラメンコのデザインを継承したクラシカルな要素も含んでいるため、流行に左右されず長く使えることも魅力です。

3.ロエベフラメンコのサイズ展開と容量について

大きさによっても、使い勝手や収納力は変わります。バッグ選びは、自分のライフスタイルや用途に合ったサイズを選ぶことが重要です。

※価格は2025年4月現在のものです。

3-1.フラメンコクラッチ ナノ（廃盤商品）

フラメンコクラッチのナノサイズは、軽くてコンパクトなミニバッグです。小さいながらも存在感があります。現在は廃盤となっている商品ですが、中古市場で手に入れることが可能です。

上品なゴールドのチェーンストラップが付いていて、肩に掛けたり斜めがけとして使用ができます。取り外しは可能ですが、長さ調整はできません。スマートフォンやミニ財布、リップクリーム、イヤフォンなど、必要最低限のものだけを持ち運べるので、近所にちょっと出掛ける時や旅行のサブバッグとしてもおすすめです。

3-2.フラメンコクラッチ ミニ

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フラメンコクラッチのミニは、コロンとしたコンパクトなサイズ。クラッチバッグとして持った時、手にフィットしやすい大きさです。取り外し・長さ調整が可能なショルダーストラップが付いているので、肩掛けはもちろん、ボディバッグとしても使えます。

財布やポーチ、スマートフォンなどの必需品を入れられ、見た目よりも容量は多く、日常使いにぴったりです。

財布は長財布にすると幅を取ってしまうので、より多く荷物を入れるなら2つ折りや3つ折りのコンパクトな財布を入れるようにしましょう。ギュッと絞った時のフォルムが可愛いので、荷物は余裕を持って入れるのがおすすめです。

3-3.フラメンコクラッチ ミディアム

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ミニよりひとまわり大きくなったミディアムサイズ。ショルダーストラップは取り外し・長さ調整ができるので、クラッチバッグとして手に持ったり、ショルダーバッグとして肩に掛けたり斜めがけにして使えます。

財布、ポーチ、スマートフォン、350mlのペットボトルなどを入れられ、ミニと同様、日常使いにぴったりです。500mlのペットボトルの場合は、頭が少し出てしまいますが、横にすると入れられます。財布は長財布を入れても余裕があります。

ミディアムサイズは、ミニだと「収納力がちょっと足りないな」という人におすすめです。

3-4.フラメンコクラッチ ラージ

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フラメンコクラッチのラージサイズは、トートバッグのようなスタイルのショルダーストラップが付いていて肩掛けにして使えます。少し大きめですが、脇に抱えてクラッチバッグとして持つことも可能です。

A4書類やパソコン、500mlペットボトルも楽々と入るので仕事用バッグとしてもおすすめです。ラージサイズには、フラメンコシリーズで唯一、中側にジッパー付きのポケットが付いていて、リップクリームやカードケースなどの小物を収納できます。

3-5.フラメンコパース ミニ

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コロンとした丸いフォルムが可愛らしいフラメンコパースミニ。取り外し・長さ調整が可能なショルダーストラップとドーナツチェーンのストラップで、好みや用途に合わせて持ち方を変えられます。

スマートフォンやミニ財布、リップクリームなど、必要最低限の荷物を入れられます。ちょっとしたお出掛けからパーティーシーンまで、幅広い場面で活躍してくれるでしょう。

3-6.フラメンコパース ミディアム

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フラメンコパースミディアムの大きさは、フラメンコクラッチのミディアムとほとんど同じで、日常使いにちょうどよいサイズ感です。

ドーナツチェーンがよりラグジュアリーな印象を与え、コーディネートのアクセントになってくれます。ドーナツチェーンは取り外すこともでき、さまざまな表情を楽しめることも魅力です。

長財布やポーチ、ペットボトル、キーケースなどを収納できます。ドローストリングを絞らずに広げて入れることで、さらに収納力がアップします。

3-7.フラメンコパース バケット

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フラメンコパースのバケットタイプは、コンパクトに見えますが、深さがあるので見た目以上の収納力があります。高さがあるので長財布や500mlのペットボトルも入れられます。

他のフラメンコパースと同様に、取り外し可能なショルダーストラップとドーナツチェーンが付いているので、カジュアルにも上品にもさまざまな表情を見せられます。

4.ロエベフラメンコの人気色は？

ロエベのフラメンコはカラーバリエーションが豊富なことも魅力のひとつです。ここでは、人気カラーについて大きく3つに分けて解説します。自分の好みや用途によって選んでくださいね。

4-1.使い勝手の良い定番カラー

フラメンコは、落ち着きがあるブラックやブラウン系、ベージュ系などの定番カラーが根強い人気を誇ります。

中でも、ブラック、タン、キャメルは、どんなコーディネートにも合わせやすく、長く愛用ができる万能カラーです。シンプルな色合いは、ビジネスシーンからカジュアルまで、幅広く対応が可能で、持つ人のスタイルを格上げしてくれます。季節に関係なく使え、流行に左右されることもなく、安心して選べるのが魅力です。経年劣化も楽しめるので、一生物のアイテムとしてひとつは持っていたいカラーです。

4-2.気持ちも華やぐパステルカラー

定番の落ち着きある色の他に、女性らしさが際立つパステルカラーも人気です。柔らかなピンクやパキッと明るいイエロー、目を引く鮮やかなブルーなど、コーディネートの良いアクセントになってくれます。明るい色味のパステルカラーは、持つだけで気持ちも明るくなり、カジュアルな装いからオフィス、デートシーンでも華やかさをプラスしてくれる重宝アイテムとなります。

4-3.シーズンごとの限定カラー

ロエベは、各シーズンごとに旬のトレンドを取り入れた限定カラーを展開しています。これらは、季節を感じさせるだけでなく、限定カラーとしての希少価値も持ち合わせていることでも人気が高いです。例えば、春夏は桜を思わせる淡いピンク、海のように爽やかなブルー、秋冬には深みのあるボルドーやダークグリーンなど。シーズンごとに変わる限定カラーは、その時のムードを高め、気持ちやおしゃれ度をアップしてくれます。

5.ロエベフラメンコに似合うコーデは？

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フラメンコシリーズは、シンプルなデザインなので、基本的にどんな服装にも合わせやすいバッグです。ここでは、おすすめのコーデを3通りに分けて紹介します。

5-1.休日のリラックススタイル

フラメンコは、休日のカジュアルなコーディネートにぴったりのアイテムです。柔らかなナッパレザーの質感とシンプルなデザインは、ジーンズやTシャツ、スニーカーとの相性が抜群。オフの日のリラックススタイルをより一層引き立ててくれます。

ボディバッグとして持つのはもちろん、クラッチバッグとして持つと、おしゃれ度がさらにアップします。誰にでも取り入れやすいコーディネートなので、ぜひ試してみてください。

5-2.キレイめオフィススタイル

フラメンコは、オフィスシーンにも対応でき、きれいめスタイルのアクセントとして大活躍します。特に、、スーツやジャケット、パンツスタイルに、上品な定番カラー（ブラック、タン、キャメルなど）のフラメンコを肩掛けした時のバランスが絶妙です。

ドローストリングのノットディテールは、程よい遊び心を演出しながらも、洗練された印象を与えます。上品なオフィススタイルに、華やかなアクセントとして、働く女性の自信をサポートしてくれるでしょう。

5-3.フォーマルなドレススタイル

ロエベ「フラメンコ」は、フォーマルなシーンでも、その存在感を発揮します。

エレガントなドレスと合わせることで、シンプルながらも洗練された印象に仕上がり、スタイルをひとつ格上げしてくれます。特に、クラッチバッグとしての持ち方は、ドレスアップした装いにぴったりです。特別なアクセサリーのような感覚で、結婚式やパーティーなどのフォ−マルなシーンで上品さと個性を演出してくれます。

6.ロエベフラメンコを愛用する芸能人

ロエベのフラメンコは、世界中にファンがいて数多くのセレブや有名人が愛用しています。

海外の愛用者では、スペインを代表する女優ペネロペ・クルス、アメリカ出身の女優で実業家のジェシカ・アルバ、メキシコ出身の歌手で女優のエイザ・ゴンザレスなどの名が挙げられます。

日本国内では、本田翼さん、波留さん、桐谷美玲さん、近藤千尋さん、滝沢眞規子さんなど、数多くの有名人・芸能人がフラメンコバッグを愛用しています。テレビドラマの衣装で登場することも多く、『推しの王子様』で比嘉愛未さん、『リコカツ』で北川景子さん、『くるり〜誰が私と恋をした？』で生見愛瑠さんが使用したことで話題となりました。

テレビドラマで人気の俳優が身に付ける衣装は、視聴者に大きな影響を与えます。1991年の大ヒットドラマ『東京ラブストーリー』でも赤名リカ役の鈴木保奈美さんが赤のフラメンコバッグを愛用していたことで知られています。当時、ドラマの人気とともにフラメンコバッグの人気の火付け役ともなりました。

また、2024年のフラメンコパースの柔らかさを称えるキャンペーンでは、俳優でモデルの市川実日子さん、アーティストの浅野順子さん、モデルのManami Kinoshitaさんが起用され、それぞれフラメンコパースの多様な表情を見せてくれています。

7.ロエベフラメンコをお得に買う方法！アウトレットでも買える？

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現在、原材料の高騰や為替相場の影響などにより、多くの高級ブランドの値上がりが続いています。ロエベのフラメンコもこれまでに何度か値上げを実施してきて、今後も値上げが続くと予想されています。予算オーバーで欲しいものを諦めるのは悲しいですよね。ここでは、ロエベのフラメンコをお得に買う方法について解説するので参考になさってください。

7-1.中古市場で買う

ロエベのフラメンコは、定価で30〜50万円程度しますが、中古市場では、状態やサイズにもよりますが15〜30万円程度で購入ができます。人気カラーや新しいモデルのフラメンコパースは、やや高値で取引がされていますが、それでも新品よりは割安で手に入ります。また、フラメンコナノやポケットなどの廃盤商品や、過去のレアな限定品が見つかることもあります。

中古でロエベのフラメンコを買う際は、鑑定済みの正規品を扱うブランド専門店を選ぶようにしましょう。

メルカリやヤフオクなどのフリマやオークションサイトは、市場価格よりも安値で出品されていることも多いです。ただし、偽物のリスクや商品の状態は保証ができないため、注意が必要です。できれば、個人での取引は避けた方が無難です。少しでも不安がある場合は、無理に購入しないようにしましょう。後から後悔しないためにも、信頼できるショップを選ぶことが重要です。

7-2.アウトレットで買う

ロエベの製品は、国内のアウトレットでも購入が可能です。

ロエベのアウトレット店舗は、以下の3か所にあります。

・神戸三田プレミアム・アウトレット（兵庫県神戸市北区上津台7-3）
・御殿場プレミアム・アウトレット（静岡県御殿場市深沢1312）
・三井アウトレットパーク木更津（千葉県木更津市金田東3-1-1）

アウトレット店舗には、過去のシーズン商品や展示品などが割引価格で提供されているため、定価よりもお得に購入ができます。正規品に比べて10〜40%ほど安くなっていることが多く、夏休みや年末などに行われるセール期間中は、さらにお得に購入できる可能性もあります。人気アイテムはすぐに売り切れてしまうので、品揃えの良い平日の午前中に行くのがおすすめです。

アウトレット商品では、新しいモデルのフラメンコパースはまだ少なめですが、フラメンコクラッチには出会える可能性が高いです。カラーは、定番カラーは少なく限定カラーの方が多い傾向があります。ただし、アウトレットは、行った時に欲しいものが必ずあるとは限りません。品揃えは、その時のタイミングによっても異なります。

アウトレットで購入する際は、展示品として使用されているものもあるため、商品の状態をよく確認するようにしましょう。また、アウトレット商品の場合、正規店での保証やアフターサービスが受けられない場合があるので、購入前に確認しておくことが大切です。

8.まとめ

いかがでしたでしょうか。80年代に誕生したフラメンコは、時代とともにアップデートされ、現在もロエベのアイコニックとして高い人気を誇るバッグです。上品で洗練されたデザインというだけでなく、使い勝手の良いバッグとしても定評があります。サイズによって収納力はそれぞれ異なりますが、非常に柔らかい革素材でつくられているため、内側の空間が広く、小さめのサイズでも見た目以上に荷物を入れられます。さらに、荷物の出し入れがしやすいことや、3wayで使える実用性の高さも人気の理由です。

2024年に新しいモデル、フラメンコパースの誕生もあり、フラメンコシリーズはさらに多くの人から注目されるようになりました。今後は、クリエイティブディレクターの交代もあり、どのように展開していくのか楽しみです。フラメンコを購入する際は、ぜひ今回の記事を参考にしてくださいね。