2025年4月27日
ロエベのかごバッグはダサい?魅力やお手入れ方法について解説!

春夏の定番アイテム、ロエベの「かごバッグ」。2019年に登場して以来、天然素材のナチュラルな雰囲気と洗練されたデザインが魅力で、一躍人気アイテムとなりました。毎年、新作が登場する度に話題となり、多くの芸能人やインフルエンサーも愛用しています。一方で、注目度が高いがゆえに「ダサい」と言われてしまうことも。なぜそのようなネガティブな意見があるのでしょうか。
今回の記事ではロエベのかごバッグが「ダサい」と言われる理由を探りつつ、特徴や魅力、上手な使い方、お手入れ方法まで徹底的に解説します。後半ではロエベのかごバッグを愛用している芸能人やロエベ以外のおすすめかごバッグについても紹介しています。ぜひこの夏のバッグ選びの参考になさってください。
目次
1.ロエベのかごバッグが「ダサい」と言われる理由
ロエベのかごバッグは、上質な素材とシンプルながらも洗練されたデザインで、ダサいということは決してありません。しかし、割合は少ないながらも、中には「ダサい」と言う人も。ここでは、なぜそのようなネガティブな意見があるのか、3つの理由について解説します。
1-1.流行り過ぎてみんな持ってる
ロエベのかごバッグが「ダサい」と言われる理由のひとつに、「流行りすぎて人と被りやすい」という点があります。
SNSや雑誌で多く取り上げられたこともあり、特に夏になると街中で見かける機会が増加。おしゃれなバッグも、みんなが持ちすぎると新鮮味がなくなり、「ダサい」と言われてしまう原因になることがあります。アイテム自体は素敵でも、個性を出したい人にとっては人と被るバッグは避けたいという気持ちになるでしょう。
1-2.服装と合っていない
ロエベのかごバッグは、カジュアルでナチュラルな雰囲気が魅力ですが、コーディネートによっては浮いてしまうことも。例えば、オフィススタイルやモード系に無理に合わせてしまうと、チグハグな印象になってしまう可能性があります。どんなにおしゃれなバッグも、服装に合っていないと「ダサい」と言われる原因になってしまうので注意が必要です。
また、ロエベは世界が誇る高級ブランドのひとつです。かごバッグはデイリーに使えるアイテムですが、あまりにもチープな服装に合わせると「ダサい」と言われてしまう場合もあります。
1-3.使用感がある
ロエベのかごバッグは、天然素材を使用しているため、使い込むうちにどうしても使用感が出てきます。編み目の緩みや色褪せ、持ち手の擦れなどが目立つようになると、清潔感や高級感が損なわれてしまい「古っぽくてダサい」という印象を与えてしまうことも。特に夏場は、汗や湿気の影響もあって、お手入れを怠ると劣化が早まります。雑な使い方によって、ダサく見られてしまうため、日頃のケアがとても重要です。
2.ロエベかごバッグの定番「バスケットバッグ」の特徴と魅力
ロエベのかごバッグはさまざまなデザインに展開されていますが、中でも定番アイテムは「バスケットバッグ」です。バスケットバッグの特徴や魅力について見ていきましょう。
2-1.ロエベのかごバッグ「バスケットバッグ」とは
ロエベの「バスケットバッグ」は、2017年にクリエイティブ・デザイナーのジョナサン・アンダーソンによって発表された人気シリーズです。彼が手掛けるコレクションは、どれもクラフトマンシップを重視していることが特徴で、このバスケットバッグもその象徴的なアイテムのひとつとなっています。
バスケットバッグに使われる主な素材は、モロッコで栽培、収穫、天日干しされたラフィア(ヤシの葉)です。現地の職人によって手織りされたラフィアを、スペインで仕上げています。
職人によってひとつひとつ手作業で編まれた天然素材のボディに、上質なカーフレザーのハンドルやブランドロゴの組み合わせは、自然素材によるナチュラルな質感とラグジュアリーな雰囲気が見事に融合しています。
シンプルながらも確かな存在感があり、リゾートスタイルにはもちろん、都会的なスタイルにも自然に溶け込むデザインで、多くのファッション愛好家から支持されています。
2-2.ロエベのかごバッグ「バスケットバッグ」の特徴と魅力
バスケットバッグの最大の魅力は、ナチュラルさと高級感の絶妙なバランスです。ラフィア(ヤシの葉)を丁寧に編み上げた軽やかなボディに、上質なカーフレザーのディテールがアクセントとなり、カジュアルでありながら品のある大人っぽさも備わっています。レザー部分には、ロエベの象徴アナグラムがさりげなく刻印されていて、ブランドらしい品格が漂います。
サイズ展開が豊富で、ミニからラージまで用途に合わせて選べるのも嬉しいポイントです。また、レザー部分のカラーもさまざまあり、選ぶ色によって全体の雰囲気が変わり、コーディネートのアクセントとなってくれます。シンプルなデザインなので、日常使いからバカンスまで幅広く使えます。
2-3.ロエベのかごバッグの使用期間はいつからいつまで?
ロエベのかごバッグは、一般的には春から夏にかけての使用がメインとなります。特に初夏から真夏にかけては、リネンやコットンなどの涼し気な素材と相性が良く、シーズンの気分を盛り上げてくれます。
また、秋冬シーズンに、ニットやジャケットと合わせてコーディネートする人も珍しくはありません。ただし、バッグに使われているメインの素材がヤシの葉でもあることから、どうしても違和感を感じてしまうことも。よっぽどのおしゃれ上級者でない限り、年間を通して使うよりは、3〜9月頃までを目安に使用するのがおすすめです。
季節感を意識したコーディネートを心がけることで、おしゃれで洗練された印象に仕上がります。
2-4.ロエベのかごバッグをおしゃれに見せるコーディネート例
ロエベのかごバッグは素材感が強いので、洋服とのバランスを意識することがおしゃれに見せるポイントです。
おすすめのコーディネートを3つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。
【白シャツ×ジーンズ】
シンプルな服装で、色はモノトーンやワンカラーに抑えてかごバッグを引き立たせるようにするといいでしょう。白シャツ×ジーンズのコーディネートは、誰にでも挑戦しやすく、かごバッグと相性が抜群なのでおすすめです。足元はフラットなサンダルやローファーにしてリラックス感を演出することで、こなれた感じになります。
【マキシワンピース】
夏に人気のマキシ丈ワンピースと合わせると、カジュアルながらも上品な印象に仕上がります。ホワイトやブルーなどの爽やかな色を選べば、リゾート感が増してバカンス風コーデに。麦わら帽子や大きめのアクセサリーをつけるのもおすすめです。
【ブラックコーデの差し色に】
黒のトップス×パンツでまとめたマニッシュなシンプルコーデに、あえてナチュラル素材のかごバッグを合わせると程よい抜け感が出て一気におしゃれに。小物やシューズで色味をあわせると、よりまとまりのある印象になります。
3.ロエベのかごバッグ「バスケットバッグ(ヤシの葉&カーフ)」のサイズ展開
ロエベのかごバッグ「バスケットバッグ(ヤシの葉&カーフ)」は、使うシーンやコーディネートに合わせて選べる豊富なサイズ展開が魅力です。ここでは、各サイズの特徴について解説します。
※バスケットバッグは天然素材を手作業で編み込んでいるため、サイズには多少の個体差があります。
3-1.ドローストリングバケットバッグ ミニ(ヤシの葉&カーフ)
サイズ(約) | 高さ19cm×幅28cm×深さ18cm |
ストラップドロップ | 39-48cm |
重さ | 0.3kg |
価格 | 94,600円 |
ミニサイズにあたるドローストリングバケットバッグは、長さ調整が可能なストラップが付いていて肩に掛けたり、斜めがけバッグとして使用ができます。バッグの上部はヘリンボーン柄コットンキャンバスのドローストリングが特徴です。
ロエベのバスケットバッグは、バッグの蓋になるものがなくオープンなのですが、こちらのバケットバッグは巾着のようなデザインなので、ドローストリングを絞れば、中身が丸見えにならないことも嬉しいポイントです。
ミニサイズでも深さがあるので収納力が意外と高く、財布やスマートフォン、化粧ポーチ、キーケースなど必要最低限のものをしっかりと収納できます。コンパクトで軽く、両手を開けて使える実用性の高さが魅力。ミニサイズならではの可愛さがあり、コーディネートのアクセントとなってくれます。
3-2.バスケットバッグ スモール(ヤシの葉&カーフ)
サイズ | 高さ17cm×幅33cm×深さ13cm |
ハンドルドロップ | 20cm |
重さ | 0.2555kg |
価格 | 81,400円 |
日常使いにぴったりの、ややコンパクトなサイズです。ハンドバッグ、またはショルダーバッグでの2通りの持ち方が可能。財布やポーチ、スマートフォンなどをしっかり収納できます。財布は長財布でも大丈夫です。
小さすぎず大きすぎず、大きさのバランスが絶妙で幅広いコーディネートに馴染んでくれます。普段から荷物は少なめだけど、ミニサイズでは少し心配という方におすすめです。ちょっとしたお出掛けやデートに活躍してくれるでしょう。
3-3.バスケットバッグ ミディアム(ヤシの葉&カーフ)
サイズ | 高さ26.5cm×幅40cm×深さ16cm |
ハンドルドロップ | 21.5cm |
重さ | 0.395kg |
価格 | 91,300円 |
ハンドバッグ、ショルダーバッグとして使用が可能です。
A5サイズの手帳やタブレット、500mlのペットボトルや折り畳み傘などを収納できる実用的なサイズです。通勤や通学にも使える収納力。もちろんビーチやプールなど、リゾートでも活躍してくれて、オンオフ問わずオールマイティに使えます。
普段から荷物が多めの方や、おしゃれと実用性を両立させたい人におすすめです。
3-4.バスケットバッグ ラージ(ヤシの葉&カーフ)
サイズ | 高さ34.5cm×幅57cm×深さ30cm |
ハンドルドロップ | 22.0cm |
重さ | 0.57kg |
価格 | 100,100円 |
ラージサイズは、かなり大きめサイズのかごバッグです。長さ調整が可能なトップハンドルが付いていて、ハンドバッグやショルダーバッグとして使用できます。ボディが大きめなのでショルダーバッグの方がバランスがよく、使いやすいです。
ピクニックやビーチなど、荷物が多くなるシーンにぴったり。タオルや水筒、レジャーシート、簡単な着替えなども入れられます。
週末のお出かけや小旅行、また、マザーズバッグとしても活用できます。抜群の存在感で、コーディネートの主役となってくれるでしょう。
4.ロエベのかごバッグのデザイン展開
ロエベのかごバッグは、定番のバスケットバッグの他にも、デザインバリエーションが豊富に揃っています。ここでは、その他の人気のかごバッグシリーズについて解説します。
4-1.スリットポシェットバッグ(ラフィア&カーフ)
サイズ | 高さ17cm×幅27cm×深さ11cm |
ストラップの長さ | 111cm |
重さ | 0.258kg |
価格 | 137,500円 |
スリットポシェットバッグは、ロエベの中でもコンパクトでスマートな印象を持つかごバッグです。細長いシルエットとミニマルなデザインが特徴で、スマートフォンや小さめの財布など、必要最低限のものを入れておけます。
ショルダーストラップ付きで、斜めがけバッグとして使用すれば、両手が自由になって便利です。メインの素材にはラフィア(ヤシの葉)を採用。マダガスカルで栽培、収穫、天日干しされ、現地の職人によって手織りされたものを、スペインで仕上げられています。重さは、わずか0.2kg程度という軽さで、ちょっとしたお出かけ用に最適です。
天然のラフィア素材とレザーのコントラストが絶妙で、洗練された雰囲気を演出します。
4-2.エレファントバスケットバッグ(ラフィア&カーフ)
– | スモール | ミディアム |
サイズ(高さ×幅×深さ) | 17.5m×35cm×17cm | 64cm×42cm×20cm |
ハンドルドロップ | 17-21cm | 18-22cm |
重さ | 0.42kg | 0.64kg |
価格 | 172.700円 | 218.900円 |
遊び心たっぷりの「エレファントバスケットバッグ」。エレファントモチーフは、ロエベのアニマルシリーズの中でも特に大人気です。ナチュラルなかご素材のボディに、立体的な象の顔や耳があしらわれていて、見る人の目をひく個性的なアイテムです。
素材には、マダガスカル産のラフィアを採用。サイズはスモール、ミディアムの2種類があり、ハンドバッグ、ショルダーバッグとして使えます。
可愛らしい見た目ですが、上質なレザーを使用しているため、高級感があり大人の遊び心を満たしてくれます。
4-3.アナグラムバスケットバッグ(イラカヤシ×カーフ)
– | スモール | ミディアム |
サイズ(高さ×幅×深さ) | 17cm×38cm×13cm | 24.5cm×46cm×16cm |
ハンドルドロップ | 25cm | 15-30cm |
重さ | 0.18kg | 0.26kg |
ロエベの象徴ともいえる「アナグラム」が全面に大きく刺繍された上品なデザイン。クラシックなかごバッグのフォルムで、ブランドの存在感をしっかりアピールできるのが魅力です。
素材には、コロンビアで栽培、収穫、天日干しされ、職人によって手織りされたイラカヤシの葉を採用し、スペインでつくられています。現地のコロンビアでは、フェアトレードの原則に基づいて運営されている ”Corporacion Oficio y Arte” の女性職人によってひとつひとつ丁寧に織られています。
スモール、ミディアムサイズどちらも、ハンドバッグとショルダーバッグの2通りの持ち方が可能です。イラカパームとカーフのバランスがよく合っていて、カジュアルからきれいめまで幅広いスタイルにマッチします。
4-4.パズルフォルドトート(ラフィア)
– | ミディアム | ラージ |
サイズ(高さ×幅×深さ) | 31.5cm×25.5cm×14.5cm | 38cm×29cm×17cm |
ハンドルドロップ | 27cm | 25cm |
重さ | 0.48kg | 0.63kg |
価格 | 257,400円 | 326,700円 |
ロエベの人気シリーズ「パズル」をベースに誕生したフォルドトート。幾何学的な折り目のデザインが魅力で、完全にフラットに折り畳むことが可能です。
マダガスカル産ラフィアの自然素材とモダンなデザインの融合は、まさにクラフトマンシップの象徴といえる仕上がりです。サイズは、ミディアムとラージの他に、XLの大容量サイズもあります。折り畳めばコンパクトになるので旅行に持って行くのもおすすめ。ファッション性と実用性を兼ね備えているバッグです。
4-5.ロエベフォントトート(ラフィア)
ミニ | スモール | ミディアム | ラージ | |
サイズ(cm) | 16×19×6.5 | 19.5×24×11 | 25.5×30×15 | 30.5×36.5×17 |
ハンドルの長さ | 13cm | 16cm | 24cm | 27cm |
重さ | 0.27kg | 0.46kg | 0.67kg | 1.01kg |
価格 | 154,000円 | 189,200円 | 232,100円 | 283,800円 |
シンプルな正方形型のシルエットに「LOEWE」のフォントロゴを大胆にプリントしたトート型のかごバッグ。ミニマルながらもブランドをアピールできるデザインで、自然素材ラフィアとの組み合わせがスタイリッシュです。飽きのこないシンプルさも魅力です。
サイズ、デザイン、カラーバリエーションが豊富で、自分の好みや用途によって選べます。肩に掛けやすいハンドルの長さで、軽量かつ収納力も十分。取り外し・長さ調整が可能なストラップが付いているので、ハンドバッグ、ショルダーバッグ、クロスボディの3通りの持ち方ができます。
4-6.オラ バッグ (ラフィア&カーフ)
サイズ | H18cm×W26cm×D13cm |
ストラップの長さ | 37/97-61cm |
重さ | 0.56kg |
価格 | 324,500円 |
海から着想を得たユニークなシルエットのオラバッグ。パウラズイビザ(Paula’s Ibiza) 2025コレクションの新作です。丸みのあるフォルムと短めのハンドルが特徴で、ナチュラルの中に女性らしさを感じさせます。オラ(Hola)はスペイン語で、英語で「Hi!」にあたる、カジュアルな挨拶です。
開口部が大きくて、荷物の出し入れもスムーズ。取り外し可能なカーフ素材のチューブストラップもついているので、ショルダーバッグとしても使用できます。
ラフィアの軽快さと、ドーナツチェーンのトップハンドルが都会的でモダンな印象を与えます。
5.ロエベの「かごバッグ」に使われる素材について
ロエベのかごバッグに使われる天然素材、ラフィアとイラカヤシそれぞれの特徴を見ていきましょう。
5-1.ラフィア
ラフィアは、マダガスカル島やアフリカ大陸などにあるヤシの葉を乾燥させてつくられている天然素材で、軽くてしなやかで、柔らかな光沢が特徴です。ラフィアの産地によっても違いがあるのでチェックしておきましょう。
・モロッコ産ラフィア
やや硬めでハリがあり、フォルムをしっかり保ちやすいのが特徴です。素朴な風合いと耐久性に優れていて、どちらかというとカジュアルな印象になります。ロエベの定番「バスケットバッグ」に採用されている素材です。
・マダガスカル産ラフィア
柔らかくしなやかで、編み目が細かく光沢があるのが特徴です。麦わら帽子やバッグ、サンダルなどに使われる事が多く、ナチュラルかつ繊細な風合いが魅力です。ロエベの「エレファントバスケットバッグ」や、「パズルフォルド」「ロエベフォントトート」など、さまざまなアイテムに採用されています。
5-2.イラカヤシ
イラカヤシは、主に南米(特にコロンビア)原産の植物で、その葉を乾燥・加工してつくられる天然素材です。伝統工芸のひとつとしても知られ、手作業で丁寧に編み込まれています。
繊細な編み目は、しなやかで美しく、耐久性が高いので、長く使っても型崩れがしにくいです。ロエベでは、アナグラムバスケットバッグに採用されている素材です。
5-3.一部のかごバッグの売上は現地への寄付金に
ロエベは、かごバッグの制作を通じて、サスティナビリティと地域社会への貢献にも積極的に取り組むブランドです。イラカヤシやラフィアなど、天然素材を使った一部のかごバッグの売上を、原産地である地域の学校やコミュニティの支援として寄付されています。
例えば、アナグラムバスケットバッグは売上1点ごとに、イラカヤシの原産地となるコロンビアでの大学奨学金プログラムの設置を目的とした寄付を行っています。また、ロエベフォントトートは、ラフィアの原産地、マダガスカルでのクラフト訓練学校の建設を目的とした寄付を行っています。
バッグを購入することが、単におしゃれのためだけでなく、「現地の職人や学生の支援につながっている」と考えると、より意義のある魅力的な買い物になりますね。
6.ロエベのかごバッグは壊れやすい?使用上の注意点やお手入れ方法
ロエベのかごバッグは、職人がひとつひとつ丁寧に編み上げているので、「壊れやすい」ということはなく、しっかりと丈夫に仕上がっています。ただし、天然素材を使っているため、取り扱い方や保管方法には注意する必要があります。
6-1.着る服に注意
ロエベのかごバッグは、天然素材でつくられているため、繊維がやや硬めな箇所もあります。そのため、シルクや薄手のニットなど繊維質な素材の服に擦れると、生地を傷つけてしまう可能性があります。バッグを肩に掛けたり脇に抱える際は、洋服との摩擦に注意しましょう。
デニムやリネンなど、丈夫な素材とのコーディネートなら、そこまで気にせず安心して使えるのでおすすめです。
6-2.型崩れに関する注意点
天然素材でつくられたかごバッグは、柔らかくどうしても型崩れしやすいという特徴があります。日頃から型崩れしていないかをチェックし、その都度形を整えるようにしましょう。
荷物を詰め込みすぎると、バッグの底や側面が広がってしまい、型崩れを起こしてしまいます。荷物の入れすぎには注意してください。
また、使用した後に、そのまま何も詰めずに置いておくと型崩れの原因となります。使用後は、中にタオルや紙などを詰めて保管し、なるべく直射日光や高温多湿を避けて置くことで、美しい形をキープできます。
6-3.雨の日やレジャーに関する注意点
かごバッグは、水や湿気に弱いため、雨の日の使用はできるだけ避けるようにしましょう。素材が水を吸ってしまうことで、変形やカビの原因になり、レザー部分にはシミが残る可能性もあります。
梅雨時期や真夏は、突然の雨も多いので、バッグカバーを携帯するのもおすすめです。ビーチや公園などのレジャーで使用する際は、地面に直に置くことは避け、バッグの底が濡れないように注意が必要です。特にビーチに置く時は、濡れないように上からカバーを被せておくようにするといいでしょう。
もし濡れてしまった場合は、乾いたタオルで拭いて風通しのよい日影で乾かしてください。
6-4.使わない時期の保管方法
オフシーズンには、しっかりお手入れをしてから保管するのが長持ちさせるコツになります。中に乾燥剤と詰め物を入れて、バッグの形を保ちつつ、湿気を防ぎましょう。
保管する際は、不織布やコットンの袋に入れて、風通しの良い場所に置くことが重要です。ビニール袋に入れて密封してしまうと、カビの原因になるため避けてください。ロエベのバッグを購入した時に付いてくる布袋があれば、それを使うといいでしょう。
また、時々出して風に当ててあげるのもおすすめです。
7.ロエベのかごバッグを愛用している芸能人
ロエベのかごバッグは、洗練されたデザインと高級感が人気で、数多くの芸能人やモデルが愛用しています。
かごバッグの愛用者として、モデルの滝沢眞規子さんやヨンアさんが知られています。2人ともシンプルなワンピースやリネンシャツにかごバッグを合わせたナチュラルなスタイルが素敵です。
また、歌手の中島美嘉さんは、ホットペッパービューティーのYouTubeチャンネル「ホットペッパーTV」に出演した際、ロエベのエレファントバスケットバッグを愛用バッグとして紹介しています。遊び心の効いた個性に溢れるデザインが中島さんのイメージにぴったりです。
フリーアナウンサーで女優の田中みな実さんも、かごバッグを愛用しています。田中さんのスタイルは、大人可愛いファッションの参考になります。
芸能人が実際に取り入れているスタイルを参考に、自分に合ったコーディネートのヒントを見つけてくださいね
8.ロエベ以外のブランドのおすすめ「かごバッグ」
ロエベの他にも多くのラグジュアリーブランドが、春夏に活躍する「かごバッグ」のアイテムを展開してます。それぞれのブランドに個性があるので、ロエベとはまた違う魅力が楽しめます。
8-1.セリーヌ
セリーヌのかごバッグは、上品さと可愛らしさを兼ねたミニマルなデザインが魅力です。中でも人気なのが、セリーヌのブランドロゴがあしらわれた「ティーンCELINEクラシックパニエ」。ラフィア×カーフスキンの組み合わせです。
スタイルは、ロエベのバスケットバッグと似ているので比較されやすいですが、どちらを選ぶかは好みの問題です。
中央にあしらわれたセリーヌのロゴ「トリオンフ」は、存在感があってゴージャスな印象に。上品でフェミニンなスタイルにぴったりです。
8-2.バレンシアガ
バレンシアガのかごバッグは、どれも遊び心があって大胆なデザインが特徴です。中でも「ビストロ(Bistro)」は、フランスのビストロにあるラタン製家具から着想を得て生まれたかごバッグで、バレンシアガを代表するバッグのひとつとなっています。
コーティングされたフェイクレザーを織り上げるアイディアは、他のブランドにはない発想で、周りとおしゃれに差をつけたい人におすすめです。
定番のブラックやベージュの他にも、イエローやピンクなど、カラー展開の豊富さも魅力です。
8-3.トッズ
トッズのかごバッグは、原産国のイタリアらしいクラフトマンシップが感じられる丁寧なつくりが魅力。
「ストロー&レザー」シリーズは、上質なナッパレザーと天然素材の組み合わせのデザインで、落ち着きのある色味と丸みのあるフォルムが大人っぽく上品です。
上質な雰囲気があり、リゾートはもちろん、普段使いやオフィスカジュアルにも使える実用的なスタイルで、大人の女性から高く支持されています。
8-4.クロエ
クロエのかごバッグは、フェミニンで軽やかな雰囲気が魅力。
中でも人気の「ウッディ(Woody)」シリーズは、キャッチーなブランドロゴ入りのキャンバスハンドルとパームリーフ素材の組み合わせが特徴です。
リラックス感のあるデザインは、リゾートだけでなくタウンユースにもぴったり。柔らかなカラー展開で、ワンピースのようなナチュラルなスタイルとの相性抜群です。
8-5.プラダ
プラダのかごバッグは、ラグジュアリーとカジュアルな雰囲気を融合させたスタイルが魅力です。
特にラフィア素材に、ブランドロゴが刺繍されたデザインの「クロシェ(Crochet)」は、シンプルながらもブランドらしい主張があります。
抜群の存在感があり、きれいめコーデのハズしアイテムとしても優秀です。リゾートだけでなく、喧騒した街中にも自然に溶け込んでくれます。
9.まとめ
いかがでしたでしょうか。ロエベのかごバッグが「ダサい」と言われる理由、特徴や魅力などについて詳しく解説させていただきました。ロエベのかごバッグは、流行りすぎてしまったがゆえ、注目度も高く「ダサい」と言われてしまうこともあります。ただし、そのようなネガティブな意見は少数なので、特に気にする必要はありません。
ナチュラルで上質な素材使いや、シンプルなのに洗練されたデザインは、カジュアルからキレイめまで幅広く対応してくれます。さらに、正しいお手入れによって、長く愛用できるアイテムです。天然素材でつくられたかごバッグは、柔らかく繊細なので、日頃からのケアに気を付けるようにしましょう。
ロエベのかごバッグは、デザイン展開も豊富です。これからの季節にぜひ、ご自分にぴったりのかごバッグを見つけておしゃれを楽しんでくださいね。