2024年3月31日
ロエベの定番バッグ10選!ランキング形式で徹底解説
バッグ
ブランド
1846年にスペインで創業された古い歴史を持つ高級ファッションブランド、ロエベ。
今、最も勢いに乗っているブランドのひとつとして注目されています。
その中でもバッグは、ロエベの1番人気アイテムで、多くのセレブや有名人が愛用しています。
高品質な素材と熟練した職人技、上品でモダンなデザインが融合されたロエベのバッグ。シンプルだけど遊び心のあるデザインは、幅広い年齢層から支持を集めています。ロエベのバッグは種類が豊富なため、「ロエベのバッグが欲しいけど、どれを買えばいいかわからない」と迷う人も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、ロエベの定番バッグを人気ランキング形式にして紹介。また2024年の新作バッグも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
1.ロエベとは
ロエベは、スペイン発祥のラグジュアリーブランドで、世界3大コングロマリットのLVMHグループに属しています。
ロエベの歴史はその中でも最も古く、始まりは今から170年以上前までさかのぼります。1846年にスペインのマドリードで、職人たちによってバッグや財布、葉巻入れなどのレザー製品をつくる皮革工房がスタート。
その後1872年、工房を訪れたドイツの革職人エンリケ・ロエベ・ロスバーグが、職人たちの技術や素材の質の高さに感銘を受け、パートナーとして共に働くことを申し出ます。そして自身の名を冠したハウスを設立。これが「ロエベ」という名のブランドとしての始まりです。
上質で洗練されたロエベの製品は、スペイン国内ですぐに評判となり、1905年には王室御用達の称号も授かりました。スペイン国内で高級レザーメーカーとしての地位を築き上げ、1960年代以降にはロンドン、パリなど国外に店舗を増やし、海外進出も果たします。1975年に、今では世界中から認知されているメゾンの象徴アナグラムが誕生。
そして更なる大きな転機は、後の1996年に訪れます。LVMHグループの傘下に加わったことにより、上流階級だけでなく、一般大衆からも注目されるブランドとなったのです。これまでナルシソ・ロドリゲス、ホセ・エンリケ・オナ・セルファ、スチュアート・ヴィヴァースなどの有名デザイナーが、クリエイティブ・ディレクターを務めてきました。
そして2013年、当時29歳の北アイルランド出身のデザイナー、ジョナサン・アンダーソンの就任によってメゾンは大きな影響を受けます。ジョナサンが手掛けるアイテムは次々に大ヒット。今までの30代40代の顧客年齢層に加えて、20代の若い世代がロエベに注目するようになり、より幅広い世代のファンを増やしたのです。
2.【ロエベの定番バッグ】人気ランキングTOP10
ロエベといえば、バッグが主要アイテムであり幅広い世代からの人気を博しています。
どのバッグも素材、縫製、デザイン全てにおいて質が高く、どれも定番と呼べるような名品ばかりです。とても多くの種類があるので、どのバッグを選べばいいか迷う人も多いでしょう。
ここからロエベのバッグをランキング形式で紹介します。ぜひバッグ選びの参考にしてください。
1位:パズル
パズルはジョナサン・アンダーソンがロエベに就任して初めて手掛けたバッグです。2015年春夏コレクションで発表されてから、現在まで人気は衰えることなく、ロエベの新たな定番・アイコンバッグとなっています。
レザーのパーツをパズルのように組み合わせた構想は、ジョナサンが日本の折り紙からインスピレーションを得て生まれたもの。60以上のパーツを2mm幅に縫い合わせてつくり上げる緻密な作業は、経験を積んだ職人でも10時間はかかります。
幾何学的なラインに沿って折ることで5通りの形に変化します。360度どこから見ても美しいフォルムは、まるでアート作品のよう。こだわりのあるデザインでありながら流行に左右されないシンプルさ。そして使いやすさも兼ね備えていることが人気の理由です。
サイズ展開も、ナノ、ミニ、スモール、ミディアム、ラージと豊富に揃っているので、使用目的や好みで選べます。2023年秋冬には、折り紙のようにフラットに折りたためるトートバッグが登場しました。トートバッグは、収納力が高くお仕事用のバッグとしても人気のモデルです。
最近ではVOGUE JAPANの動画で、女優の米倉涼子さんが愛用バッグにパズルトートを紹介したことでも話題となりました。
2位:ハンモック
2016年春夏コレクションで登場して以来、1位のパズルと同じく人気をキープしているのが「ハンモック」シリーズです。
木陰に揺れる「ハンモック」の形を取り入れたユニークなシルエットが印象的。ハンモックの最大の特徴は、マチ部分を出し入れすることでフォルムを自在に変え、さまざまな表情を見せてくれることです。
形だけでなく、ハンドバッグ、ショルダーバッグ、ボディバッグ、トートバッグなど持ち方も変えられ、そのバリエーションはなんと6通りにもなります。荷物の量やシーン別、その日のコーディネート、気分によって使い分けられ、使うたびに新しい気持ちで持つことができる魅力的なバッグです。
サイズは、ミニ、コンパクト、スモール、ミディアム、トートの5展開。
1番大きなトートは高さが40.5cmあり、書類やパソコンもしっかり収納できます。2023年には、ハンモック ホーボーバッグが新作として、よりシンプルなすっきりしたデザインで登場。
素材のクラシックカーフは柔軟性が高く、体に沿うことで形が変化するほどです。
3位:アマソナ
アマソナは1975年に誕生して以来、ロエベのアイコンバッグとして長く愛されています。
新たな人気バッグが登場しても、やはりロエベといえば「アマソナ」のイメージが大きいでしょう。アマソナの名は、ギリシャ神話に登場する女性戦士「アマゾネス」にちなんで付けられました。
気品あるスクエアフォルムとアナグラムがさりげなく施された南京錠が特徴。上品でシンプルなデザインはトレンドに左右されず、あらゆるシーンにマッチします。時代ごとに再構築され、ロゴの大きさや位置などが少しずつ変化しているアマソナ。
サイズ展開も見直され現在は、アマソナ15、16、19、23、28、44の7展開と豊富です。取り外し可能なショルダーストラップも付いていて、優美でクラシカルなだけでなく実用性にも優れています。
ロエベの伝統的な定番バッグを探しているなら、アマソナを選んで間違いありません。
4位:フラメンコ
1984年に発表されたフラメンコは、スペインの民族舞踊フラメンコで使われるカスタネットに形が似ていることから名付けられました。
フラメンコもアマソナに続いて、長年にわたり多くのセレブや有名人が愛用しているシリーズです。柔らかいナッパレザーを使った巾着型のデザインに、象徴的なコイル状の結び目が特徴。時代とともに進化を遂げて、よりモダンな形へと仕上がっています。
ドローストリングを絞ると、丸みのある可愛らしい形に、緩めてフラットにすればクールな印象となって、荷物もより多く入ります。その日の荷物の量や気分に合わせて使い分けられるでしょう。
サイズは、ポケット、ミニ、クラッチ、ラージ、XLの5展開です。
フォーマルな印象がありますが、付属のショルダーストラップをつけてショルダーバッグにすればカジュアルにも使えます。
5位:ゲート
2018年の春夏に登場したゲートバッグは、乗馬の際に使用する「鞍」が着想源となって生まれました。
サイドにはメタルピンがあしらわれ、まるで扉の蝶番を模したデザインにこだわりを感じます。鞍の形をイメージしたフォルムと、前で結ばれたノットベルトでフラップを差し止めるデザインがとてもクラシカル。ゲートバッグをコーディネートのひとつに加えるだけで、スタイリッシュな印象にしてくれます。
カーフレザーの配色やスエードとのコンビなど、バリエーションも豊富です。使い込むうちにレザーの色や質感が変わっていく過程が楽しめるのも魅力のひとつ。カジュアルでありながら落ち着きのあるデザインで、幅広い年齢層から愛されているバッグです。
6位:バルーン
バルーン(熱気球)がインスピレーションとなって2020年春夏コレクションで初登場しました。その名の通り、コロンとした丸みのある風船を思わせるような柔らかい雰囲気のバッグです。
持ち手や外側はしっかりと丈夫なカーフレザー、メインとなる丸みの部分は柔らかいナッパレザーや涼しげなキャンバス素材などを使用しています。ドローストリングを絞った時の滑らかにドレープするデザインが大人っぽいデザイン。
ドローストリングを緩めれば口が大きく開くので、荷物の出し入れも簡単です。バッグの底に大きなロエベの型押しが施され、さりげなくブランドを主張。人気のあるシリーズですが、2022秋冬に廃盤となっていて中古のショップやオンラインなどで手に入ります。
廃盤となってしまいましたが、それによってレア度が増し、逆に人気を上げているバッグです。
7位:パセオ
2023年春夏コレクションで登場した「パセオ」は、アンスリウムの花をテーマに、ロエベの「アイレ」バッグからインスピレーションを得て誕生しました。
両端のコイル状のノットは、フラメンコバッグからの引用です。「パセオ」はスペイン語で「散歩」の意味。特殊な縫製法で生み出された「ひだ」と、しなやかな曲線が美しく印象的なバッグで、一度見たら忘れられないようなデザインです。
中側になる裏地にはスエード素材を採用。マチが広くつくられているため、荷物もしっかり収納できる優れものです。スモール、ミディアム、XLの3サイズに加え、ハンドル部分がゴールドチェーンになったタイプや、トートバッグ型の全5型が揃っています。
8位:ゴヤ
2021年秋冬コレクションで登場した「ゴヤ」は、スクエアを基調としたシャープなシルエットでありながら、丸みを帯びたフォルムが優しい印象のバッグ。最高級のシルクカーフレザーとフロントのアナグラムから、クラシカルな気品が溢れ出ています。
長さを調整できるストラップで、ショルダーバッグ、クロスボディ、ハンドバッグの3Wayで持つことが可能。コーディネートに合わせてキレイめにもカジュアルにも持つことができます。サイズは、ミニ、スモール、ミディアムの3サイズがあり、ミニサイズはショルダーストラップを外してクラッチバッグとしても使えます。
9位:アナグラムトートバッグ
フロントに施されたアナグラムが印象的なトートバッグは、2021年に発売されました。上質なカーフスキンに施されたエンボス加工のアナグラムは、ロエベらしいエレガントさが漂います。
取り外し可能なショルダーストラップが付いて、ハンドバッグにもショルダーバッグにも使用が可能です。ショートハンドルが手編みになっているところにこだわりを感じます。サイズはA4サイズの書類が入る大きさの通常サイズとスモールサイズの2展開。流行り廃りのないシンプルなデザインで、いつの時代も幅広い世代から長く愛されるトートバッグです。
10位:スタンダード A5 トートバッグ
シンプルな縦長のトート型のバッグは、使いやすくて人気のA5サイズ。取り外しができるショルダーストラップがついて、手持ちにも肩掛けにも持つことができます。
レザータイプの素材には滑らかなカーフスキンが採用され、さりげなく刻印されたLOEWEの文字がシックで大人っぽい雰囲気。レザーの他にラフィア素材の展開もあり、素材が変わるだけで全く違うイメージになります。
よりカジュアルに持ちたい方には、ラフィア素材がおすすめです。ハンドルやショルダーストラップにはレザーを使用していることで、カジュアル過ぎずきちんとした印象も与えます。同じラフィア素材のブラックなら、よりシャープでクールな印象に。ラフィア自体が軽量感のある素材なので、黒でも重々しくなりません。
3.【番外編】その他の人気バッグシリーズを5つ紹介
ロエベのバッグは、日常的に使いやすいオーソドックスなものから、遊び心ある個性的なものまで、さまざまなラインナップが揃っています。第3章では【番外編】として、ランキング以外の人気バッグシリーズを5つご紹介します。
3-1.バスケットシリーズ
2017年の春夏コレクションで「バスケット」が登場して以来、ロエベのかごバッグは夏の定番アイテムになりました。毎シーズン新たなデザインが加えられ、さまざまなラインナップが登場しています。比較的、手の届きやすい価格であることも嬉しい点ですね。
定番のバスケットは所持率No1。荷物が出し入れしやすい広い開口部と、長さの調整が可能なトップハンドルで使いやすさは抜群です。シンプルなデザインでリゾート感がありつつ、上品な雰囲気を漂わせているのもロエベならでは。
毎年、新作が発売されるとすぐに売り切れ続出となるので、お気に入りを見つけたら早めに手に入れるのがおすすめです。
3-2.ポケットシリーズ
ポケットシリーズは、スマートフォンが入る小さなショルダーバッグのことです。
ロエベの人気バッグ、「フラメンコ」や「ゲート」などからもポケットシリーズのラインナップが出ています。「アナグラムカットアウト」ポケットは、カーフスキンをブランドの象徴アナグラムにカットアウトしたエレガントなデザイン。
高さ20cm、幅11cm、マチ8cmで、スマートフォンの他にもプラスアルファで収納ができるようになっています。アナグラムのカットアウトとヘリンボーンのコットンキャンバス生地との組み合わせが、可愛くおしゃれです。
また、2023年に登場した「ダイス」ポケットは、無駄のないシンプルなデザインのポケットシリーズ。背面にはカードが収納できるスロット付きで、ミニマムに出掛けられます。
3-3.カメラシリーズ
カメラクロスボディバッグはユニセックスなデザインで、どんな服装にも合わせやすいのが特徴。
カジュアルでありながら、ロエベの象徴アナグラムの型押しが上品な印象を与えます。
ジッパーコンパートメントが2つ備わっていて、財布やスマートフォンなど、必要なものをきちんと収納することが可能です。調整・取り外し可能なLOEWEのウェビングストラップは、斜めがけバッグとしてはもちろん、取り外してトップハンドルを持てば小さなハンドバッグとしても活用できます。
必要最低限だけを入れて身軽に出かけたい時にぴったりなバッグです。
3-4.ミリタリーシリーズ
ロエベのミリタリーは、メンズバッグの中でも特に人気の高いシリーズです。
中でもメッセンジャーバッグは、シンプルなデザインで、男女問わず使える人気の定番アイテムとなっています。ブラック系のカラーならシックで大人っぽく、ブラウン系のカラーはカジュアルな装いにマッチします。
ファスナー開閉式のメインコンパートメントは口が大きく開くので、荷物の取り出しがスムーズです。フラップで覆われたポケットも備わっていて、収納力が高く使いやすさも抜群。とても実用性の高いバッグです。
フラップの上部に施されたエンボス加工のアナグラムが、控えめにアピールしています。
3-5.アニマルシリーズ
ロエベのアニマルシリーズは、2012年11月にギフトシーズンに合わせて発表されました。
誕生のきっかけは、ロエベの工房で働く職人が、余ったレザーの切れ端を使って、クマのコインケースをつくったことが始まりでした。1枚のレザーとわずかなステッチでつくられたアニマルシリーズは、職人のユーモアとセンス、そして技術力が詰まった作品です。
今までにゾウ、ウサギ、サル、パンダ、クジラなどさまざまな動物たちが生まれています。中でも人気はエレファントシリーズで、ジョナサン・アンダーソンもエレファントを一番気に入っているそう。
バスケットやポケット、ミニバッグ、ポーチなど、さまざまなシリーズで展開され、可愛いエレファントが取り揃っています。
4.2023-2024年の新作バッグ
毎年のように名作が生まれるロエベのバッグ。今年はどのようなバッグが登場しているのでしょう。ここから2023年秋冬と2024年春夏に発表されたロエベのバッグを3つご紹介します。
4-1.ペブル バケットバッグ ミニ
小石を意味する「ペブル」がモチーフとなったメタルのパーツが特徴。
ペブルパーツは、3段階で持ち手の長さが調整できる留め具としても機能を果たします。
さらに取り外し可能なストラップも付いて、ショルダーバッグとしても使用が可能です。
素材には、柔らかく上質なメローカーフスキンに、裏地は強度の高いボンディングスエードを採用。高級感が漂う美しいバッグです。コンパクトでありながら、まちがたっぷりあるので、たくさん収納ができます。
日本限定カラーに、春色のさわやかな「ピーチブロッサム」と「グリーンリーフ」が発売されました。
4-2.スクイーズ
2023秋冬に初登場した「SQUEEZE(スクイーズ)」バッグは、素材に上質で柔らかいラムスキンのナッパレザーを使用。バッグ上部のしなやかで美しいドレープと丸みのある美しいシルエット、そしてジュエリーのようなドーナツチェーンのハンドルが特徴です。
ナッパレザーは新たな開発によりさらに軽量化し、驚くほど軽く、長い時間持っていても疲れません。サイズは、ミディアムとスモールの2展開。ミディアムはB5サイズやタブレットを入れるのにちょうどいい大きさ。スモールは日常的に必要なものをすっきり入れて持ち歩きやすい大きさです。
ドーナツチェーンによって長さの調整が可能で、ハンドバッグ、ショルダーバッグ、クロスボディなど、自由に持ち方を変えられます。すでに多くのセレブたちが愛用している人気バッグです。
4-3.パズルトート XL
大人気シリーズ「パズル」から、2023年に登場した「パズルトート」。
フラットに折り畳めるパズルトートは、シンプルなデザインと抜群の使いやすさから、発売してすぐに新たな人気シリーズに加わりました。そして2024年春夏に新たにXLサイズのパズルトートが誕生。
ここ数年、小さなミニバッグがトレンドとなっていましたが、2024年春夏からは大きなサイズのマキシバッグに注目度が高まっています。
横幅73cm、高さ36.5cm、深さ36.5cmの大容量で、荷物が多い時や旅行のお供にもぴったりです。
5.ロエベのバッグはなぜ人気?
ロエベのバッグを愛用している芸能人やインフルエンサーがとても多いですよね。街中でロエベのバッグを持っている人を見かけることもよくあります。
ロエベのバッグはなぜこれほどの人気があるのでしょう?こちらの第5章では、ロエベの人気の理由についてじっくり解説していきます。
5-1.高品質な素材
ロエベの魅力は、上質な素材を熟練の職人が丁寧に手作業でつくり上げることにあります。
もともと皮革工房から始まったこともあり、レザーへのこだわりが強く、製品に使う革は厳選された高品質のものだけを使用。見た目だけでも分かる最高級のラムスキンは、実際に触ると手に吸い付くような柔らかい感触で「まるでシルクのよう」と、多くの人を虜にします。
また、その上質な素材を活かすためには、職人の技術の高さも必要不可欠です。上質な素材と熟練の職人技、この2つが重要な土台となって、たくさんの人気アイテムが生まれているのです。
5-2.シンプルかつモダンなデザイン
ロエベといえば、かつては上品で大人っぽいデザインが特徴で30〜40代以降の富裕層が愛用するようなブランドでした。
それが2013年クリエイティブディレクターに就任したジョナサン・アンダーソンによって一新します。
パズルやハンモック、バスケットバッグなど、シンプル・上品さに加え、都会的で今っぽいおしゃれなバッグを次々に発表し、20代の若い世代からも注目されるようになり年齢層の幅を広げました。
また、ジョナサンは単にトレンドを取り入れるだけでなく、ロエベの伝統とクラフトへのこだわりを徹底しているデザイナーです。
アニマルシリーズのような遊び心に溢れたフォルムにも、上質な素材と縫製の美しさが際立っています。だからこそロエベは、幅広い世代から愛されるブランドへと進化したのです。
5-3 優れた機能性
ロエベのバッグは、2Wayや3Wayは当たり前で、ひとつのバッグで何通りもの使い方ができる優れた機能性が特徴です。
例えば、ハンモックバッグがその代表例で、なんと6通りの持ち方ができ、形を変化させることで全く違うバッグのように見えるのです。
その日の気分、コーディネート、荷物の量、訪れる場所などによって簡単にフォルムを変えて使い分けられるので、実用性も高く、飽きることなく長く愛用できます。
持ち方次第で、エレガント、カジュアル、モード系など、どんなスタイルにも合わせやすくなることも、多くの人から支持されている理由です。
6 ロエベといえば何色?人気色は?
ロエベといえば、ベージュやブラウン系の大人っぽい落ち着いた色の印象が強く、ロエベの扱うベージュカラーには、さまざまなバリエーションが揃っています。
主要カラーの他にも限定色として微妙にニュアンスの違う色が期間限定で登場することも。
ロエベのバッグに使われるベージュカラーには、主に以下のような色があります。
・ライトキャメル
・ミンク
・サンド
・タン
・ウォームデザート
・ツンドラ
中でも特に人気の色は、「タン」というカラーです。
「タン」は、赤みがかった深みのあるブラウンで、どんな服装にも合わせやすい万能カラー。また、ロエベの上質な革の質感を最大限に引き出してくれます。
ロエベといえば「タン」と言う人も多く、ロエベの定番カラーとなっています。
また、ベーシックカラーとなる「ブラック」は、日常的にもフォーマルな行事にも使え、コーディネートもしやすいため、常に人気の高い色です。
他にも、鮮やかなパステルカラーや、落ち着きのあるニュアンスカラーなど、カラー展開がとても豊富なのできっと自分に合ったカラーが見つかるでしょう。
7 ロエベはアウトレットで買える?
ロエベのバッグが欲しいけど、「高価でなかなか手が出せない」という人も多いのではないでしょうか。
そういう方は、ロエベのアウトレットの店舗を利用すれば、ロエベのバッグが定価よりも安価で手に入るかもしれません。
ロエベ直営の店舗があるアウトレットは、国内に3つあります。
・三井アウトレットパーク木更津(千葉県)
・御殿場プレミアム・アウトレット(静岡県)
・神戸三田プレミアム・アウトレット(兵庫県)
ロエベのアウトレット価格は、だいたい10〜40%引きとなっていることが多いです。
セール期間中はさらに安くなっていることもあります。
アウトレットは、必ずしも自分の欲しいアイテムがあるとは限りませんが、もしかしたら思わぬ出会いがあるかもしれませんね。
8 まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、ロエベの定番バッグや新作バッグについて詳しく解説させていただきました。
高いデザイン性と実用性が兼ね備わった「パズル」、フォルムを自在に変えられ、さまざまな表情を持つ「ハンモック」、40年以上にわたって愛され続ける「アマソナ」、その他にも魅力的なバッグがたくさん登場しました。
お気に入りのバッグを見つけることはできたでしょうか。
定番として長く愛されるバッグは、品質、デザイン性、機能面の全てにおいて優れていることが共通しています。
ロエベのバッグはどれもその3つの条件を満たしていて、さらに大きさやカラーもバリエーションが豊富なので、きっと自分好みの定番バッグに出会えるでしょう。