青緑色(ティールブルー)の宝石一覧|12種類の石言葉や意味・効果

宝石と聞いて思い浮かべる色は人それぞれですが、最初に「青緑色」を連想する方は少ないのではないでしょうか。
青緑はティールやブルーグリーンとも呼ばれ、ブルーの爽やかさとグリーンの穏やかさを併せ持つ色です。宝石の世界には、パライバトルマリンのような有名な石から、グランディディエライトやスミソナイトなど、流通量の少ない石まで、さまざまな青緑色の宝石があります。
今回は、青緑色を楽しめる宝石を12種類ご紹介します。それぞれの特徴や石言葉、スピリチュアルな意味もまとめていますので、自分にぴったりの一石を探す参考にしてください。
目次
1.青緑色(ティールブルー)の宝石の魅力

青緑色の宝石には、ブルーやグリーンの単色とは異なる魅力があります。爽やかさや落ち着きを感じさせながら、見る角度や光によって色の印象が変わる石も少なくありません。
ここでは、青緑色ならではの魅力を見ていきましょう。
1-1.さわやかな青と優しい緑の間の色
青緑は、空や海を思わせるブルーと、植物を連想させるグリーンの中間に位置する色です。知的でクールな印象と、優しく穏やかな雰囲気を同時に楽しめます。
はっきりとしたブルーやグリーンよりもニュアンスがあり、服装になじみやすい点も魅力です。落ち着きがありながら個性も感じられるため、幅広いコーディネートに取り入れられるでしょう。
1-2.青から緑へ、自分だけの色を探せる
一言で青緑と言っても、実際の宝石の色はひとつとして同じものはありません。それは青緑色の宝石に限ったことではありませんが、特にブルーとグリーンの中間に位置づけられる青緑色の宝石は、まさに千差万別の色合いを見せます。
よりブルーに近い色合いのものやよりグリーンに近い色合いのもの、また宝石の種類によっては少しイエローがかったものなどもあります。宝石の色はその色の濃さ(鮮やかさ)や暗さで語られることが多いですが、青緑色の宝石はより青っぽいか、緑っぽいかという基準もあるのです。
さまざまな色合いを見せる青緑色の宝石の中で、自分が一番好きな色合いはどんなものかを選べるのも、青緑色の宝石を探す楽しみのひとつ。ぜひ自分が一番きれいだ、好きだと思える宝石を楽しく探してみてください。
1-3.持ち主の知性を高め、心を癒すお守りの石
スピリチュアルの世界では、ブルーは知性や冷静さ、グリーンは癒しや調和を象徴する色とされています。その中間にある青緑色の宝石は、両方の意味を併せ持つお守りとして親しまれています。
冷静に物事を考えたい時や、穏やかな気持ちを取り戻したい時に取り入れるのも良いでしょう。ただし、パワーストーンの効果は科学的に証明されたものではありません。気持ちを整えるためのお守りとして楽しんでください。
宝石はそんな私たちの願いをかなえてくれる、まさに一石二鳥な宝石なのです。
2.青緑色の宝石一覧
ここからは、代表的な青緑色の宝石を12種類ご紹介します。
色や透明感、価格、扱いやすさなどを比べながら、自分に合う宝石を探してみましょう。
2-1.パライバトルマリン

パライバトルマリンは、銅を含むことでネオンのようなブルーからグリーンに発色するトルマリンです。1989年にブラジル産が国際市場へ登場し、現在はナイジェリアやモザンビークからも産出されています。
鮮やかな色と流通量の少なさから、高額で取引されることが多い宝石です。価値は産地名だけでなく、色の鮮やかさや透明度、カット、カラットなどによって決まります。
石言葉としては「ルーツ」「真実」などが紹介され、スピリチュアル的には才能や積極性を引き出す石と言われています。また、トルマリンは10月の誕生石です。
2-2.ティールサファイア

ティールサファイアは、ブルーとグリーンが混ざり合った色を持つサファイアです。「ティール」は宝石学上の正式な品種名ではなく、色合いを表す流通名として使われています。
ブルー寄り、グリーン寄り、両方の色が分かれて見えるものなど、色彩はさまざまです。近年は、一般的なブルーサファイアとは異なる個性的な色として注目されています。
石言葉には「慈愛」「親愛」「成功」などがあり、落ち着いて勉強や仕事へ向き合いたい人のお守りにも向いているでしょう。サファイアは9月の誕生石です。
2-3.ロンドンブルートパーズ

ロンドンブルートパーズは、深みのあるグレイッシュブルーが特徴です。一般的には青色ですが、石や光の条件によってグリーンを帯びた青色に見えるものもあります。
流通しているブルートパーズの多くは、無色や淡色のトパーズに照射と加熱処理を施して色を整えたものです。処理自体は一般的ですが、購入時には販売店の説明を確認しましょう。
石言葉には「知性」「探求心」などがあります。落ち着いて考えたい時や、大切な判断をする時のお守りに向いているでしょう。なお、トパーズは10月ではなく11月の誕生石です。
2-4.ターコイズ(トルコ石)

ターコイズは、不透明なブルーからブルーグリーン、グリーンまで幅広い色を持つ宝石です。鮮やかなブルーが高く評価される傾向はありますが、青緑やグリーン系にも独特の魅力があります。
主な産地はイランやアメリカ、中国などです。「トルコ石」という和名は、かつてトルコを経由してヨーロッパへ伝わったことに由来し、トルコが主要産地という意味ではありません。
石言葉は「幸運」「成功」「旅の安全」などです。大切な人の幸運や安全を願う贈り物としても親しまれています。12月の誕生石です。
2-5.オパール

オパールの中には、角度によってブルーやグリーンの光を見せるものがあります。この虹色の輝きは「遊色効果」と呼ばれ、内部に並んだ微細なシリカ粒子が光を回折させることで生まれます。
オパールの評価は地色や透明感に加え、遊色の鮮やかさ、色の種類、広がり方、模様などによって変わります。青緑色を探す場合は、実物をさまざまな角度や光の下で確認するのがおすすめです。
石言葉には「幸運」「純真無垢」などがあります。明るい気持ちを取り戻したい時のお守りとしても親しまれており、10月の誕生石です。
2-6.タンザナイト

タンザナイトは、ブルーからバイオレットに発色するゾイサイトの一種です。未加熱のゾイサイトには、ブルーやグリーン、イエロー、ブラウンなどが混ざって見えるものがあります。
市場では「グリーンタンザナイト」などと呼ばれることもありますが、GIAではピンクやグリーン、イエローの石をタンザナイトではなく、ゾイサイトとしています。
青緑色を探す場合は、未加熱のゾイサイトを確認してみましょう。タンザナイトの石言葉としては「知性」「神秘」「希望」などが紹介されています。タンザナイトは12月の誕生石です。
2-7.インディゴライト

インディゴライトは、ブルー系のトルマリンに使われる名称です。深いブルーが代表的ですが、石によってはグリーンを帯びたブルーやブルーグリーンに見えるものもあります。
「インディゴライト」と「グリーントルマリン」の境界には統一された基準がなく、色の呼び方が販売店によって異なる場合があります。購入する際は名称だけでなく、実際の色を確認しましょう。
石言葉には「芸術的才能」などがあります。心を落ち着かせ、感性や表現力を引き出すパワーストーンとも言われています。トルマリンの一種なので、10月の誕生石として楽しめます。
2-8.アウイナイト

※画像はイメージ
アウイナイトは、鮮やかなブルーで知られる希少な宝石です。通常は青色が中心ですが、石によってはわずかにグリーンを帯び、青緑色に見えるものもあります。
透明度の高い宝石品質の原石は少なく、大粒になりにくいことから、小さなルースとして流通するのが一般的です。「ダイヤモンドより高価」などの表現も見られますが、価格は品質やサイズによって異なるため一概には比較できません。
石言葉には「高貴」「新たな光」「過去との決別」などがあります。新しい一歩を踏み出したい人のお守りとして紹介されることもあります。
2-9.アクアプレーズ

アクアプレーズは、ミルキーなブルーグリーンを持つカルセドニーの流通名です。鉱物として新種なのではなく、クロムなどを含む青緑色のカルセドニーに付けられた名称です。
透明から半透明の柔らかな色合いが特徴で、パライバトルマリンのような鮮やかな石とは異なる、穏やかな雰囲気があります。流通量が限られているため、一般的なショップで見かける機会は多くありません。
石言葉には「頭脳明晰」「解放」「リラックス」などがあります。気持ちを落ち着かせ、人間関係を穏やかにする石とも言われています。
2-10.スミソナイト

※画像はイメージ
スミソナイトは、炭酸亜鉛を主成分とする鉱物です。ブルーグリーンやグリーン、ピンク、イエローなどがあり、柔らかな半透明の色合いを楽しめます。
モース硬度が4〜4.5程度と低く、割れやすいため、ジュエリーよりも原石やルースとして流通することが多い石です。ブドウの房のような丸い結晶の集合体も見られます。
石言葉には「思いやり」「包容力」などがあります。穏やかな気持ちを取り戻したい時や、人間関係を整えたい時のお守りとして親しまれています。
2-11.アマゾナイト

※画像はイメージ
アマゾナイトは、明るいブルーグリーンを持つ長石の一種です。「希望の石」とも呼ばれ、比較的手頃な価格で流通しているため、普段使いのアクセサリーやパワーストーンとして親しまれています。
名前はアマゾン川に由来しますが、アマゾン川周辺が代表的な産地というわけではありません。石によって見られる白い筋や模様は、長石内部の構造や別の長石との入り組んだ組織によって生じます。
石言葉は「夢と希望」「気晴らし」などです。気持ちを切り替え、前向きに進みたい人に向いているでしょう。
2-12.グランディディエライト

※画像はイメージ
グランディディエライトは、ブルーからブルーグリーンの色を持つ希少な宝石です。1902年にマダガスカルで発見され、宝石品質の透明な原石は産出量が限られています。
「世界で3番目に希少」と紹介されることもありますが、公的に定められた順位ではありません。透明度や色に優れたジュエリー品質は希少ですが、半透明から不透明の原石やビーズとして流通するものもあります。
石言葉には「冒険」「旅立ち」などがあります。冷静な判断を支え、新しい道へ進む力を与えるパワーストーンと言われています。
3.【まとめ】色や石言葉、予算で自分にとって最良の石を選ぶ
今回は、青緑色の宝石を12種類ご紹介しました。
青緑色には、ブルーの爽やかさや知的な雰囲気と、グリーンの優しさや穏やかさがあります。服装にもなじみやすく、落ち着きの中に個性を感じられる色です。
同じ青緑色でも、ブルー寄りやグリーン寄り、淡色や濃色など、石によって見え方は異なります。透明感やカット、光の種類によっても印象が変わるため、できれば実物をさまざまな角度から確認してみてください。価格も、宝石の種類や色、透明度、大きさ、処理の有無などによって変わります。一般的な評価や希少性だけにとらわれず、自分が美しいと感じるか、予算や使用目的に合っているかを基準に選ぶことが大切です。
さまざまなジュエリーや天然石を見比べながら、「これだ!」と思える青緑色の宝石を探してみてくださいね。





