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2025年4月26日

エルメスのリンディは使いにくい?定価・使い勝手・サイズを徹底解説!

エルメスの数あるバッグのなかでも、個性的なフォルムがひと際目を引くリンディ。2007年に発表されたこのバッグは、比較的新しいモデルながらも、その人気から今では入手困難なバッグとしても知られています。個性的な見た目やストラップが一体型になっていることが特徴であり、「使い勝手」について気になる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、そんなリンディの使い勝手や使いにくいといった声の真相についてくわしく解説します。また、気になる最新の定価や「買えない」リンディを入手する方法、他のエルメスのバッグとの使い勝手を比較していますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.エルメスのリンディとは?

出典:Hermès

エルメスのリンディの名前は、1920年代に流行したエネルギッシュなカップルダンス「リンディホップ」から由来していると言われています。発表されたのは2007年で、リンディの中で最小サイズのリンディミニは2019年に新たに誕生しました。

リンディの大きな魅力は、なんといっても独特なフォルムでしょう。ボックス型の本体の左右にハンドルが取り付けられ、バッグから羽が生えたように見える個性的なフォルムは目を引きます。両ハンドルにはショルダーストラップが取り付けられており、ハンドバッグとショルダーバッグの2wayで使用できることも特徴です。

採用されている素材は、柔らかなトリヨンクレマンスや、きめ細やかなヴォー・スイフトなどが代表的です。エルメスが厳選した最高級のレザーを感じつつ、2wayで使用できる実用性を兼ね備えた魅力あふれるバッグです。

2.リンディの使い勝手は?魅力と共に解説

リンディの魅力はそのユニークなフォルムですが、同時に「うまく使いこなせるのか」「ストラップが独立していないため使いにくいのでは?」などの「使い勝手」を気にする方も多いのではないでしょうか。ここでは、リンディの機能面に注目して、魅力と共に使い勝手について解説します。

2-1.個性的なフォルムで使いにくい?

リンディの大きな特徴である個性的なフォルムは、一見すると使いにくそうと感じる方も多いかもしれません。しかし、ボックス型の本体は余裕のあるマチが設計されているため、収納力が高く、荷物を見つけやすいメリットがあります。

両サイドに配置されたハンドルは持ちやすく、肘にかけて持ち歩くことも可能です。リンディには比較的柔らかい素材が採用されているため、荷物の量に関係なくスムーズにハンドバッグとして使用できます。

また、ショルダーストラップはレザーが幅広く設計されています。これにより体の負担が軽減されたり、重い荷物にも耐えられたりすることを可能にしています。個性的なフォルムのため使いにくそうと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、使ってみると驚くほど実用性が高いことに気づくはずです。

2-2.ストラップの取り外しができないから使いにくい?

リンディのショルダーストラップは両ハンドルから伸びており、取り外し不可の設計となっています。この構造は使いにくいのでは?と考える方もいらっしゃいます。

しかし、一体型のストラップは使い勝手を高める要素ともなるのです。一般的なバッグではストラップの取り外しが可能ですが、使用シーンに合わせた付けはずしの手間がかかったり、長期間使用しているとストラップをつける金具の劣化が目立ってしまったりするデメリットもあります。その点において、ストラップが一体化しているリンディは、付け外しの手間がなく、金具の劣化を心配する必要がないという利点があります。

また、瞬時にハンドバッグからショルダーバッグ、またはショルダーバッグからハンドバッグに変えられることも大きな強みとなります。ショッピングで荷物が増えたときや、子供の手を引きたいときに使い勝手のよさを実感するでしょう。

ショルダーストラップを使用しないときは、バッグの後ろ側に配置しておけば邪魔に感じることはほとんどありません。このように、リンディのストラップは一見不便に思えるかもしれませんが、実用性を考えられた設計となっているのです。

2-3.3重ロックは使いにくい?

リンディのロック構造は3重になっています。まず、ボディ部分を閉める際に両サイドにファスナーが設置されています。次に、フラップ部分の両サイドにクロア(革性のベルト)が設置されており、中央の金具に通す仕組みとなっています。最後に、中央の金具をロックする構造です。

このような構造から開け閉めする度に3重ロックをするのは手間がかかるため、使いにくいのでは?と考える人もいます。しかし、リンディはクロアを閉めず、ボディ部分のファスナーと中央の金具だけをロックして使える構造となっているのです。そのため、時間がない場合や荷物がそれほど入っていない場合は、ファスナーと中央の金具だけをロックする、というより簡単な方法で使うこともできます。

もちろん、正規の3重ロックには高い防犯性というメリットがあります。3つのステップを踏む必要があるため、スリなどの被害に遭いにくく、特に人混みや海外旅行など、セキュリティが気になる場面では大きな安心感を得られるでしょう。大切な荷物をしっかり守ってくれる、頼もしい設計なのです。

3.リンディの使い勝手は良い!魅力を紹介

出典:Hermès

リンディは「使いにくい?」という疑問点を解消してきましたが、それを上回る、多くの人を惹きつけてやまない魅力があります。ここでは、リンディがなぜこれほどまでに愛されるのか、その具体的な理由を5つにわけて解説します。

3-1.2way(3way)で持てる

2wayで持てることはリンディの大きな魅力です。瞬時に持ち方を変えられるストラップ一体型の構造は、リンディならではのユニークな機能です。また、ショルダーストラップの幅が広く作られていることは使い勝手のよさに繋がっており、安定感抜群との声も聞かれます。

特にリンディミニは、斜めがけして使えることが特徴です。3wayで使えるため、リンディのサイズ展開のなかで特に人気のサイズとなっています。

また、リンディには比較的柔らかい素材が使われているため、荷物の量や持ち方によってバッグのフォルムが自然に変化するのも特徴です。ハンドバッグとして持つ時とショルダーバッグとして持つ時では、まるで違うバッグのような印象を与えます。単に2wayで使えるという機能性だけでなく、持ち方によって様々な表情を見せる奥深さも、リンディが多くの人を魅了する理由と言えるでしょう。

3-2.開口部が広いため荷物を見つけやすい

リンディの開口部は両サイドにファスナーが設置されており、ファスナーを開くとバッグに入っている荷物を見渡せる構造になっています。荷物の見つけやすさはもちろん、荷物の出し入れがしやすい点が使い勝手の良さに繋がっています。

マチが広く設計されているのもリンディの特徴です。これにより、日常に持ち歩く必需品はもちろんのこと、サイズによっては折り畳み傘や500mlのペットボトルも収納可能です。デザイン性だけでなく、使う人の利便性を考えた実用的な設計が、リンディの高い満足度につながっています。

3-3.他の人と被りにくい

エルメスといえばバーキンやケリーが最も有名ですが、それゆえに持っている人も多く、「人と同じは避けたい」と感じる方もいるでしょう。その点、リンディは2007年登場と比較的新しいモデルであり、バーキンやケリーほどの圧倒的な知名度や流通量ではないため、他の人と被る確率が比較的低いと言えます。独特のフォルムも相まって、わかる人にはわかる洗練された個性を演出できます。

リンディは、「いかにもエルメス!」という主張は控えめながら、「知る人ぞ知る」特別感を味わいたい方や、個性を大切にしつつさりげなくエルメスを楽しみたい方に、ぴったりのバッグと言えるでしょう。

3-4.機能性が高い

リンディは、細部まで使い勝手のよさを追求した高い機能性が備わっていることも魅力です。バッグの底面には5つの底鋲が取り付けられており(リンディミニは4つ)、これにより床などに直接置いた際に、大切なバッグの底面が汚れや傷から守られます。

それに加え、外側に2つ、内側にも2つのポケットが配置されていることも、その機能性を高めています。外ポケットはすぐに取り出したいICカードを入れたり、内ポケットには小さくて見失いがちな鍵などを入れておいたりすると便利です。これらの機能的なディテールが、日々の小さなストレスを軽減し、リンディの使い勝手をさらに向上させているのです。

3-5.ツイリーやチャームでアレンジを楽しめる

ツイリーやチャームといったアクセサリーでアレンジを楽しみやすい点も、リンディの魅力です。バッグによっては、ハンドルの形状からツイリーが巻きにくかったり、チャームを付けるのに適した場所が見つからなかったりすることもあります。しかし、リンディはハンドルにツイリーを巻きやすく、チャームを付ける場所にも困らないフォルムをしています。

また、展開されているカラーバリエーションも豊富です。その日の気分やファッションスタイルに合わせて、バッグ本体の色とツイリーやチャームの色合わせを考えたり、自分だけの個性的な組み合わせを試したりと、多彩なアレンジを楽しむことができます。

4.リンディのサイズ展開

リンディは5種類のサイズが展開されています。それぞれのサイズ感や収納可能な荷物をご紹介するので、あなたに合ったサイズを検討してみてください。

4-1.リンディ20(リンディミニ)

サイズ:およそ横幅20cm×高さ12.5cm×マチ9cm

最もコンパクトで、現在絶大な人気を誇るのが「リンディ20(リンディミニ)」です。2019年に登場して以来、その可愛らしいサイズ感で多くの人々を虜にしています。持った時の印象は、まるでアクセサリーのような感覚で、非常に軽やかです。

収納力の目安としては、ミニ財布、スマートフォン、鍵、リップクリーム、ハンカチといった、必要最低限の荷物をコンパクトに持ち運ぶのに適しています。キャッシュレス決済がメインの方や、ちょっとしたお出かけ、ディナーやパーティーシーンなど、身軽に動きたい時に最適です。他のサイズよりもショルダーストラップが長めに作られているため、小柄な方であれば斜め掛けにしてカジュアルに持つことも可能です。

4-2.リンディ26

サイズ:およそ横幅26cm×高さ18cm×マチ14cm

日常使いに最適なバランスを持つのが「リンディ26」です。リンディミニよりも一回り大きく、収納力と持ち運びやすさが見事に両立されています。持った時のサイズ感は、大きすぎず小さすぎず、デイリーユースにまさにジャストサイズといった印象です。

長財布やスマートフォン、小さめの化粧ポーチ、鍵、ハンカチ、文庫本や小さめの手帳など、普段使いで必要なものはしっかりと収納できる容量があります。様々なコーディネートに合わせやすく、その万能さから非常に人気の高いサイズです。

4-3.リンディ30

サイズ:およそ横幅30cm×高さ21cm×マチ16cm

リンディの定番サイズの一つとして長く親しまれているのが「リンディ30」です。リンディ26よりもさらに収納力が高まり、A5サイズの手帳やタブレット端末(サイズによります)なども収納可能になります。

長財布、スマートフォン、化粧ポーチ、鍵、ハンカチ、手帳、タブレット、さらに500mlのペットボトルや折り畳み傘なども収納できる場合が多く、荷物が多い日の普段使いや、お仕事用のバッグとしても十分に検討できるサイズ感です。

4-4.リンディ34

サイズ:およそ横幅34cm×高さ22cm×マチ17.5cm

さらに収納力を求める方には「リンディ34」という選択肢があります。リンディ30よりも一回り大きく、かなりの容量を誇ります。A4サイズの書類も、バッグの形状に合わせて少し曲げればギリギリ収納できる場合もありますが、書類の持ち運びが主な目的の方にはあまり適していません。

持った時の印象は、やや大きめで、しっかりとした存在感があります。日常的に荷物が多い方はもちろん、薄手のカーディガンやストールなども収納できるため、日帰りや一泊程度の小旅行にも活躍するでしょう。

4-5.リンディ45

サイズ:およそ横幅45cm×高さ32cm×マチ25cm

現在展開されている中で最も大きなサイズが「リンディ45」です。これは主に旅行用バッグ(ボストンバッグ)として位置づけられており、その収納力の高さから男性にも人気があります。1〜2泊程度の旅行に必要な荷物を十分に収納できる容量を備えています。

5.【2025年最新版】リンディの定価

出典:Hermès

エルメスの製品は、最高品質の素材の使用や職人による手作業といった価値を反映し、また素材価格の変動や為替レートの影響などを受け、定期的に価格改定(主に値上げ)が行われます。ここでは、2025年2月に改定された最新の定価と、2024年2月に発表された定価の値上げ額をご紹介します。

サイズ 素材 2025年定価 2024年定価 値上げ額
リンディ ミニ トリヨンクレマンス 1,199,000円 1,083,500円 + 115,500円
リンディ 26 トリヨンクレマンス 1,430,000円 1,287,000円 + 143,000円
リンディ26 エバーカラー 1,463,000円 1,331,000円 + 132,000円
リンディ 30 トリヨンクレマンス 1,562,000円 1,419,000円 + 143,000円

 

この表に記載されているアイテムを見ると、2025年の価格改定では全体的におよそ10%前後の値上げが行われていることがわかります。

6.リンディは買えないバッグ⁉購入する方法は?

エルメスのリンディは、その人気の高さから「買えないバッグ」として知られています。エルメスの直営店を訪れても在庫がないことは珍しくありません。特に近年、世界的な需要の高まりに加え、コロナ禍における生産・物流への影響、そしてその後のインバウンド需要の急回復などが複合的に絡み合い、入手困難な状況が続いています。

ここでは、リンディが買えないくわしい理由や購入方法、買えた人の体験談をご紹介します。

6-1.リンディが買えない理由は?

リンディが買えない大きな理由は、人気の高さの上昇により需要に対して供給が追い付いていないことが挙げられます。比較的新しいモデルでありながら、その魅力から需要が急速に高まっています。

エルメス製品は熟練した職人によって一つひとつ丁寧に作り上げられることで知られており、バッグが完成するまでには多くの時間を要します。エルメスは製品の質にこだわるブランドであり、流れ作業や機械作業は採用しないため、これが買えない理由につながっているのです。

また、近年のインバウンド需要の回復も影響を与えています。コロナ禍を経て訪日外国人観光客が大幅に増えたことにより、日本国内における品薄状態に拍車をかけていると考えられます。限られた在庫を、国内の顧客と海外からの旅行客が分け合う形になっているのです。

6-2.リンディは特別制限対象商品

リンディは、エルメスが設けた特別制限対象商品のひとつです。特別制限対象商品にはピコタンやボリード、エヴリンなどがあり、年間(1月~12月)おひとり様いずれか合わせて2点まで購入可能、などの決まりが設けられています。これは、転売目的の購入の防止や一部の顧客に偏りがでないようにするために設けられた制度だと考えられます。

人気のエルメスバッグは二次流通において高値で取引される傾向にあるため、転売目的での購入が後を絶ちません。これもリンディが買えない理由となっています。

特にリンディミニはプレミア化しており、中古市場において、定番カラーの新品未使用品は定価以上で取引されていることも珍しくありません。こういった現状は、リンディは買えないバッグであることを表していると言えるでしょう。

6-3.リンディを購入する方法

なかなか買えないバッグと言われているリンディを購入するにはいくつかの方法があります。

直営店での購入

正規品、そして定価で入手する方法として最も確実な方法です。しかし、前述した通り在庫があることは稀であり、長い間エルパトを続けても購入できないことは珍しくない状況です。根気強さはもちろん、タイミングや運に大きく左右されることが特徴です。

公式オンラインストアの利用

エルメスの公式オンラインストアでは、リンディが稀に販売されることがあります。オンラインストアは実際に店舗に足を運ぶ手間はありませんが、直営店より競争率が高いのが現状です。エルパトと似た形で、定期的にオンラインストアを訪れ、チェックが必要です。事前の個人情報登録をしておくことも、スムーズに購入できるポイントとなります。

中古市場を検討する

正規店での購入において難易度が高いと感じる方や、すぐに手に入れたいと思う方におすすめなのが中古市場の検討です。エルメスの高品質な製品は長く使えるため、中古市場でも状態の良い商品が見つかることがあります。ただし、定価よりも高い価格で取引されていることが多いので注意が必要です。また、真贋鑑定がしっかりしている店舗を選びましょう。

海外店舗での購入

エルメスは世界中に店舗があり、特に製造拠点をおくヨーロッパでは日本に比べて在庫が充実している傾向にあります。そのため、日本に比べてリンディの購入のハードルが低くなる場合があります。ただし、海外の店舗では日本と違ったルールを設けている国もあり、予約が必要な場合もあるため事前確認が必要です。

6-4.リンディを買えた人の購入方法

リンディを購入できたという体験談は、しばしばSNSなどで見受けられます。ここでは、買えないリンディをどのような状況で入手したのかご紹介します。

ついでに直営店に立ち寄ったケース

買い物帰りや外出ついでに、エルメスの直営店に立ち寄り、運よくリンディの在庫があり購入に至ったパターンがあります。エルパト目的で外出していたわけではなかった、というケースです。これは、いつもリンディを気にかけていたことや、よいタイミングに恵まれたことが大きいと言えます。

公式オンラインストアで購入できたケース

難易度が高いとされる公式オンラインストアで購入できた人もいます。競争率が高いため半ば諦めていたものの、幸運にも購入手続きを完了し、購入完了画面(通称「メルシー!」画面)にまで至ったパターンです。事前登録を済ませ、細かくストアをチェックしていたことが購入につながったと言えます。

上記の購入に至ったケースは、大きな注目を集めています。このような情報が注目されることは、リンディの入手困難な状況を表しています。

7.リンディの人気色

出典:Hermès

リンディは、時代を超えて愛される定番色から、シーズンごとに登場する新色まで、豊富なバリエーションが展開されています。ここでは、特に人気の高いカラーを解説しますので、色選びの参考にしてみてください。

7-1.ブラック

どんなファッションスタイルにも自然に溶け込み、コーディネートの邪魔をすることのない万能カラーです。エルメスのブラックは色味が深いのが特徴となっており、独特なブラックを堪能できます。汚れが目立ちにくいという実用的なメリットもあり、初めてのエルメスバッグとしても、長く愛用するパートナーとしても最適です。

7-2.グレージュ系

グレージュ系の代表格と言えるのがエトゥープです。グレーとベージュが絶妙に混ざり合った、温かみのあるニュアンスカラーで、上品でありながらもどこか柔らかで親しみやすい雰囲気を持ち合わせています。どんな色の洋服とも相性が良く、コーディネートに悩む時間を減らしてくれるでしょう。

エトゥープ以外にも、よりクールな印象のグレーに近いエタンや、黄味がかったベージュ寄りのトレンチなども、洗練されたグレージュカラーとして人気があります。

7-3.ブラウン系

温かみと、やわらかい雰囲気を演出するならブラウン系も非常に魅力的です。特に人気が高いのが、キャメルに近い明るく華やかなブラウンカラーであるゴールドです。エルメスらしいクラシックな雰囲気と、カジュアルな装いにもマッチする親しみやすさを兼ね備えています。

7-4.ピンク系

女性らしい華やかさや、コーディネートに彩りを加えたいならピンク系は見逃せません。ローズアザレのような、はっと目を引く鮮やかで可愛らしいピンクは、コーディネートの主役になるほどの存在感を放ちます。もう少し優しい、柔らかな雰囲気がお好みなら、桜の花びらを思わせるローズサクラがおすすめです。

7-5.ブルー系

クールで洗練された印象を与えるならブルー系も素敵な選択肢です。ブルーニュイは、夜空のような深みのあるネイビーブルーで、ブラックに近い感覚でシックに使え、ビジネスシーンにもよく合います。もう少しカジュアルで明るいブルーが好みであれば、長年愛されるデニムのような色合いのブルージーンや、近年登場した爽やかで澄んだ水色のブルーブリュムなども魅力的です。

7-6.ホワイト系

クリーンで上品、そしてどんな色とも相性の良いホワイト系も根強い人気があります。チョークのようなマットな質感が特徴のオフホワイトのクレや、クリームがかった柔らかなアイボリーのナタが代表的です。持つだけでコーディネート全体を明るく、軽やかに見せてくれる効果があり、清楚でエレガントな雰囲気を演出できます。

8.リンディを愛用する芸能人

リンディの持つ独特の魅力は、ファッションに敏感な多くの芸能人をも魅了しています。ここでは、リンディを愛用していることで知られる芸能人を3人ご紹介します。

8-1.飯豊まりえ

女優やモデルとして活躍する飯豊まりえさんは、2023年5月の「VOGUE JAPAN」でバッグの中身を紹介しており、その際リンディ30のブラックを愛用していました。ツイリーなどの装飾はつけず、レザーそのものの存在が際立つ使い方が特徴的です。バッグの中身には、メイク用品やタンブラー、タブレット、文庫本など多くの荷物が収納されており、リンディ30の収納力の高さがうかがえます。

8-2.篠田麻里子

モデルや女優として活躍する篠田麻里子さんもリンディの愛用者です。高身長の彼女はリンディを肩掛けし、カラーは落ち着いたホワイト系を選択されています。同系色でまとめたファッションは、洗練された印象を与えます。

8-3.安藤優子

アナウンサーの安藤優子さんは、自身のインスタグラムで落ち着いたグレージュ系のリンディを持ったスタイルをアップされています。全身ブラックコーディネートで、落ち着いたカラーのリンディとよく調和しています。

9.リンディと他のバッグを比較!どちらの使い勝手がいい?

出典:Hermès

エルメスのコレクションには、リンディ以外にも数々の魅力的でアイコニックなバッグが存在します。リンディに心を惹かれつつも、他のバッグと比べて、どのような使い勝手の違いがあるのか気になる方も多いのではないでしょうか。ここでは、エルメスの人気バッグとリンディの使い勝手や特徴を比較し、それぞれどのような方におすすめなのか解説します。

9-1.リンディとピコタンロック

コロンとした愛らしいバケツ型フォルムが特徴のピコタンロックの魅力は、その荷物の出し入れの手軽さにあります。開口部が大きく開き、内部に仕切りもないため、荷物を気楽に入れることができます。デザインも極めてシンプルで、日常のちょっとしたお出かけに、気負わずリラックスした雰囲気で持ちたい方に特に人気です。

一方、リンディはピコタンロックに比べると、ファスナーと回転金具(そして必要であればクロア)で開口部をしっかりと閉じることができる点が大きな違いです。また、リンディにはショルダーストラップが付いているため、肩掛けや斜め掛け(リンディミニ)が可能であり、持ち方のバリエーションが豊富です。両手を自由に使いたいシーンが多い方にとっては、リンディの方が便利に感じるでしょう。

デザイン面においても、ピコタンロックの持つカジュアルさに対して、リンディはもう少しきちんと感があり、より幅広いシーンに対応しやすいと言えます。したがって、収納の手軽さやラフな雰囲気を最優先するならピコタンロック、持ち方の多様性や安全性、そしてデザインの汎用性を重視するならリンディ、という選択が考えられます。

9-2.リンディとコンスタンス

大きな「H」のバックルがブランドの象徴として輝くショルダーバッグのコンスタンスは、かっちりとしたスクエア型のフォルムが特徴です。エレガントな印象を与えるため、パーティーシーンやフォーマルな場にもよく映え、格調高い雰囲気をまとっています。

これに対してリンディは、コンスタンスよりも柔らかなフォルムを持ち、よりカジュアルでリラックスした雰囲気と言えます。使い勝手の面では、リンディの方がマチが広く設計されており、開口部も大きく開くため、収納力や荷物の出し入れのしやすさにおいては軍配が上がるでしょう。

フォーマルな場面での華やかさや、エルメスを象徴するデザイン性を強く求めるならコンスタンス、日常的な使いやすさや収納力、そして持ち方の多様性を重視するならリンディ、という使い分けができそうです。

9-3.リンディとバーキン

世界中の女性の憧れとも言えるバーキンは、その圧倒的な存在感とステータス性、そして見た目以上の高い収納力を持つバッグです。ビジネスシーンにも対応できるかっちりとしたフォルムと、用途に合わせて選べる豊富なサイズ展開も魅力です。

バーキンが「ザ・エルメス」という印象を与えるのに対し、リンディは、エルメスらしい品格は確かに保ちつつも、ブランドの主張はバーキンほど前面に出ておらず、より軽やかな印象です。また、一般的にリンディの方がバーキンよりも軽量であるとされる点も、日常的に持ち歩く上ではメリットと感じる人が多いでしょう。

価格帯や入手難易度に関しても、一般的にはバーキンの方がリンディよりも高額であり、入手もより困難である傾向にあります。ステータス性や存在感を求めるならバーキン、軽量で高い機能性を求めるならリンディ、という見方ができるかもしれません。

10.【まとめ】リンディは使い勝手抜群だけど入手困難な人気バッグ

ここまでエルメスのリンディの使い勝手について詳しく解説してきました。リンディは一見すると「使いにくそう」と思われがちな特徴も、実際には高い機能性を備えており、日常使いの利便性を高める工夫がつまっているバッグであることがお分かりいただけたかと思います。

リンディは2wayで持てることによる利便性、さまざまなシーンに対応できる汎用性、そして個性的なアレンジを楽しめるデザイン性を兼ね備えています。また、エルメスのバッグの中では比較的新しいモデルながら、すでに「買えないバッグ」として知られるほどの人気を誇っている事実は、それだけ多くの人々を惹きつけてやまない魅力があることの何よりの証拠と言えるでしょう。

この記事が、あなたのリンディに対する理解を深め、後悔のないバッグ選びをするための一助となれば幸いです。

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