2026年2月27日
【エルメス】ケープコッドとは?時計選びのポイントや人気モデルをご紹介!
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エルメス(HERMÈS)のケープコッドは、名デザイナーと称されたアンリ・ドリニーによって製作されました。1991年の誕生から現在まで、メゾンを象徴する人気の腕時計となったケープコッド。進化するケープコッドは様々なシーンに合わせやすいことが最大の魅力です。
今回はエルメスのケープコッドについて解説してまいります。
〇エルメスのケープコッドに興味がある
〇選び方が知りたい
〇着用している芸能人が知りたい
このような方に向けて解説していくので最後まで読んでみてください。
目次
1.あらためて知りたい!ケープコッドとは?

スクエア型で、くせのないシンプルデザインが人気のケープコッド。これほどまでに大人の男女から愛される理由はどこにあるのでしょうか。ここではケープコッドの魅力について解説していきます。
1-1.エルメスを象徴する人気時計
エルメスの時計にはケープコッドを含む、さまざまな種類のものがすでに存在しています。たとえば、頭文字「H」をかたどったHウォッチや、馬の馬蹄をモチーフとしたギャロップ・ドゥ・エルメスなどがその代表格といえるでしょう。これらはエルメスを語るうえで欠かせないモチーフの数々です。
そんな人気モチーフの一つとして、シェーヌ・ダンクルもまた象徴的な存在の一つにあげられます。船の錨についたチェーンから着想を得たデザインは、シルバー素材のブレスレットとして発表されました。楕円形のセンターを真横に区切るチェーンをモチーフにしたボリュームたっぷりのブレスレットがメンズラインで爆発的な人気となったのです。
エルメスはケープコッドに、この人気モチーフを見事に落としこんでみせました。シンプルかつ洗練されたフォルムはフェイスの横に肌をのぞき見せることで余白の美を表現しています。また、伸びやかなラインと直線的なフェイスのコントラストが秀逸なデザインだと思います。
1-2.伝統的モチーフの系譜
1938年に登場したシェーヌ・ダンクルはエルメスの伝統的なモチーフとして広く知られています。その系譜となるケープコッドは、発表から35年となった今でも市場で根強い支持を集める時計です。フォーマルやプライベートといった、あらゆるシーンに使いやすいのがケープコッドの最大の魅力といえるでしょう。シェーヌダンクルがそうであるように性別・年代を超えて使えますから、家族間でシェアしたり、パートナーとお揃いにしたりして楽しめます。
幅広いニーズにあわせたフェイスサイズのバリエーションが豊富で、定番人気のシルバーはもちろんのこと、ステンレスやマザーオブパールといった素材にもエルメスならではのこだわりが感じられます。また、特筆すべきなのが文字盤の8です。よく見てみるとシェーヌ・ダンクルの一コマを採用しているのが分かります。大人の遊び心がたっぷり詰めこまれていて、使っている人だけの密かな楽しみとなるでしょう。
1-3.多彩なベルトアレンジ
ケープコッドはベルトアレンジが堪能できる時計の一つです。ベルトの裏面にあるピンを外すと簡単にベルトがフェイスから着脱できる仕様で、自分で好みのベルトに付け替えができます。エルメスではカラーはもちろん、素材やステッチ糸の色にいたるまで、さまざまなこだわりのベルトを販売しています。気分やファッションにあわせて、まるで着替えるようにベルトのアレンジが叶います。じつはケープコッドを広く世に知らしめたのも、このベルトがあったからだといわれているのをご存知でしょうか。1998年、当時のクリエイティブデザイナーをつとめたマルタン・マルジェラが手がけた二重巻きスタイル(ドゥブルトゥール)が、ケープコッドを大ヒットに導きました。
エルメスの真骨頂であるレザーをふんだんに使ったスタイルが、手元を華奢に見せてくれるだけでなく、マニッシュな印象のアクセント効果をもたらしてくれます。絶妙なバランスを世におくりだしたマルジェラ氏の功績は、今でもエルメスの歴史の一ページとなって私たちを魅了してやみません。
2.HERMÈS「ケープコッド」の歴史とは?

ここからはケープコッドの誕生から現在まで、その歴史について解説してまいります。
2-1.エレガンスを添えて:名デザイナーの足跡
ケープコッドの生みの親であるアンリ・リドニーは、祖父の時代からエルメスの馬具を愛用していました。狩猟を愛する祖父と幼少期を過ごすうちに上質なモノへの審美眼が鍛えられたのでしょう。成人した彼が選んだのはパリのエルメス本店で50年以上の時間をデザイナーとして過ごすことでした。
1960年に発表されたカレの《モール・エ・グルメット》や、ユニークな絵柄のネクタイといったアイテムは彼の真骨頂とされるアイテムたちです。軽やかなタッチで描かれた遊び心あふれるデザインが大人気となりました。そうした独自のセンスをシルク製品のみならず、時計という分野でも存分に発揮していくようになります。それはケープコッドをはじめ、アルソーやセリエといったエルメスならではの時計にも色濃く反映されています。
2-2.進化の加速:マルジェラ期
エルメスを独立後、独自ブランドを大成功させたマルタン・マルジェラ氏。エッジの効いた独特のセンスが若年層を中心に支持されていて、現在もエルメスで当時のデザインが人気となっています。なかでも、マルジェラ期のシェーヌ・ダンクルブレスレットは圧倒的な人気を誇り、ヴィンテージ市場を席巻しているのが現状です。
1997年から2003年という短い期間ながら、彼がエルメスに与えたインパクトは絶大なものでした。特に、ケープコッドで象徴的なデザインとなった二重巻きスタイルを生みだした功績は特筆すべきでしょう。ケープコッドが広く知られるようになったのも、このデザインがきっかけとされています。彗星のごとく駆けぬけた彼がケープコッドを飛躍的に進化させました。そして0→1を成しえた名デザイナー、アンリ・リドニー。時代を超越するケープコッドは二人の名デザイナーの存在なくして実現できなかったと思います。
3.ケープコッドを選ぶときのポイント①:フェイスサイズ

ここからはケープコッドの選び方について解説してまいります。まずは好みのフェイスサイズから選ぶときのポイントをまとめてみました。現在、ケープコッドのフェイスは3つのサイズで展開しています。
| エルメス表記サイズ | ケースの長さ | ケースの幅 |
| PM | 31㎜ | 23㎜ |
| MM | 37㎜ | 29㎜ |
| GM | 41㎜ | 33㎜ |
3-1.レディースなら→PM(31㎜)
ケープコッドで最小となるのが高さ31㎜×幅23㎜のPMサイズです。華奢なフェイスが女性の腕にも合わせやすく、コンパクトでありながら時刻を確認しやすいサイズ感になっています。ベルトを二重巻きタイプにしたときに袖口との接触が少ないので季節を問わず使えると思います。
エルメスでも女性を意識したサイズになっているため、ダイヤモンドをケースサイドにあしらったり、ピンクサファイヤを散りばめたりするフェミニンなデザインが揃うラインナップです。ベルトの色や素材次第で、あらゆるイメージに対応できるのがPMサイズの特徴になっています。
3-2.男女とも着用可→MM(37㎜)
高さ37㎜×29㎜でジェンダーレスに使えるのがMMサイズです。秋冬シーズンに長袖のニットの上からケープコッドを着けたいときに、このくらいのボリュームがあるとバランスよく決まると思います。また、エキゾチックレザーをベルトの素材に選択した場合、素材の迫力に負けないサイズ感としてもおすすめできるでしょう。着用する人の体格によっては腕幅のほとんどを覆うタイプなので、二重巻きタイプ以外からベルトを選択するといいと思います。マニッシュなテイストを探している方にぴったりのサイズです。
一方、男性にも合わせやすいサイズなので、文字盤にセンターフレームと水平ラインがほどこされたモデルを選ぶとスタイリッシュな印象が演出できます。ルミエールホワイトの文字盤は時刻の視認性が高く、ビジネスシーンにも最適。ベルトにはシンプルな黒のヴォーエプソンを選ぶと重宝する一本になるでしょう。
3-3.メンズおすすめ→GM(41㎜)
ケープコッドのGMサイズは高さが41㎜×幅33㎜です。女性で170㎝以上ある高身長の方にはバランスが取りやすいサイズ感だと思います。メンズと共有できるので、パートナーとシェアするのもいいでしょう。おもにシルバーオパーリン製文字盤が採用されていて、ケープコッドのすっきりとしたスクエア型が映える仕様になっています。ワイルドにしたいときはアリゲーターなどのエキゾチックレザーをベルトに選択するのがおすすめです。また、都会的に仕上げたいときは凹凸の少ないヴォースイフトや、深い艶めきが印象的なヴォーバレニアも選択肢として有りだと思います。ベルトのステッチに白い糸を採用したベルトは、スポーティーでありながらも大人のエレガンスが感じられるモデルです。
4.ケープコッドを選ぶときのポイント②:ベルト

つぎにケープコッドの最大の魅力であるベルトの選び方について解説してまいります。
4-1.二重巻き・二重巻き以外の選択
まずはケープコッドの代名詞となっている二重巻き(ドゥブルトゥール)にするか、それ以外にするか選択しておく必要があります。ケープコッドは、どちらを選んでもベルトのバリエーションが豊富なので、最初に決めるべき最優先事項だといえるでしょう。
エルメスならではのレザーベルトを時計と組み合わせて使える二重巻きは、ブレスレットとしての要素を兼ね備えていて、手元を印象的に見せてくれるのが魅力です。そのぶん、カラーや素材によってややカジュアルな印象に見えることがあります。ビジネスシーンを着用のメインとする場合に留意しておくといいポイントだと思います。おすすめなのがプライベートシーンに二重巻きベルトをつけて、オフィシャルシーンではベーシックなものに付け替えるという選択です。ケープコッドはベルトの付け替えが簡単におこなえるのも特徴になっていて、複数のベルトをその日の気分やシーンにあわせて選ぶことができます。はじめから時計と一緒に複数のベルトを揃えておいても◎
4-2.素材
エルメスが誇る素材といえば、やはりレザーが筆頭に挙げられるでしょう。生後間もない雄仔牛を原皮としたヴォー・エプソンやヴォー・ヴァレニアといった、こだわりの最高級レザーはエルメスならではのベルト素材です。また、エキゾチックレザーを採用したものは特徴的なテクスチャーはもちろんのこと、柔らかな肌あたりを手首に感じられるのが魅力だと思います。
さらに経年によって艶が増したり、柔らかい質感へ変化したりするエイジングが楽しめます。手で触ることが多いアイテムだからこそ、こうした経年変化を楽しんでみてください。レザーは寒い季節の手元でも温かみを感じさせてくれる素材です。そのため、秋冬シーズンにはレザーがおすすめだと思います。
ケープコッドのベルト素材にはステンレスをはじめ、ステンレス×イエローゴールドのコンビネーションやピンクゴールドといった金属製のものも充実しています。汗ばむ季節やビジネスシーンに快適に着用できるケープコッドを探している方にはおすすめのベルトです。
4-3.カラー
ケープコッドのベルトで人気なのがブラックやゴールドといった定番カラーです。近年は、この定番カラーに新たにエトゥープが加わりました。ブラックは同色のステッチ糸を採用してノーブルな印象に仕上げているのが特徴になっています。一方のゴールドやエトゥープには白いステッチ糸を採用して軽快な印象にまとめていて対照的だと思います。この3色はエルメスのバッグでも人気のあるカラーなので、迷っている方はこうした定番カラーから選ぶといいでしょう。
ケープコッドのベルトは豊富なカラーバリエーションが魅力ですから、お好みのカラーを選んでも後悔することはありません。ニュアンスカラーやパステルカラー、モノトーン系といった色味を自由に付け替えてケープコッドをカスタマイズしてみてはいかがでしょうか。
エルメスらしい鮮やかなオレンジカラーは日本人の肌にも映えるので、手元にアクセントを効かせてみるのもおすすめです。
5.HERMÈS「ケープコッド」人気レディースモデル3選☆
ここではケープコッドの人気レディースモデルを紹介していきます。3つのモデルのいずれも汎用性が高く、印象的な手元が演出できるのでおすすめです。
5-1.ケープコッドPM エトゥープ

「これぞケープコッド」とされる象徴的なドゥブルトゥールのエトゥープカラーは、シーンを問わず使えるスタイリッシュな逸品です。PMサイズのコンパクトなフェイスなので、二重巻きベルトの幅が手元にさり気ないインパクトを添えてくれます。長袖の袖口であっても収まりがいいボリューム感はジャケットとのバランスが良く、ビジネスシーンにも最適な選択肢となるでしょう。ニュアンスカラーのエトゥープに白いステッチ糸が軽やかに映える仕様になっています。
長袖の季節はもちろんのこと、肌を露出する春夏シーズンにはブレスレット感覚でコーディネートできて、このモデルの魅力が堪能できると思います。汎用性や時刻の視認性、どれをとっても大人の女性に使いやすいモデルとしておすすめします。また、ファーストエルメスとしても後悔のない買い物となるでしょう。2026年2月現在の定価は525,800円(税込)です。
5-2.ケープコッドPM フランボワーズ

こちらは華やかなフランボワーズカラーにアリゲーター・リスというワイルドな素材を採用した個性的なケープコッドです。しっかりとした鱗模様のアリゲーター・リスに、リセ仕上げ(ワニ革にツヤを与える特殊加工)で艶めきをたたえたルックスがラグジュアリーな雰囲気を醸しだしています。フェイスには花吹雪のようにダイヤモンドとピンクサファイヤが散りばめられていて、まるで絵画のような景色に見ているだけでうっとりしてしまいます。
鮮やかなインパクトカラーなので、バッグやお財布といったアイテムで色を揃えたり、素材をリンクさせたりしてコーディネートすると一体感がでてお洒落に決まると思います。またはモノトーンコーデに一点投入してアクセント使いするのもおすすめです。大人の余裕を感じさせるモデルなので、人とはかぶらないものをお探しの方はいかがでしょうか。2026年2月現在の定価は910,800円(税込)です。
5-3.ケープコッドMM べトン

こちらは都会的な印象のケープコッドで文字盤を水平に走るストレートラインが目を惹きます。中央に直線的なフレームボックスを配したデザインが、縦に37㎜あるMMサイズに柔らかな陰影を与えています。クールで洗練されたデザインにアリゲーター・マットの質感が相まって、ジェンダーレスに使える逸品に仕上がっています。ベルトには、やや黄色味をおびたホワイト系のべトンが採用されているので尖った印象にはなっていません。エルメスらしい絶妙なバランスと美意識が再現された逸品といえるでしょう。ビジネスシーンはもちろん、ゴルフなどのスポーツシーンにも最適です。ステンレス製のベルトに付け替えると冠婚葬祭といった幅広いシーンにも対応できる万能モデルだと思います。2026年2月現在の定価は654,500円(税込)です。
6.HERMÈS「ケープコッド」を愛用する芸能人・著名人とは?
ここではケープコッドを愛用している芸能人・著名人について解説してまいります。コーディネートするときの参考になるので読んでみてください。
6-1.長澤まさみ
新年早々、映画監督の福永壮志氏と結婚を発表した俳優の長澤まさみさん。10代から俳優としてキャリアを築きあげ、大ヒット映画「世界の中心で、愛をさけぶ」の演技で最優秀助演女優賞の栄冠を獲得しました。その後もテレビやドラマで活躍する彼女のコケティッシュな魅力は年齢を重ねるごとに輝きを増すばかりです。なんといっても親しみやすく明るい笑顔と、すらりとした脚線美が魅力的だと思います。
彼女がドラマ「エルピス」で着用したエルメスのケープコッドは、PMサイズのシンプルな佇まいのエトゥープカラーでした。このドラマは報道関係者の苦悩や矛盾といったテーマを扱いながら、ある事件の深淵に近づいていきます。そんな彼女のファッションを働く女性のリアルクローズとして参考にしていた視聴者も多かったでしょう。ケープコッドは、どのシーンの装いにも大人の品格を添えています。
6-2.相内優香
テレビ東京アナウンサーの相内優香さん。ビジネス系ニュース番組の司会などをつとめ、現在は第一子を出産して育児に励んでいます。アナウンサーとして時間とシビアに向き合ってきた彼女が愛用しているのがケープコッドのドゥブルトゥールです。カラーはエトゥープをチョイスしています。ケープコッドのなかで最も汎用性が高く、エルメスらしいレザーベルトが楽しめるモデルなので賢明な選択だと思います。特に、ジャケットを着用することが多い方はドゥブルトゥールが袖口に当たるのでは?という不安から解放されるでしょう。
6-3.クロエ・グレース・モレッツ
アメリカ出身の俳優として活躍をつづけるクロエ・グレース・モレッツさん。2010年、出演した映画「キック・アス」でブレイクしたとき、彼女はまだ10代でした。さまざまな映画やドラマで個性的な演技が話題となるため、日本での知名度もかなり高いのではないでしょうか。憂いをおびた表情と演技力の素晴らしさは唯一無二の存在だといえます。
そんな彼女が愛用しているのがケープコッドのPMサイズ、ドゥブルトゥールモデルです。カラーはエルメスオレンジで華やかな手元を演出しています。
7.【まとめ】HERMÈSケープコッドは働く女性の最適解ウォッチ!
今回はエルメスのケープコッドを解説してまいりました。伝統的なモチーフの系譜でありながら、常に進化できたのは層の厚いエルメスのデザイナーたちの尽力あればこそでしょう。
アイコニックなデザインと革新的なドゥブルトゥールで魅せるケープコッド。
・文字盤の視認性の良さ
・ベルトチェンジで好みのカスタマイズが可能
・幅広いシーンに使える汎用性の高さ
ケープコッドは大人女性がビジネスシーンに着用するのにふさわしい時計の最適解です。
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