2026年4月24日
【2026年最新版】エルメス新作時計まとめ|Watches & Wonders Geneva 2026
時計

2026年4月に『WATCHES & WONDERS GENEVA 2026/ウォッチズアンドワンダーズ』が待望の開催。オーデマピゲの出展復帰をはじめ、新たに10ブランドが加わり、史上最多の全66ブランドが参加し注目を集めています。
根強い人気を誇るエルメスの新作発表を切望していた方も多いのではないでしょうか??
この記事では、今回のウォッチズアンドワンダーズで発表されたエルメスの新作を一挙紹介。わかりやすくまとめていますのでぜひ最後までご覧ください。
目次
1.エルメス2026年新作時計まとめ
バーキンやケリーなど、バッグのハイブランドとして広く知られるエルメスですが、時計の世界では「ファッションブランドの中でもトップクラスの完成度を持つ存在」として認知されています。
時計専門ブランドとは異なる立ち位置でありながら、デザイン性の高さやレザーストラップの品質が評価され、ファッション性を重視する層から強い支持を集めています。
2026年4月に開催されたウォッチズ&ワンダーズでは、人気シリーズである「エルメス H08」にスケルトン仕様の新作モデルが発表され、また、ミニッツリピーターを搭載した「アルソー サマルカンド」も登場しました。
エルメスが本格的な高級時計づくりへ踏み込む姿勢を鮮明に示す発表になったと言っても過言ではありません。
それでは早速、2026年エルメスの新作時計を一つひとつ見ていきましょう。
【新作時計①】エルメスHO8 スケルトン

出典:エルメス
| 定価 | ¥3,465,000 |
| ケース径 | 縦42×横39mm |
| 本体素材 | チタン |
| ブレスレット | ラバー |
| ムーブメント | Cal.H1978S |
| パワーリザーブ | 約60時間 |
エルメスのメンズウォッチコレクション「H08」に、スケルトン仕様のチタンモデルが新たに加わりました。
2021年のデビュー以来、H08はモダンでスポーティーな世界観を築いてきましたが、今回の新作はそのデザインコードをより立体的かつ軽快に進化させたモデルとなっています。
ポリッシュとマットを巧みに磨き分けたケースワークや、力強さと繊細さを併せ持つ造形は、エルメスが描く“男性のためのエレガンス”を鮮明に示しています。コレクション初期にはグラフェン複合素材などの先端素材が主役でしたが、近年はチタンモデルを中心にバリエーションが広がっています。
今回発表されたスケルトンモデルは、マットなDLCコーティングとサテン仕上げを施したチタンケースに、オープンワーク仕様のチタン製ムーブメント Cal.H1978 S を搭載した、非常に軽量な構成が特徴です。
糸を編み込んだように交差するブリッジがムーブメントの表情を形づくり、その隙間から輪列が噛み合いながら時を刻む様子をご覧いただけます。また、ラバーストラップにも“編み込み”を思わせるテクスチャーが施され、デザイン全体に統一感が生まれています。
【新作時計②】スリム ドゥ エルメス スケレット リュンヌ

出典:エルメス
| 定価 | ¥5,852,000 |
| ケース径 | 39.5mm |
| 本体素材 | Pt |
| ブレスレット | アリゲータレザー |
| ムーブメント | Cal.H1953 |
| パワーリザーブ | 約48時間 |
エルメスのエレガントなスケルトンムーンフェイズに、新たな表情を与える2つのバリエーションが加わりました。
「スリム ドゥ エルメス スケレット リュンヌ」は2021年の登場以来、独自の美意識を宿したスケルトンデザインとムーンフェイズを組み合わせたモデルとして進化を続けています。
搭載する自動巻きムーブメント Cal.H1953 は、大胆なスケルトナイズと6時位置のダブルムーンフェイズが特徴で、外周のサンレイ仕上げや、マット・ポリッシュ・ペルラージュを組み合わせた多彩な表情が魅力となっています。
今回発表された新作は2種類。ひとつは、プラチナケースにブルーアビスで彩られた Cal.H1953 を組み合わせた Ref.W408068WW00。もうひとつは、従来モデルと同じチタンケースに、グレーやシルバーの落ち着いたトーンでまとめたムーブメントを搭載する Ref.W408309WW00 。
それぞれが異なる個性を持ちながら、スケレット リュンヌならではの洗練された世界観をさらに広げています。
【新作時計③】アルソー ミニッツリピーター サマルカンド

出典:エルメス
| 定価 | ¥48,543,000 |
| ケース径 | 38mm |
| 本体素材 | 18KWG |
| ブレスレット | アリゲータレザー |
| ムーブメント | Cal.H1927 |
| パワーリザーブ | 約48時間 |
エルメスが長年育んできた「アルソー」コレクションに、複雑機構を備えた新作時計が加わりました。それが、ミニッツリピーターを搭載した「アルソー サマルカンド」です。
1978年にアンリ・ドリニーが生み出した、馬具の「あぶみ」から着想を得た上下非対称のラグを受け継ぎながら、エルメスらしい優雅さと遊び心を現代的に昇華させたモデルとなっています。
今回の「サマルカンド」では、12時から4時位置にかけて大胆なオープンワークを施し、エルメスの歴史と深く結びつく“馬”の頭部を象ったデザインを取り入れています。ブルーのネジが目の位置を示し、レバーやブリッジの造形も馬の筋肉やたてがみ、あるいは馬具を思わせる配置となっており、細部にまで物語性が宿っています。
9時位置にはミニッツリピーターの操作レバーを備え、オープンワーク越しに打鐘機構がリズムよく動く様子をご覧いただけます。
ラインナップは、18Kホワイトゴールドケースにブルー文字盤を組み合わせたモデルをはじめ、同じくホワイトゴールドケースにホワイト文字盤とダイヤモンドベゼルを合わせた華やかな仕様、さらに18Kピンクゴールドケースにホワイト文字盤とダイヤモンドベゼルを配したモデルの3種類が揃います。
それぞれが異なる表情を持ちながら、アルソーならではの優雅なフォルムとミニッツリピーターの機構美を存分に楽しめる仕上がりです。
【新作時計④】スリム ドゥ ポケット ROAAAAAR!

出典:エルメス
| 定価 | ‐ |
| ケース径 | 45mm |
| 本体素材 | 18KWG |
| ブレスレット | アリゲータレザー |
| ムーブメント | Cal.H1950 |
| パワーリザーブ | 約48時間 |
エルメスが手がける懐中時計の世界に、圧倒的な存在感を放つアートピースが加わりました。
「スリム ドゥ エルメス ポケット ROAAAAAR!」は、咆哮するライオンをウッドマルケトリで描き、その奥にエナメル文字盤をのぞかせる独創的なデザインが特徴です。
“ROAAAAAR!”という名のとおり、サバンナから飛び出してきたかのような生命力あふれる表情が表現されています。
このライオンの原画を手がけたのは、イギリス人アーティストのアリス・シャーリー。もともとはエルメスのシルクスカーフのために描かれた作品で、その力強いタッチをウッドマルケトリで再構築しています。
アマランス、バール、ブビンガ、チューリップウッド、メープルなど、木材ごとに異なる自然の色味を“絵の具”のように選び取り、細かなパーツを削り出して組み合わせることで、原画のニュアンスを忠実に再現しています。まるでジグソーパズルを組み上げるように、ひとつひとつの木片がライオンの姿を形づくっています。
背景となる文字盤には、ヴェールシプレ(グリーン)とブルーサフィールのグランフー・エナメルを採用し、ヘリンボーンパターンを描いています。
生き生きとしたライオンの表情とは対照的に、幾何学的で静謐な美しさを湛えたデザインとなっており、両者のコントラストが作品全体の魅力を一層引き立てています。
2.まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はエルメスの2026年新作時計を紹介させていただきました。
今年のエルメスの新作時計は、既存コレクションの美意識をさらに深めつつ、技巧と素材表現を一段引き上げた“進化形”という印象を与えるラインナップでした。
過去作が持つ詩的なデザイン性に、今年はスケルトン、ミニッツリピーター、七宝、ウッドマルケトリなどの高度なクラフツマンシップがより強く結びつき、エルメスらしいアート性と機構美が一層際立った年だったと言えます。
皆さんにとって参考となっていれば幸いです。
