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2025年2月28日

グランドセイコーは後悔する?やめとけと言われるのはナゼ?真相を解説。

「グランドセイコーを買って後悔するかも…」「やめとけって聞いたけど本当?」そんな疑問を持っている人も多いのではないだろうか。

グランドセイコーは、日本が誇る高級時計ブランドのひとつ。しかし、一部では「貧乏くさい」「買ってはいけない」といったネガティブな意見も囁かれる。実際のところ、グランドセイコーを買った人は本当に後悔しているのか?それとも満足しているのか?

この記事では、グランドセイコーを「買って後悔しない理由」をはじめ、おすすめモデルや後悔しない選び方などを徹底解説。さらに、よくある質問にも答えていく。少しでもグランドセイコーに興味を持っているならぜひ読んで欲しい。

目次

1.グランドセイコーは買っても後悔しない。5つの理由

出典:Grand Seiko

「グランドセイコー、買って後悔するか…?」そんなふうに迷っているなら、ちょっと待ってほしい。ロレックスやオメガと比べると、派手さはないし、知名度もそこまで高くない。でも、実際に手に取った人は、むしろ「もっと早く買えばよかった」と思うことが多い。

グランドセイコーは、世界中の時計好きに評価される、日本が誇る本格派ブランド。近年ではメジャーリーグで活躍中の大谷翔平選手が愛用していることで、テレビなどでも聞く機会が増えてきた。精度、デザイン、コスパ、どれをとっても満足度が高い。ではなぜ「買って後悔しない」と言えるのか。ここでは、その理由を5つのポイントに分けて解説していく。

1-1.世界に評価される日本の時計メーカー

グランドセイコーは、日本国内だけでなく世界中の時計ファンから高く評価されているブランドだ。スイスの名門ブランドがひしめく時計業界の中で、その技術力の高さが認められている。

特に「ジュネーブ・ウォッチ・グランプリ」では、何度も賞を受賞しており、これは世界のトップクラスの時計メーカーと肩を並べる証拠でもある。また、グランドセイコーはスイスの時計ブランドとは違い、設計から製造、組み立てまで全て自社で行う「マニュファクチュールブランド」なのも大きな強み。

さらに、グランドセイコー独自の「ザラツ研磨」によるケース仕上げや、針・インデックスの美しい作り込みは、実際に手に取るとその違いがよく分かる。「日本のブランドだから…」と侮るなかれ。グランドセイコーは、世界の時計業界でも確かな地位を築いているのだ。

1-2.シンプルで洗練されたデザイン

グランドセイコーのデザインは、シンプルなのに存在感がある。派手な装飾や過度な主張をせず、時計本来の美しさを追求しているのが特徴。この洗練されたデザインの背景には、ブランド独自の「セイコースタイル」がある。特に、1967年に誕生した「44GS」は、現在のグランドセイコーのデザイン基準を確立したモデルだ。光の反射を計算したケースフォルムや、シャープなインデックスの配置により、視認性と高級感を両立している。

さらに、グランドセイコーのデザインは流行に左右されにくい。クラシックなスタイルなので、スーツにもカジュアルにも馴染み、長く愛用できる。派手さはないかもしれないが、その分「飽きがこない時計」として、多くの愛用者に支持されている。

1-3.高級時計の中ではリーズナブル

「高級時計は欲しいけど、あまりにも高すぎるのはちょっと…」そんな人にとって、グランドセイコーはちょうどいい価格帯の高級時計と言える。

ロレックスやオメガと比較すると、グランドセイコーは同等の品質を持ちながら価格は控えめ。例えば、ロレックスのデイトジャストが100万円を超えるのに対し、グランドセイコーの機械式モデルは50〜80万円ほどで手に入る。もちろん、仕上げやムーブメントの性能は申し分ない。

さらに、日本ブランドということもあり、国内でのメンテナンスコストも抑えられるのが強み。海外ブランドだとオーバーホールに10万円以上かかることも珍しくないが、グランドセイコーなら比較的リーズナブルに維持できる。「一生モノの時計が欲しいけど、手が届かない」という人にとって、グランドセイコーは絶妙な選択肢と言えるだろう。

1-4.高性能ムーブメント搭載

グランドセイコーが世界的に評価される理由のひとつが、ムーブメントの性能の高さだ。機械式、クォーツ、そして独自の「スプリングドライブ」まで、どれを選んでも高い精度を誇る。

特に、グランドセイコーのクォーツムーブメントは、一般的なクォーツ時計とは一線を画す。通常のクォーツ時計の精度は月差±15秒程度だが、グランドセイコーの「9Fクォーツ」は年差±10秒という驚異的な精度を誇る。さらに、機械式では「9Sメカニカル」が、毎時36,000振動のハイビート仕様を採用し、精度と耐久性を両立。

そして、グランドセイコー最大の特徴とも言えるのがスプリングドライブ。機械式の動力とクォーツの精度を組み合わせた革新的なムーブメントで、針のスムーズな動きが美しい。どのムーブメントを選んでも、グランドセイコーの技術力の高さを実感できるだろう。

1-5.資産価値も見込める

「時計を買うなら資産価値も考えたい」そんな人にとっても、グランドセイコーは魅力的な選択肢になり得る。

確かに、ロレックスほどのリセールバリューはないかもしれない。しかし、近年グランドセイコーの人気は海外でも高まっており、一部の限定モデルは価格が高騰。特に、スプリングドライブ搭載のモデルや、「雪白ダイヤル」など特徴的なデザインのものは、中古市場でも安定した価値を維持している。

また、グランドセイコーは生産本数が限られているモデルが多いため、将来的に価値が上がる可能性もある。長く使い続けられるだけでなく、いざ手放すとなった時のことを考えても、グランドセイコーは十分選ぶ価値がある時計といえるだろう。

グランドセイコーは、世界的に評価される技術力と洗練されたデザインを持ちながら、他の高級時計ブランドと比べて手が届きやすい価格帯なのも魅力のひとつ。さらに、ムーブメントの性能や資産価値の面でも、長く愛用できる時計として申し分ない。もし「買って後悔しないか?」と悩んでいるなら、むしろその心配は不要かもしれない。次の章では、一部で囁かれる「買ってはいけない」「やめとけ」と言われる理由についても掘り下げていこう。

2.グランドセイコーが「買ってはいけない」「やめとけ」と言われるのはなぜ?

グランドセイコーに興味を持って調べていると、「買ってはいけない」や「やめとけ」なんて言葉を目にすることがあるかもしれない。実際にグランドセイコーを愛用している人からすれば、「そんなことはない」と言いたくなるが、そう言われる理由にはいくつかの共通点がある。

「高級時計なのにSEIKOのロゴが入っている」、「知名度が低く、時計に詳しくない人には伝わらない」といった声が挙がることもある。しかし、これらはグランドセイコーならではの特性とも言える部分。ここでは、なぜ「買ってはいけない」「やめとけ」と言われるのか、その理由を深掘りしていこう。

2-1.一部から囁かれる「貧乏説」

グランドセイコーを調べていると、まれに「貧乏くさい」や「安っぽい」なんて声を見かけることがある。だが、これはグランドセイコーの品質とは関係のない話だ。

このイメージの原因のひとつが、SEIKOの存在。SEIKOは幅広い価格帯の時計を展開しており、安価なモデルも多い。そのため、「セイコー=庶民的な時計ブランド」といった印象を持つ人が一部でいるのも事実。実際には、グランドセイコーと通常のSEIKOは別であり、品質や価格帯はまったく異なる。

また、ロレックスやオメガと比較すると、グランドセイコーは中古市場での価格変動が小さいため、資産価値を重視する人にとっては「値上がりしにくいブランド」と映ることも。とはいえ、時計の価値は資産性だけではなく、実際の品質や使いやすさを重視するなら、グランドセイコーは十分魅力的な選択肢といえる。

2-2.ラインナップが少なくて被りやすい

グランドセイコーは、他の高級時計ブランドと比べるとモデルのバリエーションが少なめ。そのため、「他人と被りやすい」と感じる人もいるかもしれない。

例えば、ロレックスならサブマリーナ、エクスプローラー、デイトナなど、多彩なシリーズが展開されている。一方、グランドセイコーは「ヘリテージ」「スポーツ」「エレガンス」といったカテゴリはあるものの、デザインの方向性は比較的シンプルで統一感がある。

ただ、その分どのモデルを選んでも「グランドセイコーらしさ」を感じられるのが魅力でもある。ケースサイズや文字盤の色などで個性を出せるため、「どのモデルを選んでも間違いがない」という安心感もある。唯一無二のデザインを求める人には物足りないかもしれないが、統一感のあるブランド哲学を重視するなら、むしろメリットではないだろうか。

2-3.知名度がロレックスやオメガに比べて低い

時計のステータス性を重視する人にとって、ブランドの知名度は気になるポイントのひとつ。グランドセイコーは時計愛好家の間では評価が高いものの、一般的な知名度ではロレックスやオメガには及ばない。

しかし、知名度が低いからといって、品質が劣るわけではない。むしろ、時計好きの間では「知る人ぞ知るブランド」として評価が高く、本当に時計が好きな人ほど、グランドセイコーの良さを理解している。ブランドの派手なステータス性を求めるなら物足りないかもしれないが、時計の本質的な魅力を求める人にはぴったりのブランドといえる。

2-4.SEIKOのイメージが強くて高級時計感がない

グランドセイコーを語るうえで、避けて通れないのが「SEIKOのイメージ」。ロゴにSEIKOの文字が入っていることで、「高級時計という感じがしない」と感じる人もいるようだ。

これは、SEIKOが幅広い価格帯で時計を展開していることが影響している。実際、SEIKOの中には1万円台のモデルもあり、それらと同じブランドと見なされることで「高級時計としての特別感が薄い」と感じる人もいるのかもしれない。

ただ、グランドセイコーは近年「SEIKO」単体のロゴを排除するモデルが増えている。これにより、ブランドとしての独立性が強調され、高級時計ブランドとしての地位を確立しつつある。実際に手に取れば、SEIKOのロゴがあるかどうかに関係なく、その仕上がりの美しさに驚くはず。

グランドセイコーが「買ってはいけない」「やめとけ」と言われる理由には、それなりの背景がある。しかし、これらの理由は単なる先入観やブランドイメージによるものが多く、時計そのものの品質とは関係がないことがほとんど。むしろ、グランドセイコーはシンプルなデザイン、高性能なムーブメント、手に届きやすい価格帯と、他の高級時計ブランドにはない魅力を持っている。

次の章では、「実際に買って後悔しないおすすめモデル」を紹介するので、どのモデルを選ぶべきか迷っている人は参考にしてみてほしい。

3.【種類別】グランドセイコーの絶対後悔しないおすすめモデル

グランドセイコーには、クォーツ・機械式・スプリングドライブといった複数のムーブメントがあり、それぞれに魅力がある。ただ、いざ購入を考えたとき、「どのモデルを選べばいいのか?」と迷う人も多いのではないだろうか。

ここでは、後悔しないおすすめモデルを種類別に厳選。グランドセイコーは一般的なものとは一線を画す性能を備えており、実用性を重視する人にとって理想的な選択肢になるはずだ。

3-1.【クォーツ】グランドセイコーのおすすめモデル

グランドセイコーのクォーツは、「クォーツの常識を超えたクォーツ」と言われるほど、高い精度と品質を誇る。一般的なクォーツ時計の精度が月差±15秒程度なのに対し、グランドセイコーの「9Fクォーツ」は年差±10秒という驚異的な精度を実現している。

それでは、数あるクォーツモデルの中でも、特におすすめの3本を見ていこう。

3-1-1.グランドセイコー ヘリテージコレクション SBGX355

出典:Grand Seiko

シンプルでありながら洗練されたデザインが魅力の「SBGX355」。ケースサイズは37mmと程よい大きさで、腕なじみが良いのが特徴だ。

このモデルには、グランドセイコー独自の9F61クォーツムーブメントが搭載されており、年差±10秒という高精度を誇る。また、防水性能は100mあり、日常使いからスーツスタイルまで幅広く対応できる万能な一本。

無駄を削ぎ落とした洗練されたデザインと、グランドセイコーらしい上質な仕上げが魅力のモデルなので、「最初の1本」としても安心して選ばれることも多いだろう。

3-1-2.グランドセイコー ヘリテージコレクション SBGP011

出典:Grand Seiko

SBGP011は、グランドセイコーのクォーツモデルの中でも特に視認性と実用性に優れた1本。

ケースサイズは40mmとやや大きめで、スーツスタイルにも合わせやすい絶妙なバランス。さらに、通常の9Fクォーツに時針単独調整機能を加えた「9F85」ムーブメントを搭載しており、海外出張や旅行の際にも時刻変更がスムーズに行える。

また、文字盤にはサンレイ仕上げが施されており、光の当たり方によって表情が変わるのも魅力のひとつ。フォーマルからカジュアルまで、シーンを問わず活躍してくれるモデルといえる。

3-1-3.グランドセイコー スポーツコレクション SBGN029

出典:Grand Seiko

「クォーツでもスポーティなモデルが欲しい」という人にぴったりなのが「SBGN029」。グランドセイコーのGMT機能付きクォーツモデルとして、実用性の高さが際立つ一本だ。

搭載されているのは、GMT針を備えた9F86クォーツムーブメント。これにより、異なる2つのタイムゾーンを同時に表示できるため、海外旅行や出張が多い人にも便利。さらに、ケースサイズは39mmで適度な存在感があり、200m防水のタフさも兼ね備えている。

シンプルなクォーツモデルとはひと味違う、アクティブな印象を求める人には最適な選択肢になるはずだ。

3-2.【機械式】グランドセイコーのおすすめモデル

グランドセイコーの機械式時計は、ムーブメントの精度の高さと、職人技が光る美しい仕上げが魅力。スイスの名門ブランドと比べても遜色なく、日本の時計技術の粋を集めた逸品が揃っている。

特に、グランドセイコーの機械式には「9Sメカニカル」という独自のムーブメントが搭載されており、安定した精度と高い耐久性を誇る。日常使いはもちろん、一生モノの時計としても申し分ない。ここでは、数あるモデルの中から特におすすめの3本を紹介していこう。

3-2-1.グランドセイコー ヘリテージコレクション SBGW299

出典:Grand Seiko

SBGW299は、グランドセイコーの手巻き時計ならではのクラシカルな魅力を存分に味わえるモデル。

搭載されているのは、手巻きムーブメント「9S64」。ゼンマイを巻き上げる楽しさを存分に感じられる仕様になっている。ケースは36.5mmと程よく、シンプルながらエレガントなデザインが特徴。

さらに、ホワイトダイヤルと細身の針の組み合わせが、どこか上品な印象を与えてくれる。飾り気のない美しさを求める人には、ぴったりの一本といえる。

3-2-2.グランドセイコー メカニカルハイビート SBGH341

出典:Grand Seiko

「機械式時計なら、ハイビートムーブメントにこだわりたい」そんな人におすすめなのがSBGH341。グランドセイコー独自の毎時36,000振動の「9S85」ムーブメントを搭載し、高精度と耐久性を両立している。

このモデルの大きな特徴は、視認性の高いダイヤルとシルバースチール針の組み合わせ。針が絶妙に光を反射し、時間の読み取りやすさを向上させている。また、ケースサイズは38mmと程よく、ビジネスシーンにもよく馴染む。

高精度な機械式時計を求めるなら、このモデルは間違いなく候補に入るはずだ。

3-2-3.グランドセイコー エボリューション9 SLGH005

出典:Grand Seiko

SLGH005は、グランドセイコーの中でも特に人気の高い「エボリューション9」シリーズの一本。「白樺ダイヤル」と呼ばれる独特な文字盤デザインが特徴的で、まるで自然の美しさを時計に閉じ込めたような仕上がりになっている。

ムーブメントには、最新の「9SA5」ハイビートキャリバーを搭載。これまでの9S系ムーブメントと比べ、さらに高い精度と長いパワーリザーブを実現している。ケースサイズは40mmで、現代的なバランスを意識したデザイン。

グランドセイコーらしい精密な技術と芸術性を両立したモデルなので、特別な一本を探している人にふさわしい選択肢になるだろう。

3-3.【スプリングドライブ】グランドセイコーのおすすめモデル

グランドセイコーが誇る「スプリングドライブ」は、機械式とクォーツの良さを融合した独自のムーブメント。ゼンマイ駆動ながらクォーツ並みの精度を誇り、針が滑らかに動く「スイープ運針」は他の時計にはない魅力だ。

このムーブメントの開発には約30年もの歳月が費やされ、今ではグランドセイコーを代表する技術のひとつとなっている。ここでは、スプリングドライブを搭載したおすすめの3本を紹介しよう。

3-3-1.グランドセイコー エボリューション9 SLGA021

出典:Grand Seiko

SLGA021は、グランドセイコーの革新が詰まったエボリューション9シリーズの一本。特に、深い青色のダイヤルは、水面の揺らぎを表現した美しい仕上がりになっている。

搭載されているのは、最新のスプリングドライブ「キャリバー9RA2」。従来のスプリングドライブよりも薄型化され、最大120時間持続と大幅に向上している。ケースサイズは40mmで、適度な存在感がありながらも腕なじみの良いデザイン。

洗練されたデザインと最新ムーブメントを兼ね備えた、まさに次世代のグランドセイコーといえるモデルだ。

3-3-2.グランドセイコーヘリテージコレクション SBGA443

出典:Grand Seiko

SBGA443は、グランドセイコーの伝統を受け継ぎつつ、スプリングドライブの魅力を存分に味わえるモデル。どこか落ち着いた雰囲気があり、大人の腕元にふさわしい仕上がりになっている。

ムーブメントには定評のある「キャリバー9R65」を搭載。安定した精度を誇る。ケースサイズは40mmで、クラシカルなデザインながらも視認性の高さが魅力的。シンプルなだけでなく、個性も感じられる一本を探しているなら、このモデルはぴったりの選択肢になりそうだ。

3-3-3.グランドセイコーヘリテージコレクション SBGE281

出典:Grand Seiko

SBGE281は、スプリングドライブにGMT機能を搭載した実用性の高い一本。旅や出張が多い人にとって、異なるタイムゾーンを一目で確認できるのは大きなメリットだ。

ムーブメントには、GMT機能付きの「キャリバー9R66」を搭載。スプリングドライブの滑らかな針の動きと、高い精度を維持しながら、GMT機能による利便性を実現している。ケースはやや大きめで、力強い存在感を放つデザイン。

フォーマルなシーンだけでなく、アウトドアや旅行にも最適なモデルとして活躍してくれるはずだ。

4.グランドセイコーの後悔しない選び方

出典:Grand Seiko

グランドセイコーは、ムーブメントの種類やデザインのバリエーションが豊富で、どれを選べばいいのか迷うこともあるかもしれない。しかし、選び方を間違えなければ、「買って後悔した…」なんてことにはならない。

時計選びで重要なのは、自分のライフスタイルや目的に合ったモデルを選ぶこと。ここでは、「使用シーン」「デザイン」「資産価値」「価格帯」という4つの視点から、グランドセイコーを選ぶポイントを紹介する。

4-1.使用シーンで選ぶ

時計は日常生活のあらゆる場面で使うものだからこそ、どんなシーンで着けるのかを考えて選ぶのが大切だ。ビジネスシーンではシンプルで上品なデザインが好まれ、スーツとの相性が良い「ヘリテージコレクション」などのモデルが適している。一方で、普段使いやカジュアルな服装に合わせるなら、スポーティなデザインの「スポーツコレクション」や、文字盤に個性があるモデルを選ぶのも面白い。

また、耐久性や機能性を重視するなら、スプリングドライブGMTや200m防水のダイバーズウォッチなども候補に入るだろう。こうしたモデルは、旅行やアウトドアなどアクティブなシーンでも活躍してくれる。

デザインもまた、時計選びにおいて重要なポイントだ。グランドセイコーはシンプルで洗練されたデザインが特徴だが、同じシンプルな時計でも、ケースの形状や文字盤の仕上げによって印象は大きく変わる。クラシックな雰囲気を求めるならホワイトダイヤルやシルバーケースのモデルが定番だし、少し個性を出したいなら「白樺ダイヤル」や「雪白ダイヤル」など、特別なテクスチャーを採用したモデルも魅力的だ。

4-2.デザインで選ぶ

グランドセイコーのデザインは、控えめながらも細部にこだわりが詰まっている。選ぶ際は、クラシックなスタイルか、少し個性を持たせたいかを意識すると、自分に合った一本が見つけやすい。

落ち着いた雰囲気を求めるなら、ホワイトやシルバーダイヤルのシンプルなモデルが王道。視認性が高く、スーツにも馴染みやすい。一方で、ダイヤルに独特のテクスチャーが施されたものや、深みのあるブルー、グリーン系のカラーを採用したモデルは、控えめながら個性を演出できる。

また、スポーティな印象を求めるなら、ケースサイズが大きめで存在感のあるモデルや、GMT機能付きの時計も選択肢に入る。細かいディテールに注目しながら、自分のスタイルに合った一本を選びたい。

4-3.資産価値で選ぶ

グランドセイコーは、ロレックスのように投資目的で選ばれることは少ないが、一部のモデルは中古市場で価格が安定している。特に、生産数が限られたリミテッドエディションや、独自技術を活かしたスプリングドライブ搭載モデルは、価値が維持されやすい傾向にある。

また、文字盤の仕上げに特徴があるものや、特定のテーマを持つコレクションは、国内外で評価が高い。たとえば、限定生産のグラデーションダイヤルや、伝統工芸を取り入れたモデルは、市場での注目度が高く、長期的な資産価値も期待できる。

将来的に売却を考えるなら、定番の人気モデルよりも、希少性が高く、こだわりのあるデザインやムーブメントを採用したものを選ぶのがポイント。

4-4.価格帯で選ぶ

グランドセイコーは、モデルごとに価格差が大きく、どの価格帯を選ぶかで選択肢が変わる。50万円以下なら、クォーツモデルが中心で、日常使いに最適なシンプルなデザインが揃う。機械式やスプリングドライブを検討するなら、50万~100万円の価格帯が主流で、本格的な高級時計としての魅力を存分に味わえる。

100万円を超えるモデルになると、最新技術を搭載したハイエンドムーブメントや、特別仕様の文字盤を採用したモデルが増え、所有する喜びがより大きくなる。価格だけでなく、長く愛用できるかどうかを重視することで、より満足度の高い選択につながる。

グランドセイコーを選ぶ際は、デザイン・資産価値・価格帯など全体のバランスを考えることが大切。シンプルなものから個性のあるダイヤル、機能性を重視したモデルまで幅広い選択肢があるため、自分のライフスタイルに合った一本を見つけたい。

また、価格や資産価値に惑わされるのではなく、「長く愛用できるかどうか」を軸に選ぶことが、後悔しないポイントになる。次の章では、さらにグランドセイコーに関する疑問を解消していこう。

6.【Q&A】グランドセイコーに関するよくある質問

グランドセイコーの購入を検討しているとそれぞれ考えることが多々あるだろう。

ここでは、グランドセイコーに関してよくある質問を取り上げ、誤解されがちな点や、気になるポイントについて詳しく解説していく。時計選びで迷っているなら、ぜひ参考にしてほしい。

Q1.グランドセイコーは貧乏だと思われますか?

「グランドセイコー=貧乏くさい」という意見を耳にすることがあるかもしれないが、それは誤解だ。グランドセイコーは、世界的に評価されている高級時計ブランドであり、時計好きの間では「本物の品質を知る人が選ぶ時計」と見られることが多い。

実際にはグランドセイコーはスイスの高級時計ブランドと並ぶクオリティを誇り、時計の本質を理解している人ほど評価しているブランドだ。見た目やブランド名だけで価値を決めるのではなく、時計そのものの性能や仕上げをしっかり見極めることが大切だろう。

Q2.グランドセイコーのクォーツの寿命はどのくらい?

グランドセイコーのクォーツ時計は、一般的なクォーツ時計と比べても耐久性に優れ、長く使えるのが特徴だ。電池式なので寿命は約3年。定期的なメンテナンスを行うことで半永久的に使用していくことを可能にしている。

また、クォーツ時計の寿命を決める要素のひとつが「回路の耐久性」だが、グランドセイコーの9Fクォーツは高い品質管理のもとで製造されており、長期間安定した動作を続ける。また、通常のクォーツ時計では数年で劣化する潤滑油も、9Fクォーツは専用設計により長期間メンテナンス不要となっている。

Q3.グランドセイコーを着けてる人の印象は?

グランドセイコーを着けている人の印象は、その人のライフスタイルや選ぶモデルによっても変わるが、「堅実で落ち着いた大人の印象」を持たれることが多い。

ロレックスやオメガのようなブランドは、ステータス性が強く華やかな印象を与えるが、グランドセイコーは控えめで上質なデザインが特徴。そのため、派手さを求めず、品質や実用性を重視する人が選ぶ時計というイメージが強い。シンプルなデザインながら細部まで作り込まれた仕上げや、スプリングドライブなどの独自技術を搭載している点から、時計に対してこだわりを持つ人が愛用していることが多い。

結果として、グランドセイコーを着けている人は、「派手なアピールを好まず、品質や実用性を大切にする堅実な人」という印象を持たれやすい。

Q4.海外セレブもグランドセイコーを着けてる?

海外の時計愛好家やコレクターの間でも、グランドセイコーは評価が高まっており、一部のセレブリティも愛用している。特に、ハリウッド俳優やアーティストの中には、ロレックスやパテックフィリップと並んでグランドセイコーをコレクションしている人もいる。

映画『007』シリーズで知られるダニエル・クレイグや、アメリカの俳優ブラッド・ピットもグランドセイコーの愛用者として知られている。また、近年では大谷翔平選手の着用により海外人気が更に加速しているといえるだろう。

Q5.グランドセイコーは恥ずかしい時計ですか?

「グランドセイコーは恥ずかしい」と感じる人がいるのは、何度も言うが、SEIKOのロゴが入っていることや、知名度がロレックスほど高くないことが理由かもしれない。しかし、時計の品質や技術力を知る人からすれば、そのような考え方は誤解に過ぎない。

実際、グランドセイコーの仕上げやムーブメントは、スイスの高級時計ブランドにも匹敵するレベルにあり、特にスプリングドライブの技術は世界でも唯一無二のもの。時計に詳しい人ほど、その価値を理解している。

見栄や飾りではなく時計本来の品質や技術を重視するなら、グランドセイコーは決して恥ずかしいブランドではない。

7.【まとめ】グランドセイコーは一生後悔しない相棒。

グランドセイコーは、世界的にも評価される日本の時計ブランド。シンプルながらも洗練されたデザイン、高精度なムーブメント、そして堅実な作り込みが魅力で、一生モノの時計として選ぶ価値は十分にある。

一部では「後悔する」「買ってはいけない」「やめとけ」といった意見もあるが、それはブランドの知名度やステータス性を気にする人の視点が大きい。長く使うことを前提に考えると、国内でのメンテナンスがしやすく、実用性にも優れているのはグランドセイコーの大きなメリット。さらに、スプリングドライブやハイビートムーブメントなど、他のブランドにはない独自の技術を持っている点も魅力だ。

「目立つブランドがいい」「リセールバリューを重視したい」という場合には向かないかもしれないが、本当に良い時計を長く愛用したいなら、グランドセイコーは最高の相棒になるはずだ。もしいま購入を迷っているなら、一度実物を手に取ってみてほしい。その瞬間、グランドセイコーの魅力を実感できるはずだから。

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