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2024年1月29日

金に刻印されているひし形マークの意味とは?純度との関係を徹底解説!

金・貴金属について

古来から価値のある貴金属として知られる『金/ゴールド』。近年では金の価格上昇が顕著に見られたり、砂金ハンターが話題になったりしているので、興味・関心を持っている人も多いのではないでしょうか?

金のアクセサリーなどを見ていると、小さなひし形の刻印が刻まれていることがあります。このマークは一体何を意味するのでしょうか?

この記事では、金に刻まれたひし形の刻印が持つ意味と深い歴史について深く解説していきたいと思います。金の刻印の基礎から種類、純度の見分け方、さらには偽物を見分けるコツも紹介していきますのでぜひ最後までご覧ください。

1.金の刻印について知ろう!

金の輝きは永遠に色褪せない魅力を持っていますが、その価値を理解するには金製品に刻まれた小さな刻印に目を向ける必要があります。

この章では、金に施される刻印の基本的な意味と金の品質や価値にどのように関係しているのかを解説していきたいと思います。ぜひご覧下さい。

1-1.そもそも金に刻印がされている理由

金に刻印が施される理由は品質と純度を証明するためです。金製品にどれだけの純金を含んでいるかを示す信頼できる手段となります。金は古来から貴金属としての価値が高く、純度が価値を大きく左右するため正確な純度を示す刻印は非常に重要です。

金の純度は一般的にカラット(K)で表され、24カラットはいわゆる純金を意味します。例えば、18カラットの金は、24分の18が純金であり、残りの24分の6は他の金属です。この他の金属は金の硬度や色を変えるために加えられます。純金は非常に柔らかく、ネックレスやリングなどのジュエリー製品には適していないため他の金属で強化されます。

金の刻印は金製品を購入する人にとって信頼の証となります。例えば、ジュエリーを購入する際には刻印を通してその品目の金の純度を確認できます。また、金の買取や売却の際にも価値を判断する重要な要素となります。

金の刻印は単なる数字や記号ではなく、その製品が持つ金の質と価値の物語を語るものです。この刻印があることによって金製品の真の価値を理解し、安心して取引を行うことができるのです。

1-2.金の刻印は身分証のようなもの。

金の刻印は、私たち消費者に信頼と安心を提供する重要な情報です。購入時や売却時に刻印を通じて製品の価値をある程度把握することができるため、適正な取引が可能となります。また、偽造品や低品質の製品を見分ける際の重要な手がかりともなります。

刻印は金製品の「身分証明書」と言っても過言ではないでしょう。

また、金製品に施される刻印は、純度だけでなく製造者の情報や製造国などを示しているものもあります。金の刻印が持つ重要性は、これらの情報を通じて製品の信頼性と価値を保証することにあります。

純度を示す刻印

金の純度は数字やアルファベットの刻印によって示されます。例えば「K18」や「750」という刻印は金の含有率が75%であることを意味し、「K14」「585」と刻印されているものは58.5%であることを表します。

このような数字は金の品質を判断する際の重要な指標となります。

製造者と製造国のマーク

多くの金製品には製造者のシンボルまたはイニシャルが刻印されています。これにより、製品の起源や製造者の信頼性が消費者に伝わります。さらに、製造国のマークが入っている場合もあり、これはその国の製造基準に従っていることを示します。

例えば、ジュエリーなどでたまに見かけるアルファベットのSN、又はNSと刻印のあるものは『中川装身具工業』が製造した証です。また、日本国旗の記号が刻印されている場合は、造幣局の品位試験をクリアした製品の証となっています。

1-3.金の純度と刻印の関係

金の純度と刻印の関係は金製品の品質と価値を理解する上で不可欠な要素です。

純度は金製品に含まれる金の量を示しており、一般的にカラット(K)で表されます。最も純粋な金であるK24は100%純金を意味し、それ以下のカラット数は金と他の金属の合金を示します。

刻印はこれらの純度情報を消費者に伝えるために金製品に施されます。純度の表記は「K18」「K14」「K10」といった形で金の含有率を示しています。また、金の含有率を1000分率で表す場合もあり、「750」はK18に相当し、75%の金を含んでいることを意味します。

純度は金の価値を左右するだけでなく、金の色調や硬さにも影響を与えます。純度が高い金は柔らかく鮮やかな黄色をしていますが、純度が低くなると硬度が増し、混ぜられた金属の量によって色が変わります。このため、ネックレスやリングなどのジュエリーでは適切な純度の金が選ばれ、耐久性や美しさが考慮されます。

刻印は金製品の価値を理解するための鍵となり、消費者は刻印を通じて製品の純度を判断できます。購入や売却の際の適切な価格設定が可能となり、信頼性の高い取引が行われます。

金の純度と刻印の関係を知ることは金製品の購入者にとっても重要な知識となり、賢い投資や選択を行う上で役立ちます。

2.金製品に刻印されているひし形について

金製品をみていると、数字の刻印やひし形の刻印、さらには国旗の刻印が見受けられることがあります。この刻印には金製品にとって重要な意味を持っています。

この章では、金製品に刻印されているひし形マークは何なのかを深く解説していきたいと思います。

2-1.ひし形刻印は品位証明記号(ホールマーク)

金に刻印されているひし形の模様は品位証明記号(別名:ホールマーク)と呼ばれています。金の品位や種類などを表すために刻印されています。ひし形と日本国旗の刻印のあるものは、日本で製造された金製品であることを造幣局が保証しています。造幣局が定めた厳しい品位試験に合格した製品にのみ刻印されます。

ひし形の刻印はそのような規制の一環として生まれ、製品が特定の基準や純度を満たしていることを示すマークとして使われました。この伝統は今日に至るまで続き、ひし形の刻印は日本の金製品に多く見られる特徴となっています。

ただし、日本では造幣局の品位試験を必ず受けなければいけないという法律はないので、ホールマークがない金製品も多くみられます。ひし形刻印がないから偽物!というわけではございませんので注意してください。

2-2.数字とアルファベットの意味

金製品に施されるひし形の刻印に含まれる数字とアルファベットは製品の特定の情報を伝える重要な手がかりです。

これらの文字と数字は製品の純度、製造者、製造場所、時には製造年を示し、その製品の歴史と品質を理解する上で不可欠な要素となります。

数字の意味

ひし形の刻印に含まれる数字は通常、金の純度を示します。この数字は金の含有率をパーセンテージで表したもので、国際的な基準に基づいています。例えば、750の数字は金の含有率が75%であることを意味し、これは18カラットの金に相当します。

他の一般的な数字には、585や375などがあります。
この数字は消費者が金製品の品質を素早く確認できるようにするためのものです。

アルファベットの意味

アルファベットは製造者のイニシャルや製造国を示すために使用されます。これは製品がどこで、誰によって作られたかを識別する手がかりとなります。

職人またはジュエリーメーカーのイニシャルを指している可能性があります。また、特定の国や都市を象徴する文字が使われることもあり、製品がどこで作られたのかを特定するのに役立ちます。

金製品に施されるひし形の刻印に含まれるこれらの数字とアルファベットは、その製品が持つ物語の一部を形成しています。消費者はこれらの刻印を通じて製品の品質、起源、そして歴史を理解することができ、購入や投資の際に重要な判断材料となります。

2-3.ひし形刻印の現代における意義

ひし形の刻印は現代においても金製品の価値と信頼性を示す重要な要素です。この古くからの伝統は品質保証としての役割を維持しつつ、現代の消費者に対しても同様に重要な情報を提供します。

現代の金製品におけるひし形の刻印は、その品質と純度を保証する信頼の印として機能します。金製品を購入する際、消費者は刻印を通じて製品の真の価値を判断できます。これにより、偽造品や低品質の製品から消費者を守りながら投資としての価値を保証することに貢献しています。

この刻印は製品が一定の品質基準に達していることを保証します。消費者はこの刻印を見ることで、製品が伝統的な手法と厳格な品質管理のもとで作られていることを理解し、購入に対する信頼感を持つことができます。

現代におけるひし形刻印の意義は単に金製品の純度を示すだけではなく、製品の品質や製造に関わる役割を果たしています。

これは金製品が単なる装飾品や投資対象以上のものであることを示しており、それぞれの製品が独自の物語と価値を持っていることを強調しています。消費者はひし形の刻印を通じて製品の真の価値を見極めることができ、その製品を購入する際の重要な基準としています。

このように、ひし形の刻印は現代においても金製品の品質と信頼性の証として重要な役割を果たしています。過去の職人たちの伝統を受け継ぎつつ、現代の技術と消費者のニーズに適応する柔軟性を持っています。

金製品に関わるすべての人々にとって、ひし形の刻印はその製品の価値を理解し、適切に評価するための重要な手段となっているのです。

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3.金の刻印からわかる品質と価値

金製品の煌めく表面の下には真の品質と価値を暗示する細かな手がかりが隠されています。この手がかりは刻印として知られ、金製品に施された小さなマークの中にその秘密が刻まれています。これらの刻印は単なる装飾以上のものを表し、金製品の純度、起源、そして職人の技術を示す重要な証です。

さて、この章では、金製品に施されるさまざまな刻印がどのようにしてその品質と価値を伝えるのかを探っていきたいと思います。刻印が示す純度の違いや製品の価値にどのように影響を与えるのか、また、刻印から偽物を見分ける方法までを詳しく解説します。

金の刻印は製品を選ぶ際の重要な指標であり、知識を持つことでより賢い選択が可能となります。

3-1.18金と他の金属の刻印の比較

金製品における18金と他の金属の刻印の比較は、金の品質と価値を理解する上で非常に重要です。18金は金の含有率が75%であることを示し、残りの25%は銅や銀などの他の金属で構成されています。これに対して14金や10金などは58.5%や41.7%の金を含んでいます。

18金の刻印は「750」と表示されることが多く、これは金の含有率が75%であることを示しています。一方で14金は「585」、10金は「417」と刻印され、それぞれの数字が金の含有率を1000分率で表しています。

これらの数字は製品がどれだけ純金を含んでいるかを正確に反映しており、消費者が金製品の品質を判断する際の重要な基準となります。

18金は適度な硬さと豊かな色合いを兼ね備えており、高品質のジュエリー製品に多く用いられます。一方で14金や10金はさらに硬く、異なる色合いを持っているため比較的安価なジュエリーブランドでつかわれることが多いです。

これらの違いは金属の特性だけでなく、最終製品の価格にも影響を与え、18金製品は一般的に14金や10金製品よりも価値が高いとされています。刻印が何を意味するか理解することによって金製品の品質を理解できます。貴金属を扱うジュエリーを購入するときにも自分のニーズや予算に合わせて適切な選択をすることが可能となります。

18金、14金、10金にはそれぞれに独自の特性と価値があり、刻印はこれらの違いを明確に示しています。この知識を持つことで消費者は金製品の購入時により情報に基づいた決定を行うことができ、自分にとって最適な選択をする手助けとなります。

金製品の刻印における18金と他の金属の比較は製品の品質、耐久性、美観、そして価格を理解する上での重要な指標です。高い純度の金は柔らかく、豊かな色合いを持ちながらも高価なことが多いです。

一方、純度が低い金の合金は硬度が高く、耐久性に優れ、より手頃な価格で購入することができます。自分のスタイルや使用目的や予算に合った金製品を選ぶことが重要です。刻印はこのような選択を行う際の貴重な情報となり、購入する金製品の真の価値を把握するのに役立ちます。

3-2.刻印を通じてわかる金の価値

金製品に施される刻印は純度、起源、製造者の情報を伝えて製品の真の価値を明らかにします。刻印には純度を示す数字、製造者のマーク、時には製造国や年代を示す記号が含まれています。金の純度は刻印によって示される最も重要な情報の一つです。これは金製品の価値を大きく左右し、純度が高いほど価値は高くなります。

また、SNなどの製造者のマークや製造国の記号はどこで、どのような基準で作られたかを示しています。これらの情報は製品の信頼性と品質を保証すると同時に、金製品の収集家や高価なジュエリーを求める方にとって重要な情報源となります。

例えば、特定のブランドや職人によって製造された金製品は一般的な製品よりも高価であることが多く、そのブランドや職人の評判を反映しています。

刻印を通じた金の評価は金製品を購入、売却、または投資する際の基準となります。この刻印は製品の純度、品質、そして歴史を明らかにするものであり、その製品の真の価値を理解するための鍵となります。金の評価においては単に見た目の美しさだけでなく、刻印によって示されるこれらの情報を総合的に考慮することが重要です。

刻印があることによって、偽造品や低品質の製品を見分ける際の重要な指標にもなります。製品が信頼できる場所から来ていることを示すので、消費者に対して強い安心感を提供します。不明瞭な刻印や通常の基準から外れる刻印は偽物や品質の低い製品である可能性を示唆します。

総じて、刻印を通じた金の評価は金製品の購入や投資における重要なものとなっております。このような知識は金製品を買うときに賢い判断を行う上で不可欠な要素であり、金製品の価値を把握するための重要な手段となっています。

3-3.純度と価値の関係

金製品の純度と価値の関係は金の市場価値を理解する上で重要な要素です。

金の純度が高いほど金製品は価値が高くなります。純金に近ければ近いほど、金本来の美しさ、希少性、そして化学的な安定性があるとして高く評価されます。

24金は純度100%の純金で最も価値があります。しかし、純金は非常に柔らかいとくせいをもっているため、細かい加工が必要なジュエリー製品には適していません。そのため、18金や14金のように、純度を下げて他の金属の純度が多い合金が使用されることがおおいです。これらの合金は純金よりも硬度が高く、日常の使用にも適しています。

純度が製品の価値に与える影響は金製品が市場で取引される際に特に明確になります。例えば、18金は14金のものよりも高価であり、含まれる金の量が多いため価値が高まります。純度の高い金は貴金属としての価値が高いため、投資アイテムとしても魅力的です。

しかし、金製品の価値は純度だけで決まるわけではありません。デザイン、職人技、歴史的価値、ブランド名なども製品の価値を左右します。特に有名デザイナーの作品や歴史的に重要な金製品は純度だけでは説明のつけられない価値を持つことがあります。

純度と価値の関係を理解することは金製品を選ぶ際に重要です。投資目的であれば純度が高い金を選ぶのが理想的ですが、装飾品としての美しさや耐久性を重視する場合には純度がやや低くても自分にとって魅力的な金製品を選ぶことが重要です。このように、金製品の純度はその価値の一部を形成する要素であり、消費者や投資家はこの情報を基に賢い選択を行う必要があります。

4.金の偽物を見分ける方法

金製品の世界では見た目の輝きだけがその価値を決めるわけではありません。市場には本物に見える巧妙な偽物も存在し、本物かどうか見極めることは大きな課題だといえます。偽物を見分けるための方法は存在し、これらを身につけることで賢い選択ができるようになります。

この章では、金製品が本物か偽物かを見分けるための方法を解説していきたいと思います。これらの方法を適切に適用することで金製品の購入時に安心と自信を持って判断できるようになります。ぜひ最後までご覧ください。

4-1.まずは刻印や色に違和感がないか確認

偽物の金製品を特定する際、刻印の特徴を理解することは非常に重要です。偽物の刻印は本物との微妙な違いを持っており、これを識別することで偽物を見分けることが可能になります。

まず、本物の金製品の刻印は細かくて整った印字が特徴です。刻印には金の純度を示す「K」や「750」などの数字、製造者のマーク、場合によっては製造国を示す記号が含まれます。これらの文字や数字は清潔で均一であり、製品にしっかりと刻まれていることが多いです。

一方で、偽物の刻印は不鮮明で不揃いな印字であることが多いです。文字や数字が不明瞭であったり、歪んでいたり、浅く刻まれていることがあります。また、偽物は正確な純度を示す数字が欠けているか、そもそも刻印が不正確な情報を含むことがあります。

偽物の刻印を識別する際にはルーペや拡大鏡を使用して刻印の細部を観察してみましょう。本物の刻印は精密に施されているため、細部にまで均一な刻印がされていることが多いです。一方、偽物は拡大して見ると印字の不均一さや不精密さが明らかになることが多いです。

また、金の色調をチェックすることも有効です。偽物は時に本物の金の色と異なる場合があり、色が不自然に明るすぎたり暗すぎたりすることがあります。金は均一な色合いを持つため、表面に斑点や色の不均一性が見られる場合は疑ったほうがよいでしょう。

それでも疑わしい場合は専門家の意見を求めることをおすすめします。宝石の鑑定士や貴金属専門家は刻印の真偽を見分けるための専門的な知識と経験を豊富に持っており、正確な鑑定を行うことができます。

刻印の特徴と識別方法を理解することは、金製品の偽物を見分ける上で重要なスキルです。これにより、消費者は金製品の購入時により情報に基づいた決定を行うことができます。

4-2.磁石にくっつけてみる

金製品を鑑定する際に役立ついくつかの基本的なヒントを以下に示します。これらは、専門家による確定的な鑑定に代わるものではありませんが、金製品が本物かどうかを判断するのに役立つ基礎的な手がかりを提供します。

まず、磁石を使用した物理的なテストも有効です。金は磁石にくっつかない特性を持つので、磁石に引き付けられないはずです。磁石に反応する場合は金製品に他の金属が混ざっている可能性があります。

※ちなみに・・・市販の酸試験キットを使用して金製品の純度をテストすることもできますが、この方法は製品に微細なダメージを与える可能性があるためあまりお勧めできません。

金製品が本物かどうかを自宅で基本的に判断するのに役立ちますが、最終的な確認は専門家の意見に基づくことが最も確実です。信頼できる販売者からの購入も偽物を避けるための重要な手段です。金製品の購入時にはこれらのチェックポイントを念頭に置き、慎重に判断を行うことが重要です。

4-3.安心したい方は買取店へ!

金を見分ける最も確実な方法として、信頼できる宝石鑑定士や貴金属専門家に相談することをお勧めします。専門家は金製品の純度を正確に測定し、本物か偽物かを判断できます。

金製品の買取や鑑定を安心して行うためにはいくつかの重要なステップを踏むことが必要です。これらのステップは正確な価値評価を確保し、不正や詐欺を防ぐために役立ちます。

信頼できる業者を選ぶ

金製品の買取や鑑定において最も重要なのは 信頼できる業者を選ぶこと です。長年の実績を持ち、良い評判を持つ業者は信頼性と透明性を提供します。オンラインのレビューや口コミで良い評価をもらっているかどうかを確認することも重要です。

※弊社ESTIMEは全店で平均評価☆4.5をいただいております。いつもありがとうございます!金の買取の際はぜひご利用下さい!

事前の情報収集

自分の金製品について事前にできるだけ多くの情報を収集しておくことが重要です。製品の重さ、純度(カラット数)、ブランド、年代などの基本情報を知っておくと買取に出した時に話がスムーズに進むこともあります。

複数の見積もりを取る

一つの業者だけに頼らず、複数の業者から見積もりを取ることで製品の適正な市場価格を把握することができます。価格に大きな開きがある場合は、理由を業者に尋ねると良いでしょう。ブランドなど見落とされていたら大幅に値段が変わってしまう可能性もあります。

これらのステップを踏むことで金製品の買取や鑑定をより安心して行うことができます。信頼できる業者の選定から、適切な情報収集、透明な取引の確保まで、各段階で慎重に行動することが重要です。

これにより、金製品の真の価値を正しく評価し、適正な取引を実現することが可能となります。

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5.ひし形以外の刻印について

金製品だけでなく、他の貴金属にも独自の刻印が施されています。これらの刻印は、各貴金属の品質と純度を示すために重要な役割を果たしています。シルバー、プラチナ、パラジウムなど、さまざまな貴金属に対する刻印の理解は、その価値と真正性を判断する上で不可欠です。

この章では、金以外の貴金属製品に見られる刻印の種類とその意味を探っていきたいと思います。

5-1.シルバーとプラチナの刻印も品質を理解するうえで重要!

シルバー(銀)とプラチナの刻印は、それぞれの貴金属製品の純度と品質を表す重要な手がかりです。これらの刻印は、消費者が製品の真の価値を理解し、購入や投資の決定を行う際の重要な基準となります。

シルバーの刻印

シルバー製品の刻印には純度を表す「925」、「800」、「950」などの数字が含まれています。最も一般的なのは「925」という数字で、これは製品が92.5%の銀を含んでいることを意味しています。「スターリングシルバー」とも呼ばれます。他には「800」(80%純銀)や「950」(95%純銀)の刻印も見られます。

プラチナの刻印

プラチナ製品の場合、純度を示す刻印には「950」、「900」、「850」などがあります。「950」は製品の95%がプラチナであることを意味し、これは最も一般的なプラチナの純度です。950刻印のプラチナは耐久性と希少性から特に高い価値を持つとされています。

5-2.海外の貴金属刻印について

世界の金製品は日本のひし形の刻印とは違い、別の形の刻印がされています。

以下に、各国のホールマークの詳細を解説していきます。

5-2-1.中国

中国での貴金属の刻印は『万足金』『千足金』『足金』という刻印がされていることがあります。それぞれの純度は以下の通りです。

『万足金』=純金程度
『千足金』=21~23金程度
『足金』=20金程度

程度という言葉通り、あくまでも同じくらいの純度を持つ金製品ということになります。中国で生成される金製品は純度にばらつきがあります。

5-2-2.台湾

台湾での金製品の刻印は、中国と同じく『〇〇足金』といった形で刻まれています。また、日本と同じように『999』等の数字で表記されるものも見受けられます。

また、台湾での金の重さはグラムではなく『錢』という単位を用いています。1錢=約3.75gとなっておりますので、台湾の金製品を購入する際は参考にしてみてください。

5-2-3.タイ

タイの金製品は独特のデザインと美しい細工で知られており、刻印はこれらの特徴を反映しています。タイで作られた22金以上の金製品には『振和興』『和成興』と刻印されています。

ちなみに、日本を含む世界の22金の純度は91.6%となっておりますが、タイでは90%以上の金が含まれている製品を22金として扱っているそうです。

5-2-4.イギリス

古くから金製品が愛されているイギリスではホールマークにも厳格なルールがあり、刻印の種類が様々あります。刻印の種類は全部で5種類です。

・スタンダードマーク=純度を表す刻印
・アセイットマーク=ジュエリーが検査された場所
・デイトレター=年代を示す刻印
・ディーティーマーク=税金の支払いを証明する刻印
・メーカーマーク=製造元を示す刻印

上記のような刻印がある金製品はイギリス造幣局の厳しい審査をすべて通過した物となっているので、世界的に見てもイギリスの金製品は非常に信頼度が高いです。

5-2-5.フランス

フランス製の金製品には『鷹の頭』のマークが刻印されることがあり、これは高品質を示すマークとして認識されています。

フランスでは18金以下の純度の製品は金と認められていないので、鷹の頭の刻印があるものは高い純度を持つ製品だといえます。また、鷹の頭ではなく馬の頭や犬の頭の刻印がされている物もあります。

5-2-6.イタリア

イタリアの金製品のホールマークは『星、数字、アルファベット』で刻印されています。星マークはイタリアの金製品の証明と言ってもよいでしょう。真ん中の数字は純度を示しているのではなく、国から貴金属業者として認められた証です。純度を示す数字の刻印はあるので、業者番号と間違えないようにしましょう。

日本と同じく品位の審査は義務化されていないので、刻印の無いものもあります。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は、金に刻印されているひし形はいったい何なのかについて解説させていただきました。

金に刻印されているひし形は、金製品の品質を保証する重要なものです。この刻印があることによって金製品が日本で生まれたことの証となり、私たちにとっての身分証明書のようなものとなっております。

造幣局が出している品位試験を受けることは義務付けられている訳ではありませんが、刻印があることによって金製品が本物であるかどうかの1つの指標にもなります。

この記事が、皆さんにとって参考となっていれば幸いです。

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