ESTIME 最速買取・高額買取
ブランドショップ エステメ

2024年10月23日

【2月誕生石】アメジストとクリソベリルキャッツアイについて解説!

2月生まれの人が「誕生石を身に付けよう」と思った時に、まず候補に入るのはアメジストですよね。紫水晶という和名でも知られる、透き通った紫色の美しい宝石です。

ですが実は、2月の誕生石はアメジスト以外にもあります。クリソベリルキャッツアイという宝石が、新しく2月の誕生石に追加されました。

2種類の宝石から誕生石として身に付ける宝石を選べるので、2月生まれの人は迷ってしまうかもしれませんね。どちらも見た目も美しく、それぞれに個性のある宝石です。詳しく知ることで、ジュエリーを選ぶ手がかりになります。

今回はアメジストとクリソベリルキャッツアイ、両方について詳しく解説していきますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

1.誕生石とは?


「誕生石という言葉を今まで一度も聞いたことがない」という人は、あまりいないのではないでしょうか。ショップで「今月の誕生石は〇〇!」と書いてあることもありますし、何かしらで見たり、聞いたりしたことがあるのではないかと思います。なんとなく自分の誕生石を意識してジュエリーを購入したり、大切な人へのプレゼントとして、その人の誕生石を贈ったことがあるという経験がある人も、少なくはないでしょう。

では、なぜ誕生石を身に付けるのでしょうか?

まずは誕生石について、少し深掘りしていきます。

1-1.誕生石の効果

誕生石はその月を象徴する宝石です。月ごとに1種類~4種類の宝石が割り当てられています。

誕生石の主な効果は2つです。

ひとつ目は、その月に生まれた人のお守りになる。

ふたつ目は、象徴する月に身に付けると、持ち主にパワーを与えてくれる。

つまり、1月生まれの人はガーネットを身に付ければ1年中お守りになりますし、1月生まれでない人でも1月にガーネットを身に付けるとそのパワーを受けられるのです。

自分の生まれ月の誕生石と、その月ごとの誕生石をふたつ併せ持つというひともいるそうですよ。

1-2.誕生石の歴史

誕生石の誕生は18世紀頃、ポーランドの宝石商人が考えたのだと言われています。

誕生石の起源ははっきりしません。「12星座を宝石に当てはめた」「聖書に出てくる特別な12種類の宝石を参考にした」などさまざまな説があります。その土地になじみの深い宝石などが誕生石になることもあり、国や地域によっていろんな宝石が誕生石に当てはめられていました。

そんな中、1912年にアメリカの宝石商組合が正式に誕生石を決定します。日本の誕生石が決定したのは、それから40年以上後の1958年のことです。アメリカの誕生石に翡翠と珊瑚という、日本人になじみのある2種類の宝石を加えた19種類が日本の誕生石になりました。

そして長い間日本人に親しまれてきた誕生石に、2021年、新たに10種類の宝石が加えられました。

1958年にはまだ発見されていなかったタンザナイトなどが加えられ、選択肢が増えたので、良かったという声も聞かれます。

1-3.1月から12月までの誕生石

自分の誕生日の誕生石は知っているけれど、それ以外はあいまいという人も多いと思います。

ここで改めて、1月から12月までの誕生石を確認しておきましょう。

1月…ガーネット

2月…アメジスト・クリソベリルキャッツアイ*

3月…アクアマリン・珊瑚・ブラッドストーン*・アイオライト*

4月…ダイヤモンド・モルガナイト*

5月…エメラルド・翡翠

6月…パール・ムーンストーン・アレキサンドライト*

7月…ルビー・スフェーン*

8月…ペリドット・スピネル・サードオニキス*

9月…サファイア・クンツァイト*

10月…トルマリン・オパール

11月…トパーズ・シトリン

12月…ターコイズ・ラピスラズリ・タンザナイト*・ジルコン*

*がついているのは2021年に新たに追加された誕生石です

全部で29種類もありますから、すべてはなかなか覚えられませんよね。

ですが、自分と大切な人の誕生石を、1、2種類だけでも知っておくと、役に立つ場面があるかもしれませんよ。

1-4.誕生石は国によっても違う

誕生石は国によっても違います。

アメリカの誕生石の内容を見てみましょう。

1月…ガーネット

2月…アメシスト

3月…アクアマリン・ブラッドストーン

4月…ダイヤモンド

5月…エメラルド

6月…パール・ムーンストーン・アレキサンドライト

7月…ルビー

8月…ペリドット・スピネル・サードオニキス

9月…サファイア

10月…オパール・トルマリン

11月…トパーズ・シトリン

12月…タンザナイト・ターコイズ・ジルコン

アメリカの誕生石は日本の誕生石と近いですが、多少の違いはありますね。

珊瑚・翡翠はアメリカの誕生石には含まれません。新しく追加された10種類の中の、クリソベリルキャッツアイやアイオライトなどもアメリカの誕生石にはありません。

次は、イギリスの誕生石を見ていきます。

1月…ガーネット

2月…アメシスト

3月…アクアマリン・ブラッドストーン

4月…ダイヤモンド・水晶

5月…エメラルド・クリソプレーズ

6月…パール・ムーンストーン・カーネリアン

7月…ルビー

8月…ペリドット・スピネル・サードオニキス

9月…サファイア・ラピスラズリ

10月…オパール

11月…トパーズ・シトリン

12月…ターコイズ

水晶を好きな人の多いイギリスでは、水晶や、石英の仲間であるクリソプレーズが誕生石に定められています。

誕生石を詳しく見ていくと、その国ならではの個性や国民性などがわかって興味深いですね。

2.2月の誕生石といえばアメジスト


誕生石の効果や歴史については、だいたいわかってきましたね。ここからが本題です。

今回は、2月の誕生石について詳しく見ていきます。

2月の誕生石というと、ほとんどの人はまっさきにアメジストを思い浮かべるでしょう。1958年に最初に誕生石が定められた時から、アメジストはずっと2月の誕生石でした。そのため、2月の誕生石としてなじみ深い人が多いのでしょう。

そんなアメジストについて詳しく見ていきたいと思います。

2-1.アメジストってどんな石?

アメシストと呼ばれることもあるアメジストですが、正確には「アメシスト」が正しい名前です。英語で表記すると「Amethyst」なので、わかりやすいと思います。

日本では昔からアメジストと表記されることが多く、その名前が定着して今でもひろくアメジストと呼ばれています。

アメジストはわかりやすく一言で言うと、「紫色になった水晶」です。水晶はもとは無色透明なのですが、無色透明の水晶が鉄を含むと紫色になり、アメジストと呼ばれます。

アメジストができるのは、空洞ができた岩石の中です。岩石の内部に、水晶の成分を含む水が染み込み、結晶化してアメジストになります。最初は小さな結晶ですが、時間をかけて水晶の成分が染み込み続けることで、大きく成長していくのです。岩石の中にできる石なので、どんな色でどれくらいの大きさの結晶があるのか、掘り出された岩石を割ってみるまでわかりません。

2-1-1.紫色以外のアメジスト

実はアメジストには、紫以外にもたくさんの色があります。

紫色の薄いパステルカラーのラベンダーアメジストや、ピンクがかった色のピンクアメジストなど、さまざまです。

紫からかけ離れた色だと、ホワイトアメジストという真っ白なアメジストがあります。ホワイトアメジストは、その名前の通り白いアメジストです。なぜ白い色になるのか、原因ははっきりとはわかっていませんが、水晶が鉄を含んだのにもかかわらず、紫ではなく不透明な白になったものがホワイトアメジストと呼ばれます。アメジストは高温で変色する性質があるので、それが原因ではないかと考えられているようです。

その反対に、黒っぽく見えるブラックアメジストという種類もあります。ブラックアメジストは、紫色が濃くて黒に見えるもののことです。特定の産地などはなく、偶然濃い色のアメジストができたもので、ブラックアメジストはとても希少です。

マスカットのようなグリーンのアメジストは、プラジオライトと呼ばれています。鉱物的にはアメジストと同じなのですが、色合いはまったく違うので、一目でアメジストとはなかなかわからないかもしれません。アメジストを高温で加熱することで緑色になるので、人の手で加熱処理を施されてから市場に出ている物も多いようです。

2-1-2.アメジストドーム

岩石の内部にできたアメジストの断面を研磨し、そのまま置物に加工したものがアメジストドームです。アメジストドームは、アメジストカペーラとも呼ばれます。カペーラとはポルトガル語で「礼拝堂」という意味です。また、トレジャーアメジストと呼ばれることもあります。

アメジストドームは、スピリチュアル的にも大きなパワーを持っていると言われています。アメジストドームは幸運を引き寄せるパワーストーンです。旅館の玄関などで、大きなアメジストドームを見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。一種の縁起物として、アメジストドームを家に置いている人は少なくありません。癒しのパワーを常に受けるために、家のリビングにアメジストドームを置くのも効果的だそうですよ。

2-2.アメジストの名前の由来

アメジストの語源は、ギリシャ語で「酒に酔わない」という意味の「amethustos(アメテュストゥス)」と言われています。

宝石なのに、お酒とはどういうこと?と疑問に思うかもしれません。これには、あるギリシャの神話が関係しています。

その神話とは次のようなものです。

ギリシャ神話のバッカスという神様は、お酒が大好きな神様でした。ところがこの神様はお酒を飲むのが好きなのにお酒には弱く、悪い酔い方をしてしまう神様でもありました。

ある日いつものようにお酒を飲んで酔っぱらっていたバッカスの前を、アメジストという娘が通りかかります。アメジストは、美の女神アルテミスに祈りを捧げに行くところでした。

酔っぱらったバッカスは、なんの罪もないアメジストにピューマをけしかけます。殺されかけたアメジストを守るため、アルテミスはアメジストを透明な水晶に変えました。

酔いが覚めたバッカスは、自分のしてしまったことをひどく後悔します。その涙が持っていた葡萄酒に落ち、その葡萄酒がアメジストが姿を変えた水晶にかかって紫色になりました。

こうしてできたのが、紫色の水晶、アメジストだと言われています。

この神話から、アメジストは「お酒に酔わない」パワーストーンとも言われているのです。

2-3.アメジストの歴史と伝説

古来から多くの地域で、アメジストは「神聖なもの」「高貴なもの」とされてきました。

紀元前2500年ほどのギリシャの遺跡からも、アメジストの指輪が発掘されています。それほど昔から、アメジストは装飾品として使用されていました。

旧約聖書の『出エジプト記』には司祭が胸当てに嵌めた宝石のひとつとして、アメジストの名前があげられています。アメジストはそのように、昔から聖職者が身に付ける宝石であったこともあったので、神聖なイメージが強いのでしょう。

そのイメージは長く続き、中世では画家として有名なレオナルド・ダ・ヴィンチもアメジストを身に付けていました。ダ・ヴィンチはアメジストを「邪悪な気持ちを遠ざけ、知力を高めてくれる」と信じていたそうです。

2-4.アメジストの産地

アメジストには複数の産地があります。

その中でももっとも産出量が多いのはブラジルです。特にブラジルの南部、リオグランデ・ド・スル州では多くのアメジストが産出されます。

ブラジル産のアメジストは、18世紀にはヨーロッパに持ち込まれました。特にイギリスとフランスでは人気で、多くの資産家がアメジストを大量に買い付けたそうです。

ブラジル産のアメジストはさまざまな特徴を持っていますが、黒っぽい紫色のアメジストが多いという特徴があります。インクルージョンと呼ばれる内包物が、アメジストを黒っぽく見せていることが多いです。通常インクルージョンが多い宝石は価値が低いとされますが、美しく見えるようなインクルージョンであれば、かえって価値が上がることもあります。

ザンビアは良質なアメジストの産地として有名です。色合いが鮮やかで、高品質なアメジストが産出されます。ただしザンビア産のアメジストは色合いが均一でなく、ムラがあるアメジストが多いです。色合いの美しい物を見極めなければなりませんね。

ウルグアイでも美しいアメジストが産出されますが、その多くは小粒のアメジストです。大きなアメジストはあまり産出されませんが、その美しい色で人気があります。

3.アメジストのスピリチュアル的な意味と効果

アメジストは昔から聖職者が身に付けていたこともあり、神聖な石と言われていました。

お守りになる石だと信じられ、多くの人が身に付けてきたのです。

宝石にはそれぞれ、その石を象徴する石言葉があります。石の持つスピリチュアル的な意味と効果はそれぞれに異なります。それらを組み合わせて、自分にぴったりなパワーストーンを身に付けましょう。

3-1.アメジストの石言葉

アメジストの石言葉は「高貴」「敬虔」「心の安定」などです。

アメジストは希少な石だったので、誰もが身に付けることができたわけではありません。その時代の王侯貴族や、財力のある人などが主に身に付けていました。そんなイメージから「高貴」という石言葉がついたのでしょう。

また、アメジストはキリスト教の聖書にも登場する石で、聖職者が身に付けることもよくありました。華やかすぎる装飾を身に付けることを聖職者は避けていましたが、アメジストなど、一部の宝石は例外だったのです。「敬虔」という石言葉が付けられたのも納得できますね。

宝石は色によって石言葉が異なることがあります。アメジストもそんな宝石のひとつです。

グリーンアメジストの石言葉は「変化」、磨かれていないアメジストの原石の石言葉は「守護」です。

3-2.アメジストの持つ効果

アメジストはジュエリーとしても人気ですが、パワーストーンとしても大きなパワーを持っていると言われています。スピリチュアル的な効果を得たくて、アメジストを身に付けるという人も少なくありません。

では、具体的にアメジストがどんなパワーを持っていて、身に付ける人にどんな効果をもたらしてくれるのかを見ていきましょう。

3-2-1.魔除け・厄除け

アメジストの持つパワーの代表的なものとして、魔除けや厄除けなどの「悪いものを避けるパワー」があります。

古くからその魔除け・厄除けのパワーを信じて、多くの人がアメジストを身に付けてきました。

悪いものというのは何も霊的なものだけを指すわけではなく、周囲の人から向けられる悪意や自分の中のマイナスの感情からも、アメジストは持ち主を守ってくれます。自分の中のネガティブな気持ちをコントロールしたいと思っている人にも効果があるでしょう。

3-2-2.恋愛成就

アメジストの持つ効果として大きなもうひとつは「恋愛」に関するものです。

アメジストは「真実の愛を見つける石」とも呼ばれています。「なかなか恋人ができない」「良い出会いがない」と悩んでいる人に、ぴったりのパワーストーンです。

ただ単に「恋愛成就」をさせる石ではなく、持ち主にとって最も良い出会いを運んでくれる石なので時間はかかるかもしれませんが、長い目で見れば幸せにつながる石だと言えます。

また、アメジストは赤と青の中間の紫という色をしていることから、「バランスの取れる石」とも言われています。情熱的な愛だけでなく、目の前の人が運命の人かどうか、しっかり判断する冷静さを持ち主に授けてくれるでしょう。

3-2-3.ストレスに強くなる

アメジストは持ち主に、ポジティブな情熱と落ち着いた冷静さを与えてくれる石です。

自分の置かれた状況を見極めることができるようになるので、実力以上の高望みをしたり、逆に卑屈になることがなくなり、精神的に強くなることができるでしょう。

アメジストの持つバランス感覚は、人間関係において大きく役に立ちます。真面目な人や優しい性格の人は、いろんなことを抱えすぎてしまうことがありますよね。そのせいで人間関係が窮屈になってしまうことも、少なくはないと思います。ですが時には他人だけでなく、自分を大事にすることも必要です。アメジストは、そのちょうど良いバランスを取ってくれるでしょう。

人間関係においてストレスを抱えやすいという人は、アメジストのパワーを借りてみてもいいかもしれません。

4.アメジストと他の石の相性

パワーストーンは、ひとつだけでも持ち主にパワーを授けてくれます。

ですが、石の持つパワーは無限ではありません。そこで重要になってくるのが、他のパワーストーンと組み合わせです。複数の種類の石を組み合わせれば、石の持っているパワーを増幅させたり、逆に持っていないパワーを補い合うことができます。

もちろん、良い効果があるからといって、やたらとたくさんパワーストーンを身に付ければいいというわけではありません。パワーストーン同士にも、相性が良い悪いがありますから、何と何を組み合わせるかは考えなければなりません。

そこで、アメジストと相性の良い石を3種類ご紹介したいと思います。ぜひ参考にしてくださいね。

4-1.アメジスト×ローズクォーツ

ローズクォーツは水晶の仲間である石英の一種で、薄いピンク色のかわいらしいパワーストーンです。アメジストは鉄によって紫色になりますが、ローズクォーツはアルミニウムやチタンの影響でピンク色になります。

ローズクォーツの石言葉は「愛の告白」「真実の美」などです。ローズクォーツは恋愛の石であると同時に癒しのパワーも持っていて、失恋の痛みや目標が達成できなかった悲しみなどを癒してくれます。悲しみから立ち直って、他人に優しくなりたい、成長したいという願いをかなえてくれるパワーストーンです。

アメジストとローズクォーツの組み合わせは、恋愛、特に失恋から立ち直って新しい恋をしたい人におすすめです。ローズクォーツのパワーは失恋の悲しみを癒し、よりよい自分になるサポートをしてくれます。ローズクォーツのパワーで素敵な自分になってからアメジストのパワーで真実の愛を探せば、きっと良い結果につながるでしょう。

4-2.アメジスト×サファイア

青い宝石といえば、と聞かれるとおそらく多くの人がサファイアと答えるのではないでしょうか。サファイアはそれほど有名で、人気のある宝石です。

ですが実は、サファイアの色は青だけではありません。サファイアはコランダムという種類の鉱物です。コランダムが赤くなったものがルビー。そして赤以外のコランダムが、サファイアと呼ばれます。つまり、サファイアには赤以外のいろんな色があるのです。ピンクサファイアやイエローサファイア、グリーンサファイアという名前を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。最近は、ピンクとオレンジの中間の色合いであるパパラチアサファイアという種類も人気です。

サファイアは、色によって異なる石言葉を持っています。一番有名で、人気のあるブルーサファイアの石言葉は「誠実」「博愛」、ピンクサファイアは「かわいらしさ」「はかなさ」、パパラチアサファイアは「慈愛」などです。どの色のサファイアを身に付けるかで、受けることができるパワーも変わってきます。

もしブルーサファイアとアメジストを組み合わせるのであれば、期待できるのは目標達成の効果です。サファイアは持ち主に冷静な判断力を与え、目標に近付くための行動を促します。目標に向かって努力する時には、さまざまなストレスが付き物ですよね。アメジストは持ち主をストレスに強くしてくれますので、目標達成のためのサポートをしてくれるでしょう。

また、サファイアには恋愛成就や家庭円満のパワーがあります。特にサファイアは浮気防止の石とも言われていて、夫婦や恋人同士などでお互いに贈りあい、身に付ける習慣もあるそうです。アメジストで真実の愛を見つけたら、サファイアの浮気防止のパワーでふたりの仲が長く続くように、サポートしてもらうといいかもしれませんね。

4-3.アメジスト×アクアマリン

3月の誕生石としても有名なアクアマリンは、薄い透き通った水色が美しい宝石です。

アクアマリンはラテン語で水をあらわす「aqua(アクア)」、海をあらわす「marine(マリン)」という言葉が名前の由来になっている、海や水を象徴する宝石です。さわやかな色合いは、確かに海をイメージさせますよね。

アクアマリンの石言葉は「幸福」「富」などです。豊かな海にぴったりの石言葉ですね。また、アクアマリンは幸福な結婚を授ける石とも言われていて、花嫁への贈り物としてもよく用いられます。海を象徴する石でもあるので、船乗りが航海のお守りとして持っていくこともよくありました。

アクアマリンのパワーストーンとしての効果は、人間関係に関わるものが多いです。アクアマリンは恋愛や結婚生活をうまくいかせるための石でもありますし、コミュニケーション能力を上昇させる石でもあります。恋愛のパワーを持つアメジストとアクアマリンの相性はぴったりです。

アクアマリンは自分にも他人にも優しい人間になれる石なので、自然と周囲からの信頼を得ることができるでしょう。良い人間関係を築くことができれば、良い出会いもあります。アメジストは良い人間関係をもたらす石なので、アメジストとアクアマリンの組み合わせて身に付ければ恋人や友人などを得て、自分にとって良い環境を作るサポートをしてくれるでしょう。

5.2月のアメジスト以外の誕生石、クリソベリルキャッツアイ


2月の誕生石といえばアメジストですが、実は2月の誕生石はもう1種類あります。それがクリソベリルキャッツアイです。

クリソベリルキャッツアイは、2021年に新たに加えられた誕生石のうちの1種類です。まだ新しい誕生石であるということに加え、2月の誕生石としてはアメジストが有名すぎるせいか、そこまで知名度は高くないと言えるでしょう。ですがとても魅力的な宝石なので、これからもっと人気がでる可能性は充分にあります。

5-1.クリソベリルキャッツアイってどんな石?

クリソベリルキャッツアイがどんな宝石なのか見ていきましょう。

クリソベリルキャッツアイは、クリソベリルという宝石の中でも特にキャッツアイと呼ばれる特徴を持つもののことを言います。

クリソベリルとは金属が酸素と結合している酸化鉱物と呼ばれる鉱物の一種で、ベリリウム・アルミニウム・酸素でできています。クリソベリルは長い時間をかけて成長しながら地中で大きな圧力を受けるので、その過程でさまざまなことが起きて珍しい特徴があらわれることも少なくありません。

具体的に言うと、他の物質を含んで色が変わったり、特殊な性質を持つ石になったりすることがあります。その特殊な性質のひとつが、キャッツアイです。宝石の中に一筋の光が入っているように見えるものが、キャッツアイと呼ばれます。

まるで猫の縦長の瞳孔のようにも、一筋の光のようにも見える線の正体は、宝石に含まれるインクルージョンと呼ばれる内包物です。通常、宝石の中に含まれる内包物は少ない方が品質が良いとされます。インクルージョンは傷やゴミのようにも見えるからです。ですが、中には珍しかったり、美しく見えるインクルージョンもあります。キャッツアイはルチルという物質が細かな針状になって直線状に並んだもので、光を反射して猫の瞳孔のように見えるのです。クリソベリルの中でもキャッツアイが入った特殊な宝石だけが、クリソベリルキャッツアイと呼ばれます。

5-1-1.さまざまな色のクリソベリル

クリソベリルに一番多い色は黄色、もしくは黄緑色です。クリソベリルの黄色は鉄によるもの、緑はクロムによるもので、鉄が多ければ黄色が濃く、クロムが多ければ緑色が濃くなります。色合いは違いますが、どの色合いもすべてクリソベリルなのです。

また、クリソベリルにバナジウムが含まれることもあります。バナジウムが含まれたクリソベリルの色はミントグリーンです。このミントグリーンのクリソベリルはパロットクリソベリルと呼ばれます。

クリソベリルの中でも、特に別の名前で呼ばれて有名な宝石がアレキサンドライトです。アレキサンドライトは世界三大希少石とも呼ばれる人気の宝石ですので、知っている人も多いでしょう。クリソベリルの中に多量のバナジウムとクロムが含まれたものが、アレキサンドライトと呼ばれています。アレキサンドライトは照らす光の種類によって、同じ石が紫っぽい赤や青緑などに色を変える宝石です。そのような不思議な特徴のあるアレキサンドライトも、実はクリソベリルの仲間なのです。

また、非常に珍しくはありますが、カラーレスのクリソベリルもあります。

5-1-2.クリソベリルにはキャッツアイが多い

クリソベリルキャッツアイは、クリソベリルの中でも特にキャッツアイと呼ばれる光の筋のような線が入ったもののことを指しますが、実はこのキャッツアイは、クリソベリルだけにあらわれる特徴ではありません。エメラルド、オパール、トルマリンなど、様々な宝石にキャッツアイが入ることがあります。それぞれ、エメラルドキャッツアイ、オパールキャッツアイなどと呼ばれ、ジュエリーとして、またパワーストーンとしても流通している宝石です。

キャッツアイは特殊なインクルージョンですが、実はクリソベリルにはキャッツアイが含まれる石がとても多いことでも知られています。クリソベリルキャッツアイのことを、ただ単に「キャッツアイ」と呼ぶこともあるくらいです。ショップでキャッツアイという名前で売られている宝石があれば、それはクリソベリルキャッツアイのことかもしれません。

もちろん、それ以外の場合もありますので確認してみることが必要です。

5-2.クリソベリルの名前の由来

クリソベリルの語源は、ギリシャ語で金色という意味の「chrysos(クリソス)」と緑色の宝石という意味の「beryllos(ベリロス)」だと言われています。

ベリロスは、ベリルという宝石の語源でもあります。ベリルはエメラルドやアクアマリンなどを含む宝石のグループです。現在ほど科学技術が発達していなかった時代、クリソベリルはベリルの変異種だと思われていました。

クリソベリルは含まれる元素によっては黄色が濃く、金色に見えることもありますので、金色のベリルという意味で、クリソベリルと呼ばれるようになったのです。実際にはクリソベリルはベリルの仲間ではなかったのですが、現在でもその名前で呼ばれています。

和名は「金緑石(きんりょくせき)」です。金色にも緑色にも見える見た目から名付けられたのでしょう。

5-3.クリソベリルの歴史と伝説

クリソベリルは昔から人々に使用されてきましたが、実際にいつ頃から使われてきたのか詳しいことはわかっていません。先ほども書きましたが科学技術が現在ほど発達していなかった時代には、クリソベリルはペリドットやベリルなど、他の宝石に間違われていました。そのせいで、最も古いクリソベリルの使用がいつ頃なのか、はっきりしないのです。ですが、おそらくほかの宝石に間違えられながらも、古くからクリソベリルは使用されてきたのだろうと考えられています。

クリソベリルが他の宝石とは違うとはっきりわかったのは、1789年のことです。ドイツの地質学者、アブラハム・ゴットロブ・ヴェルナーによってクリソベリルは他の宝石とは違う種類の宝石だと判明しました。クリソベリルは宝石の中でもしっかりした硬さがあり、加工しやすいので、多くのアクセサリーが流通して人気になったのです。

クリソベリルはその後、王族に愛用されたり、博物館に展示されたりしながら今に至ります。

5-4.クリソベリルの産地

クリソベリルはブラジル、ロシア、スリランカ、マダガスカルなど、世界各地に産地があります。

その中でもスリランカがもっとも古く、長い間クリソベリルの最も主要な産地として知られていました。スリランカ産のクリソベリルには鉄とチタンが多く含まれており、褐色っぽい色の石がよく発色します。その色から、かつてはトルマリンの仲間だと思われていたそうです。残念ながら1980年代以降は産出量が減少しています。

ブラジル産のクリソベリルは、宝石の産地としても有名なミナス・ジェイラス州で産出されます。石の色合いは美しい金色や黄緑色で、品質が高いものが多いです。日本でもブラジル産のクリソベリルは人気が高く、多く流通しています。

クリソベリルキャッツアイの産地として有名なのはインドです。ですが現在ではインドの鉱山は枯渇しており、新しいインド産のクリソベリルは産出されないことから、人気も需要も高まっています。

6.クリソベリルキャッツアイのスピリチュアル的な意味と効果

クリソベリルの中でも、特にクリソベリルキャッツアイはポジティブなパワーストーンとして人気です。クリソベリルキャッツアイの石言葉と効果を知ることで、良い影響を受けられるかもしれません。

6-1.クリソベリルキャッツアイの石言葉

クリソベリルを象徴する石言葉は「ありのままの自分」「静かに見守る」などで、特にクリソベリルキャッツアイの石言葉は「驚嘆」です。クリソベリルはあまりに美しい石なので、その美しさに驚くという意味が込められています。

驚くほど美しいクリソベリルキャッツアイを身に付ければ、自分も少しでもきれいになれる気がしませんか?

石言葉を参考に、購入する宝石を決めるという人もいます。それほど、石言葉は重要な意味を持っているのです。

6-2.クリソベリルキャッツアイの持つ効果

クリソベリルキャッツアイの持つスピリチュアル的な効果について詳しく見ていきましょう。

クリソベリルキャッツアイは、クリソベリルの中でも特別な石です。まるで光の筋のように見えるキャッツアイは、持ち主を明るくします。また、「猫の目」という名前の通り、悪い物に目を光らせ、持ち主を守ってくれる効果のある石だと言われていました。

6-2-1.幸運を引き寄せる

クリソベリルキャッツアイは、幸運を引き寄せるパワーストーンです。ポジティブなパワーを持っているパワーストーンなので、持ち主の周囲を明るく照らし、悪いことを遠ざけて幸運を引き寄せます。

特に人生の転機となるような、重要な時にパワーを発揮してくれる石だと言われていますので、ここぞという時に身に付けると良いでしょう。

6-2-2.仕事で出世する

クリソベリルキャッツアイは、仕事や勉強などの意欲を高めてくれる石でもあります。

「猫の目」はさまざまなことを見極めてくれます。仕事や勉強でのチャンスのタイミングを見極め、教えてくれるでしょう。

仕事や勉強は、がんばりすぎると疲れてしまいます。ですが多少つらくてもがんばらなくてはならないという時もありますよね。そのタイミングを、クリソベリルキャッツアイは的確に教えてくれます。

6-2-3.ネガティブな気持ちをなくす

クリソベリルキャッツアイはポジティブなパワーを持っていて、持ち主にもそのパワーを授けてくれます。

どうしてもネガティブな気持ちになってしまうということは、誰でもありますよね。そういう時にクリソベリルキャッツアイは、持ち主の心を穏やかにしてくれます。明るい気持ちになりたい、気持ちを切り替えたい時には、クリソベリルキャッツアイのパワーを借りてみるのもいいでしょう。

7.クリソベリルキャッツアイと他の石の相性

パワーストーンは1種類で身に付けても悪いということはありませんが、他のパワーストーンと組み合わせて身に付けるほうがより効果が発揮できます。パワーストーンを1種類で身に付けると、どうしても効果に偏りが生じてしまうのです。何種類かのパワーストーンと組み合わせれば、持っていない種類のパワーを補うことができます。

もしくは、同じ種類のパワーを持つ石を組み合わせれば、その効果をより感じることができるでしょう。

それぞれの効果がありますので、自分の欲しいパワーは何か考えて身に付けてみてください。

7-1.クリソベリルキャッツアイ×シトリン

シトリンは11月の誕生石としても有名な、柑橘類のような黄色やオレンジ色をした水晶です。天然のシトリンはとても希少で価格も高く、流通量も多くありません。流通している多くのシトリンは、アメジストを加熱処理したものです。加工されたものでも偽物のシトリンというわけではありませんので、手頃な価格で購入した石でもパワーストーンとしての効果は変わりません。

シトリンはその明るい色合いから、「太陽の石」とも呼ばれていました。持ち主に生命力と活力を与え、毒物から身を守る効果があると信じられていたそうです。また、その黄金の色から財力の象徴でもあると言われ、商人が商売繁盛のお守りとして身に付けることもありました。

シトリンのパワーとクリソベリルキャッツアイのパワーは、同じ種類のものです。

明るい気持ちになって、仕事や勉強でも成果をあげることができるでしょう。

7-2.クリソベリルキャッツアイ×ペリドット

ペリドットは8月の誕生石としても有名な、薄い緑色の宝石です。クリソベリルはペリドットにもよく間違われていましたが、科学技術が発展していなかった時代にはよくあることでした。エメラルドやトパーズ、ペリドット、そしてクリソベリルは緑色や黄緑色の宝石として同一視されていたのです。

現在ではしっかりと石の種類を特定できるようになりましたので、クリソベリルが他の宝石と間違われることはまずありません。クリソベリルとペリドットは見た目は似ていることもありますが、違う種類の石として区別されて売られているので安心ですね。

ペリドットもクリソベリルと同様、ポジティブなパワーを持っています。特にもっと積極的になりたい、ネガティブな自分を変えたいという願いを持つ人にパワーを与えてくれる石です。クリソベリルキャッツアイはネガティブな気持ちをなくすパワーストーンなので、組み合わせることでより明るい気持ちで毎日を送ることができるようになるでしょう。

7-3.クリソベリルキャッツアイ×ラピスラズリ

ラピスラズリは「瑠璃」という和名でも良く知られる12月の誕生石です。濃い青い色の石で、最強のパワーストーンとしてよく用いられています。

ラピスラズリはラズライト、アウィン、パイライト、カルサイトという4種類の鉱物が混ざり合った石です。これらの鉱物の割合によって色合いがかわりますが、濃い色であればあるほどパワーが強いと言われています。ラピスラズリの強いパワーを求めるのなら濃い青色の石が良いのですが、強すぎるパワーを持ち主が受け止められないこともあるので注意しましょう。

パワーストーンを購入する時には、直感が大事だと言われています。ラピスラズリを持ちたいと思っても、石を目の前にした時に少しでも違和感を持つようなら、違う石を探したほうがいいかもしれません。

ラピスラズリは強いパワーで持ち主に試練を与えます。その試練を乗り越えることで、持ち主は成長し、成果を得ることができるのです。

ラピスラズリに与えられた試練を乗り越えるには、持ち主がやる気に満ちていて、試練に向き合うことができる状態でなければなりません。クリソベリルキャッツアイは持ち主からストレスをなくし、前向きにしてくれるパワーストーンなので、ラピスラズリと一緒に持つのにちょうど良いです。

8.【まとめ】誕生石の効果を知って身に付けよう!

今回は、2月の誕生石について詳しく見てきました。

アメジストとクリソベリルキャッツアイ、2月には2種類の誕生石があります。2月の誕生石としてはアメジストが有名ですが、クリソベリルキャッツアイはアメジストとは違う魅力のある宝石です。アメジストは紫や薄い紫色が多く、クリソベリルキャッツアイには黄色や緑色が多いので、まったく雰囲気が違いますよね。どちらを身に付けるかによって、がらっと印象を変えることができるでしょう。

アメジストとクリソベリルキャッツアイは、パワーストーンとしてもそれぞれ違った効果があります。

恋愛の効果が欲しければアメジスト。

仕事でうまくいきたいなら、クリソベリルキャッツアイを身に付けましょう。

どちらの誕生石を身に付けるか、迷ったらぜひこの記事を参考にしてくださいね!

かんたん30
お手軽査定

手数料0

査定料、キャンセル料、買取手数料等

やさしい相場説明

売るのが初めての方でもご安心ください

店舗が近くにないお客様のために 宅配買取をご用意!

宅配キットを無料で申込む

人気のコラム

コラムカテゴリー

ブランド

A.ランゲ&ゾーネ IWC ヴァシュロン・コンスタンタン ヴァレンティノ ヴァンクリーフ&アーペル ヴェンペ ウブロ エイチ モーザー アンド シー エドックス エベラール エベル エルメス オーデマ・ピゲ オフィチーネ・パネライ オメガ オリス カール・F・ブヘラ カルティエ クストス グッチ グラスヒュッテ・オリジナル グランドセイコー クリスチャンルブタン クロノスイス クロムハーツ ゴヤール サンローラン ジーショック ジャガールクルト シャネル シュプリーム ショーメ ショパール ジラールペルゴ ジン セイコー ゼニス セリーヌ タグ・ホイヤー チャペック チューダー ディオール ティソ ティファニー ノモス バーバリー パテックフィリップ ハリー・ウィンストン バレンシアガ ピアジェ フェンディ ブシュロン プラダ フランクミュラー ブランパン ブルガリ ブレゲ フレデリック・コンスタント ペキニエ ベル&ロス ベルルッティ ボーム&メルシェ ボッテガヴェネタ ミキモト メゾンマルジェラ モーブッサン モーリスラクロア モンクレール モンブラン ユリスナルダン ユンハンス ラドー ラルフローレン リシャールミル ルイ・エラール ルイヴィトン ロイヤルアッシャー ロエベ ロジェデュブイ ロレックス ロンジン
タイトルとURLをコピーしました