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2023年7月15日

【時計とジュエリーの両立】ショパールとは?歴史や魅力を徹底解説

時計

ショパールは時計とジュエリーを両立させているブランドとして知られているブランドです。元々時計でスタートしたブランドでしたが買収されジュエリーの技術が合わさったことで、美しさや品質の安定性が向上しています。カリテフルリエ設立の中心的存在として尽力し、スイス時計全体の品質向上だけでなく自社商品についても最高品質へのこだわりを強く見せるブランドです。この記事ではショパールの歴史、魅力、代表シリーズ、ショパールの時計を着けている芸能人、人気モデルについてまとめます。

目次

1.【時計とジュエリーの両立】ショパールの歴史

1-1.1860年スイスソンヴィリエにで創業

ショパールは1860年にルイ・ユリス・ショパールによってスイスソンヴィリエで創業しました。弱冠24歳の若き時計技術者でしたが、彼の作り出す超薄型で高精度の実用的な懐中時計はデザインも斬新で評判となり、ロシア皇帝ニコライ2世をはじめ多くの著名な顧客を獲得しています。

スイス連邦射撃祭とスイス鉄道の公式サプライヤーに選出されたことで信頼性や品質の証明となり、これをキッカケに国外へも販路を広げていきました。創業者の孫にあたるポール・ルイ・ショパールが1915年に経営を引き継ぎ、ラ・ショー・ド・フォンに支店を開設、ジュネーブに本社を移転しました。

1-2.1963年カール・ショイフレ3世によって買収

1943年にはポール・アンドレ・ショパールが経営を引き継ぎましたが、従業員がたった5人しかいない経営状況でした。1960年代に入った頃にポールの息子が会社を引き継ぐ意思がないことから、売却を検討し始めました。

ちょうどその頃に事業家であるカール・ショイフレ3世が運営するドイツの時計・宝飾店向けにスイス時計専用のムーブメントサプライヤーを買収しようとジュネーブへ足を運んでいました。そんな折に出会ったポールとカールの2人はすぐに意気投合し、わずか30分で契約を済ませてしまったとの逸話が残っています。こうしてショパール社の時計製造技術とエスツェハ社のジュエリー製造技術を兼ね備えたブランドが誕生しました。

以来、ショパールは独立した家族経営を継続し、カールの子供たちが経営に参加しています。カールの経営ノウハウや時計製造への情熱により、ショパールは再び立ち上がることができました。

1-3.1996年「L.U.C 1.96」を皮切りに自社ムーブメントの開発を強化

1976年、新生ショパールによって大ヒットとなったハッピーダイヤモンドが発表されました。1988年にはクラシックカーレースのミッレミリアのスポンサーを務め、レースにちなんだ時計を発表しており、時計愛好家とクラシックカー愛好家の両方から愛されるシリーズとなっています。

1990年代に入ると自社製ムーブメントの開発に取り組みました。1996年に誕生した初の自社製ムーブメントCal.L.U.C 1.96はマイクロローター採用で薄型化、COSCクロノメーターとジュネーブシールの両方の認定を受ける高品質なムーブメントでした。創業者に敬意を示すL.U.Cと名付けられたムーブメントは翌年に時計に搭載され、本格マニュファクチュールとしての道を進み始めました。

マニュファクチュールの先駆けとなった自社製ムーブメントの開発は止まりません。香箱を4つ備え約9日間のパワーリザーブをもつL.U.C1.98 クアトロや、トゥールビヨン、ミニッツリピーター、GMT、永久カレンダー、クロノグラフなど複雑機能を搭載するムーブメントを次々と発表していきました。

2001年にはボヴェ、パルミジャーニ・フルリエと共同でカリテフルリエ財団を設立しました。COSCクロノメーターを超える精度かつ、それまでになかった審美性を審査する認定制度です。2008年には垂直統合の製造方法をさらに推し進めるフルーリエ・エボーシュ社を設立。ショパールの子会社で、ムーブメントのエボーシュを製造するメーカーです。

2.ショパールの魅力

2-1.カリテフルリエ認定の高精度・仕上げの美しさ

カリテフルリエとは2001年に制定された品質規格のことで、ショパール、パルミジャーニ・フルリエ、ボヴェ等数社共同のプロジェクトで設立された独立した検定機関です。数ある機関の中でも厳しい検査をクリアした時計にのみ与えられる認定の称号・刻印は、それだけで最高品質であることの証明が可能です。

内容としては、①100%スイス産であること②COSC(スイスクロノメーター規格)認定ムーブメントであること③クロノフィアブルテスト④卓越した審美性⑤フルリテストでの試験の5つに分かれています。

③クロノフィアブルテストとはリューズの押し引きやプッシュボタン、回転ベゼル、磁場など、実際の使用においての実用性を見る試験です。⑤フルリテストとは専用の試験機を用いて24時間の精度を計測するもので、スイスクロノメーター規格を上回る0〜+5秒/日差であることが合格のラインです。

ショパールの時計の一部がカリテフルリエ認定を受けています。精度だけではなく審美性を審査する認定は他にはなく、独立した垂直統合体制をもつ真のマニュファクチュールであるショパールだからこそ成し遂げられる品質の高さと美しさです。

2-2.ジュエリーのノウハウをミックスしたラグジュアリーの美しさ

ショパールの特徴であるウォッチメーカーでありジュエリーメーカーでもあるということは大きな魅力の一つです。元々ショパールはウォッチメーカーとして創業しましたが、1963年以降ジュエリーメーカーとしても運営されてきました。

ジュエリーメーカーの技術・センスが合流したことによって、時計にも大きな影響を与えました。女性解放運動の盛んだった時期だったのも手伝って、発表したレディースウォッチのハッピーダイヤモンドが大きなヒットとなりました。パヴェダイヤのいわゆるレディースウォッチとは違い、男性の時計のようなオーソドックスなデザインとジュエリーの楽しみをミックスさせたデザインは、ブラックドレスやコルセットからの解放のように現在でも愛されています。

2-3.垂直統合による自社・関連会社での一貫生産

一貫生産、いわゆるマニュファクチュールは時計業界において多くのブランドが目指しています。ムーブメントにETA社製のものを使用するブランドが多く、時計ごとの差がわかりにくかった時期から一変、ETA社のムーブメントの購入が難しくなりつつあることなど、多くの要因がありますが、多くのブランドが自社一貫生産になることで安定した供給や付加価値を付けた新商品の展開などを勧めています。

現在でも多くのブランドがマニュファクチュールを宣言しているものの、実態としては部品単位ではサプライヤーから購入し、組み立ては自社だけで行うブランドも見られます。一貫生産を正確に捉えるなら、設計から各種部品製作、生産までのすべてを自社で行うこととなりますが、部品の多くは購入品から成り立っています。

しかしショパールの自社一貫生産は違います。ショパールのグループ内の関連会社で部品を製造し、3つの製作拠点でショパールの時計はすべてつくられています。これはショパールがコングロマリットに所属しない独立系だからこそできることで、産地や原料、製造方法に至るまでが管理されています。そのため自社製ムーブメントの開発ももちろんショパールの得意とするものです。

3.ショパールの代表シリーズ

3-1.ミッレミリア

ミッレミリアは世界一美しいスポーツカーの祭典として知られるクラシックカーレースミッレミリアを記念して製作されているシリーズです。1988年以降は公式タイムキーパーに就任し、カール・ショイフレ氏もレーシングドライバーとして参加するほど。

ショパール ミッレミリアは実際のクラシックカーをモチーフにしており、車のボディや内装、ダッシュボードを再現した文字盤などクラシックカーを彷彿とさせるデザインが散りばめられています。シリーズのすべてのモデルにミッレミリアの公式ロゴを配しており、車の愛好家と時計の愛好家の両方が楽しめるようになっています。

ミッレミリアは主にクラシックとGTSの2種類で展開されています。クラシックは1927年~1940年の車をモチーフにしたもので、アラビアインデックスを採用しており、まさにクラシックな雰囲気に仕上がっています。GTSは1941年~1957年の車をモチーフにしており、バーインデックスが中心のコンサバなデザインで、環境に影響されずどんなシーンでも使える汎用性が特徴です。

3-2.L.U.C

L.U.Cはショパールの原点ともいえるシンプルなドレスウォッチシリーズです。創業者のルイ・ユリス・ショパールが名前の由来です。

初登場は1996年で、L.U.Cはエスツェハ合流後のショパールにおいてカール・ショイフレが、陣頭指揮を執って製作されたシリーズです。テーマは「最高のもの」。開発を行ったのはミシェル・パルミジャーニとダニエル・ボロネージの2人で、ミシェルは後にパルミジャーニ・フルリエを興す人物で、ダニエルは現在ショパールのムーブメント部門のトップを務めています。

L.U.Cは基本的にはドーフィン針、ラウンドタイプ、比較的シンプルな王道のドレスウォッチです。ワールドタイムやトゥールビヨン、永久カレンダーなどの機能を付与したモデルも多く展開されており、トノー型のL.U.Cも存在します。インデックスの種類もアラビア、ローマ、バーと幅広いもののデザインのぶれは少なく、一目でL.U.Cだとわかる洗練された美しさをもっています。

生産本数は少なく、カールの目の届く範囲と決めているため今後も増やす予定はないようです。それどころか、2019年発表のラグジュアリースポーツシリーズのアルパインイーグルの人気によって、さらに生産本数は絞られると見られています。

3-3.アルパインイーグル

アルパインイーグルはショパールのラグジュアリースポーツシリーズです。ワシの目の虹彩をイメージしたサンバースト文字盤や羽を想起させる秒針など、自然から得たインスピレーションをもとにデザインされています。8箇所でビス留めされたフラットベゼル、ケースと一体化されたラグなど伝統的なラグジュアリースポーツデザインを踏襲しています。ブレスレットの中央リンク部分は段で少し高さがついているのはアルプスの山々をイメージしており、立体感を際立たせています。

アルパインイーグルは1980年に発表したサンモリッツという元となるモデルが存在します。機械式時計がクオーツショックによって苦しんでいた時期に、ショパールとして初となるスポーツモデルを普段扱わないステンレススチールで発表した、いわば冒険したモデルでした。少し前にオーデマ・ピゲのロイヤルオークなどラグジュアリースポーツモデルを様々なブランドが発表したこともあり、高い人気となりました。アルパインイーグルはその後40年経って、現代的な解釈で蘇ったといえます。

3-4.グランプリモナコ

世界最高峰のクラシックカーレースであるグランプリモナコヒストリックのパートナーでありオフィシャルタイムキーパーを務めるショパールが当レースを記念して製作するシリーズです。大会に合わせて発表されており、何年かおきにグランプリモナコに合わせつつ現代的な解釈を盛り込んだ最新のモデルを発表しています。

カーレースに向けて製作されたこともあり、スポーティーなデザインに仕上がっています。3針、パワーリザーブ、クロノグラフの3種類で展開されており、パワーリザーブモデルは6時位置のサブダイヤルの表示は車のメーターを模したデザインになっています。白、黒、赤、時には黄を組み合わせたカラーリングで、視認性をしっかり確保しつつブラックベゼルとイエローの見返し部、白文字盤では白文字盤に黒のサブダイヤルを組み合わせたパンダデザインなど王道のスポーツウォッチの雰囲気を踏襲するモデルも多く発表されています。

3-5.ハッピーダイヤモンド

1976年に発表されたハッピーダイヤモンドはショパールのアイコン的存在となるシリーズです。ラウンドのケースで、ちょうど二重丸(◎)の最内部に文字盤、内側のベゼル、ガラスで保護された内と外の間(円形)、外側のベゼルの4層になっており、外内のベゼルの間をダイヤモンドが動き回るデザインとなっています。

モデルによってはベゼルにセットされたダイヤモンドを眺めながら、動き回るダイヤモンドを見ることができます。高貴でラグジュアリーなデザインにスパイスとして加わった動き回るダイヤモンドは煌びやかでいてポップな雰囲気で楽しめます。イエローゴールドやホワイトゴールドケース、レザーストラップの組み合わせなど、幅広いデザインバリエーションが楽しめます。

3-6.ハッピースポーツ

1993年に発表されたハッピースポーツはステンレススチールとダイヤモンドを初めて組み合わせたシリーズとして発表されました。クラシックでオーソドックスなラウンドケースの文字盤上をダイヤモンドが動き回るデザインはハッピーダイヤモンドから受け継いだデザインです。

12、3、6、9だけローマンインデックスのデザインが主流で、文字盤外周のレイルウェイやバトン針などクラシックなデザインにまとまっています。基本的には3針モデルでの展開ですが、新作でクロノグラフモデルも発表されており、スポーティー&クラシックの新たなレディースウォッチとして楽しめそうです。

3-7.スーパーファスト

スーパーファストはカーレースに縁のあるショパールの中でも最もクラシックカーの影響を色濃く感じさせるデザインです。見返し部分に描かれたインデックスやストライプの描かれた文字盤など、デジタル時計のようなデザインにまとまっています。白、黒、赤のカラーリングで構成されており、レーシーな印象です。

ホイールを想起させる8点のビス留めされたベゼルやラジエターフィンがモチーフのラグに深く彫られたスリットなど、クラシックカーを彷彿とさせるデザインパーツで溢れています。純正ストラップはスリックタイヤをモチーフにしています。モータースポーツをテーマにした時計は数多くありますが、ここまで車のデザインに忠実なシリーズは珍しいです。

3-8.インペリアーレ

インペリアーレは皇帝を意味しているように、高貴な風格が漂うラグジュアリーウォッチシリーズです。帝国時代の意匠からインスピレーションを得たデザインになっており、君主の衣服に刺繍されたアラベスク模様の文字盤、神殿の円柱を模したラグ、蓮の花のようなカーブが特徴のリューズなど、帝国の煌びやかな時代を思い起こさせます。

ベースのデザインは共通で、クオーツも機械式も両方で展開されています。それだけではなく2針モデルから3針、ムーンフェイズ、トゥールビヨンなど機能も様々なのが特徴です。マザーオブパール文字盤やダイヤモンドを敷き詰めた文字盤など、幅広いデザインと様々な機能でバリエーション豊かなシリーズです。

3-9.ルールドゥディアマン

ルールドゥディアマンは「L’HEURE DU DIAMANT」フランス語でダイヤモンドの時、をあらわすシリーズです。「ダイヤモンドは永遠の輝き」は世界中で使われたキャッチコピーであるように、ダイヤモンドの不変さは時計、ジュエリーに共通しています。

その両方に精通するショパールだからこそ生み出せたルールドゥディアマンは、すべてのモデルにダイヤモンドがふんだんに散りばめられています。ダイヤモンドの使い方はモデルごとに違っており、文字盤を埋めつくすものやオパール文字盤やマザーオブパール文字盤との組み合わせでより美しさを際立たせたモデルなど、主役にも補助役としても活躍しています。

4.【時計とジュエリーの両立】ショパールを着けている芸能人・有名人

4-1.俳優 浅野忠信 L.U.C XPS Ref.168591-3001

俳優 浅野忠信さんが着けているのはL.U.C XPS Ref.168591-3001です。浅野さんはセイコーやロレックスなど、王道の時計を多く着けているようでシンプルな美しさをもつ時計を愛用しています。

L.U.C XPS Ref.168591-3001はドーフィン針、バーインデックスの装飾を削ぎ落した無駄のないデザインが特徴で、ツインバレルによるパワーリザーブ65時間など、薄型のムーブメントながら実用性に優れています。マイクロローターを備えた自動巻きのため、シースルーバックからはムーブメントの動きをしっかり楽しむことができます。

4-2.タレント 近藤真彦 ミッレミリア クロノグラフ Ref.16/8920

タレント 近藤真彦さんが着けているのはミッレミリア クロノグラフ Ref.16/8920です。近藤さんはタグホイヤーのカレラやカルティエのロードスターなど、カーレースに縁のある時計を愛用しており、レーサーとしても活躍している近藤さんらしいチョイスです。

ミッレミリア クロノグラフ Ref.16/8920はヴィンテージカーレースのミッレミリアを記念してつくられたシリーズです。ベゼルのタキメーター付きの3つ目クロノグラフのオーソドックスなデザインですが、3時位置のサブダイヤルにはミッレミリアのロゴ、裏ブタには地図、純正のラバーストラップはダンロップのレーシングタイヤのトレッドをイメージしています。

4-3.タレント 恵俊彰 ミッレミリア グランツーリスモ Ref.168997-3001

タレント 恵俊彰さんが着けているのはミッレミリア グランツーリスモ Ref.168997-3001です。恵さんはグランドセイコーとショパールの時計を愛用しており、この2つの時計を特に愛用しているようです。

ミッレミリア グランツーリスモ Ref.168997-3001はクラシックカーレースミッレミリアからインスピレーションを得て製作されたミッレミリアの一本です。ケースサイズは44mmと大型でインパクト抜群。ブラックベースの文字盤に白と赤のレーシーなカラーリングで、太めの針とインデックスで高い視認性を確保しています。3時位置にはミッレミリアのロゴが描かれています。純正ストラップはダンロップのタイヤのトレッドをイメージしています。

4-4.女優 戸田恵梨香 ハッピースポーツ オーバル Ref.278602-3002

女優 戸田恵梨香さんが着けているのはハッピースポーツ オーバル Ref.278602-3002です。戸田さんはロンジンやカルティエ、ピアジェなど、クラシックな時計を中心に着けています。いわゆるレディースウォッチといった可愛らしいデザインではなく、すっきりシンプルなモデルが選ばれています。

Ref.278602-3002はオーバルなラウンドウォッチで、ダイヤモンドのジェムが文字盤上を動き回ります。12、6だけのローマンインデックスでシンプルなデザインに仕上がっています。

4-5.モデル 中村アン ハッピースポーツ Ref.278608-6003

モデル 中村アンさんが着けているのはハッピースポーツ Ref.278608-6003です。中村さんはシチズンやロレックスなど、シンプルで機能的な時計を多く着けています。スタイリッシュな装いに合う時計を選んでいるようです。

ハッピースポーツ Ref.278608-6003はラウンドタイプのクラシックな3針のベースは変えずにパヴェダイヤと文字盤上を動き回るダイヤモンドが輝くモデルです。ローマンインデックスの一見シンプルな時計に見えつつもダイヤモンドの輝きもしっかりと楽しめます。

5.【時計とジュエリーの両立】ショパールのおすすめモデル

5-1.アルパインイーグルラージ Ref.298600-3001

アルパインイーグルラージ Ref.298600-3001はショパール初のラグジュアリースポーツモデルのサンモリッツを現代的に復活させたアルパインイーグルシリーズの一本です。復活にあたって開発されたステンレススチール「ショパール ルーセント スチール A223」はサージカルスチールに匹敵する低刺激性の合金を使うことによる皮膚との適合性と、ゴールド並みの光度と輝きをもっています。

Ref.298600-3001はワシの目の虹彩をイメージしたサンバースト文字盤で、深いブルーのカラーリングで楽しめます。搭載されている自社製ムーブメントCal.01.01-Cはカリテフルリエ認定されており、精度だけでなくまごうことなきスイス製であることの証明など、使い勝手以上に満足感の高いものとなっています。シンプルな3針で41mmケースなので取り回しもよく、長く使える一本ではないでしょうか。

5-2.ミッレミリアGMT Ref.168992-3001

ミッレミリアGMT Ref.168992-3001は世界一美しいレースと評されるクラシックカーレースにインスパイアされたシリーズです。カーレースを彷彿とさせる白、黒、赤のカラーリングのクロノグラフモデルで、パイロットウォッチのような黒文字盤に縦3つ目のサブダイヤルと夜行処理された針とアワーマーカーが特徴です。

GMT針はベゼルの24時間計で一目でローカルタイムの時刻を知ることが可能です。3時位置にミッレミリアのロゴが描かれていることやレーシーな純正ストラップなど、カーレース好きに響くデザインが散りばめられています。

5-3.ハッピースポーツ 30 MM オートマティック Ref.278573-3010

ハッピースポーツ 30 MM オートマティック Ref.278573-3010は2020年発表のハッピースポーツです。ベゼルいっぱいにセットされたダイヤモンドと文字盤上を動き回るダイヤモンドが楽しめる煌びやかなモデルです。文字盤はライトブルーのマザーオブパールを採用しており、美しさと落ち着きが両立されています。

ハッピースポーツ誕生25周年を記念してつくられた自社製ムーブメントCal.chopard 09.01-Cを搭載しています。非常に薄くつくられたムーブメントのため、クオーツ時計のような薄さに仕上がっています。

5-4.L.U.C フル ストライク トゥールビヨン Ref.161987-5001(2022新作)

L.U.C フル ストライク トゥールビヨン Ref.161987-5001はショパールのアイコン的存在であるL.U.Cの誕生25周年記念として製作されたモデルです。2022年新作。2016年に発表されたL.U.Cフルストライクにトゥールビヨンを追加しており、複雑機構の代表格といえるミニッツリピーターに、同列に複雑さの代表であるトゥールビヨンを追加しています。

このモデルのために開発された新型ムーブメントCal.L.U.C 08.02-Lは前作のCal.L.U.C 08.01-Lにトゥールビヨンを追加しつつもわずか0.93mmの増加に抑えられています。厚みを抑えるために新形状のアンクルを開発し特許を取得、さらにストップセコンドまで追加しています。ミニッツリピーターの音の追求のために弦楽奏者を呼んで研究した徹底ぶりです。

6.【時計とジュエリーの両立】ショパール

ショパールの歴史、魅力、代表シリーズ、有名人と人気モデルについてまとめました。ジュエリーの技術と結びついたことで純粋な時計ブランドでは得られなかったデザインや知識が今のショパールに繋がっています。コングロマリットに所属しない独立系のブランドで世界的に知名度・信頼性があり、今後の展開に注目が集まっています。もし街中でショパールの時計を見かけたらぜひ一度手に取ってみてください。

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