2023年10月27日
カルティエの廃盤リング一覧!買い方や現行コレクションを徹底解説
ジュエリー
カルティエは「世界5大ジュエラー」と称されるほど、ジュエリーの世界で名を馳せています。そのアイテムの中には残念ながら時代とともに廃盤となったものも多く存在します。しかし、現在でも多くのファンに愛され続け色褪せることの無い魅力を放っています。
さて、この記事では、そんな廃盤になってしまったカルティエのリングの魅力や人気モデルを徹底的に解説していきたいと思います。現行モデルだけでは物足りない方へ向けて、買い方まで紹介していきますのでぜひご覧ください。
目次
1.人気ながらも廃盤になってしまったリングのコレクション
カルティエは独自のデザインと卓越したクラフトマンシップで、多くのジュエリーコレクションを生み出してきました。その時代のトレンドや当時の人々の心を捉えて、一時代を築いたリングも多数存在します。
しかし、時とともに一部のリングは人気ながらも廃盤となってしまい、公式のラインナップから姿を消しています。それでも魅力は色褪せることはなく、現在でも多くのファンに愛され続けています。
そんなカルティエの廃盤となった名作リングをピックアップしました。
この章では、それぞれの魅力について紹介していきたいと思います。
1-1.2C
ブランドの数あるコレクションの中でも「2C(ドゥーブル・シー)」は、特別な存在として知られています。イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドの異なる素材や色を組み合わせたデザインはボリューム感があふれるデザインとなっています。この独特なデザインはカルティエのクラフトマンシップの集大成とも言えます。
日常使いから特別なシーンまで幅広く活躍するアイテムとして多くのファンに愛されています。前面に配置された「C」の部分にダイヤモンドをあしらったゴージャスな印象の2Cリングだと、中古市場でも高額で取引されている場合もあります。
1-2.C2
先述した2Cリングと似た名前を持つ「C2(シー・ドゥ)」も、現在では廃盤になってしまったリングのひとつです。重厚感のある2Cリングと比較しても、シンプルでモダンなデザインからスタイリッシュな印象が見受けられます。
光沢を出すためのポリッシュ加工と、艶消し加工を掛け合わせたデザインが特徴的です。中には、ラッカー仕上げを施したアイテムもあるため、性別問わず選びやすいラインナップが多いです。カルティエのリングの中でも尖りのないシンプルなデザインのため、カップルや夫婦でペアリングとしても最適です。
1-3.ラニエール
「ラニエール」とはフランス語で「細い革紐」という意味を持っており、その名の通りスリムでエレガントな見た目です。キューブが連続してつながっているデザインが特徴的です。ラニエールリングの中心には、カルティエのブランドロゴが刻印されており、そのシンプルながらも洗練されたデザインは、現在でも多くの人々を魅了しています。
ゴールドの輝きを最大限活かすために作られたキューブ型のラニエールリングは、見る角度によって魅惑の輝きを放ちます。イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドの3種類から選べるバリエーションの広さも魅力のひとつです。
1-4.ヌーベルバーグ
パリの7つの街からインスピレーションを受けて作られた「ヌーベルバーグ」は、遊び心溢れる大胆なデザインが特徴的です。2013年に誕生して以来、多くの女性を魅了する人気コレクションでした。その独特で洗練されたデザインから、特別なゴージャス感が見て取れることから現在でも人気のコレクションです。
計算された圧倒的なボリューム感とゴージャスさを兼ね備えたデザインは、カルティエのクラシックなデザインを継承しています。パーティシーンに良く似合う見た目ですが、カジュアルコーディネートのアクセントにもなるような汎用性の高さも、人気の理由のひとつです。
1-5.ハッピーバースデー
カルティエのレザーアイテムラインとして高い人気を誇っている「ハッピーバースデー」は、リングでも展開されていました。カルティエのアイコンであるドゥーブルCをリング全体に刻印している総柄のデザインが特徴的です。
どの角度から見てもカルティエのリングと一目見てわかるデザインは、カルティエファンのみならず、ハイブランドが好きな方であれば誰もが惹かれるであろうデザインです。ブランドの主張が激しそうにも思えますが、着用してみるとちょうどいい存在感で誰が着けても違和感の感じられないアイテムです。
2.廃盤になってしまったリングはどうやって買えばいい?
廃盤になってしまったカルティエのリングは、カルティエファンをはじめ多くのハイブランドファンが欲しいアイテムのひとつです。しかし実際のところ、廃盤のアイテムはどうやって手に入れるのでしょうか?
もちろん新品では購入できないアイテムなので、基本的には中古品での購入になってしまいます。さて、この章では、廃盤になったカルティエのリングを購入するための方法をいくつか紹介していきたいと思います。
二次流通市場で中古品を買うメリットやショップの選び方、オークションサイトやフリマアプリを活用した購入方法まで幅広く取り上げていきます。カルティエのリングを手に入れるための秘訣を知りたい方は、ぜひご覧ください。
2-1.基本的には二次流通の中古品になってしまう
章の冒頭でもお話させていただいた通り、廃盤になってしまったカルティエのリングは新品での購入は出来ません。基本的には二次流通市場から中古品を選ぶ形となります。
しかし、中古品であっても、カルティエのリングはそのクオリティやデザイン、ブランドの価値を持っているため、高価で取引されることが多いです。特に希少性が高いモデルや、状態が良好なものは新品時の価格を上回ってしまう可能性も大いにあります。
中古品を購入する際には気を付けなければいけないポイントがあります。商品の状態をしっかりと確認することが重要です。特にキズや変色、サイズの変更跡などを注意深くチェックする必要があります。その名の通り、中古品は「誰かが一回使用したものであること」が大前提です。中には使用するのすら困難なものが存在していたりします。
また、正規の証明書やギャランティーカードが付属しているかも確認しましょう。これらの付属品があることで、商品の正規性や品質を保証する材料となります。ただし、昨今のコピー品のクオリティはかなり高いので、あまりにも価格が安いものや刻印に違和感があるものには特に注意が必要です。
カルティエの廃盤リングを買うためには、基本的に二次流通の中古品を担ってしまうことを忘れないでください。
2-2.プロの鑑定士がいる中古品ショップは安心!
中古品を購入する際の最大のデメリットとして挙げられるのが「コピー品を買ってしまうこと」です。昨今では精巧さを表すランクが付けられるほど、偽物やコピー品の流通が多いです。このようなリスクを避けるために、プロの鑑定士が在籍している中古品ショップを選ぶことをおすすめです。
偽物の売買は法律で禁止されているので、プロの鑑定士が在籍している中古品ショップでは、ほとんどの場合正規品であることが保証されています。特に大手の業者や口コミでの評判が高い中古品ショップは、信頼性のあるお店と言ってもいいでしょう。
※どうしても不安な場合は、一度お店に問い合わせてみるのもひとつの手です。
また、プロの鑑定士はコピー品の判断をするだけでなく、商品の状態やダメージもしっかりとチェックするように教育されているため、欲しいアイテムの詳細な情報を丁寧に教えてくれます。ダイヤモンドなどの宝石が付いているアイテムだとしても、品質やカラット数も正確に知ることができます。
二次流通のアイテムを購入する際には、プロの鑑定士が在籍している中古品ショップで選ぶことをオススメします。
2-3.フリマアプリやオークションサイトで安く手に入る!
フリマアプリやオークションサイトは、多くの人々が利用する手軽なプラットフォームとして急速に普及しています。※筆者自身もフリマアプリを活用して、欲しかったアイテムを安く手に入れることが多いです。
誰でも出品できることから、様々な種類の商品を取り扱っています。カルティエのリングのような高級ジュエリーも出品されていることが多いです。
フリマアプリやオークションサイトを利用することで、廃盤になったカルティエのリングを手頃な価格で購入することが可能です。しかし、フリマアプリやオークションサイトでのカルティエリングの購入にはいくつかの注意するべきポイントがあります。
購入する前には以下のような注意点をしっかりと確認し、安全かつ確実な取引を心がけることが大切です。
偽物の判断が難しい
フリマアプリやオークションサイトで一番気を付けたいポイントです。最近では買取業者が出品している商品も多いですが、一般人やブランドに詳しくない方が出品していた場合、商品の真贋を確認するのが難しい場合があります。
ブランドのジュエリーを真贋する際には、ブランドロゴを確認や作りの精巧さがポイントとなります。この判断を写真と商品情報だけで判断するのはかなり難しいです。購入前には、出品者の評価やレビューをしっかりと確認することが重要です。
商品の状態が詳細に分からない
中古品として出品されている商品は、新品とはかけ離れた状態である可能性がほとんどです。傷や汚れ、使用感などの詳細な状態を確認するための写真や説明をしっかりとチェックしましょう。
特にフリマアプリやオークションサイトで高級ジュエリーを購入する際には、まずは出品者に気になる点をチェックすることが大切です。
競争が激しい
フリマアプリやオークションサイトは、買取業者から一般の方まで出品することができます。通常の二次流通サイトと比較しても、圧倒的に出品者の母数が多いです。
出品者が多い分、人気のある商品やレアなアイテムは多くの人々が狙っていることが多いです。特に廃盤になってしまったアイテムなどは人気になりやすい傾向にあります。このような状況から、購入の競争が激しくなることが予想されます。
希望する商品を手に入れるためには、迅速な対応や適切な価格設定が求められることがあります。取り置きを意味する「専用対応」を取ってもらうのも競争を避けるひとつの手です。
安全な取引を心がける
フリマアプリやオークションサイトを利用する際は、安全な取引を心がけることが大切です。公式の取引方法を利用して、直接の金銭のやり取りなどは避けるようにしましょう。
アプリ運営会社の知らないところで個人トラブルがあった場合は、自己責任になってしまうので注意しましょう。
安全な取引を心がけることが大切です。
2-4.かなり古いアイテムを求めるならヴィンテージショップ
ヴィンテージショップは数十年前のアイテムを基本的に取り扱っています。他の場所では見かけない希少なアイテムに出会える可能性があります。また、ヴィンテージアイテムはそれぞれの時代の背景や文化を感じることができます。これにより、アイテム自体にストーリーが生まれ、新品とは異なる深みや魅力を感じることができます。
信頼性の高い有名なヴィンテージショップでは、商品の真贋や品質をしっかりと確認してから販売しています。安心して購入したい方にもおすすめです。また、店内の雰囲気も古き良き時代の雰囲気を持っていることから、ショッピングをすること自体が特別な体験となります。ヴィンテージショップの店員さんは、ヴィンテージアイテムに関する深い知識を持っているので、鑑定士とはまた違った視点からアイテムの詳細や背景を教えてくれます。
かなり古いアイテムを求めている方は、ヴィンテージショップを選択肢に入れるのをおすすめします。
3.カルティエのリングは結局どうやって選ぶ?ポイント3選!
カルティエのリングは独特のデザインと高い品質で、現在でも多くの人々から愛されています。しかし、多種多様なコレクションやデザインが存在するため、どれを選ぶべきか迷ってしまうことも少なくありません。
そんな方のために、この章では、カルティエのリングを選ぶ際のポイントを3つに絞ってご紹介します。皆さんのライフスタイルや好みに合った最適なリングを見つけるお手伝いをさせてください!
3-1.コレクションから選ぶ
カルティエは長い歴史と伝統を持つブランドとして、多くのジュエリーコレクションを生み出してきました。それぞれのコレクションは独自のテーマやコンセプトを持っており、異なる魅力を放っています。リングを選ぶ際は自分が魅かれるコレクションを見つけることから始めると、選択の幅が絞り込まれてかなり選びやすくなります。
コレクションごとに異なるテーマや背景がありますので、自分の価値観や普段のファッションスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。例えば、ロマンティックなテーマのコレクションや、モダンでシンプルなデザインのコレクションなど多岐にわたる選択肢があります。
特定のコレクションの背景やモチーフを知ることによって、惹かれる部分も人それぞれ変わってくると思います。コレクションに込められたストーリーや意味を深く理解出来れば、より一層の愛着を持って使用することができます。自分だけの特別なリングを見つけるために、まずはカルティエの豊富なコレクションから選ぶことをおすすめします。
3-2.素材や好みのデザインから選ぶ
カルティエのリングはさまざまな素材やデザインで展開されてます。その中から、自分の好みやスタイルに合ったものを選ぶのも、賢い選び方のひとつです。素材やデザインを重視して選ぶことで、日常のコーディネートや特別なシーンに合わせやすいリングを見つけることができます。
基本的にカルティエのリングは4種類の貴金属素材で作られます。クラシックで上品な雰囲気を持つ貴金属は、どんなシーンにも合わせやすい素材です。
以下がカルティエのリングに使われる素材になります。
・イエローゴールド
・ホワイトゴールド
・ピンクゴールド
・プラチナ
暖色が好みなのであればイエローゴールド、ピンクゴールド。
寒色系が好きなのであればプラチナ、ホワイトゴールド。
上記のように、素材の好みで選ぶのも楽しいです。
また、デザインで選ぶのも非常に重要です。日常使いを考えるなら洗練されたシンプルなデザインがおすすめです。他ブランドとのアクセサリーとの組み合わせも考えやすいです。特別なシーンやイベントでの使用を考えている場合は、ダイヤモンドやカラーストーンを取り入れたゴージャスなリングを着ければ注目の的です。
どの素材やデザインを選ぶにしても、自分のライフスタイルや好みをしっかりと考慮して長く愛用できるものを選ぶことが大切です。
3-3.予算に合わせて値段で選ぶ
カルティエのリングは高級感とブランドの歴史が反映された価格設定となっています。予算を最初に決めておくことで選択肢を絞って選ぶことができます。
カルティエのリングは10万円台〜数百万円までの価格で購入できるものが存在します。シンプルなデザインや小さめのダイヤモンドを使用したものなど、初めてのカルティエリングとしてもおすすめのアイテムが多数ラインナップされています。
選択肢を絞るのを目的とするのであれば、あらかじめ自分の予算を定めることをオススメします。自分の好みや使用するシーン、日常のスタイルなども考慮しながら自分に合ったリングを選ぶことが大切です。カルティエのリングは価格以上の価値と満足感をもたらしてくれるアイテムです。
4.古くから歴史のあるカルティエの現行コレクション!
カルティエは創業から現在にかけて、多くの時代を魅了してきたジュエリーブランドです。その歴史の中で生まれた数々のアイコニックなコレクションは今も変わらず多くの人々に愛され続けています。過去の名作を大切にしつつ、現代のトレンドやニーズに合わせた新しいコレクションも次々と生み出しています。
さて、この章では、そんなカルティエの歴史とともに受け継がれてきた現行コレクションを紹介していきたいと思います。
4-1.ジュストアンクル
出典:Cartier
「ジュストアンクル」は「一本の釘」という意味を持つカルティエの代表的なコレクションのひとつです。この名前の通り釘からインスピレーションを受けたデザインが特徴的で、多くのセレブや芸能人も愛用するほど多くの人々を魅了しています。
1971年にニューヨークで誕生したジュストアンクルは、元々「ネイルブレスレット」と呼ばれていました。反骨精神と上品さを兼ね備えたエッジの効いたデザインが、多くの人々に支持されました。その中でもジュストアンクルのリングは、簡単に指先を美しく魅せるユニークなアイテムとして、世界中から絶大な支持を受けています。
ジュストアンクルのリングはゴールドやプラチナ、ダイヤモンドをあしらったものなどさまざまなバリエーションが展開されています。シンプルながらも存在感のあるデザインは日常使いはもちろん、特別なシーンにもピッタリのアイテムです。カルティエの伝統とモダンさを兼ね備えた「ジュストアンクル」は、今も変わらず多くの人々に選ばれ続けているコレクションの一つです。
※ジュストアンクルについて、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
4-2.トリニティ
出典:Cartier
カルティエのアイコニックなコレクションとして知られる「トリニティ」は、3つのリングが組み合わさったデザインが特徴的なアイテムです。この3つのリングはピンクゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールドと、それぞれ異なる色のゴールド素材で作られており、絶妙なカラーリングで組み合わされています。
1924年に誕生したトリニティは「イエローゴールド=友情」、「ピンクゴールド=愛情」、「ホワイトゴールド=忠誠」を象徴しています。互いに絡み合いながらも、それぞれが独立した意味を持っているトリニティは、人々の関係性や大切な絆を表現しているとも言われています。
トリニティのリングはシンプルながらも深い意味を持つコレクションなことから、多くの人々から愛されており、結婚指輪やプレゼントとしても人気があります。リングだけでなく、ブレスレットやネックレスなど、さまざまなアイテムが展開されています。
その独特のデザインとカルティエの伝統的なクラフトマンシップが融合したトリニティは、ジュエリーの中でも特別な存在感を放っています。長い歴史の中で培われたカルティエの技術と美意識が、このコレクションには詰まっています。
4-3.ラブ
出典:Cartier
カルティエの中でも特に人気のあるシリーズとして知られてい「ラブ」コレクションは、1970年代にアルド・チプロの手によって誕生しました。誕生から長い間カルティエの主力アイテムとしてブランドを支えてきたラブは「永遠の愛」を象徴してます。ジュストアンクルと同じくエッジのきいたデザインが特徴的で、ビスからインスパイアを受けています。
ラブのブレスレットはマイナスドライバーを使用して開閉をするギミックが施されていることから「永遠の強い絆」を意味しています。この意味から、愛する人との絆や約束を形にしたものとして多くのカップルにも選ばれています。
また、リングやブレスレットの他にも、ピアスやネックレスなどさまざまなアイテムが展開されています。シンプルながらも深い意味を持つデザインは、日常使いはもちろん、特別なシーンにもぴったりのジュエリーとして多くの人々に愛されています。
カルティエのラブコレクションは、永遠の愛を感じることができる特別なジュエリーとして今後も多くの人々に選ばれ続けることでしょう。
4-4.パンテール
出典:Cartier
フランス語で「豹」を意味する「パンテール」コレクションは、その名の通り豹をモチーフとした独特のデザインが特徴的です。
1914年に初めて登場したパンテールはカルティエにおける象徴的な存在として、バッグから時計まで幅広いアイテムに取り入れられています。豹の流麗なフォルムや瞳を表現するために使用される緑のエメラルド、黒の斑点を表現するオニキスなどが使われたパンテールのジュエリーは細部までこだわり抜いたデザインといえます。ひと目で豹とわかるようなデザインは、カルティエの高いクラフトマンシップを感じさせます。
リングをはじめ、ネックレス、ブレスレット、ピアスなどの多岐にわたるアイテムが展開されています。豹の美しさと力強さを感じさせるデザインとなっており、着用するとに高級感と存在感を大きく与えてくれます。
カルティエのパンテールコレクションは、時代を超えて愛され続ける普遍的なデザインとして、ジュエリーコレクターや世界中の人々から絶大な支持を受けています。その歴史と伝統を感じさせるアイテムは、個性を前面に出したい方には特におすすめできます。
5.カルティエは時計も歴史が深い!人気の腕時計5選
カルティエはジュエリーだけでなく、高級腕時計の分野でもその名を轟かせています。創業から100年以上の歴史を持つカルティエは、その独自のデザインと高いクラフトマンシップで、多くの時計愛好者から支持を受けています。
この章では、カルティエの腕時計の中でも特に人気のある5つのモデルを紹介していきたいと思います。
5-1.タンク
出典:Cartier
カルティエの腕時計の代表である「タンク」シリーズは、1917年に誕生して以来、その独特のデザインと洗練された美しさで世界中の腕時計が好きな方から絶大な支持を受けています。このモデルの名前「タンク」は、第一次世界大戦でつかわれた戦車からインスパイアされたものです。四角いケースと視認性の高い文字盤が特徴的です。
タンクのデザインは、シンプルでありながらも力強さを感じさせるものとなっており、男女問わず多くの人々に愛されています。また、デザインに大きな変更はないものの「タンク アメリカン」や「タンク フランセーズ」など派生して作られたバリエーションが多く存在するため、自分の好みやスタイルに合わせて選ぶことができます。
歴史的な背景を持ちながらも、現代のファッションシーンにもしっかりとマッチするタンクは、ビジネスからカジュアルまで、幅広いシーンで活躍すること間違いなしのアイテムです。その普遍的なデザインとカルティエの高いクラフトマンシップが融合したタンクは、腕時計の中でも特別な存在と言えるでしょう。
5-2.パシャ
出典:Cartier
カルティエの「パシャ」は、1985年に誕生した比較的新しいコレクションでありながら、その独自のデザインと機能性で多くの時計愛好者の心をつかんでいます。かつてモロッコの太守であった「エル・ジャウイ公」が「プールでも付けられる腕時計を作ってほしい」と依頼したことがキッカケとなり、後にパシャのコンセプトとなる角型の防水腕時計が作られました。
パシャ=太守
という意味を持っていることから、そのままモデル名に採用されました。
ラウンド型のケースと「12」「3」「6」「9」の4つのアラビア数字が配置された文字盤が、パシャの大きな特徴と言えるでしょう。また、防水性の高い時計として製作された背景から存在感のあるのリューズガードが付いています。現在でもスポーツシーンで活躍することを意識したデザインが受け継がれています。
パシャは都会的でありながらもアクティブなライフスタイルを持つ現代人にピッタリのモデルです。カジュアルなスタイリングやドレスコーデにもしっかりとマッチするデザインは、多くのファッショニスタや芸能人、セレブからも愛用されています。
カルティエの伝統的なクラフトマンシップとモダンなデザインが融合した「パシャ」は、新しい時代のクラシックとして、これからも多くの人々に愛され続けることでしょう。
5-3.サントス
出典:Cartier
カルティエの「サントス」は、1904年に誕生してから正統派腕時計として高い人気を誇っています。このモデル名は、ブラジルの飛行家「アルベルト・サントス=デュモン」に由来しています。3代目ルイ=カルティエの友人だったアルベルトは「飛行機を操縦しているときでも、操縦桿から手を話さずに時刻を確認したい」という要望から作られたのがサントスです。
現在でこそ「パイロットウォッチ」のカテゴリは時計界隈では馴染み深い言葉ではありますが、初めて作ったのはカルティエであると言っても過言ではありません。飛行家の友人のために作った腕時計としてデザインされたサントスは、腕時計の歴史においても非常に重要な位置を確立しています。
時代を経てもその魅力を失わないサントスは、現代でもカルティエの代表的なコレクションとして、多くの時計コレクターから愛されています。シンプルでありながらも四角いケースから見て取れる無骨で力強いデザインは、サントスの最大の魅力です。
カルティエの伝統と歴史を感じさせるサントスは、その普遍的な魅力でこれからも多くの人々の心をつかむことでしょう。
5-4.パンテール
出典:Cartier
カルティエの「パンテール」は、その美しさと高級感のあるデザインから多くの人々の心をつかんできました。パンテールの名が示すように、時計のデザインは美しい豹からインスパイアを受けています。ブレスレット部分は繊細かつ力強くデザインされており、他の時計とは一線を画しています。
文字盤にはクラシックな雰囲気を醸し出すローマ数字が採用されていますが、全体的には視認性の良さなどの実用性を加味したモダンな印象を持つデザインとなっています。また、カルティエとしての品質の高さを表現するため、ブレスレットには高品質なステンレススチールや18金などの素材が使用されているモデルもあります。パンテールは耐久性と美しさを同時に備えている実用性が高い腕時計と言えます。
バリエーションの豊富さも魅力のひとつです。ダイヤモンドをあしらったモデルやラウンド型のケースを採用したものなど、多彩なデザインが展開されています。自分の好みやスタイルに合わせて選ぶことができます。
カルティエのパンテールは独特のデザインと高品質な素材、そして豊富なバリエーションにより、長く愛用することができる一生もののアイテムです。
5-5.バロンブルー
出典:Cartier
カルティエの「バロンブルー」は「青い風船」というユニークな意味を持っているラウンド型ケースのモデルです。その丸みを帯びた可愛らしいデザインが、多くの人々から愛されています。バロンブルーの大きな特徴として挙げられるのが「丸みを帯びた風防」と「ケース内に収められたサファイヤカボションのリューズ」です。この青いサファイヤカボションが時計の名前を彷彿とさせます。
また、サイズや素材のバリエーションも豊富です。サイズ展開は28mm、33mm、36mm、40mm、42mmのものまであるので性別問わず使用できます。素材はピンクゴールドのモデルが定番となっていますが、ステンレススチールとピンクゴールドのコンビモデルや、レザーベルトモデルなどのデザインが展開されています。自分の好みや普段のスタイル、シーンに合わせて選ぶことができます。
バロンブルーはカルティエの伝統的な技術と革新的なデザインが融合したアートピースとも言える腕時計です。シンプルさの中にややエッジを効かせたデザインを元んている方にオススメしたい一本です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
カルティエは歴史と伝統、そして革新的なデザインで世界中の多くの人々から愛され続けています。製品ひとつひとつがアートワークのような美しさを持ち、持っているだけで喜びと特別な気分を味わうことができます。
残念ながら廃盤となってしまったアイテムには、現行のコレクションとは違った独自のデザインがあります。カルティエのアイテムからは、精緻な技術と情熱が込められているのが見て取れます。
基本的に中古品の購入にはなってしまいますが、カルティエの魅力的な世界に足を踏み入れて、一生もののジュエリーを手にしてみてはいかがでしょうか。
皆さんがカルティエの廃盤リングを選ぶ際の参考になっていれば幸いです。