2024年3月08日
ボッテガヴェネタの年齢層は?ブランドイメージや人気の理由
ブランド
ボッテガヴェネタは1966年にイタリアで生まれたラグジュアリーブランドで、近年で人気が高まっているブランドのひとつです。特徴は、何と言っても革を編み込みにしたデザインの「イントレチャート」です。製品にブランドロゴは付いていませんが、この美しいイントレチャートによってひと目でボッテガヴェネタの製品と分かります。上品で大人っぽいイメージがありますが、一体どの年齢層に人気なのでしょうか。
ボッテガヴェネタの製品が気になるけど「年齢層は?」「自分に合ってる?」「流行遅れ?」など、気にする人もいるでしょう。
今回はボッテガヴェネタを愛用する人たちの年齢層や、ブランドイメージ、人気の理由などに迫って解説していきたいと思います。
後半ではボッテガヴェネタを愛用する芸能人やその他のおすすめブランドについても紹介しているのでぜひ最後までご覧ください。
目次
1.ボッテガヴェネタの年齢層やイメージは?
ボッテガヴェネタについて、「自分の年齢に合っているのか?」「イメージは?」などが気になっている人もいるのではないでしょうか。
第1章では、ボッテガヴェネタの年齢層やイメージなどについて解説します。
1-1.ボッテガヴェネタを愛用する人たちの年齢層
ボッテガヴェネタは20代〜40代を中心に幅広い世代に愛用されています。
落ち着いた印象のものが多く価格も高価なため、自然と金銭的にも余裕のある、大人の世代の方が多い傾向にあります。長年ボッテガヴェネタを愛用しているという50代代以上の世代も多いです。
ただ、ボッテガヴェネタには、性別も年齢も明確にしているターゲット層はありません。ふさわしい年齢というものは特にないので、年齢は気にせず自分が良いと思ったものは堂々と持つといいでしょう。
1-2.ボッテガヴェネタのイメージ
ボッテガヴェネタは、可愛いという印象よりは上品でクールな印象があります。
若手の新入社員が持っているよりは、キャリアを積んだ仕事のできる人が持っていそうなイメージです。ブランドを主張したロゴがなく、シンプルなデザインなので大人っぽい洗練さがあります。
ただ、ボッテガのイントレチャートが有名すぎて、ロゴがなくてもひと目見ればボッテガと分かることから、ブランドの主張が強いと捉える人がいるのも確かです。
それでも嫌味っぽく感じさせないのは、ボッテガの洗練された美しいデザインのお陰でしょう。
女性が持っていても男性が持っていても、センスが良くおしゃれなイメージで好感度が高いです。ファッションは、カジュアル、モード、キレイめ系の服装が好きな方たちが好む傾向があります。ブランドロゴが前面に出ているものよりも、ブランドを主張せず控えめに良いものを持ちたいという人たちに好まれます。
1-3.ボッテガヴェネタは流行遅れでダサい?
ボッテガヴェネタが流行遅れでダサいということは全くありません。
世界を代表するトップメゾンのひとつで、むしろ流行の最先端を行き、ファッション業界からも注目されているブランドのひとつです。
ただ、人の意見は様々で好みも違うものなので、ボッテガを「流行遅れ」「ダサい」という人も中にはいるかもしれません。「流行遅れ」と言われるのは、2000年前半くらいにボッテガヴェネタが、30代40代以上の比較的年齢が高めの男性の間で流行ったことから、そのイメージが今でも残っていることが考えられます。
また、「ダサい」と言われるのは、ボッテガヴェネタの模倣品が数多く出ていて、安く販売されていることが理由にあります。しかし、ボッテガヴェネタの製品を実際に手に取って比べてみれば品質の違いは歴然としていることが分かります。
ボッテガヴェネタは、持っていて恥じるようなブランドではないので、自分が良いと思うものなら自信を持って堂々と持つようにしましょう。
2.ボッテガヴェネタが人気の理由
数あるハイブランドの中でもなぜボッテガヴェネタの人気が高いのでしょう。ここで人気の理由について3つ解説します。
2-1.シンプルで特徴的なデザイン
ボッテガヴェネタの象徴的なデザインといえば「イントレチャート」です。
イントレチャートは冊切りのレザーを丁寧な手作業で編み込んでいく技法のことで、ボッテガヴェネタの代表的なデザインとして広く認知されています。ボッテガヴェネタは創業当初から「自分のイニシャルだけで十分」というモットーを持っていて、製品にはブランドロゴが入っていません。
ブランドロゴがありませんが、美しく編み込まれたイントレチャートを見ればひと目でボッテガの製品と分かります。ひと目で分かるものの、シンプルでミニマルなデザイン性のおかげで、いやらしさは一切なく、ひとつボッテガのアイテムを持っているだけで、品格やおしゃれ度を高めてくれます。
他のブランドにはない独自の個性がありますが、ブランドを強く主張していないので、ビジネスシーンやフォーマルな場所でもスマートに持つことができます。
2-2.品質の高さ
ボッテガヴェネタは最高品質のレザーと熟練した技術を持つ職人が手掛けることで知られています。
柔らかい革の素材を編み込むには、手間と時間の掛かる高度な技術を要します。それゆえに、繊細で高級感の溢れるボッテガの製品が生まれるのです。その品質の高さは、ハイブランドをよく知る人でも一目置いていると言われます。
また、ボッテガで使われる主な素材は、最高級のカーフスキン(子牛革)とラムスキン(子羊革)です。カーフスキンは耐久性に優れていて、使うほどに馴染んでいくため、エイジングを楽しみたい人におすすめ。ラムスキンは「まるでシルクのようだ」とも表現されるほど、使い始めから滑らかな肌触りが特徴です。
しかし、耐久性に弱く水に弱いという弱点があるので取り扱いには注意が必要です。
2-3.優れた機能性・実用性
どんなにデザイン性に優れていて美しい製品も、使いづらければ長く愛されることがありません。
ボッテガヴェネタの製品は、使い勝手もきちんと考慮されて作られています。
例えば、バッグはショルダーストラップがついて2wayや3wayで使えるものから、たくさんの荷物が入る大容量のものなど。ラインによってサイズ展開がさまざまなので、自分の使いやすいぴったりなバッグを見つけられるでしょう。
また、ボッテガ定番の長財布は、文句なしの収納力と使いやすさで長年愛用する人が多いのも納得です。2つ折りや3つ折りの財布もコンパクトでありながら、収納力が高くやはり人気が高いです。自分が使うシーンによって使い分けるのもいいでしょう。
3.ボッテガの年齢層の幅を広げたNewBottegaとは?
2018年にクリエイティブディレクターに就任したダニエル・リーは、今までのボッテガのスタイルをモダンに生まれ変わらせ、若い世代から注目されるブランドとなりました。
インスタグラムでは#NewBottegaというハッシュタグでたくさんの投稿がされ、一般ユーザーによる”newbottega”のアカウントまで登場するほどまでに。そのアカウントは、ダニエル・リーのクリエーションに対するリスペクト愛に溢れたものでブランドからも公認されていました。
3-1.新生ボッテガを築いたダニエル・リーについて
ボッテガヴェネタは2001年に、グッチグループ(現ケリンググループ)の傘下となり、その際にデザイナーとして抜擢されたのが、トーマス・マイヤーでした。
マイヤーは、経営難に陥っていたボッテガを持ち直すために、ボッテガの強い武器でもある高い職人技を駆使し、イントレチャートを強調したデザインの製品をつくることでブランドの立て直しに成功します。
約17年間に及んでボッテガを率いてきましたが、マイヤーは2018年に退任。その後を引き継いだのが、イギリス出身のデザイナーで当時32歳のダニエル・リーです。
リーは、メゾン・マルジェラ、セリーヌ、バレンシアガなどのビッグメゾンで経験を積んできました。ボッテガに就任して以降は、ボッテガの伝統技術をそのままにして、現代的な要素を見事に融合させた新しいアイテムを次々と発表。
ダニエル・リーの手掛けたアイテムは新作が出る度に、大きな話題となり多くの人からの反響を呼びました。
3-2.編み目が大きくなったイントレチャート
ボッテガヴェネタと言えば、創業当初から「イントレチャート」を採用していて、イントレチャートがブランドロゴの代わりと言ってもいいくらいブランドを象徴するものです。
※イントレチャートとは…なめした革を細く切って網目状に編み込んでいく技法のこと。
ダニエル・リーは、従来の細めの編み目を太くして、よりカジュアルでモダンなデザインを取り入れました。新生ボッテガヴェネタの太めの編み目は「マキシイントレチャート」と呼ばれ、特に若い世代を中心に大人気となりました。
さらに、ダニエル・リーの代表作である「パデットカセット」は、パッド入りで弾力性のある革ひもを編み込むことで、それぞれの編み目がぷくっと膨らみポップなイメージに。今までのイントレチャートのイメージを全く違うものへと変化させました。
上品さとカジュアルさがうまく融合し、ボッテガヴェネタの顧客層は一気に若い世代へと広がりを見せたのです。
3-3.豊富なカラーバリエーション
新生ボッテガのもうひとつの変化は、カラーバリエーションが増えたことです。以前のボッテガといえば、黒や茶のダーク系の色やニュアンスカラーが主流でした。
ダニエル・リーは2021年の春夏コレクションで、会場を明るいグリーンで照らし、スカートスーツやミュール、ハンドバッグなどを同じく緑色でまとめたルックを発表。2021年のトレンドカラーとして注目を浴びました。
包装などにも緑色が使われるようになり、ボッテガグリーンはブランドを象徴するカラーとして定着します。ボッテガのブランドカラーは「パラキート」と呼ばれる色で、鮮やかな明るい緑色が特徴です。
ボッテガのアイテムには他にも、イエロー、ピンク、ブルー、パープル、ホワイトなどさまざまなカラーが展開されるようになりました。
3-4.シンプルでスタイリッシュなデザイン
新生ボッテガのシンプルでありながら遊び心のあるデザインに虜になるファンが増えています。
ここで新生ボッテガを代表するアイテムを3つご紹介します。
ザ・ポーチ(The Pouch)
ダニエル・リーのファーストコレクションとなった2019年春夏で発表されたバッグ。柔らかく滑らかなレザーが存分に生かされたシンプルなクラッチバッグです。
ギャザーがたっぷり入ったクラッチバッグを手に持つだけで、エレガントな雰囲気を演出してくれます。見た目だけでなく、たっぷり収納ができて実用性にも優れています。
ザ・アルコ(The Arco)
ザ・アルコは、イタリアのミラノに建てられた平和の門「アルコ・デッラ・パーチェ」からインスピレーションを得てつくられたトートバッグです。
マキシイントレチャートが印象的なアルコ・トートは、収納力も抜群でビジネスやプライベートでも大活躍します。
パドルブーツ(Puddle)
2020年コレクションのランウェイに登場したボッテガのパドルブーツ。
サイドゴアブーツのような形状にガーデニングブーツの要素を組み合わせたブーツで、アッパーからアウトソールまでが一体化されているため、防水性や耐久性が抜群。ぽっこりラウンドした形状が特徴で、コーディネートのアクセントになります。
3-5.後任のマチュー・ブレイジーについて
ダニエル・リーが就任してから勢いに乗っていたボッテガ・ヴェネタでしたが、2021年に突如、ダニエル・リーの退任が発表されました。
すぐに後任としてマチュー・ブレイジーがクリエイティブ・ディレクターに内部昇格という形で就任したことが発表されます。
マチュー・ブレイジーは、2020年にボッテガヴェネタに加わり、ウィメンズラインのレディ・トゥ・ウェアでデザイン・ディレクターとして活躍していた人物。1984年パリ出身のマチュー・ブレイジーは、ベルギーのファッションスクールを卒業後、ラフ・シモンズのもとでキャリアをスタートさせました。
その後、メゾン・マルジェラ、セリーヌ、カルバンクラインを経てボッテガヴェネタへと足を踏み入れます。キャリアがダニエル・リーと似ていることも特徴です。
そして2022年2月にマチュー・ブレイジーのファースト・コレクションがショー形式で発表されました。前任のダニエル・リーによって生まれたボッテガグリーンを封印。レザーを巧みに取り入れ、ボッテガの根本的な部分を大切にしながらも、今までにない斬新なスタイルを見せてくれました。
最新の2024年春夏では、旅をテーマにしたコレクションを発表。今までのシーズンとはまた違う進化したドレスやシューズ、バッグを発表し、高い評価を得ています。
ここで、マチュー・ブレイジーによる代表アイテムを2つご紹介します。
カリメロ(Kalimero)
2020年秋冬コレクションでランウェイのオープニングを飾ったのが、「カリメロ」バッグ。
上質なカーフレザーを100%使用し、すべて職人の手作業で編み込まれた縫い目のないデザインは、まさに技術力の賜物です。
レザーを結んだ「ノット」のショルダーストラップがスライドできるようになっています。
アンディアーモ(Andiamo)
アンディアーモはイタリア語で「さぁ、行こう(Let’s go)」という意味。2023年春夏コレクションで発表されたモデルです。
ボッテガの原点とも言える繊細なイントレチャートが、エレガントで高級感に溢れています。
メタルノットの留め具がアクセントとなった編み込みのストラップは長さ調整ができて、ショルダーやクロスボディに。取り外せばハンドルのみでハンドバッグとして使うことができます。
4.ボッテガヴェネタの価格帯は?
ボッテガヴェネタは、高級なイメージが強いですが、価格帯は一体どのくらいするものなのでしょう。
バッグ、財布、ウェア、アクセサリー類に分けて価格帯を紹介します。
4-1.バッグ
ボッテガといえばバッグの人気が高く、肌ざわりが滑らかな上質な素材でつくられた美しい製品が揃っています。
ボッテガヴェネタのバッグの中心価格帯は、200,000〜500,000円です。
ダニエル・リーの代表作でもある「カセットミニ」は、税込220,000円となっており、シンプルで使いやすさが人気の「アルコトート」は、税込401,500円です。マチュー・ブレイジーによるアンディアーモは、ミディアムサイズで税込682,000円と少しお高めです。
4-2. 財布
ボッテガでバッグと並んで人気が高いアイテムが財布です。
60,000〜150,000円程度が中心価格帯となっています。
定番で人気の高いジップアラウンドウォレットは税込126,500円〜です。
2つ折りや3つ折りの財布は、長財布より手頃な価格設定となっていて、大体80,000〜110,000円程度。カーフレザーの滑らかな手触りが特徴の2つ折り財布は、税込82,500円で、長財布より手にしやすい価格設定になっています。
ちょっとしたお出掛けの際に便利な、ボッテガのファスナー付きコインパースは、税込71,500円です。
4-3.ウェア、アクセサリー類
ボッテガヴェネタは、バッグや財布のレザー製品以外にも、コートやドレス、デニム、シューズ、アクセサリーなど幅広くアイテムを展開しています。
帽子やグローブなどの小物類は、90,000〜180,000円程度、サングラスは50.000〜70,000円で購入が可能です。
シューズは100,000〜300,000円程度、コートやドレスは400,000〜100万円を超えるものまであります。ピアスやネックレスなどのジュエリーは7万円台から購入できるものから100万円以上するものもあります。
人気のドロップピアスは、シルバーのもので税込104,500円です。
5.ボッテガヴェネタを愛用している芸能人
ボッテガヴェネタは洗練されたデザインと使い勝手の良さから多くの芸能人が愛用しています。その中でも、ファッションに敏感で目の肥えている有名人が多い印象です。
ここからは、ボッテガヴェネタを愛用する芸能人をご紹介します。
5-1.滝沢眞規子さん
ボッテガヴェネタは、モデル滝沢眞規子さんのお気に入りブランドのひとつで、滝沢さん本人のYouTubeチャンネルでも度々ボッテガの商品が見られます。
バッグはザ・アルコ、アンディアーモ、カセットなど、他にもジュエリー、ブーツ、アクセサリー、サングラスなど様々なボッテガのアイテムをお持ちです。
数々のハイブランドを持つ滝沢さんですが、その中でもボッテガの登場回数は多めで、彼女のお気に入りであることが分かります。
5-2.矢田亜希子さん
女優の矢田亜希子さんもボッテガをよく愛用している有名人のひとりです。
バッグはトートバッグやスクラッチの他、人気のラインのジョディなど。定番のトートバッグは10年以上前から愛用しているようです。ウェアやサンダル、ジュエリーなども上手に着こなしています。
ボッテガで人気のスマートフォンケースも矢田さんのインスタグラムで写真があがっているなどして、とても気に入っているのが分かります。色は目が覚めるような明るいビビットピンクです。合わせてネイルもピンク色にしたりと、おしゃれを楽しんでいます。
5-3.ローラさん
モデルでタレントとしても活躍するローラさんは、2020年のボッテガヴェネタのショーに招待された際、ボッテガのドレスやサンダル、アクセサリー、手にはマキシイントレチャートの緑色クラッチを持って全身をコーディネートしていました。
ローラさんもダニエル・リーの新生ボッテガのデザインを気に入っているひとり。プライベートでは、メンズの大きめのバッグを愛用して、荷物が多い時に大活躍しているそうです。
5-4.MEGUMIさん
女優業や美容雑誌などで大活躍中のMEGUMIさん。はELLE Japanのバッグの中身の紹介動画でマキシイントレチャートが特徴のアルコトートバッグを紹介しています。外側が深緑色、内側がボッテガのシグネチャーカラーであるパラキートグリーンになっています。
財布は同じくマキシイントレチャートの長財布、ジップアラウンドウォレットを愛用しています。カラーは明るいパラキートグリーン。大きめの財布が好きでお気に入りのようです。
5-5.河北麻友子さん
モデルでタレントの河北麻友子さんもボッテガをよく愛用していて、かっこよく着こなす姿を度々インスタグラムで披露しています。
カセットやポーチなどのバッグからロングブーツなど、さまざまなアイテムを持っているようです。フォロワーからは多くの羨望の声が寄せられています。
5-6.櫻井翔さん
櫻井翔さんもボッテガ好きでよく知られています。昔からずっとボッテガの黒のラウンドファスナーの財布を愛用していて、櫻井さんのファンの中には、ボッテガの財布をお揃いや色違いで購入する人もいるようです。
また、ボッテガのブルーのペンケースを大事に使っていたり、後輩のSnow Manの宮舘亮太さんに同じくジップラウンドの赤い長財布をプレゼントするといった優しいエピソードもあります。
ファンの間では、櫻井さんの使っているペンケースは松本潤さんからのプレゼントではないかと憶測がされています。
5-7.浅野忠信さん
数々の映画やドラマに出演し、国際的にも活躍している俳優の浅野忠信さんは、自身が手掛けるオリジナルブランドJEAN DIADEM(ジーン・ディアデム)では、デザイナーとしての顔も見せます。
おしゃれでファッションにも強いこだわりがある浅野さんの愛用している財布は、ボッテガヴェネタの黒い2つ折り財布です。財布の他にも、同じく黒いイントレチャートのカードケースを愛用しています。
6.ボッテガヴェネタ以外のおすすめブランド
ここからは、ボッテガヴェネタ以外で今人気のあるラグジュアリーブランドについて紹介します。
ボッテガヴェネタのようにブランドの強い主張がなく、シンプルで上品なブランドを選んでいるので、ぜひ参考にしてみてください。
6-1.TOD’S(トッズ)
トッズはイタリアの高級ファッションブランドです。もともとは1920年代にシューズブランドとして始まりましたが、1979年にTOD’S(トッズ)に社名変更され、現在は靴、バッグを中心に多くのアイテムを展開しています。
トッズの製品はシンプルで品が良く、流行に左右されずひとつの品を長く使い続けられる点で世界中から人気を集めています。製品に扱われる革の素材も高く、生産過程でクオリティを何度もチェックされて作られています。
6-2.LOEWE(ロエベ)
ロエベは、1846年にスペインで生まれた高級ファッションブランドです。小さな革工房から始まったブランドであることから、革に対するこだわりはとても強く、最高級の素材を使っています。また、伝統的なクラフトマンシップを大切にし、優れた職人による手作業で製品づくりに取り組んでいます。
上質な素材と職人の高度な技術に、モダンで創造的に溢れたデザインが融合したロエベの製品は、セレブや有名人にもファンが多く、たくさんの人を虜にしています。
6-3.CELINE(セリーヌ)
セリーヌは、1945年にフランスの首都パリで、創業当時はオーダーメイドの子供靴専門店としてオープンしました。現在ではバッグや財布などのレザーグッズをはじめ、洋服やアクセサリー、香水まで手掛ける高級ファッションブランドとして展開しています。
上品でラグジュアリーな雰囲気のあるセリーヌの製品は、幅広い層からの支持を受けています。セリーヌといえば、女性用アイテムを中心とするブランドでしたが、2019年にエディ・スリマンがデザイナーに就任してからメンズラインが誕生し、より多くの人からの注目を高めています。
6-4.The Row(ザ・ロウ)
The Rowは2006年にアメリカのロサンゼルスで設立されたブランドです。The Rowの創業者でもあるデザイナーは、アシュレー・フラー・オルセンとメアリー=ケイト・オルセンの双子姉妹。オルセン姉妹はアメリカのドラマ「フルハウス」に子役として出演していたことでよく知られています。
The Rowでは、バッグや財布などのレザーグッズからシューズや洋服までさまざまな取り扱いがあります。どれも上質な素材にこだわったもので、シンプルでスタイリッシュなデザインです。
ファッション性の高さだけでなく、実用性や機能性もしっかり兼ね備えていることが人気の理由になっています。
6-5.Delvaux(デルヴォー)
デルヴォーは、ベルギーを代表する1829年創業、世界最古のラグジュアリーブランドです。
確かな品質と芸術的な美しいデザインが認められ、1833年には王室御用達ブランドに認定されました。ロイヤルファミリーだけでなく、世界のセレブからインフルエンサーまでがデルヴォーの魅力に惹きつけられ、こぞって愛用しています。
デルヴォーのバッグは、上質なレザーを使っていることはもちろん、過剰な装飾のないミニマルで美しいデザインで、長く使い続けられることが特徴です。
6-6.Valextra(ヴァレクストラ)
ヴァレクストラは、1937年にイタリアのミラノで創業されたレザーグッズブランドです。主にバッグや財布などのレザーグッズやアクセサリーを展開しています。
NY近代美術館MOMAには、ヴァレクストラの名品「プレミエ アタッシュケース」が永久展示されています。
イタリアのクラフトマンシップの伝統を守り続けたヴァレクストラのバッグは、時代に関わらず持ち続けられるシンプルでエレガントなスタイルで、「イタリアのエルメス」とも呼ばれています。
カラーバリエーションも豊富で、選ぶカラーによってカジュアルなスタイルにもマッチするのもまた魅力のひとつです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ボッテガヴェネタの年齢層やイメージなどについて解説させていただきました。
もし気になっているのなら、年齢やイメージなどには捉われず、ぜひ一度ボッテガヴァネタを手に取ってみてくださいね。
伝統的な技術イントレチャートは、今後のボッテガヴェネタにも受け継がれていき、決して変わることはないでしょう。その中に真新しいアイディアが織りなし、名品が生まれます。
常に進化しているブランド、ボッテガヴェネタに今後も目が離せません。