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2025年1月30日

アレキサンドライトは価値がある宝石?価値を決めるポイントや資産価値について徹底解説!

なんとなくお買い物をしている時に、ふと美しいジュエリーに目が留まることってありますよね。ダイヤモンドやルビーのような有名な宝石もあれば、ちょっと珍しい、名前も知らない宝石に心惹かれることもあると思います。あまり知られていなくても、美しくて魅力的な宝石もたくさんあるのです。

今回はそんな、あまり有名ではないけれども魅力的な宝石、アレキサンドライトについてご紹介します。知らない名前の宝石を聞いた時、まず「何色の宝石だろう?」と思いますよね。実はアレキサンドライトの色は、グリーンでもあり、レッドでもあります。「グリーンでも、レッドでもある宝石なんてあるの?」と不思議に思ったでしょう。ですが本当に、アレキサンドライトはそんな不思議な宝石なのです。

不思議で魅力的なアレキサンドライトを、今回はさまざまな角度から解説します!ぜひ最後まで読んでくださいね。

1.希少で価値が高いアレキサンドライトとは?

出典:GIA

アレキサンドライトがどんな石なのかまったく知らない!という人のために、まずはアレキサンドライトという宝石の基本的な情報や歴史についてご紹介します。

1-1.アレキサンドライトの最大の魅力「変色効果」

アレキサンドライトの最大の特徴は、光の種類によって色が変化する「変色効果」です。この現象は「アレキサンドライト効果」とも呼ばれ、昼の自然光や蛍光灯の下では緑や青みがかった色合いに、白熱灯やロウソクの光では赤や紫がかった色へと変わります。このような劇的な色の変化を持つ宝石は非常に珍しく、アレキサンドライトの価値を高める大きな要因のひとつとなっています。

変色効果の強さはアレキサンドライトの品質を決める重要なポイントです。色のコントラストがはっきりしているものほど希少性が高く、市場でも高く評価されます。特に「100%変色」と言われるほど明確に色が変わるものは、非常に貴重な存在です。

また、この変色効果はアレキサンドライトの持つ独特の化学組成によって生まれます。クリソベリルという鉱物に含まれるクロムが、異なる光源によって異なる波長の光を反射することで、見る角度や環境によって異なる色を見せるのです。この神秘的な輝きが、アレキサンドライトを「宝石の王」とも呼ばれる理由のひとつになっています。

1-2.産出量が限られた貴重な宝石

アレキサンドライトは、世界でも限られた地域でしか産出されない貴重な宝石です。もともとロシアのウラル山脈で19世紀に発見されましたが、現在ではロシア産のものはほとんど流通しておらず、主な産地はブラジル、スリランカ、マダガスカルなどに限られています。しかし、これらの地域でも採掘量は非常に少なく、市場に出回ること自体が珍しい宝石です。

特にロシア産のアレキサンドライトは、変色効果が強く、美しい色合いを持つため、非常に高い価値がつけられています。現在ではほとんど産出されていないため、アンティークジュエリーとして取引されることが多く、その希少性からコレクターズアイテムとしても人気があります。

また、ブラジルやスリランカ産のアレキサンドライトも高品質なものが多いですが、産出量自体が少ないため、大粒のものや変色効果がはっきりしているものは特に価値が高くなります。そのため、アレキサンドライトは「限られた人しか手にできない宝石」としても知られ、他の宝石にはない特別な魅力を持っています。

1-3.アレキサンドライトの産地

アレキサンドライトの産地として、まず思いつくのはロシアでしょう。ですが、最初にアレキサンドライトが発見されたロシアのウラル山脈の鉱脈は、アレキサンドライトがもう枯渇していると言われています。ですがロシアにあるアレキサンドライトの鉱脈は、ウラル山脈だけではありません。

現在でも産出されているロシア産のアレキサンドライトは品質が高く、高値で取引されています。スリランカも、アレキサンドライトの古い産地です。大粒のアレキサンドライトが採れますが、その分色合いが淡くカラーチェンジもはっきりしないので、ランクは低いと判断されます。

価値が高いとされているのは、ブラジル産のアレキサンドライトです。多くの宝石の産地として有名なブラジルのミナス・ジェイラス州は、アレキサンドライトの産地でもあります。なかでもへマチタ鉱山では品質の高いアレキサンドライトが採れますが、その量は多くありません。

2.アレキサンドライトの価値を決める要素

アレキサンドライトは、その独特の変色効果と希少性から高い価値を持つ宝石です。しかし、すべてのアレキサンドライトが同じ価値を持つわけではなく、いくつかの要素によって評価が大きく変わります。特に重要なのは、カラーチェンジの強さ、色の鮮やかさ、透明度の高さ、カットの精度、そしてカラット(大きさ)の5つのポイントです。それぞれがどのように価値に影響を与えるのかを詳しく見ていきましょう。

2-1.カラーチェンジの強さ

アレキサンドライトの最大の特徴は、光の種類によって色が変わる「変色効果(カラーチェンジ)」です。この効果が顕著なものほど、価値が高くなります。昼光(太陽光や蛍光灯)の下では緑や青みがかった色を見せ、白熱灯やロウソクの光では赤や紫に変化するのが理想とされます。

特に、高品質なアレキサンドライトは、100%近いカラーチェンジが見られるものもあります。つまり、昼と夜で完全に異なる色に見えるほど、その価値は上がるのです。一方で、変色効果が弱く、中途半端な色合いにとどまるものは評価が低くなります。アレキサンドライトを選ぶ際は、変色の度合いを確認することが重要です。

2-2.色の鮮やかさ

アレキサンドライトの価値を決めるもう一つの重要な要素が、色の鮮やかさです。変色効果が強くても、色自体がくすんでいたり、濁っていたりすると、価値は下がってしまいます。

理想的なアレキサンドライトは、昼光では鮮やかなエメラルドグリーン、夜の光では深みのあるルビーレッドに変化します。特に、鮮明な緑と赤のコントラストがはっきりしているものは高く評価されます。一方で、色が暗すぎたり、ぼやけた印象のものは、変色効果があっても価値が下がる傾向にあります。色の深みと明るさのバランスも、アレキサンドライトの価値を決める大きなポイントです。

2-3.透明度の高さ

アレキサンドライトは、透明度が高いものほど希少価値が上がります。天然の宝石には微細な内包物(インクルージョン)が含まれていることが一般的ですが、内包物が少なく、クリアな輝きを持つものは特に高く評価されます。

透明度が高いアレキサンドライトは、光を美しく反射し、変色効果もより鮮明に見えるため、価値が上がります。ただし、完全に無傷のものは非常に珍しく、市場に出回る多くのアレキサンドライトにはある程度の内包物が含まれています。そのため、インクルージョンの影響が少なく、全体的にクリアな印象を与えるものが、より高い価値を持つとされています。

2-4.カットの精度

アレキサンドライトの美しさを最大限に引き出すためには、適切なカットが施されていることが重要です。カットの技術によって、宝石の輝きや色の変化が大きく変わるため、価値にも大きく影響します。

アレキサンドライトは、光の反射を最適化するためにオーバルカットやクッションカットが多く採用されます。また、ラウンドブリリアントカットやペアシェイプなど、より複雑なカットが施されているものもあります。カットの精度が高いほど光を均等に取り込み、カラーチェンジを最大限に引き出せるため、高い価値がつけられます。逆に、カットのバランスが悪いと、変色効果が弱まったり、輝きが鈍くなったりするため、評価が下がることもあります。

2-5.カラット(大きさ)

アレキサンドライトは産出量が少なく、大きなサイズのものはさらに希少です。そのため、カラット数が増えるほど価値も上がります。特に1カラットを超える高品質なアレキサンドライトは、市場でも高額で取引されることが多くなります。

一般的に、0.5カラット以下のアレキサンドライトは比較的入手しやすいですが、1カラットを超えると希少性が高まり、価格も大幅に上昇します。さらに、2カラット以上のものは極めて珍しく、高品質なものはコレクターズアイテムとして扱われることもあります。サイズが大きくなるほど、色の変化が美しく見えるため、カラーチェンジの強さや透明度と合わせて評価されます。

3.アレキサンドライトの今後の価値

ジュエリーは、決して安い買い物ではありません。そこで気になってくるのが、今後の価値ではないでしょうか。

ジュエリーは自分が購入し、身に付けて終わりではありません。良い品物であれば、飽きたら売却して次のジュエリーを購入する資金にしたり、ゆくゆくは子どもや大事な人に譲ったりすることもできます。実際、資産価値を考えてジュエリーを購入するという人も少なくありません。例えば、投資として金を購入する人は多いです。金は価値がなくなるということはありませんし、実際数十年前に購入した金を売却したら思ったより高値になったという話はよく聞きます。

では、アレキサンドライトはどうでしょうか。アレキサンドライトの今後の価値について見ていきましょう。

3-1.天然アレキサンドライトは価値が上がる!

結論から言うと、アレキサンドライトの価値は今後上がっていくでしょう。その理由は簡単で、アレキサンドライト自体の量がだんだん減っていっているからです。

アレキサンドライトはロシアで発見され、品質の良い石が産出されていました。ところが最初にアレキサンドライトが発見されたロシア・ウラル山脈のアレキサンドライトは枯渇してしまい、現在新たな石は産出されていません。ロシアの別の鉱脈では高品質なアレキサンドライトが産出されていますが、いつまで産出できるかはわかりません。ブラジル産のアレキサンドライトも高品質ですが、産出量はわずかです。

天然の宝石はどれもそうですが、無限に採れるわけではありません。つまり、宝石はどんどん減っていくのです。もちろん今後、まだ発見されていないアレキサンドライトの鉱脈が見つかるという可能性はあります。その際一時的にアレキサンドライトが安くなるということはあるでしょう。ですが現在、アレキサンドライトの産出量はどんどん減っていっています。つまり、アレキサンドライトの価値は上がり続けているのです。

3-2.アレキサンドライトが安い理由は?

ショップで、アレキサンドライトが安く売られているのを見かけることがあるかもしれません。その理由はいくつか考えられます。ショップ側の事情もあるでしょうし、そのアレキサンドライトの品質などが関係している場合もあるでしょう。ここではアレキサンドライトが安い理由が石にある場合について、解説します。

安くて品質が良いものを購入できればいいのですが、安ければ当然、品質が悪いということも考えられます。かと言って高ければ品質が良いかというと、そういうわけでもありません。ただ単に品質が悪くて安いのか、それとも安い割に品質がいいお得な商品なのかを見極めることができたらいいですよね。

ジュエリーを見てあまりにも安すぎると思ったら注意が必要ですが、その中から良いものを探す方法をお伝えします。

3-2-1.アレキサンドライトの品質

アレキサンドライトが安い理由でまず考えられるのは、単純に石の品質があまり良くない物だということです。

品質の良いアレキサンドライトの条件は、前の項で解説しましたね。色合いが鮮やかな物、はっきりとカラーチェンジをする物、大粒の物が品質の高いアレキサンドライトです。反対に色合いが淡い物や、逆に色が濃くて暗すぎる物、カラーチェンジがぼんやりしていて、あまり楽しめない物。そして粒が小さいものは、値段も安くなります。

ですが色合いの好みは人それぞれですし、カラーチェンジについてもこだわりがないという人もいます。気に入ったものが見つかれば、購入を考えてもいいでしょう。

3-2-2.天然のアレキサンドライトではない

色やカラーチェンジもきれいなアレキサンドライトなのに、なぜか値段が安く設定されているなら、天然のアレキサンドライトではないかもしれません。

実はアレキサンドライトには、天然の物と天然ではない物があります。人工宝石とよばれる種類の宝石は、天然の宝石と同じ成分や構造をしています。人工ということは偽物なの?と思うかもしれませんが、人工宝石は偽物ではありません。例えるなら天然の魚と養殖の魚の違いのようなものです。天然ものには確かに価値がありますが、養殖の魚も魚でないわけではありませんよね。

もし、絶対に天然のアレキサンドライトがいい!というこだわりがなければ、人工宝石のアレキサンドライトを視野に入れてみてもいいかもしれませんね。

3-2-3.そもそも本物のアレキサンドライトではない

ですがそもそもあまりにも安すぎる場合、本物のアレキサンドライトではないという場合もあります。天然でも人工でもない、『アレキサンドライト風』の石や、似た色のガラス製品などをアレキサンドライトという名前で売っているパターンです。

ある程度きちんとした、信頼できるショップであればそんなことはないでしょうが、ふらっと入ったショップや偶然見つけたオンラインショップなどではそういう場合も考えられます。

ジュエリーは基本的には、信頼のおけるショップで購入したほうが失敗は少なくて済むでしょう。

3-3.アレキサンドライトに資産価値はある?

資産として、あるいは投資としてジュエリーを購入するという人も、世の中には少なからずいます。貴金属で資産として購入されることが多いのは、金や銀、プラチナなどの地金類、宝石であればダイヤモンドです。では、アレキサンドライトはどうなのでしょうか。

アレキサンドライトにももちろん、資産価値はあります。ですが、実際に売却する時は、金などの地金類やダイヤモンドのように簡単にはいきません。アレキサンドライトを売却する時、資産としての価値をきちんと査定をしてもらえないということもよくあるのです。

先ほどあげた金や銀、プラチナには「相場」があります。1グラムいくらというのが世界的に決められていて、絶対的な価値が定まっているのです。もちろん手数料などの関係で、実際の買取価格はお店によって多少の違いはあるでしょう。ですが相場をチェックをしていれば、あまりにもおかしな値付けにはすぐに気付けます。

またダイヤモンドの場合は常に需要があり、売却する人も多いので、お店ごとに基準が決まっている場合が多いようです。さらに本物のダイヤモンドには「鑑定書」がついています。鑑定書を見れば、ダイヤモンドの価値は誰でもわかります。そのためお店側も買取をしやすいのです。ところがアレキサンドライトはそうではありません。まず石自体が希少なので、売却に来る人が滅多にいません。そのため石の価値を判断できず、最悪の場合価値ゼロという査定結果になってしまうこともあるようです。アレキサンドライトには資産価値はありますが、その価値を判断できる人は多くありません。

アレキサンドライトを売却したいと思ったら、複数の買取業者で見積もりを取ったほうがいいでしょう。納得できなければ、売らないという選択肢もありだと思いますよ。

4.アレキサンドライトのジュエリーの選び方

ジュエリーを選ぶ時、選択肢は無限にあります。宝石、地金、アクセサリーの種類など、選ばなければならないことが多すぎるので、なかなか決められなくても不思議ではありません。実際にショップに行くと、素敵なジュエリーがたくさん並べられています。ショップで見ると、どれも欲しくなってしまうものです。その場ではなかなか冷静な判断はできないでしょう。

ジュエリーを購入する時に決められなくて困っているという人は、ショップに行く前にあらかじめどんなジュエリーにするか、ある程度決めておくのもいいかもしれません。どのような基準にするかは人それぞれです。その基準をいくつかご紹介しますので、参考にしてくださいね。

4-1.使用時のTPOに合わせて

ジュエリーを購入する時は、そのジュエリーを使用する場面をイメージしてみるのが一番です。普段からずっと身に付けておきたいのか、特別な場面で身に付けるのか、職場で身に付けるのか、遊びに行くときに身に付けるのか。どのようなシチュエーションで使用するジュエリーなのかをイメージすれば、自然とどんなジュエリーを購入したらいいのかが定まってくるでしょう。

アレキサンドライトは華やかな宝石なので、冠婚葬祭には向きません。特にお通夜、お葬式には身に付けていかないようにしましょう。アレキサンドライトはまだ知名度の高くないレアストーンなので、結婚式にもあまりふさわしくありません。アレキサンドライトは魅力的な宝石ですが、特に結婚式に招待された立場であるなら自分が素敵な宝石で目立つよりも、マナーを守るべきです。非常識な人と思われないためにも、結婚式でのアレキサンドライトの使用は避けましょう。

逆にアレキサンドライトを身に付けるのにおすすめなのは、遊びに行ったりお出かけする時。特に一番は、少し特別なデートです。アレキサンドライトは昼間と夜で鮮やかにカラーチェンジします。昼間はグリーンの宝石を身に付けていたのに、夜にはレッドになっていたら、きっと一緒にいた人は驚くでしょうね!ジュエリーから話題が広がって、とても素敵なデートになりそうです。

4-2.無理のない価格で

ジュエリーを購入する時は、価格も重要な基準です。ショップで良いなと思うジュエリーを見つけても、高いなぁと思うなら購入せずにやめておきましょう。ただし、買わないと後悔しそう!と思うなら、思い切って購入したほうがいいかもしれません。

ですがあくまでも、ジュエリーは無理のない価格で購入するようにしてください。無理して購入すると、結局は後悔してしまうことになりかねません。ショップでジュエリーを目の前にすると、ついついお財布の紐がゆるくなってしまいますよね。ですから事前に、予算をしっかり決めてから見に行くことをおすすめします。ただし、買わないと後悔しそう!と思うなら購入したほうがいいでしょう。

逆に、いまいちピンと来ないのに安いからという理由で購入するのはおすすめしません。安いからといって購入すると、結局は身に付けなくなってしまいます。そんな時は、今日は運命のジュエリーに出会えなかったと考えてください。またいつか、心から気に入るものが見つかるはずです。そのときに、「あれを購入しなければ良かったな」と後悔してしまうかもしれません。何か購入したいという気持ちになる事もあると思いますが、そこはぐっと我慢して、運命のジュエリーが見つかるまで待ちましょう。

4-3.最終的には自分の好みで!

いろんな基準を決めておいても、最終的に一番大事なのは自分の気持ちです。

冠婚葬祭などの場でなければ、自分が気に入ったものを選びましょう。アレキサンドライトはレアストーンなので、ショップで見かけること自体あまりありません。もし見かけたら、ぜひじっくり見て購入を検討してみてください。お店の人にお願いして、可能であれば実際に身に付けてみることをおすすめします。ジュエリーを選ぶ時は洋服と同じです。実際に身に付けてみなければ、似合うか似合わないかはわかりません。似合わないかも?と思うジュエリーでも、試着してみたら意外と似合っていた!ということはよくあります。

大事なのは、試着してみて良いと思うかどうかです。自分の好み、自分の気持ちを大切に、ジュエリーを選んでくださいね。

5.アレキサンドライトの注意点

最後に、アレキサンドライトを購入する時、使用する時、保管する時の注意点をお伝えしておきます。アレキサンドライトは美しく、希少な宝石です。そのぶん価格も高いので、購入する時も購入してからも、その価値を損なわないために気を付けたほうがいいポイントがあります。

あとで「こうしておけば良かった!」と後悔しないためにも、これから紹介する3つの注意点をよく覚えておいてください。

5-1.偽物に注意!

アレキサンドライトはとても高価な宝石です。きれいな宝石があっても、値段が高いからと諦めてしまう人もたくさんいます。そんな時に、とても安いアレキサンドライトが売られていたらどうでしょう。誰でも買いたくなるのではないでしょうか。

ですが、ちょっと待ってください。そのアレキサンドライトは、どうして安いのでしょうか。宝石には偽物もあります。偽物は安いですが、当然宝石としての価値はありません。ダラスを加工して宝石の名前で売っているようなものも、中にはあります。ですが将来的に見た時に、偽物にはなんの価値もありませんし、もしかしたら欠けたり割れたりすることも考えられます。

『アレキサンドライト』という名前で売られていたとしても、それが本物かどうかは確認するようにしましょう。アレキサンドライトが本物かどうか確かめる方法は、いくつかあります。

ひとつは、そのお店が信頼がおけるかどうかを確認するということです。誰もが知っているようなブランドショップであれば、偽物を売っているということはまずないでしょう。もうひとつは、「鑑別書」を確認することです。本物の宝石には鑑別書が付属しています。鑑別書には、宝石が本物かどうかが記載してあります。鑑別書を見せてもらえば宝石名が書いてありますので、その宝石が本物かどうかがわかりますよ。

5-2.価格の高騰に注意!

アレキサンドライトはレアストーンなので、他のジュエリーと比べて高値が付けられていることも珍しくありません。高いからという理由で、購入を見合わせることもありますよね。

ですが気を付けたほうがいいのは、アレキサンドライトの価格の高騰です。ジュエリーに限らず、高いから買わなかったものでも、やっぱり欲しいと思い直してあとで購入した経験はありませんか?アレキサンドライトで同じことをしようとすると、価格がさらに高騰し、やっぱり最初に購入しておけばよかったと後悔する可能性があります。

アレキサンドライトは、現在でも産出量が少なく希少な宝石です。ですが将来、アレキサンドライトは今よりもさらに産出量が減るだろうと言われています。そうなれば、価格はさらに高くなるでしょう。今日明日で価格がかわることはないでしょうが、数か月悩んだ後に結局買いに行ったら高くなっていた……ということは充分ありえます。

どちらにしろ、後悔しないようにしてくださいね。

5-3.使用時・保管時の注意!

アレキサンドライトは丈夫な宝石なので、普段身に付ける時はそこまで神経質になる必要はありません。アレキサンドライトの硬さを表すモース硬度は8.5です。大抵の物質よりは硬いので、他の宝石と擦れあっても傷がついたり割れたりする心配は少ないでしょう。ただし世の中には、アレキサンドライトよりも硬い宝石も存在します。ルビーやサファイア、そして地球で一番硬い物質であるダイヤモンドなどです。それらの宝石の近くには置かないほうがいいでしょう。リングを隣の指同士に付けたりすると傷がついてしまうこともありますので、気を付けてくださいね。

逆にアレキサンドライトは、他の石を傷付けてしまうという心配をしたほうがいいかもしれません。ジュエリーボックスに並べて保管しておいたら、ふとした拍子に擦れあって傷がついてしまった、ということもあるそうです。保管時には他の宝石からは離して置いておくようにしてくださいね。

アレキサンドライトは硬さだけでなく、日光や熱、直風などにも強い宝石ですので、その点も大きな注意を払う必要はありません。

日頃のお手入れとしては、外したあとにやわらかい布で拭く程度で充分でしょう。もし何かの汚れがついてしまった時には、ぬるめの石鹸水で優しく洗ってあげてください。汚れがとれたらしっかりとすすいで、乾いた布でそっと水分を拭きとってくださいね。

6.【まとめ】アレキサンドライトをいろんな場面で身に付けよう

今回はとても希少なレアストーン、アレキサンドライトのことをご紹介しました。

アレキサンドライトは6月の誕生石で、クリソベリルという宝石の変異種です。太陽の光の下ではグリーンやブルーグリーン、ろうそくやランプの光の下では紫っぽいレッドにカラーチェンジをするのが特徴で、「昼のエメラルド、夜のルビー」とも呼ばれています。また、アレキサンドライトの中には美しいインクルージョンを含むアレキサンドライト・キャッツアイもあり、さらに希少です。

アレキサンドライトは、持ち主を成功に導くさまざまなパワーを持ったパワーストーンでもあります。自分の知らなかった才能を開花させたり、邪魔になるものと跳ねのけたりするパワーがあります。アレキサンドライトを付けて、さらに努力を怠らなければいつのまにか目標を達成しているでしょう。成し遂げたいことがある人におすすめのパワーストーンです。特にネックレスとして身に付けるのがおすすめなので、参考にしてくださいね。

アレキサンドライトはとても高価な宝石ですので、購入する時には注意が必要です。本物かどうか、値段に見合った品質なのか見極めるのはとても難しいことで、素人には不可能でしょう。私たちにできるのは、せいぜい信頼のできるショップを見つけることくらいです。このショップで取り扱っているアレキサンドライトならば大丈夫と思えるブランドやショップを見つけてください。それが、品質が良く高すぎないアレキサンドライトを見つける一番の近道です。

アレキサンドライトは高価ですし、珍しい宝石なので手に入れることすら難しい宝石です。ですがその分、納得の行くジュエリーを見つけた時の喜びは大きいでしょう。アレキサンドライトはたくさんある中から選べるような、メジャーな宝石ではありません。

ですが良いアレキサンドライトを求める気持ちがあればきっと、いつか心から気に入るアレキサンドライトのジュエリーを見つけられるでしょう。

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