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リシャールミルの記事
多くの男性の憧れアイテムである高級時計。ロレックスやオメガなどの時計を買うことを夢見る方も多いのではないでしょうか?昨今では「ロレックスマラソン」などといった言葉が生まれるほど、高級時計は購入のハードルが上がっているアイテムです。 そんな腕時計界隈の中でも「RICHARD MILLE/リシャールミル」は、買える人が限られている腕時計ブランドとして知られています。ロレックスと同様に正規店での購入のハードルは高いものの、そもそもの定価が高いというシンプルな理由で「買えない腕時計」となっています。 では、リシャールミルを買える人は一体どんな人なのでしょうか? この記事では、そんなリシャールミルを買える人とはどんな人なのか。そして、なぜここまで高い価格設定となっているのかを深く解説していきたいと思います。リシャールミルを腕に着けることができる「選ばれし者」について迫ります。ぜひご覧ください。 1.リシャールミルのターゲットは0.9%しか存在しない富裕層 出典:RICHARD MILLE そもそもリシャールミルがターゲットとしている顧客は「超富裕層」と言われています。 現在は中古市場への流通も広がっているので日本の起業家や一般の人でも所有している人が増えていますが、リシャールミルは世界に0.9%しかいないお金持ちをメインターゲットとしています。 この章では、リシャールミルを買うことのできる人について深く解説していきたいと思います。 1-1.エクストリームウォッチを求める人への腕時計。 リシャールミルは「腕時計のF1」をコンセプトに掲げているほど、現代の高級時計界における独特な存在です。 リシャールミルが作り出している腕時計はアスリートがアクティブに動くシーンを想像して作られているので、極限まで追求した耐久性を備えているのが特徴的です。 日常生活で使うには少々オーバースペックにすら感じるリシャールミルの腕時計は、巷では「エクストリームウォッチ」とも呼ばれています。まさに極限を愛する「本物志向」の方のためのアイテムです。 また、冒頭でもお話させていただいた通り、リシャールミルがメインターゲットとしているのは「0.9%程度しか居ない富裕層」です。彼らは単に経済的に余裕があるだけではなく、ライフスタイルの全てにおいて最上級を求める精神を持っています。彼らにとってのリシャールミルは、時を刻む道具を超えた「成功者の証」となるのです。 昨今では中古市場にもリシャールミルが出回ることも多くなり、日本人の保有者も増えてきました。リシャールミルの腕時計は、本物志向のエクストリームウォッチを求める方のためのアイテムであるといえます。 1-2.スポーツ選手などをアンバサダーに起用したブランド戦略 リシャールミルがメインターゲットに対して行っているアプローチの一環として「スポーツ選手などのアスリートをブランドアンバサダーに起用している」ことが挙げられます。テニスプレイヤーやプロゴルファー、F1レーサーなど世界のトップアスリートたちがリシャールミルとともに腕時計を共同開発しています。 ブランドアンバサダーとしての彼らは、ただの広告塔としてではなくリシャールミルの技術力と性能の高さを体現する生きた証人であると言えます。例えば、プロゴルファーである「バッバ・ワトソン」との共同開発モデルである「RM038」は、ゴルフのスイングにも耐えうる耐震性と圧倒的な軽量さが特徴的です。スポーツの過酷な条件下でさえも完璧なパフォーマンスを発揮する腕時計は、アンバサダーであるバッバ・ワトソン本人も着用していたほどの実用性があります。 リシャールミルはバッバ・ワトソンをはじめとして、ラファエル・ナダルやフェリペ・マッサといった名だたるアスリートをアンバサダーとして選んでいます。スポーツ選手の中でも特にアクティブに動く人を起用することによって、腕時計の耐久性と性能を直接見せつけることができます。実際の環境で使用してもらうことによって腕時計の信頼性を私たち消費者に納得させる戦略を取っているのです。 名だたるアスリートをアンバサダーに起用したブランド戦略は、リシャールミルの信頼性を高める大きな要因のひとつだといえます。 2.リシャールミルを買うにはどうしたらいい?購入ポイント3選! 出典:RICHARD MILLE リシャールミルの腕時計は、富裕層をメインターゲットにした超高級アイテムとして知られておりますが、近年では中古市場での流通も多くなってきており、日本人で持っている人が増えているのも事実です。 時計愛好家であればリシャールミルの腕時計を手に入れたいという願望を持っている人も多くいると思いますが、実際に買うにはどうしたらいいのかわからないですよね。 そんな方のために、この章ではリシャールミルを購入するためのポイントを3つ紹介していきたいと思います。 2-1.新品での購入は視野に入れない方がいい リシャールミルは他のブランドに比べても極めて限定された生産数で展開されていることから、新品で手に入れようとするのは難易度がかなり高くなっています。多くの時計コレクターにとっては夢のまた夢の腕時計です。 仮に正規店に足を運んだとしても売約済みとなっていることが多く、「在庫がない」といった言葉が返ってくるのがオチと言われていることから、人気モデルを新品で購入するチャンスはほとんど回って来ないと思っておいて良いでしょう。 ブランドの方針として「多品種少量生産」をモットーにしていることから、新しいモデルですら「希少性」が生まれています。新品の市場で手に入れるのは一層困難になっています。新品の購入を最初から目指すよりも、中古品などの二次流通の別ルートでの購入を検討した方が賢いです。 リシャールミルを購入する際には新品は視野に入れないことをオススメします。 2-2.中古品での購入がオススメ! 皆さんが欲しいと感じているリシャールミルの腕時計を購入するためには、中古市場での購入が基本となります。二次流通の中古品と言われればダメージや汚れなどのコンディションが気になるところではありますが、その分安く買えるというメリットもあります。 また、中古市場には様々なモデルが流通しているので、もしかしたら欲しいモデルや希少なモデルに出会えるかもしれません。 リシャールミルのような高級ブランドを中古品で購入する際には、いくつかの方法があります。リシャールミルを購入する際に活用してほしい方法は以下の2つです。 ・信頼できる時計専門店 ・オークションサイト 主に上記2つの方法が考えられますが、重要なのは「信頼できる販売業者かどうか」をしっかりと見極めることです。リシャールミルの中古品を取り扱う店舗やサイトを訪れる際には、お店の評判や過去の取引履歴を念入りにチェックすることで安心して購入することができるでしょう。 さらに、中古品で流通しているリシャールミルが本物であることを証明するため、正確な品質や保証サービスを提供しているかどうかもポイントとなります。細心の注意を払いながら中古市場で探していれば、皆さんが求めているリシャールミルが見つかる日も近いです。 2-3.偽物には注意深くなろう 中古品でリシャールミルを購入する際には偽物に注意してください。 リシャールミルの時計は精巧な作りと独自の高い技術力が特徴的です。偽物と本物とを区別するには細部にわたるチェックが欠かせません。例えば、文字盤の仕上がりやケースの材質感、そして時計の重さまで本物のリシャールミルは細部にわたって完璧を追求しています。 前項で少しだけ説明させていただきましたが、信頼できる店舗で買うのはかなりの重要ポイントです。リシャールミルでは「正規認定中古品」というものが存在しています。正規店が本物と認定した中古品しか取り扱っていないので、確実に信頼できる数少ないお店です。 リシャールミルの腕時計を中古で検討している方は、上記のポイントに気を付けて探してください。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 3.億越えでも売れる!納得せざるを得ないリシャールミルの魅力 出典:RICHARD MILLE リシャールミルの腕時計は、時間を確認する道具としてだけでなく「ステータスを上げるアイテム」となっています。展開しているモデルの中には億を超える価値が付いているものもあります。 ここまで高価格であるにもかかわらず、リシャールミルの時計を求めている方が後を絶たないのは、以下5つの魅力が大きく関係しています。 ・他のブランドに追随を許さないデザイン力 ・素材のこだわりからくる圧倒的な耐久性と軽量さ ・時計製造への情熱が熱い ・生産本数の少なさから来る希少性 ・購入するだけで成功者の証になる この章では、億を超えるのも納得がいってしまうリシャールミルの魅力について紹介していきたいと思います。 3-1.他のブランドに追随を許さないデザイン力 リシャールミルの腕時計の最大の特徴として挙げられるのは「トノー型ケースで作られたスケルトンデザイン」です。この革新的なデザインは時計業界に革命をもたらしました。 伝統的なスイス時計製造の枠を超えたデザインのリシャールミルの腕時計は、近未来的な芸術作品とも言えます。この独特のデザインは単なる時間を確認するアイテムに留まらず、着用する人の個性とステータスを象徴するアイコンとなっています。 特にリシャールミルのコンセプト「腕時計のF1」を象徴しているようなモデル「RM50-03」は、耐久度を追求した素材の「グラフTPT®」の使用による軽量性と耐久性で多くの人々を魅了します。 リシャールミルがこだわるのは耐久度だけではありません。大胆なカラー配置やスポーティーなフォルムなど、1本1本の腕時計にはそれぞれ多くの魅力があります。他のブランドに追随を許さないデザイン力もリシャールミル最大の特徴と言えるでしょう。 億超えウォッチでも簡単に売れてしまうのは、他のブランドに追随を許さないデザイン力が大きな魅力となっています。 3-2.素材のこだわりからくる圧倒的な耐久性と軽量さ リシャールミルの時計が億越えでも売れる理由のひとつとして「素材への深いこだわり」は外せないでしょう。 一般的な腕時計ブランドが貴金属やレザーを主とする中で、リシャールミルは飛行機の機体や建設用の材料などから着想を得たチタンやカーボン、さらにはグラフェンといった革新的な素材を使用し、独自の方法で時計製造に応用しています。 こだわり抜いて選ばれた素材は極めて高い強度を誇りながらも驚くほど軽量であり、それによって快適な装着感やスポーツやレースなどのアクティブな環境下にも耐えうる耐久性を発揮します。 このように、リシャールミルの時計は素材ひとつをとっても唯一無二のブランドと言えます。 3-3.時計製造への情熱が熱い 素材へのこだわりやデザイン力が長けていることは時計製造への情熱が熱いということの象徴と捉えられます。リシャールミルは高級時計ブランドにおいて比較的歴史の浅い新参者であるにもかかわらず、時計製造に対する姿勢は業界内でも飛び抜けています。熱狂的なファンを生み出す要因のひとつです。 リシャールミルの時計製造への情熱は、創業者である リシャール・ミル氏 が深く関係しています。自身が作りたいと思った時計のコンセプトを的確に掲げる天才であり、デザイナーでも職人でも無いマーケティングのプロフェッショナルです。営業職としてキャリアを積んでいく中で培ってきた知識や経験から、時計製造への情熱はみるみる内に深いものとなっていきました。 多くの高級時計ブランドがマニファクチュール(自社製造)で時計製造に取り組んでいますが、リシャールミルは製造のプロに外注をかけて製造しています。 外注をかけて製造するとなると人員コストが上がってしまうのは容易に想像できますが、リシャール氏は「私の作る時計にコストは関係ない」と、コスト度外視の気持ちを明言しています。この徹底した時計製造への情熱がリシャールミル独特の価値を生み出しているのです。 3-4.生産本数の少なさから来る希少性 リシャールミルの時計は「少ない生産数からくる希少性の高さ」も特徴的です。多くの時計ブランドは大量生産をすることによって、ブランドの知名度と売上を上げようとしていますが、リシャールミルではひとつのモデルで数十本しか生産しないというものがほとんどです。この希少性の高さが、時計愛好家やコレクターの間でリシャールミルの作品をさらに貴重なものへと価値を押し上げているのです。 また、リシャールミルの時計の手に入りづらさは中古市場にも影響しています。新品を手に入れるチャンスはほとんどないため、中古品でも価値が著しく下がることは少ないです。多くのモデルが定価を超えるプレミアム価値がついています。技術的な完成度はもちろん、所有することの特別さを感じさせることによって価値が決まります。 3-5.購入するだけで成功者の証になる リシャールミルの時計は購入するだけで成功者の証となります。世界中のセレブや成功した実業家の腕に着けられたリシャールミルは、社会での高みに到達した証として個人のステータスを伝えることができます。 日本の芸能人に於いても「郷ひろみさん」や「秋元康さん」など錚々たる人たちが着用していることで知られています。最近では、元ZOZOTOWN社長の「前澤友作さん」がリシャールミル×フェラーリの「RM UP-01」を2.6億円で購入したことがSNSで話題になったのが印象的です。リシャールが開発したモデルの中でも芸術的な1本として知られており、厚さ1.75㎜という驚異的な薄さが特徴的です。 リシャールミルはただの時計ブランドではなく、これまでの人生で成功を収めていることを体現するアイテムとして世界中の人々によって選ばれ続けています。億を超えた腕時計を購入することは、間違いなく成功者の証といっても良いでしょう。 4.リシャールミルのオススメモデル10選 リシャールミルは革新的なデザインと卓越した技術力を外注することによって、数々のモデルを展開しています。その中でも今回オススメしたいモデルは以下の通りです。 ・【RM055】バッバ・ワトソン ・【RM035】ラファエル・ナダル ・【RM011】フェリペマッサ ・【RM11-03】 ・【RM005】 ・【RM010】 ・【RM030】 ・【RM65-01】スプリットセコンド クロノグラフ ・【RM47】サムライ トゥールビヨン ・【RM88】オートマティック トゥールビヨン スマイリー この章では、上記のモデルについて紹介していきたいと思います。 4-1.【RM055】バッバ・ワトソン 出典:RICHARD MILLE リシャールミルを代表するモデルと言えば「RM055」です。知っている方も多いのではないでしょうか?プロゴルファーであるバッバ・ワトソンとのコラボレーションモデルです。 RM055の製造にはチタンなどの軽量かつ高強度の素材が用いられており、プロゴルファーの俊敏なスイングにも耐えうる設計が特徴的です。白とグレーで作られたRM055は、清潔感がありながらも男性的な力強さも感じ取れます。 4-2.【RM035】ラファエル・ナダル 出典:RICHARD MILLE プロテニスプレイヤー「ラファエル・ナダル」とのコラボレーションモデルである「RM035」は、テニスコートでのアクティブな動きを想定して設計されています。 重量はブレスレット含め「約40グラム」という驚愕の軽さで作られたRM035は、着けているのを忘れさせるほど手首に溶け込むようにフィットします。 4-3.【RM011】フェリペマッサ 出典:RICHARD MILLE 元F1ドライバーのフェリペ・マッサトのコラボレーションモデルである「RM011」は、レーシングカーからインスピレーションを受けて作られたクロノグラフのモデルです。スピードと耐久性を体現する時計として位置づけられています。 モータースポーツのダイナミックさを感じさせると同時に、リシャールミルコンセプトでもある「腕時計のF1」を表現しています。チタンやカーボンナノファイバーなどの最先端の素材を使いこなすリシャールミルの技術力が垣間見えるモデルです。 4-4.【RM11-03】 出典:RICHARD MILLE ブラック、イエローなど様々なカラーを合わせて作られた「RM11-03」は、スポーティーなデザインを追求しているのが魅力的なモデルです。オーバーサイズのデイト表示を採用していることから視認性が高いのも特徴的です。 ムーブメント「Cal.RMAC3」の製造には特に力を入れており、グレード5チタンを使用した可変慣性モーメントローターはサテンブラッシュ加工とPVD加工を施すことによって現代的な見た目を実現しています。 4-5.【RM005】 出典:RICHARD MILLE 2004年に誕生した「RM005」は、リシャールミルの中で初めて瞬間切り替え式デイト機能を搭載したモデルです。これまで数々のモデルを展開してきた実績を持つリシャールミルでも、RM005のムーブメントを組み立てる際にPVDコーティングを傷つけないように製作するという大きな壁がありました。 大きな壁を乗り越えて作られたRM005は、無骨さが前面に出た男らしいデザインが特徴的です。 4-6.【RM010】 出典:RICHARD MILLE RM005の後継機として生まれた「RM010」は、時代の変化に対応するように大き目なケースサイズで作られました。RM005が45.00mm×37.8mm×11.45mmなのに対し、RM010は48.00mm×39.30mm×13.84mmというひと回り程大きいサイズで製作されています。 RM010の地板とブリッジには、優れた耐久性が認められている合金素材で作られています。航空業界や自動車業界でも使用されているほどの信頼度を誇る素材です。 4-7.【RM030】 出典:RICHARD MILLE 「デクラッチャブルローター」という特許技術を採用している「RM030」は、ムーブメントの巻きすぎを保護するため、時刻の精度が極めて高いことが特徴的なモデルです。個人の動きに合わせて最適な巻き上げを行うことが出来るので、長い間安定性を保つことが可能です。 RM030には日本の国旗を彷彿とさせる「ジャパンレッド」と呼ばれるモデルが存在しており、ホワイトセラミックのケースと赤いリューズが特徴的です。 4-8.【RM65-01】スプリットセコンド クロノグラフ 出典:RICHARD MILLE ブランドのコンセプトでもあるモータースポーツから強いインスパイアを受けた「RM65-01」は、時計の機構の中でも有名なクロノグラフの上位互換である「スプリットセコンドクロノグラフ」を搭載しているモデルです。 スプリットセコンドクロノグラフは同時に2つの時間が計測できる機能のことを指しており、レースのラップタイムを計る際には最適です。リシャールミルの技術力とモータースポーツに対する熱い想いが強く感じられます。 4-9.【RM47】サムライ トゥールビヨン 出典:RICHARD MILLE 日本の「武士道」「侍」からインスピレーションを受けた「RM47」は、文字盤に広島発祥の赤穂藩藩主「浅野家」の甲冑や家紋がデザインされているのが特徴的です。分針と秒針が刀をモチーフにして作られていることから、日本の文化へのリスペクトが感じられます。 複雑機構のトゥールビヨンを搭載しており、甲冑の素材もイエローゴールドで作られていることから「実用性」「耐久性」「デザイン性」の三拍子そろった完璧な1本と言えます。 4-10.【RM88】オートマティック トゥールビヨン スマイリー 出典:RICHARD MILLE フランクリン・ルフラーニが描いたスマイリーをそのままデザインした「RM88」は、ポジティブ、喜び、分かち合いを体現しているのが特徴的なモデルです。 ホワイトセラミックとレッドゴールドで作られたケースは、ポップカルチャーを前面に出すためのデザインであることがわかります。常に笑顔を手首に着けていれば、間違いなくポジティブな印象を与えることができます。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 5.高級時計と言われればこれ!オススメブランド5選 リシャールミルなどの高級時計ブランドは国内外に数多くありますが、一般的には知らない人が多いのも事実ではないでしょうか。そのなかでも今回オススメしたいブランドは以下の通りです。 ・パテックフィリップ ・ヴァシュロンコンスタンタン ・オーデマピゲ ・ロレックス ・オメガ この章では、高級時計ブランドと言われたらこれ!と言われる上記5つのブランドについて説明していきたいと思います。 5-1.パテックフィリップ 1839年に創業したスイス・ジュネーブの高級時計ブランド「パテックフィリップ」は、名前をを聞くだけで心躍る時計愛好家が存在するほどの定番ブランドです。 世界的に見ても最高級の時計製造を行っていることで知られており、熟練の職人による手作業と厳格に定められた品質基準によって、高級時計の中でも特に権威ある位置を築いています。また、永久修理にも対応しているパテックフィリップの腕時計は世代を超えて受け継がれる家族の宝とも言える存在です。 パテックフィリップの中でも「コンプリケーション」と呼ばれる複雑機構を搭載しているモデルは、内部機構の精密さで非常に高い評価を受けていることから多くの時計コレクターたちを魅了しています。長い歴史を通じて培われた知識と技術の粋を集めたパテックフィリップの時計は、時計愛好家にとって「一生モノの腕時計」と言えます。 5-2.ヴァシュロン・コンスタンタン 1755年創業の「ヴァシュロン・コンスタンタン」は、時計業界屈指の長い歴史を誇るブランドのひとつです。時計製造の伝統を今に伝えるヴァシュロン・コンスタンタンの腕時計は、洗練されたデザインと機械式時計製造の最高峰とも評される技術が結集したモノとなっており、歴史や芸術に敏感な時計コレクターから熱い視線で注目されています。 ヴァシュロン・コンスタンタンの中でも代表モデルである「オーヴァーシーズ」は、シンプルながらも見る者を魅了するアートピースです。彼らの作る時計は長い時間をかけてじっくりと価値を噛みしめることができるので、移りゆく時間の中で光り輝く芸術作品とも言えます。 5-3.オーデマピゲ 1875年に創業したオーデマピゲは、世界に名を轟かせるスイスの高級時計ブランドのひとつです。創業者である「ジュール=ルイ・オーデマ」と「エドワール=オーギュスト・ピゲ 」の二人の情熱的な時計職人によって築かれたオーデマピゲは、独自性と技術の革新を追求し続けています。 オーデマピゲが世界に誇る代表モデル「ロイヤルオーク」は、高級時計の概念を覆す革命的なデザインで知られており、スポーツラグジュアリーウォッチの代名詞ともなっています。八角形のベゼルで作られたこの腕時計は瞬く間に時計愛好家の心を掴み、ブランドのアイコンとして確固たる地位を確立しました。 時計製造の伝統に敬意を払いながらも常に時代の最先端を行くオーデマピゲは、高級時計を語る上で欠かせない存在です。 5-4.ロレックス 高級時計の代名詞ブランドと言えば「ロレックス」です。今回紹介する高級時計ブランドの中でも圧倒的な知名度を誇ります。世界中の時計愛好家や成功者、一般層の方までも絶大な支持を得ています。 ロレックスの代表的なモデルは数々ありますが、その中でも特別な人気を誇る「デイトナ」は、知らない人の方が少ないのではないでしょうか。ロレックスはこれまで積み上げてきた信頼性とブランド力で、個人のステータスをアピールできる格上げアイテムとなっています。 5-5.オメガ オリンピックの公式タイムキーパーとしても長年にわたり信頼を勝ち取っている「オメガ」は、歴史的瞬間に立ち会った実績もある時計ブランドのひとつです。実用的でありながらも、持っているだけで洗練された美学と冒険に対する姿勢を映し出してくれます。 オメガの中でも有名なモデル「スピードマスター」は、宇宙飛行士が月に最初に踏み出した時に着用されていたことで有名です。「精密性」「信頼性」「耐久性」で高級時計の世界においても一際輝く存在感を放っています。オメガの時計は冒険心を変わらず保つことを約束してくれます。 まとめ いかがだったでしょうか。 今回は、リシャールミルを買える人はどんな人なのか解説させていただきました。 高級時計は単なる時間を刻む道具を超えて、ステータスや社会的地位を格上げしてくれるアイテムのひとつです。その中でもリシャールミルを手にすることは、多くの人にとって夢のまた夢かもしれません。 メインターゲットこそ世界の超富裕層ではありますが、近年では中古の流通も多くなっていることから一般層でも手に入るチャンスは回ってきています。自分の欲しいモデルが買える日も近いかもしれません。 この記事を通して、皆さんにとっての知識となっていれば幸いです。
高級腕時計ブランドの「Richard Mille/リシャールミル」は、時計を愛する世界中の人々から憧れの存在としての立ち位置を誇っています。こだわり抜いて作られたトノー型ケースとスケルトンデザインの腕時計は、他のブランドに追随を許さないものとなっています。 しかし、インターネットなどを見てみると「ダサい」「良さがわからない」などの声が、ちらほらと見受けられます。リシャールミルと言えば超高価格帯の腕時計ブランドとして知られていますが、このようなネガティブな言葉が上がっているのは、一体何故なのでしょうか? この記事では、そんなリシャールミルがダサいと言われてしまう理由について、深く探っていきたいと思います。 1.リシャールミルが嫌い!?ダサいといわれてしまう5つの理由 リシャールミルの腕時計はこだわり抜いたデザインからくる高価格なものとして注目を集めていますが、冒頭でもお話しした通り「ダサい」という厳しい声も上がっているのが現状です。このような声が上がってしまうのは、以下の5つの理由が主となっています。 ・一昔前のデザインに見えるから ・おもちゃっぽいから ・大きい腕時計だから ・ビジネスシーンに合わないから ・シンプルに高い。成金のイメージだから この章では、上記の内容について探っていきたいと思います。 1-1.一昔前のデザインに見えるから リシャールミルの腕時計は独特のデザインと革新的な技術で知られていますが、その特徴的なスタイルが一部の人からは「一昔前のデザインに見える」という声もあります。トノー型のケースで作られた腕時計は、その独特な形状が一部の若い世代やシンプルなデザインを好む層には受け入れられにくいのかもしれません。 トノー型のケースはリシャールミルの時計とひと目見てわかるデザインなことから、ブランドのアイデンティティを際立たせる要素となっています。しかしながら、このデザインは20世紀初頭に流行したスタイルを思わせ、現代のミニマルファッションスタイルやストリートスタイルを好む傾向とは全く逆です。モダンな美学に慣れ親しんだ今の時代の若者からは過去の時代の名残を感じさせるものとなっており、古臭いと捉えられてしまいます。 また、リシャールミルは技術的な面で歴史に残るほどの革新を数多く遂げていますが、デザインの面では伝統的な要素を押し出している部分があります。このため、最先端の腕時計を求める人々からはギャップを感じられることがあるのかもしれません。 リシャールミルのデザインが「ダサい」と言われてしまうのは、現代の若者の価値観や時代背景などによる流行の移り変わりが関係しているといえます。 1-2.おもちゃっぽいから リシャールミルの時計がダサいといわれる理由の一つとして「おもちゃっぽい」という声があります。このブランドが採用する目立つような色使いや大ぶりなデザインのラインナップなどは、遊び心あふれるスタイルが見て取れます。 時計愛好家の間では、時計はただ時間を確認するための道具ではなく個人のステータスを象徴するアクセサリー的な役割としても見なされています。そのため、基本的にはシンプルなデザインが好まれる傾向にあります。しかし、リシャールミルの腕時計は、現代の常識に反するようにユーモアと大胆さを注入しています。 一部の人々からはリシャールのデザインが斬新なものとして高い評価を受けてる一方で、派手なデザインを好まない時計愛好家や、シンプルなデザインに美学を感じている人々からはマイナスな印象を持たれてしまう可能性があります。子供用のおもちゃのようなカラーリングやデザインが、リシャールミルの時計を「ダサい」と思う理由となっているのです。 1-3.大きい腕時計だから リシャールミルの時計が一部の人々からダサいと評価されるのは、大きいサイズにあるともいえます。現代のトレンドである時計と比較したら大きなサイズのケースを採用していることが多く、一部の人々には不格好に映ってしまいます。 近年ではシンプルなデザインでシックな見た目の腕時計が好まれる傾向にあります。しかし、リシャールミルの時計は大きくて存在感のあるデザインが特徴的であり、洗練されたエレガンスよりも「目立ちたがり屋の印象」を与えることがあります。 日本人のように細目の手首の方が多い国の人が着けてしまうと、時計の大きさが際立ってしまい「やりすぎ」に見えることが否めません。実際にリシャールミルを着用している人は、外国人の方などの体の大きい男性がInstagramに写真を掲載していることが多く、日本人が着けているイメージはあまり強くはないのも事実です。 また、大きな時計を着けると日常生活で不便を感じさせることがあります。ビジネスシーンでのジャケットの袖口に引っかかってしまうのは、時計本来の実用性を疑問視する理由になってしまいます。 リシャールミルの時計が採用する大き目なサイズ感は、ブランドのアイデンティティを形作る一方で「ダサい」と感じる要因にもなっていることは明らかです。 1-4.ビジネスシーンに合わないから リシャールミルの腕時計がダサいと言われてしまうのは、「ビジネスシーンに合わないから」とも言われることが多いです。ビジネスシーンでは第一印象が大切なので、服装やアクセサリーは慎重に選ばなければなりません。清潔感を前面に出すことやイヤらしさを感じさせないことによって、プロ意識や信頼感を演出できるとされています。 リシャールミルの時計はユニークなデザインと鮮やかなカラーリング、モデルによっては小粒の石をケースに埋め込んだ派手な装飾なものもあることから、日本のビジネスシーンには適さないのではないかと捉えられることがあります。 さらに、時計に詳しい人であれば、ひと目で高額な腕時計であることもわかってしまうので、時には見栄を張っているように映ることがあります。謙虚さや内面的な価値を重視する日本のビジネスシーンでは好ましくないと言えます。 上記のように、ビジネスシーンに着用するには型破りな存在であることから、一部の人々からリシャールミルはダサいといわれてしまいます。 1-5.シンプルに高い。成金のイメージ リシャールミルの時計がダサいといわれてしまう最大の理由は、高い時計を着けていることから来る「成金イメージ」です。リシャールミルの価格は、私たち一般人が想像している値段をはるかに超えたレベルで設定されているモノがほとんどです。 こうした価格設定は社会的なステータスや富を誇示する道具として時計を用いる「成金」といったイメージを感じさせることから、一部の人々の間で否定的な見方を生む原因となっています。 時計が単なる時間を知るための道具ではなく、ステータスシンボルとしての役割を果たす現代において、リシャールミルのような高価な時計は「社会での成功を象徴するアイテム」と見なされがちです。しかしその一方で、先述した派手なデザインと相まって過度な富の誇示や、名利にばかりとらわれている俗物的な価値観の表れとして批判されることもあります。 我々日本人には馴染みのないスタイルなので、現在でも批判する人もいるみたいです。しかし、インスタグラムなどのSNSの発展からリシャールミルなどの高級時計で金持ちアピールをしている人も増え、だんだんと認められるようになりました。 リシャールミルの腕時計が生み出す驚異的な価格は、時計を選ぶ際に重視されるべき品質やデザイン、ブランドの歴史といった要素も霞ませがちです。高い価格だけが先行してしまうことから、価値に見合うだけの本質的な魅力が感じられないという意見は「ダサい」という評価を後押ししています。 挑戦的なデザインと革新性で一部のコレクターや時計愛好家から高く評価される一方で、その価格設定からくる成金イメージは世間に受け入れられるにはあまりにも難しいものとなっているのです。 2.世界中の人々を魅了しているリシャールミルの魅力 出典:RICHARD MILLE リシャールミルの時計は一部で「ダサい」と囁かれていることは事実ですが、世界中の時計コレクターや時計愛好家から熱烈な支持を受けています。 この章では、世界中の多くの人々から支持を受けているリシャールミルの魅力を深掘りしていきたいと思います。今現在リシャールの価値がいまいちわからない方にもわかりやすく紹介していきますので、ぜひご覧ください。 2-1.ひと目でリシャールと分かる独創的なデザイン リシャールミルの腕時計が世界中の腕時計コレクターたちの注目を集めているのは、「ひと目でわかる独創的なデザイン」が一番大きいといっても過言ではないでしょう。これまで伝統を重んじてシックなデザインがメインだった時計業界に、リシャールミルの「トノー型ケース」の腕時計は新しい風を吹き込みました。 ただ目立つデザインであるだけでなく、搭載されている複雑機構やカラーリングの違いなど、それぞれが個性と物語を持つことによって単なる時間を確認するための道具以上の存在感を放っています。 斬新なカラーリングはもちろん、複雑に作られた文字盤のレイアウト、高級感と耐久性を兼ね備えた素材の採用は所有者の独自性を腕時計1本で表現してくれます。リシャールミルの時計は着けているだけで強烈な印象を与えるのと同時に、個人のスタイルや価値観を明確に伝える手段として活躍します。 ひと目でわかる独創的なデザインは、リシャールミルが世界の人々から高い評価を受ける理由のひとつです。 2-2.「腕時計のF1」がコンセプト。最先端の技術を駆使。 リシャールミルがコンセプトとして掲げているのは腕時計のF1です。このコンセプトに沿うような圧倒的な技術力と素材へのこだわりは、他のブランドに追随を許しません。 航空宇宙業界やF1レースカーにも使われる最先端の素材を時計製造に応用することで、極限の環境下でも高い耐久度を維持することに成功しています。 例えば、軽量でありながら強度が高いチタンをケースやムーブメントに使用することで、高い耐久性と確かな実用性のある腕時計を生み出しています。 洗練された技術から作られる時計は、時刻が高精度なのはもちろんのこと、衝撃に強くて長期にわたる使用にも耐える丈夫さをもたらしています。リシャールミルは時計の耐久性を高めるためにF1カーのパーツにも用いられる革新的な技術を採用しています。 これにより、時計は日常生活はもちろんのこと、テニスやゴルフなどの激しい動きが伴うスポーツシーンでも精度を落とすことなく機能します。 また、リシャールミルの時計は耐久性の高い素材を採用しているだけでなく、内部の機構に於いても革新的です。トゥールビヨンやスプリットセコンドなどの複雑機構を時計に搭載することによって、時刻の精度と美しいデザインを最大限に引き出しています。 トゥールビヨンは元々、拍手をしたら故障してしまうといわれるほど繊細な機構ではありましたが、リシャールミルが初めて製作した「RM001」は落としても壊れないほどの耐久性を持っています。リシャールミルが世界中の人から愛されるのは、ブランドコンセプトからもわかる技術力の高さと素材へのこだわりが深く関係しています。 2-3.トップアスリートなどを活用したブランド戦略 リシャールミルは高品質な時計を製造するだけでなく、ブランド戦略においても独自の道を歩んでいます。 特に注目すべきなのは、トップアスリートをブランドアンバサダーとして起用したプロモーションです。 テニスプレーヤー ラファエル・ナダル プロゴルファー バッバ・ワトソン F1レーサー フェリペ・マッサ といったスポーツの世界で活躍する一流アスリートたちがリシャールミルの時計を着用しています。 特に激しい動きをするアスリートをブランドアンバサダーとして起用するのは、単に商品を紹介する広告塔として知名度を上げる戦略ではありません。アスリートたちが実際のプレイ中にリシャールミルとのコラボレーションモデルを着用することによって、どれほど丈夫で信頼性が高いかを実証することができます。 例えば、ラファエル・ナダルとのコラボレーションモデル「RM27-04」は、走って、しゃがんで、腕を振り抜くといった激しい動作が発生するテニスのプレー中でも破損や故障をすることなく、高い耐久性を証明しています。 このように、アスリートたちの実際のパフォーマンスを通じてリシャールミルの時計の品質を証明することは他のラグジュアリーブランドには見られないユニークなアプローチだといえます。一流アスリートたちの腕に着けられたリシャールミルの腕時計は、それぞれのスポーツでの激しい動きにも耐えることができる技術の粋を集めた芸術作品なのです。 ブランドアンバサダーを起用した独自のブランド戦略は、リシャールミルのイメージをスポーツと直結させています。アクティブでダイナミックなライフスタイルを象徴するブランドとしての地位を確立し、ただの時計メーカーではなく挑戦と革新のシンボルへと格が上がっているのです。 2-4.少量生産スタイルで希少性を生む 一般的な時計ブランドは「少品種多量生産」を謳ってコストを削減し、幅広い顧客層にアプローチしている一方で、リシャールミルは敢えて「多品種少量生産」の戦略をとっています。数々のモデルを展開していながらも、限定生産などで腕時計を製作していることから、新品でも希少性が高いとの評価を受けています。 この戦略によりリシャールミルが生み出すモデルは限定品としての特別な価値を持ち、コレクターたちの間での競争を生み出しています。 創業者である「リシャール・ミル氏」が「コスト度外視」で腕時計の製作に取り掛かっていることを明言しているのは、自身が掲げた作りたい腕時計のコンセプトを曲げたくないことの表れです。このこだわりこそが少量生産を余儀なくしていますが、それによって生み出されるのは単なる時計ではなく芸術作品のような存在です。 多くのブランドがマニファクチュール(自社製造)をしている中で、リシャールミルから生み出される時計は、細部に至るまで完璧を求める製作のプロフェッショナルに外注をかけて作られています。このようにして、1つ1つの時計に独自性と特別感が与えられるのです。 リシャールミルを所有すること自体が社会的ステータスの象徴となります。世界に数えるほどしか存在しない時計を腕にすることは、ブランドの独自性と高級感をさらに際立たせる重要な要素のひとつであり、多くの時計愛好家たちを魅了し続けています。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 3.着けてたらかっこいい!リシャールミルのオススメモデル5選! 一部の人からはダサいとは言われつつも、リシャールミルには数多くの魅力的な腕時計が存在しています。今回オススメしたいモデルは以下の通りです。 RM055 バッバ・ワトソン RM51-01 ミシェル・ヨー RM035 ラファエル・ナダル RM61-01 ヨハン・ブレイク RM11-03 マクラーレン この章では、上記の5モデルについて解説していきたいと思います。 3-1.RM055 バッバ・ワトソン 出典:RICHARD MILLE ゴルフ界のスーパースター、バッバ・ワトソンとのコラボレーションによって誕生した「RM055」は、スポーツと高級時計の完璧な融合を象徴しています。 このモデルの最大の特徴は、その耐衝撃性にあります。ゴルフというスポーツの性質上、強い衝撃が時計に加わる可能性があるため、リシャールミルはチタン製のケースを用いるなどして、この問題に対処しました。 加えて、スケルトンダイヤルが施されたこの時計は、そのメカニズムの美しさを際立たせながら、ゴルファーがスイングした際にも最適な重量バランスを提供します。 バッバ・ワトソンが実際に競技中にRM055を着用することで、この時計の耐久性と実用性が証明されており、スポーツマンだけでなく時計愛好家からも高い評価を受けています。 デザイン面では、白いケースに青いアクセントが施されたRM055は、スポーティーながらも洗翩した印象を与えるため、ファッションアイテムとしてもその地位を確立しています。 ゴルフコースからビジネスシーン、カジュアルな日常使いまで、幅広いシチュエーションにマッチするこのモデルは、リシャールミルが提案する新たなラグジュアリースポーツウォッチの形を示しているのです。 3-2.RM51-01 ミシェル・ヨー 出典:RICHARD MILLE マレーシア出身の国際的な女優であり、アクションスターとしても知られるミシェル・ヨーは、映画界での彼女の多才な才能とリシャールミルの時計製造における革新的精神が見事に融合したRM51-01を身に着けています。この特別なコラボレーションモデルは、彼女のキャリアへのオマージュであり、その独特な美学と精密な工学が融合しています。 時計のダイヤルには中国神話に登場する龍が精巧に描かれており、アジア文化への敬意とともに、リシャールミルが追求する芸術性の高さを物語っています。 RM51-01 ミシェル・ヨーはその哲学が凝縮された一例です。その圧倒的な存在感と時計としての完成度の高さは時計愛好家はもちろん、芸術作品としての価値を見いだすコレクターたちからも高く評価されているのです。 3-3.RM035 ラファエル・ナダル 出典:RICHARD MILLE テニス界のレジェンドであるラファエル・ナダルは、卓越したプレースタイルと強靭な精神力で知られています。彼の名を冠したリシャールミルのRM035は、ナダルの競技における特性を時計に反映させた、軽量かつ堅牢なマスターピースです。 このモデルは極限の状況でも高いパフォーマンスを維持できるよう設計されており、テニスコートで最高のパフォーマンスを求めるナダル自身の要求を満たしています。RM035は、重さがわずか30グラムにもかかわらず、衝撃に強い素材と精密な機構で作られていることが特徴です。 ナダルが実際の試合でこの時計を着用したことによって、耐久性と快適さを世に証明してきました。また、この時計のスケルトンデザインは、リシャールミルの機械的美学を強調しており、スポーツとエレガンスの完璧な融合を示しています。 テニスコートで培われたナダルの精神を形にしたRM035は、リシャールミルがスポーツウォッチに対する革新的なアプローチを持っていることの証でもあります。 この時計はただの時間計測器具ではなく、一流のアスリートの力強さと勝利への情熱を身につけることができる象徴的なアイテムとなっています。 3-4.RM61-01 ヨハン・ブレイク 出典:RICHARD MILLE スピードとパワーを兼ね備えた陸上競技のスター、ヨハン・ブレイク。その獰猛な走りから「ビースト」との異名を取る彼にインスパイアされたRM61-01は、まさに力強さとテクノロジーの結晶です。 このモデルはヨハン・ブレイクが着用することで有名になり、トラック上での彼の圧倒的な存在感と同様、時計業界においても強烈な印象を放ちます。 RM61-01は、極めて軽い素材であるTPTカーボンをケースに採用し、衝撃吸収性に優れる設計が施されています。ブレイクの強靭なリストに合わせた耐久性と軽量性を両立させたこの時計は、陸上競技のみならず、どんなハードなスポーツシーンにも適応します。 特筆すべきはそのデザインの特異性です。時計の内部構造が一目でわかるスケルトンデザインは、見る者にリシャールミルの先進的な機構と精密工学の精神を感じさせます。また、ヨハン・ブレイクの国旗を彷彿とさせるカラーリングは、彼の故郷であるジャマイカへのオマージュとも言えるでしょう。 RM61-01 ヨハン・ブレイクは、ただのステータスシンボルではなく持つ者の内なる強さと情熱を象徴するアイテムです。この時計を着けることで日常の中でさえ、力強さとスピードを感じ取ることができるのではないでしょうか。 3-5.RM11-03 マクラーレン 出典:RICHARD MILLE 自動車の名門マクラーレンとのコラボレーションはリシャールミルが時計製造に対する情熱と革新を追求する姿勢を如実に示しています。RM11-03 マクラーレンは、この両巨頭のコラボレーションにより生まれた、自動車レースの世界を体現する傑作時計です。 マクラーレンの最先端技術とリシャールミルの高級時計製造技術が融合しており、その結果、精度とパフォーマンスにおいて類を見ない逸品となりました。RM11-03は、チタンとカーボンTPT®素材を使用しており、これにより軽量かつ堅牢な構造を実現しています。 視認性の高い大きなデイト表示、フライバッククロノグラフ、アニュアルカレンダーといった機能は、ドライバーがレース中に求める情報を瞬時に捉えるために欠かせない要素です。また、その独特なデザインは、マクラーレンの象徴的なエアロダイナミクスとインテリアデザインにインスパイアされており、時計愛好家だけでなく、自動車愛好家の心も鷲掴みにします。 RM11-03 マクラーレンはレーストラックから日常へと流れるアドレナリンを感じさせる時計です。マクラーレンのレーシングカーと同じく、この時計を身に着けることで、毎秒を競う高揚感と共に、生活にダイナミズムをもたらすことでしょう。 4.リシャールミルはなぜここまで人気に?キッカケとなったモデル 出典:RICHARD MILLE リシャールミルは、2001年の創業以来、高級時計市場に革命をもたらし続けてきました。これほどまでに圧倒的な人気と地位を築くことができたのはなぜでしょうか? その答えは、『ブランドが市場に投入した画期的なモデル』にあります。 本章では、リシャールミルの歴史を形作るキッカケとなった、いくつかの代表的なモデルを通じて、その魅力と成功の秘密に迫ります。 4-1.デビュー作として発表された「RM001」 出典:RICHARD MILLE リシャールミルがここまでの人気となったのは「RM001」というモデルから始まりました。RM001はブランドが初めて発表したプロトタイプであり、高級時計に新たな基準を打ち立てた画期的な腕時計です。バーゼルワールド2000にて発表された当時、斬新なデザインと技術革新は業界に衝撃を与えました。 「RM001」は複雑機構のトゥールビヨンを搭載していながらも高い耐久性と機能性を実現した画期的な存在となりました。 従来のトゥールビヨンは非常に繊細でデリケートな機構となっていましたが、リシャール氏はRM001を発表するときに時計本体を落下させるパフォーマンスを取り、極めて耐久性の高いトゥールビヨンウォッチとして一線を画す存在となりました。 さらにRM001はブランドの象徴的なデザイン哲学を確立し、以降のリシャールミル作品における基礎となる特徴を多く備えています。スケルトンのケースバックからは超精密に仕上げられたムーブメントを眺めることができ、美しさだけでなく機械としての複雑さをも感じさせます。 リシャールミルがただの時計ブランドではなく、革新を追求し続けるクリエイティブな精神を持ったブランドであるということが証明されました。このモデルはリシャールミルのアイデンティティの核となると同時に、高級時計業界における革新の象徴として今も語り継がれています。 4-2.世界最軽量のトゥールビヨンを搭載した「RM006」 出典:RICHARD MILLE F1レーサーのフェリペ・マッサとのコラボレーションモデル「RM006」は、リシャールミルが2004年に発表した世界を驚かせたトゥールビヨン搭載のモデルです。 この時計の最大の特徴はなんといっても43グラムという超軽量で作られているところです。航空宇宙産業からインスピレーションを受けた革新的な素材である「カーボンナノファイバー」を時計のムーブメントのプレートに採用することで、重量を劇的に削減し驚異的な耐久性を実現することができました。 RM006のもうひとつの特徴は、極限の状況にも耐えるなどの実用性の高さです。リシャールミルはレーシングカーが過酷な条件下で最高のパフォーマンスを発揮するように設計されています。ただ軽量化された時計ではなく、過酷な環境下での使用を想定して作られた信頼性と耐久性に優れた傑作なのです。 4-3.ブランド初のレディースモデルとなる「RM007」 出典:RICHARD MILLE 2005年に発表された「RM007」は、リシャールミルが初めて生み出したレディースモデルです。 初めての女性モデルは特別な作品にしたいというブランドの想いのもと作られたRM007は、ひと目見ただけで高級感がわかるようなゴージャスなデザインが特徴的です。 ケースの内部にジェムストーンが埋め込まれ、女性の手首にしっくりくるように計算された着用感は女性の手元を華やかに彩ります。こうした派手な装飾を用いたデザインでも、リシャールミルが持つ技術力を損なうことはなく、ブランド創業者が掲げているコスト度外視のポリシーに基づいて作られているといえます。 内部ではリシャールミルの高い技術力を駆使した複雑なムーブメントが組み込まれているにも関わらず、見た目は極めてスリムで洗練されている点は女性モデルならではと言えるでしょう。このバランスの取れたデザインは、技術と美の完璧な組み合わせを求めるリシャールミルの哲学を体現しています。 4-4.ムーヴメントをスケルトンにした「RM012」 出典:RICHARD MILLE これまで紹介してきたリシャールミルの腕時計も革新的なデザインと技術で時計界に新たな風を吹き込んでいますが、「RM012」は特に象徴的な存在といえます。 RM012の大きな特徴は無駄なものを極限まで削ぎ落とすことによって完成した「パイプ構造」のムーブメントデザインです。 時計史を振り返ってみてもパイプ構造で作られたものは前例のない物なので、リシャールミルが作り上げたムーブメントと言えます。時計というよりは現代のアート作品を思わせるほど技術的な美しさを際立たせています。 建築物からインスピレーションを受けてパイプ構造で作られたRM012は、技術的に卓越しているのはもちろん、ブランドの理想を追求した強度とねじれ剛性を発揮しているのも特徴的です。伝統的な時計製造技術を尊重しつつも、常に理想の時計作りを追求している姿勢を示しています。RM012は単なる時間計測の道具を超えて、技術とデザインの究極の形を追求するリシャールミルの哲学を体現しているモデルと言えるでしょう。 4-5.ラファエル・ナダルとの共同開発モデル「RM027」 出典:RICHARD MILLE プロテニスプレイヤーとのコラボモデルであるラファエル・ナダルが「RM027」は、スポーツと高級時計製造の枠を超えたコラボレーションの結晶です。このモデルは競技中のナダルの腕に装着されることを前提にデザインされ、極限の状況下でのパフォーマンスと耐久性を兼ね備えています。 「RM027」の最大の特徴はその驚異的な軽さにあります。時計全体がわずか20グラム未満という重量は、腕につけていることをほとんど感じさせません。極薄のチタンとリシャールミルが特別に開発したリチウム合金を使用することで達成されています。軽量化により、ナダルがコート上で激しい動きをする際に、時計による妨げがほぼゼロになるという利点があります。 また、衝撃吸収機能もこの時計の優れた特性の一つです。テニスプレーヤーが試合で受ける激しい動きや衝撃に耐えうるように設計されており、精密機械であるムーヴメントを保護するために、独自のサスペンションシステムが採用されています。 この「RM027」は、ナダルとの共同開発によってスポーツ時計の可能性を広げた画期的なモデルです。ナダル自身も大会でこの時計を着用し信頼性と品質を証明しています。リシャールミルとナダルの共同作業は、ただのスポンサー契約を超えた深い技術的協力の関係を築き上げており、その結果として生まれた「RM027」は、時計愛好家はもちろんのこと、テニスファンにとっても特別な意味を持つ存在となっています。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 5.世界のセレブからも愛されている!リシャールミルを着用している有名人5選 圧倒的な存在感と個性を放つリシャールミルは、エンターテイメントやスポーツの世界で活躍する著名人たちにも愛されています。彼らがリシャールミルを選ぶのは、単なる時間を告げる道具を超えた、ステータスやパーソナリティを象徴するアイテムとしての価値を認めているからでしょう。 この章では、リシャールミルを纏いそれぞれの分野で輝きを放つ5人の有名人を取り上げ、彼らの選んだモデルとその魅力に迫ります。 5-1.タレント 渡辺直美さん RM07-01 渡辺直美さんは国際的なファッションアイコンとして知られており、そのユニークなセンスは腕時計の選択にも反映されています。彼女が愛用するリシャールミル RM 07-01は、エレガンスと現代的なデザインが融合した時計です。このモデルは、女性らしい魅力と高い機能性を兼ね備え、渡辺さんの多忙なライフスタイルと公私にわたる多岐に渡る活動に対応します。 RM 07-01は特に精巧なクラフトマンシップと先進技術を体現しており、それは渡辺さんが国内外で展開する活動と同様に国際的な感覚を反映しています。時計のケースは、高品質な素材で作られ、独特なフォルムが特徴的。ダイヤモンドセッティングを施されたベゼルは、その華やかさを一層引き立てています。また、リシャールミル独自のスケルトンダイアルは、技術的な美しさを際立たせ、渡辺さんの個性的なファッションに華を添えるアクセサリーとしても完璧な役割を果たしています。 そういったデザイン性と機能性を兼ね備えたRM 07-01は、渡辺直美さんが世界中で注目を集める理由と相まって、彼女のパーソナリティと完璧に調和しています。渡辺さんのように個性を大切にし、自己表現の一環として時計を選ぶ人々にとって、RM 07-01は理想的な選択と言えるでしょう。 5-2. 実業家 前澤友作さん RM038 前澤友作さんは日本を代表する実業家の一人であり、彼のビジネスにおける斬新なアプローチは世界中から注目を集めています。その一方で、個性的かつ先進的な趣味の良いアイテムを選ぶ目利きとしても知られており、特にリシャールミルのRM 038モデルを愛用しています。 RM038は、高度な技術と革新的なデザインが融合した作品で、ゴルフのレジェンド、バッバ・ワトソンのために特別に作られた時計です。この時計の最大の特徴は、極めて高い衝撃耐性を持ちながら、ゴルフをプレイする際の動きを妨げないように非常に軽量に作られている点にあります。 前澤さんがこのモデルを選んだ理由は、その卓越した機能性と、アートピースのようなデザインに惹かれたからでしょう。RM038は、その魅力的なスケルトンダイアルと、時計製作の伝統的な技術の限界に挑戦するような革新的な素材使用で、リシャールミルの象徴的な存在です。 前澤さんがRM038を腕にしている姿は、彼のビジネスだけでなく私生活においても、常に先端を行くそのスタイルと完璧にマッチしています。彼の生き方そのものを象徴するようなこの時計は、前澤さんの個性と大胆なビジョンを反映していると言えるでしょう。 5-3.俳優 シルベスター・スタローンさん - RM52-01 ハリウッドを代表するアクションスター、シルベスター・スタローンさんは、その圧倒的な存在感と共に、リシャールミルのRM52-01を着用しています。この時計は、その独創的なデザインと耐久性で知られており、スタローンさんの強靭なイメージと見事にシンクロしています。 RM52-01は、リシャールミルの中でも特に芸術的なアプローチが特徴的なモデルです。ナノセラミック製のスケルトンケース、そしてその中で独立して動くカリバーは、まさに現代技術の粋を集めた芸術品と言えるでしょう。 この時計のダイアルには、トーテム的なスカルがデザインされており、スタローンさんの強烈なキャラクターを彷彿とさせます。 シルベスター・スタローンさんが選ぶアクセサリーは、彼の映画の中で見せる男性的魅力と力強さを外見にも表すためのものであり、RM52-01はその最良の選択です。 スタローンさんの腕にはまるこの時計は、彼のパーソナリティを際立たせると同時に、リシャールミルが追求する革新と限界に挑む精神を体現しています。 5-4.俳優 ジャッキー・チェンさん - RM057 ジャッキー・チェンさんは、アジアを代表する国際的なアクションスターとして知られており、その映画では華麗なアクションシーンとコミカルな演技で観客を魅了してきました。彼が選んだリシャールミルのモデル、RM057は、この多才な俳優のキャラクターを色濃く反映しています。 RM057は、ジャッキー・チェンさんとのコラボレーションから生まれた限定モデルで、ダイアル内のドラゴンの彫刻が特徴的です。このドラゴンは東洋の文化において力と幸運の象徴であり、ジャッキー・チェンさんの映画キャリアにおいても重要なモチーフとなっています。また、彼の映画に対する献身と芸術への貢献を称える意味合いも込められています。 この時計は技術的な傑作であり、トゥールビヨンを搭載し、極めて高い精度を誇ります。さらに、複雑な機構を持ちながらも、ジャッキー・チェンさんがスタントを行う際にも耐えうる耐久性を有しています。限定発売されたこのモデルは、世界中のコレクターからも高い評価を受けています。 ジャッキー・チェンさんが着用するRM057は、彼の大胆さと創造力、そして映画製作への情熱を反映していると言えるでしょう。リシャールミルのこのモデルは、ただの時計以上の意味を持ち、ジャッキー・チェンさんの象徴としても語り継がれていくことでしょう。 5-5.サッカー選手 カリム・ベンゼマさん - RM055 カリム・ベンゼマさんは世界のサッカー界で輝かしいキャリアを築いているトップアスリートです。彼が着用しているリシャールミルのRM055は、スポーツ選手のために特別に設計されたモデルであり、高いパフォーマンスと耐久性を兼ね備えています。 ベンゼマさんが選んだこの時計は、バッバ・ワトソンにインスパイアされたデザインで、ゴルフのプレー中にも耐えられるように設計されたことで知られています。サッカー選手としてのベンゼマさんの動きや衝撃にも対応できる堅牢さを意味します。RM055はチタニウム製のケースとサファイアクリスタルで構成されており、フィールド上での厳しい状況にも耐えられる耐衝撃性を有しています。 また、RM055はそのスケルトンデザインで、時計の内部構造を見せることができるのが特徴です。これは、サッカー場でのベンゼマさんの透明で隠された才能がないプレースタイルと相まって、彼の人格とプレーの質を象徴していると言えるでしょう。 このモデルを身につけることで、ベンゼマさんは彼の洗練された技術とリシャールミルの革新的な時計製造技術を同時に表現しています。リシャールミル RM 055は、カリム・ベンゼマさんがフィールド上で見せる卓越したスキルと同様に、時計製造の限界を押し広げる象徴的な存在となっています。 まとめ リシャールミルの時計に対する意見は多様で、時に賛否両論を呼びますが、それはまさにその革新的なデザインと独自のブランドポジショニングに起因しています。高価であるがゆえに、一部では敷居が高いと見なされがちですが、それは同時にリシャールミルの独特な価値を形作る要素でもあります。セレブリティやスポーツ選手が愛用することで知られ、時計の機能性を超えたステータスシンボルとしての側面も大いに注目されています。 この記事を通じて、リシャールミルの時計がいかに特別な存在感を放っているかが伝わったなら幸いです。確かに高価で、手が届くものではないかもしれませんが、その存在は時計愛好家のみならず、多くの人々にとって、目指すべきラグジュアリーの一つの形として認識されています。 時計を選ぶ際には、その技術やデザインだけでなく、そのブランドが表現する世界観にも注目することが重要です。リシャールミルは、そんな選択をする楽しさを提供してくれるブランドの一つです。今後も変わりゆくラグジュアリーの世界において、リシャールミルがどのような足跡を残していくのか、目が離せない存在です。
高級時計と言われれば「ROLEX/ロレックス」や「PATEK PHILIPPE/パテックフィリップ」などの知名度が高いブランドをイメージする方も多いのではないでしょうか? 2000年以降話題となっているブランド、その名も「RICAHRD MILLE/リシャールミル」 高級時計と言えば長い歴史を持っているブランドも多い中、リシャールミルは2001年設立と時計業界の中では若いブランドです。 多くの時計はシンプルながらも高級感溢れるデザインの物を展開しているのにも関わらず、リシャールミルはトノー型ケースで作られたスポーツウォッチを主流としています。お世辞にも高そうとは言えない独特のデザインをしているのですが、一本で家が買えるほどの価値があるモデルも存在する超高級腕時計です。 パッと見ただけでは「なんでこんなに高いんだろう」と疑問を抱く人がほとんどだと思います。今回は高級時計ブランドの中でもひときわ異彩を放つリシャールミルについて、その高額な値段、なぜ高いのか詳しく解説していきたいと思います。 1.他のブランドとは一線を画すリシャールミルの競合優位性 出典:RICHARD MILLE リシャールミルは2001年に創業してから現在に至るまで、独自の時計製造技術を駆使して高級時計業界に変わった風を吹き込んでいます。しかし、リシャールミルの凄さはこれだけでは無く、他のブランドとは一線を画す競合優位性が魅力のひとつと言えます。 この章では、そんなリシャールミルは他のブランドより何が優れているのかを徹底的に解説していきたいと思います。 1-1.真似を許さない高い技術力を駆使してる リシャールミルが他のブランドとは一線を画しているブランドである証明として「どこにも真似を許さない高い技術を駆使している」ことが挙げられます。展開している腕時計には、複雑機構が搭載されていることが多いです。 単純に複雑機構を搭載している腕時計は、数多くのマニファクチュールメーカー(自社製造メーカー)で展開されていますが、リシャールミルは自社で全てを時計製造を完結するのではなく、製造においては敢えて手練れの職人に外注していることが大きな特徴です。 例えば、複雑機構の中でも有名な「トゥールビヨン」。 姿勢が動いた時に発生する精度のムラを補正するための機構です。本来であればトゥールビヨンは壊れやすい機構として知られていましたが、リシャールミルが開発したものはそんな弱点を最小限に抑えることに成功。「投げても壊れない」と言われるほどの耐久性の高さを実現しました。 この技術を活かすことによって、スポーツの試合などアクティブなシーンでも耐えることができます。リシャールミルが展開している時計は、機械式時計の弱点である精度のムラを極限まで精巧にするものであり、他のブランドが簡単に真似することはできません。 1-2.こだわりを持った高級素材の採用 多くの高級時計ブランドが展開している人気モデルでは「K18」や「ステンレススティール」などの金属素材を採用して作られることが多いですが、リシャールミルは「カーボン」や「チタン」といった先進的な素材を積極的に採用しています。 これらの素材は軽量でありながらも非常に強度が高いことが特徴的です。F1カーや航空機体に使われているほど耐久性に対しての信頼性を持っています。 また、サファイアクリスタル素材を時計のケースに採用したモデルもあります。非常に硬くて傷がつきにくいという特性ですが、フラットな形状でしか加工ができないことから時計の風防に使われることの多い素材です。 しかし、リシャールミルはサファイアクリスタル素材を使ったトノー型ケースの時計を生み出す技術を駆使してその常識すらも覆しました。 リシャールミルの時計は独特な素材を活用する技術によって、他のどのブランドとも異なる特別な立ち位置を確立しています。 1-3.ブランドアンバサダーで圧倒的な差別化を図っている リシャールミルが他の高級時計ブランドと圧倒的な差別化を図っているのは「ブランドアンバサダー」を採用したブランド戦略です。スポーツ界やF1界で名を馳せている著名人をアンバサダーとして迎えることで、ブランドのイメージを高めています。 アスリートや著名人が競技中にリシャールミルの時計を身につけることで広告効果だけでなく耐久性が高いことの象徴にもなります。 例えば、ラファエル・ナダルが試合中に着用していることで知られる「RM27-04」はブレスレットを含めても約30グラムという超軽量モデルです。素材にはグレード5チタンが採用されており、建設で使われる鋼材に匹敵するほどの耐久度も誇ります。 また、ブランドが直接関与しているわけではないですが、エンタメ業界の著名人もリシャールミルの顔として活躍しています。日本に於いては「郷ひろみさん」や「秋元康さん」など、国内では知らない人がいないレベルの人が着けることによって、間違いなくブランド名は広まっていきます。著名人が着けていることによって、なんとなく良い物でありそうなイメージも持てますよね。 上記のことにより、リシャールミルは高級時計市場において独自の地位を確立しながら特別な存在感を放っています。 1-4.ターゲット層は世界に0.9%しか居ない富裕層 リシャールミルが他のブランドと圧倒的に違うのは「ターゲットとしている客層の狭さ」と言えます。世界でもわずか0.9%しか居ない富裕層がメインターゲットです。 リシャールミルのような特別な素材や複雑機構を搭載した腕時計では、コストを考えずに製作しないと他ブランドと一線を画すものは作れません。創業者であるリシャールミルも「私の時計にコストは関係ない」と語るほど、リシャールミルの腕時計製作に情熱を注いでいることがわかります。 通常のマニファクチュールメーカーでは自社で全ての工程を担っていることから、生産数を増やすことが物理的に難しいので価格が上がります。しかし、リシャールミルは製造に関わる各工程をプロフェッショナルに外注していることから費用が更に跳ね上がります。 このような熱意と製作にかかるコストの高さから、リシャールミルの時計は必然的に超富裕層がターゲットになるのです。 ちなみに、昨今では中古市場での流通も増えてきていることから、日本人の保有者も増えています。 2.リシャールミルは高いのになぜ売れる? 出典:RICHARD MILLE リシャールミルが展開している腕時計は、他のブランドとは一線を画すいくつかの競合優位性から超高価格帯になっています。 明らかに手の届かない値段で展開されているにも関わらず、売れるブランドなのは一体なぜなのでしょうか? さて、この章では、そんなリシャールミルが売れ続ける理由について解説していきたいと思います。 2-1.成功者の証としてステータスになるから まずは一番大きいところです。 リシャールミルを着けていれば「成功者の証」になります。 高い値段の腕時計を買える=財力がある ということに間違いはありません。 リシャールミルの腕時計は経済的にも社会的にも成功の地位に達した「勝ち組」しか持てない超贅沢品です。また、シンプルなデザインがトレンドとなっている現代に於いて、リシャールミルのような独特のデザインを敢えて選ぶことも「他人と違う感性のオシャレさん」として個人のステータスを格上げしてくれます。 リシャールミルの何がすごいかを良く知れば、ステータスが上がるのも理解できますが、大前提として身に着けているだけで成功者の証になることが売れる理由のひとつです。 2-2.シンプルに実用性があるから リシャールミルの時計が広く支持されている理由のひとつとして「卓越した実用性」が挙げられます。高級時計ブランドの中でも群を抜いた高い機能性と日常使いをしてもストレスを感じない着用時の快適さが、多くの時計愛好家を虜にしています。 一般の人々からしたら少しオーバースペックに感じてしまいますが、日常生活からスポーツなどのアクティブシーンまで幅広く活躍します。特にスポーツ選手と協力開発したモデルでは、激しい動きにも耐えうる丈夫さを備えています。 また、独特の素材だからこそ実現した軽量さから「着け心地」にも定評があります。リシャールミルの高度な技術によって製造された軽量のケースは長時間の着用でも負担を感じさせません。筆者も何度かリシャールを着用する機会があったのですが、もはや着用する前から驚きを隠せないくらいの軽さでした。 2-3.生産本数が限られているから リシャールミルの腕時計は多くのモデルが「限定生産」となっています。これにより、市場に出回る時計の数が限られるので希少性が高まります。二次流通の中古市場に於いても流通量が少ないので希少価値が下がるということは基本的にありません。 定価が高いことや性能面で価値が下がりづらいとはいいつつも、そもそも大量生産を目的として作られていないので、販売された瞬間から希少価値が高いのです。 上記のことから、リシャールミルの腕時計は購入者のステータスを高めるレアアイテムとして売れているといえます。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 3.時計界に突然姿を現したリシャールミルの歴史 出典:RICHARD MILLE 現代まで高い人気を誇っている高級腕時計ブランドの数々は、基本的に長い歴史を持っています。しかし、リシャールミルは2000年代初頭に時計界に突然姿を現した新参者なのです。 たった数十年でここまでの知名度を誇るリシャールミルには、一体どんな歴史があるのでしょうか? さて、この章では、リシャールミルの歴史について深く解説していきたいと思います。 3-1.始まりは2001年。創業者「リシャール・ミル」 リシャールミルの創業者である「リシャール・ミル」は、高級時計業界に革命をもたらした人物として広く知られています。 リシャール氏は時計製造メーカーの世界に入る前に様々な分野での経験を積んでいました。マーケティングや経営を学ぶために、フランスのブザンソン工科大学に入学してセールスのプロフェッショナルを目指していました。 その後に就職した小さな時計メーカーで才能を発揮。マーケティング部門の最高責任者を経験したことによって時計製造への情熱に火をつけます。 現在でも名を馳せる高級時計ブランドは基本的に優れた時計師が起源となっていることが多いですが、リシャール氏は時計デザイナーでもなければ時計職人でもありません。時計製造に関してコスト度外視で作っているブランドであるのにもかかわらず、その道のプロフェッショナルではない人が創業者なのってなんだか意外性を感じました。 しかし、リシャール氏は自分が作りたい理想の時計を「コンセプト化」出来る能力に長けています。飛び抜けてかっこいいデザインや緻密な時計製造などは出来ないが、「リシャールミルの時計ではこういうものを作りたい。」という思いを企画するプロフェッショナルなのです。 3-2.ロンジンの時計を分解して機械式時計の虜に。 マーケティングのプロフェッショナルであるリシャール氏が機械式時計に魅了されたのは10歳の頃でした。父親から譲り受けた「Longines/ロンジン」の腕時計がキッカケとなり、彼は複雑な機構と美しい動きの虜になりました。 ロンジンの時計に心を動かされた幼い頃のリシャール氏は、ムーブメントの仕組みがどうなっているのか詳しく知るためにバラバラに分解しました。元に戻すことは出来なかったので譲り受けてからわずか1日でこの時計は壊れてしまいましたが、普段何気なく着けている時計が時を刻むためには、精密な技術と美しく見せるための芸術が共存していることに気づきました。 父親にはこっぴどく叱られたらしいですが、当時のリシャール氏にとってこの発見は時計製造の世界にのめり込むキッカケとなりました。その後は自動車や航空機などの機会にも強い興味を示し、さらに好奇心旺盛な少年へと成長していきます。 この時計を分解したことで得た経験は、彼が後に展開するブランド革新的なアプローチの礎となったのです。 3-3.営業職に就くも、時計開発に目覚める 先述の通り、創業者のリシャール氏は時計デザイナーでも時計職人でもなく、マーケティングのプロフェッショナルです。そんな彼が時計の開発に目覚めたのは、大学卒業後に勤めていた小さな時計メーカー「フィノール」で得た経験です。 フィノールでのリシャール氏は南米とスペイン間での越境セールスで才能を発揮。その後会社が合併し、「フィノール」「イエマ」「ジャズ」の3ブランドを束ねるマーケティングディレクターとして就任しました。この経験は彼にとって非常に価値のあるものとなり、市場のニーズや顧客の要望、さらには競合他社の動向など時計業界のビジネスの現場での知識を深める機会となりました。 しかし、心の中では単に時計を売るだけの営業職に留まることには満足していませんでした。真の情熱は時計の開発と製造にあり、これまでの営業活動を通じて得た情報や顧客のフィードバックを元に、より良い時計を作り出すことへの欲求が彼を駆り立てていました。 当時は売り手でありながらも、開発チームに対して何かと口出しをする「煙たがられる存在」となってしまいますが、これがはじめて時計製造をするチャンスに。リシャール氏は時計開発のプロジェクトに自分のアイデアを出すことになります。 リシャール氏が担当したのは極地を探検するフランス軍用の冒険ウォッチで、「丈夫」「正確」「見やすい」の三拍子が揃った完璧なものが必要でした。そこでリシャール氏がコンセプトとして掲げたのは「チタン素材のケース」「マイナス40度の気温にも耐えうるクオーツ式」「北極南極の時刻が確認できる文字盤」の腕時計でした。 全ての要望を網羅して作られた腕時計は「どうせ上手くいかないだろう」と疑いの目で見られていました。しかし、ジャン・ルイ・エティエンヌ博士が行った南極の横断探検に使用され、リシャール氏の作り上げた初の腕時計は成功を収めました。 3-4.ルノー・エ・パピとの出会いが創業のキッカケ 全ての要望を叶えた冒険ウォッチを作り上げたリシャール氏の時計製造におけるキャリアは、高級時計製造の分野で高い評価を受けている会社の「ルノー・エ・パピ」との出会いによって大きな転機を迎えました。ルノー・エ・パピは複雑な機械式時計の製造において名高い企業で、世界で初めて自動巻きトゥールビヨンを作った功績があります。 リシャール氏がこの会社との関わりを持つことになったのは、フランスの老舗ジュエリーブランド「モーブッサン」にヘッドハンティングされたことがキッカケです。モーブッサンに約8年間務めている中で多くの経営者と出会いましたが、その中でもルノー・エ・パピのCEOである「ファブリス・デシャネル」と意気投合しました。 ファブリスは当時の時計業界に「伝統を守るのは18-19世紀の焼き増しである。機械式時計はもっと先進的であるべきだ」という不満を抱いていました。この考えにリシャール氏は心を動かされ、友人からの後押しもありルノー・エ・パピと共に新しい形の腕時計を開発に進みます。 この出会いはリシャール氏が高級時計製造の世界で成功を収めるための決定的なキッカケとなりました。 3-5.プロトタイプ「RM001」が完成。バーゼルワールドへ赴く ルノー・エ・パピと出会ってからリシャール氏は、すぐに自分の考えた腕時計のコンセプトを描きました。ブランド初のプロトタイプとして掲げられた「RM001」という腕時計は、ホワイトゴールドで作られたトノー型のケース、手巻きのトゥールビヨン、パワーリザーブとゼンマイのトルクがひと目で確認できるインジケーターが搭載された歴史に残る画期的なモデルです。 1998年から約3年ほどの製作期間を経て作られたRM001が発表されたのは、2001年に開催された「バーゼルワールド2001」です。これまでのトゥールビヨンは拍手などで壊れてしまう程に耐久性が低いことが弱点でしたが、リシャール氏はわざとRM001を落下させるというパフォーマンスを取ります。しかし、RM001は壊れることなく正常に動き続けました。従来のトゥールビヨンではありえないことが起こっているとして、多くの人々が高い技術を持っていると賞賛していました。 リシャール氏が作り上げたRM001は1900万円という超高価格で販売されましたが、初期ロットとして展開した17本は一瞬で完売。時計界に突然姿を現した衝撃的な腕時計でした。プロトタイプとして作られたRM001の発表はリシャールミルを語る上では非常に重要な出来事であり、創業者の革新的なアプローチが業界に与えた影響は計り知れないものとなっています。 3-6.これまでの経験を活かし数々のモデルを産出。現在の立ち位置へ。 バーゼルワールドでの成功を受けたリシャール氏は、その後も独自の企画力と類いまれない技術力を活かして数々の新しいモデルを時計市場に投入していきました。彼のブランドは先進的な技術、革新的で耐久性の高い素材、独特なケースデザインを融合させることで、現代の時計愛好家たちから高い評価を受けています。 リシャール氏は自身の時計製造におけるポリシーを新しいモデルにも一貫して反映させています。ただ高級であるだけでなく、独創的なデザインと機能性を兼ね備えています。例えば、プロトタイプの後継機である「RM002」は、地金とチタン素材をトゥールビヨンに搭載することによって更に改良されたモデルとなりました。 これまでの経験や成功、そして知識を活かし、現在も他のブランドに追随を許さない腕時計を世に送り出し続けています。 数々のモデルを産出しているリシャールミルは、高級時計業界の中でもトップクラスの位置を確立することに成功し、世界中の時計愛好家から憧れられる存在となっています。 4.リシャールミルのオススメモデル!15選+1 リシャールミルは革新的なデザインと卓越した技術で、世界中の時計愛好家たちを魅了し続けています。そんなリシャールミルが展開している腕時計は、スポーツ界のトップアスリートとのコラボレーションモデルや、日本の文化を尊重しているモデルなど様々。 さて、この章では、リシャールミルの中でも特にオススメしたいモデルを紹介していきたいと思います。 4-1.【RM055】バッバ・ワトソン 出典:RICHARD MILLE リシャールミルの腕時計といえばまずはこれ。 プロゴルファーのバッバ・ワトソンとのコラボレーションモデルの「RM055」です。 プレイ中の衝撃や振動に耐えうる設計が特徴的で、ムーブメントには丈夫なチタンを採用しています。真っ白なカラーリングが清潔感を体現してくれます。ちなみに、4〜5年前は1000万円程度だったのですが、現在は4,500万円ほどの価格がついています。 4-2.【RM35-02】ラファエル・ナダル 出典:RICHARD MILLE テニスプレイヤーのラファエル・ナダルとのコラボレーションによるモデル「RM35-02」は、耐衝撃性と軽量設計が特徴的です。 鮮やかなカラーと波打つように描かれたダマスカス模様のケースは、世界中のリシャールファンの目を引きます。 4-3.【RM35-03】 出典:RICHARD MILLE 革新的な技術を集約したモデルの「RM35-03」は、スポーティーながらも洗練されたデザインが特徴的です。特に注目すべきは特許取得済の「バタフライローター」を採用しているところです。個人に合わせてローターの感度を変えることができるため、ライフスタイルや普段の使用シーンに合わせてムーブメントの巻き上げを調節することができます。 また、2時位置に配置されたボタンを押すと「巻き上げ」「ニュートラル」「時刻合わせ」の3つのモード変換が行える「ファンクションセレクター機能」も兼ね備えています。文字盤でモード確認ができるので便利です。 4-4.【RM011FM】フェリペ・マッサ 出典:RICHARD MILLE F1ドライバーのフェリペ・マッサとのコラボレーションモデル「RM011FM」は、クロノグラフを搭載していることによってメカメカしい見た目であることが特徴的なデザインです。 チタンやゴールドのみならず、セラミックス、カーボンTPT®、シリコンナイトライド、レッドクオーツTPT®を本体に採用したモデルがあり、好きな素材から選ぶことができます。また、F1カーのスリックタイヤからインスピレーションを受けたリューズは、スピード感あふれるレースの世界を彷彿とさせます。 4-5.【RM11-03】 出典:RICHARD MILLE 2007年の誕生からリシャールミルを大きく支えてきたRM011を進化させた「RM11-03」は、一本で様々なカラーリングが楽しめるのが魅力的なモデルです。文字盤に施されたオーバーサイズのデイトはひと目で日付がわかる視認性の良さもあります。 また、大き目に作られたリューズは巻き上げの動作をストレスフリーで行えることから、実用性の高さも特徴的です。RM11-03では自動巻きキャリバーRMAC1を立体的に仕上げることで、リシャール特有の複雑な機構を前面に出すことがポリシーとされています。 4-6.【RM005】 出典:RICHARD MILLE 2004年に誕生した「RM005」は、瞬間切り替え式のデイト機能を初めて搭載した自動巻きモデルです。無骨でシンプルなカラーリングとデザインからは、男心をくすぐります。 リシャールの腕時計では定番となっている可変慣性モーメントローターを初めて搭載したことから、現在展開されている時計の基となっているモデルとも言えます。 4-7.【RM010】 出典:RICHARD MILLE 先述したRM005はリシャールの基となっているモデルと書かせていただきましたが、2006年に入ると時計業界のトレンドは大きいケースサイズの物へと変化していきました。そこで誕生したのが「RM010」です。 RM005が45㎜×37.8㎜×11.45㎜だったのに対し、RM010は48㎜×39.30㎜×13.84㎜と一回り大きいサイズで作られています。時代の変化にも迅速に対応出来るブランドであることを証明したモデルです。 4-8.【RM030】 出典:RICHARD MILLE リシャール独自のデクラッチャブルローターシステムを搭載している「RM030」は、自動巻き時計の新たな可能性を提示しているモデルのひとつです。自動巻きによるゼンマイの巻き上げを自動的に調整してくれるのが魅力的です。 従来のモデルではスライディングフランジを使ってゼンマイの巻き過ぎを防いでいましたが、それでは計時性能にダメージが残ってしまうとして、デクラッチャブルローターが開発されました。 4-9.【RM65-01】スプリットセコンド クロノグラフ 出典:RICHARD MILLE リシャールミルの時計の中で最も複雑なスプリットセコンドクロノグラフを搭載した「RM65-01」は、開発に5年もの歳月をかけたブランドの努力の結晶です。スポーティーかつダイナミックなデザインが魅力的です。 スプリットセコンドクロノグラフは2つの時間を同時に図れる精密な時間計測が可能な機能です。レーシングシーンでラップタイムを計測する時に使うことができます。 4-10.【RM67-02】 出典:RICHARD MILLE リシャールミルの中でも最軽量と言われている「RM67-02」は、僅か32グラムという驚異の軽さを誇っています。ピーマン1個と大体同じくらいの重さです。2種類のTPT®素材とグレード5チタンを採用したケースだけでなく、ストラップにも伸縮性のあるエラスティックバンドを使っていることで実現できた重量です。 薄くて、軽くて、目立つの三拍子がそろったRM67-02は、アスリートにオススメしたい1本。実際にリシャールミルのパートナー達も実環境での着用テストを行って能力をたしかめていました。 4-11.【RM53-02】トゥールビヨン サファイア 透明なサファイアクリスタルケースが特徴のトゥールビヨンモデルの「RM53-02」は、複雑に作られたムーブメントがまるで宙に浮いている様なデザインが特徴的です。10本限定で生産されていたことから、時計コレクターにも人気のモデルとなっています。 また、透明×水色で合わせられたカラーリングも特徴的で、日々のコーディネートのアクセントとしても活躍します。 4-12.【RM07-02】サファイアクリスタル 女性向けに作られた「RM07-02」は、RM53-02同様にサファイアクリスタルを使用したエレガントなモデル。透明感のあるデザインが特徴的で、ゴージャスさを求める女性には特におすすめです。 様々なカラーバリエーションがある中でも、特に存在感を放つのはピンクサファイアモデルではないでしょうか。クリアピンクケースの中に施されたジェムストーンが高級感とエレガントさを醸し出します。「見たことの無い時計」という言葉が一番合うモデルです。 4-13.【RM52-05】ファレル・ウィリアムス 出典:RICHARD MILLE アメリカ出身アーティストのファレル・ウィリアムスとのコラボレーションモデルである「RM52-05」は、文字盤には宇宙服からインスピレーションを受けたデザインが施されており、ユニークなデザインが特徴的です。 宇宙をテーマにした時計といえばオメガのスピードマスターが有名かと思いますが、リシャールのRM52-05もアートピースとして価値が高い1本です。 4-14.【RM47】サムライ トゥールビヨン 日本の武士道をテーマにしたモデルである「RM47」は、着想から完成まで約4年を費やした芸術作品と言えます。精巧に作られた機構はもちろん、繊細に彫刻された甲冑デザインが特徴的で、日本文化への敬意を前面に出しています。 長針短針共に刀のような色合いで作られており、その美しさに魅了されてしまいます。日本をモチーフに作られていますが、海外からの需要が高いモデルとなっています。 4-15.【RM88】オートマティック トゥールビヨン スマイリー 誰もが知っているスマイリーを採用した「RM88」は、高い技術力と遊び心あふれるユニークなデザインが融合したモデルです。文字盤には虹や雲などのこれまでにない可愛らしいデザインが施されており、他のブランドの時計と比べてみてもかなり独特なデザインと言えるでしょう。 可愛らしい見た目を持ちながらも、可変慣性フリースプラングテンプやファンクションインジケーターなどのリシャールミルではお馴染みとなった高性能な機構を採用しています。 4-16.番外編【RMUP-01】フェラーリ 150本限定生産で作られた「RMUP-01」は、フェラーリとのコラボレーションによる特別なモデルです。元ZOZOTOWN社長の前澤友作さんが購入したことで話題になったのが記憶に新しいです。 1.75mmという極薄のデザインと革新的な技術が特徴的で、6000時間以上も開発とテストに費やしたといわれています。時計界のF1をコンセプトに腕時計を作っているリシャールミルの渾身の1本と言えるでしょう。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 5.トノー型ケースの時計を展開しているブランド5選 リシャールミルの腕時計には様々な魅力がありますが、最大の魅力はなんといっても「トノー型ケース」であることではないでしょうか。 リシャールミルのほかにもトノー型ケースの腕時計を展開しているブランドは多く、それぞれには独特の魅力があります。今回はその中でもオススメしたいブランドを5つピックアップしました。 ・フランクミュラー ・クストス ・ウブロ ・ブレゲ ・ヴァシュロン・コンスタンタン さて、この章では、上記のブランドについて紹介していきたいと思います。 5-1.フランクミュラー フランクミュラーは、その独特なデザインと高い技術力で知られるスイスの高級時計ブランドです。このブランドが展開しているトノー型ケースのモデルは「ヴァンガード」です。 「新たな時」をコンセプトとして生まれたヴァンガードは、1920〜1930年代の「アールデコ様式」からインスピレーションを受けて作られました。伝統的な時計製造技術と革新的なデザインが融合した芸術作品として位置づけています。 ヴァンガードコレクションはスポーティーながらもクラシカルなデザインが特徴的で、若々しくダイナミックなスタイルを好む愛好家に特に人気です。 5-2.クストス クストスはリシャールミルと同じく、ユニークなトノー型ケースの腕時計が主なラインナップとなっているブランドです。「性能」「効率性」「気品」「希少性」の4つのポリシーを基に作られたクストスの時計は時計製造に対する情熱が見て取れるものとなっており、時計愛好家やコレクターたちから高い評価を受けています。 数あるコレクションの中でも「チャレンジクロノ」コレクションはスポーツカーとラグジュアリーを掛け合わせたモデルとなっており、腕時計のF1と称されるリシャールミルとは特に近しい物を感じます。 5-3.ウブロ 革新的なデザインと素材の使用で知られるウブロは、スイスの高級時計ブランドです。アート・オブ・フュージョン(異なる素材やアイデアの融合)というブランドコンセプトの基、伝統的な時計製造技術と現代的な素材やデザインを融合させています。 ウブロの代表的な腕時計のビッグ・バンをトノー型に仕上げたコレクションの「スピリット オブ ビッグ・バン」は、多重構造で作られたケースが特徴的です。ゴールドやチタン、セラミックなどの素材を巧みに使用してそれぞれの時計に独特の個性と魅力を与えています。 5-4.ブレゲ ブレゲの「ヘリテージ」コレクションは、ブレゲの伝統を現代的な解釈で表現したシリーズです。創業者であるアブラアン=ルイ・ブレゲの革新的な精神を受け継ぎつつ、エレガントで洗練されたデザインを追求しています。 伝統的なギョーシェ彫りの文字盤やブルーカラーのブレゲ針など、独自のデザインが各所に見られます。また、高精度の機械式ムーブメントを搭載していることから技術的な面でもブレゲの卓越性を示しています。 スポーツタイプのイメージが強いトノー型ケースの腕時計ですが、ブレゲのヘリテージからは全く感じられないクラシカルなデザインです。 5-5.ヴァシュロン・コンスタンタン 1755年の創業から長い歴史を誇る時計メーカーの一つとして知られるヴァシュロン・コンスタンタンは、世界三大時計ブランドと称されるほど高い人気を誇っています。中でも「マルタ」コレクションはアイコニックなシリーズのひとつで、クラシカルな美しさと現代的な洗練さを兼ね備えています。 ブランドのロゴであるマルタ十字をコレクション名に冠していることから、ヴァシュロンにとっては欠かせないウォッチコレクションだといえるでしょう。 まとめ いかがだったでしょうか。 今回は、リシャールミルがなぜ高いのかについて書かせていただきました。 リシャールの腕時計が高いのは、素材へのこだわりやブランドアンバサダーを活用したブランド戦略、そしてターゲットを富裕層に向けていることから、他ブランドとの競合優位が生まれていることが関係しています。 この記事が皆さんにとっての知識となれば幸いです。
「エクストリームウォッチ(過激な時計/極端な時計)」をポリシーにしている時計ブランド リシャール・ミルは非常に高額ながら高い人気をもつブランドです。今までの時計ブランドでは考えられないような機構や素材など、斬新で革新的な時計を次々に発表しています。 この記事ではリシャール・ミルの世界観を深く楽しんでいただけるよう、これまでの歴史と魅力、代表的なシリーズ、リシャールミルの時計を着けている有名人について解説をします。 1 腕時計のF1 リシャール・ミルの歴史 「エクストリームウォッチ(過激な時計/極端な時計)をポリシーとするリシャール・ミルはリシャール・ミルという人物が興したブランドです。例えばフランクミュラーやブレゲなど、時計師がブランドを興すことはよくあるのですがリシャール・ミルは時計師でもデザイナーでもありません。一風変わった経歴を持つリシャール・ミルの歴史を解説します。 1-1 ブランドを立ち上げる決意 リシャール・ミルはブランドの始まりも独特です。まずはリシャール・ミル氏の経歴から紹介していきます。 リシャール・ミルの時計との初めての接点は10歳の頃でした。父親からロンジンの時計を譲り受けたことが初めて機械式時計に触れたときだったとインタビューで語っています。しかしこの時計の寿命は一日でした。それは幼いリシャール・ミルがムーブメントの仕組みがどうなっているかに興味を持ち、バラバラにして戻せなくなってしまったとのこと。これをきっかけに機械仕掛けといったものに強く惹かれるようになったリシャールですが、同時に作り手にはなれないと感じたのかもしれません。 18歳になりフランス ブザンソン工科大学でマーケティングを学び、セールスでプロフェッショナルを目指しました。卒業後は小さな時計メーカーの営業に就き、会社の合併後には3ブランドを束ねるディレクターになるなどマーケティングの方面で才能を発揮しました。ちなみに後に会社はセイコーに吸収されており、リシャールはこの時に触れたセイコーの時計の精度の高さに感銘を受けたとのこと。 リシャールはマーケティングが主な仕事でしたが開発にも相当に口を出していた様子で、ある時に担当していたイエマというブランドの時計を開発することに。この時計のコンセプトは極地で使える時計で、表裏にそれぞれ北極用、南極用と文字盤を分け、軽いチタンケースに、マイナス40度でも動くクオーツ式を採用したものでした。これがジャン・ルイ・エティエンヌ博士の北極・南極探検に使用され、無事横断に成功しました。これがリシャール・ミルの初めての開発品です。 1-2 ルノー・エ・パピとの出会い 出典:REVOLUTION その後リシャール・ミルはフランスの老舗ジュエリーブランドのモーブッサンにヘッドハンティングされ入社。93年にはモーブッサンウォッチグループとジュエリーグループのCEOを務めました。ラグジュアリーブランドの経験値を積みつつ、後に彼の運命を変えることになるルノー・エ・パピを知ることになります。ルノー・エ・パピはスイスの複雑機構の設計や製造に特化したメーカーで、現在はオーデマ・ピゲの傘下となり、グランドコンプリケーションなどの複雑系の開発を行っています。リシャールはルノー・エ・パピのCEOファブリス・デシャネルと出会い、かつてない時計の開発への情熱を共鳴させました。 1-3 数々の困難を乗り越え、ブランドデビューへ ルノー・エ・パピのCEOファブリス・デシャネルと出会ったことで、思いを具現化することができました。RM001はリシャール・ミルの最初のモデルとしてつくりあげられました。ホワイトゴールド製のトノーケース、手巻き、トゥールビヨン、パワーリザーブとぜんまいのトルクを示すインジケーターを搭載したモデルです。1998年から3年間かけてようやく出来上がった初号機でした。 発表はバーゼルワールド2001で行われました。リシャールは知人や客見込みの人たちの前でわざとトゥールビヨンの時計を落とすパフォーマンスを行ったのです。しかしRM001はびくともしなかったのです。それまでトゥールビヨンはスポーツはもちろん、拍手などの衝撃ですら壊れてしまう非常に繊細な機構として知られていました。 これはリシャールがトゥールビヨンムーブメントの設計に既存の技術ではなく全く新しい取り組みを行ったことが理由です。例えばケースとムーブメントの設計を同時に行う手法は、当時非常にユニークだったといわれています。 また、リシャール・ミルは「私の時計にコストは関係ない」と語っています。例えばシンプルな自動巻きについても地板は加工が難しいチタン製のため、完成までに6割が廃棄されてしまうほどです。 リシャール・ミルの時計はスイス時計業界で伝統とされるマニュファクチュールとは真逆の取り組みをしています。製造はすべて外注で、ケースはケース専門業者、針は針の専門業者といったようにそれぞれの分野のプロフェッショナルに外注をするため、非常に高額なものの全てが高いスペックの時計が出来上がっています。 2 腕時計のF1 リシャール・ミルによる素材のイノベーション 出典:RICHARD MILLE リシャール・ミルは素材のイノベーションに力を入れており、F1のレーシングカー開発や航空宇宙産業で使われる新素材を時計に応用してきました。既存の時計製造にはない革新的なアイデアとチャレンジは見るものを惹きつけてます。ここではリシャール・ミルが取り扱う素材を一覧にし、紹介していきます。 2-1 チタン 出典:RICHARD MILLE チタンはチタン鉄鉱が主原料で、軽さ、引張強さ、耐食性、非磁性といった特徴があります。生体適合性がありアレルギーが起きにくいため、時計のケースに使われることが多くなってきている素材です。海水への耐性もあるので、ダイバーズウオッチに適しています。 リシャール・ミルでは高級時計に専ら使用されるグレード5を採用しています。ポリッシュ仕上げが可能で、よく見る暗めのグレーではなくステンレスに近い色合いに仕上げることが可能です。 また、エレクトロ・プラズマ酸化処理を施すことで耐傷性が改善されたタイタリットやF1や航空機の部品に使われるチタンアルミナイド、チタンカーバイドも採用しており、特殊チタンを使用しての様々な時計を発表しています。 2-2 ゴールド 出典:RICHARD MILLE ゴールドは高級時計でステンレスの次に多く使われている素材で、時計に使用する際は混ぜ物をして18Kにして使うことが多いです。アンティークウォッチなどには14Kなどもあります。混ぜ物の種類と比率でイエローゴールド、ホワイトゴールド、ローズゴールドが一般的に使われていますが、独自のブレンドを施すことで色合いや強度等を上げるブランドもあります。 リシャール・ミルではサイドもゴールドのものとサイドがチタンの2種類があり、後者はサンドウィッチと呼ばれています。ミドルケースにだけゴールドが使われているモデルもあり、単純な金無垢モデルではない楽しませる工夫がされています。 2-3 プラチナ 出典:RICHARD MILLE プラチナも高級時計に使われることの多い素材です。一見、ステンレスケースやホワイトゴールドと似ていますが、さらに高級感のある輝きをもつのがプラチナです。耐食性やアレルギーが起こりにくい点、希少性のために高級時計の中でも最上級モデルに使用され、高額なモデルが多いです。 リシャール・ミルではゴールドと同じようにミドルケースに使用されたり、メインのケースに使われています。他のモデルよりも高額な分、さらに高い品格や高級感を愉しむことができます。 2-4 カーボンTPT™ 出典:RICHARD MILLE カーボンTPT™はスイス・ローザンヌにあるNTPT社が開発した鍛造カーボン素材で、軽量さや耐久性からF1や航空産業で使われている素材です。分離したカーボンファイバーの繊維を積み重ね、各層に樹脂を浸透させつつ45度ズラして織り込む層を設けることでダマスカス鋼にみられる木目に似た独特な風合いが愉しめます。さらにこの樹脂に使うレジンを変えることで色を付けたクオーツTPT®も最先端素材としてF1や航空産業に使われています。 リシャール・ミルではカーボンTPT™、クオーツTPT®どちらも主にケースの素材に採用しており、独特な木目調がダイナミックでラグジュアリーな印象に仕上がっています。 2-5 サファイアクリスタル 出典:RICHARD MILLE サファイアクリスタルといえば時計の風防に使われている素材ですが、ここではケース素材のことを指します。風防についていえば、柔らかく加工しやすいミネラルガラスからサファイアクリスタルに変わったことで強度が上がった分加工しづらいため、フラットな形状がほとんどです。 サファイアクリスタルのケース自体は以前からあったものの、完全なサファイアクリスタルケースといえるのはリシャール・ミルが初めてと言われています。加工技術が向上した現代では大型の加工機を用いて複雑なケース形状に仕上げることが可能となりました。とはいえ手間やコストが非常にかかる上歩留まりも悪くとても量産できるものではないため、限られたブランドの限られたモデルでしか実現できていません。 リシャール・ミルはサファイアクリスタルケースを実用まで追求した初めてのブランドですが、現在ではルイヴィトンやウブロなどもサファイアクリスタルケースを採用するモデルが出てきています。リシャール・ミルの最先端素材への取り組みがビッグブランドにも影響したといえます。 2-6 カーボンナノファイバー 出典:RICHARD MILLE カーボンナノファイバーは人間の髪の毛よりも細いカーボンファイバーから成る素材です。カーボンナノファイバーは繊維方向においてはダイヤモンドよりも強く、航空産業や宇宙、電子工学の分野で研究・開発が行われています。レーシングカーにも使用されており、高い堅牢性や軽さ、温度への安定性に優れていることがわかります。 リシャール・ミルではムーブメントの地板にカーボンナノファイバーを採用することで、温度変化による精度への影響を排除しました。経年変化も少なく、スケルトン化されており、ムーブメントを見る愉しみも色褪せない素材です。 2-7 ALUSIC® 出典:RICHARD MILLE ALUSIC®はシリコンカーバイドにアルミニウムを高圧含浸させた新素材です。軽量で強度や熱伝導性に優れており、人工衛星や宇宙ステーションの建設素材に使われています。 リシャール・ミルではALUSIC®をケースの素材に使うことを考案し、工業的な素材の隠れた美しさを発見するに至りました。ポリッシュ仕上げやブラッシュができない素材のため、難しい素材ですが、圧倒的な素材の軽さは既存の価値観では測りきれない魅力があります。 2-8 アルミニウム・リチウム合金 出典:RICHARD MILLE アルミニウム・リチウム合金はリチウム、アルミニウム、チタン、ジルコニウム、シリコン、クロム、亜鉛、マンガンから成る合金で、主に航空機などに使われるアルミニウムの合金です。特に軽さが特徴の素材で、アルミニウムよりも密度が低くなるため強度を上げつつ軽量化を狙うことができます。 リシャール・ミルではムーブメントの地板に使用することで機械加工の難しさと引き換えに軽さと堅牢さを得ることで史上最軽量かつ衝撃に非常に強いトゥールビヨンを完成させることができました。 2-9 アンチコロダル100 出典:RICHARD MILLE アンチコロダル100も特殊アルミ合金で航空機やレーシングカーのブレーキキャリパーなどで使われています。かなりマニアックな素材のようで調べることすら難しい素材のようです。リシャール・ミルでは既存の時計技術にはない素材として採用したようです。 2-10 グラフェン 出典:RICHARD MILLE グラフェンは結合炭素原子のシートのことで、熱伝導率と電気伝導率に優れ、鉄の200倍の引張強度をもつ素材です。太陽電池や蓄電のデバイスなどに使われている素材です。スポーツカーメーカーのマクラーレンも注目している素材です。 リシャール・ミルではレジンにグラフェンを混ぜて使うことで得られる剛性に着目し、ケースの素材として採用しました。しかしどこも商品化できていなかったため、実験を重ね1年をかけてグラフェンをレジンに混ぜることに成功しています。グラフTPT®としてマクラーレン・アプライド・テクノロジーズとの協力体制の上、ケースの製造までこぎつけました。 3 リシャール・ミルのメインモデル ここまで様々な点で魅力的なリシャール・ミルについて紹介してきましたが、ここでは一つ一つのメインモデルを深堀していきます。 3-1 RM07-01 出典:RICHARD MILLE RM07-01は自動巻き、レディースモデルのジェムセットも選択可能なラグジュアリーなモデルです。ケースの材質はゴールド、カーボンTPT、セラミックスから選択できます。ゴールドなら煌びやかさと着けたときの独特の柔らかさをもつ不変の美しさが特徴です。カーボンTPTはダマスカス鋼のような木目をもち、力強さと世界に同じ模様が存在しないことの喜びが味わえます。セラミックスは白、黒、ピンクなどを選ぶことができ、粒子の細かさはマットな仕上げとなり完成している印象と遊び心を感じさせます。 自社製キャリバー Cal.CRMA2は時・分表示、可変慣性モーメントローター搭載。風防はスケルトン化され、表からもムーブメントの動きを見ることができます。 3-2 RM010 出典:RICHARD MILLE RM010は自動巻き、日付表示を搭載したモデルです。地板とブリッジにはグレード5のチタンが使われており、チタン90%、アルミニウム6%、バナジウム4%で配合された合金です。主に航空宇宙産業やレーシングカーで使われている優れた剛性と耐腐食性をもった素材です。 リシャール・ミル初期のモデルRM 005のサイズは45.00mm x 37.8mm x 11.45mmですが、市場で好まれる時計の大型化を受け、48.00mm x 39.30mm x 13.84mmへサイズアップ。ムーブメントには可変慣性モーメントローターを搭載しているため、巻き上げ効率が最適化されています。 3-3 RM011(フェリペ・マッサ) 出典:RICHARD MILLE RM011(フェリペ・マッサ)はF1ドライバーのフェリペ・マッサと協力開発したモデルで、F1の過酷な環境でも使用できるモデルとして発表しています。フライバッククロノグラフ、アニュアルカレンダーの機能を備えています。レーシングカーにインスピレーションを多く得ているリシャール・ミルですが、RM011は特に色濃く反映されておりチタン製のムーブメント、滑り止めのリブが施されたプッシュボタンやスリックタイヤをイメージしたリューズなどレーシングカーを想起させるデザインが多く採用されています。 RM011はチタンだけではなくゴールド、セラミック、シリコンナイトライド (窒化ケイ素)、そしてカーボンTPTやクォーツTPTを展開しており、フィリップ・スタルク モデルや、ル・マン・クラシック モデル、ロータスF1 チーム モデルなどとしてそれぞれの素材の優れた特性を発揮しています。 3-4 RM11-03(マクラーレン) 出典:RICHARD MILLE RM11-03(マクラーレン)は、マクラーレン・オートモーティブと、ジュネーブモーターショー 2018で発表した500本限定のコラボモデルです。ケースの素材はカーボンTPTとオレンジのクオーツTPTを織り交ぜて制作されており、マクラーレンのシンボルカラーをモチーフとしています。チタン製のプッシュボタンはマクラーレン720Sの特徴的なヘッドライトのデザインを反映し、リューズはホイールをモチーフにし、専用のラバーストラップにはマクラーレンのロゴが刻まれています。 自社製ムーブメント Cal.RMAC3はフライバッククロノグラフ、月表示、12時位置の大きな窓で日付表示、可変慣性モーメントローターを備えています。 3-5 RM35-02(ラファエル・ナダル) 出典:RICHARD MILLE RM35-02(ラファエル・ナダル)は2010年に初代が出て以降、試行錯誤をしつつ耐衝撃製や軽量性をテーマに進み続けています。初代モデルRM 027ではカーボンナノチューブ製ケース、RM 27-01ではケーブルで吊るされたムーブメント、RM35-2ではカーボンTPT®製モノコック地板というように常に斬新で革新的なチャレンジを続けています。 カーボンTPT®モデルと、レッドクオーツTPT®にホワイトのアクセントが効いたモデルで展開されています。レッドクオーツTPTは生体適合性、安定性、耐久性に優れており、5000Gの加速に耐えることができる材質かつREACH(化学物質の登録、評価、認可および制限)規則に準拠している素材です。 3-6 RM51-01(ミシェル・ヨー) 出典:RICHARD MILLE RM51-01(ミシェル・ヨー)はハリウッドで活躍する女優ミシェル・ヨーと協力開発したモデルで、世界限定18本となっています。中国で皇后の象徴であるフェニックスをダイヤモンドで文字盤上に描いたモデルで、ケース表からベゼルとケースサイド、リューズにまでダイヤモンドがふんだんにセットされている華やかなデザインです。トゥールビヨン搭載なので、ダイヤモンドだけでなくムーブメントの動きにも目を奪われます。 ケースバックは打って変わってブラックオニキス製の地板がマットな静寂さを見せます。ダイヤモンドも裏にはあえて取り付けず、表の華やかさと裏の静けさのメリハリがついたデザインです。 3-7 RM50-01(ロマン・グロージャン) 出典:RICHARD MILLE RM50-01はレーシングドライバーのロマン・グロージャン氏と共同開発したモデルで、レースの極限状態での使用を想定した強度設計になっています。手巻き、トゥールビヨン、クロノグラフを搭載しており、リューズが巻き上げ、ニュートラル状態か時刻設定状態かを示すファンクションインジケーター、減速時にドライバーにかかる重力加速度のGを計測するGフォースセンサーが搭載されています。 ケースにはNTPT®カーボン、ミドルケースにはレッドゴールドかNTPTカーボンを選ぶことができます。レーシングカーなどに使われる素材で、発表の2014年当時、時計に使用されるのは初めてでした。ムーブメントはグレード5のチタンの地板なので、高い剛性によるムーブメントの安定感が得られます。 3-8 RM53-01(パブロ・マクドナウ) 出典:RICHARD MILLE RM53-01(パブロ・マクドナウ)はポロ・プレイヤー、パブロ・マクドナウとの共同開発モデル第2段となります。衝撃はトゥールビヨンの大敵となるため、リシャールミルはケーブルを使ってムーブメントを吊り下げて衝撃吸収するケーブルサスペンション構造を採用しています。歯車やムーブメントの本体を支える中央の地板は、蜘蛛の巣の中心部のように直径0.27mmのスチール製のケーブルで支えられています。10ケのプーリーと4ケの張力装置がケーブルの張力と方向を決めています。 さらに強度が必要なのはムーブメントだけではありません。風防にも斬新なアイデアを取り入れています。リシャール・ミルは通常のサファイアクリスタルでは衝撃に耐えられないため、自動車の分野で使われるラミネート加工を採用しました。薄いポリビニールのフィルムを2枚のサファイアクリスタルで挟みこむことで、強い衝撃がかかっても砕け散ることはなく、ひび程度で済むことができます。ケースサイドにもくぼみを入れることでケース全体の強度を上げており、カーボンTPTのダマスカス鋼のような質感がシャープでスポーティーな印象です。 3-9 RM53-02 出典:RICHARD MILLE RM53-02は2020年の新作で前述のRM53-01を進化させたモデルです。RM53-02はベゼル、ミドルケース、ケースバックをサファイアクリスタルで成型しています。ムーブメントがまるで浮いているように見えるのは、サファイアクリスタルの高い加工技術が不可欠です。1つのサファイアクリスタルのブロックから1000時間以上かけて多軸の加工機械によって削りだしますが、この複雑さを実現できるのは現時点ではリシャール・ミルだけです。ケーブルサスペンション構造は変わらず採用されています。 3-10 RM055(バッバ・ワトソン) 出典:RICHARD MILLE RM055(バッバ・ワトソン)はRM038からインスピレーションを得て制作されたモデルで、トゥールビヨンをカットしたもののベゼルに新素材を採用するなど、少しシンプルに生まれ変わらせたモデルです。RM038に比べると比較的安価で、美しい白ケースということもあり最も人気の高いモデルとなっています。 プロゴルファーのバッバ・ワトソン氏との協力開発によって生まれたモデルのため強度には特に力を入れており、グレード5のチタン製の地板とブリッジにPVD加工とタイタリット®処理を施すことで5000Gの加速に耐えることができます。 ベゼルはイットリウムで安定させたジルコニア(ZrO2)とアルミナ(AlO2)で造られたATZホワイトセラミックを採用しており、傷や汚れに強い素材です。ATZは色の安定性とサファイアクリスタルを超える強度が特徴の素材です。ミドルケース、ケースバックはチタン製でホワイトラバーで保護することで、ムーブメントの振動を抑えつつ着け心地の快適にも繋がりました。 3-11 RM57-01(ジャッキーチェン) 出典:RICHARD MILLE RM57-01(ジャッキーチェン)は辰年にちなみ制作されたモデルです。映画俳優ジャッキー・チェン氏との協力開発によって生まれたコラボモデルで、見事な龍が文字盤上に描かれています。ジャッキー・チェンとは中国語で竜になるものを意味するとのことで、リシャール・ミルはジャッキー・チェン氏とのコラボモデルを制作したいと考えていたようです。 ブラックオニキスの地板にエングレービングとゴールドの竜がトゥールビヨンのブリッジを鉤爪で掴む迫力のあるデザインです。ブラックオニキスの地板の裏面にはジャッキー・チェン氏のサインが刻印されています。 3-12 RM61-01(ヨハン・ブレイク) 出典:RICHARD MILLE RM61-01(ヨハン・ブレイク)はジャマイカの短距離走選手ヨハン・ブレイク氏との協力開発モデルです。RM59−01を原型にしブラッシュアップさせており、RM61-01は最新バージョンです。ベゼルとケースバックにはクオーツTPTとカーボンTPTを重ね合わせた新素材のTZPブラックセラミックスを採用しています。ミドルケースにはカーボンTPTを採用し、層が変わるたびに違う質感になるため、立体感を出すのにも一役買っています。 2時位置と5時位置の間が引き伸ばされたような形状のためアシンメトリーで、リューズが走者の手首に擦れることのないように設計されています。またスポーツでの使用を考慮して制作を行ったため、5000Gもの加速度に耐えうるよう設計されています。 3-13 RM67-01 出典:RICHARD MILLE RM67-01は薄型の自動巻きモデルです。リシャール・ミルの隠れたコンセプトにムーブメントの奥行き感を愉しむことがあるため、それらを両立させるのが難しかったモデルといわれています。リシャール・ミルのアイコン的存在ともいえるトノー型のケースですが、8もの機械工程に数週間、機械用の図面作成から作業前の段取りで1ヶ月など、非常に長い年月をかけて製作されます。 ムーブメントCal.CRMA6はリシャール・ミルでも最薄の3.6mm。薄型でありながら奥行き感を持たせるためにスケルトン加工を施しています。ローターは比重の重いプラチナ製を採用し回転効率を向上させるなどの工夫がされています。 3-14 RM70-01(アラン・プロスト) 出典:RICHARD MILLE RM70-01(アラン・プロスト)はレーシングドライバー アラン・プロスト氏との協力開発で生まれたモデルで、アラン氏とリシャール・ミルの両方が自転車への興味が強かったことから始まります。 アラン氏や他の自転車競技者との議論の結果、通算の走行距離を示す機能を付けることとなりました。機能としては現在の走行距離に当日の走行距離を足すもので、機能としては非常にシンプルです。ブリッジを固定するチタン製アレンスクリューや角穴車、ペダルをモチーフにしたリューズなどいろいろな意味で自転車の世界を意識したものとなっています。カーボンTPTケースの一見奇妙なR形状は自転車のハンドルを握ったときに美しく見える形状となっています。 3-15 RM72-01 出典:RICHARD MILLE RM72-01はブランド初の自社製フライバッククロノグラフ搭載モデルです。ダブルスイングピニオン機構が搭載されており、時分針表示とクロノグラフの巻き上げ動力を分離させることで、互いへの影響をなくす狙いです。クロノグラフ計測用の12時間と60分積算計、60分カウントダウンタイマー、スモールセコンドを文字盤いっぱいに3つインダイヤルとして備えています。 スケルトン化されたグレード5のチタン製の地板、ブリッジはケースバックからクロノグラフを搭載する複雑なムーブメントの奥行きを愉しむことができます。搭載している機能は時分針、日付表示、リューズの位置がわかるファンクションインジケーター、フライバッククロノグラフとなります。 4 リシャール・ミルを着けている芸能人・有名人5選 腕時計のF1といったキャッチーなコンセプトをもったリシャール・ミルは語りたくなる歴史、デザイン・機構が独特でユニークであることから、世界中の芸能人・有名人が好んで着けています。ここではリシャール・ミルの時計を着けている芸能人・有名人の情報をまとめます。 4-1 アーティスト 郷ひろみ RM030 アーティスト 郷ひろみ氏が着けているのは RM030です。郷ひろみさんは他にもロレックスの時計を所有しており、TVなどで着けているのを見ることができます。 通常の自動巻は完全に巻き上げられた後は巻き上げトルクをスリップさせることで過度の巻き上げを防止していますが、リシャール・ミルはそれによって生じる微妙な精度の悪化に着目し、パワーリザーブが一定以上の場合はローターと香箱の連結を切り離し巻き上げを完全に停止、一定以下になると再び連結することで巻き上げを再開するデクラッチャブルローター機構を搭載しました。 過剰な巻き上げによるトルクによる精度への悪影響だけでなく、開放されるトルクが一定になることで全体の精度が向上する効果もあります。また、ユーザーの運動量に合わせて巻き上げ効率の設定を変えることができる可変慣性モーメントローターとの組み合わせによって、トルクコントロールに特化した時計となっています。 4-2 音楽プロデューサー 秋元康 RM023 音楽プロデューサー 秋元康氏が着けているのはRM023です。秋元さんは時計愛好家で知られており、ブレゲやヴァシュロン・コンスタンタンなどの雲上時計も所有しています。 RM023はチタンケースモデルで、ブラックPVDやタイタリットコーティングが施されており、優れた剛性が特徴です。可変慣性モーメントローターを採用しているため、動きに合わせて巻き上げ効率が調整されます。ケースの開発には丸一年、実際の製造には202の機械工程を経てるので、特別高額なのも頷けます。 4-3 プロテニス選手 ラファエル・ナダル RM027 プロテニス選手 ラファエル・ナダル氏が着けているのはRM027です。ナダル氏は時計を腕に着けたままプレイできるように設計されたリシャール・ミルとの歴代の共同開発モデルをずっと着けており、他のブランドの時計を着けているのを見ることはありません。 RM027はカーボンナノチューブ配合のカーボンコンポジットケースで、重量はなんと20g、当時最軽量の時計でした。しかも世界最高峰のテニスの試合でも時計の機能に一切の影響が出なかったことで、堅牢さが証明されました。ムーブメント地板に使われているのはチタンとLITAL®の合金で、堅牢さを落とさずに軽量化できるため、航空機やレーシングカーに使われている最新の素材を使用しています。 4-4 プロサッカー選手 カリム・ベンゼマ RM055 出典:Twitter プロサッカー選手 カリム・ベンゼマ氏が着けているのはRM055です。カリム氏は時計愛好家で知られており、パテック・フィリップの時計を着けているのが自身のインスタグラムで公開されています。 RM055はプロゴルファー バッバ・ワトソンとのコラボモデルでダイヤモンドの次に硬いATZという素材を使用したケースです。ミドルケースとケースバックはグレード5のチタンでホワイトラバーで保護されており、ムーブメントへの振動を和らげています。 4-5 アクション俳優 ジャッキーチェン RM057 出典:RICHARD MILLE アクション俳優 ジャッキーチェン氏が着けているのはRef.RM057です。ジャッキー・チェン氏は時計に縁があまりないのか、着けている情報が得られるのはRef.RM057だけでした。 RM057はジャッキー・チェン氏との共同開発モデルで、2012年の辰年にちなんで発表されました。ドラゴンは中国では成功と幸福を象徴しており、中国語で「龍になる者」を意味するジャッキー・チェンという名前にも繋がっています。マットなブラックオニキスの地板の上にエングレービングと着彩を施したドラゴンがトゥールビヨンのブリッジを掴もうとする迫力は他の時計では味わえません。 5 腕時計のF1 リシャールミル リシャールミルの歴史や魅力についてまとめました。リシャール・ミルは最先端の技術・素材や、リシャール・ミル氏のコンセプトを詰め込んだ独特の世界観が味わえるブランドです。 通常のブランドとは違い、伝統的なデザインには沿わずに自分たちの世界観を貫くスタイルは他のブランドでは味わえない愉しみです。 店頭でリシャールミルの時計を見た際にはぜひ一度手にとってみてください。
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