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メゾンマルジェラの記事
ファッションを語るには欠かせないブランドの『メゾンマルジェラ/Maison Margiela』。 いまやモードファッションの頂点に君臨するマルジェラですが、ブランドコンセプトには”アンチモード”や”再構築”を掲げて現在までの人気を獲得しました。 そんなマルジェラの創業者であるマルタンマルジェラは、エルメスのデザインも手がけていた事をご存じでしょうか?古着界隈では「エルメスのマルジェラ期は名作!」と言われることが多いので、どこかで耳にしたことがある方も多いと思います。 この記事では、エルメスのマルジェラ期とは一体なんなのかについて徹底解説。マルジェラ期の名作アイテムや現行品との違いについても解説していきますのでぜひ最後までご覧ください。 1.『マルジェラ期』とは、マルタンマルジェラが手がけたエルメスの黄金時代。 エルメスのマルジェラ期とは、『マルタン・マルジェラ/Martin Margiela』が1997年〜2003年までエルメスのデザイナーを手がけていた時期のことを指します。デザイナーと言ってもバッグやアクセサリーなどの全てのアイテムを担当していたわけではなく、レディースのプレタポルテ(既製服)部門を任されていました。 自身のブランドのデザインをする傍ら、1997〜2003年までの約6年間、エルメスのレディースデザイナーとして活躍していました。現在では人気を集めるマルジェラのアイテムですが、90年代頃にマルタン氏が展開していたアパレルアイテムは、実はあまり評価されていませんでした。 そんなマルタン氏はどんなデザイナーよりも女性に対して敬意を払ってエルメスのデザインに勤しんでいたといわれており、現代の若者をはじめとする多くの人々から絶大な人気に。25年以上前に作られ始めたアイテムにもかかわらず、多くの人々に愛されていることは ”名作” と言われたら頷くしかありませんよね…! ちなみに、マルタン氏は顔出しをしていない謎のデザイナーとして有名。1997年に撮影された1枚の写真を最後に、一切顔が出てこないそうです。ファッション界の多くのデザイナーの中でも、マルタン氏はかなりミステリアスな人物として知られております。 2.なぜ名作と呼ばれるほど人気なのか。マルジェラ期アイテムの特徴。 エルメスのマルジェラ期のアイテムは若者を中心に多くの人々から人気と言われておりますが、なぜ25年経った現代で強い人気を誇っているのでしょうか? エルメスのマルジェラ期が人気なのには、マルタン氏が生み出したデザインある3つの特徴が関係しているといえます。 モノクロカラーで作られた落ち着いたカラーリング 逸脱したレザー使い アヴァンギャルドなデザイン この章では、上記3つの特徴について紹介していきたいと思います。マルジェラ期のアイテムがなぜ人気なのかについて詳しく解説していますので、ぜひ最後までご覧ください! 2-1.モノクロで作られた落ち着いたカラーリング エルメスのマルジェラ期のアイテムは、モノクロで作られたカラーリングで落ち着いた雰囲気があるのが特徴的。多彩な色で魅せるよりも、あえて落ち着いたモノクロを採用することによって美しいシルエットと高級感が際立ちます。 現代のファッショントレンドでもある『クワイエット・ラグジュアリー』とベストマッチ。マルタン氏の打ち出したアプローチとエルメスの卓越した職人技術を組み合わせることによって生み出されたデザインは、まるで現代のファッショントレンドを予測していたかのようです。 使いやすく、それでいて地味になりすぎないマルジェラ期のカラーリングは、マルタン氏のデザイン哲学が強く感じられるものとなっています。 クワイエットラグジュアリーとは… ・その名の通り『静かな高級ファッション』のこと ・一見すると高級かどうかは分かりづらい。 ・仕立てや素材の良さで着ている人を引き立てるスタイル 2-2.逸脱したレザー使い 高級レザーバッグのイメージが強いエルメス。 エルメスのアイテムといえば、レザーで作られたバーキンやケリー。有名なバッグなので皆さんも知っているかと思います。エルメスのレザーバッグにはトゴ、トリヨン、ボックスカーフなどなど…。信じられないくらいのバリエーションがあることも特徴的です。 マルジェラ期のアパレルアイテムにおいても、革素材を使ったアイテムを展開していました。エルメスが持つこだわりを汲み取ったマルジェラ期のアイテムには、主にスムースタイプのラムレザーやスエードで作られたワンピース、ジャケット、小物類などのアイテムがあります。 マルジェラ期のレザーアイテムの中でも特に人気を博しているのは『クロシェット型のネックレス』。現在ではプチプラブランドも模倣するほどのトレンドアイテムです。マルタン氏自身のブランドのメゾンマルジェラでも展開していることから、彼の自信作といっても過言では無いでしょう。 エルメスならではのレザー素材を有効活用したマルジェラ期のアイテムは、現代のファッションスタイルにもベストマッチする万能アイテムのひとつです。 2-3.アヴァンギャルドなデザイン マルジェラファンであれば必ず好きなアヴァンギャルドなデザイン。 インターネットでマルジェラの情報を探していると必ず出てくる言葉ですよね。 アヴァンギャルドとは、日本語で『前衛的、先駆け、革新的』という意味。ファッション業界においては、独創的なデザインや大胆なデザインのアイテムに使われることが多い言葉です。 今でこそマルジェラといえばアヴァンギャルドといったイメージを持たれておりますが、エルメスに居たころからマルタン氏のデザイン哲学は大きく変わっていません。 例えば、マルジェラ期の名作のひとつである『ヴァルーズ』は、フロントにV字の切れ込みが大胆に施されているのが特徴的。レディースのアイテムではありますが、メンズでも抜け感のあるファッションスタイルを作りたいときに最適なアイテムです。 (ヴァルーズを含む名作アイテムについては3章で詳しく解説しております。ぜひ最後までご覧ください。) マルタンは自身のブランドでも、モノクロカラーでアヴァンギャルドなデザインのアイテムを多く展開。昔からデザインに対する信念を変わらず貫いている男だといえます。 3.マルジェラ期の名作アイテム5選+1 アヴァンギャルドなデザインの洋服を多く打ち出し、現代のファッション界を牽引しているマルジェラ。天才デザイナー、マルタンマルジェラの手によって生まれたアイテムの数々は、現代の若者から人気を集めています。 そんなマルタン氏はエルメスに在籍していた頃も『名作』とよばれるアイテムを多く打ち出しています。エルメスのマルジェラ期で名作と呼ばれているアイテムは以下の通りです。 ヴァルーズ ライナーコート クロシェットネックレス カシミアストール ドゥブルトゥール この章では、エルメスのマルジェラ期の名作アイテム5選+1を紹介していきたいと思います。現在でもアツい人気を誇るアイテムばかりです。豆知識としてマルジェラ期に作られたシェーヌダンクルについても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください! 3-1.ヴァルーズ エルメスのマルジェラ期の中でも大定番かつ名作と呼ばれている超人気のヴァルーズ。このアイテム抜きではエルメスのマルジェラ期を語れないといっても過言では無いほど 名作中の名作 となっています。 ヴァルーズの特徴といえば、フロントにV字の切れ込みが入ったアヴァンギャルドなデザイン。レディースアイテムではありますが、最高にアヴァンギャルドなデザインだと評価され、メンズファッションに組み込む事も簡単です。 また、ヴァルーズの中でもオールレザータイプのものがかなりレア。インフルエンサーがこぞって動画にするほど手に入れるのが難しいものとなっています。もしオールレザーのヴァルーズを見つけた方は間違いなく「買い」です…! マルジェラ期のアイテムといえばヴァルーズと言っても過言ではないほど定番アイテムとなっておりますので、覚えておいてください。 3-2.ライナーコート 数年前に爆発的に人気を集めたアウターのライナーコート。キルティングのデザインがミリタリーファッションのメインアイテムとして活躍してくれますよね! アンチモードが特徴的なマルタン氏のデザインは、エルメスにも脱構築やポへリズムなどをテーマにした攻め切ったデザインを多く発表。その中でも代表的なのがライナーコートです。 マルジェラ期のライナーコートでは、ポケットや袖口の端の部分にはパイピング加工が施されていてホツレの心配も無用。マルジェラのルーツが感じられるミリタリースタイルはエルメスでも発揮しています。 ミリタリーのライナーコートといえばナイロン素材が多いですが、マルジェラ期で展開されているのはキャメルやカシミヤなどの高級素材。ライナーとしてはもちろん、すこし肌寒い時期に1枚で着用してもバシッと決まる名作アイテムです。 3-3.クロシェットネックレス マルジェラ期のアイテムはアパレルだけにとどまらず、アクセサリーでもアヴァンギャルドなデザインを生み出しています。 中でも有名なのはクロシェットネックレス。 バーキンやケリーの鍵を隠しているキーカバーが、そのままネックレスとして採用となった攻めたデザインのアクセサリーです。最近はプチプラブランドでもよく見かけるようになりましたよね。 マルジェラの定番アイテムとしても知られているので、マルタン氏本人も名作と思っているかもしれません…! 3-4.カシミアストール ライナーコートと同じように、高級素材であるカシミヤを使用したストールもマルジェラ期の名作として知られています。 カシミア製のストールを出しているブランドも多いので、あまり意外性はないなと感じてしまいますが、マルジェラ期のストールの中でも名作と呼ばれているのはポンチョのように使えるダブルポケット付きのストール。上半身を包み込むくらい大判なストールとなっています。 たった1アイテムでエレガントでスタイリッシュなファッションを表現できることから、コンサバファッションからモードファッションまで大活躍。スタイルに捕らわれることなく使えるアイテムなので、高い人気を誇っている名作アイテムだといえます。 3-5.ドゥブルトゥール カシミヤストールやクロシェットネックレスと並んで、名作と呼ばれる小物の『ドゥブルトゥール』。1998年にマルタン氏が生み出してから根強い人気を誇る名作ブレスレットです。 ドゥブルトゥールとは、フランス語で”2重巻き”の意味。その名の通り、2重巻きで作られたストラップタイプのブレスレットです。もちろん、高級レザーを使用しているのでエルメスの皮革製品に対する熱意を肌で直接感じることができます。 ヴァルーズと同じく、シンプルなデザインであることからメンズがつけていても違和感なくカッコいいアイテム。性別に左右されずに使えるのは嬉しいポイントですよね! また、チョーカーとしてコーディネートに組み込めば、レディースならではの可愛いさも押し出すことができるのでかなりおすすめです。 現在ではエルメスウォッチの代表格であるケープコッドや、アップルウォッチ×エルメスのストラップでも採用されているほど定番のアイテムとなっています。 3-6.【おまけ】シェーヌダンクル エルメスの超人気アクセサリーとして知られる『シェーヌダンクル』。現行品はもちろん人気なのですが、マルジェラがエルメスに在籍していた90年〜00年代に作られたシェーヌダンクルもヴィンテージのエルメスアイテムとして多くの人々から注目を集めています。 よくフリマアプリや中古市場などで『マルジェラ期 シェーヌダンクル』と出品されているものを見かけますが、マルジェラがエルメスにいた時期のアイテムというだけなので間違えないようにしましょう…。 ヴィンテージのシェーヌダンクルは現行品と比べてコマの形が角ばっているのが特徴的で、重厚感と高級感が強い印象です。また、流通量もかなり少ないアイテムとなっているので、レアアイテムとしても人気を集めています。 マルタン氏が手がけたアイテムではありませんが、マルジェラが在籍していたという事実には変わりないので、エルメスファンとマルジェラファンからしたら喉から手が出るほど欲しいアイテムのひとつです。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 4.現行品とマルジェラ期アイテムの違いとは?見分け方4選 マルジェラ期のアイテムには名作と呼ばれるものがありますが、それ以外のアイテムも高品質でかなり人気です。 しかし、現行品とマルジェラ期のアイテムを見分けるときには「どこに注目したらいいの?」「そもそもマルジェラ期のアイテムに違いはあるの?」という方も結構多いのではないでしょうか? この章では、現行品とマルジェラ期の違いについて解説していきたいと思います。どこよりも分かりやすく紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください! 4-1.ブランドタグは横長の形状。 マルジェラ期のアイテムと現行品のアイテムを見分けるポイントとして、一番簡単なのは『ブランドタグ』です。マルジェラ期のブランドタグは、横長のタグに『HERMES-PARIS』と記載されているのが特徴的。ひとことで言うと ”ちょっと古めかしい” といったイメージでしょうか。 現行のエルメスのブランドタグにも似たようなデザインのものがありますが、こちらは四角いタグ。文字だけでなくタグの形状でもマルジェラ期のアイテムを見分けることができます。 マルジェラ期のブランドタグにはスター型のスタンプが押されているものがあるのですが、このスタンプの意味は公表されておらず、スタッフ用や常顧客への特注品として作られている可能性が高いアイテムなのではないかと予想されています。 ちなみに… マルジェラ期のブランドタグにはちょっとした小話があります。 マルタン氏がエルメスの資料庫へ行ったときに「これ、ブランドタグに使える!」みたいな事を感じて採用したといわれているようです。デザイナーをする上で、今までのエルメスについて勉強する姿勢、めちゃくちゃ尊敬できます…。 4-2.品質表示タグは長方形。代理店表記も要確認! 洋服には必ずと言っていいほど付いている品質表示タグ。使われている素材や洗濯の仕方など、洋服の細かい性質から扱い方まで書いてある重要なタグです。 マルジェラ期の品質タグは ”長方形” で作られているのが特徴的。いちばん分かりやすい部分となっていますので、まずは形状を確認してみてください。 また、日本で販売されたマルジェラ期のアイテムには『エルメスジャポン』という国内代理店の表記がされたタグも付いています。古着屋さんなどでは、国内の代理店表記が無いと買い取ってくれない場合が結構あるので注意してください。 4-3.レザーの刻印は在籍期間と合うかどうか。 エルメスのレザー製品は、年代ごとにアルファベットの刻印がされております。 マルタン氏がエルメスに在籍していたのは1997年~2003年となっていますので、マルジェラ期のレザーアイテムには 🄰,🄱,🄲,🄳,🄴,🄵,🄶 の刻印が入っているということになります。 上記の表からも分かるように、昔使われていたアルファベットが現代のレザーアイテムに使われていることもあるので、アイテムと照らし合わせてよく確認するようにしましょう。 4-4.ボタンは6つの穴が開いているか。 マルジェラ期のアイテムを見分ける最後のポイントは『洋服についてるボタン』です。 洋服のボタンは素材で年代の特徴が出る場合が多いですが、マルジェラ期のボタンに関してはデザインが違います。 通常の洋服のボタンといえば4つの穴が開いていますが、マルジェラ期のボタンでは6つの穴が開いており、糸を通した時にブランドの頭文字である『H(アッシュ)』が描かれるデザインとなっています。アッシュボタンと呼んでいる古着好きも多いです。 こういった細かい部分にもブランドのオリジナリティを出すことができるのは、マルタン氏がファッションにどれだけの情熱を注いでいるか分かるポイントと言えます。 5.マルジェラ期のアイテムは激レア!名作を手に入れる3つの方法。 マルジェラ期のアイテムは高い人気を誇っていながらも、流通量が少ないことから手に入れるハードルがかなり高い激レア品であることも事実です。 名作を手に入れるために活用してほしい方法は以下3つです。 モード系ファッションに強い古着屋さん 古着に特化した通販サイト メルカリなどのフリマアプリ この章では、名作と呼ばれるマルジェラ期のアイテムを手に入れるコツについて紹介していきたいと思います!ぜひ最後までご覧ください! 5-1.モード系ファッションに強い古着屋さん エルメスのマルジェラ期のアイテムを手に入れる方法として一番に出てくるのは『モード系ファッションに強い古着屋さん』。昨今の古着屋さんはストリート系やセレクトショップで取り扱っているブランドが多く揃えられていることから、モード系のアイテムが強い場所は限られています。 東京都内でモード系の古着を買うなら、渋谷・中目黒・三軒茶屋などの東急線沿いにまとまっているので、散歩がてらマルジェラ期のアイテムを探すのも楽しいです! また、マルジェラ期のアイテムの中でも特にレアなアイテムに出会える可能性が高いエリアになりますので、モード系ファッションを多く取り揃えている古着屋さんで買うのが一番無難といえます。 5-2.古着に特化した通販サイト 古着に特化した通販サイトもかなりおすすめです。洋服を買うときは通販サイトを利用するという方がほとんどだと思います。 マルジェラ期のアイテムは名作と呼ばれているほど人気な事もあり、多くの古着屋さんが ”売れる商品” として店頭だけでなくインターネットに掲載しているのも事実です。実際に「エルメス マルジェラ期」と検索を掛けてみると、3章で紹介したヴァルーズやライナーコート、クロシェットネックレスなどの名作が多く販売されていることが分かります。 また、数多くのマルジェラ期のアイテムを見ることもできることから、皆さんのスタイルに合わせた名作を選べるのもメリットのひとつです。 エルメスのマルジェラ期のアイテムを探す時には、まずは古着に特化した通販サイトを見てみることをおすすめします。ときめくアイテムが必ず見つかるはずです。 5-3.メルカリなどのフリマアプリ メルカリなどのフリマアプリで探すのも賢い買い方のひとつです。 マルジェラ期の名作は人気のアイテムなので、古着屋だけでなく個人の人でも持っていることが多いです。 また、フリマアプリには古着屋さんも欲しいと感じるほどの超激レアアイテムが出品されている事もかなり多いです。ヴィンテージ品や珍しいものを買いたいという方には特におすすめの購入方法と言えるでしょう。 しかし、フリマアプリで買う際には ”偽物” の存在にも気を付けておく必要があります。個人間のやり取りとなるので、悪い考えを持っている人も少なからずいることを忘れないでください。 マルジェラ期のアイテムの特徴をよく理解した上でフリマアプリを使えば、エルメスの名作を安く買える事もあります。今回の記事で紹介した現行品とマルジェラ期の見分け方やエルメスの偽物の特徴などを参考にして、フリマアプリを有効に活用していただけると嬉しいです。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 6.【番外編】マルジェラ期以外の名作!ゴルチエ期について。 ここまでは、エルメスのマルジェラ期について深く解説させていただきましたが、マルタン氏の他に名作を多く生み出したと言われているのが、もう1人の天才デザイナー『ジャン=ポール・ゴルチエ(Jean-Paul GAULTIER)』です。 ジャン氏はエルメスのデザインに情熱を注いだデザイナーの1人と言われており、マルタン氏に引けを取らない天才的なデザイナーと称されています。 さて、この章では、エルメスのゴルチエ期について深く解説していきたいと思います。マルジェラ期の豆知識としても役立ちますので、ぜひ最後までご覧ください。 6-1.マルタン氏の後釜、ジャン=ポール・ゴルチエ。 マルタン氏が2003年に退任した後にデザイナーとして就任したジャン氏。 実はマルタン氏はファッション学校の卒業後、ジャン氏のもとでアシスタントとして働いた経験があるので、関係性は結構深いものとなっているんです。 そんな弟子のような存在のマルタン氏からエルメスのレディース部門を引き継いだゴルチエ氏は、2004年〜2010年までの約7年間、デザイナーとして力を注ぎました。師弟関係ともいえるこの二人が同じブランドのデザイナーに従事していたなんて、ストーリー性があって素敵ですよね。 アヴァンギャルドなデザインを数多く生み出したマルタン氏の後釜として抜擢された天才デザイナーのジャン氏。彼が残した名作については次の項で詳しく紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。 6-2.ゴルチエ期にも名作アイテムが続々と誕生。 マルタン氏から引き継ぐ形でエルメスのデザイナーとして抜擢されたゴルチエ氏。彼が生み出した名作と呼ばれるアイテムは以下の通りです。 ケープ ケリー2 ゴルチエ期に誕生したケープは、ジャン氏がエルメスのデザイナーに抜擢されてから初めて発表したコレクションの中のアイテムで、全身を包み込むほどの大判シルエット。素材はカシミヤで作られていることから肌触りも優しいものとなっています。マルジェラ期でもカシミヤストールが誕生しているので、同じ素材を使ったケープは何か深い意味をこめて生み出されたのでしょうか…? ケリー2はエルメスを代表する腕時計のひとつ。ケリーバッグのフロントに付いているクロア金具がケースデザインとしてそのまま採用されているのが特徴的です。細長く作られたケースの文字盤には、12時と6時のインデックス表記だけのシンプルなものとなっており、エレガントな女性にはピッタリのアイテムとなっています。 マルタン氏の後釜としてエルメスのデザイナーとして活躍したジャン=ポール・ゴルチエ氏。弟子に負けないくらい名作アイテムを生み出したことによって、エルメスの歴代デザイナーの中でもレジェンドと呼ばれています。 まとめ いかがだったでしょうか? 今回は、エルメスのマルジェラ期とは一体なんなのかについて詳しく解説させていただきました。 今や最高級の皮革製品を展開しており、現代のアルチザンと呼ばれるほどレザーアイテムへの情熱が深いエルメス。その中でもマルジェラ期のアイテムは ”名作” と称されているほど人気を集めています。 ヴァルーズやライナーコートをはじめとして、クロシェットネックレスやカシミヤストールなどなど…。衣服だけでなく小物・アクセサリー類のアイテムが特に人気を集めています。 この記事が皆さんにとって、参考となっていれば幸いです。
MM6(エムエムシックス)とはファッション業界において独自の存在感を放つブランド、メゾンマルジェラ(Maison Margiela)から誕生した派生ラインです。 マルタン・マルジェラが1997年に立ち上げたMM6は、メゾンマルジェラの特徴であるハイエンドでクリエイティブなデザインをリーズナブルな価格で楽しむことができるカジュアルラインとして注目されています。近年では20代から30代のお洒落女子を中心に人気を集め、カジュアルでストリートなテイストを取り入れたアイテムが特徴です。 しかし、「マルジェラのブランドラインなのは知ってるけど、MM6とは実際どんなブランド?」という疑問を持っている方も多いのでは無いでしょうか? この記事では、MM6とはどんなブランドかについて深く解説していきたいと思います。 メインラインであるメゾンマルジェラとの違いから、MM6の人気アイテム、さらに賢い購入方法まで詳しく知りたい方は必見となっています。 あなたもMM6の世界に魅了されること間違いなしです! ぜひ最後までご覧ください。 1.MM6とは、メゾンマルジェラからの派生ラインとして誕生 MM6とはフランスのファッションブランド、メゾンマルジェラから派生したセカンドラインであり、1997年に誕生しました。メゾンマルジェラが「0から23」のナンバリングでカテゴリー分けをしている中で、6番目の「女性のための衣服(ガーメント)」ラインが独立する形で設立され、MM6 Maison Margiela(エムエムシックス メゾン マルジェラ)として知られるようになりました。 MM6はメゾンマルジェラの独自性や創造性を継承しながらも、よりカジュアルでデイリーに使えるデザインを提供しています。女性向けアイテムが中心ですが、ユニセックスで使えるデザインも多く、20代から30代のお洒落女子をはじめ幅広い層から人気を集めています。MM6のデザインにはストリートやカジュアルな要素が取り入れられ、洗練されたグラフィックプリントや独特のシルエットが特徴です。 このMM6が誕生した背景には、メゾンマルジェラのコンセプトと異なる市場にアプローチすることで、新たなファン層を獲得する狙いがありました。おしゃれな女性たちからの熱い支持を受け、カジュアルでリーズナブルなラインナップは現代のファッションニーズにぴったりです。 さて、この章では、MM6とはどのようにして誕生したのかについて特徴と合わせて解説していきたいと思います。 1-1.マルジェラの6番から独立。 MM6は1997年にメゾンマルジェラの「6番目のライン」である「女性のための衣服(ガーメント)」から独立した形で誕生しました。メゾンマルジェラの各ラインは、0から23までのナンバリングで分類されており、その中で「6番」は女性のためのカジュアルなアイテムを提供するラインとして位置づけられていました。 当初はメゾンマルジェラの一部として運営されていた6番ラインですが、1997年に「MM6 Maison Margiela(エムエムシックス メゾン マルジェラ)」として独立。リーズナブルでカジュアルなアイテムを提供しつつ、メゾンマルジェラの独特のセンスや創造性を引き継ぎました。 MM6の特徴は大きく分けて3つです。 ・シンプルでベーシックなデザイン ・グラフィックプリントや独特のシルエット ・男女問わず使用できるユニセックスなアイテム MM6の誕生には、メゾンマルジェラのクリエイティブなコンセプトを手軽に楽しめるようにする意図がありました。高価でハイエンドなメゾンマルジェラとは異なり、リーズナブルでデイリーに使えるアイテムが若い世代からの支持を集めています。 1-2.近年では20代〜30代のお洒落女子から大人気! 近年、MM6は20代から30代のファッショニスタたちに絶大な人気を誇ります。 独立当初はレディースラインとしてスタートしたMM6ですが、ユニセックスで普段使いしやすいデザインを多く展開することで、カジュアルファッションのトレンドに敏感な若い世代を魅了してきました。 メゾンマルジェラの創造的な要素を取り入れつつ、ストリートやアウトドア、スポーツウェアの要素をミックスしたカジュアルなスタイルを特徴としています。グラフィックプリントのTシャツやオーバーサイズのシルエットは、ストリートファッションが好きな現代の若者にぴったりです。 また、メゾンマルジェラのハイエンドな価格帯に比べ、MM6は若い世代でも手が届きやすいリーズナブルな価格帯を実現。コスパに優れたアイテムが多く、コーディネートしやすいベーシックなアイテムも豊富です。 MM6はレディースラインとして始まりましたが、シンプルでベーシックなデザインが男女問わず着用できるため、カップルでシェアしたりペアルックを楽しむこともできます。特に人気のアイテムは、ジャパニーズバッグやロゴプリントTシャツ、アナトミカル バレエシューズなど。シンプルで機能的なデザインが、多くのファッション愛好者を魅了しています。 1-3.カジュアルでストリートなテイストが特徴。 MM6の最大の特徴はカジュアルでストリートなテイストを持つアイテムにあります。 独立したラインでありながらも、メゾンマルジェラのコンセプトを引き継ぎ、時代のトレンドに合ったカジュアルな要素を取り入れていることが人気の理由のひとつです。 MM6のアイテムにはシンプルで大胆なグラフィックプリントやロゴが施されていることが多く、カジュアルなファッションアイテムの中でも目立ちやすいデザイン。特にロゴTシャツやバッグなどに多く見られます。 ストリートファッションを取り入れた独特のシルエットはオーバーサイズのトップスやバッグなどで見られ、現代のカジュアルスタイルに合わせやすいデザインが多いです。ジャパニーズバッグのような、シンプルでユニークなデザインも特徴です。 実用的でデイリーユースしやすい素材を多用し、ベーシックなカラーパレットが多いことからファッションにトレンドを取り入れつつもコーディネートしやすいアイテムを提供しています。 このようなカジュアルでストリートなテイストのスタイルが、MM6を多くのファッショニスタにとって欠かせないブランドにしていると考えられます。 2.メゾンマルジェラとMM6には違いあり!3つのポイント 同じデザイナーであるマルタン・マルジェラが手掛けたブランドですが、その方向性や特徴には大きな違いがあります。 メインラインであるメゾンマルジェラは1988年にフランス・パリで設立されたラグジュアリーブランドで、デザイナー自身の革新的でアバンギャルドなデザインが特徴です。一方でMM6は、その6番目のレディースラインから独立したカジュアルな派生ブランドとして1997年に誕生しました。 MM6はメゾンマルジェラの高品質なデザインを引き継ぎながらも、実用的で日常使いしやすいアイテムをリーズナブルな価格帯で提供しています。また、ストリートやアウトドアなど、より現代的でカジュアルなテイストが強調されており、若者を中心に人気を集めています。 メゾンマルジェラのラグジュアリーなコレクションとMM6のカジュアルでデイリーユースなスタイル、両者の違いを知ることで、より自分に合ったファッション選びが可能になります。 この章では、メゾンマルジェラとMM6の違いについて解説していきたいと思います。ぜひ最後までご覧ください! その①:素材の違い。アヴァンギャルドなデザインでも異なる。 メゾンマルジェラとMM6の違いの一つは使用される素材に見られます。 メゾンマルジェラでは高品質で繊細な生地や天然素材が用いられます。メゾンマルジェラのラグジュアリーでアバンギャルドなデザインの特徴を際立たせるためであり、パリ・コレクションのランウェイでもその品質の高さが際立ちます。 一方で、MM6はリーズナブルなフェイクレザーなどの素材をつかっておりカジュアルなテイストを生み出しています。例えば、人気アイテムのジャパニーズバッグはフェイクレザーでも丈夫で軽量な生地を採用していることから、ファッションと実用性を両立させています。 また、MM6のアイテムはアウトドアウェアやスポーツウェアの要素も取り入れ、動きやすく洗練されたデザインを提供しています。こうした素材選びの違いにより、メゾンマルジェラとMM6はそれぞれ独自のスタイルを持ちながらも、顧客のニーズに合わせたアイテムを展開しています。 その②:価格の違い。MM6はリーズナブル! メゾンマルジェラとMM6の価格帯は、大きな違いの一つです。 メゾンマルジェラはハイエンドなラグジュアリーブランドであるため、価格帯は10万円を超えるものが多いことから、バッグやアウターなどのアイテムは30万円や40万円を超えることも少なくありません。 そのため、メゾンマルジェラのアイテムは一流のクオリティを求める顧客に向けたプレミアムなコレクションとなっています。 一方で、MM6はリーズナブルな価格帯でアイテムを提供しており、比較的手が届きやすいのが特徴です。例えば、ジャパニーズバッグのような人気のあるバッグは2万円前後で入手できるのが魅力的。アパレルアイテムも5万円から10万円台が中心となっており、メゾンマルジェラのメインラインよりも手軽にファッションを楽しむことができます。 この価格帯の違いにより、MM6は若い世代にとって魅力的なブランドとなっています。メゾンマルジェラのエッセンスを持ちながらも、デイリーユースでカジュアルに使えるアイテムを比較的リーズナブルな価格で手に入れることができるのがMM6の強みと言えるでしょう。 その③:デザインの違い。マルジェラをよりカジュアルに。 メゾンマルジェラとMM6のもう一つの大きな違いは、デザインに見られます。 メゾンマルジェラはデザイナーのマルタン・マルジェラが提唱した『脱構築』や『アバンギャルド』をキーワードに、革新的で独創的なデザインを特徴としています。ラグジュアリーなファッションの常識を打ち破る大胆なカッティング、アシンメトリーのシルエット、独特のディテールが目を引く存在となっています。 MM6は日常使いに適したカジュアルでストリート感のあるデザインを多く展開しています。ベーシックなTシャツやスウェット、ジャケットなどに大胆なロゴプリントを施したり、独特のシルエットのバッグを取り入れたりとシンプルでありながらも個性を演出することができるアイテムが豊富です。 また、グラフィックやアーティストのコラボレーションによるプリント、スポーツウェアのエッセンスを取り入れたデザインがMM6のカジュアルでストリートなテイストを際立たせています。 デザイン面でもメゾンマルジェラのエッセンスを継承しつつ、より現代的なカジュアルファッションに寄り添ったアイテムを提供しているのがMM6の魅力です。男女問わず着こなしやすいユニセックスなデザインや時代に合ったトレンドアイテムが、MM6を多くのファッション愛好家にとって欠かせないブランドにしています。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 3.MM6が若者から人気を集めている3つの理由 MM6は20代から30代を中心に幅広い年齢層の若者から人気を集めているブランドです。メゾンマルルジェラから派生したブランドであることに加え、独自の魅力的な特徴が存在します。 リーズナブルな価格帯やシンプルでストリートなデザインが、若者のカジュアルファッションにぴったり合っているのです。MM6はユニセックスでデイリーユースしやすいアイテムが豊富。コーディネートの幅を広げるシンプルかつモードなデザインが魅力的です。 この章では、MM6がなぜ若者から特に支持されているのか、その3つの理由に焦点を当てます。MM6のアイテムを選ぶ際に知っておくべきポイントや、おすすめの人気アイテムを紹介しながら、MM6がなぜ多くの人から人気を集めているのか。その理由について掘り下げていきます。 3-1.比較的リーズナブルな価格帯のものが多い MM6が若者からの人気を集めているのは、メゾンマルジェラのセカンドラインとしてリーズナブルな価格帯のアイテムを多く展開していることが挙げられます。 メゾンマルジェラのアイテムでは10万円を超えるアイテムが多い中、MM6はジャパニーズバッグやロゴTシャツなどの2万円から5万円台で手に入るカジュアルアイテムを豊富にラインナップしています。 アパレルやバッグ、シューズなどのファッションアイテムにおいては、メゾンマルジェラの洗練されたデザインやクオリティを受け継ぎながらも、MM6は日常使いしやすい価格帯で販売されているため、若い世代にとっても手の届きやすいブランドとなっています。 価格を抑えつつも、品質やデザイン性を損なわないアイテムを提供しているMM6は、普段使いしやすいおしゃれなアイテムを探している人たちにとって、魅力的なブランドとして注目されています。シンプルでありながらも、メゾンマルジェラらしい個性的なスタイルを楽しむことができるMM6は、ファッションの第一歩としても適しているのです。 3-2.普段のコーディネートに取り入れやすい MM6の人気の理由として挙げられるのが、そのアイテムが普段のコーディネートに取り入れやすいという点です。メゾンマルジェラのアバンギャルドなエッセンスを持ちつつも、MM6はカジュアルでデイリーユースしやすいシンプルなデザインが多く、着こなしのバリエーションを広げることができます。 シンプルでベーシックなデザインが多く、ユニセックスなアイテムも豊富に展開されています。ロゴプリントのTシャツやオーバーサイズのスウェットシャツ、デニムジャケットなど普段のコーディネートに取り入れやすいものばかりです。 バッグやアクセサリーなど機能的で実用的なアイテムが多いため、カジュアルなコーディネートに自然に馴染みます。ジャパニーズバッグは特に使いやすく、多くのスタイルに取り入れられる人気アイテムです。 ストリートファッションの要素を取り入れたアイテムは、現代のカジュアルなスタイルにぴったり。MM6のシルエットやデザインは多くのファッション愛好家にとって魅力的な選択肢です。 こうしたシンプルで普段使いしやすいスタイルがMM6をさまざまな年齢層から支持されるブランドにしており、日常のコーディネートに新たな風を吹き込むアイテムを提供しています。 3-3.ベーシックデザインだからチャレンジしやすい MM6の魅力の一つは、アイテムの多くがベーシックなデザインであるため、ファッション初心者でも挑戦しやすいという点です。MM6のアイテムは、メゾンマルジェラのアバンギャルドなスタイルを受け継ぎつつも、よりシンプルで普段使いに適したものが多いのが特徴です。 Tシャツ、スウェット、デニムジャケット、ジャパニーズバッグなどMM6のアイテムはどれもシンプルなデザインで、さまざまなコーディネートにマッチします。モード系だけでなく、カジュアルやストリートファッションのテイストにも合わせやすいのでファッション初心者にもおすすめです。 MM6の多くのアイテムはメンズでもレディースでも着用しやすいユニセックスなデザインで、カップルでシェアしたりペアルックで楽しむこともできます。ジェンダーレスで着回しが効くアイテムは、幅広い年齢層から支持されています。 ベーシックなデザインのため、アレンジ次第でさまざまなスタイルに変化させることができます。重ね着したり小物をプラスしたりといった工夫で、季節を問わず長く使えるのも魅力です。 MM6のアイテムは、こうしたベーシックなデザインでありながら独自のモードスタイルを持っているため、ファッションに挑戦したい人たちにとって、チャレンジしやすくもあり、長く使えるアイテムを提供しています。 4.MM6の人気アイテム MM6は独自のカジュアルでストリートなテイストを持ちつつ、幅広い年齢層から愛される人気アイテムを数多く展開しています。シンプルでありながらも個性を演出するデザイン、使いやすくデイリーユースに最適なバッグやシューズ、普段のコーディネートに取り入れやすい定番のアパレルアイテムなどMM6の魅力が詰まったアイテムが揃っています。 人気アイテムの中でもジャパニーズバッグやロゴプリントTシャツMM6ならではのスタイルと機能性を兼ね備えた定番アイテムとして多くのファッション愛好者から支持されています。 それぞれのアイテムがどのような特徴を持ち、コーディネートにどのように取り入れることができるのか、詳細を知ることで、あなたもMM6の世界に魅了されること間違いなしです。 4-1.【バッグ】ジャパニーズバッグ MM6のアイコニックなアイテムであるジャパニーズバッグは、ブランドを象徴する一品です。日本の折り紙からインスパイアされ、三角形の独特な形状を持つこのバッグは、見た目のスタイリッシュさだけでなく、機能性も兼ね備えています。軽量で収納力があり、スマートフォンやMacBook、A4書類などを整理して収納できるデザインは多くの人に愛されています。 ジャパニーズバッグは独特なデザインと機能性で、多くのファッション愛好家から支持されるMM6の定番アイテムです。スタイリッシュなバッグを求める方にとって、他にない個性的なバッグとしておすすめです。 4-2.【アパレル】ロゴプリントTシャツ MM6のロゴプリントTシャツはブランドの個性とモード感をシンプルに表現した定番のアパレルアイテムです。多くのファッション愛好家から支持されるMM6のロゴTシャツはユニセックスで普段使いしやすく、さまざまなスタイルに取り入れることができる人気のアイテムとなっています。 ロゴプリントTシャツはシンプルなデザインでありながら、MM6の個性をアピールする代表的なアイテムです。他のカジュアルなアイテムとも合わせやすく、コーディネートに1枚加えるだけでブランドらしいモードなスタイルを作り出すことができます。 4-3.【シューズ】アナトミカル バレエシューズ MM6のアナトミカル バレエシューズは独特なデザインと快適さを兼ね備えたブランドの個性が光るシューズです。このシューズは足の形に合わせたアナトミカルなフォルムが特徴で、長時間履いても疲れにくい履き心地を実現しています。 アナトミカル バレエシューズはMM6のシューズの中でも特に人気があり、シンプルなデザインと履き心地の良さで多くのファッションに敏感な人から支持されています。普段のスタイルに取り入れやすく、デザイン性と実用性を両立させたアイテムとしておすすめです。 4-4.【財布】ミニウォレット MM6のミニウォレットはシンプルでありながらも使いやすさと高い機能性を兼ね備えた人気のアイテムです。ブランドの特徴を反映したミニマルなデザインと持ち運びやすいサイズ感で、日常使いにぴったりの財布となっています。 このミニウォレットはシンプルで使い勝手が良いことから、多くのファッション愛好家に支持されています。普段使いにもプレゼントにも適した、スタイリッシュで実用的なアイテムです。 5.MM6を安く買うには?賢い2つの購入方法 MM6はファッション愛好家にとって憧れのブランドであり、ユニークで洗練されたデザインのアイテムを手に入れるため、できるだけ賢く買い物をしたいという方も多いでしょう。MM6のアイテムは多くの店舗やオンラインで販売されており、比較的リーズナブルな価格帯であるとはいえ、賢く安く買うための方法を知っておくとより手軽にファッションを楽しめます。 特に中古品サイトやフリマアプリ、またはキッズラインのアイテムを活用することで、お気に入りのアイテムをお得に入手することが可能です。それぞれの購入方法にはメリットがあり、自分のニーズに合わせて賢く選ぶことで、MM6のユニークなスタイルをリーズナブルに楽しむことができるでしょう。 この章では、MM6を安く手に入れるための賢い2つの購入方法を紹介します。 5-1.中古品サイトやフリマアプリ MM6のアイテムを安く買うための一つ目の方法は、中古品サイトやフリマアプリを活用することです。 MM6は人気ブランドであるため、中古市場やフリマアプリでも多くのアイテムが取引されています。これらのサイトを使うことで新品よりもお得な価格でお気に入りのアイテムを手に入れることができます。 中古品のため、新品よりも安く購入できることが多く、予算に余裕がない場合でも手に取りやすい価格帯のアイテムを見つけられます。過去シーズンのレアなアイテムや、今では買えないカラーのアイテムなども見つけることができるのも魅力のひとつ。 希少なアイテムや人気のバッグ、シューズなども見つけることができるかもしれません。 また、オンラインで24時間どこからでも探すことができるため自分が欲しいアイテムをいつでも探すことができます。商品の写真やレビューを参考にしながら、自分のスタイルに合ったものをじっくり選んでみてください。 中古品の場合は商品のコンディションを事前に確認することを忘れないでください。傷や汚れ、使用感の程度をよく確認して購入することが大切。なにか質問などがある場合には、トラブルを避けるためにも問い合わせることをおすすめします。 サイトやアプリを選ぶ際には信頼性の高いところで選ぶ事を心がけましょう。取引相手の評価やレビューを確認してから購入しましょう。 中古品サイトやフリマアプリを賢く活用することで、MM6のスタイリッシュなアイテムをお得に手に入れることができます。新品でなくても、気に入ったデザインを見つけることができれば長く使うことができます。 5-2.キッズラインは大人でも着用できる! MM6のアイテムを安く手に入れるもう一つの方法は、キッズラインのアイテムを活用することです。キッズラインは大人用のラインよりもリーズナブルでありながら、シンプルで洗練されたデザインを維持しているため、大人でもスタイリッシュに着用できます。 大人用アイテムと比べて価格が抑えられており、手の届きやすい価格帯で購入できます。新しいファッションスタイルに挑戦したい人にとっても、負担を減らしながらMM6のスタイルを楽しめます。 キッズラインといえどもサイズ展開は幅広く、大人でもフィットするアイテムガ多くあります。特にゆったりとしたトップスやオーバーサイズのアイテムはカジュアルに着こなすのに最適です。 キッズラインもベーシックでミニマルなデザインが多く、大人でもファッションに取り入れやすいです。シンプルなロゴTシャツやスウェットシャツ、バッグなどはユニセックスで幅広いコーディネートに使えます。 キッズサイズのため、試着してからの購入が理想的です。肩幅や袖丈、ウエストのサイズなど通常の大人サイズと比べるとやや小さいこともあるため、オンライン購入時はサイズ表を確認しましょう。 キッズラインを上手くコーディネートに組み込むことで、MM6の個性あるファッションをよりリーズナブルに楽しむことができます。スタイリッシュなデザインをキッズサイズで取り入れれば、新たなファッションの幅を広げることができるでしょう。 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ まとめ いかがだったでしょうか? 今回はMMとはどんなブランドなのかについて深く解説させていただきました。 MM6とは、メゾンマルジェラの派生ラインとして1997年に誕生し、ユニークでカジュアルなスタイルを提案し続けるブランドです。独自のストリート感とモードスタイルを融合させたデザインは20代から30代のファッション愛好家を中心に多くの人に愛されています。 ジャパニーズバッグ、ロゴプリントTシャツ、アナトミカル バレエシューズ、ミニウォレットなど、どれもシンプルでありながら個性的なデザインを持っていることから日常のコーディネートに新たな魅力を与えてくれます。 MM6のファッションは様々な年齢層やジェンダーを超えて愛され、幅広いスタイルに取り入れられますので、自分だけのお気に入りのMM6アイテムを見つけてみてください。ファッショナブルでカジュアルなMM6の魅力にあなたもきっと引き込まれるはずです。 みなさんにとっての参考となっていれば幸いです。
現代を生きる若者で、知らない人はほとんどいないモード系ファッションブランドの『Maison Margiela/メゾンマルジェラ』。トレンドが目まぐるしく変わる世の中でも絶対的な人気を誇っています。 しかし、人気なのはなんとなくわかっているけど、マルジェラとはどんなブランドなのかを深く知っている人はあまりいないのではないでしょうか? 今回の記事では、現代のファッショントレンドの最先端を担うマルジェラとはどういうブランドなのかについて詳しく解説していきたいと思います。ファッションに興味がある人は超必見の記事となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください! 1.マルジェラとはアンチモードに始まりモードとなる 現代ファッションの中核を担うブランドのマルジェラ。 財布や小物類においては、プチプラブランドにデザインを模倣されるほどトレンドとなっているアイテムです。 そんなマルジェラはモードブランドとして知られておりますが、実はルーツとなったのは逆の思想を持った アンチモード というスタイル。ブランド設立当時に発表されたアイテムの中には、反骨精神が垣間見えるタイトなシルエットがありました。 さて、この章ではマルジェラとはどのようなブランドなのかを解説していきたいと思います。マルジェラが影響を受けたデザイナーについても紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。 1-1.アンチモードを確立。みるみる成長するマルジェラ。 冒頭でも少しだけ触れたとおり、もともとのマルジェラはモードとは反対のジャンルであるアンチモードファッションのブランドとして生まれました。 私たちにとっては『マルジェラ=モードブランド』のイメージがあるので結構意外ですよね。 アンチモードとして始まったマルジェラは 攻め切った型破りなデザイン を次々と発表。みるみるうちにブランドバリューを高めていきます。衣服を一度解体して再構築した『脱構築』やミリタリーウェアや古着などをリメイクした『ポペリズム(貧困者)』は、現在でもマルジェラのアイテム制作に影響を与えています。 また、攻めまくったアイテムを多く発表していたことから90sロックファッションスタイルから派生した『グランジファッション』のジャンルも確立。ズタズタにダメージ加工が施されたネルシャツや、カットオフのショートデニムなどを合わせたスタイルです。 アンチモードスタイルとして生まれたマルジェラは、現在に至るまで様々なスタイルを生み出してモードファッションのトップブランドとしての立ち位置を手に入れたのです。 1-2.マルジェラが影響を受けた2名の日本人 イタリアで生まれたブランドのマルジェラですが、日本デザイナーからの影響も大きかったと言われています。 ・川久保玲(コムデギャルソン) ・山本耀司(ヨウジヤマモト) この2人がパリで起こした『黒の衝撃』が、マルジェラのモードスタイルを確立する大きなキッカケとなります。 黒の衝撃とは ・1981年に川久保玲、山本耀司らが起こしたファッションムーブメント。 ・黒を全面に押し出したモードファッション。 当時のファッション業界では黒を使うことは「ダークすぎる」「反抗を意味する」としてタブー視されていましたが、そんな固定概念に対してアヴァンギャルド(前衛的、革新的)な精神を出したのが川久保氏と山本氏。 これまでの華やかなイメージだった正統派モードファッションを無視した黒を基調とした洋服や、ボロ切れのような穴の開いたアイテムを打ち出しました。 マルタンマルジェラは、この2人が起こした衝撃に感化されて新しいモードスタイルを作り上げていったのです。 2.マルジェラのデザイナーとその歴史 川久保玲氏や山本耀司氏が起こした『黒の衝撃』に感化されてアンチモードのジャンルを確立したマルジェラ。 創業から現在の位置にいたるまでには、多くのトップブランドの経験を経験していたのです。 この章では、現在の私たちの生活では当たり前になったブランドを作り上げたマルジェラの歴史について解説していきたいと思います。 2-1 創設者マルジェラの生い立ち メゾンマルジェラの創設者である『マルタン・マルジェラ』は、1957年にベルギーで生まれました。 1977年にはファッションを学ぶためにアントワープ王立芸術学院へ入学。この時は”アントワープの6人”と呼ばれる有名デザイナーが在籍していた時期でもあるので黄金期だったとも言えます。 アントワープの6人に数えられるデザイナーは以下の通りです。 ・ドリス ヴァン ノッテン ・ダーク ビッケンバーグ ・アン ドゥムルメステール ・ウォルター ヴァン ベイレンドンク ・ダーク ヴァン セーヌ ・マリナ イー マルタン マルジェラを含むアントワープの6人は、川久保氏と山本氏が起こした 黒の衝撃 に影響を受けたデザイナーとしても知られています。 アントワープ王立芸術学院を卒業したマルタン氏は、1984年にジャン・ポール・ゴルチエのコレクションを見て感銘を受けたことにより、ゴルチエのアトリエで助手として働くことになります。ゴルチエに務めていたころはデザイナーとしてインタビューを受けていたり、撮影時に体を動かす存在でしたが、3年後には退職しました。 ゴルチエを退職してから1年後の1989年、自身のブランドである『メゾン・マルタン・マルジェラ』をビジネスパートナーのジェニー・メイレンスと共に、フランスのパリで立ち上げることに。パリコレで盛大なデビューを飾ったマルジェラのアンチモードデザインは『デストロイコレクション』と称され、話題となりました。 2-2.エルメスのディレクターとしてのマルジェラ 自身のブランド『メゾン・マルタン・マルジェラ』を立ち上げた後の1997年。 マルタン氏は、現代のアルチザンと呼ばれるファッションブランド『エルメス』のレディースラインのデザイナーに抜擢。当時マルタン氏が手がけたアイテムは『通称:マルジェラ期』と呼ばれ、現在でもかなりの人気を博しています。 当時マルタン氏が生み出していたエルメスのアイテムは、アンチモードではないシンプルで洗練されたデザイン。自身の思想をかなり抑えて、エルメスのブランドイメージに合わせたアイテム展開を幅広く行っていました。 エルメスのレディースデザイナーとして活躍したマルタン氏でしたが、2003年に退任。そこから自身のブランド1本に絞って2008年までデザイナー活動を続けます。 ちなみに… 当時のマルタンはかなり有名なデザイナーであったのにもかかわらず、表舞台には顔を滅多に出さない人としても知られており、匿名での活動を貫いていました。 その後、2009〜2014年まではデザインチーム制を採用してブランドを続けていたメゾンマルジェラ。この時期はメディアからの取り扱いが大幅に減っていたとの話もあったりしますが、日本での店舗展開を積極的に始めたのは2000年に入ってから。 2000年9月に恵比寿にオープンした『Maison Martin Margiela Tokyo』をはじめとして、2011年には広島と大分、2012年には名古屋にも展開しています。 ブランドとしての価値も著しく低下を見せていましたが、そんなマルジェラに救世主が現れて復活を果たします。 2-3. 2014年、ジョン・ガリアーノがデザイナーに。新しいマルジェラの誕生。 2014年にマルジェラのデザイナーとして『ジョン・ガリアーノ』が就任。 低迷期を迎えていたマルジェラですが、この1人のデザイナーによって復活を果たします。 ジバンシィやアレキサンダーマックイーン、クリスチャンディオールなどの有名ブランドでも経験もある天才デザイナーです。人種差別発言をしたことによってディオールから解雇されてしまいますが、過去の功績を称えられてマルジェラのデザイナーに抜擢。 15AWに発表されたデビューコレクションでは、異なる素材を組み合わせてシルエット全体に深みを与えるデザインのアイテムが多く展開されていました。 2015年1月には『Maison Margiela/メゾン マルジェラ』にブランド名を変更。ジョン氏がマルジェラに入ってからブランドは新しく生まれ変わり、売り上げも倍増したといわれているので”新生マルジェラ”の誕生と言っても過言ではないでしょう。 ジョン氏自身も「私もブランドで新たな一歩を生み出せることが楽しみだ」とコメントしていることから、マルジェラに掛ける熱い想いが伝わってきます。 また、マルジェラの名作である『5AC』や『グラムスラム』などもジョン氏が生み出したアイテム。現在のマルジェラにとって、彼は絶対になくてはならない存在と言えるのです。 おすすめ記事 https://estime.co.jp/column/dior/ 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 3.マルジェラのタグの糸は切らないのが正解!?タグの秘密と意味 マルジェラといえば、タグのイメージが強いですよね。 実はマルジェラのブランドタグと品質タグには深い秘密と意味があるんです! この章では、マルジェラのアイコンとして知られているタグについて深く解説していきたいと思います。カレンダータグの番号の意味や品質タグの代理店表記についても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください! 3-1.しつけ糸はマルジェラの証。 マルジェラといえば、4つのしつけ糸で付けられた真っ白なタグ。 ブランド表記のないタグであるにもかかわらず、不思議とマルジェラのアイデンティティとなっています。何も書かれずに生み出されたこのタグには、ブランド創業を共に支えたジェニー・メイレンスの「ブランドではなく、純粋に服へ目を向けてほしい」という想いが込められていました。 当初マルタン氏は、真っ白なタグのアイデアには賛成していませんでしたが「4つのしつけ糸が洋服の上からはっきりわかるように縫いつけること」を条件として、最終的にOKを出しました。 インターネットなどを見てみると、マルジェラのブランドタグは切るのが正解なのかどうかで意見が飛び交っていますが、創業者の二人の思いを汲み取るのであればブランドタグは外して置くのが正解なのではないかと考えています。 とはいえ、マルジェラのアイデンティティを外すのはもったいない!と感じてしまう気持ちもめちゃくちゃにわかるので、筆者はマルジェラのタグは外さない派にも強く賛成です。笑 4本のしつけ糸で付けられた真っ白なタグは、ブランド表記は無くともマルジェラのアイテムを証明するものとして知られています。 3-2.カレンダータグはラインを表す 真っ白なブランドタグと共に、マルジェラのアイデンティティとして知られているカレンダータグ。先述したタグと同じくブランド名の表記はないのですが、コチラのタグにはコレクションを意味する番号が1〜23までプリントされており、番号を〇で囲うことによってラインが分けられます。 それぞれの番号の意味は以下の通りです。 〇で囲われている番号 意味 展開アイテム 0 手仕事により、フォルムをつくり直した女性のための服 ・アーティザナル(職人)コレクション ・リメイク品など 0,10 手仕事により、フォルムをつくり直した男性のための服 ・アーティザナル(職人)コレクション ・リメイク品など 1 女性のためのコレクション(ラベルは無地で白) ・コレクションで発表される新しい服 3 フレグランスのコレクション ・香水 4 女性のためのワードローブ ・定番アイテム ・過去のリバイバル品など 6 レディースウェアライン ・レディースライン ・後にMM6へ独立する 8 アイウェアのコレクション ・眼鏡 ・サングラス 10 男性のためのコレクション ・コレクションで発表される新しい服 11 女性と男性のためのアクセサリーコレクション ・バッグ、財布小物 ・リングなどのアクセ 12 ファインジュエリーのコレクション ・ダイヤモンドや色石が付いたアクセサリー 13 オブジェと出版物 ・ランプやマトリョーシカなどの雑貨小物 ・ノートや本などもある 14 男性のためのワードローブ ・定番アイテム ・過去のリバイバル品など 22 女性と男性のためのシューズコレクション ・タビシューズが有名 ・スニーカーやパンプス MM6 6番からの派生ライン ・6番よりもカジュアルでストリートなデザイン。 ・2024年にはシュプリームとコラボを実現。 ・ブランドの中核を担っている。 ※意味を持たない番号もあります。 3-3.品質タグの代理店表記によって年代が分かれる マルジェラはブランドタグだけでなく、内側に縫い付けられた品質タグにも意味があります。品質タグを見てみると、代理店表記の仕方やブランド名の表記の仕方などからアイテムが展開された年代をざっくりと判別できます。 ちなみに…代理店表記とは 海外ブランドのアイテムに付けられる日本の会社名。国内正規代理店を通して仕入れたものに関しては必ずあります。古着屋では代理店表記がないアイテムは取扱していない場合が多いです。 マルジェラの代理店表記については以下の通りです。 ※AW=秋冬、SS=春夏 シーズン 代理店表記 タグの特徴 ~96AW 無し ・通称青タグ ・最初期なので詳細な年代は特定不可 97SS ~ 00SS (株)オリゾンティ ・日本初の正規代理店 ・MISS DEANNAの名前が記載されていることもある 00AW ~ 01AW KOKONOE CO. LTD ・代理店表記変更 ・後述するここのえ株式会社と同じ ・初期のここのえは英語表記 02SS ~ 04AW ここのえ株式会社 ・代理店表記変更 ・この時期からひらがな表記 ・品質タグが2枚に分かれている 05SS ~ 08AW ここのえ株式会社 ・これまで2枚だったタグが1枚になる ・MAISON MARTIN MARGIELA 表記 09SS ここのえ株式会社 ・1枚タグ ・Maison Martin Margiela 表記 09AW ~ 11SS ここのえ株式会社 ・1枚タグ ・カレンダー表記 ・Maison Martin Margiela 表記 11AW ~ 15AW (株)スタッフインターナショナルジャパン ・代理店表記変更 ・カレンダー表記 ・Maison Martin Margiela 表記 16SS ~ 17AW (株)スタッフインターナショナルジャパン ・カレンダー表記 ・Maison Margiela 表記 18SS 株式会社マルジェラジャパン ・代理店表記変更 ・カレンダー表記 ・Maison Margiela 表記 4.圧倒的名作。マルジェラが生み出したアイコンアイテム5選。 様々なラインを展開し、多くの若者を中心に人気を集めているマルジェラ。 個性的なアイテムを展開しているマルジェラですが、その中でも名作と呼ばれるアイテムがいくつかあります。 今回紹介したいアイテムは以下の通りです。 ・八の字ライダース ・ドライバーズニット ・エルボーパッチニット ・タビシューズ ・ジャーマントレーナー この章では、マルジェラが展開しているアイテムの中でも、圧倒的名作と呼ばれる上記5点について紹介していきたいと思います!持っていたら注目されること間違いなしなので、ぜひ最後までご覧ください! 4-1.八の字ライダース まずはフロントポケットのファスナーが八の字になっているライダースジャケット『通称:八の字ライダース』。マルジェラ好きのみならず、古着好きであれば喉から手が出るほど欲しい名作のひとつです。 八の字ライダースが初めて登場したのは1998年。創業者であるマルタンマルジェラが手がけた本人期のアイテムとして生まれました。リリースされてから現在に至るまで、形は大きく変わることなく多くの人々から愛され続けています。 ライダースジャケットにはダブルタイプとシングルタイプがありますが、八の字ライダースのデザインはシングルタイプのみ。ミニマルファッションにベストマッチするシンプルなデザインです。 ※弊社でも、ここのえタグの八の字ライダースを買い取ったことがあるのですが、マルジェラのアイデンティティを感じられてシビれました…! 4-2.ドライバーズニット 八の字ライダースと並んで、定番アイテムとして知られる『ドライバーズニット』。 創業期からマルジェラを支える圧倒的名作です。 ドライバーズニットはもともとトラックの運転手が着ていたアイテムがルーツとなっており、正面のファスナーは上からでも下からでも開閉できるような仕様であることが特徴的です。上にダウンベストを羽織って、レイヤードコーデを組んでもカッコいいですね! マルジェラが展開しているドライバーズニットは、素材にウールを使用していることから、保温性や着心地も抜群。肉厚に作られているので1枚着るだけでバシッとキマります!最近では、ファストファッションブランドでも同じような形のドライバーズニットが展開されているほど、人気の高いデザインのアイテムです。 4-3.エルボーパッチニット シンプルでもド定番の『エルボーパッチニット』。 その名の通り、肘部分にあて布(パッチ)がつけられているニットトップスです。 カーディガンやプルオーバーのニットはもちろんですが、中でもおすすめしたいのはニットポロシャツ。マルジェラの隠れた名作として数年に一度、不定期で登場します。 昨今トレンドとなっているトラッドファッションやミニマルファッションには最適なアイテムです。エルボーパッチは艶のあるレザーから起毛素材のスエードまで幅広くありますので、個人のファッションスタイルに合わせて選ぶことができます。 また、カラーリングもグレーのボディにブラウンのエルボーパッチを合わせていて、コントラストをつけたものが多いので、シンプルになりすぎずに楽しむことができます。 4-4.タビシューズ レディースマルジェラの超名作。『タビシューズ』。 その名の通り、足袋のようにつま先が2つに分かれているシューズです。公式サイトではスプリットトゥシューズとも記載されています。 タビシューズはマルジェラのデビューコレクションである89SSコレクションで初めて登場したアイテム。顔面を覆い隠し、赤いペイントが施されたタビを履いたモデルがランウェイに現れたときは、ファッション界に凄まじい印象を与えることになりました。 創業者のマルタン氏は、白いランウェイに赤い足跡を付けたらタビブーツの存在に気づいてくれると感じていたそうです。 誕生から現在に至るまでの約35年間、マルジェラのアイコンアイテムとしての立ち位置を確立してきたタビブーツ。今後もブランドを支えていくことに間違いないでしょう。 4-5.ジャーマントレーナー ミリタリーシューズの代表格。『ジャーマントレーナー』。 ジャーマントレーナーとは、1970〜1980年代に西ドイツ軍が履いていたミリタリーシューズのこと。無駄なデザインを省いたシンプルなデザインが特徴的です。モードファッションのみならず、幅広いファッションに合わせることができるので、マルジェラのアイテムの中でもかなりおすすめのアイテムです。 現在では多くのブランドがジャーマントレーナーを製作していますが、マルジェラが初めて出したのは1998年のこと。八の字ライダースと同じく本人期に誕生した名作で、REPLICAシリーズのアイテムとして展開されています。 また、ルーツとなった西ドイツ軍のジャーマントレーナーと同じく、バルカナイズ製法で作り上げられていることから、美しいシルエットを保ちながらも高い耐久性を実現しています。 ちなみに…バルカナイズ製法とは ・硫黄を加えたゴムソールと靴の本体を接着し、熱と圧力を掛ける製法。 ・手作業の工程が多いことから、熟練の職人技術が必須。 ・国内でもごくわずかな工場でしか生産することができない。 5.【レディース】マルジェラの人気アイテム3選 ここからはマルジェラのレディース人気アイテムについて紹介していきたいと思います。 5-1.【バッグ】5AC 16SSコレクションで初めて登場してから、現在のマルジェラを代表するバッグの5AC。 ジョンガリアーノがデビューで手がけたアイテムとして大きな注目を集めました。 5ACはフランス語でバッグを意味する『SAC』という言葉が由来。『5』を『S』に変換して名づけられています。取り外し可能なライナーが特徴的なデザインとなっており、マルジェラだからこそ作り上げられたバッグです。 モードスタイルにしか合わせられないと思われがちですが、ガーリーなストリートファッションやシンプルなカジュアルファッションに合わせてもカッコ良く決まります。 5-2.【バッグ】グラムスラム 5ACに続いて、マルジェラのアイコンバッグとして人気を集めているグラムスラム。 インターネットでは”枕バッグ”や”雲バッグ”とも呼ばれており、触ったときのムニっとした感触が気持ちよくてクセになります。 18SSコレクションで初めて姿を見せたグラムスラムはサイズ展開やバリエーションも豊富となっており、オーソドックスなショルダーバッグをはじめ、バックパックやボディバッグなどの展開があります。性別に左右されずに使うこともできるので、ペアで使ってもオシャレです。 現代のトレンドを作り上げているマルジェラのアイコンバッグのグラムスラム。みなさんもぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか? 5-3.【アパレル】スラッシュディテールデニム デニムパンツと言われたら、スラッシュディテールデニム。 太もものサイド部分に切り込みのダメージ加工が入ったデニムパンツです。最近では、K-POPアイドルのステージ衣装にも使われていることが多いので、気になっている方も多いかと思います。 ルーズシルエットでありながらも、ウエスト周りはタイトにつくられているので美脚効果のあるパンツとしても知られております。マルジェラの名作であるタビブーツと合わせたら、最高のモードファッションが完成します。 6.【メンズ】マルジェラの人気アイテム3選 前章に続いて、マルジェラのメンズ人気アイテムを3つ紹介していきたいと思います。 6-1.【財布】コンパクトウォレット メンズのコンパクトウォレットといえばマルジェラ。と言っても過言ではないほどトレンドになっているアイテムです。 中でも一番おすすめなのは3つ折りのコンパクトウォレット。ポケットに入れても鞄に入れても邪魔になることはないのでノーストレス。マルジェラのアイコンである4本のしつけ糸が全面に出たデザインなのでマルジェラ感を存分に楽しむことができます。 女子ウケもかなりいいアイテムになるので、モテたい男性は必見のアイテムです! 6-2.【アクセサリー】ナンバリングリング マルジェラのメンズアクセサリーといえばナンバリングリング。 アイコンデザインであるカレンダーがデザインされたリングです。 番号は11番となっているので、男女兼用で使えるアイテムとなっておりますが、特に男性から人気のリングとなっています。中古品ショップや古着屋でもメンズのエリアに置かれていることが多いです。 モードファッションのアクセサリーを選ぶとき、デザインが派手なものが多くて気が引けてしまうことが多いと思いますが、ナンバリングリングはシンプルなデザインなのでどんな服装にも合わせることができます。 モードファッション初心者にはかなりおすすめしたいアクセサリーです。 6-3.【香水】REPLICA レイジーサンデーモーニング インターネットを見ていると、おすすめアイテムに出てくるのはバッグやアパレルばかりではないでしょうか? そんな中で、筆者があえておすすめしたいのは香水。レイジーサンデーモーニングはメンズフレグランスでは超人気の香りです。女子ウケもかなりいいみたいですよ! REPLICAシリーズの香水の中でも最高傑作と言われるレイジーサンデーモーニングは、ムスクをメインとしたスッキリとした清潔感のある香り。男女問わずに香水の好印象を与えてくれるのでどんなシーンでも使うことができます。 筆者もムスクの香りが好きなので、今度買ってみようと思ってます。(笑) 全国出張、現金買取 \簡易査定お気軽にご相談下さい/ 7.マルジェラを着用している芸能人 人気アイテムや名作を多く展開しているマルジェラ。一般層の人だけでなく、多くの芸能人にも愛されているブランドです。 この章では、マルジェラを着用している芸能人5選を紹介していきたいと思います! 7-1.タレント 田中みな実さん タレントの田中みな実さんが愛用しているマルジェラのアイテムは『タビブーツ』。なんと5足も持っている程のタビ愛用者です。 田中みな実さんの服装はシンプルでカジュアルな印象ですが、タビブーツを履くことによって一気にモードファッションを作り上げています。田中さん自身も「タビをコーディネートに取り入れたらコンサバファッションがモード寄りになる」と話していました。 7-2.NiziU マヤさん 日本でも大人気のK-POPアイドルグループ・NiziUのマヤさんも、マルジェラを着用している姿が見受けられました。 2021年にリリースされた大ヒット曲『Take a picture』で着用していたのはマルジェラのボディースーツ。シアー素材で作られたライトブルーのかわいらしいアイテムです。 セクシーさはありつつもモードの世界観を崩しすぎない着こなしを魅せています。 7-3.タレント 高橋愛さん 元モーニング娘。の高橋愛さんは、マルジェラのロゴTシャツを着用。実際に着ている姿をInstagramに投稿していました。 投稿されている写真をよく見てみるとロゴが逆さまにプリントされており、定番なアイテムでもモード感を忘れないマルジェラの思想が感じられます。 また、スマホケースもマルジェラを使っていることから、高橋さんはかなりのマルジェラファンだといえます。 7-4.俳優 菅田将暉さん 年齢層や性別を問わず、多くの人々から愛されている俳優の菅田将暉さんもマルジェラを愛用しています。 菅田将暉さんが着用しているのは19AWオーバーサイズニット。ネップニットで作られていることによって、単色ではなく若干の抜け感が生まれます。 Sサイズでも一般的なアパレル製品と比べたら大きめのサイズになりますので、オーバーシルエットが好きな方にはかなりおすすめです。 7-5.俳優 成田凌さん 俳優の成田凌さんはマルジェラのアノラックパーカーを着用しています。 スウェーデン軍のM-39からインスピレーションを受けて作られたこのアウターは、ベージュカラーで柔らかい印象を与えてくれます。 また、成田さんは2022年に先述したREPLICAシリーズのアンバサダーに選ばれました。日本人としては初めての事で、成田さん自身も光栄に思っているとコメント。実際に使っている香りはレイジーサンデーモーニングだそうです。 まとめ いかがだったでしょうか? 今回は、モードの前衛ブランドであるマルジェラとはどんなブランドなのかについて解説させていただきました。 マルジェラとは、元々はモードスタイルに反発するアンチモードの精神を持ったブランドとして設立されました。そこから八の字ライダースやドライバーズニットなどの名作アイテムを多く生み出して、現在はモードファッションのトップブランドとして君臨しています。 この記事が、皆さんにとっての参考となっていれば幸いです。
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