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2026年2月27日

ダイヤモンド「1カラット」の大きさは?値段や重さとの関係を徹底解説!

宝石

ジュエリーを選んでいると必ずと言っていいほど目にする「カラット」という言葉。その中でも「1カラット」は宝石の代名詞ともいえる憧れのボリュームですが、実際にどれくらいの大きさなのか、具体的なイメージが湧かずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

「1カラット」と聞くと、つい見た目の「大きさ」のことだと思いがちですが、実「カラット」とはダイヤモンドの「重さ」を表す単位のことです。そのため、カットの仕方やデザインによって、目に見えるサイズ感は微妙に異なってくることがあります。また、ひと粒で1カラットあるのか、小さな石を合計して1カラットなのかによっても、その輝きや価値は大きく変わります。

この記事では、1カラットのダイヤモンドの正確な重さや直径、他のサイズとの比較、そして気になるお値段の目安まで詳しく解説します。一生もののジュエリー選びで後悔しないために、1カラットという基準を正しく理解して、あなたの手元を最も美しく彩るダイヤモンドを見つけるヒントにしてくださいね。

1.【基本定義】1カラットとは?

ジュエリーの世界において、ダイヤモンドの価値を語る際に頻繁に使われる言葉が、「カラット(ct)」です。多くの人が、この言葉をダイヤモンドの見た目のサイズや面積のことだと思い込んでいますが、実際にはその本質は全く別のところにあります。カラットについて誤解したままだと、せっかく購入したダイヤモンドがイメージと違う…とがっかりしてしまうことにもつながりかねません。

まずはこの「カラット」という単位が指し示す正確な定義を、詳しく見ていきましょう。

1-1.カラットは「大きさ」ではなく「重さ」の単位

ダイヤモンドのカラットは、一言で言えば「重さ(質量)」を表す単位です。宝石店で「1カラットのリング」や「1カラットのネックレス」という表記を目にすると、つい「どれくらい大きな石なのか」という視覚的な広がりを想像してしまいがちですが、正確には「そのダイヤモンドが何グラムあるのか」を指しているということを理解しておく必要があります。

なぜダイヤモンドにおいて、長さや直径ではなく「重さ」が絶対的な基準として採用されているのでしょうか。それは、ダイヤモンドは見た目の大きさだけでは美しさが決まらないからです。たとえば正面から見たときに同じ直径のダイヤモンドでも、厚みがあるものと厚みがないものでは光の反射が異なります。ダイヤモンドは光を取り込んで、内部で反射させる性質があります。その反射によってどれほど輝くのかが変わるのです。つまり、ただ見た目が大きいだけでは美しいダイヤモンドとは言えないということを覚えておいてください。

もし見た目の直径だけで価値を決めてしまうと、内部にたっぷりとした質量(重さ)を持ち、力強い輝きを放つ石が正当に評価されないという不都合が生じます。そのため、世界中で共通の価値基準として、嘘のつけない数値である「重さ=カラット」が選ばれたと言われています。

また、ダイヤモンドは炭素のみで構成されており、その比重(密度)は極めて一定です。そのため、標準的なプロポーションでカットされた場合、「重さ」が決まれば「おおよその直径」も理論上決まってきます。しかし、あくまでも取引の基準は「重さ」にあります。0.1ミリ単位の見た目の違いよりも、0.001グラム単位の質量の違いが、ダイヤモンドの希少性を決定づけるのです。

ダイヤモンドの評価において、カラット数こそがもっとも重要だという人もいます。さまざまな価値観の人がいますが、そのような考え方はあながち間違いとも言えません。それほど、カラット数はダイヤモンドの価値において重要な位置を占めるのです。

1-2.1カラットの具体的な重さはどれくらい?

現在、国際的な度量衡の基準によって、1カラットは正確に「0.200グラム(200ミリグラム)」と定められています。1カラットが0.2グラムと聞いて、意外と軽いと驚いた人もいるでしょう。ですが私たちが普段の生活で「軽い」と感じる単位よりもさらに繊細な、わずか0.2グラムという世界が、ダイヤモンドの価値を分ける境界線となっています。

この「0.2グラム」という質量を、より具体的にイメージしていただくために、身近なものと比較してみましょう。まず、誰もが手にする1円玉を思い出してください。1円玉の重さはちょうど1.0グラムです。つまり、1カラットのダイヤモンドは1円玉のちょうど5分の1の重さということになります。1カラットのダイヤモンドを5粒集めてようやく1円玉1枚分になるという、非常に緻密な世界であることがわかります。

しかし、このわずか0.2グラムという数字の裏には、気の遠くなるような希少性が隠されています。ダイヤモンドの原石は、地中の奥深くから採掘されます。ですが私たちがダイヤモンドと聞いてイメージするような、透明感が高くキラキラと輝く姿で採掘されるわけではありません。これから成長する人のことを「ダイヤモンドの原石」と言うことがありますよね。ダイヤモンドの原石は、まだ輝いていない、ジュエリーとしては使用できないものばかりなのです。

私たちが目にする1カラットの輝きは、地球が数億年という時間をかけて作り上げ、その後人の手によってもっとも輝くように磨かれた、わずか0.2グラムの奇跡の結晶と言えるでしょう。

1-3.カラットの語源と歴史

カラットという言葉は、地中海沿岸に広く自生する「イナゴマメ(カロブ)」という植物の種子に由来すると言われています。このイナゴマメは、ギリシャ語で「keration(ケラティオン)」と呼ばれており、これが転じて現在の「カラット」になりました。

なぜイナゴマメの種子が、宝石の重さの単位であるカラットの語源になったのでしょうか。実は、イナゴマメの種子は、不思議なことに一粒一粒の重さが極めて一定しており、乾燥させると約0.2グラムという等しい質量を保つという特徴がありました。その特徴を利用して、古代ギリシャの人々はイナゴマメの種子を分銅代わりにさまざまなものの重さを計ったと言われています。

古代、現在のようなデジタル天秤はおろか、精密な分銅さえも普及していなかった時代、商人たちは宝石や金の重さを正確に量る方法を模索していました。そこで彼らが注目したのが、乾燥させたイナゴマメの種子でした。

この「天然の分銅」は、地域や国を跨いでも信頼できる共通の物差しとして、古代の市場で広く利用されるようになったと言われています。

1カラットを何グラムにするかは、実は古くは統一されていませんでした。しかし1913年にアメリカで「1カラット=0.2グラム」と決められたのをきっかけに、この重さが世界の基準になっていったのです。

2.1カラットのダイヤモンドは実際どのくらいの大きさ?

重さの単位であることが理解できたところで、次に気になるのは「視覚的なサイズ感」ですよね。ダイヤモンドで重要なのは正面から見たときの大きさではないとは言っても、やはり大きなダイヤモンドはとても華やかで、心惹かれます。実際に1カラットがどれくらいの大きさかというのは、ダイヤモンドなどの宝石を購入するときにとても重要なポイントです。

そこでこの章では、1カラットのダイヤモンドを実際に指の上に乗せたときやネックレスとして胸元に飾ったときに、どのような見え方をするのかを詳しく見ていきましょう。

2-1.1カラットのダイヤモンドの大きさの目安

宝石をジュエリーに加工するときに欠かせないのが「カット」です。採掘された宝石はできるだけ美しく、できるだけ価値があると評価されるようにカットされます。さまざまなカットがある中で、ダイヤモンドをもっとも美しく見えると言われるのが「ラウンドブリリアントカット」です。ラウンドブリリアントカットはダイヤモンドの表面が58面の三角形とひし形で構成され、理想とされる角度や一面の大きさの比率が決まっています。そのため、ラウンドブリリアントカットを施された1カラットのダイヤモンドの直径は、約6.5mm前後が標準的な目安とされています。

数値だけを聞くと「1カラットって、意外と小さい?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に手に取ってみると、その印象は大きく変わります。ダイヤモンドは光を反射して輝く性質を持っているため、実際の直径よりも一回り大きく膨張して見えるという視覚的な特徴があるからです。特に、1カラットというサイズは、光を効率よく取り込むのに十分な面積と体積を備えています。そのため、指に装着した際には、手元を動かすたびに溢れるような輝きが広がり、数値以上の圧倒的な存在感を放つことになります。

また、1カラットという大きさは、ジュエリーとしての「使い勝手の良さ」と「華やかさ」が両立する絶妙なラインだとも言われています。これより小さいと可憐な印象が強まり、これより大きくなるとパーティーシーンのような特別な場にふさわしい重厚感が出てきますが、1カラットは日常の少し贅沢なシーンからフォーマルな席まで、幅広く対応できる「一生もののサイズ」として、多くの女性に選ばれ続けています。

2-2.0.3ctや0.5ctと並べた時の見た目の比較

※画像はイメージ

次に、1カラットと、それ以外のよく選ばれるサイズとの違いを具体的に見ていきましょう。比較対象として、婚約指輪で最も選ばれることが多い0.3カラット、およびそのワンランク上の0.5カラットを挙げてみます。

まず、0.3カラットのダイヤモンドの直径は約4.3mmです。これに対して1カラットは約6.5mmですので、直径の差は約2.2mmとなります。数字の上ではわずかな差に見えますが、面積比で計算すると、1カラットは0.3カラットの約2倍以上の広さを持つことになります。実際にふたつのダイヤモンドを横に並べて見比べると、0.3カラットが「キラリと光る控え目な一粒」という印象であるのに対し、1カラットは「存在感のある人目を引く主役級のジュエリー」という、全く異なる表情を見せてくれます。

続いて0.5カラットとの比較です。0.5カラットの直径は約5.2mmです。1カラットとは約1.3mmの差ですが、こちらも面積で見ると一回り大きく、存在感の違いがあります。さらにダイヤモンドは立体的な構造をしているため、カラット数が増えるということは、直径だけでなく「深さ(高さ)」も増していくことを意味します。そのため、1カラットのダイヤモンドは正面から見たときの大きさだけでなく、斜めや横から見たときの奥行きや、光が石の内部を反射する輝きの強さが、0.5カラット以下とは明らかに一線を画するようになります。

このように、カラット数が段階的に上がるにつれて、ダイヤモンドは単にサイズが大きくなるだけでなく、光を操る「奥行き」が深まっていきます。0.3カラットや0.5カラットのダイヤモンドも、もちろん悪いものではありません。派手すぎない、控えめなジュエリーを楽しめるといった良さも、それぞれの好みやジュエリーを身につける状況によってちょうどよいものになるでしょう。ですが1カラットという大台に乗ったときに得られる満足感は、こうした物理的なサイズ以上の、精神的な充足感にも繋がっているのかもしれません。

2-3.同じカラット数なのに大きさが違うのはなぜ?

ここで、非常に重要なポイントについても触れておきましょう。それは「同じ1カラットであっても、見た目の大きさが異なる場合がある」ということです。重さが同じ0.2グラム、1カラットであっても、肉眼で見たときのサイズ感が違って見えるのは、カットの方法の違い、あるいはカットの品質が主な原因と考えられます。

現在、ダイヤモンドの美しさ・輝きをもっとも引き出すのはラウンドブリリアントカットだとされています。ですが、ラウンドブリリアントカットが確立されたのは実は18世紀の初頭と、宝石の歴史から考えるとごく最近のこと。それまで人々はさまざまなカットを試行錯誤してきました。そのため、18世紀以前のアンティークジュエリーなどはラウンドブリリアントカットではなく、同じ1カラットでも大きさが異なって見えることがあります。

また、新しいジュエリーでも、デザインの関係で異なるカットをされることがあるので、注意が必要です。

ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すラウンドブリリアントカットの中でも、理想的な角度や比率でカットされたものを「エクセレント・カット」と呼びます。ですが、すべてのダイヤモンドがこの理想通りにカットされているわけではありません。採掘される原石の形はひとつひとつ違いますし、人の手によって加工されるものですから、職人の技術にも差があります。そのため、同じラウンドブリリアントカットの1カラットのダイヤモンドでも、すべてが同じ形になるというわけではないのです。

また、ダイヤモンドの留め方(セッティング)によっても、視覚的な大きさは左右されます。石の周りを地金で囲む「ベゼルセッティング(覆輪留め)」であれば、地金の分だけ一回り大きく見えます。

カット方法やデザインによっても見た目は変わりますので、カラット数だけにこだわるのではなく、ジュエリー全体を見て判断することも必要です。

3.カラットと値段の関係

ダイヤモンドを購入するときに、避けて通れないのが価格の問題です。1カラットという重さは、ダイヤモンドの世界においてひとつの大きな基準となっており、このラインを越えるかどうかで市場価値は大きく変動します。なぜカラット数と値段が単純な比例関係にないのか、その仕組みを詳しく見ていきましょう。

3-1.カラット数が増えると値段は上がる

ダイヤモンドの価格決定において最も特徴的なのは、カラット数が増えるにつれて、価格が「倍々」に近い勢いで跳ね上がっていくという点です。単純に考えれば、カラット数が2倍になれば値段も2倍に、3倍になれば値段も3倍になると思いますよね。ところがダイヤモンドの場合はそうではなく、カラット数が2倍になれば値段は4倍に、カラット数が3倍になれば9倍になると言われています。

また、1カラットという数字は、投資や資産価値の面でも一つの基準となります。世界中のオークションや取引所において、1カラット以上のダイヤモンドは一定の資産性が認められやすく、需要が安定しています。この「誰もが欲しがる世界共通の基準」であることも、価格を押し上げる大きな要因の一つと言えるでしょう。

3-2.ダイヤモンドの値段は4Cで決まる

カラット数が値段の大きな土台を作ることは間違いありませんが、最終的な価格を決定するのは、米国宝石学会(GIA)が定めた世界共通の4つのダイヤモンドの評価基準「4C」のバランスです。1カラットという重さ(Carat)に加え、以下の3つの「C」の要素がどのように組み合わさるかによって、同じ1カラットでも価格には数百万円単位の差が生じることもあります。

まずは「カラー(Color)」です。ダイヤモンドは無色透明に近いほど希少価値が高まります。無色透明のDランクを最高として、E、Fと続きZランクまでに分けられます。1カラットの大粒になると、石の面積が広いため、わずかな色の変化も肉眼で認識しやすくなります。そのため、1カラットの石を選ぶ際は、カラーのランクを一つ上げるだけで価格が大きく変動します。

次に「クラリティ(Clarity)」透明度です。石の内部の異物(インクルージョン)や表面の欠け(ブレミッシュ)がどれだけ少ないかを評価します。大きな石ほど内部を見渡せる範囲が広くなるため、不純物が目立ちやすくなるという性質があります。1カラットで「内包物が一切見当たらない」レベルの石は、その希少性から非常に高値で取引されることになります。

そして、4Cの中で唯一人間の技術が介在するのが「カット(Cut)」です。カットが評価されるのはラウンドブリリアントカットのダイヤモンドのみ。ラウンドブリリアントカットの理想とされる形にもっとも近いものは最高ランクの「エクセレント(Excellent)」、その中でも、さらに条件を満たしたものは「3EX(トリプルエクセレント)」などと呼ばれ、1カラットの存在感を最大限に引き出すために欠かせない要素となります。

1カラットのダイヤモンドの値段を見る際は、これら「4C」のパズルの組み合わせを見ているのだと考えてください。重さという「量」の価値と、カラー・クラリティ・カットという「質」の価値が掛け合わさることで、その石だけの唯一無二の価格が導き出されているのです。

3-3.カラット数が大きいダイヤモンド=良いダイヤモンドではない

ジュエリー選びにおいて、私たちが意識しておきたいのは「数値の大きさ」が必ずしも「美しさ」やと直結するわけではないという点です。

重さが1.2カラットあるものの、カットが悪いために輝きが鈍く、内包物が目立つダイヤモンドがあったとします。一方で、重さは0.8カラットですが、最高ランクのカットが施され、無色透明で力強く眩い光を放つダイヤモンドがあるとしましょう。この二つを並べたとき、多くの人が「美しい」と感じ、手元を明るく彩ってくれるのは後者の0.8カラットであることも少なくありません。

1カラットという数字に強くこだわりすぎると、限られた予算の中で「質」を妥協せざるを得なくなることがあります。しかし、ダイヤモンドの最大の魅力は、その物理的な重さではなく、光を反射して輝く「煌めき」にあります。どれだけ重さがあっても、輝きのない石は、どこか沈んだ印象を与えてしまう可能性があります。

「1カラット」という数字を気にしすぎるのは良いことではありません。0.7カラットや0.9カラットなど、1カラットにわずかに届かない石の中には、非常に高い品質でありながら1カラットを超えていないために、コストパフォーマンス良く手に入る「隠れた名品」が存在することもあります。

最終的にそのダイヤモンドを身につけ、共に時を刻むのはあなた自身です。大事なのは鑑定書に書かれた数字ではなく、どれだけ心が弾むか。「見るだけでワクワクする」「身につけるといつもより頑張れる」。そんなふうに思えるジュエリーを探すことこそが、あなたにとっての「良いダイヤモンド」を決める本当の基準になるはずです。1カラットという目標を持ちつつも、全体のバランスを見極めながら選ぶことで、結果として最も満足度の高い、価値ある一品に出会うことができるようになるでしょう。

4.ジュエリーを選ぶ際のチェックポイント

ダイヤモンドの1カラットがどのようなものかを理解したところで、実際にジュエリーとして選ぶ際に、どのような点に注目すべきか、その具体的なチェックポイントを整理していきましょう。

この章では店頭やオンラインショップで目にする表記の裏側や、自分自身の手に馴染むサイズ感の考え方をご紹介します。知ることで、「よくわからないけど、なんとなく聞きづらい」「ダイヤモンドを選ぶときに、みんなはどうやって選んでいるの?」という疑問を解消して、納得いくジュエリー選びにつなげましょう。

4-1.ジュエリーには「合計カラット数」が記載されている

ダイヤモンドジュエリーを探していると、値札や説明欄に「1.0ct」という魅力的な数字が記載されている場面によく遭遇します。しかし、ここで確認しておきたいのが、その数字が指し示している対象です。

多くのジュエリーにおいて、記載されているカラット数は、その製品に使用されている「すべてのダイヤモンドの総重量」を合算した「合計カラット数(トータルカラット)」であることが一般的です。例えば、リングの腕の部分に小さなメレダイヤモンドが散りばめられているデザインや、複数の石を組み合わせて一つの形を作っているデザインの場合、それらすべての重さを足し合わせた数字が「1.0ct.」として表示されます。

なぜこの点に注意が必要なのかというと、同じ1カラットという記載であっても、石の構成によって市場価値や希少性が劇的に異なるからです。一粒で1カラットある石と、小さな石を多数集めて1カラットにしたものでは、宝石としてのランクは全く別物になります。

実物を見ることができないオンラインショップで購入する場合などは特に、商品名にある「1ct」という文字だけに目を奪われず、詳細説明を読み込むことが大切です。メインとなる石のカラット数と脇石のカラット数が別々に記載されているか、それとも合計のカラット数なのかを確認しましょう。

4-2.1粒1カラットの宝石か合計1カラットの宝石か

前の項で触れた「合計カラット数」について、さらに踏み込んでその違いを詳しく見ていきましょう。同じ「1カラットのダイヤモンドジュエリー」であっても、ある程度大きさのある一粒石のデザインと複数の小粒の石を並べたデザインでは、その魅力や選ぶ目的が大きく異なります。

まず、一粒で1カラットあるダイヤモンドは、圧倒的な資産価値と存在感が最大の特徴です。ダイヤモンドの大きな結晶は採掘される数も限られています。そのため、一粒のサイズが大きくなればなるほど、その希少価値は高いと判断されます。また、一粒で1カラットのジュエリーは、遠目から見てもはっきりと分かるほどの力強い輝きを放ちます。ダイヤモンドは耐久性も高いため、世代を超えて受け継ぐことのできるまさに「一生もの」のジュエリーです。

反対に、複数の小さなダイヤモンドを合計して1カラットにしているジュエリーは、一粒石にはない華やかさとデザインの自由度が持ち味です。例えば、小さなダイヤモンドを隙間なく敷き詰める「パヴェセッティング」と呼ばれるデザインは、石と石が光を反射し合い、面で光るような輝きを作り出します。びっしりとジュエリーの一面を埋め尽くすようなデザインは圧巻です。

また、合計1カラットというボリュームがありながら、一粒石の1カラットに比べると価格が抑えられるというメリットもあります。同じ予算でもより広範囲を装飾した華やかなデザインを選べるのがうれしいですね。

1粒1カラットのジュエリーと、合計1カラットのジュエリー。どちらが良い・悪いということではありません。大切なのは、あなたがそのジュエリーに何を求めているかです。一粒の大きな輝きを誇らしく身に纏いたいのか、それとも全体的なデザインのボリュームと輝きの広がりを楽しみたいのか。なんとなくで購入してしまう前に、自分の求めているものについてよく考えておくと、後悔のない買い物になるでしょう。

4-3.自分に合うダイヤモンドサイズの選び方

最後に、数値以上に大切なダイヤモンドのバランスについて考えてみましょう。ジュエリーは眺めるだけで幸せな気分にもなれますが、やっぱり身につけて楽しみたいですよね。そのため、石の大きさ(カラット数)を選ぶ際には、自分が身につけたときにどう見えるかを客観的に見極めることが重要になってきます。

ダイヤモンドのリングを指につけることを考えたとき、一般的に、手が小さく指が細い方の場合は、0.3カラットから0.5カラット程度のサイズでも十分に華やかに見え、上品で控えめな印象を与えます。逆に華奢な手に1カラットの大きなダイヤモンドを乗せると、石の存在感が強すぎて、少しアンバランスな印象になってしまうこともあるのです。もし手が華奢な方が1カラットのダイヤモンドを選びたい場合は、リングではなくネックレスにするのもいいかもしれません。大粒のダイヤモンドのネックレスは、胸元をぱっと明るくしてくれますよ。

逆に、手が大きめの方や、関節がしっかりしている方の場合は、小さなダイヤモンドだと手元のボリュームに負けてしまい、寂しい印象になってしまうことがあります。こうしたタイプの方こそ、1カラットという堂々としたサイズが非常によく映えます。大粒のダイヤモンドが手元の力強さと調和し、洗練された大人の女性の余裕を感じさせてくれるでしょう。

また、年齢による変化を考慮に入れるのも賢い選び方です。20代から30代の今は少し大きく感じる1カラットであっても、40代、50代と年齢を重ね、手元に深みや落ち着きが出てくると、若い頃には派手に見えた大粒の石が驚くほどしっくりと馴染むようになります。

一生寄り添っていくパートナーとして大粒のダイヤモンドを選ぶのも素敵ですね。

店頭で試着する際は、鏡越しに少し離れた位置から全体像を確認してみることをおすすめします。ジュエリーだけを凝視するのではなく、ファッションや髪型、全身のシルエットの中で、その1カラットの輝きがどのようにあなたの魅力を引き立てているか。全体のバランスをしっかりと確認してくださいね。

5.まとめ

今回はダイヤモンドの1カラットという基準が持つ、物理的な重さや視覚的なサイズ感、そして価格との深い関係性を詳しく見てきました。

自分にとって理想的な一品を見つけるためには、鑑定書に記されたカラット数という数字だけに捉われないことが大切です。その石が放つ輝きと4Cのバランスが自分の感性に響くか、今の自分、さらには数十年後の自分の手元に美しく馴染むかどうかを、じっくりと吟味しましょう。

控えめな小粒のダイヤモンドにするか、1カラット以上にこだわるのか。一粒石の堂々とした輝きを選ぶのか、それとも合計カラット数の華やかなデザインを選ぶのか。ダイヤモンドは人気の高い宝石ですから、選択肢はたくさんあります。その中から選ぶ作業は大変かもしれませんが、その時間も含めて自分にぴったりのジュエリーを選ぶことを楽しんでくださいね。

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